ふらりかずたま ひとり言 

ふらりかずたま ひとり言 

2016年07月19日
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今月7日、ロシアのソユーズロケットで、日本人飛行士大西卓哉さんたちが、国際宇宙ステーション(ISS)に向かいました。大西さんは、4か月程度宇宙に滞在し、各種実験を行います。
七夕打ち上げを記念してISSを撮影しようとしましたが、条件が合わずうまくいきませんでした。仕方なく2014年12月に撮影した写真を掲載します。
パナソニックの低価格コンデジだけに頼っている私にしては、悪条件の中まあまあ撮影できたかな、と甘い評価をしています。

ISS jaxa.jpg
国際宇宙ステーション(JAXA提供)

ISSは、地上約400kmを1周約90分というスピードで、地球の周りを回っています。
このプロジェクトに参加している国は15か国。アメリカ、日本、カナダ、ヨーロッパ諸国、ロシアが協力して、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。ISSに組み付けられた日本の実験棟は「きぼう」と呼ばれています。

国際宇宙ステーション計画は、アメリカのレーガン大統領によって提唱され、国際協力のもと計画が推進されてきました。1998年に最初のパーツが打ち上げられ、現在まで40回ほどアメリカとロシアのロケットでパーツを「輸送」、地球を周回しながら組み立てを進めてきました。
いまでは、サッカー場ほどもある大きさになり、重量は420トン。各国の実験棟で様々な実験を続けています。

地球の周囲を回る人工衛星はたくさんあり、夜空を見ていると星々の間を滑るように移動していく人工衛星を見つけることがあります。地上約1,500 km~15,000 kmの円軌道で地球を周回するものや、高度約36,000 kmを飛ぶ静止衛星(これは動いているように見えないから見つけられません)もあります。

きぼう・航跡.JPG
2014年12月10日17時42分。東京足立区(自宅付近の公園)にて。公園の立ち木が写るほどの低仰角。地平付近に雲がわき、地上の照明を反射しているので見づらい。それでも航跡の上方には北極星とカシオペア座が見えている。写真を拡大してみてください


ISSは地上400kmの低軌道ですから、条件さえ合えば、はっきり肉眼で観察できますが、地上から低すぎるので、観測できる時間と場所が大きく制限されています。
観測は、日没2時間後くらい、日の出2時間前くらいの3~5分間程度。ISSが低仰角で通過する場合、都市部の観測点では、地上の明かりと太陽の光が近すぎるため、観測は困難です。

きぼう・デネブ.jpg
2014年12月27日17時54分。上と同じ公園にて。はくちょう座の1等星デネブの脇をかすめ、秋の大四辺形とアンドロメダ座に向かう。写真を拡大してみてください


JAXA広報が発表している方角と角度を見つめていると、予告された時間ちょうどに光の点が現れ、想像以上のスピードで空を横切り、予定の時間と方角に達したとたん、パタッと見えなくなります。高高度を移動する人工衛星は地平線の端から端まで見え続けますから、ISSの唐突な見え隠れは、戸惑いを覚えます。この戸惑いを会話にすると、
見えはじめ:「あれがそうかな?」「そうだと思う」「写真、写真・・・」
見え終わり:「もう一丁、撮っとこう」「えっ、どこ行った?」「消えてしもうた・・・」

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ICD植え込み手術から1か月が過ぎ、「自動車運転」が許可されました。これから6か月ごとに、公安委員会あて診断書を提出して「運転許可」を得なくてはなりません。





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最終更新日  2016年07月20日 00時23分40秒
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