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[中学受験] カテゴリの記事
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合不合判定テスト
自分たちで勉強していた復習していた部分が出題された分には、あまり役に立たなくて（できていて当然、できていないなら、復習の仕方考え直さなくちゃね）自分たちの復習できていない範囲外の出来不出来に復習するべきポイントが詰まっているわけで（といっても、全範囲を網羅して出題いるわけではないので、復習すべきもののほんの一部ね）今回出題のなかった、岩石やら月やら人体やらは自分たちで問題解いておかなくちゃね。覚えても、使わなければ忘れます。問題解かなくては忘れます。「覚えて」ばかりに、、なっていませんか？
2024.04.09
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満点を目指すテストと目指さないテスト
「本校では平均点がだいたい８０点くらいになるような基礎力テストを実施しています。そんな簡単なテストを行って何になるかとお考えになる方もいらっしゃるかと思いますが、実はこのようなテストでも満点を取る生徒というのはそう多くはないのです」。 とある男子進学校の先生のお話です。スポーツ分野でも進学面でも、数多くの優れた実績を上げてきた人気校なのですが、なぜこのような取り組みを行っているかというと 「自分の弱点になっている部分がどこにあるのか生徒たちに見つめてもらい、穴になっている部分をつぶして欲しいからです」 思春期の子どもたちが自分自身を見つめられるようにするために、各私学の先生方は様々な取り組みを行っていらっしゃいますが、この中学校では学習状況を確認するためのテストにもそのような仕掛けを取り入れているという訳です。 この話を今日の合同説明会で伺ったときに、僕は「なるほど」と思いました。 実は、僕も中学生の教え子たちに似たような話をしています。 「定期テストのうち、１教科でいいから満点を取りに行ってごらん。人間って、不注意だったり行き届かなかったりする部分があるから、なかなか思うように満点は取れないと思うけれど、取れたらとても自信になるよ。そして何よりも、「満点の取り方」が分かったら、他の教科の勉強にも応用できるようになるから」 自分のかけた時間なり努力に対してどのように結果を結び付けていくのか、つまり 「結果の出し方を試行錯誤すること」 が、子どもたちにとって中高一貫校の中学３年間の定期テストの課題だと僕は考えています。極端なことを言えば、結果の出し方さえ身に着けてくれれば（もちろん、各教科の基礎的な知識なり技能なりは押さえておいてほしいわけですが）、毎回の成績の上がり下がりは気にしないでいいのではないかとも思っています。 では、、 さかのぼって、中学受験ではどう考えたらいいのでしょうか？ まず前提条件として ・ 入学試験の合格最低ラインはおおむね６割～７割であること ・ そもそも受験者全体の平均点は５割後半～６割半ばくらいであること からして、先ほどの中学校の先生がお話しされていた「満点を取りに行くテスト」とはだいぶ様子が違うことが分かります。 もちろん、あらかじめ範囲が分かっているテストであれば全力で満点を取りに行く、そのための対策勉強も大事かもしれません。 しかし、毎月のようにやってくる公開模擬試験では範囲があってないようなくらいには広いことを考えれば、「満点を取りに行く」テストではないと思います。 （例えば、先日行われた四谷大塚の合不合判定テストの平均点は５割を切っていました） むしろ、毎回の模試の中で洗い出されてくる弱点（正答率が高いのにうまく取れない分野）を克服していくための手段ととらえるのがいいかと考えます。 一口にテストと言っても、その位置づけ方は様々です。うまく活用できるといいなと思います。
2014.04.24
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中学受験雑感～ささやかな出発点～
つらつらと４月６日の公開授業に向けて話す内容などを考えています。この時期、子ども達の学習の進度は本当に様々ですので、４月に受験した公開模試の成績だけで、来春の入試結果が云々としてしまうのはいかにも早合点であって、要は模試の結果をどのように活かせばいいのか、の一点に話は尽きるわけです。 とはいっても、実際に子どもたちを教えていると様々なケースに出くわします。徒然なるままに以下話を続けますと……例えば６年生の今の時期で地理が苦手な子でよくありがちなのが、方角の分からない子。方角が分からないと、地図の読み取り問題だけでなく、季節風の吹いてくる方角などもピンとこず、気候区分だったり、川や交通路の延伸状況だったりを理解するのに支障をきたしてしまうこともあります。 地図上で、方位記号の指定がなければ「上が北」となるわけで、ここまでは「約束事として」飲み込める子も多いのですが、その後の三方位がなかなか決まらない。「北の反対は？」「えっと・・・南？」「そうそう。じゃあ、東はどっち？」「・・・こっちかな？あれ、でも反対かな？あれれ？？」こんなやり取りは珍しくありません。 「南を向いてごらん。お日様の昇ってくるほうが東」 「お日様ってどっちから昇るんだっけ？」 「左手のほうだね」 「そっかぁ。じゃあ右手が西だね！」……となってくれればまだいい方で、中には 「え、左っていうと、どっちだっけ？？あれ？あれれ？」となってしまう子もいました。ここまでくるとなかなか珍しいケースですが、やはり、 ＜ 子ども達の中で「当たり前だった生活経験」が抜け落ちている一例 ＞だよなぁ。。なんてことをつくづく思います。そんな子であっても、東西南北を自分の中で確定できるようになると、今まで混乱していた色々な項目が整理できるようになって、ちょっと誇らしげになったりするわけで。何はともあれ、彼らの中に一つでも「出発点になる、そこから出発できる知識、情報」が増えてくれることが、次の伸びにつながるわけです。 そんなささやかな「出発点」になりうるのが、子ども達がささいな日常のやり取りの中で吸収できる「大人たちにとっての当たり前」だったり、自然や社会の様々な出来事を通じて気付く「意味」だったり「法則」だったりします。 これは別に受験学年に限ったことでもなく（そして、社会や理科などの特定の教科に限ったことでもなく）、中学受験勉強を面白くもするし進めやすくもしてくれる一つのポイントだなと、よく思います。
2014.03.18
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当たり前の成長過程かもしれない・・・けれど最近褒めたいこと
指折り数えだしたら一本の記事にまとめられないので、最近の覚え書き。 中学受験生だけでなく、色々なところの色々な子どもたちのこと宿題をやってこれるようになった繰り上がり繰り下がり、できるようになった英語の文構造を追いかけながら解釈できるようになった辞書をちゃんと読めるようになった分からなくなった自分に嫌気が差して立ち止まらなくなった都道府県が全部言えるようになった感情で気持ちがいっぱいいっぱいになっても、立ち直れるようになった「やる気出ないなー」とこぼしながらも、授業の終わりには夢中になって問題を解いていた計算の正答率があがってきたノートを取れるようになった句の主語・動詞の関係を意識しながら意味が取れるようになった間違えた式も残して解きなおしできるようになった面積の公式の考え方を説明できるようになった遅刻してきた時に「すみません」と言えるようになった集中できる時間が長くなってきた指をおらずに計算できるようになった修飾語句の関係をきちんと処理できるようになった定期テストの出題箇所を、プリント、ノート、教科書のあちこちから押さえられる様になった 誉めることができた僕もいれば、できなかった僕もいて 振り返れば、当たり前にみんなが通ってくる道のりかもしれないけれど 一人ひとりそれぞれに特別なことだから ということを、忘れないようにしたいなと思います。 特に、何か期限の押し迫ってくる時期ほど
2014.03.07
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夏休みの体調管理～体の外・中の温度変化に気をつけて～
こんばんは。夕方仕事に出るまで、自室で死んだように横たわっていました。。。といっても、アタマが重くてディスプレイをながめる気にならなかっただけなのですが。 昨日、久しぶりに上着を羽織ることなしに一日中出歩いていたのがこたえたらしく、家にたどり着く頃にはすっかり鉛のように重い首・肩・アタマとなっていたのでした。やはり冷房の強い場所に出入りするのは、特にアタマ使う場合は注意が必要だなぁ、と改めて思った次第です。 ということで、やはり夏休みを過ごす子ども達、特に受験生の体調管理の要は急激な温度変化に身体をさらさない、ということにつきるなと思います。塾の夏期講習期間中、大勢の子ども達が同じ教室に集まることもあって必ずしも適切とはいえない室温設定がなされてしまうことも多々あります。こちらがちょっと寒そうにしている子がいるなぁ、と思って室温を調整したとたんに不満の声が上がることもしばしばです。 いま僕がお手伝いしている教室では、子ども達の温度調節用に何枚かブランケットを用意したそうですが、必ずしもそのような対応の取れる教室ばかりではないでしょう。ですから、上着を一枚余分に持っていく、あるいは長袖のシャツ・ズボンで行動する、などは急激な温度変化から身を守る第一歩だと思います。 温度変化という点で言えば、内蔵の冷やしすぎも注意をしたいところ。冷たい飲み物食べ物が続くだけでも、身体は何となく重くだるく（そして食欲がおとろえたりも）なりがちです。もし飲み物などを子供たちに持たせる場合は、常温で飲めるお茶や水などがいいと思います。 毎年この時期になると繰り返される注意事項だとは思うのですが、やはり見ていると必ずしも徹底できているご家庭ばかりではないようです。昨日今日で体調を崩して、僕も改めて温度調節を気をつけなければと思いつつブログ原稿とした次第です。
2013.07.18
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夏に向けて～理社の早期完成を～
七夕も終わり、いよいよ本格的な夏真っ盛りへ。。明日は天体の理科実験と地理の社会カルタ大会ですね。苦手分野の克服にお困りの方があれば、是非お声をおかけくださいね。 さて、表題についてです。 中学受験生の皆さんへ ＜理社の基本事項は夏休み中に固めておきましょう＞ 過度に算数・国語に偏った勉強をするのではなく、バランスよくすすめて、暗記物を「覚えるだけ」の作業からいかに早く抜け出せるかが、秋以降の追い込みの学習のペースを左右するからです。 昨日、保護者の方からこんな質問を受けました。「そんなに早くアタマの中に入れたら、忘れてしまいませんか？」 大丈夫です。秋以降、まったく社会に触れないわけではないですよね。むしろ通常授業でも、模試でも過去問でも、あるいは週末の特訓講座でも、「これでもか！」というほど多くの問題を様々な切り口で解くはずです。その中で、覚えた知識を「実際に使う」ことを繰り返します。 実際にアウトプットしてみせることで知識は定着しますし、自分に足りている部分と足りない部分の判断もつきます。算数の力が「別解答を考える」ことによって伸びるというのはよくいわれることですが、同じことを社会に当てはめるなら、「別問題を考える」ことによって社会の知識はより密接に結びついていくのです。 しっかりとした理社という足場に支えられてこそ、秋以降を算数の習熟に充てられます。最終盤の追い込みの時期、算数の正答数が１～２問増えるのと、理社の正答数が１～２問増えるのと、どちらの進歩方が合否に与えるインパクトは大きいでしょうか。特に社会は出題範囲が膨大なので、よほど暗記能力に優れている子でもない限り、直前の大量補強がどこまで点数に結びつくかは未知数な面が多々あります。それよりは、最後までコツコツと算数をすすめて上積みを図った方が、合格ラインへと確実に結びつきます。 。。と、このような考えに至ったのは、僕自身が実際に社会を教えていて、直前期に社会の力が急速に伸びた事例が、必ずしも２月１日の合否結果に結びつかないことが多いからです。むしろ、算数に不安は抱えていても、理社を早めに固めてしまった生徒のほうが、直前期に算数の力をぐっと伸ばして「逆転！」するという事例の方がよくありました。 ですので、よほど短期的・大量の暗記力に自信がある、あるいは算数に自信がある（直前期を全て理社に充てても算数の成績に影響が出ない）生徒さんでない限り、直前期に理社に相当の時間を割かせないためにも、比較的時間のゆとりのある夏休み中（夏期講習があるとはいえ、学校と模試と過去問に追われる２学期以降に比べるとまだまだゆとりはあります）に理社の基礎事項を早めに固めておくことをオススメします。
2006.07.08
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拝啓 母上様
とある保護者の方から、過去問分析の依頼が舞い込んできた。掲示板でも悲鳴が舞い込んできた。そろそろ夏を前にしてお母さんたちも、、となってきている。できる限りのアドバイスします、相談にのります、知恵も教材も貸します。でもね、お母さんたちが本気でオロオロし出すと、子どもたちは余計に敏感に反応しはじめるから、子どもたちの前では誉めて励ましてあげて欲しい。。 子どもたちは脳天気そうに見えて、結構不安になったりするのだ。すこーし、不安になった瞬間に何かを言われようものなら、ドキッとするから余計に逃げ出したくなる。 いくら考えても問題解けないものだから、机の前で固まったまま時間だけ過ごしてしまう。いくらアタマに入れようとしても「全部はムリっ！！」と思ってしまうから、問題を見てるだけで萎えてくる。。 普段は自信たっぷりでも、いざ過去問を目の前にすると、手が止まってしまう。。どう解いたら書いたらよいか分からないし、そんなときに、どうこの厄介物に立ち向かったらよいのか、そもそも心構えが分からない。実は情けないし、泣き出したくなる一瞬なのだ。そんなときに、自分の一番心を許せる存在から「君なら大丈夫」「必ず解けるようになるから」と（具体的なアドバイスをともなって）言ってもらえたら、どれだけ心強いだろう。 １２歳、、日々の自分の成長を冷静に見つめ、それを力に変えられるほどエネルギーに満ち溢れた受験生は稀だ。ふっと１８年前の記憶が脳裏をよぎった一日だった。 あお
2006.06.16
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