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長く厳しい冬を耐え忍んだ「陰徳」ありて、春の桜はひときわ美しく、凛然と「陽報」の花を咲かせる。
大聖人は悪戦苦闘を続ける四条金吾夫妻に、「陰徳陽報」と合わせて「内薫外護」の法理を示し、励まされている(御書1170頁)。
「内薫」とは、己心に具わる仏性が妙法への信行の陰徳によって開き現され、自身の生命全体を内から薫陶・浄化することである。
また、その仏性が、外から護り助ける働きをもたらして、陽報を現していくことが「外護」である。
御書には、「かく(隠)れたる事のあら(顕)はれたる徳となり候なり」(1171頁)とも記されている。
冬の如き試練や労苦にも負けない。人が見ていようがいまいが、妙法とともに、師匠とともに、尊き使命に徹する。その生命は必ず外界の状況をも揺り動かし、希望桜、勝利桜を咲かせきっていくことができるのだ。
◇
「氷は水より出でたれども水よりすさ(凄冷)まじ、青き事は藍より出でたれども・かさ(重)ぬれば藍よりも色まさる、同じ法華経にては・をわすけれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり」(1221頁)と。
「志をかさねる」--。このいよいよの信力・行力が関西魂の真髄である。
◇
「『不撓』とは、『たゆまず屈せず』という意味です。何があっても屈しないことです。題目を唱え抜いて幸せになってください」
そして「正義は必ず最後は勝つのです」と宣言し、皆で楠 正成 ・ 正行 父子の歌を歌ったのである。
「信心は、臆病にては叶うまじ」とは、関西の母たちの叫びである。
「正義は勝つ!」
「不撓不屈で勝つ!」
「勇気の信心で勝つ!」
この確信と行動に、人生勝利の大道がある。「法華経の兵法」の要諦がある。
【随筆 我らの勝利の大道「春爛漫 金の舞」】聖教新聞2013.3.30
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