バルーンボンバー | メタボの気まぐれ

1980年、タイトーがスペースインベーダーの発想を
アレンジしたシューティングゲームを開発した。
それが「バルーンボンバー」である。

2方向レバーで左右に動かして、ボタンで大砲を撃ち
風船爆弾を全滅させるのが目的。

爆弾が風船に吊られた状態で常に左右に揺れ
風船を撃つと50点入り爆弾が投下されるが、
投下前に爆弾を撃つと風船も割れて100点。

先に風船を撃ち、続いて落ちてくる爆弾を撃つと
高得点が得られる。

風船を撃たなくても爆弾が自動的に投下してくる事があり、
この時も打ち落とすと得点になる。

爆弾が地面に着弾すると着弾した地点に穴が開き、
そこから奥には列車砲が移動できなくなり、
ミスするまで地面が修復されない。

このため爆弾を地面に落とさないように風船爆弾を処理しないと
移動範囲が狭まり、いずれは列車砲が
移動できない状態にまで陥ってしまう。

風船は全部で6つだが、画面には4つ分しか登場しておらず、
画面に入っていない風船2つ分のスペースに行くと、
風船爆弾は見えなくなる。

これは他のゲームではあまり見られない、
このゲーム固有の珍しい構成と言える。

のんびりとしたBGMだが、風船が3つに半減すると
曲がテンポアップして緊張感が漂う。

面クリアる度に風船爆弾が二段下がっていき、
最後には列車砲の手前にいる状況になる。