淨至庵にて

2024.04.15
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カテゴリ: 俳句


花だ花だと浮かれていたが、終わると桜の回りはやっと本来の静けさに戻っていた。
それに代わり、別の花が咲き出した。これからが百科繚乱の一番華やかな頃となるが。
季語の山笑うが最適な景観であろう。公園にも色とりどりの花が咲き始めた。
特に黄色の花が目立っていたので、近づいて見れば山吹であった。
山吹色とはこの色だ、これ晩春の花である。
そうかこの花が咲き出したという事は初夏はもうすぐだな、季節の移ろいとは早いものだと一人納得する。すぐ近くにはシャガの花が咲き出していたが、夏の季語であるので立夏が来て詠んでみよう。
人は花が咲いたと聞くとなぜかこぞって見に来る。愛でるのもいいが花にとっては迷惑だと思うが。
それでこの句を詠んでみた。






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Last updated  2024.04.15 21:42:27
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