KIKIの山行き・・・ 山と山の花

2023.06.30
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三年ぶりで、岩伏山に登ってきました。
この山も、まだ山をやり始めたばかりから登っています。
初めて登ったのが 1996年12月
それから3~4年毎に登って、今回で7回目です。
登山口の津島神社の駐車場に車を停めて歩き出します。




登山口の津島神社の鳥居の横には、参拝者と登山者用の駐車場や休憩舎も完備されて
いつも川口集落の皆さんの好意を感じます。
今日は土曜だからきっとたくさんの車が停まっているかと思ったら
一台も無く、意外でした。
しかし別のところに停めて歩いている人もいるでしょうね。





岩伏山の説明と地図






神社の階段は段の奥行が狭くて急斜面です。
男性の靴なら踵が乗りません。
ということは藁草履の古い時代の石段ですね。
まず、津島神社に参拝して登ります。





神社の左から山に入っていくと、獣除けフェンスの扉があり
その先の茶臼山高原道路を横切って





登山口ですが、ここは帰路口になっています。

私たちは最近はずっと、ここから反対周りで登っています。
なぜなら、こちら側は急斜面なので、
ひざを痛めている上に、左足首を骨折したKIKIには
急斜面を下るより、登るほうが良いのです。

しかし今日は、この反対周りが苦労することになりました。




すぐに、炭焼き窯跡






このあたりから倒木が多く
そのためにルートが少し変わって、ルート探しのために
大まわりして、余分な体力を使ってしまいました。
かすかな踏み跡があるものの、途中で無くなってしまうので
急斜面をよじ登ったけれど踏み跡が無くなるのです。
かすかな踏み跡を探し回りますが見つからず
もう一度わからなくなったところまで急斜面を戻って、
冷静に考え直そうと戻り直しです。

何とか登山ルートを見つけたのは45分ほど彷徨った後でした。
このルートはちゃんと下りに使えば、
下りのルートはわかりやすかったかも知れないのです。




はなたれ岩
ちょうど顔のような岩の鼻のあたりから
水が垂れてくるので、付いた名前です。
水の後はありますが、水は垂れてません。





笠石

別名「お〇ん〇ん岩」だそうです。
そのいわれが看板に






こっちから見たら笠ですね。





この近くに碁盤石山があります。
その山の上で天狗が碁をしたそうです。

この先で、単独の男性に追い越されました。
その方もルートが途中で無くなって、探し回ったということでした。
指示通り、下りに使えば意外にすんなり下りられるようですが
反対周りは、たくさんの倒木のせいで以前よりわかりにくくなっているのです。






くまの爪痕のようなひっかき傷
帰りにはクマに注意の看板もありました。






やっと、歩きやすい道になりました。





「信玄ののろし岩」が見えたら山頂です。





岩伏山(983m)三等三角点があります。
(四等三角点と表示がありますが、三角点の標柱には三等です)






山頂らしい広さですが、残念ながら
木が大きくなり、特にこの時期は木の葉っぱが茂って
展望が良くありません。





ネジキ






木の間から見ようとしますが、かろうじて鹿島山と大鈴山だろうと
見当つけるだけ






このあたりには、信玄公の名の付いたものが多くあります。
武田信玄公はこのあたりまで南下してきたのですね。






この岩のあたりで狼煙を上げたのでしょう






御嶽山や、恵那山が見えるはずですが・・・

山頂でゆっくり一時間ランチタイムでした。
その間誰も登ってきません。
山頂手前で追い越していった単独の男性も、
急ぐようでお昼も食べずに、反対周りの下山ルートで下りて行かれたし
今日は予想外に貸切でした。






登りのルートを下ります。
作業小屋は崩れて、見る影もありません。






ミズバショウの群生地





長命の滝





谷の岩の上に石仏





山姥洞窟へよりみち






山姥洞窟までの道が荒れてて、とても危険
洞穴の近くにはいきません。






本当に岩が多い山です。

今から五百数十年くらい前の文正年間に
一ヶ月位続いた長雨のせいで、山頂の岩が崩れ、土石流となって
下まで押し流されてきて
すそのの川が氾濫して集落が流されたそうです。
それは山の形が変わるほどだったそうです。
このあたりの岩の点在が、その昔のすさまじさを物語っているそうです。






ピンボケの写真ですが、お峰さんの絵だそうです。
その頃は写真は無かったそうですが、写真みたいにリアルです。








お峰岩

どこから登ったのでしょうか、足を置くでっぱりすらありません。










岩の上の観音様






獣除けネットまで下りてきました。

久しぶりによじ登り、急下りをしたので
疲れてその夜は爆睡でした。
そんなことが無ければ、ほどほどに登れる山なのに
道探しは気を遣うし、疲れます。

下りてきて登山口の原田さんとしばらくお話をして帰ってきました。

これからは梅雨の雨で山に行けないこともありそうです。
ヒルのいる山は避けなければなりません。
山選びに苦労しそうです。










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Last updated  2023.07.01 19:33:42
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