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2014年11月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
★☆★☆好評につき第二回開催決定!!

日経CNBC、stockvoice、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で2度目の自主開催セミナーを開催されます!!

各経済データを元に、今回の追加緩和も見事に指摘した氏の解説は必聴です!!


馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※11月にアメリカ出張で取材する米国経済・投資家動向のホットな最新情報をわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :11月29日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/221962/


地方でこういうセミナーは貴重です!
ご興味のある方、ワンランク上の自分になりたい方は是非お誘い合わせの上お越しください!!

当然私も参加します!!(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本日は10月の成績発表です。10月は中頃までみるみる下がっていきましたが、後半みるみる上がって見事なV字回復を見せた月でした。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


買い銘柄

みずほFG(8411)
194.1円→200円(19営業日保有 上昇率3.0%)

一時昨年2月以来の安値水準まで下げていきましたが、その後は地合に合わせて急回復。特に金曜の追加緩和を受けてまた金融株が買われ、出来高を伴って上げました。これは決算云々関係無しに来月からは強い動きを見せてくれそうです。


三井海洋開発(6269)
2745円→2622円(19営業日保有 下落率4.5%)

今月もドル高が続いたことで全般的に原油価格が下落基調。決算は7日の予定ですが、既に出た親会社 三井造船(7003) の船舶海洋部門が好調だったことで、同社の好決算も裏付けている格好です。出遅れ感は強いですが原油価格も70ドル台からの耐性は強く、また同社の得意なブラジルも大統領は現職が再選。その後なんだかんだでボベスパ指数も上がっているので、不安感は徐々に消えていくところにあると思います。


日本製紙(3863)
1565円→1626円(19営業日保有 上昇率3.9%)

6月に 大王製紙(3880) が公募を発表して以来、紙パセクターのとばっちり売りが続いていましたが、その大王製紙もようやく今月に底打ち感。背景にあるのは「紙おむつが訪日外国人に売れて好業績」報道でした。更に創業家外しの動きも出てきて、ようやくお家騒動の大混乱も最終局面。

というわけで、円安デメリット株代表株の紙パセクターですが、意外な訪日外国人関連という切り口も出てきましたし、また配当・優待利回りが高いですから、ここからNISA買いも期待できます。方針としては戻り待ち売りスタンスですが、高値からの半値押し水準である1800円辺りまでは引っ張っても差し支えないでしょう。


KNT-CTHD(9726)
173円→166円(19営業日保有 下落率4.0%)

今月もエボラ騒動があって、引き続き旅行関連株には受難な月でした。ただ足元円安が進捗していることや、エボラが入り込んでいないラストリゾートでもある日本への旅行引き合いが増加して、訪日外国人はむしろ増加基調持続。チャート的にも16日の大陰線で売り一巡感が出ており、ここからでしょう。


WOWOW(4839)
4435円→4755円(19営業日保有 上昇率7.2%)

出てきた決算は錦織効果で上方修正。解約も懸念より抑えられており、副業のテレマーケティング事業も順調で過去最高益更新見込み。一時期地合の悪さから株価下ブレ懸念が出ましたが、そこから見事に切り返してきました。結果終値ベースでは上場年以来の高値に。

足元では同業の スカパーJSATHD(9412) も終値ベースでの上場来高値を更新してきており、金曜の追加緩和前までは非常に注目度が高かったのですが、追加緩和で埋もれてしまいました。まあともあれ同社も過去最高益更新見込みなら、分割考慮での過去最高値9300円を更新してきてもバチは当たりません。また来週出てくるであろう月次動向で点火してくれそうです。


セブン銀行(8410)
435円→460円(19営業日保有 上昇率5.7%)

こちらは追加緩和を受けて金融株、特に地銀株が年初来高値を更新してくるのに歩調を合わせて上場来高値更新。正直銀行株という位置付けで買われるのは違和感があるのですが、外国人投資家などにしてみれば「よくわからんけど名前に銀行が付いているし」ということなのでしょうね。ともあれ同社のATMを用いたビジネスモデルは他に類を見ず、セブンイレブンの拡大と共に成長が続く限りは株価も上がっていくのでしょうね。

そのセブンイレブンの拡大という点については「既にコンビニなんて飽和状態じゃないか」という声もありますが、意外に人口に対する店舗の比率や、規模の拡大によってできるシェアの優位性などを勘案すると、まだ出店余地は大きいとも言えます。
http://grading.jpn.org/DivSRH610504.html


酉島製作所(6363)
881円→837円(19営業日保有 下落率5.0%)

自社株終了直後にエントリーしたことが災いして下落が続いていますが、800円を下値にダブルボトム形成中。ようやくコツンコツンときた感じになっています。決算は中間期時点ではまだ悪いでしょうけれど、株価は十分それを織り込んでいますし、何と言っても水処理関連株は長期的に強いと思うので、ここから再注目。配当利回りも高いですからNISA向き。


船井電機(6839)
1083円→984円(19営業日保有 下落率9.1%)

月末にかけて一段安となって1000円割れ。 パナソニック(6752) の北米テレビ事業買収報道で反騰したことが余計なしこりを作ってしまった格好です。ただ同社主戦場のアメリカは景気回復感が出ていますし、株価も節目で一服感。為替も一層円安に進捗していることで、月曜に出る決算が反転上昇のきっかけになれば、売り一巡感から戻りが早そうです。


ファーストリテイリング(9983)
10/20より 37520円→40365円(9営業日保有 上昇率7.6%)

裁定買い残の積み上げを期待してエントリー。ただその後はむしろ裁定買い残が大幅に減少し、売られる動きに。ただそこから切り返しの動きを見せて金曜は追加緩和から大幅高。売り長銘柄ですから、買い戻しに流れが向かい始めたらもう止められないでしょう。裁定買い残が4兆円を超えるまでは強気に見ていって良いと思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.07(%/営業日) という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 10/3終値 15708円→16413円(19営業日 上昇率4.5%)0.23(%/営業日) 
TOPIX  10/3終値 1282  →1333 (19営業日 上昇率4.0%)0.21(%/営業日)

金曜の急騰で一気に負けちゃいました。まあ11月で巻き返せるでしょう。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数499.2ポイント
500ポイント回復ならず。まあさすがに年末にかけて一気に取り返せそうですから、ここからが本当の勝負です。


さて11月の相場展望ですが、以前も書いたように緩和が実現したので投資判断は「強気の買い」に引き上げます。

それにしても金曜の上げは凄まじかったですね。前回「29日の正副総裁の国会発言はサプライズを演出するための冷や水か」と書きましたが、本当にそんな感じになりました。

個人的には今回の緩和は正解だと思います。テレビの論調では「緩和でまた円安になって国民の生活が・・・」とか言っていますが、じゃ円高の時は国民の生活が良かったのか、と。そりゃどっちにも利害関係者が居る以上、どっちかが出ればどっちかが引っ込むだけです。

「一回目の緩和でも資金が市場になかなか回らないのに、額を増やしてどれだけ意味があるのか」という意見はごもっともですが、日本という国がデフレ退治に本気になっている、そして株高を指向している、というメッセージを全世界に発信できただけでも十分意味はあります。というより資金供給量が年間わずか10兆円増やすだけですから、正直日銀もこのメッセージ効果以外は何も期待していないでしょう。

「緩和で資金をじゃぶじゃぶに溢れさせ、その副作用はどうするんだ」という意見もありますが、そう言う人の頭の中は江戸時代で止まっているのかも知れません。すなわち鎖国をしているならともかく、海外が緩和している以上、海外マネーが自由に日本に入ってきますから、むしろ日本が自国でイニシアチブをとれるような政策を採らざるを得ないのです。それがEUとは違って独立している国の金融政策の強みです。

そういう意味で私は緩和に賛成です。緩和をせずに延々と続くデフレは、経済的に緩やかに死に近づくことを意味します。それで満足ならそれも良いかも知れませんけれど、私はやはり今日より明日の方が良い日だと思って毎日生きていますから、将来に希望が持てない状態は嫌ですね。

それで今回のタイミングは絶妙だったと思います。まずアメリカがQE3を終えたこと、そして日本も今月金融政策決定会合が2回あり、今回は特に展望レポートを出すタイミングだったことで、説明と行動に整合性をつけられます。

株式市場的にも丁度10月の急落で売りが枯れていたこと、特に先週の投資主体別売買動向では外国人がまだ先物を売り越していたので、GPIFと合わせた未明の真珠湾攻撃はさぞ効果的だったでしょう。財務官時代の黒田さんは過去最多の為替介入を行った人物ですから、どのタイミングで仕掛ければ最も効果的かということを熟知しています。正に官兵衛ばりのやり口です。

と言うわけで、10月は最終日を除いて空売り比率が30%を越え、特に過去最高を更新した日もあったので、売り方は買い戻すしかありません。パニック売りはよく見ますが、パニック買いというのは私の人生で初めて見たかも知れないですね。

今年に私がほざき続けていたことを覚えている方が一人でもおられたら嬉しいですが、これで超長期の上値抵抗線(96年の阪神大震災の復興需要を睨んだ高値、2000年のITバブルの高値、07年の小泉劇場の高値を結んで今に続く線)をようやく明確に上抜ける条件が出揃いました。実質的には足元で既に抜く動きは出ていましたが、これで名実共にハッキリ上抜けられます。

ですから、私はチャートでも需給でも、これでまず日経平均2万円を目指せるスタート地点に立ったものと思います。一方消費税10%はほぼ確定的ですが、だからこそ皆株を買って生活自衛しないといけないでしょう。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。





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Last updated  2014年11月01日 12時04分21秒
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