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2011.02.20
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カテゴリ: 東宝特撮映画
狼の紋章.jpg


SF作家の平井和正による小説・ウルフガイシリーズを
1973年に東宝が映画化したのが「狼の紋章」で
監督は「戦争を知らない子供たち」の松本正志である。

博徳学園高校の英語教師である青鹿晶子(安芸晶子)は
ある夜、不思議な少年に出会った。

少年はチンピラに恐喝されながらも無抵抗でナイフで
腹を刺されてしまった。
青鹿は悲鳴をあげ気を失い、やがてパトカーが到着し
青鹿が気がついた時には少年の姿はなく
血のついたナイフだけがポツンと捨ててあった。

三日後、青鹿の学校にその少年が転校して来た。
彼の名は犬神明(志垣太郎)を
医務室に連れていった青鹿は彼のシャツを脱がしたが
あの夜の傷跡は少しも見当らなかった。

青鹿のクラスには暴力団・東明会の最高幹部を父に持つ
羽黒獰(松田優作)が引きいる不良グループがいる。

羽黒一派の幹部・黒田たちは早速、犬神に
凄絶なリンチを加えるが彼は無抵抗のままだった。

ある日、青鹿は犬神のマンションを尋ねた。
真っ暗な部屋の中には狼に変貌した犬神がいた。
だが、ビックリ玩具の狼マスクだと言われた青鹿は
そのマスクをはずそうと犬神ともみ合うが
彼の肉体が燃え立つのに気ずき慌てて部屋を出た。

帰り道の青鹿を二人組の暴漢が襲った。
その時、壮絶な咆哮とともに野獣が闇に躍り彼女を救った。
そして彼女は遠のく意識の中で犬神だったと知った。

数日後、青鹿にルポライターの神明(黒沢年男)が訪れ
犬神の事をしつこく問い正した。
実は犬神明の正体は満月が近づくと不死の力を発揮する
人狼一族だったのだ。

月は欠け新月の頃になると狼人間は超能力が薄れてしまう。
それに気付いた羽黒は青鹿を人質にして犬神を
東明会本部に誘き出した。

犬神が密室に監禁されている青鹿を救おうとした時、
日本刀を持った羽黒が二人の前に立ちはだかった!

狼の紋章1.jpg狼の紋章2.jpg

この映画は「太陽にほえろ」にジーパン刑事役として
活躍したばかりの松田優作を起用し、これが松田の
映画デビュー作にもなり、後の「野獣死すべし」
「蘇る金狼」のダーティな悪役の原点ともなる
悪を本作で演じました。

主演の志垣太郎は舞台「巨人の星」で主役デビューし
「おれは男だ!」で主役である森田健作のライバル役を
演じたことから一気に若い女性から注目され
その凛々しくも甘い顔立ちから一躍アイドル人気となり
東海テレビ制作の「あかんたれ」での演技が認められた事で
広く知られた存在となりました。

また青鹿晶子を演じた安芸晶子とは「ミラーマン」に
出演していた市地洋子の事であり、スカウトされ
女優となり映画「ミヨちゃんのためなら 全員集合!!」で
デビューを果たし、テレビでは「ポーラテレビ小説」
「寺内貫太郎一家」「同棲時代」で人気女優となりました。


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Last updated  2011.02.20 23:54:50
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