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2024.11.20
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カテゴリ: 医療
おっ、と思ったので、シェアしました。
私も、実はこれなんです😅

勿論、色々対策してますが、今のところ克服できてません。
「数年間悩まされてきた足の痺れ(稽古中や徒歩中の坐骨神経麻痺)は、最近になって、急に対応できるようになり、最近は無くなりました。ひどい時は5分持たなかったから大変でした。」



昨夜の宮坂先生(兄)のFB発信です↓

加齢とともに、夜間、寝ている時に足にこむら返りが起きる(=急激に足がつる(痙攣する))回数が増えてきます。いったん痙攣すると、かなり強い痛みがあり(そのために有痛性筋痙攣とも呼ばれますが)、それが1分以上あるいはもっと続くことがあります。痙攣の起きるメカニズムとしては、加齢とともに筋細胞の中のカルシウム濃度を調節する機構が低下し、そのために細胞内カルシウム濃度が一時的に高くなりすぎるためという説がありますが、今のところ詳細は不明です。

私の場合、夜に剣道の稽古を長くした場合、就寝してから数時間後に腓腹筋(=ふくらはぎの筋肉)や大腿四頭筋が激しく痙攣することがあり、それがなかなか収まらないことがあります。夏の暑い時に激しく稽古をすると、給水を十分にした後でもしばしば就寝中に下肢の痙攣が起こり、とても痛いので、悩みのタネでした。

今のところ、漢方薬の芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ:ツムラ68)が痙攣予防に効果があることがわかっていて、また、私の体験としては、痙攣が始まってからでも芍薬甘草湯を頓服で服用すると短時間で痙攣が収まってきます。

ただし、芍薬甘草湯は、ひとによっては間質性肺炎やむくみなどの副作用が出ることがあり、あまり頻繁に使うのは憚られます。

そんなことから何か他に良い薬がないかなと思っていたのですが、最近のJAMA Internal Medicineに、なんとビタミンK2が痙攣予防に効果があるという論文が出ています(ビタミンK2はサプリメントとして市販されています)。

それを見ると、中国で二重盲検プラセボ対照試験が行われたとのことです。具体的には、平均72.3才の高齢者 199人に対して、毎日ビタミンK2 を180 ㎍あるいはプラセボが8週間にわたって投与され、その間、薬効が調べられました。

その結果を図に示しますが、ビタミンK2 投与によって、高齢者の夜間こむら返りの頻度、持続時間、重症度が大きく減り、その効果は投与後1週間から見られ、薬の副作用は特に認められなかったとのことです。

ビタミンK2はこれまでもサプリメントとして使われていて、安全性は特に問題なしとされているので、この結果が他のグループによっても再現されるのであれば、試してみる価値があるかもしれません。

以上、高齢者で夜間のこむら返りに悩まされている方々にとっては、朗報かもしれません(あるいは少なくとも「おっ」と思うような驚く結果です)。





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最終更新日  2024.11.20 07:12:35
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