淨至庵にて

2022.12.01
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カテゴリ: 俳句
じゅうにがつ らぼくのしたに てんかかな
十二月の初日は、朝から風雨強く気温も低くさすがに冬らしくなってきた。
家から外に出ることちょっと億劫気味。そこで暇に任せてもう今日はもう一句投稿することにした。
数日前の小春日和の日に撮影していた、ツワブキの花である。
いつも木の下で影になり目立ないので、だれも気が付いてくれなかったのではと思う。
木の葉が落ちてやっと日の目をみたようで喜んでいることだろう。
でも盛は過ぎて花びらも欠けているものもある。これでは投稿には使えないと没にしていたが、この際せっかくだから使うことにした。この花を見つけた時の様子を俳句に詠んでみた。
まさにもうすぐ散ってしまうのだが、それでも僅かな間だが天下を取ったかのような心地だろう。
まるで明智光秀の三日天下のような。

十二月と裸木で重季になっているが、上句に十二月、中句に裸木を持ってきた。この場合は十二月が強いと思われる。従って十二月を季語とすると判断した。





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Last updated  2022.12.01 15:57:58
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