淨至庵にて

2019.03.03
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カテゴリ: 和歌・短歌


雛の日の花はちがえどまんさくの
       心は桃の花園にたち  淨至

今日は桃の節句 と言ってもなにかお祝いをするわけでもないが
遠い昔に 近所の女の子のから おすそ分けに雛アラレをもらって食べた記憶があるだけ
あまり美味いとも思えないが まあおやつ代わりにはなった
最近の雛アラレはどんな味であろうか 子供のいない我が家では 縁のない行事である
公園を訪れてみると 早春の花である満作に気が付いた
どうやら志那満作であろうか ひな祭りの日であるから桃の花を期待していたが
ここ山陰では 桃の花が咲くのは 早くても彼岸の頃である 暖冬といえどまだのはずだ 
店頭で見かける桃の花は どっかの暖かい地域から入ったものであろう
旧暦の三月三日のひな祭りは  今年は新暦の四月七日である
やはり俳句も古来より続く行事も旧暦にはめると季節感がよくあう
せっかくだから 気分だけでも桃園に立っていることにして 一首詠んだのだが
旧暦のひな祭りの日には【流し雛】の行事が行われる鳥取市用瀬町は有名である





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Last updated  2019.03.03 23:10:46
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