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2012.06.08
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凶弾.jpg


1970年5月12日、瀬戸内海で発生した
日本事件史に残る「瀬戸内シージャック事件」

その事件背景と若者たちの青春群像劇を描いたのが
1982年に公開された富士映画作品
「凶弾」である。

荒木英夫(石原良純)沼田昭彦(古尾谷雅人)
内山正一(山田辰夫)の三人は少年院出身の仲間であり
北アルプスで英夫の父が残した猟銃を撃っていた。

車で帰路に着く三人は降りはじめた雨の中を歩く女
水谷宏美(高樹澪)を乗せた。

フルスピードで走る車の前にパトカーが入り
運転していた正一が飲酒運転していた為
スピード違反で引きずり出された。

少年院出と分かると警官の態度は手荒くなり
昭彦は猟銃を見つけた警官が拳銃を抜こうとしたので
とっさに銃床で殴りつけてしまう。

英一と昭彦は宏美を乗せたまま車をスタートさせ
暫く走ると事件に巻き込まない様にと
宏美を近くの駅に降ろした。

一方、逮捕された正一は固く口を噤んでおり
宮下捜査官(勝部演之)は英夫は五歳で
両親を交通事故で失い、姉を捨てた男を殴り殺して
少年院に送られたが澄んだ目をした
いい奴だと同情的な考えだった。

その頃、英夫と昭彦は保護司・森下(神山繁)の
寺に辿り付き、一緒に警察に行ってもらう事を頼んだ。

そこへ、刑事たちがやって来たので
英夫は森下に裏切られたと誤解
二人は猟銃を発砲して逃げ出した。

不信感に包まれた二人は銀行強盗を企てるが失敗、
昭彦は車にハネられてしまう。

英夫は銃砲店で銃を奪うと
港へ向いフェリーを乗取った!

この映画は叔父の石原裕次郎が社長を務めていた
石原プロモーションに入社して芸能界入り
石原裕次郎の甥である石原良純のデビュー作として宣伝され
同年度の日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞した。

石原軍団の若手俳優として「西部警察」
「太陽にほえろ!」にもレギュラー出演する。

しかし本作は客の不入りにより
公開からわずか二週間で上映が打ち切られた事が
当時マスコミで話題となりました。


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Last updated  2012.06.08 21:44:56
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