懐かしのこども番組おかあさんといっしょクロニクル

1959年10月5日に始まり、ＮＨＫの看板番組である
「おかあさんといっしょ」は現在に至る
長寿テレビ番組である。

当初は婦人向けの実用番組で、
毎週月曜日の20分間生放送だった。

1966年3月より同局の幼児番組「うたのえほん」が
同番組の歌および体操のコーナーとして併合されたが
1976年に同コーナーが終了した事に伴い
同年4月に放送内容を改変。

その後、朝の本放送はNHK総合テレビで
月～土曜日の朝9:30から25分枠で放送され
夕方の再放送は教育テレビで放送されていました。

その構成は着ぐるみ人形劇、歌のコーナー
子供たちと一緒に行うダンスのコーナー
体操のコーナーなどがある。

歌のコーナーで「おかあさんといっしょ」から
生まれた有名な歌として「アイアイ」
「てをつなごう」「サッちゃん」などがある。

着ぐるみ人形劇では「ブーフーウー」
「ダットくん」「にこにこぷん」があり

中でも「ブーフーウー」はテレビ史に残る名作で
三匹の子ぶたの後日談という設定で
メキシコ風の舞台設定に長兄でブーブーと
愚痴をこぼす「ぶつぶつ屋」のブー（声：大山のぶ代）
次兄で直ぐ疲れてフーフー言う
「くたびれ屋」のフー（声：三輪勝恵）
一番下でウーウーと頑張るしっかり者のウー
（声：黒柳徹子）という3匹の子ぶたと
彼らを食べようとするオオカミ（声：永山一夫）の
絡むコメディ風の物語である。

このオオカミのスーツアクターが後の大物俳優で
若かりし日の高橋悦史が務めていた。

そして体操のコーナーでは「元気に一、二」
「ジャンポンポン」「ぞうさんのあくび」など
歌に合わせて体操を繰広げ、
初代体操のお兄さんは砂川啓介であり
砂川は番組共演が縁で大山のぶ代と結婚した。

その後、瀬戸口清文、向井忠義、佐藤弘道など
体育会系の体操のお兄さんが登場している。

50年以上続いている「おかあさんといっしょ」

番組スタート時に見ていた子供は大人となり
今では孫と一緒に見る番組として
永遠に語り継がれていくのです。

この「おかあさんといっしょ」の歴史は
ＮＨＫより発売されているＤＶＤ「懐かしのこども番組
おかあさんといっしょクロニクル」で
見る事が出来る。