久しぶりに自宅で迎えた新しい年。
例年なら年末ギリギリまで働いて、慌ただしく長野の友人宅か旅行先に向かうのですが、今年は大晦日、新年を自宅で迎えました。
大晦日の夜7時過ぎ、近所のスーパーマーケットへ。正月用品・おせち料理・生鮮食品が並び、タイムリミット値引きを狙う買い物客が目を引きます。それ以外は日常の延長感があるだけ。
コンビニ、ファミレスなどなど、一年で最も大切な区切りの日々を、ありきたりの毎日に変えてしまった便利な店(を運営する企業)。それに対抗(あるいは単なる模倣)する企業のバカバカしさ……
儲けのためなら何でもありの「NIPPON株式会社」。これからも良き伝統、良き文化を破壊し続けていくのでしょうか…
昔の年末年始は、最も忙しく最も厳かな数日として記憶に残っています。
スーパーから戻って、ささやかな年末年始の準備。
玄関ドアの小さな注連縄は例年どおりですが、チューリップが春の彩りを添えています。この花はクリスマス前に富山の友人から贈られたもので、玄関脇にセットしたところ2週間経ったいまもシャキッとしたまま。すごい生命力です。
21時頃、「元日には掃除・洗濯しない」の習慣に従って、掃除と洗濯を済ませ、「ゆく年くる年」が始まるや、年越しそばを頂いてカウントダウンへ。
2013年1月1日00時00分、「あけましておめでとうございます」のあいさつ。特別ライトアップが始まった東京スカイツリ―を遠望。青や紫を基調とした普段の電飾が、2020年オリンピック招致を願う五輪カラーをイメージしたものに変わっていました。