淨至庵にて

2017.07.30
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カテゴリ: 和歌・短歌


炎天に赤き花あり生け垣の夾竹桃の毒ぞ知るらん  浄至
炎天下、夾竹桃が元気なようで、綺麗な花を咲かしています。
国道付近や堤防沿いなど、それに公園にも。
これを見かけるたびに、危険注意の文字が頭によぎる。
夾竹桃は毒の花で、その致死量は青酸カリに匹敵する強力なもの。
花にも、葉にも茎にも、そして根にも、周りの土にさえ毒性があるとか。
花言葉は【危険】【油断大敵】【危険な愛】など注意奮起の言葉ばかり。
最近見た推理ドラマで、殺人犯人の使ったのがこの夾竹桃の葉と茎を蒸し焼きした煙りだった。
怖いのはこの花の全て、どこを煮ても焼いても、出した汁も煙りも猛毒であることだ。
それを知っているのかどうか知らないが、生け垣に観賞用に街路樹等、至る所に見かける。
外国では厳しく植樹を制限している国もあるほどだ。
日本では、ヒアリで騒いでいるようだが、夾竹桃は野放しのようだ。
被害者が出てからは遅いのだが、とくに幼児が集まる場所は注意。
葉や茎を嘗めても、噛んでも危険である。





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Last updated  2017.07.30 16:05:13
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