ken tsurezure

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trainspotting freak

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2006.07.31
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カテゴリ: 音楽あれこれ
 早いものでフジロックフェスティバルも今年で10回目だ。それはつまり、僕は人生の約三分の一をフジロックともに歩んだということでもある。
 そんなフジロックに係わる人々の思い入れとは別に、フジロックは今年もいつも通りに妙な感傷抜きで進んで行った。
 一日目で印象に残ったのはアジアン・カンフー・ジェネレーションとダーティー・プリティー・シングス。アジカンは新作からの曲を中心に『君という花』といった曲も演奏した。クールなイメージをアジカンに持っていた僕としては後藤のシャウトに印象を残した。ダーティーズの方はとにかく勢いで押し通すという感じのステージが格好良かった。それと同時にカールの真面目さが伝わってくるステージだった。
 二日目はかなり強い雨が降った。そんな雨の中で演奏したケンヨコヤマが強い印象を残した。彼のメロコア・パンクは強い雨の中にぴったりで、とにかく「元気」な感じが良かった。電気グルーヴはいきなり「N.O.」「シャングリラ」で観客をぐっと引き込む。そのあとはダブ、トランスといった様々な要素を取り入れたテクノで僕等を魅了した。その姿はまるでアンダーワールドのようだった。この日の取りはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。一時期のシリアスさと九〇年代初頭の頃の力強さがうまくブレンドされたようなステージで、グループのいい状態が伝わってくるようだった。
 三日目は打って変って晴れ。強烈な日差しが照りつけるもと、観客もかなり疲労がたまっていたと思う。またこの日の人数は相当で、ここまで混み合ったフジロックを僕は体験したことがない。
 そのせいか救護室に運ばれた人もいたようで、僕が目撃しただけでも二人が担架に載せられて救護室へ運ばれて行った。
 三日目のハイライトは、個人的な趣味が入りこんでしまうが、大江慎也とハッピー・マンデイズがよかった。大江は花田、池畑とともに登場。いきなり『ロージー』で会場を沸かせたあと、新作からの曲を中心にルースターズの曲も披露した。今の大江は余計な思い入れをされずに音楽を作れる環境にあるようで、「自然体」な感じがした。
 ハッピー・マンデイズの最高潮は『WFL』と24アワーズ・パーティー・ピープル』。ショーン・ライダーはほとんど酔っ払いのジジイだったが、そのでたらめなグルーブはクロージングバンドにふさわしい配役だと思った。
 全部で約二〇〇組も出演したというフジロック06。ひとりひとりそれぞれのフジロックがあり、観客延べ人数十数万通りのフジロックの楽しみ方があったと思う。
 とりあえず僕が体験したフジロックはこんな感じだった。

 あとで、詳しいリポートを更新します。





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Last updated  2006.07.31 21:12:12
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trainspotting freak@ Re[1]:世界の終わりはそこで待っている(06/19) これはさんへ コメントありがとうござい…
これは@ Re:世界の終わりはそこで待っている(06/19) 世界が終わるといってる女の子を、「狂っ…
trainspotting freak @ Re[1]:ある保守思想家の死 西部氏によせて(03/02) zein8yokさんへ このブログでコメントを…
zein8yok@ Re:ある保守思想家の死 西部氏によせて(03/02) 「西部氏の思想家としての側面は、彼が提…
trainspotting freak @ コメントありがとうございます aiueoさん コメントありがとうございます…

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