日々のあぶく?

日々のあぶく?

August 20, 2009
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カテゴリ:
フォー・ディア・ライフ フォー・ユア・プレジャー シーセッド・ヒーセッド ア・ソング・フォーユー  などの花咲慎一郎シリーズ。

慎一郎の「(本業が保育園長、収入源だが探偵は副業だが、)稼ぐ金の額で主副が決まる訳じゃない。
どっちにより多く、人生を捧げたいかって気持ちの問題。」という言葉は
かっこつけすぎな気もするが、至極名言。

~ネタバレメモ~

5歳ながらにふてぶてしく、妙に利口で、いつも悠然と構えている、あなどりがたい保育園児・並木浩太郎。
彼の悪戯に手を焼く慎一郎だが、家を出た妻の借金を返しながら不調の体をおして仕事を探し、
最近はぱったり売れなくなったが、小説も書いていきたいという彼の父・俊太郎との生活を垣間見、
何とか力になれたらと思う。
その反面、どんなに生活が苦しくなっても親戚に頼らず、
(肝炎の後遺症持ちだったが、生活保護支給対象にはならなかった)
自己破産や浩太郎を児童福祉施設に一時預けることは頑なに拒否する俊太郎をもどかしく思う。
その俊太郎が金属バットを持った男に襲われ意識不明に。
浩太郎を長期保育園で預かることは出来ない為、彼の母親を探すことに。

城島からの仕事は経費使い放題の身元調査。
対象はパリで修行し、賞もとったことのあるケーキ職人・内野真哉。
有名店からも引く手あまたらしいが、何故か昔ながらの洋菓子店「若草」で働いているらしい。
あまりの条件の良さをいぶかしく思いながらも依頼を受ける慎一郎。
だが、調査してすぐに内野には殺人の疑いがあることが判明し、
しかも、娘を殺されたと疑う、服役中の男の依頼で命を狙われているらしいことも分かる。

並行して調査を進める中、俊太郎、妻・久美、久美を事情を聞かずに匿った杉坂夫婦、内野らが
同じ児童福祉施設で育ったこと、その施設は火事で全焼し、
施設を潰そうと考えていた園長と事務長が焼死したことがわかる。
そして、並木は今は政治家となった同じ施設出身の水沢裕也が
火事に関わっていると調べるライターとも接触。
そこから浮かび上がる真実とは―

火事による死者は偶然と二人をちょっとだけ懲らしめたいと思う少女たち(ほとんど影響なし)と、
彼らと距離を置きたいとした保育士の行動が不幸にも重なってしまった結果。
俊太郎は今は自分たちと距離を置く裕也を驚かせてやろうと久美と内野に計画を提案していた。
その実、保険金で借金を清算しようと自分を殺させる計画をたてていた。
―結果として、俊太郎が依頼した人物は実行に移さず、
偶然にも、彼のストーカーの犯行だったという・・・温情判決?みたいな結末。
並木襲撃事件がきっかけになり、彼のストップしていた本の出版も決まり、借金返済の目処がたつ。

裕也が施設の仲間と距離を置いていたのは、
再婚する女性が火事で逃げ送れた二人の死を気にやみ、入退院を繰り返す元保育士の娘だったから。
義母となる元保育士の先生が、施設のことを出したり、仲間と会うことで
さらに苦しむことを減らしたいと思ったから。

内野と三件の女性の不審死は(パリの内縁の妻はスパイで殺されたと、あまりにとっぴなものも含まれるが)無関係。
彼はこだわりのケーキを作る店主の為、お金が必要だったこともあり、
借金申し込みのきっかけにと(普通に頼んで並木が断られているから)計画に参加した。
内野を調べさせたのは、「若草」を守ろうとする山内練。
「若草」店主が春日組(元?)幹部の血縁であり、
前組長の妻・風間の好きなケーキである(店主はカタギだが、組としても陰ながら見守っている店)為。

無認可医師・奈美が大学病院勤務の男と再婚するらしい?
慎一郎に麻生の存在を教えたり、情報を教えたり、助けたりと山内の秘書・環がちょこちょこ登場。

タイトルは"踊り続ける"=それがたぶん、生きるってこと、の意。





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Last updated  August 20, 2009 12:45:50 PM


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