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カテゴリ: 10 本の解説

株の初心者に最適! 入門セミナーを定期的に開催! 株の学校アクションラーニング

昨日は、今日はファミレス業界について書くと書きましたが、脱線します。

昨日、さわかみ投信の代表「澤上篤人」氏が書いた
「優雅な長期投資」 (実業之日本社)を読みました。

年金の問題点や終身雇用・年功序列の破綻、また、日本の成熟経済という大きな視点から、
株式投資による資産運用を勧めている本です。

そこで書いてあったことは、ざっくり言うと、

日本の年金の仕組みは信頼できない(誰もが不安を抱いている)
昔と違って、企業は労働者を守ってくれない(終身雇用・年功序列の破綻)

そのために

自分の財産は自分で築き、運用する必要があり
自分で働くだけでなく、お金にも有効に働いてもらう必要がある
その手段としては、今は株式投資が有効だ

なぜならば

現在の低金利時代では、預金は、利子所得を他の銀行や企業に奪われて黙っているのに等しい
債券を保有していても金利が上昇すれば債券の価格は低下してしまう
一部の企業は設備投資の適正化及びコスト削減による経営の合理化により、収益を回復してきている。
今後年金不信や仕事での給与に対する不安から、個人投資家による投資が必ず増加する(今後数年から十数年の間に)。

したがって、

経営の合理化を徹底し、収益を回復している(回復しかけている)特定の企業に今のうちに投資すべき
しかも、それは、株価が安くなっている(誰も見向きもしていない状況の)株を買うべき
そして、株価が上昇するまで気長に待つべき
さらに、株価が加熱気味になってきたら、売って、他の優良な株式に投資すべき
そうすることによって、自分の資産を自分で築き・運用し・守ることができる

という内容のものでした。
個人的には、年金は日本を支えてきてくれた(くれている)高齢者の方の助けになれば、
と思って厚生年金を払っているし、
すでに自分の資産を形成するために株式投資を行っているので、
この本を読んで特に何かが変わったというわけではありませんが、
株式投資をする上で基本的な考え方とか、心構えだとか、大切なことが書かれていると思いました。

通常の株式投資に関する本は、
PERが何倍になったら売りとか買いとか、
この線がこの線を上回ったら売りとか買いとか、
そういったことが書かれている本が多いと思いますが、
この本はもっと大きな視点で、日本の経済の状況(過去から現在・未来まで)や
日本の政府の政策的な観点、個人消費者の心情に注目し、株式投資による運用を勧めている本です。

なので、この本だけ読んでも具体的に株式投資をできるようにはならないと思いますが、
株式投資をする上での基本的な心構えが身につくのではないでしょうか。

完全な脱線でしたが、今日はこの辺で。





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Last updated  May 3, 2010 02:24:13 PM
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