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昨日、栃木県戦場ヶ原に出かけたリポートをさせてもらいました。過去、観察した個体を含めて羽色のいろいろを復習してみました。一枚目、二枚目は雄成鳥個体です。胸のオレンジ色は腹にかけて段々淡くなる個体が多いように思いますが、写真のようにワンポイントの個体やあまり目立たないものも見かけます。(一枚目は2017年7月、二枚目は2015年7月に撮影)三枚目は雌夏羽です。頭上から背は黒褐色の粗い縦斑が目立ち、喉は白く胸以下が淡いオレンジ色です。大雨覆の白斑は小さいものが多いように思います。(2018年6月撮影)四枚目は一見すると雌夏羽りように見えますが、大雨覆に白斑があり頭上から背にかけて縦斑はなかったので雄の若鳥ではと思います。(2015年7月撮影)五枚目、六枚目は昨日撮影の個体です。五枚目は上面の黒色部が成鳥に比べて濃くないことから雄の第一回夏羽と思われます。六枚目は、上面が黒褐色で淡褐色の斑があり、口角が淡色であり幼羽と思われます。
2021.07.17
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21日に埼玉県内の公園でヒレンジャクと出会えました。この時、観察できたのは初列風切の各羽の先端が外弁のみ白色の個体でした。雄では初列風切の各羽の先端が白く白色部に赤い蝋状の付属物がありますので、それとははっきり違いがありました。蝋状の付属物がどうしてあるかり意味は、まだわかりませんが、出会ったときの参考として情報を提供します。(撮影)2020年2月19日撮影、2021年2月21日撮影
2021.02.25
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国内に生息しているホオジロ類は、体が褐色で背や脇に縦筋があり、頭部に黒い縞模様があることにくわえて外側尾羽が白い点が共通しています。冬に越冬するホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ、クロジ、オオジュリンの姿を比較し、復習してみました。参考になれば、幸いです。ホオジロの腰は、一様に赤褐色をして外側尾羽が白いです。ホオアカは高い木に止まらず、葦原に止まっていることが多い印象です。カシラダカは、腰が赤褐色ですが、ホオジロほど赤さがない印象です。アオジは、背から上面にかけて褐色ベースにクリーム色と黒色の縦すじが印象的。クロジは、全身黒灰色で、背に黒い縦すじがあります。なお、クロジの雌は撮影した画像がありませんが、尾の両側の白色はありません。(写真)ホオジロ2020年4月柏市手賀沼沿岸、ホオアカ2019年3月柏市手賀沼沿岸、カシラダカ2018年2月流山市西深井、アオジ2016年1月野田市座王、クロジ2011年1月柏市手賀沼沿岸、オオジュリン2018年1月我孫子市手賀沼沿岸で撮影。
2021.01.28
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27日に栄町房総風土記の丘でエゾビタキと出会いました。似たような環境に立ち寄るヒタキと比較し、復習してみました。一枚目は9月27日に風土記の丘で出会ったエゾビタキです。胸には縦斑が目立ち、上面は灰色の強い褐色です。また、三列風切の淡色の羽縁が目立ちます。二枚目は2019年9月野田市内の公園で出会ったコサメビタキです。白いアイリング、上面は濃い灰色、目先は白いです。三枚目は、2010年に栃木県で出会ったサメビタキです。白いアイリング、嘴基部が明るい淡色、喉が白く、胸には縦斑はありません。次のお休みには、コサメビタキやサメビタキに出会えるといいのですが。
2020.10.01
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1日から2日に長野県戸隠に出かけ、ホオジロ科のホオジロ、ノジコ、アオジ、クロジの鳴き声、姿と見る機会に恵まれました。そのうち、ノジコ、アオジ、クロジの復習をしていました。画像とともに特徴を整理したものを報告します。一枚目、二枚目はノジコです。眉斑と頬を囲む部分がほんのりと黄色で、目先は黒く、目の上下に白い部分があります。鳴き声は、私流には信州そば、とろろ入と聞きなしをしています。アオジの鳴き声が似ていますが、とろろという感じで転がすような声が入るのが特徴です。三枚目から五枚目はアオジです。頭と顔はグレーがかった黄緑色で、体下面は黄色で胸と胸側に褐色の不明瞭な縦斑があります。ノジコよりも体は大きく感じます。鳴き声はホオジロに比較すると、ゆっくりとしたテンポで澄んだ鳴き声です。ノジコと比べると、雄は顔が黒く見えます。また、雌で眉斑がありますが、ノジコにはないので姿を見つけたときに確認したいポイントと思っています。六枚目はクロジです。雄の体下面や翼に褐色があります。鳴き声は、鳴き始めがホィーと声量のある声です。(写真)アップした順で撮影日を記載ノジコ:2020年7月2日戸隠、アオジ:2020年7月2日戸隠、2019年2月埼玉県、2020年2月埼玉県、2018年2月柏市、2012年11月3日柏市で撮影クロジ:2011年1月22日柏市で撮影
2020.07.06
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複数の鳥友から戸隠の夏鳥探鳥記を見て、出かけてみたいがツキノワグマと遭遇したのはどのあたりかと質問を受けました。観察路の紹介とツキノワグマと遭遇したポイントなどを整理し紹介します。現地を訪ねたいと思っている方の参考になれば幸いです。(コースについて)長野駅7番バスのりばからループ橋経由戸隠行きのバスを利用し、奥社入口で下車してください。バス停近くにトイレ施設があります。参道をすすみ鳥居前を左に折れると2分で森林植物園の散策路入口です。モミの木園地方向に入ると、アオジ、クロジ、ノジコの姿や鳴き声を堪能できます。ただし、この方面の散策路は水芭蕉のこみちは、倒壊したため利用できません。シラカバ平から小鳥のこみちを利用経由しすすむと随神門横から入る杉並木に入れます。ただし、この路もモミの木園地方向に入る散策路が倒壊し利用できません。利用できるのは、天命稲荷にむけて進み、高台園地・カラマツ園地方向の散策路のみです。しかし、この散策路は、泥濘んでいる箇所が複数あるのでスリップしやすいです。(ツキノワグマと遭遇したポイント)昨年ツキノワグマと遭遇したのは高台園地下にある細い川沿いでした。おそらく、大好物の水芭蕉の実を食べていたものと思います。今年、遭遇したのは、高台園地からみどりが池にすすみ、八十二森のまなびやまで500メートルくらいにある笹ヤブでした。(このほか、遭遇した動物)今年は、ツキノワグマにくわえて、カモシカとも遭遇しました。場所は、シラカバ平近くの笹ヤブでした。ジャンプし水たまりにジュブと落ちたところも見かけました。雌雄は不明でした。(ツキノワグマの生態について)昨年、長野在住の鳥友に教えてもらった内容を紹介します。・基本的には昼行性で,黎明薄暮に活動が活発になること・春~夏期に比べて秋期の方が一日の活動時間が長くなる傾向があること・餌は、水芭蕉の実が大好物でヤマザクラの種子も大好物。・遭遇した際には背を見せて逃亡するとクマの追いかける習性から襲撃される可能性が高くなるので、その動きが読めるまで静止しているか、後ずさりするほうがベター。
2020.07.05
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今シーズンは、夏鳥に会いにいく時期に新型コロナウィルス感染拡大で通えず、ミソサザイのにぎやかな鳴き声を聞くことがないまま梅雨から夏になろうとしています。ミソサザイと過去出会った際の撮影画像を復習し、次のシーズンに備えたいと思いました。一枚目の写真は、長野県八千穂高原で出会った個体です。個体の雨覆と背の部分には、藍色の羽が一部ありました。二枚目と三枚目は、奥日光で出会った個体、四枚目は長野県戸隠で出会った個体です。いずれも、初列風切外側に白斑があり成鳥個体です。一枚目の個体と比べると、雨覆と背の部分に藍色は見られません。若鳥が成鳥に換羽しているものではと思いました。(撮影)1枚目:2010年6月5日長野県八千穂高原で撮影2枚目:2015年5月23日栃木県奥日光で撮影3枚目:2010年5月15日栃木県奥日光で撮影4枚目:2019年7月9日長野県戸隠で撮影
2020.06.25
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昨日、渡良瀬遊水池周辺にでかけ、フクロウ、アオバズク、トラフズクを観察したことをリポートしました。このうち、トラフズクのうさぎのような長い羽角がぴんと立っている時と羽角がないように見える時の表情の変化を復習していました。羽角には聴覚機能はないものの、トラフズクの気持ちがよくわかるのでいつも着目しています。一枚目の写真は昨年5月に同地で観察したものです。羽角がぴんとたっていて警戒している表情です。トラちゃん、ゴメンね。これに対して、二枚目、三枚目の写真では立っておらず平たくなっています。いずれもとてもリラックスしている状態です。また、四枚目から六枚目の写真の個体では、羽角が横になっている状態です。
2020.06.01
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今月3日に茨城県稲敷市でコジュリンと出会いました。その個体は、白い眉斑のある個体でした。冬羽や雌では白色の眉斑がある個体がいると1970年代に浮島で日本野鳥の会全国大会が開かれた折、識別の師と仰いでいた高野伸二さんから教えていただいたのを思い出しました。たぶん、冬羽から繁殖羽に移行する途中の個体と思われます。参考にアップした画像は、前年7月同地で撮影したコジュリンです。こちらは、首から上がすっぽり黒い個体でした。(写真)2020年5月3日、2019年7月3日、7月28日撮影
2020.05.07
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朝は朝から雨降りでフィールドに出かけられないので、昨日、手賀沼沿岸で複数のノスリを見かけたので、過去のフィールドで見かけたノスリの羽色を復習してみました。一枚目は昨日手賀沼沿岸の水田エリアで見かけたノスリです。上面は褐色ベースですが淡い、目は暗色、喉が黒褐色、脛に横班がない、前頸から胸にかけて白く褐色味がある、お腹に褐色の腹巻きがあるなどの特徴から成鳥雌と思われます。二枚目・三枚目の写真は流山市で2014年11月に出会った個体で上面は黒く、虹彩は暗色、嘴は黒色などの点から成鳥雄と思われます。昨日のノスリと比較すると上面の色に違いがあることがわかってもらえると思います。四枚目と五枚目は2017年12月、2018年10月に流山市で撮影した個体です。この二枚は目の色に着目してアップしました。四枚目は黄色ですが、五枚目は暗色。前者は幼鳥、後者は成鳥の特徴です。六枚目は、2019年3月に手賀沼沿岸の水田エリアで撮影した個体です。目の色は黄色でお腹の褐色の腹巻きはないので若鳥と思われます。このように見ていくと、ノスリの羽色は実にさまざまです。丁寧に観察しなくてはとあらためて思っています。
2020.03.08
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手賀沼沿岸では、コチョウゲンボウとチョウケゲンボウと出会うことができます。昨日出会えたコチョウゲンボウとチョウゲンボウの復習をしてみました。一枚目と二枚目の写真は、昨日撮影したコチョウゲンボウです。眉斑が白く、体下面はレンガ色の縦班があります。また、目の下にひげ状の斑もあります。三枚目の写真も同地で撮影したコチョウゲンボウです。こちらは、目の下のヒゲ状の斑がよりはっきりとしています。これに対して、四枚目はチョウゲンボウです。こちらは、目の下のヒゲ状の斑がコチョウゲンボウよりはっきりとしています。体上面の色もより赤褐色が強い印象でした。(写真)2020年2月24日、2019年1月1日、2019年1月23日撮影
2020.02.25
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冬の小鳥、アトリ科のシメの羽色をじっくり見てみると、いろいろな違いがあります。雌雄を比較すると雄の頭部の赤みがかった褐色なのに雌は頭部の赤みはありません。また、羽色では、雌は次列風切外弁と初列風切の一部が灰色ですが、雄には灰色はありません。さらに、雄の大雨覆は白いですが、雌では白くありません。図鑑によっては雌雄同色記しているものもありますが、じっくり注目すると違いがあります。(写真)一枚目2020年1月松戸市千駄堀で撮影、二枚目柏市柏の葉で撮影、三枚目2015年1月埼玉県北本市で撮影、四枚目2013年4月流山市で撮影
2020.02.16
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昨日,都内水元公園でハチジョウツグミと出会えました。2015年千葉県松戸市千駄堀で観察した際の記録画像と比較してみました。一枚目と二枚目はハチジョウツグミを横から見たところです。一枚目は昨日のもの、二枚目は2015年のものです。いずれも全体に淡い煉瓦色で下面も煉瓦色味のある黒っぽい色、上面はほぼ灰褐色でしたが肩羽の一部に褐色の部分があり、風切が黒いのが目立ちます。三枚目と四枚目は、昨日のものと2015年のものです。昨日の個体のほうが胸の斑がより黒っぽさがあります。五枚目と六枚目は、後ろ姿です。昨日の個体より2015年の個体の方が、尾羽と風切の黒色がより目立ちました。(写真)2015年1月31日、2020年2月11日撮影
2020.02.12
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20日に柏市内で鳥友のホームグランドでウソと出会えました。過去、写真に記録しとたウソの画像を復習してみました。一枚目は20日に観察した個体です。下腹は白くなく外側尾羽に白い軸斑もなくウソの雌と思われます。二枚目は、2016年水元公園で見かけた個体で尾羽の白い軸斑があるので成鳥雌個体と思われます。三枚目は2013年に柏市内で見かけたウソです。下面が紅色がかったアカウソ雄と思われました。四枚目も下面が紅色がかっていましたので同様と思います。五枚目は、2007年3月に柏市内あけぼの山で観察した個体です。ふっくらとした体型と顔つきは文鳥のように見えました。このようにウソも丁寧に観察してみると、その羽色はいろいろです。
2020.01.23
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昨日、手賀沼沿岸でコミミズクと出会いました。類似種のトラフズク、フクロウとの違いについて鳥友から質問をもらいました。羽角と虹彩の色で違いがありますので、画像をアップしておきます。一枚目は昨日手賀沼沿岸で出会ったコミミズクです。虹彩は黄色で目のまわりが黒いのが特徴です。これに対して類似種のトラフズクは羽角が長く虹彩は橙色です。また、フクロウでは虹彩は黒いので違いがはっきりしています。同じフィールドで出会うことはまずないと思いますが、ご参考に。
2020.01.05
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JR常磐線南柏駅前ロータリーにある椋の木は、長年ムクドリの若鳥たちが夜になると一旦集結するスポットでした。ところが、昨晩鳥友の家の立ち寄ろうと下車したら、椋の木の枝が切り落とされていました。今シーズンは、約1000羽近くのムクドリが見られていましたが、駅周辺の住民の方から苦情が入ったのでしょうか?かつてJR常磐線新松戸駅近くの街路樹にもムクドリがねぐらをとっていましたが、やはり鳴き声と糞についての苦情が寄せられ枝が切られてねぐらが消失しました。ムクドリからすれば、ようやく見つけた塒がいきなり消失するのですから、迷惑千万。一方、ロータリーのお客さんを待っているタクシードライバーの皆さんや周辺にお住まいの方からすれば鳴き声と落とされる糞の問題があるのですぐにでも解決したいと思うのも当然。でも、2008年から2017年までは椋の木には、ハクセキレイが塒としていました。糞は落ちていたけれどムクドリほどではなかったし、塒に入ったからは鳴き声はほとんどなかったので問題視されていなかったものと思います。いっそ駅前に木を植えなければいいじゃないか、なんのため植えているの?と複雑な思いがあります。
2019.12.07
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10月20日千葉県北西部でマヒワが早くも飛来したことをリポートしました。この時期からいろいろなフィールドで気をつけるようにしているのが実のなる木の存在です。マヒワを例にとると、20日に実をついばんでいたのがヒノキでした。ヒノキ科の種子は10月に熟しますのでそれをめがけて飛来したものと思われます。このほか、マヒワが大好きなのがカバノキ科のハンノキです。こちらは11月に入って熟すので種をねらってマヒワのほか、アトリ、ベニヒワなどが飛来します。このほか、サルスベリの実をマヒワがついばんでいた年もありました。アップした画像は2011年2月に柏市の一角で出会った光景です。まちなかに見かける実のなる木に気を止めていると思わぬ発見があります。(画像)一枚目・二枚目2019年10月20日柏市、三枚目2017年1月都内、四枚目2011年2月柏市で撮影
2019.10.23
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昨日、都内水元公園でマミチャジナイに出会いました。秋には、ツグミやアカハラと一緒に行動することも多いような気がします。私の識別力向上のため、マミチャジナイとアカハラを比較し復習してみました。一枚目から三枚目昨日出会ったマミチャジナイです。大雨覆先端にバフ色の白色の斑があり、頭部に褐色味があったことから雄の第一回夏羽が冬羽に換羽している個体ではと思いました。四枚目、五枚目はアカハラです。頭に丸みがあり黒色味も強いことから雄個体と思います。ミマチャジナイでは、嘴基部から目の下にかけて白斑がありますが、アカハラにはないこと、アカハラには眉斑がないなどが違いになると思います。
2019.10.08
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先週、都内水元公園でツツドリと遭遇しました。上面が幼羽と灰色がかった成鳥羽が混在しており、黒みのある褐色でしたのでツツドリ若鳥の中間羽とリポートさせてもらいました。その個体とツツドリ赤色型、通常型のツツドリを比較してみました。一枚目と二枚目は先週9月22日に水元で観察した個体です。三枚目の個体は2015年9月に野田市で観察した赤色型個体です。上面全体のベースは赤褐色で黒い横縞のコントラストがはっきりとしています。四枚目の写真は、2017年9月に野田市で観察した個体です。上面はカッコウに比べて暗色で、下尾筒に横斑があり、雄成鳥と思われました。
2019.09.26
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9月に入ると、ホームグランドの手賀沼沿岸には、ノビタキが飛来しススキや水田の藁ぼっちに止まる姿を見かけます。今秋は、9月14日にはじめて見かけています。先達からは北のものは冬期南方に渡り越冬する、北海道、本州の平地で繁殖したものが本州を移動し、中国やビルマに渡ると聞かされてきました。その移動の姿を自らの目では確認したことがないので、羽色の変化がどのように変化するかまで不確かですが、繁殖期の羽色と手賀沼沿岸で見かける個体を比較してみました。何かの参考となったら幸せです。一枚目から三枚目の写真は、栃木県戦場ヶ原で2017年、2015年の繁殖期に記録したものです。一枚目の雄成鳥は頭部と体上面、尾羽が黒く、胸に橙色の斑があるのが特徴です。二枚目は、夏羽の羽毛が摩耗した個体と思われます。三枚目は、頭の黒色味が少ない雌成鳥夏羽と思われます。四枚目から2018年9月に手賀沼沿岸で記録した成鳥雄の羽毛が摩耗し変化している個体です。五枚目は、2018年10月に記録した下面の橙色が強い成鳥雄の冬羽個体と思われます。六枚目は2017年10月に手賀沼沿岸で記録したもので顔に黒色味がなく背や肩羽に黒斑が点在し雌第一回冬羽と思われます。
2019.09.25
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9月に入ると、公園などにヒタキの仲間が次から次に飛来します。今日は、キビタキとオオルリの画像を比較し復習していました。一枚目からニ枚目はキビタキです。上面にオリーブ色がある成鳥雌、頭から上面は黄緑褐色、喉は黄色っぽくバフ色の翼帯があるなどから若鳥が冬羽に換羽している途中の個体です。三枚目と四枚目は2016年10月に撮影したオオルリです。キビタキよりも喉から胸に褐色味があり腹部は白い個体、頭は雌のように見えるけれど上面の青色が残っている雄個体です。なお、図鑑によっては、オオルリの雌は、キビタキと比べると枝に垂直に止まると記載しているものがありますが、記録した画像の個体は水平に止まっていました。むしろ、キビタキのほうが垂直に止まっていたという結果です。
2019.09.06
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9月に入ると、公園などにヒタキの仲間が次から次に飛来します。再会を楽しみにしながら、キビタキ、エゾビタキ、コサメビタキの画像を復習してみました。一枚目から三枚目はキビタキです。一枚目は2013年10月に柏市内で撮影した個体で上面にオリーブ色があり、翼帯にバフ色がなく一様で成鳥雌と思われます。二枚目は2018年10月に柏市で撮影した個体です。一枚目と同様に上面にオリーブ色があり成鳥雌と思われました。三枚目は、2018年10月に柏市で撮影した個体です。頭から上面は黄緑褐色、喉は黄色っぽくバフ色の翼帯があるなどから若鳥が冬羽に換羽している途中ではと思われました。四枚目は、2018年9月に柏市で撮影したエゾビタキです。肩羽や雨覆先端に白斑があり若鳥と思われました。五枚目は、2018年9月に柏市で撮影したコサメビタキです。雨覆先端と三列風切の羽縁に白色の帯があり第一回冬羽と思われました。
2019.08.27
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お盆明けから9月にかけて桜の木にカッコウ科の鳥類が飛来します。過去、千葉県内で出会ったカッコウ、ツツドリ、ツツドリ赤色型の画像を復習してもみました。一枚目、二枚目は、カッコウです。後頭部に白斑が目立ちます。上面は褐色色がかったグレー色です。三枚目から五枚目はツツドリです。虹彩は赤褐色で下面の黒帯は荒く太い傾向です。四枚目、五枚目は胸から腹に褐色味のあり、雌と思われます。六枚目、七枚目はツツドリ赤色型です。頭にはっきりと黒い横縞があります。ホトトギスにも赤色型が存在しますが、頭の黒班は無班か不明瞭です。(写真)カッコウ:2017年9月撮影、ツツドリ通常型2016年9月撮影、ツツドリ赤色型2015年9月6日撮影
2019.08.05
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お盆明けから9月にかけて桜の木にカッコウ科の鳥類が飛来します。過去、千葉県内で出会ったカッコウ、ツツドリ、ツツドリ赤色型の画像を復習してもみました。一枚目、二枚目は、カッコウです。後頭部に白斑が目立ちます。上面は褐色色がかったグレー色です。三枚目から五枚目はツツドリです。虹彩は赤褐色で下面の黒帯は荒く太い傾向です。四枚目、五枚目は胸から腹に褐色味のあり、雌と思われます。六枚目、七枚目はツツドリ赤色型です。頭にはっきりと黒い横縞があります。ホトトギスにも赤色型が存在しますが、頭の黒班は無班か不明瞭です。(写真)カッコウ:2017年9月撮影、ツツドリ通常型2016年9月撮影、ツツドリ赤色型2015年9月6日撮影
2019.08.05
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