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「ねえももさん!絶対に会わせたい人がいるんだよ!」
仲良しのうっちゃんから電話が来た。
うっちゃんはもとセイコーで実業団バレーをやっていたっていうイケ面スポーツ選手。(だった人)
いまはいいおじさんって感じでももには良い情報を届けてくれる。
今回もそんな感じ。
紹介されたのはイー有機生活さん。
この会社では本当に美味しい野菜、安心できる野菜を紹介してくれるんだって。
ももずっと捜してたんです。
ジュースにしても心配ない安心な野菜。
もも的に勧められるレベルの野菜。
そしてもうひとり2食家のジローちゃん。ジローちゃんも安心な野菜を
求めてた。
ももはまず社長さんに会ってみた。
お?!榎本孝明似の超イケ面!ロマンスグレーでかっこいい~~!
「あ!あの...水野ももと申します。美容家で、野菜関連の本、書いております。」
でっかいうっちゃんの陰からご挨拶。
「いや~~、どもども!おこんばんわ~」
「??」
ほりゃ???
ももは度肝を抜かれた。
だって~
さっと握手でも交わしてかっこよく決めちゃうタイプかと思ったのよね。
だって世界に名だたるアメリカのメーカーさんでお仕事していたっていう
いわば「国際派エリートでしょ~~?」
実際、お会いしてみたら...
山形弁でとつとつとはなしてくれる
温かくていい人だった。
聞けば聞くほど驚いた。
もとPMだって!プロジェクトマネージャー。(横文字のお仕事は難しそうね~~)
アメリカの世界最大のコンピューター会社で働き
大手銀行さんのシステム開発したりしてたそうな。
毎月がボーナス??って言うくらいの収入があったんだって~~。
ある時山形に帰って、土から作ってるって言う無農薬の有機農法の人たちに出会ったんだって。
その地道な仕事と農業にかける強い思い。
その人達をシステム的にサポートするうち、自らここに関わろうと決心。
会社をやめてイー有機生活という会社をたちあげたんだって。
にっこり笑いながらお話しして下さったけど、
ご家庭にだって不安を与えたでしょう!自分だって社会的な地位名誉をすべて捨てて
エリートだった意識をどう変えていったんでしょう?
そんなことをおもったもも。
「大変だったでしょう?」ありきたりのことしか聞けない自分がお恥ずかしいって感じです。
「初めは売れなくて~、そりゃ大変でしたけど~、
つらいのは慣れてまずから。
山形の~冬は~本当に寒い。
僕らは~雪道を1時間もかけで~学校に通ったもんです。
吹雪の日は2メートル3メートル先が見えねんです。」(このころからたまに理解できない山形弁)
「小さい子をかばいながら、そりゃたいへんだったもんですよ。だから何があってもまげね~。だいたい
前の会社の同僚にあったりするとき、いづかみてろぉ~っておもっだですよ~」
小さい子供を後ろに歩かせて数人で固まって吹雪の中を通学している様子を想像したもも。
こんな人が真摯にやってる会社なら
良い品物を集めてるに違いない。
と、30分もしないうちに社長に打ち解け、1時間でこのひとのファンになっちゃいました。
もものお友達やメルマガ読者にこの人の思いを伝えたい!強く思いました。
ももの読者は健康に大きく興味を持つ人たちばかり。
だから社長や農家の思いは伝わるはず!
とはいってもまずはももが自分で試してみてから!
やっぱり無責任はいけません。
「味わいが~違います~。とにかく野菜の味が~これ、いいんですよ~。
周りの農家も一緒に土から作らないと意味が~ないんですよ。
そこだけ無農薬にしたら~、け~っきょく、よそから虫がみんなやってきますからね~」
なるほどね~。
さっそくももは野菜ボックスを注文する事にしたの。