2011年11月25日
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こんばんは、皆さん。
ふと思い立ち、ブログを開けるとまだページがそのまま残っていました。
日記の更新も2年前から止まったままで…申し訳ありません。

この2年の間にもいろいろありまして、また「職業変え」をしました。
とりあえず、今の職場に入って1年が経ち、ようやくこの仕事でやっていけそうだというところまで落ち着きました。
これからこのブログにも、もっと取り組んでいけそうな感じがします。
見てくれる人がいるかどうかは、とりあえず別として…マイナーチェンジを図っていきたいと考えています。

さて、今年2011年を振り返ると何と言っても取り上げないといけないのは、「東日本大震災」のことでしょう。
あの日の私は、息子の中学の卒業式に出席して、お昼ごはんを外食で済ませた帰り道にラジオから流れてきた速報で、この未曾有の大震災を知ることになります。

家に帰って来て、テレビをつけて最初に私の目に飛び込んできたのは「津波がまちを襲う映像」でした。広々と広がる農地を覆っていく津波…飲み込まれていく車や家々…取り残される人々に迫る信じられないくらいの水かさの濁流…スマトラ島の大津波で見た映像が、そのまま東北地方にやってきた。そうとしか思えないくらいの光景でした。

いろんなことが脳裏をかすめる中で、ふと思い出したのは、私がライフワークにしたいと思っている市民防災の分野で何年か前にした仕事で、沖縄本島南部にある八重瀬町の港川地区で行った津波に関する講演会のことを思い出していました。八重瀬町の港川地区は漁港があり、普通の港町です。
この地区も津波による浸水が心配される地域で、地域の一番近い避難場所の公民館も、津波の大きさによっては津波が遡上してしてしまうくらいの危うさの海抜高度にあるんです。
防災無線の設備も十分にないことから、津波の恐さをきちんと知ってもらって、ラジオやテレビなどの情報に敏感に反応して、津波警報を聞いたら「すぐ避難して」と教えたのを今でも覚えています。

東北の漁港で有名な町が、津波に飲み込まれていく様子を目の当たりにした時に「これは絶対に沖縄でも同じことが起こるんだ」と強く心に思ったんです。
私は被災地東北の復興に思いをいたすとともに、沖縄でもしっかりと備えないと大変なことになってしまうとの危機感を、今この時にも持っています。

先日、沖縄本島で最大震度4の地震が起きました。久しぶりの地震で、皆さんびっくりされたと思います。私は揺れには驚きませんでしたが、地震の規模と震源の深さを聞いてびっくりしました。
この地震のマグニチュード(地震の強さ)は6.8で、これは新潟中越地震と同じ強さです。
だけど幸いなことに、震源の深さは220キロメートルと、とっても深かったので、海の底で地震が起こったのに津波が起こらなかっただけで、震源の深さが浅かったら「絶対津波が起こった」と考えるだけでゾッとしたものです。

これから、このブログを通して本当に情報発信を頑張らないといけないと、そう思い立ちました。これから頑張って、皆さんに災害への備えを発信していこうと思いました。
まずは、今日の決意表明から始めて…頑張ってみたいと思います。
それでは。





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最終更新日  2011年11月25日 23時48分09秒
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