思いつきのブログ
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
ご無沙汰です。と言っても、かつてのブログ友達さんたちも、ほとんどこちらに立ち寄ることもなくなったとは思いますが。急にブログを書きたくなりまして。昔、昔のその昔。小学生の頃は、何故か「読書感想文」というものが少々得意だった記憶があり、超ローカルな賞を貰ったことも少々。ただ、今の私は全くそんな能力はないのですが。でも、これを書きたくなったのは、この本を読んで。 【送料無料】永遠の0 [ 百田尚樹 ]いつ購入したかも定かでなく、何故買ったのかも?ただ、戦争関係の本や映画が好きな私なので購入したのだと思いますが、買ったことすら忘れていて、ふとこの本が部屋から出てきて。しかし、文庫本なのに厚い。見ると600ページ弱。イマイチ「読もう!」と衝動に駆られなかったのですが、骨折のわが身で、ちょっと読んでみようかな?と読み始めると。。。最初は、「あ、0は零戦か~」程度だったのですが、どんどん内容に引き寄せられ。戦争の惨さ、悲しさ、醜さなどが次々にでてきたのですが。ただ、この本は、それだけではない。何故、人は生きるのか。生きることの目的、価値というのでしょうか?文章下手の私には上手く言えないのですが。そして、想像しなかったクライマックス。不覚にも、私の目からは…。本を読んでこれだけ感動したのは「壬生義士伝」以来。きっと、あの戦争では、色々な悲劇はあったと思います。想像できない悲劇も数えきれないほどに。 実は、私の家族でも戦争で亡くなった人がいます。その人は、「兵隊だけは行きたくない」と言っていたそうですが、赤紙が来て。東シナ海で、亡くなったそうです。たぶん、戦う前に。その頃は、満足な輸送船もなく、普通の商船かなにかを改造して輸送船にしていたそうで。しかも、制空権のない海で、連合軍の容赦ない攻撃でたぶん。もし、その人が生きていたら、当然、家系も今とは違っているから、この世に私はいなかxった。きっと、当時、戦争で亡くなった人は、皆、死にたいと思った人なんかいなかったと思います。生きることの大事さ、命の重さ。上手く書けないのですが、この本はとにかく素晴らしい本でした。 その後、これだけ素晴らしい内容なので、ドラマか映画にならないのかな?とネットで調べてみたら。来春に公開だそうです。ただ、個人的には、ドラマにしてほしかったなぁと。僅か2時間程度の映画では、この内容をすべて表現するのは難しいだろうし。でも、絶対に見たいと思います。
2012.10.23
コメント(0)