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2020年05月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html


私の対番Bさんは非常に優しい人だったので「気にするな、次に失敗しなければそれで良い」と笑顔で許してくれました。その時期、2学年はカッター訓練があり、体力的にもかなりしんどい時期でもあります。その中で1学年と一緒にシバかれるのですから、かなり辛い時期。こういう逆境時に余裕が出せるかどうかで、その人の器量が測れるというものです。

なお、この「シバかれ」るというのは、少なくとも我々の期辺りから幸いにして暴力は禁止でした。まあ禁止といっても現実的には蹴られたり、肩の辺りを殴られたりくらいはします。ただ顔面に鉄拳制裁ということはありませんでした。基本的には思い切り顔を寄せられ大声で怒鳴られるのがパターンです。パワハラの究極的なものですね。(※わかりませんが今は時流的にもう少しマイルドでしょう)

「なんだ、別に口で言われるだけなら気にしなければ良いじゃないか」という鋼の神経(あるいは鈍感力)を持った人は確かに良いかも知れません。実際そういう強者も居ます。ただそれ以外のペナルティー(今回のような呼び出し)も科せられ、時間を大きく奪われることになるのがまず痛いです。

そして自衛隊の集団生活の基本は「連帯責任」がつきまといます。あまりにも自分が「出来ていない」と、対番だけではなく間接的に同期にも迷惑をかけ、結果として自分の立場が苦しくなります。これが私は本当に辛かったです。

もう一つ「腕立て」などの肉体的な指導はあります。ただしコレに関しては上級生も一緒にやらないといけない決まりがあります。つまり上級生は下級生に腕立てをさせる際には、必ず自分も傍で同じ数だけやらないといけません。そういう意味ではすごく公平ですし、上級生は大変です。「シバいた」人数分だけ自分の負担が増えるわけですから。

一応上級生はこれまでの経験上、やはり体力があるので一学年よりは全然簡単に腕立てをします。当たり前ですが、自分で「腕立て」を仕掛けてきて、自分がへばるわけにもいきません。目の前ですからズルもできません。そういう意味では「腕立て」の指導を上級生がチョイスする絶対数は少なくなるのですが・・・。

なお、その後私が上級生になった立場から言えば、指導する側もしんどいんですよね。手本でもありつづけないといけませんし、怒るのもエネルギー要りますから。正直、私は上級生になった時にはほとんどやりませんでしたが、それは下級生に対して無関心なだけで、本当は良くありません。実際、筋が通っていて怖い上級生の方が、下級生からの人望も厚いです。(つづく)





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Last updated  2020年05月26日 09時46分31秒
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