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2011.01.09
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カテゴリ: ゴジラ
ゴジラ対ガイガン.jpg


1972年・春に「東宝チャンピオンまつり」の一篇として
東宝が製作した「ゴジラ対ガイガン」は
第二次怪獣ブームの真っ只中であった為
ゴジラのヒーロー面を強調した作風となっています。

売れない漫画家・小高源吾(石川博)は
マネジャーの友江トモ子(ひし美ゆり子)の紹介で
建設中の世界子供ランドに採用される事になった。

早速出向いた源吾は事務局長の久保田(西沢利明)に
最上部にあるコントロールタワーへ案内されたが
機械を操作していたのは子供ランド会長の少年であった。

そんな中、オフィスの前で源吾は久保田に追われていた
一人の女が落とした奇妙な磁気テープを拾う。

その夜、源吾のアパートへテープを落とした女
志摩マチコ(梅田智子)とヒッピーである
高杉正作(高島稔)がテープを取り戻しに来た。

源吾は2人の話により子供ランドの職員は
地球征服を狙うM宇宙ハンター星雲人であり
更にマチコの兄・武士(村井国夫)が監禁されているのだ。

源吾の拾ったテープとは宇宙怪獣のガイガンと
キングギドラを呼び寄せる物であると知った。

テープを装てんするとその電子音に気付いた
怪獣島のゴジラとアンギラスたちの
脳波を刺激していたのだ。

次の日、源吾は久保田らの襲撃を受け
テープを奪い返えされてしまった。

そしてゴジラ塔へ乗り込んだ源吾とトモ子の前で
久保田と少年がM宇宙から来たインベーダーと知り
更にテープによる怪電波に乗せられ宇宙怪獣キングギドラ
一角一眼の未来怪獣ガイガンが金属音を上げながら
地球へ飛来し東京を襲撃、次々と破壊していった。

一方ゴジラは地球を救助する為にアンギラスを従え
東京へ向かい、2対2の凄絶な決闘がゴジラ塔で
繰り広げられるのだった。

この映画では制作予算大幅に削られているため
本編面では主要俳優に新人が使われ
特撮面では過去の作品から流用されており
怪獣島の仲間としてラドン、モスラ、カマキラス、
ゴロザウルス、クモンガ、ミニラがライブフィルムで
登場しているのです。

また音楽も伊福部昭の過去の東宝特撮作品の曲を流用し
更に2年前の大阪万博の三菱未来館で用いられた
「日本の自然と日本人の夢」からも流用されていました。

ゴジラ、キングギドラ、アンギラスのぬいぐるも
「怪獣総進撃」で作られたものを流用している事から
経済的に苦しい中、使い回しと工夫で切り抜けて
映画界を支えてきたのです。

またキングギドラの再登場には本興行前の
冬の東宝チャンピオンまつりでキングギドラが初登場する
「三大怪獣地球最大の決戦」の短縮再編集版が
上映されていた為、再びの登板となりました。

本作は第1作「ゴジラ」から一貫してゴジラを演じ続けてきた
中島春雄による最後のゴジラ作品でもある。
前年に東宝をリストラされ撮影所横のボウリング場勤務となり
怪獣役は引退していたが「中島以外にゴジラは演じられない」と
特殊技術の中野昭慶らから懇願され引き受けたそうである。


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Last updated  2011.01.09 18:54:01
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