『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記

2017.07.06
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『平成のビジネス書』(8月9日発売予定 中公新書ラクレ)について。


私にとって2年ぶりの単著が、まさか初めての書評本になるとは思っていませんでした。

そして、2011年以降の書評をまさかほぼカットするとは思ってもみませんでした。

このように、“まさか”が続いたのが本書です。


本書誕生のきっかけは、13年続けていた『会計人コース』(中央経済社)での

書評連載が昨年終わり、たまたま最後に書評した本の出版元であった

中央公論新社さんから書籍化のオファーを頂いたためです。

中でも紹介する本を2000年代に絞った理由は、

その時期がデータ上のビジネス書の“黄金期”だったからですが、

さらに言うと、ひとりの読書家としてその時代が輝いて見えたからです。

ただ単に、社会人に成り立てで本をむさぼるように読んだ時期だった、

という実に個人的な事情もあったと思います。

しかし、振り返ってみると、ちょうどビジネス書の変わり目だったと

思えるのです(詳しくは本書で)。


ビジネス書を考えることは即ちビジネスを、経済を考えることにつながります。

「失われた20年」の後半にブームを迎えたビジネス書に関する考察は、

同年代から顕著になり今なお喫緊の課題であり続けるグローバル化、

格差社会、デフレ経済、人口減少などを克服せんとする試みにおいて、

何がしかの参考になればいいなと思っております。





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最終更新日  2017.07.09 12:54:35
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