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4日(日)岐阜県中津川市から長野県阿智村との境界の富士見台と神坂山に行ってきました。今年の夏はコロナ禍でも、県外移動を制限されていないので本当は遠くの山に行けるはずですが、お天気とこちらの都合が合わなくてなかなか思うような山行きが出来ていません。北ノ俣岳で痛めた足も、何とかおとなしくしていたら回復して高い山、遠い山、夏にしか登れない山などに行けるはずなのに低山をウロウロしています。富士見台は中央道の恵那山トンネルが真下に通っている山で簡単に登れるから、避暑がてら行ってきました。中津川から林道をくねくね10キロほど登って神坂峠に到着驚くほどのたくさんの車が路肩や駐車場に停まっています。スタートが遅いのでもうだめかと思ったら、萬岳荘近くの路肩に何とか停めることが出来ました。富士見台は7回目、2017年以来で久しぶりです。タチフウロミヤマアキノキリンソウミヤマホツツジヒヨドリソウ5年ぶりに登る道はだいぶん改修されて萬岳荘の横から、簡易舗装された道を登っていきこの簡易舗装がいつまで続くのかと思っていたら山の土の道になって、神坂峠からの道と合流少し歩くと神坂小屋の看板が出てきてそちらに向かいます。思ったよりも天気は良くなくて、ガスガスで展望なし小屋は塗装されてきれいです。中もきれい以前友人たちと、ここで休憩したことを思いだします。ガスガスの中を右向こうの富士見台山頂目指して振り返ったら笹の稜線の向こうに神坂山(左のピーク)あと少しで富士見台山頂しかし、すごい黒い雲が山頂の上に広がっています。富士見台山頂(1739m)、たくさんの人が休憩しています向うの雲の切れ間に、南木曽岳が見えています。今から横川山の方に向かう人もいますが私たちはここから引き返して、神坂山に向かいます。黒い雲が垂れているかと思えば、青空が出て太陽が照らすという目まぐるしく変わる天気です。今から気持ちの良い笹の稜線を、向うの神坂山に向かいます。ヤマハハコここで神坂山を見ながら、お昼ご飯を頂くことにします。この笹の稜線は雷が鳴ったら、逃げ場がないですねだから遭難碑がありました。そういえば登山道脇のあちこちのピークに避雷針があります。さあ、神坂山へ、いったん下って登り返して・・・ミヤマホツツジの向こうに神坂山だいぶん近づいたよ~笹の道のトレースを行くところが山頂の手前は首までの高さの笹の海足元が見えないので、手探りではなく足探りで進みます。前方で相棒がギャーと叫んでる!!何があったのか、クマがまた出たのかと思ったけれど進んで行ったらわかりました。笹の足もとはすごいぬかるみで、田んぼ状態見る見るうちにズボンの太ももまで泥んこになって田んぼの中で、のたうちまわった状態です。写真の右奥の岩があるところが山頂(1684.7m)三等三角点がある広場だけがササがありませんKIKIは三角の岩の途中に足をかけています。その三角の岩には、岩田石と彫られています。何の意味が分かりませんが。写真だけ撮ったらさっさと下山します。というのは、先ほど昼ご飯を食べ終わるころから、雷が鳴っているからです。笹の海をかき分け、さらに泥んこになりながら萬岳荘の方への分岐どおり下って、車に着いたらポツポツ雨が降ってきて林道を下るころにはすごい雨です。今回もKIKI一発でした。
2022.09.09
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《 オオキツネノカミソリの群生する大栗山 》21日(日)北ノ俣岳で痛めた膝も、何とか痛みも無くなり普通に歩けるようになって恐る恐る大栗山の大キツネノカミソリを見に行きました。そして痛みが出ないので夏焼城ヶ山へと足を延ばしました。愛知県豊田市稲武の大栗山は大キツネノカミソリの大群生でここ最近大賑わいです。去年も8月17日に見に来ていますが今年は出遅れて、少し花の盛りは過ぎていました。札場峠に車を停めて、ここから歩きます。たくさんの人が、大栗山から夏焼城ヶ山に向かって歩いていきました。県道80号沿いの駐車場から、大栗山の斜面に群生するオオキツネノカミソリをみて、城ヶ山に向かって歩いていくのが多いようですが私たちは、札場峠に車を停めて大栗山に登り大栗山の斜面を下ってオオキツネノカミソリの群生を見て峠に戻ります。標識がちゃんとあって助かります。ほとんど一本道大栗山の山頂ここから急斜面を下って、オオキツネノカミソリの群生を見に行きます。ここのところ雨が多くて、山道は滑りやすくこの間のすってんころりんを思い出して腰が引けます。滑りやすい急斜面を下りたら斜面は大キツネノカミソリの大群生クサアジサイ終わりかけで、花の色が薄く枯れた花もたくさんで見頃は終わっていました。見頃の時なら山が燃えているように見事でしょうね。ヒガンバナと似ているので、有毒の花です。有毒なので動物の食害は無いと思うのですが、ネットフェンスで保護しているのは人間から守っているのでしょうか・・・オオキツネノカミソリは、草が生えている所には咲いてなくて、その奥の草が無いところに群生しています。ヤマジノホトトギスクサアジサイクサアジサイ峠の看板この札場峠から、サンガ坂峠に移動してサンガ坂峠から城ヶ山に登ります。サンガ坂峠で、お昼ご飯を食べて再出発早速、「ツチアケビ」発見登山口から一気に稜線まで登ります。カエンタケ(猛毒) ???てっきり 「カエンタケ」 だと思っていましたが帰宅して調べたら、そっくりな 「ベニナギナタタケ」のようです。ベニナギナタタケは食用ですが、カエンタケにそっくりなので食べないほうがいいですね最近、各地の公園でカエンタケが異常発生しているそうで見つけたら絶対に触らないように。触るだけでやけどのようになるそうです。火の炎のような外観で、触ればやけど状態になるということから火炎茸(カエンタケ)という名だそうです。稜線を登ったり下ったりしながら進みます。すれ違う人が無く、あれほどたくさんの人が登っていったはずですが・・・植林と自然林の間を歩きます。ブナの木峠探しましたがブナの木はありません。しかし、その数m先の自然林の中にブナの木があるのできっと以前はブナの木がたくさんあったのでしょうね植林のために切ってしまって、名前だけが残ったというところでしょう。あと200m歩きやすい道で、痛めた膝にも優しいしかし最後の急登りは気合を入れて登り切ったら山頂広場てっきりたくさんの人がいると思っていたら貸し切りです。夏焼城ヶ山889m山頂には立派な展望台があります。写真右奥に掘立小屋がありますが、以前この展望台が無い頃冬にこの山に登ったら、吹き曝しで寒くてこの掘立小屋で、ありがたくお昼ご飯を食べました。展望台の一階の壁に貼られた写真この山頂は戦争中、アメリカ軍の飛行機を見張る監視哨があったのです。草の中に建物の基礎が残っています。展望台の二階に登ったら、稲武の町が下に見えます。稲武の町のシンボルの山なので、毎年正月登山で元旦に登ってくる町の人たちの集合写真も飾られていました。三等三角点山頂でしばらく山座同定していましたが今日は雲が多くて、御嶽も恵那山も大川入山も見えません。しかし、戻るときに面の木の井山の風力発電の風車が、木の間から見えました。帰りにもあちこちで、色が華やかなこのきのこが目について何もない稜線で唯一の被写体でした。最後は峠の手前の急下りを、気を付けながら下りてきたらすごい雨がザーッと降ってきて、KIKI一発でした。今年の夏は雨が多くて、思う山に行けていません。久しぶりにコロナの制限も解除されているというのに膝も痛めて思うように歩けていません。あと少し短い夏をどのように過ごすのか焦る気持ちも、雨と膝痛には勝てませんね。
2022.08.22
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7日(日)御嶽山に行ってきました。いつもなら駐車場に向かうとちゅうから御嶽山の雄姿が見られます。今回も青空を背に御嶽の姿が見られましたが駐車場に着いたときはガスガスで何にも見られません。用意をして歩き出して、しばらくしたら40分後にギブアップでした。この間の北ノ俣岳の帰りに、ぬかるみの飛越新道を下るときあと1時間位で駐車場のところで、木の根と階段の連続している濡れた階段で滑って、頭から脇の茂みに突撃してその時に左の足首をひねり、右ひざを階段に打ち付けてしばらく動けませんでした。恐る恐る足を引きずり歩きましたが、痛くて怖くて怖くて・・・左足骨折を思い出し、右膝は半月板損傷を悪化させたかと思ってこれ以上悪くすればもう歩けない・・・その痛みが続いていたので御嶽山を田ノ原天然公園からあるき出してすぐ痛みが強くなり登ることは登れても、下りはもっと大変で、痛みはもっと強くなるだろうそうしたらこの夏だけでなく、今後も山をやれなくなるかも今回は痛みがおさまるまで、おとなしくしていようと相棒に一人で登ってもらいました。御嶽山は今回で12回目、継子岳や摩利支天山を入れたら14回目です。御嶽山は主峰の剣ヶ峰以外に、継子岳、摩利支天山、王滝頂上、飛騨頂上などのピークがあります。登山口は田ノ原天然公園から歩く王滝口から王滝頂上へ開田高原口からは三ノ池へ日和田口から継子岳へ濁河温泉口から五の池小屋と飛騨頂上へ黒沢口の御嶽ロープウェイからと旧中の湯から などたくさんありますが今はほとんど、王滝口と、黒沢口、濁河温泉口のようです。黒沢口の場合、御嶽ロープウェイを利用すれば、7合目の手前までショートカットできます。中の湯の駐車場からだと、樹林の中を歩き行場小屋手前でロープウェイからの道と合流します。初めは田ノ原天然公園から登り、途中から中の湯から登ることが多くなりました。しかし去年からはまた田ノ原天然公園から登っています。今年からは、中の湯からだと剣ヶ峰頂上まで行けますがまだ田ノ原からは、剣ヶ峰の手前の八丁だるみにシェルターが無いのでシェルターが出来るまでは通行できないそうです。確かに噴火したとき、多くの方が八丁だるみで噴石の被害を受けたようで噴火の前に八丁弛みを通るたびに、近くの地獄谷からの硫黄の匂いが怖くてここはたしかに火山だと認識させられます。歩き出してすぐ右ひざの痛みから、駐車場に引き返し相棒一人でカメラをもって登ってもらいました。登山道口濃いガスが周りを隠して、御嶽の姿も見えませんいつもならこの道まっすぐ奥に御嶽山の姿が見えるのですが。右へ行けば遥拝場このゲートから先は登山道です。このころはまだ、膝が痛くても登るつもりでした。しかしこの先で激しい痛みでまともに歩けず相棒に一人で登ってもらうことにして、昼ご飯やコッヘルやバーナー類全部下ろしてお昼ご飯は菓子パン一個持っただけで相棒は登ってゆきました。下りてからカップ麺のお昼は食べることにして。あとは、相棒が写した写真です。大江権現あかっぱげ樹林を抜けたら、田ノ原とは大違いで青空八合目石室富士見石下はガスガスなので写真はこれから向かう頂上ばかりイワギキョウイワツメクサ王滝頂上に近づいてきましたまず、御嶽神社参拝その後ろに剣ヶ峰山頂ガスがわいてきました石積みに囲われた神社の向こうに剣ヶ峰八丁だるみ全景左端は地獄谷で、いったん噴火すれば八丁だるみは噴石から避難する所がありません。いつも硫黄の匂いがして、草の一本も生えていません。監視員のお兄さんいったん登ってきたら2~3日この山頂で過ごし、監視するそうです。ここから剣ヶ峰にはシェルターがまだできていないのでまだ行けないのですが、やはりロープを越えて剣が峰に行く人がいるそうで監視しているそうです。自己責任とはいえ、やはり無理やりロープを越えていくことはやめてほしいですね。どうしてもなら、黒沢口からなら許可されているのでそちらから登ればいいことです。どうしてもブログで伝えてほしいと頼まれたそうで写真の掲載もOKだそうです。去年あった鉄骨のシェルターは無くなってその一段下にきれいな小屋ができています。屋根は見かけより頑丈だそうです。去年の9月に登った時にあったシェルター上の写真のブルーシートのあるところにあったのです。この後は同じ道を下山して、遅い昼ご飯を車のところで食べました。あとの写真は、御嶽スキー場ゲレンデに咲いていた花たちです。ウツボグサクガイソウヤマハッカフシグロセンノウ御嶽の花というと、私はフシグロセンノウを思います。御嶽山の登山口までの道路わきにたくさん咲いているのです。これほどたくさんフシグロセンノウが咲く山は御嶽以外に見たことがありません。今回ははからずも、途中でギブアップしてしまいましたが相棒が登ってくれたのでブログアップできました。せっかくの夏山なのに膝痛で登れないのは残念です。半月板損傷は治りませんが、早く痛みが取れて山に登れますように。
2022.08.08
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30日(土)昨夜の夜中にも雨が降ってやはり連日の雨です、飛越新道はただでさえぬかるみの道なのにここ連日の雨で、帰りにもぬかるみを歩かなければなりません。夜明け前、へッデンの代わりの懐中電灯とカンテラで照らしながら避難小屋を出発して北ノ俣岳山頂を目指します。途中で富山の街の灯りと、雲海の右の山の中にポツンとオレンジの灯りがあるのが、たぶん折立のキャンプ場の灯りかと思います。東の方向の空が明るくなってきました。ぬかるみを慎重に歩き、次は木道です。ところが雨に濡れた木道は滑りやすく、さらに崩れた木道は斜めの滑り台状態です。登りよりも下りの方が怖いだろうと思いながら登ります。木道が終われば、えぐれた溝状の登山道です。以前日帰りで登った時より、えぐれが酷くなっています。溝状の中には大きな石がゴロゴロで歩きにくく必然的に溝の縁の上を歩くことになりますが片足分の幅の踏み跡を、懐中電灯で照らしながら歩くので脇の笹の中の状態がわからずストックを突いたら、そこが小さな溝になっていて、刺さる土が無くて顔からすってんころりん、溝に顔と上体が挟まって起き上がれません。こんなことが、2度あってよく怪我をしなかったと思うくらい上手に転んでやっと溝状の登山道を抜けてホッと休憩するころには夜が明けてきて、やっと何とか写真を撮れるほどの明るさになりました。ちょうど、私たちの後から一人のアメリカ人がすごい速さで近づいてきて少し話をしたら、想像を絶する健脚の人でした。彼は夜明け前2時に飛越トンネルを出発して、夜明け直前に北ノ俣岳の中腹に取り付いています。今日は、北ノ俣岳から黒部五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、高天原、雲の平までいって雲ノ平で泊まるそうですがまるで空を飛んでいるようです。仙人か鉄人を見送って、私たちはこれから写真を撮りながらのんびり登ります。白々と明けてゆく雲海の向こうに御嶽山と乗鞍岳ミヤマダイコンソウ見上げると、北ノ俣岳の山頂(真ん中のピーク)に三人の登山者の姿薬師岳の左肩向こうに、剱岳ピンボケのトウヤクリンドウ雲海がとても素敵このころから、溝状の荒れた登山道は終わり次は濡れたハイマツの中を泳ぐように進みます。おかげで体はびしょびしょに濡れて冷たい右から御嶽山、乗鞍岳、北ノ俣岳の稜線の近くの三角錐の山は笠ヶ岳雲海の向こうに白山やっと、稜線に乗りましたハイマツの稜線の向うに 北ノ俣岳(右)その左に黒部五郎岳、槍ヶ岳、水晶岳もうテンションアゲアゲです。疲れが吹っ飛びます。前回の日帰りの時は、ハイマツ帯の手前で、ヘロヘロになってもうあかん と音を上げたけど相棒にうまく誘導されてここまで来て、この景色を見たら急に元気になったことを思い出します。薬師岳の全容と、左奥に剱岳三角点ではないけど、何かの標柱の前で太郎平からの道との合流その木道を歩いてあと少しで北ノ俣岳山頂です。山また山の向こうに白山山頂から有峰湖右端は黒部五郎岳、左のとんがりは槍ヶ岳右から笠ヶ岳、黒部五郎岳、槍ヶ岳槍ヶ岳から水晶岳たぶん真ん中は雲ノ平の祖母岳と祖父岳でしょうか北ノ俣岳からの縦走路次々と黒部五郎に向かって歩いていく人がいます私たちはこの景色を見ながら朝ごはんのパンをかじります。薬師岳をバックに三等三角点で最後の写真を撮って下山します。帰りにはハイマツのしずくを受けないようにレインウェアを着て。ハクサンイチゲもう終わりのハクサンシャクナゲミヤマアキノキリンソウミヤマオトギリミヤマリンドウイワショウブ花の終わったチングルマの穂歩きにくい溝状の登山道です。登りには脇の笹の中に埋もれた溝に、二度はまって転びました。木道まで下りてきました。KIKIの後ろの山は寺地山寺地山の左に続く稜線、飛越新道を歩いてきたのです。キンコウカが群生する池塘その向こうが寺地山と飛越新道振り返って北ノ俣岳の方を見上げて朝より乾いた木道ですが、滑り台状態の斜めになっている板ですってんころりんまたまた、顔から転んで今日三回目です。池塘の縁にワタスゲが咲いています見るときれいな庭のような北ノ俣岳の斜面ですがメチャクチャきつい!!三角錐のピーク目指して、その右が山頂荒れた木道この後避難小屋で早いお昼ご飯を頂いて帰り支度をして分岐で振り返って、北ノ俣岳よ さようなら避難小屋よ ありがとうまた、ぬかるみの続く飛越新道を歩かなくてはいけません。登山道が大ミズバショウの湿地です。もうすぐ寺地山最後に北ノ俣岳を見て、名残惜しみます。もう山頂に雲がかかっています。寺地山(1996m)ここで休憩途中で薬師岳の見える所がありましたが、もうだいぶん雲が出ています。山の天気はすぐ変わります。長い長いぬかるみの道晴が続いてもぬかるんでる飛越新道ですが、昨夜も雨が降って、余計ぬかるんで泥んこの中にある木の根も滑りやすく足を置くところに気を使い右へ行ったり左へ行ったり、ウロウロするので2倍ほど歩くことになるのです。登山口まであと1時間のところで、またまた滑って頭からひっくり返りました、今日4回目です。幸い、岩も木も無くて不思議に頭部にけがをしませんでしたが膝と足首をひねったようで、足を引きずりながらおりてきました。おまけに雨が降ってきてレインウェアを着て、ザックカバーをつけてさらにぬかるみが増えて、追い打ちをかけるように歩きにくい道を黙々と進みます。登るときには真っ暗で見れなかった鉄塔ここまで来たらあと30分です。しかし、この30分は足を引きずり辛かった。この先はジグザグの急下りを慎重に下ります。うしろから追いついてきた男性が私の後ろで、すってんころりんその滑った音にビビりながら下に登山口の駐車場が見えてバンザイ 下りてきたよ~前回、日帰りしたとき、今度は避難小屋で泊まってみたいなと書きました。コロナ禍のせいで、混む小屋に泊まりたくなくて、再びの北ノ俣岳でしたが、途中で雨に降られましたが山頂では幸いに天気に恵まれすごい展望でした。久しぶりに北アルプスを歩けて山に魅力にどっぷりとつかることが出来ました。私のブログでその魅力が紹介できたでしょうか・・・参考までに前回の日帰りのブログを貼り付けました。2018年7月 日帰りの北ノ俣岳
2022.08.05
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北ノ俣岳山頂から左前方に黒部五郎岳7月28日(木)久しぶりに北アルプスへコロナ禍で、ここ数年遠い山、高い山に行けなくて体が鈍ってしまうし、体力も気力もなくなるし、もう高い山には行けないなあ~と思っていました。今年の梅雨は変で梅雨明け宣言が出された後にまるで梅雨のような長雨が続き(私はそれが本当の梅雨だと思っていました)いつも通り7月の末に晴れが続いたので重い腰を上げて、今年こそは北アルプスに行こうと計画していましたがコロナの第7波が来て、狭い山小屋で雑魚寝を強いられるのが怖くて結局、マイナーな山の避難小屋なら混まないだろう、ということで行き先を北アルプス展望の山、北ノ俣岳(2661m)へ。北ノ俣岳は、2018年7月14日日帰りで登りました。今回はもう日帰りで登る体力はないだろうということで避難小屋泊かテント泊で登ります。高山経由で神岡から飛越トンネルの手前の駐車場へそこで夕食の弁当を食べて車中泊翌29日(金)早朝、ヘッドランプで出発。ところが久しぶりなので、ヘッドランプを忘れて仕方が無いので、懐中電灯を右手に持ち避難小屋泊用のカンテラを左腰にぶら下げて歩き出します。トンネルからすぐの登りは、鉄塔まで急斜面をジグザグに登ってゆきます。真っ暗なので足元に気を付けながら、昨日の昼過ぎの大雨で濡れた道を登ってゆきます。やっと明るくなって写真が写せます。飛越トンネルの南口から登るこの飛越新道はほとんどがぬかるみの道で夜が明けてすぐに虫(たぶんブヨ)がまとわりついたのでネットを被ったけれど、手遅れで顔三か所刺されました。最後までずっとネットをかぶって歩きます。このルート一番の大木以前より倒木が多く、くぐったり、跨いだり、回り込んだり・・・ルートが湿地なので、イワイチョウがルート上に咲いてます。ママコナ飛越新道と神岡新道の分岐しかし、神岡新道にはロープが張られ、笹が密集してもう道ではなくなって久しいようです。最初の花畑ですが、もうニッコウキスゲは終わっています。前回はここからニッコウキスゲの花畑をルンルン歩きました。《2018年7月14日 日帰りの時》その時は日帰りなのでザックは軽いので身軽でした。今回は避難小屋泊か、それが出来ないならテント泊ということで荷物が多いのです。久しぶりの思いザックは担いだらふらついて、歩けるだろうか・・・と心配になるくらいでした。キンコウカニッコウキスゲエゾシオガマ次の花畑は、ニッコウキスゲが少し残っています。このあたりで朝ご飯のパンを、座るところが無いので立って食べました。イワイチョウがちょうど満開ママコナの群生鏡池緩やかに高度を上げていくと、ニッコウキスゲがたくさん咲いています。寺地山(1996m)寺地山の端っこに立てば、北ノ俣岳が目の前にドーン晴れているけど雲が多く、山頂に雲がかかっています。ミヤマリンドウか、タテヤマリンドウか?ニッコウキスゲがとてもキレイ白花のミヤマリンドウ寺地山からいったん下って登り返したら分岐右に行けば避難小屋左の木道を行くと北ノ俣岳山頂へ避難小屋は修理されていました。しかし少し左奥に傾いていますが、何とか使えそうです。以前日帰りの時はもっと壊れていたので、今回はさらにひどい状態だろうと思ってテントも持ってきていましたが、これなら使えそうです。《2018年の避難小屋 傾きが酷い》ロープで立ち入れないようになっている小屋の奥はかなり斜めになっている小屋の前には水場冷たい水がとうとうと流れています。水場が近くにあるのは助かりますね。天気がいいので、泥んこになった靴を脱いで干して昼ごはんを食べて、明日のお茶を作っています。無理をすれば今から山頂を目指しても、日が長いので少しくらい遅くなっても小屋に戻れると思うのですが山頂に掛かる雲で、たぶん展望が無いだろうということで山頂は明日に賭けることにしました。夕食前にくつろいでいます。単独の男性が避難小屋前で昼ご飯を食べた後、北ノ俣岳山頂から黒部五郎岳を目指して出発をしたのですが夕方戻ってきました。途中でテントを張ったら、クマが近くまで来たので慌てて撤収して避難小屋まで戻ってきたということです。さすがに単独でクマに遭うのは怖いですね。この後小屋の軒下で夕食を食べてのんびりしていたら、突然大雨が降ってきて一時間くらいは降っていたので、もし山頂に向かっていたら山頂から小屋に向かって下山中に、この雨に降られていたでしょう。昼前にここに到着して、長い半日をここでのんびり過ごしましたが汗で濡れた物を乾かせたり、初めてのんびり避難小屋で過ごせました。8時前には雨が止んで、貸し切りの避難小屋に夜が更けていつしか眠りについたのです。明日は山頂にアタック続きはまた後ほど・・・
2022.08.04
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26日(日)先週は白山連邦の銚子ヶ峰に登って、少々お疲れなので今週は少し楽なところということで岐阜県恵那市の笠置山へ。笠置山は恵那市と中津川の県境にそびえる山でその形は恵那山と共に目立ちます。山頂の台形状の形から花山法王が京の笠置山に似ているということで、笠置山と言われるようになったとか。登山口この石段から登りますプラスチックの擬木の土留めの階段しかしこのあたりは、土砂が流され擬木だけが残っています残された擬木を跨ぎながら登るので、かえって疲れます。さらに植林の森の中は風が無く、蒸し暑くて汗だくで登ります。丸い石に、笠置神社の文字と指さす手の印が珍しくこのあたりは歩きにくい石がゴロゴロの道苔むしている石は嫌いです。天然記念物のヒトツバタゴ大正八年に本州でで最初に見つかったヒトツバタゴの自生地です。それまでは、このヒトツバタゴの自生地は対馬にあることしか知られていなかったということで本州では、ヒトツバタゴがここにあるなんて!!そう思って眺めてみたら、なんと立派な大きなヒトツバタゴでしょうか!!ヒトツバタゴは別名、ナンジャモンジャともいわれて今ではそこらへんに生育しています。沢に掛かった小さな橋こんな何でもない沢に小さいけど立派な橋・・・と思って看板をみたらこの沢は「あんこ沢」といわれあんこ(鮟鱇)と言われる小さなサンショウウオの一種が住んでいるといわれる「あんこ沢」きれいな水が流れています。植林の中はコアジサイが咲き始め単調な植林の中で、あちこちにコアジサイの白い花が唯一の色どり二つ目の案内の石やっと林道に出ました。横切って再び山に入ってゆきますがこのあたりで大休憩下山する男性たちと山談義に花を咲かせます。三つ目の案内石このあたりからササユリが咲いています。右の沢の向こうにも3輪、遠すぎて写真は撮れません杉の植林の下草が笹に変わり大きな岩がたくさん出てきました。白雲寺の跡です。本当に岩の多い山です。ずっと階段が続き、ほとほと嫌になります。おみたらし(御神水)山頂の神社から湧き出ているので、御神水と言われるのですねこの山は水が豊富手を洗って一休み斜度がきつくなって山頂が近くなりました登り切ったら奥に鳥居が見え雨乞いの笠置神社の境内が山頂、二等三角点があるだけ檜皮葺の笠置神社保護のために大きな波板で覆っていますがそれが風情を損なっていますね。しかし、今はなかなか檜皮が手に入らないし、葺き替える職人も少ないでしょう。檜皮葺を葺き替えるには費用と人手が要るから屋根で覆うほうが簡便なのでしょうね。神社の前のベンチでお昼ご飯を頂いて天然記念物のヒカリゴケを見に行きましょう。神社の裏から少し下れば、苔むした巨岩がゴロゴロ20年前に来たけれど、全く記憶がありません山の花は山でしか育ちませんね写真だけ撮って帰りましょう山頂からかなり下まで急斜面を下って巨岩の積み重なったところではしごを登り岩と岩の隙間の奥にヒカリゴケは金緑色に光っていますまるで蛍光塗料を散らしたように光っています苔が光るなんてとても珍しいこのころになって、たくさんの人がやってきて写真では写っていませんが、狭い岩場は大混雑です。再び急斜面を登って神社に戻ります笠置神社のある山頂(1128m)で記念の証拠写真ヤマタツナミソウポツンと一つだけ咲いていましたピンクのきれいなササユリ山頂から奥に行くと展望台残念ながら、ガスっていて展望がありません次はペトログラフ(古代岩刻文字)を見に行きましょう岩に文字や絵を刻んでいるという岩に刻まれた盃状の穴だそうです縄文時代に古代シュメール人、ケルト人、ミクロネシア人やってきて岩に刻んだということですがそんなことがどうしてわかるのか・・・凡人のKIKIにはわかりません。これが盃状の穴ですってここを通り抜けるには体重制限がありそうです。擬木の階段に苦労しながら、その後同じ道を下って戻ってきました。先週の疲れから、今週は簡単な登山にしておこうと思っていましたが図らずもひたすら階段歩きで疲れましたが20年前と違うルートで登れました。なかなか見どころのある山で、今度は違うところから歩きたいですね。
2022.06.28
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《石徹白大杉》岐阜県で一番大きく、日本でも5位の大きさの杉19日(日)9年ぶりに銚子ヶ峰に行ってきました。岐阜県郡上市白鳥町石徹白から、銚子ヶ峰(1810m)に初めて登ったのが1998年9月、二回目が2005年6月、三回目は2013年6月今回は4回目ですが、コロナ禍でしばらく遠出をしていないし高い山も久しぶりで、少し心配しながら登りました。登山口の石徹白大杉の下の駐車場に車を停めて歩き出します。私たちの少し前に出発した単独の男性は、別山まで行きたいといっていました。私たちは銚子ヶ峰で十分です。参考までに2013年6月の銚子ヶ峰登山口の看板と、あずまやと向こうの小屋はトイレです。現在地から、石徹白大杉を見て尾根を登ると銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、別山そして白山に行けるのです。登山道は白山信仰の美濃禅定道でもあります。ノリウツギミヤマキンポウゲヤマボウシ登山口から420段の石段を登れば石徹白大杉です。樹齢1800年幹回り約14m、樹高25m白山国立公園にあります。いつ見ても、何回見ても素晴らしく大きな杉です。はるか昔から、白山信仰の信者さんが、この道を登って白山にたどり着くのを見守り続けた大木です。この広場は今清水社という神社の跡地だそうです。クマノミズキの花が満開ブナ林の気持ちの良い登山道です。このルートは植林が無いので、ブナの新緑の中を登るのです。ツクバネソウ鳥獣保護区なので、野生動物の天国です。色々な小鳥の鳴き声を聞きながら登ります。ウグイスや、カッコー、ツツドリ、ホトトギスなど托卵三兄弟もしきりに鳴いています。登山口より1キロ地点ギンリョウソウユキザサマイヅルソウツクバネソウツクバネソウだらけでした。ミツバオーレンミツバオーレンは山頂直下まで群生が続きます。急登を登り切ったら、しばらく緩やかに登りこういう繰り返しは、息を整えられるので助かります。高度を上げるにつれ、アカモノも色が鮮やかになります。おたけり坂どうして「おたけり」なの?と毎回思いながら登るのですが確かに急登で、どこまで続くのかと・・・雨宿りの岩屋山頂方面が見える稜線にたどり着いて雪渓の上が山頂手前で、ここからは山頂は見えていません。ズームで、母御石を確認イワカガミタチツボスミレ高度を上げたらだんだんイワカガミの色がきれいになりますゴゼンタチバナ最近は足の骨折や、コロナ禍で、高い山に行けなくなってこの花も久しぶりです。地味な花ですが、久しぶりだと懐かしくてうれしいツマトリソウこの花も久しぶりです。高い山だと、当たり前のように咲いています。避難小屋はまだか、まだかとおたけり坂を過ぎて登山道が広くなったあたりから避難小屋を求めていました。神鳩避難小屋前回から9年も経っていますが、頑丈なつくりでほとんど変わっていません。以前は小屋前にテーブルもありました。中はきれいに整えられ、安心して使えますね。小屋の近くで大きな エンレイソウ神鳩ノ宮 でしょうか小さな祠が登山道脇にあります。避難小屋は神鳩ノ宮避難小屋ともいわれるのでこのあたりには神鳩ノ宮があったそうです。イワカガミここから笹の稜線歩きですしかし、花の多い山は虫が多くここでワンワンと虫の集中攻撃に遭い、帰宅したら耳の中、顔中刺されまくりでした。ネットを被る暇のないほどの集中攻撃でした。クモマニガナミツバオウレンオオバノキスミレツバメオモト後にも先にもこれだけしか見つけられませんでした。オオバノキスミレの群生歩いてきた登山道は、ぐるりと回り込んで避難小屋のある稜線を見てズームで赤い屋根を確認見上げたら、母御石ツマトリソウミヤマキンポウゲ銚子が峰の山の右肩向こうに、雪のある別山が少し見えています。ここからはミヤマキンポウゲの群生が広がって母御石ついつい登ってバンザイ下から見えた雪渓ツマトリソウとマイヅルソウ銚子ヶ峰の山頂の右に、別山お天気はだんだん良くなって、雲がゆっくり動いています別山の上にある雲が無くなりますようにと願いながら笹の稜線歩きは大好きです。トレースもわかりますねミヤマキンポウゲの群生があまりにもきれいだったのでイワナシあきらめていたけど、イワナシ も咲いててくれました。イワカガミも色が濃くなって、ミツバオウレンとのコラボ濃いピンクのイワカガミ花の写真を撮りながら、気が付いたら山頂銚子ヶ峰山頂(1810m)三等三角点と山座同定盤のある山頂広場向こうに別山が見えます。山頂には誰もいません私たちを追い越していった単独の男性たちは、この先に歩を進めたのでしょう。避難小屋あたりで追い越していった男性とそのあと母御石のあたりで追い越していった女性がこの先の雲石ももすり岩で休憩しています。雪渓のあるピークに雲石ももすり岩があります。写真ではわかりにくいのですが、人がいますその向こうが白山への稜線です。三ノ峰の山頂と別山は雲の中ももすり岩の近くには サラサドウダンコケモモももすり岩に乗って、バンザイ(高いところに登ったらいつもバンザイ)野伏岳や薙刀山、願教寺山の稜線ももすり岩のあたりでお昼ご飯を頂いて雲が動いて、三ノ峰や別山の雲が切れるのを待ちました三ノ峰(黒い山)と別山が姿を現して粘った甲斐があります。健脚の人はこの景色を見たら、別山を目指すのですね。山頂の後ろからもう一度別山までの稜線を眺めて名残惜しいのですが下山します。母御石から稜線を下ります帰りにももう一度、母御石にのってムラサキヤシオツツジかろうじて咲き残りがありました。今日は目的の花のほとんどが見られましたがハクサンチドリだけ見ることが出来ませんでした。前回と同じ頃に来たのですが、会えませんでした。自然の物ですから仕方がないですが頑張って登ったものだけが見ることのできるご褒美です。またいつかこの山に来たら会いたいです。ももすり岩で、ずっと話していたご夫婦と結局一緒に話しながら下りてきて素晴らしい一日でした。石徹白の大杉は太陽に照らされて神々しく輝いています。真ん中の本体は枯れているようですが、樹皮が元気なので周りの枝が伸びてまだまだ頑張ってくれそうです。人びとがこの登山道を登っていくのをまだまだここで見守ってくれます。
2022.06.22
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12日(日)岐阜県瑞浪市の屏風山は高速道路中央道 屏風山パーキングの名前の由来となった山で屏風山パーキングエリアの東南に位置し、屏風のようにそそり立っています。初めて登ったのが2000年10月それから5回登って、今回で7回目。この山に登ると、必ず会話に出る子猫の話があります。初めて登った時、登山口で靴を履いていたらどこからともなく子猫がやってきて体をすり寄せてきました。ニャーニャーと鳴いて離れてくれません。結局そのまま、山頂まで長い道のりをついてきてしまったのです。今と違って誰も登ってこない貸し切りの山で山頂で私たちの昼ご飯をむさぼるように食べて私たちが下山するときに、そのまま山頂に残しておけず帰るよ~と声をかけて一緒に下りてきました。途中で何度も子猫は疲れて座り込んでしまうのでとうとう、私のザックの中身を相棒に託して空っぽのザックの口を開けてやると、ザックに入ってきて私のザックの中から首だけを出して下りてきました。そしてそのまま、結局相棒の家の猫になり、可愛がられて天寿を全うしました。屏風山はその後、何度登っても子猫と出会ったときの話で盛り上がります。山に捨てられてまだ日が浅く、雨が降っていなかったので汚れていませんでしたが拾って帰る途中で雨が降って来たのであのまま山で秋の雨に降られていたら・・・と人助けならぬ猫助けしてよかったねと毎回のように話しながら登るのです。さて7回目の今回の話です。笹平登山口にむかう途中で、工事中の看板がありどこまでいけるのだろうかと心配しながら、結局登山口の駐車場までやってきました。登山口には6月末までの、通行止めの看板があります。平日は工事していますが、日曜の今日は工事していませんので通れます。だから平日は駐車場も使えません。かえる岩確かにカエルの横顔ですね。左上に石仏ポツンと一つだけ石仏登り切ったらどんどん下って、沢沿いを歩きます。黒の田東湿地今日は天気が良く、めちゃくちゃ暑いお茶飲んでしばし休憩湿地に花を探します。この時期ならカキラン、トキソウ、サワランなど咲いているはず・・・ところが咲いているのは、ノカンゾウが少しだけしかし、湿原は鳥の鳴き声でにぎやかです。ウグイスや、ホトトギス 恋の季節ですね。望遠で写しました。次は屏風山に向かいます。谷からどんどん登って稜線にたどり着いたら馬の背山(767m)永王権現展望地の方へ行って見ましょう展望地から、瑞浪市、土岐市が見えています。そして遠く、蜃気楼のようにぼんやり浮かび上がっているのは名古屋のビル群八百山(800m)標高800mだからついたのでしょうね赤松の大木が目印の 屏風山山頂広場(794m)(この写真は誰もいなくなった下山時に写したもの)山頂に到着したときはたくさんに人でにぎわっています。一等三角点があり、初めて来た時より山頂は雑草も無くきれいに広がっています。屏風山はたくさんの登山口があるので、皆さんいろいろなところから登ってきています。山頂は北西方面と南東方面が開けています。しかし南東方面の恵那山は見えません。北西を向いてランチして食後の飲み物をいただいています。今日は登りでしっかり汗かいて、ご飯を食べているときは山頂を吹き抜ける風が、心地よいというより寒くてウインドブレイカーのお世話になるくらいでした。白山と別山がかろうじて見えています。山頂からの展望黒の田山下山は尾根伝いに、並んでいる山を縦走しながら下ります。今回は黒の田湿原の花を期待してやってきましたが少し早かったのか花が無くがっかりでしたが、思わぬ花を見つけました。珍しい花なので場所を特定しませんが写真だけ。ヒトツボクロ(ラン科 ヒトツボクロ属)初めて見たので大興奮でした。葉っぱは一枚だけで、イチヨウランかと思いましたがイチヨウランは花が一つで、こんなに小さな花がたくさん付きません。茎の背丈は20cmくらいで、花は5mmくらいの非常に小さく黄緑の地味な色で地面に同化していてなかなか写せません。図鑑とにらめっこして何とかヒトツボクロだと思います。30分くらい粘ってたくさんシャッターを切りましたがコンデジではこれがやっとです。これで、屏風山はまた思い出の山になりました。
2022.06.13
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5日(日)愛知県設楽町下津具の白鳥神社から登る、白鳥山へ。昨年も5月末に登りましたが、その時は意外に思うほどたくさん登っていました。今回は、神社の上の林道突き当りの広場には車が無くどうやら貸し切りかな~と言いながら登りました。写真は少し左に傾いていますが、本当は水平です。神社の石段は古いもので、幅が狭くて歩きにくい。本殿ヤマトタケルノミコトをお祀りしているそうです。右にご神木のヒノキ樹齢700年樹高 31.2m設楽町指定天然記念物です。無事に登山をさせていただきますと、お祈りして出発登山口すぐに分岐写真は下山口です。登りはこの先へまっすぐ進むように教えています。しかし私は、ここから登って逆コースで登ります。私たちの脚には、下り緩やか、登りの急登の方がいいのです。何の木がわかりませんが、立派な大木大きな岩が出てきました。この山は岩が多くて、山頂近くになると○岩という名前の大岩が露出しています。ますます岩が多くなって稜線近くになれば、仏岩仏岩しかしどれが仏岩なのかわかりません。目の前は大峠右奥に平山明神や岩古谷山などが見えます。このあたりにある、チチブドウダンはすでに終わっていて咲き残りはありません。山頂稜線に取り付いたら広くなったところにヌタバ(写真右に看板)があります。ヌタバは獣が多くやってくるのでダニが多くて、さっさと通過しかし、ここで初めて富士見岩の看板を見つけました。今まで4回も登って、今回は5回目ですが、富士見岩は行ったことがありません。これは行かなければ・・・ヌタバの左横から奥に歩いていくと大岩が崖に突き出しています。岩の端まで行って見ます。展望が良いのですが、山座同定でききる山がわかりません。しかし、コアブラツツジがいっぱい次は帝岩(みかどいわ)下津具の集落が下に見えています。目の前の山は大峠右向こうに平山明神や岩古谷山仏岩から見る展望と同じで南側が開けています。コアブラツツジつぼ型の可愛い花が好きです。白鳥山山頂968m北側の展望が開けています。茶臼山と萩太郎山アンテナのあるほうが萩太郎山その左奥が、愛知県で一番高い茶臼山(1415m)です。しばざくら祭りを今日までやっているようです。天気が今一つですが、たくさんの人が来ているでしょうね。お昼ご飯は先ほどの富士見岩まで戻っていただきましょうと岩の横で食べていたら・・・上を見上げて、チチブドウダンの咲き残りを発見会えてよかった~~チチブドウダンには遅かったけれど、コアブラツツジは今が満開下山は反対周りで、水晶岩の方へ下ります。夫婦岩本当に岩の多い山です。この山は昔、水晶を産出した山でそうです。水晶のできる洞を広げた穴がたくさんあります。しかし今は採掘禁止。採掘しているブログがありますが、それを見て絶対に採らないように。里見平植林される以前は里が見たのでしょうね今は見えません。今までひと山貸し切りでしたが、この後家族連れが一組と、若者一組が登って来たのでやはり最近はこのマイナーな山でも登山者がいるのだと思いました。コロナ禍で、遊びを繁華街よりアウトドアに転向する人が多いようで鈴鹿も以前はほとんど誰にも会わない山が、今はにぎわっているらしい。白鳥神社に戻ってきました。やはり神社には静寂が似合います。伊吹山で病に倒れたヤマトタケルノミコトは、三重県まで来て亡くなったそうです。そこで大きな白鳥に姿を変えたミコトの魂が大阪府の堺市まできて舞い降りて、そこで大鳥神社としてまつられたそうです。各地の白鳥神社というのはヤマトタケルの化身の白鳥を祀っているそうでこの神社もヤマトタケルノミコトを祀っているそうです。津具やこの近辺には、正月の2日に「花まつり」といって白鳥神社の下の舞庭(まえど)で五穀豊穣・家内安全・繁栄を祈願して鬼の姿で一晩踊りあかすそうです。別名「悪態祭り」と言われ、酒飲んで悪態をついても許されるという面白い郷土芸能神事です。しかしコロナの影響でここ数年開かれていません。
2022.06.07
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29日(日)郡上市と美濃市の県境の山 瓢ヶ岳とその帰りに高賀三山の主峰 高賀山に登ってきました。瓢ヶ岳は今年の4月30日アカヤシオの咲く頃、小雨の降る中を登りました。1ケ月後の今回は、素晴らしい天気の中で、伸びた新緑の木陰の下を、気持ちの良いグリーンシャワーを浴びながら歩けました。 中美濃林道登山口若い頃はふくべの森登山口や、星の宮神社から登りましたが最近は楽ちん登山ばかりです。登山口はすっかり緑のトンネルです。木の葉っぱが茂って、樹間からの展望が無くなってひたすら歩いたら思ったより早く、アカヤシオの群生地の稜線に取り付きました。このりっぱな枯れ木が目印ここから稜線歩きです。稜線を下って登り返したら前方が開けたところ奥瓢(おくふくべ)山頂さらに下って、登りかえしたら分岐。ふくべの森からのルートとの分岐です。分岐のあたりには、サラサドウダンやシロヤシオの木が。アカヤシオの群生地でもありますので、このあたりはツツジ科の木がいっぱいシロヤシオはもう終わって、咲き残りが枝にポツポツベニドウダン木の背丈が高いので、上の方をよく見ないと見逃がします。瓢ヶ岳山頂(1163m)すでに2組4人が休憩していますが、あまりにも暑いので木陰に居ます。御嶽山と乗鞍岳はかすんではっきりしません。白山はしっかり見えています。私たちも初めは木陰でランチを考えていましたが木陰は虫がいっぱい飛んできて、煩わしいのであえて日向でランチタイム。岐阜市内から登ってこられたご夫婦と山談義に花が咲いてゆっくり休憩。ドウダンツツジを探しながら下山します。次に向かったのは御坂峠高賀山に登ります。帰りに体力が残っていたら、峰稚児神社に立ち寄りましょうと山頂に向かいます。高賀山は今回で5回目前回は2017年11月すべて高賀の森公園の駐車場から登っています。今日は二つとも楽ちん登山です。だんだん、楽ちんなルートを探して登っています。自然林の稜線歩き途中で瓢ヶ岳が真正面に見えます。山頂手前若いカップルがちょうど下山するところでした。カマツカの花一等三角点のある高賀山の山頂(1224m)山頂らしい広場で、270度の展望です。御嶽山方面はぼんやりですが、白山はよく見えています。伊吹山も恵那山もうっすらしか見えてません。2008年12月に登った時は、山頂手前から樹氷のトンネルでさむかったけれど感動したものでした。忘年会登山は樹氷の高賀山御嶽山はかろうじてこの程度御坂峠まで下りてきて、峰稚児神社に向かいます。今まで何度も登っていますが、この神社には行ったことがありません。登りだしたらすごい急登四つん這いになって、木の根を掴みながら登ります。下りは気を付けないといけないなあ~と思いながら登る登り切ったら意外に平坦な道があり神々しい広場に大きな岩その上にお社が祀られています。なんだか、雰囲気の良い森の中の大岩の上自然石で階段が作られていますが、さすがに正面まで行くのはためらわれここで手を合わせて参拝急斜面を気を付けながら下りてきましたが行って見てよかったと思う神社でした。中美濃林道は、両脇に花盛りのタニウツギ街道です。楽ちん登山でしたが、天気も良く、初めての峯稚児神社にも行けたし相棒の膝の調子も良くて、徐々に夏山に向かって体慣らしをして行けたらいいなと思っています。
2022.05.30
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15日(日)相棒の膝の調子も、嘘みたいによくなってそれなら、歩く距離をのばしてみようとしかし、登ったり下ったりがきついと膝に負担がかかるので距離が長く、あまり急登りが少ない山・・・設楽町の寧比曽岳にすることにしました。大多賀峠からではなく、段戸湖から東海自然歩道を歩くことにします。段戸湖の駐車場は停める所が無いくらいの混みようで路肩に停めて出発します。段戸裏谷素晴らしい自然林の段戸裏谷気持ちの良い分水林道を歩いていくと分岐を右へ出来山への看板通り進みます。トイレのある分岐を右へトイレが新しくなっています。看板では寧比曽岳までやく7キロです。石も少なく、ほとんど平坦で歩きやすい登山道です。膝の悪い我らは、この道が膝にやさしいので寧比曽岳にしたのです。山腹を巻きながら、沢沿いをグネグネと同じ景色で変わり映えしませんが膝にやさしいので歩けます。富士見峠の手前の休憩場(どうやらここは神越峠らしい)ここは風の通り道で、今日も風が強くて寒い今までとは違ってここからは、富士見峠まで急登が続きます。ヤマツツジまだほとんど蕾です。急斜面の階段を登ったら、富士見峠木に囲まれて展望はありません。寧比曽岳山頂たくさんの人が休憩しています。大多賀峠から登って来た人や、金蔵連(ごんぞれ)から来た人、私たちのように段戸湖から来た人思った以上にたくさんの人がいました。登山道でもたくさんの人が下山してきて、段戸湖の駐車場に空きが無いのが理解できます。山頂のヤマツツジの大木は満開ベニドウダンも満開可愛い釣り鐘型のベニドウダン三等三角点 (点名 大多賀)アマドコロ ?レンゲツツジあずまやでゆっくりランチして同じ道を下山です。相棒の膝は良くなって、今回は今までと同じように私のはるか前をどんどん歩いていました。膝変形関節症なら、早く良くなるんですね半月板損傷の私はもう15年も痛みと戦っているのに・・・
2022.05.18
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8日(日)この時期はキンランの花が見たいのでキンラン探しです。花図鑑や今まで見たのは蕾ばかりですが今回は見事に開いています。これほど花付きが良く、開いているのは初めてです。杉林の林床の木漏れ日具合が好きな花のようで日当たりの良いところではなく、そういったところを探して歩くと出会えるのです岐阜県御嵩町 みたけの森ササユリで有名になりましたが、今日はほとんど人はいません。ササユリにはまだ早いので静かな公園です。コデマリしかしよく見たら、野山の花たちが咲いています。タツナミソウ今日、最初の キンラン高いところからみたけの町の向こうに、右は納古山左奥に雪を被った白山が見えています。白山は雪色なので空と同化してわかりにくい。少しズームで分かります。すると、ホウノ木の花を発見その向こうの階段のあるところが気になりますね。ホウノ木も望遠で見てみましょういつもより花が早いような気がします。キンランこれほどたくさんの花をつけているキンランは初めてです。そして花がこれほど開いているのも初めてです。今まで見ていたのは蕾ですね。あまり開かない花だと思っていました。朝日の塔朝日の塔の上から御嵩町を眺め稜線を歩いていくと先ほど上から見た階段のある小高いところが見えました。階段の一番上に看板があるので、カメラの望遠で見てみたら御嵩城趾と書いています。行ったことが無かったので早速行ってみましょう。階段を登り切ったら柱を組み合わせたようなモニュメントがありその向こうは展望台です。突き出したところは物見で、夜はライトアップしているそうです。夜はここに来たことが無いので知りませんでした。白山がより近く見えます。キンランホタルカズラ蔓で広がっていくのであたり一面、星を散らしたように咲いています。駐車場の脇にもハルリンドウ駐車場の近くのあずまやでランチをして次に向かったのは鬼岩公園です。駐車場から歩いていく途中にミヤマヨメナが群生しています。蓮華岩に向かって登っていきましょう。蓮華岩は一番高いところにあるので、かなりの登りです。鬼の一刀岩といって、今は鬼滅の刃の影響でたくさんの人がこの蓮華岩に来るそうです。蓮華岩から向かいの臼岩(左の岩)を見て割れ目のあるのが鬼の一刀岩です。炭次郎が修行して一刀で切ったという・・・今日も、おもちゃの刀を背負った人が写真を撮りにやってきていました。事情を知らなければビビりますね。蓮華岩から松野湖蓮華岩のあたりが鬼岩公園で一番高いのです。鬼の一刀岩の近くまで行くと近づきすぎて、なかなかうまく写せませんもう一度上から写すとここの方がスッパリと割れ目が写せます。このあと松野湖まで行って渓谷コースで下ります。ミヤマヨメナの群生見事な群生です。関の太郎という鬼のいる洞窟に入っていきましょう。人感センサーがついていてLEDライトが付いて、真っ暗ではないので安心して奥まで入っていけます。目が光っている関の太郎鬼が岩の上に座っています。太郎岩大きな岩で表面がつるつるです。見返り橋まで戻ってきたら公園の入り口大体2時間くらいで周回できます。今日はたくさんの人が来ていました。鬼滅の刃のおかげで、観光客がいっぱいです。膝と相談しながら、膝に負担の少ないところを選んで歩いていますが半月板損傷の私と違って変形膝関節症の相棒の膝はどんどん良くなっているようです。
2022.05.13
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4日(日)久しぶりに、なんと贅沢な山行きになったことでしょう。目の中が緑色になり、目をつぶればクマガイソウとヤマシャクヤクが可憐な姿で木漏れ日の中にたたずんでいます。岐阜県下呂市金山町の梁谷山珍しくこの山は地図には載っていません。金山のまちから岩屋ダムを越え、弓掛川沿いをグネグネ走ると梁谷山の看板を目印に林道を進むドン詰まりの登山口には10台くらいの駐車場があります。初めて登ったのが2000年7月今回で9回目、ほとんど5月に登っています。前回は2017年5月 山友のhimekyonと一緒に登りました。それから5年経ちます。登山口突き当たりから登りますあずまやが斜面の上に建っています。南尾根ルートとブナの木ルートの分岐南尾根ルートから登り、ブナの木ルートで下山します。この新緑の色が、わたしの梁谷山の色です。この時期しか来ていないので、この山はこの新緑の色しか知らないのですが。 クマガイソウの群生地シカの食害で一時は無くなりそうになったそうですが増えも減りもしないで咲いてくれました。丁度花の盛りで一番きれいな時です。登山道に一番近いところで咲いてくれているので楽に写せます。ぷっくりと膨らんだ花弁なんとも不思議な花です。源平合戦の熊谷直実の母衣に見立てた形からつけられたとかアツモリソウは、平敦盛の赤からつけられたとか。どちらも不思議な形の花です。急斜面をジグザグに登るまた倒木今日は10本くらいの倒木を跨いだりくぐったりして越えました。木の間から、山頂直下の岳見岩が見えています。かなりのズームで写しました。タチツボスミレ「小鹿の涙」の滝2~3日まえの雨で水量が多いお目当てのヤマシャクヤク気品があって清楚で、凛とした姿大好きな花の一つです。次はシロヤシオに会いたいな~山頂稜線に近づいたらシロヤシオが咲いています。ウワミズザクラこの木が現れたら、シロヤシオの大木が近いしかし、シロヤシオの大木には花が一つしか咲いてません。終わったのか裏作なのか・・・山頂稜線を山頂(写真向こうのピーク)に向かってシロヤシオの花を探してシロヤシオの木が意外に多くシロヤシオの花は、清楚な花アカヤシオが可憐なら、シロヤシオは清楚です。木の間から御嶽山右は王滝頂上、真ん中の高いのが剣ヶ峰その左が摩利支天山、一番左が継子岳山頂まで300m終わりかけのミツバツツジ梁谷山の山頂(1213m)乗鞍岳山座同定盤の向こうの足もとに二等三角点(山名 弓掛)意外に人が少なく、二組が食事をしていました時間が早いので、ランチをせず岳見岩に向かいましょう。山頂の直下30mほどどんどん下ると登る途中で見た巨岩が、テラスのように突き出ています。御嶽山をバックに端っこまで来て手を突き出して新緑の谷を写しました。岩の上から御嶽山日陰なので、咲くのが遅れたまだ盛りのミツバツツジブナの木ルートで下山一番大きな倒木御嶽山の手前の山は御前山でしょうか中が空洞になった大木いつ倒れても不思議ではないけど次に来るときまで頑張って!!ムラサキケマン谷に下りてきて、トリカブトの群生地タニギキョウ分岐まで下りてきました。ランチは駐車場でのんびりいただきました。今日は、天気も良く、御嶽山は乗鞍岳までみることでき、お目当ての花クマガイソウ、ヤマシャクヤク、シロヤシオに5年ぶりに出会えて大満足。相棒の膝も好きな花に導かれて、いつもと変わらなく歩けました。本人は痛い痛いと思いながら歩いたそうですが好きな花を見たいが故に、無意識に歩けたそうです。好きなことをしているときは、アドレナリンやエフェドリンが出るそうで頑張れるそうですね。膝と相談しながら、ゆっくり歩ける山を探してボチボチと山歩きしていけたらいいですね。
2022.05.07
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24日(日)相棒の膝が急に悪くなって、ずっと医者通いが続いています。今まで何年も、私の膝の半月板損傷で痛い痛いとブログに書きながらもう何年も経ちますがここに来て、相棒もとうとう膝が痛いと言い出しました。若いつもりでも確実に年を取っていますしこれだけ何年も登山を続けているということはひざを酷使しているので、ガタが来てもおかしくありません。ということで、毎週登ってきましたが先週は一休みそして今回は、小雨の中を瓢ヶ岳のアカヤシオを見るために一番らくちんなルートを選択しました。瓢ヶ岳は今回で6回目です。林道中美濃線の峠の登山口から登ります。小雨がパラパラ降ってきましたので、カッパを着て歩き出します。このルートはほとんどが自然林なので明るくさほど起伏が無いので、ひざの悪い我ら向きのルートです。相棒は右膝をかばいながら、ゆっくりあるいています。前日まで痛くて痛くて歩けないほどでした。今日は痛みが少し引いて、ゆっくりなら歩けると喜んでいます。倒木の下をくぐって木の向こうに白い花の木が・・・コブシかな?ズームで見たら、コブシでしょうね。歩き出してしばらくしたら、雨がやんできました。前方の木の間からピンク色の花をつけたアカヤシオが見えています。今年初めてのアカヤシオ先週は、相棒の膝が痛くていつものアカヤシオの山に行けませんでした。丁度良い花盛りです。一番良い時ですね。空の色が灰色なのが残念青空なら最高ですね。奥瓢に向かいます。いったん下がって鞍部にはカタクリが咲いていますが今日は天気が悪いので花弁がしぼんでいます。登り返したら、奥瓢の山頂。いったんまた下がって次は瓢ヶ岳山頂に向かいます鞍部ではまたカタクリの群生ですが一つも開いていません緩やかに登って山頂の分岐の手前にアカヤシオの群生地山頂が見えてきました瓢ヶ岳山頂(1163m)貸し切りですそれもそのはず、こんな天気ですからね御嶽山も見えず、再び雨が降って来たので写真を撮ってさっさと下山このあと、男女の若者4人組に出会いました。やはりこんな日でも歩いている人はいるのですね。下山は雨の中を戻ってきました。カタクリの花は雨の中、花弁を閉じてひたすらうつむいています。今年はカタクリも見ていないので花弁が開いてないカタクリでもうれしい。何とか歩けるようになった相棒は、膝をかばいながらも歩けた歩けたと喜んでいます。私が2005年11月に登った川上岳(かおれだけ)で膝を痛めてからもう17年になります。膝をかばいながらの登山は、ほとんど登山をやり始めた記録と同じです。その間、私は膝が痛い痛いといいながら山に登りこれからは相棒も痛い痛いと言いながら登るのです。二人で痛い痛いと言いながら、膝をかばいながらボツボツ登ることになるのでしょう。今まで以上に時間をかけてゆっくり登ることになるのでしょうね。山は逃げないし、競争でもないのでマイペースで楽しむしかありません。それは自己満足の世界ですね。
2022.04.30
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3日(日)先週に続いて、シデコブシを見るために犬山市の八曾自然休養林にやってきましたしかし朝から雨で、レインウェアの上を着て歩きます。はじめ管理道路を歩きますミツバツツジもきれいです終わった花が無いので、ちょうど花盛り、女盛り、番茶も出ばなです。立派な山の神にお参りをしてシデコブシの湿地に下ります湿地に近づいたらショウジョウバカマがいっぱい沢に掛かる橋をわたり湿地のシデコブシはなんと貧弱な・・・花付が悪く蕾も少なく・・・がっかり展望テラスから湿地を眺めています昨年はテラスの右のシデコブシは満開でした今年は花芽がほとんどありませんし、膨らんでいません。これが精いっぱいかな裏年というのでしょうか・・・雨のしずくが風情があるシデコブシの花が一輪薄いピンクのシデコブシ花が少ない山友のTさん夫妻に教えてもらった可児市の土田城址に来ました。織田信長の母上の出生地だそうです。シデコブシがだめならニリンソウを見るために。土田城のすそのに地元の有志が保護しているニリンソウの群生地があるという事です。激しい雨でしばらく車の中で待機です。小やみになったので出発数少ないキクザキイチゲ雨で開いていません。ニリンソウも半開きです。しかし、町の近くでこれほどの群生が見られるなんて・・・ニリンソウの群生の中に、イチリンソウが混じってます。花びらの薄ピンク色が目立ちます。だんだん雨が上がってきて、帰る頃は完全に雨が上がっていましたがこんな天気の日はこんなものでしょうがないですね。最後に、ウラシマソウが見られたので良かった!!今日は一日雨でした。こんな日もあるし、こんな日はこんなことしかしょうがないしかし、山にしか咲かない、イチリンソウやニリンソウ、キクザキイチゲの群生がこんな人里で見られるなんて、うれしいことです。
2022.04.08
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入笠山の次に上高地に向かいました。夏に北アルプスの山々に行くときに上高地は出発地点ですが、なかなかこの時期には行けません。釜トンネルの入り口入口右の雪は上からの雪崩だそうです。夏はこのトンネルをバスやタクシーで通り抜けることが出来ますがこの時期は自力で歩くしか通れません。今は対岸の護岸工事のダンプカーがひっきりなしに通っています。トンネルを入ってくるダンプのゴーという音が近づいてきたら道路の縁の一段高いところに上がって、ひやひやしながら歩きました。一時間ほどトンネルを歩いたら別世界が広がります。昨日はスノシューでしたが、今日はチェーンスパイクにしました。このあたりではまだチェーンスパイクはつけてません。雪の溶けた車道を歩いていくと目の前に左の西穂から奥穂へ、そして釣り尾根と前穂が見えてきました。大正池ホテルの近くから遮るものが無い奥穂から前穂の釣り尾根が真っ白に輝いています。大正池ホテルの横から大正池の方へ下りてみましょう大正池の特徴的な立ち枯れの木がほとんどなくなっているのでびっくりしました。立ち枯れの木があるから、大正池独特の雰囲気を醸し出しているのですがそれが無くてはただの池ですね。念願かなってメチャクチャうれしいKIKIです。焼岳バックに雲一つない青空というのは、こういう空ですね。大正池から田代池の方へ進んでゆくと田代橋橋のたもとに小さな屋根付きの休憩所があるのでそこでランチタイムです。塩見のお兄さんが、ニュージーランドで買ったムートンの座布団をKIKIのために敷いてくれました。おかげでとってもあったかく、ゆっくりランチタイムが出来ました。フリースドライのごはんを熱湯で作っている間にハムを焼いて食べながら、豚の角煮の缶詰を玉子でとじて豚角煮の玉子とじ丼の出来上がり豚汁も付けて、今日のランチはボリューム満点ランチの後は河童橋に向けて歩きます。梓川の水は雪解け水でとてもきれいに澄み切っています。同じような景色ですが、度々止まってはパチリ入笠山と違って平行移動だし、風も無く温かい日でしたから手袋を外して写真撮りまくりです。塩見のお兄さん、ブログデビューですね。バスターミナルの方へ行ってみましょう夏はいっぱいのバスが発着しているバスターミナルの広場河童橋が見えてきました河童橋のたもとから穂高の山々反対に焼岳迫りくるような明神岳この景色は一生忘れません橋の上で写真撮りまくって帰りましょう。帰りは道路側を歩いて帝国ホテルの赤い屋根が林の向こうに見えています。猿が我らの目の前をゆっくり歩いてゆきます。この時期は何を食べているのでしょうねよく見たらあちこちにサルがいます。私たちの存在に気が付かないのか、無視しているのか逃げも隠れもしません。大正池に近づいてここが穂高の山々の見納め地点最後まで雲一つない青空で、白く輝いた穂高が見えました。行きたくてもなかなか行けなった雪の山に塩見のお兄さんのおかげで行けました。もう二度と行けないかもと思っていましたので、とても感謝しています。期待以上の天気で、よりいっそう印象深い旅になりました。
2022.04.04
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寒がりの相棒は雪の山には行きたがりません。KIKIは雪の山に行きたいと願ってずいぶん前に塩見岳で知り合ってその後オフ会などで親交を温めてきた「塩見のお兄さん」と入笠山と上高地に行ってきました。まず入笠山です。慣れぬスノシューにてこずって分厚い手袋を脱いだりはめたりがめんどくさくて写真が少ないのですが、一応アップします。ゴンドラ乗り場ゴンドラに乗って八ヶ岳を見ながら高度を上げます。ゴンドラ山頂駅から、入笠湿原を横切って前方に見えるやまびこ山荘に向かってゆきます。左に入笠山入笠山の斜面を登っていく途中夏は花畑の横の斜面の向こうに八ヶ岳前方の山頂が見えてきました諏訪湖の向こうに鹿島槍ヶ岳、五竜岳も見えています。奥穂高連邦から槍ヶ岳までも見えています富士山蓼科山久しぶりの雪山でした。次はピーカンの上高地です。
2022.04.04
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27日(日)今年もシデコブシを見るために春日井市のみろくの森にやってきました。昨日の雨は嘘のように晴れて青空です。シデコブシは青空が似合いますね。大きな築水池の南側の川沿いにシデコブシの群生が見られます。この時期は皆さんが良く知っていてたくさんの人が来ていました。思案橋というところでしばし思案します。今日はどういう風に回ろうかな・・・大きな木のシデコブシが満開咲き始めは特にピンクが濃い上ばかりに気を取られますが、足元にも春が・・・ショウジョウバカマがいっぱい咲いています。この蕾は色が濃くて、咲いたらどのような色になるでしょう野草園のニリンソウミズバショウこのあとオバケタニシの田圃のほうへ行ってみました。咲いている花は少ないけれど、色が濃くて素敵すきとおってこれもいい感じ中が濃くて外が淡くて、シデコブシは可愛い乙女のようです。そのまま宮滝池の方へ歩いていく途中でオオイヌノフグリがいっぱい!!春の七草のホトケノザペンペングサ(ナズナ)これも春の七草のひとつリュウキンカに似ているけどこれな何でしょうか?リュウキンカは水辺ですが、これは田圃の土手みたいなところに株になっています。馬頭観音宮滝大池の向こうに、一番左が弥勒山カルガモかな?コバノミツバツツジスミレ日当たりの良いところではミツバツツジが満開西高森山の山頂から、伊吹山今日は伊吹山がくっきり見えます。伊吹山の右には伊吹北尾根が連なっています。西高森山(215m)の山頂のあずまやでランチの後下山します。築水池の周りをぐるりと回ってハルリンドウの群生地シデコブシも少し群生しています。この木道の周りに、咲くのが遅いシデコブシ足元にはハルリンドウが咲いています。大きい感じがするハルリンドウあと少しで築水池を回り切ります。スミレがいっぱい春を謳歌しています。いよいよ春の花の時期です。シデコブシの追っかけの時期でもあります。来週もシデコブシを追っかけようと思います。
2022.04.01
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20日(日)最近新しく作られた鳩吹セブンマウンテン鈴鹿のセブンマウンテンは知っていましたが、鳩吹セブンマウンテンは最近できたそうです。鳩吹山、西山、天神山、桃山、東山、大平山、継鹿尾山をつないで鳩吹セブンマウンテンというそうです。今日は、鳩吹山の東の西山に登ってきました。犬山市の木曽川沿いの栗栖神社から登ります。調べてみたら、2010年1月以来13回目で、最近は冬はほぼ毎年登っています。栗栖神社神社の横を通り過ぎ、奥のアベマキの大木の横から登ります。何度か、この栗栖神社から桃山ルートで登っていますが初めての時は神社の本殿の裏から登ったことがありその時はものすごい急斜面で、滑って止まらなかったら神社の本殿を突き破るのではないかと心配しながら登ったものです。急斜面をジグザグに登る途中名勝指定境界という杭を見つけました。こういうのは初めてです。急斜面を登り切ったら、木曽川の流れを犬山の市街を見下ろして、ホッと一息少し緩やかになって少し歩いたら桃山の山頂(168m)珍しい御料局三角点があります。来た道を振り返って御嶽山が雲をかぶってうっすら見えています。あの雲が取れることを祈りながら進みます。ズームでみたら、山頂部に横に長い雲がかかっています。登山道は予想以上に温かく、ミツバツツジの蕾も膨らんでいます。自然林の登山道は気持ちが良く落ち葉を踏んで歩く快適さ、冬の山歩きは落ち葉の音のサクサク音がBGMです。尾根上の鉄塔の広場は明るいひだまり今日は今のところ風もありません。以前にはなかったような気がする分岐左の支尾根に下ると栗栖集落の大泉寺に下りられるというので帰りにはここを下りることにします。自然林の登山道を進むと二股になった分岐を左のほうへ右の前方に西山が見えてきました。足元にはスミレが咲いています。いよいよ春の花の季節です。突然、急斜面の足場の狭いところに片足の幅しかありません。そこを抜けたら少しずつ登り始め途中で、登山道整備してるボランティアさんに出会いました。登山道の改修、標識設置、草刈りなどコツコツとやってくださっています。おかげで、こうやって安心して楽しく歩けます、本当に頭が下がります。少しお話して登ってゆきます。前方に西山西山の全景が見えてきました。左の川原ルートとの分岐天神山(313m)伊吹山と高賀三山、御嶽山御嶽山猿喰城(さるばみじょう)から明王山と金毘羅山の山左奥に伊吹山伊吹山のズーム高賀三山と、その右奥に白山(右)、別山(左)ズームして見たら、白山の山頂部には吹雪いているような雲がありますが別山の長い尾根暖かいひだまりを行くと前方の高いところが第5展望台といわれる岩場第5展望台の下のベンチ恵那山山頂部に雲がかかっています。第5展望台の一段下の吹き溜まりのようなところにベンチの名残があって、そこで今日はランチカップ麺と、玉子焼きと、ウィンナーと、山菜おこわ食後の飲み物をいただいて、ゆっくり一時間の休憩西山の手前で東側が、木の間から開けている所鳩吹山と、その向こうに恵那山が一直線です。一登りしたら、西山山頂(340m)木が切られて南側に少し展望が出来ました。三等三角点のある広場写真を取ったら、下山しましょう。行きには立ち寄らなかった第4展望台という、岩場へ向かいます御嶽山の雲が少し取れています。やはり御嶽山は中部のランドマークですね。木曽川の流れ右奥に鳩吹山御嶽の足もとの山並みの手前先週の鬼飛山、大谷山、八坂山が見えています。大泉寺へ下る分岐に戻ってきました。大泉寺へ下るこのルートは初めてです。初めてのルートはどんなかな~~とワクワクします。赤白の鉄塔の横を通りそこからは、左の急斜面をジグザクに下りて鉄塔巡視路を下ってきました。谷のどん詰まりは大平洞の砂防ダムです。川平ルートの手前に下りてきました。丁度梅が満開です。ブラブラと栗栖神社まで戻って周回は完了。今日は可児市のカタクリが満開のようで小天神のルートからは、きっとたくさんの人が鳩吹山に登っているようです。そのせいか西山の方は意外に人が少なく静かでした。これからは、春の花のある山行きになりそうで期待しています。
2022.03.21
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13日(日)二週続けて、岐阜県川辺町の里山に登っています。今回は大谷山と八坂山、鬼飛山に登りました。初めて登ったのは2019年12月で、今回は二度目です。登山口の大谷公園に車を停めて、今回は大谷山の方から登り八坂山へ回って下ります。たくさんの人が下りてきて、登っていきます。八十八体の石仏がまつられています。第一番は釈迦如来様たくさんの人に会うので、マスクをしないといけません。暑いので腕まくり、もう冬は終わった感じです。尾根の一番上にあずまや岩の露出した道が続いて秋葉神社に到着秋葉神社の一段下に大谷山の山頂(215m)向こうに見えているのは、後で登る鬼飛山です。秋葉神社稜線のアセビの花が満開石仏すべてを回ることはできません。稜線を下って、八坂山に向かいます。八坂山は八坂山城の城跡があり、山頂直下は石積みが残っています。最近は城跡巡りが盛んなので、ここも遺構の調査がされているのでしょうか。本丸跡と井戸(ネットのところ)八坂山山頂(225m)石積みの残る山頂の広場飛騨川が見える端まで来ました。少し下ると御嶽神社のある出丸の広場あずまやの後ろに御嶽神社出丸はとても展望が良く、今日は春霞で御嶽山が見えませんが納古山の横に御嶽山が見えるのです。飛騨川の向こうの山並みの右端の、三角錐の山は米田富士(261m)さらに右の山並みは米田白山(274m)です。今年のお正月明けに登った山です。あずまやでランチタイム今日は最近続いているカップ麺とギョーザとおにぎりと玉子焼き向こうに鬼飛山(291m)が見えています。お昼ご飯の後は、ここから急下り相棒もKIKIも、ズリッと滑ってヒヤッとしました。ザレザレの山道は要注意このあたりで最後です。駐車場まで周回して下りてきました。そのあとは賑済寺まで車で移動して鬼飛山へ登ります。本堂の向こうに、白隠禅師が庵を結んだ小さな家が残っています。石仏群の向こうに白隠禅師像があります。白隠禅師像山に入る手前で朽ちた木が倒れて、お墓が壊れています。この松の枝が折れたのですね。山の神様をお参りして座禅岩白隠禅師がこの岩の上で座禅を組んだという岩です。登って稜線を少し行くとあずまや鬼飛山(291m)の山頂三等三角点もあります。ここで親子連れが下りてゆきました。マムシに注意の看板に注目KIKIの後ろの棒を引くとマムシが下りてきますよ~~うまく作っています。稜線から左奥にみのかも健康の森の高木山と山之上富士山が見えています。このあたりで大楠公園から登って来た家族連れとすれ違ってこの山は桃太郎伝説の山だからなのか子連れが多く登っています。納古山も見えています。第二見晴らし台から飛騨川の流れと川辺町が見えています。さきほどの大谷山と八坂山も下に見えています。ここにも仕掛けがあります。右のレバーを引くと鬼が出てきます今日は良い天気ですが、展望は良くありません。その下に、第一見晴らし台がありそこにも仕掛けがありますがレバーが壊れています。最近作られたような新しい、細工物もあり楽しんで作っている人がいるのですね。子供さんも喜ぶねこの斜面も急下りですが、整備されています。どうやら大楠公園からが、メインルートのようです。一番下までおりてきたら、ルートを外れて少しよりみち展望の良いピークに色々な細工物が飾られています。山頂標識などに付けられた、一連の細工物を作った人が置いたのかな・・・鬼が休んでいるそうな穴(笑)メルヘンチックな広場でした。鬼飛山の桃太郎伝説が書かれています。バイパス沿いの道をブラブラと賑済寺まで戻る途中オオイヌノフグリが咲いています。もう春ですね~~~花の季節です。低山・里山でコロナ禍の冬を過ごしてようやく花の季節が近づいています。あと少し里山で我慢です。
2022.03.15
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5日(土)岐阜県川辺町の遠見山と権現山(御嶽山)に登ってきました。日曜日は風がつよっく寒い予報なので今週も土曜に登つことにします。川辺町の下麻生の公民館に停めさせてもらって登ることにしようと駐車場に入ったらたくさんの車が停まっています。用意して出発すると、30人近い人数のグループの一団が下りてきたり数人がわれらを追い越して登って行ったりで2019年11月に初めて登った時よりもなんだかすごくにぎわっています。あの時も地域のイベントで、遠見山に登る人が多かったのですが今回はそれ以上です。理由はこの後わかりました。登山口から見上げたら見晴らし岩がそそり立っています。JR高山線の下をくぐる小さなトンネルトンネルからすぐに急斜面に取り付きます。前回来た時より、登山道が整備されています。急斜面なので、丸太の土留めがあるだけでとても登りやすくなっています。稜線が見えてきました。この間たくさんの人が登って追い越してゆきました。稜線に新しい看板も出来ています。地元の力の入れようがわかります。稜線を右に行けば、山頂(秋葉神社)ですがその手前に「南天の滝」の看板も出来ています。その右を登っていくと山頂ですが、先に左の「見晴らし岩」へ向かいます。稜線の先に岩が見えています。岩に立つと、足元は下麻生の集落とその向こうに飛騨川の流れ。今ブームになってたくさんの人が登ってくるのはこの景色を見るためだそうです。飛騨川の流れによって浸食されて残った土地がアメリカのグランドキャニオンのホースシューベンドさながらの景色です。登って来た人が、最近テレビでこの山を放送していたのでやって来たというのです。だからたくさんの人が登っているのですね。遠見岩の上に載ってこの横先ほどの見晴らし岩と同じに絶壁です。城池枯れることが無い池だそうで、ここに城があった時は、この池の水が貴重な飲用水だったのでしょう。秋葉神社のある山頂遠見山山頂(272m)この後、南天の滝の方へ向かいます。どんどん下っていきます。ここからも、たくさんの人が登ってきます。林道に出ました。ここも登山口ですね。看板も設置されています。景行天皇がこの滝で水浴びをされたので、天子の滝ともいわれています。不動明王様をお祀りしているようです。このあたりはナンテンの木が多く自生しているそうです。山に入っていくと素敵な曲木の橋がかかっています。その橋を渡ってい左の方へ行くと「南天の滝」今は水量が少ないので、真ん中は流れていませんが雨の後や夏は、真ん中に大きな滝が現れるのでしょうね。KIKIもお賽銭を入れてお参りしました。日後谷に落ちる滝林道をテクテク歩いたら、ゲートがありJT高山線の踏切を渡って公民館に戻る途中陸橋から見晴らし岩を見上げたら先ほどの岩に人がいます。ズームで見たら、岩の上を人が歩いています。この後は権現山に向かって、登山口で遅いお昼ご飯です。今日もカップ麺とウィンナー炒めと玉子焼きと食後の飲み物。食べている最中、たくさんの人が下りてきて、登ってゆきました。おなか一杯になったので権現山に向かってスタート。天気は急に悪くなって、空は雲が低く垂れこめています。以前にはなかった看板切り開かれた登山道途中で先ほどの遠見山展望もやがかかっているみたいにすごい雲です。今にも降り出しそう。この山も以前より登山道が整備されています。ベンチも設置された、第1天望台(展望台)天気が良かったらとてもいい展望です。権現山山頂(396m)広場御嶽神社が左にあります。三等三角点ベンチもありますが、ここは展望がありません。展望を求めて、第2展望台へ少し下ります。こんな素敵なテラスも出来ています。しかしここで雨が降ってきました。左奥に、みのかも健康の森の富士山と高木山(左の山)が見えています。ズームでなんとか、高木山の山頂の展望台雨が強く降って来たので大急ぎで下山します。その前に、夫婦岩に立ち寄り夫婦岩夫婦円満のご利益のある岩だそうです。以前はしめ縄は無かったような・・・大急ぎで下る途中遠見山の下をJR高山線をワイドビューひだが走っています。途中で雨が止んだので、下界を見ながらのんびり下ってきました。遠見山と権現山をセットで回ると、一日楽しめるのでたくさんの人がこのように登っているみたいで、2019年以来二回目ですが、冬に登るのにちょうどいいコースです。テレビ放映でたくさんの人が登っているので改めてマスコミやSNSの情報のすごさを思い知りました。
2022.03.08
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26日(土)先週に続いて、関市の高澤観音(日龍峰寺)から登る本城山に行ってきました。2020年3月に登って2年ぶりです。毎年登っていると思っていましたが、去年はコロナ禍真っ最中で今でも収束はしていませんが、その時は県外自粛で県外の山にはなるべく行かないようにしていましたので。登山口の高澤観音は、旧武儀町で2005年に市町村合併で関市になり梨割山の加治田城趾の北側に位置しています。駐車場のトイレもきれいになって、ずいぶん来ていないような気がします。コロナ禍のせいで、月に一回の地元有志による境内での「お接待」は無くなり土曜なのに、静かでなんだか寂しい境内です。しかし、駐車場はいっぱい車が停まっています。ということは、ほとんどの人が高澤観音の裏の「富野北アルプス」を歩いているのでしょうか。駐車場の手前に、仁王門があります。昔は歩いてここから境内に入って参拝したのでしょう。今はここを、車で素通りして駐車場まで行く人がほとんどでしょうね。駐車場にある看板藤谷を周回するように、高沢山~大仏山~本城山と縦走し集落の中の道を歩いて駐車場に戻れる地図が書かれています。われらは、高澤観音から山道を本城山までピストンします。高澤観音(日龍峯寺)の境内の配置図です。国指定重要文化財の多宝塔や、岐阜県指定重要文化財の建物が多くあり鎌倉時代に作られた由緒ある寺院だとわかります。鐘楼以前は中に入ることもできましたが今はコロナのせいで入れません。不動堂薬師堂と多宝塔へ向かう道薬師堂金比羅堂多宝塔(国指定重要文化財)国指定重要文化財の多宝塔鎌倉時代の干ばつの折、北条政子の夢枕に現れた龍のお告げに従って法華経の写経を寺の池に入れて供養すると、雨が降りお礼として荒れていたこの寺の七堂伽藍が再建されました。ご神木の千本ヒノキ(関市指定の天然記念物)しかし真ん中の木が枯れかかっています。本殿(岐阜県指定の重要文化財)は舞台づくり京都の清水寺みたいな舞台があります。ゆえに美濃の清水寺といわれています。 右の建物は籠堂(岐阜県指定の重要文化財)今日はお寺の人は誰もいませんお参りだけして山に向かいます。以前はこの暖かいひだまりで、お寺の飼い猫のマロンちゃんが生きていたころは、気持ちよさそうにお昼寝をしていたのを思い出します。本堂裏の山に入るとすぐに龍のお告げで写経を沈めた池がありますが、枯葉で湖面が見えません。今日は高澤山(354m)には登らず高澤古道を大仏山に向かいます。自然林の気持ちの良い落ち葉の道を行きます。ところどころ石仏がお迎え前方に明るいところが・・・展望所です。南側が開けた展望所で少し休憩石仏赤いよだれかけの観音様大仏山の手前で、北側の木が少ないところが御嶽展望所御嶽山と乗鞍岳中央アルプス御嶽山のズーム御嶽山は最近になってまた火山活動警戒レベルが2になりました。大仏山への登り口大仏山の山頂は二重になったフェンスで囲まれては入れません。二つの反射板の足もとに三角点があるのですが。右の白い棒が三角点のある場所を示しています。大仏山を下る途中に、日本三大権現をお祀りしています。富士山大権現、立山大権現、白山大権現です。ここからどんどん下り一番下の鞍部から登り返しますが、ここは昔小野城があったところで、山全体に遺構が残っていて今は地元の有志が発掘保存しているところで来るたびに、標識や看板が増えています。前方の山のシルエットが本日の目的地、本城山です。昔は植林ではなく、自然林か、木が無かったのでここを掘割にして敵が攻めてきたときが上から弓矢を射かけたり、石を落としたりしたのです。本丸までの6段の石垣があったところです。急斜面が6段続きます。曲輪があったところあと一登りで山頂(本丸)左が山頂で、右の広場は本丸曲輪があったところ山頂には木に仏様を入れてそこがふさがって、木の中に仏さまが入ってしまった木山頂の大岩にのって北側から白山が見えています。南側は加治田城があった梨割山一番奥の真ん中の明王山と金毘羅山山頂で遅いお昼ご飯を食べて、結局いつもと同じで一番最後です。本丸の下に井戸があり少し眉唾ものの、お話が書かれています。帰りには展望所から目の前に梨割山が見えています。二週続けて、関市の城跡の山に登っています。このあたりは戦国の舞台になったところで歴史好きな人にはとても魅力的な場所です。そのせいか今までになくたくさんの人が登っていて初めてこの山に登った時は、大仏山の山頂の周りは藪漕ぎで、本城山へ向かう道も踏み跡が薄く表示もなかったけれど、今は表示だらけですごい様変わりです。小野城の遺構整備とともに、色々なルートが整備されて来るたびに変わっていく山も珍しいものです。
2022.02.28
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20日(日)岐阜県関市の安桜山(あさくらやま)と寺巡りに行ってきました。安桜山は2011年1月に行って以来2回目です。雨の翌日でメチャクチャ風が強くて安桜公園駐車場に着いて車から降りたとたん私のサンバイザーが風で飛ばされ、崖下に落ちてゆくというアクシゼントに見舞われました。すごい急斜面の崖の一株の草に引っ掛かって、かろうじて止まっています。大急ぎで山靴に履き替え、ロープまで出してサンバイザー救出作戦。慌てふためいて写真などありませんが何とかサンバイザーは私の元に戻ってきました。スタート前から大騒ぎです。一番上の駐車場から登ります。強い風が冷たくて、最初からマフラー帽子をかぶって登ります。登り着いたら、大きな岩尾根の端に、サイレン塔がありますこれはとても印象強くて、他のことは忘れていましたが、この塔だけは覚えていました。ここで、反対側から登って来た単独の女性と出会って風が強いですね~と声かけあって、しばし談笑しました。この前テレビで放送されてた低温殺菌の関牛乳のことを尋ねたら、あまり意識したことが無く小学校の給食で出るけど、それしか知らないとのこと。私はその関牛乳を買うつもりでやってきましたので、帰りにはどこかで買いましょう。寒い中なのに他にいろいろと話して、名残惜しく別れました。かなり古くからあるような塔です。戦時中は空襲警報のサイレンもなったのでしょうかそれとも関市は空襲など無かったかしら・・・長い一枚岩の岩尾根を進みます。山に入っていくと北側の展望が開けていて、左奥に高賀三山が見えています。以前にはなかった展望台が出来ています。この安桜山は長井藤左衛門長弘が、享禄元年(1528年)に築城した関城の跡でもありその後の城主、長井隼人佐通利の時に、織田信長に攻められ義弟の斎藤道三と共に戦いましたが城の三方から攻められて落城、以来廃城となったのです。展望台の最上階から関市内が一望岐阜の金華山や百々ヶ峰が遠くに見えます。当時どの程度の城だったのかはわかりませんがこの山頂から関の街がこのように一望できるのです。少しズームにしてみると金華山(左)と百々ヶ峰(右)金華山はとんがっているところに岐阜城が見えます左側の山並みの一番端は鳩吹山鳩吹山からズラ~ッと右に来て、右端は明王山と金毘羅山北側の奥に高賀三山、その左にとんがっている誕生山、台形の天王山一番奥は蕪山のような気がします。その手前に右が高賀山でしょうか高賀三山の左の明るく照らされている山並みは右から誕生山、左端の台形の山は天王山展望台から少し進んだところに、御嶽大神をお祀りしている左奥に安桜山山頂(152m)三等三角点御嶽神社のある広場は、本丸があった場所らしいのです。そのあと少し下ったところで鳥居をくぐって関市内の展望が良い広場でKIKIの左下に、吉田観音がある、新長谷寺の檜皮吹きの屋根が見えています。その後、新長谷寺の方に下りて行こうと山道を下っていると先ほど立ち話して盛り上がった女性が、大汗かいて袋に入った牛乳を持って、上ってくるではありませんかどうしたのと尋ねたら、「もう一度会いたかったから、牛乳を買って追いかけてきた」と言ってくれて、私たちももう一度あえたらいいなと思っていたのでうれしくて山道で大盛り上がりです。ひとまず下りて、ランチしましょうと駐車場まで3人で歩いて途中で、孫六せんべいのお店で孫六せんべいを買って駐車場の車の横で3人で分け合ってランチです。マスクで顔がわからないから、載せてしまいましたがいいかしら~~?出会って、話して、これほど意気投合した人はありません。またお会いしたいです、ありがとね~~ランチの後別れて、私たちは吉田観音に向かいます。境内は重要文化財の建物ばかりですが、写真禁止なので、入る前にパチリ裏横の方から入ったので、南側の山門は北側からパチリ安桜山の尾根続きの観音山をバックに神明神社どういうわけか、このあたりにはお寺や神社が密集しています。たぶん昔は関城のひざ元で、お寺が集まったのでしょうね法然寺は豆木地蔵をお祀りしています。賽銭箱の前に豆木地蔵の物語が置かれてありいわれが書かれています。その隣の大雲寺きれいなお庭です。香積寺広福寺善光寺に向かってブラブラ歩いていると松尾芭蕉の弟子の芭蕉10哲の一人、広瀬惟然(ひろせ いねん)が晩年過ごした「弁慶庵址」があります。帰りに立ち寄りましょう立蔵寺関善光寺小高いところにある善光寺今日はお参りしますが、以前巡った、お戒壇巡りはしませんここのお戒壇巡りはご本尊の真下が卍になっているので卍お戒壇というそうで珍しいのです。今度機会があれば再び巡ってみましょう。高いところに鐘楼西に千手院帰りに弁慶庵を訪れて管理の方に、弁慶庵のいわれやお庭の説明を受けて午後の散歩の最後を締めくくりました。ひっそりとした関の街のたたずまいは懐かしく、落ち着いた、静かな街でした。いつもと違って、山登りと言えない低山と、寺巡りをしてまったりとした冬の散歩が出来ました。あわただしい日常と違って、こういう一日のすごし方もいいな~と思いながら帰ってきました。
2022.02.23
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ヤマガラさんが手に乗ってクルミをとっていきます。12日(土)ほとんど毎週日曜に山歩きをしていますが今週の日曜は天気が良くないということで、久しぶりに土曜に出かけました。春日井市都市緑化植物園の裏山の春日井三山(道樹山~大谷山~弥勒山)を細野キャンプ場の登山口から登りました。道樹山は2017年2月以来です。沢ルートで登ります。道の右に二宮尊徳像が、ポツンと置かれています。学校に置かれていることが多いと思っていますがこんな山の中にありました。石仏のようなお顔をしています橋の手前にお稲荷さんが縁者不動縁者不動の滝滝から離れて山に向かいます今までは沢沿いの平坦な道でしたが、ここからは急登になりますいよいよ山登りですこの階段は擬木が斜めになっていて、足を乗せにくい階段は写真に写っている倍ほどの長さが続き、フーフー言いながら登ります。やっと上り着いたら、もう一つのルートと合流ここからはほとんど階段でついつい階段を避けて脇を登ってしまいます今日は暖かくいい感じに晴れています。展望が期待できますね道樹山の山頂手前で名古屋方面が開けて名古屋駅前のビル群です。稜線にたどり着いたら緩やかに山頂へ向かいます途中であずまやがありますが、ここで休んでいる人を見たことがありません。後ひと頑張り登れば山頂山頂の神社植林に囲まれて暗い道樹山山頂広場(429m)証拠写真を撮ったらすぐに出発稜線の左に立派なお社大日如来をお祀りしているそうです緩やかな階段これくらいならいくらでも歩けるのにね右下の斜面に雪が残っています右の樹林の間から御嶽山が見えています。御嶽山の左に乗鞍岳も少し見えています。雑木の稜線を行くと大谷山山頂です大谷山山頂(425m)山頂広場はたくさんの人が行き交いとてもゆっくりランチが出来ないので、左に尾根道に入ったところでお昼ご飯です。今日もカップ麺とウィンナー炒めと玉子焼きと抹茶オーレです。一時間ゆっくり休憩して、次の弥勒山に向かいます。三山最後の山、弥勒山の山頂(437m)三等三角点もあずまやもあります。到着したときはたくさんの人がいたので、しばらく小鳥と遊んだ後人が少なくなってから写しました。山頂の東側へ一段下りたところに弥勒菩薩の祠があります。ここは小鳥さんが良く来るところです。入鹿池と尾張富士と尾張本宮山(左)その右の台地の中には岩見山と八曽何とか白山連邦も見えています。名古屋駅前ビル群とその向こうに四日市市の煙突恵那山中央アルプス御嶽山今日は噴煙はあまり上がっていません祠の前でヤマガラがお水を飲んでいますこの鳥は何でしょうね帰宅して調べたのですが、よくわかりません。どなたかわかる方教えてください。くちばしの先と羽根の先が赤くてきれいです。体はウグイス色で、くちばしの先と翼の先は赤い色です。胸は黄色とオレンジ色のツートンカラー私の手のクルミを取りに来てくれました。じっと止まっているように見えますが一瞬でクルミを取って飛び立ちます。私の指先にヤマガラの脚の感覚が残っています。長い時間ヤマガラと遊んで下山します。弥勒山から林道に下りて、林道を下っていく途中に弥勒山の山頂のあずまやが見えます。月とあずまやのコラボレーションが素敵です。このところ日曜には天気が良くなくて土曜に登ったら、今日は久しぶりに良い天気です。御嶽山や乗鞍岳、恵那山・中央アルプス・白山など雪を被った山々を見ることができ、小鳥とも遊べて大満足な山行きでした。最近は直接 弥勒山をピストンすることが多かったのですが今日は久しぶりに道樹山から大谷山経由で弥勒山まで歩きました。骨折してから、弥勒山から林道に下る道を怖いと思いながら下りましたが今日はそんなことも無く、ようやく左足首の不安が無く下りることが出来たのです。ゆっくりですが、やっと骨がくっついたような気がします。さて、次はどこの山に行こうかな・・・
2022.02.14
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30日(日)豊田市の天下峯は今回で8回目です。すべて12月、1月、2月の冬に登っています。冬は高い山や遠い山に行かないので近場で済ましてしまうので丁度良いトレーニングになるのです。今日は体の調子が少し悪いのでいつもよりもっと、ゆっくりのんびり歩きます。王滝渓谷の駐車場県道沿いの駐車場はいっぱい停まっていましたが渓谷沿いの奥の駐車場は、ほかに車が停まっていませんでした。渓谷沿いの道は、川を挟んで右側と左側の両方ありますが今日は、妙昌寺側ではなく左岸の道を歩きます。川の中の岩がゴロゴロの中に、なにか祀られている岩があります。弁財天です。正面は向こう岸で、こちらは裏のほうですね。王滝渓谷は岩がゴロゴロ中ノ瀬大橋きれいに色が塗り替えられています椿園梅の木も多くて、春は梅の花が満開できれいです。まだ登山をやり始める前はここに来てここで梅の花を見ながらお弁当を食べたものです。さらに渓谷を登っていくと堰堤があり、湖が広がっているはずですが今日は水があまりありませんね。さらに緩やかに登っていくと古美山園地です。KIKIの左上に登っていくと岩がゴロゴロでボルダリングというのか、フリークライミングというのが盛んで今日もたくさんの人が来ていました。岩登りの人の車です。ここから竹藪を越えて天下峯に向かいます。渓谷沿いよりも、普通の山道なので足にやさしい展望が開けた伐採地に来ました一年前の2021年2月に来たときは伐採されていませんでしたここは何ができるのでしょうか・・・竹藪が無くなって明るくなった道を行くかなり広い範囲で竹藪が無くなっています。以前はこのような真竹の藪でした。正面の山のどれかが天下峯ですが、いつもわかりません。竹藪を抜けて、ぱっと開けた農村風景いつ来てもここは静かで、人が歩いているのを見たことがありません。元ぶどう園の横を山に入っていくと右上の林の中に松平の始祖の墓です。崩れた五輪塔があります。さらに進むと、ヤマンバの足跡どこが足跡なの??と思いながらいつも通過舗装道路に出たら、急斜面の舗装路を登って最後の天下峯山頂への登りです。石仏の方へ向かう道八十八体の石仏が祀られています。大きな岩の重なった山頂(360m)本当の山頂(三角点)は後ろのピークですが今日はもうここで十分です。天気は曇りであまりよくないし、遠望も利きません。山頂直下のベンチでお昼ご飯です。今日はカップ麺とローストチキンと、玉子焼きと抹茶オーレ同じ道をブラブラ帰ってきましたが、帰りにも天下峯の方へたくさんの人が行くのとすれ違いました。今日はあまり風も無いので散歩にはちょうど良いようです。フリークライミングの人もたくさん来ていてどこの低山も最近は大賑わいです。しかし、体力と気力は減ってゆき、体重は確実に増えていきます。コロナのおかげで、我慢の登山がいつまで続くのやら・・・
2022.02.05
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23日(日)今日は昨日と違って曇りで展望も期待でき無いので、東海自然歩道を歩くことにしました。瀬戸の稚児橋から定光寺に向かって東海自然歩道を歩き途中の山星山でUターンです。ここは2020年12月27日以来、1年2ヶ月ぶりです。登山道入口に新しい看板が出来ています。川を渡って歩き出します。しばらく歩いたら、道にいっぱい果実が落ちています。これは何でしょう・・・ヒメリンゴみたいですね。今日は曇りで寒いので、初めからマフラーをすっぽり被っています。稚児橋からジグザグで急登を登ったら緩やかな道になり稜線歩きになります。今日は今のところ誰にも会いません。こんな寒くて曇りの日は誰も歩かないのかしら。宮苅峠が下に見えてきました。この下に見えている峠は五差路になっています。東海自然歩道の看板地図では、上の方の稚児橋から定光寺の城嶺橋まで歩けますが今日のスタート時間では、車を停めている稚児橋まで戻るとなると、日が暮れてしまいます。 稚児橋から反対に岩屋堂までは9.5㎞で3:30かかると書いてあります。まだ未踏のルートなので、興味はありますね。東海自然歩道から少し外れて 宮苅池へ行ってみました。池の表面が少し凍りかかっています。曇っているので寒々しい。池の縁を少し歩いて石仏まで行きます。大正6年、水没者のために建てたと書いてあります。ここまでは、はっきり踏み跡が続いているので今でも参拝する人がいるのでしょうね。宮苅峠まで戻ったら、単独の男性が休憩していてしばらくその人と山談義その後も数人に人に出会ったので、宮苅峠から定光寺までのルートはたくさんの人が歩いているのです。再び山星山に向かって歩き出します。数少ない植林の中を通って山星山の手前の林道でランチタイムきっと山星山ではたくさんの人が昼休憩で座るところも無いでしょうだからここでお昼ご飯にします。今日のメニューもカップ麺と、お餅を焼いておぜんざいとウィンナー炒めと玉子焼き山星山山頂(328m)三等三角点三角点の周りの木が切られて、明るく広くなっています。山星山の山頂のテーブルとベンチには、やはり一組が座っていたので写真を撮ってこのまま通過。山星山の山頂を過ぎて10分ほど歩いたところにあるベンチに座ってこのルートでは唯一の木の間から下界が見えますが今日は曇っているし、寒くここで長居はできません。山星山山頂まで戻って、誰もいなくなった山頂でパチリ。証拠写真です。寒いのでここでも写真を撮ったら引き返します。山頂過ぎたら途中でアラレが降ってきてそれが雪に変わり、どんどん降ってきて周りは白くなってきました。稚児橋まで戻ったらザックに雪が積もっています。メチャクチャ寒くて早々に車に乗って退散。町に下りてきたら、雪は雨に変わっていました。こんな時期は、この程度の散歩しかできません。コロナのオミクロン株が蔓延して、町をウロウロするより広々とした山などを歩くほうが健康的なので運動不足解消で何とか週に一度歩いています。いつまでこんなことが続くのでしょうか今は冬ですから散歩で我慢できますが、春になった時には遠い山、もう少し高い山に行けるのでしょうか。
2022.01.28
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16日(日)関市の迫間不動尊から迫間山、大岩見晴台まで冬の散歩です。キンキンの底冷えのする谷底の迫間不動尊の駐車場に停めてまだ雪の残っている境内を歩きます。今日は日曜なのに参拝者が少なく、お店も右側の店は閉まっています。ここはいつもたくさんの参拝者でにぎわっていますが今日は少ないですね。今まで何度も来ていますが、これは気が付かなかった水子供養でしょうか・・・あの斜面を登ります。奥の院を参拝して南斜面で日当たりが良く、さっきまでの寒さはどこへやら暑くて暑くて汗が噴き出ます。斜面をジグザグ登ったら稜線上にある八方不動尊に参拝(鐘があれば叩きたくなる習性のKIKIです)たくさんの人が休憩している迫間山山頂(309m)ここでお昼をいただきます。今日のメニューはウインナー炒めと玉子焼きとチキンラーメンとお餅を焼いておぜんざいです。目玉焼きはこの後目玉をつぶしてこの山頂は迫間城跡です。お昼を頂いたら大岩見晴台に向けて出発です。山頂を下って稜線を歩きます。気持ちの良い雑木の稜線を歩きます。大岩の横を巻いて明王山と金毘羅山を眺めズームで、左は明王山 右は金毘羅山以前に比べたら表示がたくさんになっていてわかりやすい大岩見晴台のピークに向かって最後の登りです。北側にはまだ雪が残っています。大岩見晴台に到着メチャクチャにぎやかな看板高賀三山方面今日は春霞というのか、御嶽山も見えてません。昨日は山友のTさん夫妻もここに登っていましたが御嶽山も乗鞍もきれいに見えていたようです。明王山と金毘羅山左の少し低いところは迫間山です。一応、大岩見晴台で証拠写真御嶽が見えないのが残念迫間山山頂少しズームでこの後、「各務野自然遺産の森」の方へ下って体験館の後ろの左の山が大岩見晴台のピークです暗くて寒い川沿いを歩いて、周回で駐車場に戻ってきました。産直野菜のお店も閉まっていて、駐車場には車がほとんどなくわれらはいつものごとく最終者のようです。年末から急に寒くなって、寒がりの私たちは朝早く遠い山に行けなくて近場の散歩でお茶を濁しています。
2022.01.18
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9日(日)本当はお正月明けすぐの初登山にこの山に登る予定でした。天気があまり良くないようなので展望が売りのこの山をやめたのです。それで今回やってきました。美濃加茂市の下米田のさくらの森の一番目の駐車場に停車させトイレのある真ん中の駐車場まで車道を歩いてそこから登ります。駐車場の一番奥が登山口ここからは東まわりルートです。暖かい森の中、一の坂を落ち葉を踏みながら緩やかに登ってゆくここから二の坂一の坂より斜面が出てきました伐採地の横から、北側の納古山とその手前に米田富士の頭が見えています。暑くてジャケットを脱いで、山シャツの腕をまくります。お天気も良くて展望が期待できますね。稜線にたどり着きました後は岩の稜線歩きです。まず、馬の背岩巨岩が露出している稜線歩きのスタートです。西の方は鬼飛山(右の台形の山)の後ろに、山之上富士山が、とんがっています。かすんでいますが、はるか後ろにたぶん高賀山や瓢ヶ岳がみえています。東海北陸自動車道が通っている後ろの山は八坂山と大谷山(左側の岩が露出している山)右側の八坂山の出丸のズームです。休憩している人が見えます。次はタイタニック岩です。誰が名付けたのでしょうか、確かに崖に飛び出ている岩は映画タイタニックの船の舳先みたいです。写真ではこちらの地面が見えていてそれほど高さが無いのですが、私の立っている岩は崖に突き出ています。岩の端のぎりぎりまで行きたいのですが、これが限界です。相棒は危ない危ないと必死で止めています。以前の私ならもっと端っこまで行けたのですが足を骨折してからはバランス感覚が無くなって、もうこれ以上進めません。次は八畳岩八畳くらいあるそうですが、それ以上にも思います。八畳岩の端っこで、ランチタイム木曽川の流れを見ながら今日は風が無いのでゆっくりできました。次はひっそり岩だそうです。少し意味が分かりませんが、展望はとてもいいです。飛騨川の流れと、川辺町の景色が見えます。白山槍とんがった槍の先には登りません。以前のKIKIならきっと登ったでしょうね。米田白山の山頂(274m)地元の人々が毎日日付を変えているそうです。地元の人に愛されているのですね2020年はブログの年始の挨拶にここの写真を載せました。今日は9日で、遅ればせながら年始のご挨拶ですね。山頂は二等三角点があります。今年は国旗もはためいていますねその先は展望台たくさんの人が休憩しています。前回2020年に来た時にはなかった、テラスがあずまやの周りにできていました。雪の御嶽山がやっと顔を出してくれました。飛騨川の流れはこの南の今渡ダムの手前で木曽川と合流します。向こうの山並みは鳩吹山から各務原アルプスの山並みです。ではあずまやから、今年もよろしく~~
2022.01.10
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。2022年1月3日(月)初登りは、当初の予定地を変更して瀬戸の岩巣山でした。当初は米田白山(美濃加茂市)でしたが、天気予報が外れて曇りなので、御嶽山などの展望が期待できないと思われて変更しました。駐車場に車を停めて歩き出します。登山としてはスタートが遅く、とっくにほかの車の人は出発しています。だから誰も他に歩いている人はいません。行基上人が庵を結んだといわれる岩屋に、まつられている薬師瑠璃光如来さまをお参りして今年の初詣です。岩屋から右上の山に入っていきます。大きな岩の多い山です。東海自然歩道なので登山道は整備されています。たくさんの人がこの後、われらを追い抜いて登っていきます。岩の横に鎖がつけられて回り込みます。この山で一番面白いところです。崖の横ではないので怖くはありませんが、岩と岩の隙間に靴がはまり込んで抜けなくなりそうです。展望台に到着やはり今日は曇りで展望が良くありません。しかし風が無いのが助かります。いつもここでたくさんの人に出会うのに、誰もいません。皆さん岩巣山の頂上へ向かったのか、滝の方へ周回されたのでしょうね。展望台からの景色足元は駐車場から歩いてきた道です。ズームで見ると、以前はプールだったところが広場になっています。水色の屋根は公衆トイレかしら・・・展望台を過ぎて、登山道に雪が出てきました。途中でイスとテーブルもあります。私は雪が出てくると嬉しくなりますが寒がりの相棒は、嫌がります。沢沿いを歩き、小さな橋を2回渡りいよいよ、岩巣山山頂へ最後の登りです。道沿いにはヤブコウジが赤い実をつけています。ザレを登れば、元岩巣のピークです。この元岩巣は最高点(488m)で、岩巣山には三角点があります。(KIKIの左横のは三角点ではありません。)猿投山の見える南西向きに、展望の良いところがありお昼ご飯にももってこいの場所です。丁度休憩を終えたカップルが立ち上がって、場所を譲ってくれました。ここでわれらも遅いランチタイムです。お昼ご飯を終えて、次は岩巣山山頂へ向かいます。この分岐を左へ快適な稜線歩きです。途中の開けたところで山頂を見て(少し高くなっているところが山頂)岩巣山山頂(480.6m)、三等三角点があります。気温は3度です。少し南の岩の点在するところで元岩巣のピークを指さしています。その右奥に猿投山が見えています。もう誰もいないし暗くなる前に下山しないといけません。大急ぎで同じ道を戻ります。展望台(前方の木の中)まで戻ってきました。後は大岩が積み重なった山道を慎重に下ります。思えば足の骨折後にここに登った時はこの下りがとても怖かったことを思い出します。意外にたくさんの若者がこの後どんどん登ってくるのでびっくり。一組のカップルはクロックスのサンダルで登ってきていました。たぶん展望台から夜景を見るのでしょうね。しかし、真っ暗な岩だらけの山道はとても危ないので下りは大丈夫かな…と心配しながら下りてきました。(こういうのを老婆心というのでしょうね)岩屋堂の横奥の暁明ヶ滝岩を積み重ねたような滝です。岩屋堂の岩は割れ目に、4本のくさびが打ち込まれています。太い鎖も掛けられています。この中で行基上人が庵を結んで修行したそうです。権現伯龍大神の後ろに展望台のピークが見えています。今まで何度も来ていますが展望台を確認することはなかったような・・・ズームすると、はっきり展望台がわかります。夕日に照らされています。夕方になって太陽が出てきました。正月の3日で、おせち太り解消のために歩く人が多く今日は天気も良く風もなかったので、各地の里山は結構にぎわったでしょうね。今年こそ気兼ねなく山に登れるかと思いましたがコロナは収まることなく、オミクロン株というものに変異してなかなかマスクが外せませんが山は密じゃないので、山に入ると少し安心できます。今年はどんな一年になるのかわかりませんがコロナに気を付けながら生きてゆくしかありませんね。どうぞ今年もよろしくお願いします。
2022.01.05
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26日(日)今年一番の寒い日、雪がチラチラ舞う中を瀬戸の海上の森から瀬戸市と豊田市の境界にある西広見の三角点を探しに行ってきました。 あいち海上の森センター本館の駐車場に車を停めて吉田川沿いを歩きます。雨上がりで地面が濡れています尾根道の乗越まっすぐ行けば屋戸川沿い、私たちは右の尾根道を歩きます。五叉路尾根道突き当りここからは道なき道というか、かすかな踏み跡の笹薮こぎがしばらく続きます。2019年3月以来、来ていないのでこれほどになっているとは・・・笹に埋もれてしまいそう笹藪から抜けても、倒木で回り道なんとか道らしいところが出てきて前方の尾根に向かって直登尾根に取り付いて、確認したら倒木と向こうにしっかり止めてあります。帰りにはここは要注意です。後は瀬戸市と豊田市の境界の尾根を外さないように進みます。インデアンの狼煙(KIKIが勝手に付けた名称)ここは豊田市の八幡神社から登ってきてここにたどり着いたとき、目印になると思います。皆さんがどんどん木を立て掛けるのでしょうか立派になっているような気がします。さらに進んで、石の門(これも勝手に付けました)この二またを左へ二股を左に進んで、その先いくつかの間違いそうな分岐をかすかな記憶をたどりながら一番高いところに西広見の三等三角点があります。当初、このあたりでランチを…と思っていましたが冷たい風が強く、歩いていても耳がちぎれそうなので写真を撮ったら、風のないところを探して下ります。西から吹いてくる風を避ける所でランチ今日はメチャ寒いので、カップ麺と玉子焼きとウィンナーとおにぎりいつも通りゆっくり一時間ほどランチタイム朝、この尾根に取りついたところまで戻って、帰りは、笹藪漕ぎをしたくないので物見山の方へ向かって進みます。よく見たら目印がいっぱい目印通りに進むと途中でハートマークに癒されて・・・赤丸の印を見落とさず坂を下りますここは物見山の登山道に合流次からはここを、矢印の反対向きに進むと笹藪漕ぎをしなくていいですね。しかしかなりの遠回りです。物見山の登山口に下りてきて里山サテライト(かたりべの家)の方に行かず四ツ沢までやってきて四ツ沢分岐から図根三角点まで登ります図根三角点瀬戸市方面暖かくコシダの生える尾根道物見山左前方に物見山が見えます山頂には誰もいませんね今日は西広見の三角点と、海上の森の図根三角点をめぐって歩きました。朝歩いた吉田川沿いの道にある小さな池に鴨が三羽住み着いています。愛知海上の森センターに戻ってきたらもう車はほとんどありません。本館の玄関はもう正月飾りの門松が据えられています。何年も続くコロナ禍で、ここ二年は思う山に行けない日々が続いています。そしてそんなことをしていたら年齢と体重ばかり増えて、体力と気力が減ってしまいコロナが収束して遠い山・高い山に行けるようになっても今度は登れないかもしれません今年も残すところ、あと4日大した山にも行けてないので、低山散歩のブログでしたが見てくださってありがとうございました。また来年もよろしくお願い申し上げます良いお年をお迎えください。
2021.12.27
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19日(日)年末になって忙しさもピークです。先週の「八曽の滝めぐり」をやっと更新して次の週の山行きの「小牧アルプス」の更新を手掛けることが出来ました。いつもの「児の森」の駐車場に車を停めてまず、白山神社のピーク(尾張白山)に向かいます。思ったよりもたくさんの車が停まっています。写真の奥に向かいます。ここから尾張白山の白山神社へすぐに岩場の登山道になり御嶽神社以前はここから御嶽山が見えていましたが後ろの木が大きくなり見えなくなりました。尾張白山のピークには白山神社があり、いつもここから南側の展望が開けていて暖かいひだまりから名古屋方面を眺めています。足元は小牧市、右奥は名古屋駅前のビル群ズームして神社の左奥に行ってみたら新しい山頂表示神社の右の木の中に八百万神を祀っています。白山のピークを激下りして、峠みたいな鞍部から登り返したら隣のピークに向かいます。稜線を少し歩くと鉄塔が見えてきますこのピークは三角点のあるピークですが以前は木に囲まれて展望が無かったのに鉄塔が設置される時に切り開かれて、現在はとても展望が良く以前からあったテーブルと椅子が活躍しています。以前はテーブルと椅子があっても、ただの通路でしたのでここで休憩する気にはなりませんでした。小牧の市街が見えています。そして右奥は名古屋駅前日向ぼっこしながら休憩隣の反射板のあるピークに向かいます一つのピークに反射板と鉄塔と、その奥にも反射板があります。反射板の右奥に見えるのは小牧山山というより、イボみたいな森のてっぺんに小牧城があります。鉄塔のフェンスの横には「愛知県名古屋土木事務所 三級基準点」落ち葉に埋もれていましたので落ち葉を取り除いてみました。一番奥の反射板まで行けば、尾張富士と尾張本宮山が並んでいます。この二つの山は昔から背比べの山で、今でも尾張富士は「石上げ神事」があります。尾張本宮山の山頂の大県神社奥宮今日は参拝者の姿が見えません。同じ道を駐車場まで戻って今度は反対側(東側)のふれあいの森の方へ向かいます。今日は風が強いので、お昼ご飯は風が来ない所を探します。ふれあい広場にはたくさんの子供たちとその父兄たちが集合していましたがイベントが終わったのか、帰り支度をしています。私たちは逆行して、ふれあい広場から山に入っていきお昼ご飯が頂けるところを探します。西山のピークの手前には、新しい鉄塔が出来ていて、その足元は風が来るので結局、木に囲まれているムササビ峠の広場の端っこでランチです。いつも通り、ゆっくり一時間のランチタイムの後新しくベンチも出来た青空小屋に行って、開けた南側を眺めましたがすごい雲が上空に広がっています。そして突然、寒いはずです雪が降ってきました。本堂ヶ峰の通路のようなピーク以前は小さな山頂表示でしたがどなたかの手書きの大きな表示です。この先、雪の中を天川山に向かおうとしたら踏み跡が薄くなって山頂も表示がすべて外され山頂だとわからないようになっています北側の砕石場の見えるほうに来たら雪は吹雪で北側の岐阜の方はもっと吹雪いているようです。天川山の隣のピークの斜面にも鉄塔が出来ています。鉄塔の向こうのピークが天川山で、この小牧アルプスの一番高い山です。北側に広がる八曾の森の中に黒平山のピークその後アンテナ山に向かおうとしましたが途中で踏み跡が不明瞭となり意識して踏み跡を隠しているような気配があり少し戻って林道を歩いて、ふれあいの森の外周を大きく回って戻ることにします。まだ紅葉のモミジが、頑張っています。今日はとても寒く、ずっとダウンジャケットを着たままで歩きました。午前中は天気が良かったけれど、昼からは雪雲が覆いかぶさって雪が降ってきて、寒い寒い一日でした。ここは今までは小牧アルプスとして、いくつかのピークを縦走できました。しかし、いくつかの鉄塔を建設するにあたり、天川山やその向こうのアンテナ山には入れないようにしているようで今までは冬の低山散歩として利用していましたがこれからはどうしたらいいのかと戸惑っています。
2021.12.25
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12月になったら、さすがに忙しくて12日と19日に山歩きをしていましたが更新できませんでした。ゆえに少々端折って載せます。12日(日)予定していた岐阜の山は、昼から天気が崩れるのでやめて愛知県犬山市の八曽の滝巡りに変更しました。1997年の初めての八曽は無残にも山が切り開かれ、痛々しくてこんなのは山じゃないねとそれ以来ずっと行っていなかったけれど山友達のTさん夫妻が、好きでよく行っていたので今年の1月、久しぶりで八曽の黒平山へ行ってみたら山の緑が戻っていて、すっかり森になっていました。それ以来、2月にも3月にも行って、今年になってもう4回目。今までとは違って、大のお気に入りとなりました。亀割の駐車場から、林の中を歩いてアウトドア・ベースキャンプ犬山のキャンプ場の方へ右にキャンプ場をながめキャンプサイトの一番はずれを通り抜けてすぐに幽谷の世界です。川に掛かる橋をいくつか渡りここは犬山八曾自然休養林です。看板は左が黒平山になっていますが、我らは右の橋を渡りますこの辺りから川の水がきれいになってきました深い山の中のように見えますがキャンプ場から15分くらいです。厳頭洞へは右の山の中へ段々を登って大きな岩と岩がお互いに頼り切って、「人」という字のようになって三角の洞穴ができています奥行2mくらいで生活ができそうです。暗いのでフラッシュをたきました。登山道へ下りてそろそろ乙女滝があってもよさそう右下に乙女滝下に下りたら、名の通りやさしい滝です。少し歩いたら「五段の滝」下に下りたら五段は見えませんが、3段は見えます。モミの木キャンプ場いったん舗装道路に出ます。少し舗装道路を歩いて、ゲートを右端から回り込んで道の両脇には冬いちごがいっぱい右下には滝とは言えないけれど感じの良い流れが・・・冬イチゴはたくさん赤い実が付いていたので、試食します。美味しくは無いけれど、食べられます。名古屋大学 地震観測所あずまやで休憩この川の横でランチタイム昼ご飯の後は、黒平山へ登ります。急に太陽が出てきて良い天気になりました川沿いは寒かったけれど黒平山への尾根歩きは、いっぺんに汗が噴き出てきます。コシダがいっぱい山頂の手前の展望の開けたところ八曾全体が見渡せます小牧アルプスも見えています。(この写真には写っていません)枯れた松が特徴です。山頂直下はなぜか整った石積みがぐるりと残っています。龍王様をお祀りした石仏龍が回りついている石仏は珍しいと思います。黒平山(八曾山)山頂(327m)二等三角点この八曾全体は、この様な平らな平原のような地形です。しかし、この中に川と滝があるとは思えません。八曾滝(山伏の滝)風情のある滝ですよく見たら滝の横の岩陰に、不動明王の石仏がひっそりと落ち葉の中に、半分埋もれるように佇んでいます。今まで何度も来ていますが、気が付きませんでした。後は、管理道路を歩いて、亀割の駐車場へ暖かい陽だまりはツツジの狂い咲き立派な、山の神です。亀割駐車場に戻ってきて滝巡りの周回は終わり。駐車場にはもう車は無いと思っていましたがまだまだ数台残っていました。日照時間の短い冬には、近場で一日楽しめる里山でお弁当を持って歩いていると、コロナやインフルエンザなど怖い病気のことを考えないで楽しめるような気がします。今年も残るところあと少しとなりました。忙しくてなかなかアップできませんでした。もう一つの19日の山行きはまた後日です。
2021.12.22
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5日(日)岐阜県の恵那市と八百津町と白川町にまたがる見行山(けんぎょうやま)に登ってきました。去年も、秋に初めて登り楽ちんに登れて、ほぼ360度の大展望が楽しめるとても贅沢な山です。昨年のブログは下をクリックしてくださいね。2020年の見行山今回も山の前に、新旅足橋から飛び降りるバンジージャンプを見ていきました。今からジャンプするところです。勇気がありますね~~KIKIにはとてもまねできません。カメラを構えてシャッター押したらああああ~~肝心の飛び出す瞬間でバッテリー切れです。結局、バッテリーの入れ替えをして、次の人が飛び降りて一番下まで下がって、はずみで上がって来たところしか写せませんでした。余裕ですね、ちゃんと手を広げてポーズしています。最後は、ウィンチで引き上げられてゆきます。橋の上は谷底からの風で寒くて今日はさっさと山に向かいます。登山口のトイレのある広場は車がいっぱい!!どういうこと? こんなにたくさんの人が登っているのでしょうか・・・彩り村まで下りて、植林の中を登り返します。手入れの行き届いた杉の植林の中丸木橋を3回渡って舗装道路を渡って、ここが本当の登山口です。ヒノキの植林から松の林になって標高777m展望の良いベンチに近づいてきました。ここは標高802m足元には、駐車場が見えています。伊吹山も見えます。伊吹山にも雪がかぶっていますね。このあたりで次々と下りてくる人を見送り山頂の手前です。このあたりだけ、木が無くなって人の手が入った感じがします。標高888m、この上が山頂(905m)です。白山連邦さすが雪の白い山です。中央アルプスの山並み宝剣岳、中岳、木曽駒ケ岳さらに右には、空木岳に向かう縦走路の山々目の前は御嶽山がドーンズームで、目の前の地獄谷のすごい荒々しさ王滝頂上から剣ヶ峰まですっかり雪に埋もれています。パソコンで見たら、剣ヶ峰にあるシェルターも確認できました。笠置山の向こうに恵那山恵那山と中央アルプスの間に、南アルプスまで見えています。左の三角錐は塩見岳、それならその右が荒川三山で、一番右は赤石岳でしょうか。塩見岳のズームここでランチをいただいてKIKIの右うしろに今回も無線をやっている人がいました。登山者の皆さんがいなくなったので二等三角点の前でハイポーズ二等三角点南アルプスの山並み塩見岳の左に白根三山、その左に仙丈ケ岳の山頂部だけ見えています。下山後、彩り村の新しい施設彩り村全景去年より建物が増えています。来るたびに変わってゆきます。朝いっぱい停まっていた車はすでに無く、山で出会った人は車の数より少なくてたくさんの車の人は、いったいどこに行っていたのでしょう???秋から冬にかけて遠望が利くころには、この山はいいですね。手ごろに登れて展望がいい、もっと近くならもっといいのに・・・と思います。
2021.12.07
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28日(日)冬になると日照時間が短くなり寒がりの相棒は、雪のある山には行きたがらず朝早い出発も寒くて暗いし結局、ゆっくり起きて近場の里山程度の山を散歩するしかないのです。そんな時は養老山地の山をここ数年歩いています。今日登ったのも養老山地のいくつかある峠越えの一つ田代越えにあるピークの鎌知土三角点(640m)に行ってきました。鎌知土三角点は今回で4回目初めて登ったのが2008年3月8日二回目は2014年12月8日三回目は2017年12月10日すべて冬に登っています。日帰り温泉「水晶の湯」の駐車場に車を停めて階段を登ったらこの広場、「おいしい森」と書かれています。さらに登っていくと雄大な濃尾平野の広がりと木曽三川の流れ雪をかぶった御嶽山が良く見えますさらに山腹を巻くように登っていくと「月見台」です。せり出した舞台の向こうに濃尾平野がもっとよく見えます。この後は、この月見台の後ろの山の薄い踏み跡を尾根まで登っていきます。ウラジロの茂った斜面を登って稜線目指して登り右側はマツタケ山なのでテープがしてあります。11月末までは入れません。稜線に出たら飯盛山が錦の衣をまとっています。鉄塔巡視路でもあるこのルートはいくつかの鉄塔をたどって登ります下に行基寺が見える展望所では手作りのベンチがだんだん増え、屋根付きの休憩所もできています。ここは木曽三川や濃尾平野を眺め、天気が良いと御嶽山、中央アルプス恵那山などが眺められる一等地です。今日は天気が良いのですごい展望です。中央アルプス宝剣岳や木曽駒、三ノ沢岳もわかるほどです。御嶽山(右)と乗鞍岳次の鉄塔の下をくぐり右端の飯森山(勇守山)から桜番所の稜線を眺め荒れた登山道もところどころ植林(右)と常緑広葉樹の自然林の間を通ります。クマの爪痕発見ここにもクマがいるのですね落ち葉をサクサク踏んでヤセ尾根を通過時々急斜面が出てきますそれもそのはず、いよいよ「田代越え」の近くで目の前の壁のように立ちはだかったところが峠です。〇〇越えとは、峠越えのことで、演歌や映画で有名な「天城越え」も峠を越えるのですね。田代越え今日はあまり風が無い日でしたが、さすがにここは少し風があるのでここでお昼ごはんはできません。田代越えの横の急斜面を登って鎌知土三角点へ行きましょう。ピークの広場は鎌知土三角点(640m)が真ん中にポツンとあります。田代越えの看板がありますが、ここはピークなので田代越えはこの下のさきほどの峠でしょうね。ピークの少し下がった斜面のひだまりで風が無いところを探してランチタイムです。相変わらずゆっくりのんびり、一時間昼ご飯休憩して下山します。今日のメニューは、ハムのミートローフと玉子焼きとクリームパンと抹茶オレです。下山途中に「レストハウス青空」に立ち寄ります。4年前よりなんだか荒れています。管理する人も無く、作ったままなのでしょうね。14時も過ぎているので誰もいません。結局私たちが最終なのかしら・・・能郷白山でしょうか、雪のかぶった高い山が遠くに見えています。今日はずっと御嶽山と乗鞍が見えています。行基寺の上の展望所に戻ってきました。名古屋駅前ビル群夕日に輝いて朝よりきれいに見えます。さらに羽沢三角点(354m)にも立ち寄って三等三角点ここに三等三角点があるのは知りませんでした相棒が枝道の踏み跡をたどって見つけてくれたので立ち寄れました。冬は日没が早いので森の中は薄暗くなって焦ります。ところが一番最後かと思っていましたが、駐車場に近くなるとどんどん人が登ってくるのでびっくりです。たぶん夕景か、夜景を見に来るのでしょうね。このところ散歩ばかりの楽ちん登山でしたので久しぶりに歩いた~~という感じでした。今日は良い天気で、たくさんの人が登ってきておりこのくらいの山なら名古屋からでも日帰り登山で楽しめますね。
2021.11.30
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21日(日)先週、山に向かう途中に立寄るつもりでしたが余りにも駐車場が混んで、人出も多かったので止めた大井平公園に、今回は寒狭山に向かう途中で立ち寄りました。豊田市稲武町の大井平公園は春はシャクナゲ、秋は紅葉と最近人気の観光地です。先週とは打って変わって、駐車場はガラガラ楽に停められました。それもそのはず、紅葉の見ごろは終わっていて少し寂しい感じです。このあと、駐車場の向こうに掛かっている「風のつり橋」を渡って向こう側からこちらを見てみましょう紅葉も終わって、枝だけになった木もあります。盛りのころなら真っ赤でしょうね。風のつり橋渡って公園の方を振りかえってみましょう山の斜面に作られた展望所まで行けば真正面の紅葉がきれいなはずですが、もう終わっています。(泣)河原の展望台まで歩いて大井平井堰手前の紅葉が終わっていなければ絵になるところですね次は北設楽郡設楽町の寒狭山に向かいます。先週はこの近くの仏庫裡(ぶくり)に登りました。仏庫裡の真南にある寒狭山は、寒狭川沿いの県道33号を宇連の集落から山に入って林道をグニャグニャ10分ほど走ったら林道のゲート前の広場に到着ゲート前に車を停めて歩き出します。この山は今回で二回目、初めて登ったのが2000年12月24日21年前で、全く記憶がありません。初めての山のようです。7~8分ほど歩いたら登山口に到着ヒノキの植林を登っていくとアセビの群生の中に突入アセビの中の薄い踏み跡をたどりほとんど、ずーっと植林の中をあるくので展望はありません。一番高い所に到着、ここが山頂かと思いましたがKIKIの指さすところが山頂です。植林の中の広くなったところを、大下りしてそのまままっすぐ落ち葉のきれいな彩りの急坂道を登り返します。写真で見るより急坂で下りはヒップそりで一気に下れそうだと思いながら登ります。寒狭山山頂(945m)は本当にとんがった山頂らしい山頂です。二等三角点が真ん中にポツンとあるだけ誰も来ない貸し切りの山頂だから唯一、たいらな真ん中でランチタイム今日のメニューは、ギョーザと玉子焼きとおにぎりと飲み物。段戸山の方向を見ながらゆっくり一時間お昼ご飯です。段戸山は木の間からしか見えません。小鳥の声もしない静かな山はもうすっかり冬支度です。落ち葉を踏みながら、これからは低山散歩になるねと話ながら帰ってきました。
2021.11.25
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14日(日)豊田市のタカドヤ湿地の紅葉と、愛知県北設楽郡設楽町東納庫の仏庫裡(ぶくり 1071.9m)へ行きました。その前に立ち寄ったタカドヤ湿地は、昨年は紅葉の一番良いときでしたが今年は遅くてほとんどの葉っぱは落葉していました。池に映った紅葉も良いものです。ほとんどが盛りを過ぎていましたし、モミジ祭りも終わっていました。しかし、それでも意外にたくさんの人が来ていました。こうやって紹介するものですから、年々観光客が増えるのですね。昨年のブログはもっと紅葉が良い時でしたので、参考までにご覧ください。昨年の段戸裏谷原生林とタカドヤ湿地タカドヤ湿地から北設楽郡設楽町東納庫の仏庫裡(ぶくり)へ向かいます。林道 段戸208号線をグニャグニャ高度を上げて走って路肩の広いところに車を停めて、そこで身支度をしていたら軽トラの男性がやってきて荷台に載せているものを見せてくれました。なんだと思う?と尋ねられたけど、マタタビ? ではありません。「サルナシ」でした。ベビーキウイともいわれる、日本の野生のキウイです。一つ頂いたら、甘くておいしい~~生まれて初めての経験です。なかなか見つけられないといわれたのですが私が横の木を指さして、これでは?そう、ハンノキに絡みついたサルナシのつるに実がたくさんぶら下がっています。初めて食べて、初めて実が絡みついているのを見ました。ここから仏庫裡(ぶくり)を目指します。仏庫裡とは変わった名前の山です。この近くの岩岳からも、岩伏山からも見えているので以前から気になっていました。植林と自然林の間を歩きます。すぐに背の低いアセビの藪漕ぎを過ぎて植林の中の笹の海を行きますヒノキの植林は手入れが行き届いています。菜畑峠御嶽神社の石碑さらに少し下がって笹の海をどんどん行く仏庫裡の看板がある分岐左に林道へ下る道があります。帰りはここを下りましょう。同じような景色です。仏庫裡の山頂(1071.9m)三等三角点があるだけ。北西の風が寒いので、写真を撮ったらさっさと下ります。先ほどの分岐を下ります。林道にはメチャメチャ近いここへ降りてきます。登山口の看板がありますが、ここからだとあっけなく登れてしまいます。ムラサキシキブのきれいな実林道を車までブラブラ下りてきました。とても良い天気山の紅葉何でもないけど、こんな良い天気はなんだか気分が良くて何でもないこんな景色でもよく見えます。
2021.11.16
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7日(日)やっと土日に山に登るペースに戻ってきました。この間登った3日から、まだ4日しかたっていませんから久しぶりで、軽いところ、ということで9年ぶりの汾陽寺山に登りました。この山は春日局のゆかりのお寺の裏山です。初めて登ったのが2000年1月汾陽寺から、2回目は2012年11月紅葉ヶ滝から、3回目の今日は寺尾ヶ原の千本桜からです。駐車場に車を停めて出発サクラの時期にはたくさんの人でにぎわいますが今日はわれらの車一台だけ目の前のもっこりとしたピークに取り付いて166番鉄塔を目指します。サクラじゃなくモミジの紅葉サクラの時期はこのあたり一面サクラの花でびっしりと覆われます。一度だけこの道路を通り抜けたとき、ちょうどサクラの時期でした。しかしまだその頃は、寺尾ヶ原の桜はまだそれほど知られていなくて村の人たちが広場で花見の宴を開いていただけで観光客はほとんどいませんでした。ここから取りつきますが初めからすごい急登急斜面をジグザグに登ります今日もメチャクチャいい天気!!ミヤマアキノキリンソウ半分ほど登ったら下に、車を停めた駐車場が見えます。自然林の気持ちの良い山道を登ります。最初の166番鉄塔に到着鉄塔の脚の間から、山頂と次の165番鉄塔が見えています。岩場はここだけ暖かい木漏れ日の間を歩きます。中部電力の鉄塔巡視路を歩くので、整備されています。この先、鉄塔直下はさらに急登です。滑りやすいので下りは要注意165番鉄塔の脚元が見えてきました。165番鉄塔に到着高賀山(右)が見えています。しかし、高賀三山は植林が伸びて見えません。隣の、権現山山頂は以前2012年の時に、ここでランチした時のままです。遠くに雪をかぶった白山が見えています(ズーム)山頂に行って、山頂は展望が無いのでここまで下りてきてからランチにしましょう。山頂直下も急登で、焦らずマイペースで登ります。ここも急坂なので、帰りは気を付けないと・・・登り切ったら、稜線を少し進みます。自然林は少し色づいています。シロモジの黄葉、モミジの紅葉たくさんではありませんが樹間から見えてきれいです。モミジの紅葉それなりに、紅葉を楽しめました。通路のような山頂で、三等三角点があるだけで展望はありません。だから写真撮ったら、先ほどの165番鉄塔まで下りてお昼ご飯です。三角点の南側はシロモジの黄葉165番鉄塔に下りてきて、権現山権現山の東にある誕生山の山頂の反射板のズーム蕪山と白山 (ズーム)165番鉄塔の脚元でお昼ご飯ゆっくり1時間休憩して同じ道を下りてきて、乾徳山 汾陽禅寺に向かいます。旧参道を歩きます。車道より苔むした石畳は風情があります。両脇の苔むした石積みも年代を感じさせます。石畳は参道から簡素な山門まで続いています。山の中のひっそりとしたお寺は往時をしのばせます。本堂と庫裡後ろに汾陽寺山が、西日に照らされて輝いています。この乾徳山 汾陽禅寺(臨済宗妙心寺派)は斎藤家発展の基礎を築いた斎藤利永により創建されたお寺です。斎藤利永の子孫の斎藤利三(としみつ)は明智光秀の家臣で、春日局の父です。その縁で春日局はたびたびこの寺にお参りをしたといわれます。あの苔むした石畳を、春日局も歩いたのでしょうね。貸し切りの山を登り、静かな山のふもとの汾陽寺を参拝して俗世間からしばし離れて、心洗われるひと時でした。
2021.11.08
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3日(祝・水曜)先週の土日は用事があり、山には行けませんでした。朝ゆっくり出発して、簡単に登れる山にしましょうということで9年ぶりの相戸岳にしました。相戸岳は、初めて登ったのが1999年12月その後2006年、2012年と6年おきに登っていましたが今回は少し間隔があいて9年ぶりです。初めての山ではないということで下調べもせずそれなのに久しぶりなので、登山口がわからず少しウロウロしました。やっと着いた登山口の教龍寺の駐車場にある看板です。今までは西ルートから登って、東ルートへ下山しましたが今日は東ルートから登ります。下山は周回かピストンかは、その時の状況で判断するということで出発。白山神社に向かいます。大きな杉の木社殿の右から山に入っていきますが尾根を横切って下り(?)ます。下に道が見えて???こんなんだったかしら?結局、集落の横の道に出て、再び山に向かって登っていきます。目的の相戸岳が見えています。山際の民家の横から、入っていきます。ここが本当の登山口です。植林の中の急登を登っていきます。少し色づいています。最初のピークまだ真っ青のモミジもありますが、少し色づいているのもあります。尾根を外さず、どんどん登っていきますが、途中で以前のルートから少しルートが変わっているところもありました。「この先岩場が続きます 足元注意」の看板注意喚起の看板ほどでもなく、意外に楽に登れました。倒木の下をくぐります。一つの尾根をずっと登っていくフカフカの道だから膝には優しい一番紅葉していた木この先、山頂に出ます。今までは展望が無かったので山頂に飛び出て、やっと展望の良い景色に出会います。紅葉の木の向こうに、遠く伊吹山少し雲がかかっています。南東には古城山、誕生山、天王山、権現山、汾陽寺山の山並みが見えています。ドウダンの紅葉相戸岳山頂(672m)二等三角点(点名 柿野)以前に比べて、木が伸びて草も生えて座るところがありません。看板だけは立派になりました。しかし以前は山頂に日の丸が掲げられていましたがもうありません。2006年の山頂一本の木と日の丸の国旗座れるところがいっぱいです。この一本の木はもうありません。1999年の山頂国旗の足もと山頂は広々としていましたが、今はこんな広場が無くなって山がだんだん元の山に戻ろうとしています。すすきの向こうに天王山や誕生山岐阜城とその後ろ(写真では手前)の百々が峰山頂の真ん中には、無線をやる人が座っていて最後まで無線で大きな声でずっとしゃべりっぱなしでした。その人を写さないよう苦労して写真を撮りました。山頂は低い木や草が生えて座れるところが無いのがこの写真で分かります。恵那山伊吹山とその左手前の池田山しかし北側の高賀三山が特定できません。一時間のランチタイムの後下山します。食事中に西コースから、大汗かいてフーフー言って登ってきた人がすごい急登の登りだったというので同じ道をピストンで下ります。岩場の通過しかしここは思ったほどではなかったので、KIKIの膝にはこちらのルートを下りにしたほうがいいですね。周回するなら西ルートから登ったほうがいいみたいです。登山口に下りてきて相戸岳帰りに教龍寺へ本堂木彫りの仏様のお顔以前は鐘楼の横に並べてあったような気がします。雨ざらしでは傷んでしまうので屋根を作って、その下に置いたのでしょうね。白山神社と教龍寺まだ日が高いうちに下りてこれました。これから日が短くなるので、日帰りの山行きは、簡単に登れるのがいいですね。
2021.11.06
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27日(水)このところ土日に用事があって山には行けませんでしたので平日に愛知県設楽町和市の鹿島山と大鈴山に登ってきました。この二つの山には、1995年12月に初めて登って今回で4回目です。同じ、和市の登山口からは岩古谷山経由で鞍掛山にも縦走できます。近くの堤石トンネルの奥の神田登山口からは平山明神山に登れこのあたりには1000m位の山が並んでいて、いろいろな登り方が楽しめます。和市登山口の駐車場すでに一台の車が停まっています。今日は水曜なので登山者は少ないのですが、土日は駐車場がいっぱいになるほど人気の山です。東海自然歩道が通っています。民家の横から登っていきます。植林の中を登ると、途中で林道を横切って登ってゆきます。この山には今までは冬か早春に登っているので、ヤマビルの被害はありませんでしたが以前はこんな看板は無かったような気がします。昨年、5月に平山明神山に登り始めて、植林の中でヤマビル襲撃を受けて途中で逃げ帰り、その代わりに寧比曽岳に登った時にこのあたりの山はヤマビルがいっぱいいるのだと知りました。この看板を見た後からは足元ばかり気にしながら歩きます。二回目の林道を横切り、植林の中をジグザグに登ります。チョロチョロ流れる水場水場の横に休憩場のテーブルとベンチさすが東海自然歩道です。テンナンショウの実が赤くなり始めています。急斜面をジグザグに登っていくと鳥居が見えて池葉守護神社です。私は、ずっと鹿島神社だと思っていました。しかし鹿島という字はどこにもありません。鳥居をくぐって石段をのぼったら社殿があり立派は杉のご神木が元気よく立っています。御神体の祠は立派な鰹木もあり、境内も山の中なのに広くて風格のある神社です。以前ここにお参りをしないで登ったら、下山中に相棒とはぐれて探すために、もう一度山に登りなおした経験がありそれ以来、お山にある神社や山の神などお祀りをしている所には必ずご挨拶のお参りをすることにしました。今日もその話をしながら、お参りをして登ります。植林の中に古い炭焼き窯が残っています。ここが植林する前の自然林のころには、ここで炭を焼いていたのですね。稜線にたどり着いたら、分岐を左へ少し行くと鹿島山の山頂鹿島山山頂(912m)植林に囲まれて展望はありません。ここでは写真を撮ってすぐに大鈴山に向かいます。稜線を緩やかに何度も下ったり登ったり・・・平日だからだれにも会いません。緩やかに登ります。ヤセ尾根も3か所ほど通過緩やかに登ったり下ったりをして、6つほどピークを通過して平山明神山に向かう分岐を右に見送って大鈴山には直進ヤセ尾根を行く最後の急登り大鈴山山頂(1012m)周りの木が伸びて展望があまりありません。二等三角点のある広場で、かろうじて展望の開けた南東の方を見ながらランチタイム。結局、貸し切りの山頂でした。一時間の休憩の後下山します。山頂直下はモミジが少し色づいて、あと半月後はもっと見ごろになっているでしょう。下りてきたら、岩古谷山がとんがっています。駐車場の車に人は会わなかったので、岩古谷山に登られたのでしょうね。今年は夏が長くて秋があっという間にやってきて、冬を迎えようとしています。山登りには一番いい季節なのに、いろいろな用事が重なって思うような山に行けませんので、適当にお茶を濁しています。
2021.11.02
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北アルプスの懐に抱かれた渓谷の温泉…湯俣温泉高瀬川の上流、湯俣川と水俣川の合流点にあり標高1534m、泉質は単純硫化水素線泉温は42度ほど以前からこの湯俣温泉に行ってみたいと思っていました。やっと、この夏に計画したものの雨の後の増水で高瀬川が渡れずあきらめていたけれど、小屋じまいの前日に泊まることができました。写真は高瀬川の向こうにある「湯俣温泉 晴嵐荘」温泉旅館ではなく、山小屋といってよいほどです。この日は、私たちよりほかに一組しか宿泊が無く密では無いので安心して泊まることができました。夏山シーズンのころは小屋前にはテントがいっぱいですがそれも無く、冬前の静かな湯俣温泉でした。雨の中を七倉山荘前の駐車場へここでタクシーに乗り換え高瀬ダムまで向かいます。歩けばダムまで1時間かかるので、ここはお金を出しても楽させてもらいます。たくさんのタクシーが客待ちをしていました。出発する前に、このきれいなトイレで用を済ませましょう。トンネルを抜けて高瀬ダムへタクシーの中からなのでガラスの反射が写っていますが高瀬ダムのロックフィルダムの堰堤です。ジグザグに登っていきます。1969年に着工して、10年後の1979年に完成しました。東京電力の管理する発電用ダムで富山県の黒部ダムに次ぎ日本第二位の高さ、176mです。揚水式水力発電で128万キロワットを発電します。今日はその高瀬ダム調整湖の横を歩いて湯俣温泉まで行くのです。高瀬トンネルの入り口で下りました。以前はこの入り口の横にトイレがあったのに、今は撤去されています。高瀬ダムのダム湖の水の色がとてもきれいです。雨が上がったばかりで、少し雲の間から青空も見ていきました。数日前の天気予報では、雨の予報でしたのでレインウェアの上下を着て歩く覚悟でしたが雨が上がる予報に変わり、テンションが上がります。高瀬トンネルを抜けたら、広場の向こうに二つ目のトンネルの入り口ダム湖の水の色がさらにきれいになって空も明るくなって、気分も明るくなって・・・立ち枯れの木がオブジェみたいです。トンネルを抜けてダム湖の横を歩きます。紅葉している木もあって、メチャクチャ気分が良い!!ここからは山道に入ります。広場には山小屋関係者や工事関係者の車が停まっています。山に入る横にある看板ダム湖は流入する川になって広い川原に流木が散乱しています。天気は完全に晴れて、青空が出てきました。いい感じの紅葉もあって、ところどころにちゃんとした木道もありとても歩きやすい。立ち枯れの木と紅葉落ち葉と木道三番目のトンネル出口が見えているので短い出口の手前からカラマツの林と、高瀬川カラマツの紅葉道も川の流れに沿ってグニャグニャ曲がっています。このあたりから、上流の雲が流れて槍ヶ岳の北鎌尾根の方が見えてきました。しかし、目まぐるしく雲が動くので、はっきりしません。護岸工事で河原に下ります。河原から登山道に戻ったら、ナナカマドの赤い実再び、河原を歩くように誘導されます。湯俣温泉、晴嵐荘の近くまで来て河原を歩いてゆくと、大きな高瀬川の流れに突き当りどこを渡ればいいのかしばし悩みました。登山道の途中のベンチで休憩してる団体さんが、ここを渡るのに苦労して、川に落ちた人が二人いたとか・・・皆さんが、川の水が冷たいよ、怖いよ、気を付けてと、と言うのでものすごく警戒してどこを渡ればいいのか、ウロウロ探し回りましたが見つかりません。目の前に今夜のお宿、目的の湯俣温泉、晴嵐荘が見えているのに・・・結局、ウロウロしていたら、小屋の人が気が付いて出てきてくれました。その人の誘導で、写真右の飛び石を渡りましたが前半は川の中の石の上を歩き、後半は川の上に少し出ている石の上を歩きました。しかし、2~3の石はまだ動くのでとても怖くて、そして川の水の冷たいこと!!!こんな冷たい川に落ちたら心臓マヒで死んでしまいそう。ハローウィン仕様の晴嵐荘の玄関前渡り切ってホッとしていますが、足はメチャクチャ冷たい川を渡るときのゴム製のサンダルを持参しましたが、もう足指の感覚がないほどです。食堂玄関を入ったらすぐ食堂お酒のびんがズラ~ッと並んでいます。今日は昼から温度が下がって、ストーブがガンガンに炊かれています。蚕棚仕様の部屋混んでいたら個室も考えたのですが、他一組だけなので蚕棚で十分です。女湯(湯の温度が低いので、冷めにくくするためにカバーしています)お風呂に入ってゆっくりしようと思いましたがあまりに風呂温度が低くて、湯船から出られません。何とか頑張ってじっくり浸かっていましたが出たらものすごく寒くて、震えながら着替えを着て夕食まで布団の中でガタガタ震えていました。夕食は6時他の人のブログを見たときは鍋料理と小鉢だったけど今夜が最後だから食材が無いのかな・・・スパイスカレーでした。本場のスパイスを使ったのか、日本のカレーライスではなくサラリとしています。ご飯はもち麦入りで、この近くの天然記念物の噴湯丘の形をしています。明日は帰る前に、その噴湯丘を見に行きましょう。夕食の後はもうすることがないし、どんどん冷えてくるのでライトダウンと薄いウィンドブレーカーをさらに着て本当は履いて寝るつもりで持ってきた薄いズボンを、ズボンの下にはいて靴下もはいて、寒い寒いといって布団にもぐりこんだのですが布団の上に、さらに掛けた毛布(ふとんの上に掛けてと言われたので)があっても寒くて寒くてなかなか眠れず、夜が更けていきます。いつしか、うつらうつらしたのですが、夜中に2度トイレに起きて結局、6時の朝ごはんですよ~の声まで布団から出られません。朝ごはん何度も渡るのが怖いので、噴湯丘へ行ってそのまま帰ろうということで帰り支度をして渡ります。対岸の道を、晴嵐荘を右向こうに見ながら進みます。振り返ってみたら、以前の橋が橋桁だけ残して取り残されています。川の流れが変わってしまって、橋桁だけ残っていても再建しても意味がないということがよくわかります。橋は新たな流れの上に作るしかないのですが、流れは大雨の後変わるのでなかなか作れないそうです。護岸工事重機の向こうに堰堤管理小屋目の前の湯俣川の奥の流れに水蒸気の煙が上がっています。右が湯俣川、左が水俣川川の色が違います、水俣川は普通の水の色ですが湯俣川はその源流の硫黄岳の火山活動の影響で青白く濁っています。水俣川にかかったつり橋を相棒が先にわたっています。定員一名厳守です。渡り切って、右と左のどちらに行くのか一瞬迷いましたが右に行き、写真の右端の岩尾根の上に祀られている鳥居と祠の方へ向かいます。ここまでは、また川を渡るかもしれないのでサンダルのままやってきましたが、祠のある岩尾根から下るときに怖いので狭い岩尾根の上で山靴に履きなおして河原を進んでゆきます。先に出発した、もう一組が戻ってきました。すれ違って、湯俣川の右岸の歩きにくいところを遡っていくと川のあちこちで噴煙が上がっています。そこは熱くてとても足湯はできません。古い噴湯丘があります。川に打ち上げられた流木は、まるで右を向いて口を開けた竜の頭のよう川の上流には硫黄岳の尾根の向こうに、高い山が見えています。噴湯丘天然記念物の噴湯丘は温泉沈殿物が川床に堆積して盛り上がってできたもの。まるで白いおっぱいのようです。私は個人的には「おっぱい」と言いたいです。昨日の夕食のカレーのごはんは本当にこの状態でした。川を渡って近くで見たかったのですが、渡るところがわからず靴を抜いで、素足で下手に近づいたら噴出している熱湯でやけどするそうなので対岸で写真を撮っただけで、ほどほどのお湯になっているところで足湯をしましょう。30分くらい足湯で入っていました。川をと渡渉するときに冷え切った足はポカポカして体中が温まりました。これほど長く足湯していたことはありません。しかし、川から出ようと立ち上がって、体重が掛かって川床の砂の中に足がめり込んだら、砂の中はめちゃくちゃ熱くてアチチチ・・・川の中全体が下から熱せられているようです。上流の目の前の硫黄岳の尾根の向こうに、たぶん鷲羽岳の山頂部が見えています。下流の湯俣川と水俣川の合流点長い足湯を終えてポカポカした足に靴を履いてさあ、戻りましょう岩尾根を登って山の神を祀っているそうです。水俣川のつり橋を渡って看板があります。伊藤新道から三俣蓮華岳は、今は廃道となっていると聞いたけど地図には載っていなくて、通れるのかな?千天出合から槍ヶ岳は北鎌尾根を登るルートのこと一般登山道ではありません。川を渡ってくるキャタピラの車が・・・工事関係者を乗せてきたのです。晴嵐荘の対岸まで戻ってきました。さよなら晴嵐荘!!この景色忘れないよ~~天気予報よりこの日も良い天気雲一つない青空です。2台目のキャタピラの車がたくさんの工事関係者を乗せてまたやってきました。振り返ったら、北鎌尾根がくっきりと槍ヶ岳がこんなに近くに見えるなんて!!独標の右奥に槍ヶ岳の大槍の穂先ズームで下流の高瀬ダム方面は針ノ木岳と七倉岳かな少しズームもっとズームどんどん歩くとトンネルが見えてベンチが二つここで、昨日団体さんとお話しをしたっけ。暖かいひだまりです。名無避難小屋昨日はベンチに座っている団体さんに気を取られてこの名無避難小屋に気が付かず通過したのです。でもこんな道路端の小屋に気が付かないなんて…不思議小屋閉めした晴嵐荘の小屋番さんたち4人に、ここで追いついて前後して歩きます。小屋の中は意外にきれいで、畳のお部屋もあります。昨夜泊まった人の荷物がありました。登山口広場に戻ってきて、ここで小屋番さんたちはそれぞれの車に乗って帰っていきました。私たちは高瀬ダムに向かって、ここから道路を歩きます。エメラルドグリーンの湖と針ノ木岳ずっーと見ていたい良い景色帰宅しても、時々思い出すのはこの景色です。最後のトンネルを出たら高瀬ダム高瀬ダムについたら公衆電話でタクシーを呼びます。七倉にいるタクシーがすぐに来てくれて七倉に戻ってきました。急に昨日の昼から温度が下がって秋を通り越して冬になった感じのする湯俣温泉でしたが長年行きたかったけど、やっと念願がかなってそれもメチャクチャ上天気で、槍ヶ岳の北鎌尾根も見られて大満足。帰宅したら、下界ももう秋を通り越して冬みたいです。衣替えもしていないのに寒くて、大急ぎで冬の布団を引っ張り出してくるまっています。このまま冬になるのでしょうか。
2021.10.20
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10日(日)恵那市岩村町の三森山へ。この山は初めて登った1996年8月から今回で7回目住まいから近くでもないのに、比較的よく登っている山です。ここ最近はいつも冬に登っており三森山というと寒いというイメージがついていました。前回は2016年12月で、ついこの間登ったと思っていましたがもう5年も経っているのです。最近はあっという間に年月が過ぎ、1年なんてとても早く年を取って余生が少なくなってきたと感じます。それなのに、コロナ禍のせいで行きたいところに満足に行けず自粛生活ばかり・・・外食も我慢していますがそろそろ解禁したいです。岩村町を過ぎて、岩村ダムを目指して林道を進んでゆきます。林道途中で三森山と三森神社の謂れを書いた看板と33観音の一番の石仏がありここからが三森神社の参道です。ダムの駐車場まであと少しの鈴ヶ根橋の手前で、またまた通行止めの看板が・・・またか~~と嫌な感じがしました。しかし駐車場まではそれほどないので、路肩の広くなったところに駐車させて歩き出します。最近は通行止めの看板ばかり目につきます歩き出したらすぐ、ナギナタコウジュが道沿いに咲いています。白のミズヒキもあります、ギンミズヒキでしょうね赤花はよく見ますが、私は白花は初めてです。ピンボケですが、赤のミズヒキもあって、紅白の水引ですね。ダムに近づくと、平成10年に作られた記念の石碑があり岩村ダムの堰堤です。さらに三森山湖の記念碑ダムの管理事務所の横を通って本当はこの駐車場まで車で来るつもりでした。一台軽自動車が停まっています。トラサクを除けたら入れるので、日曜だから工事車両が入ってこないと考えて大胆に入った人ですね。ダムとしてはとても小さなダムです。三森神社の鳥居ここから登ります。植林の中をジグザグにつけられた参道を登ります。寛政の初めのころに作られた観音様の石仏ですがみんなお顔は端正できれいに残っています。お顔が損傷しているのは見当たりません。突然目の前に倒木やがけ崩れが現れました。苦労して倒木を越えていきます。そんなことをしなくても、写真では右下の沢になっているところに下りてそこを歩いたほうが楽そうですが実際は沢はかなり下にあるのです。やっと倒木を越えました。手水鉢が現れたので、神社まで400m7本松もう松の根しか残っていませんが10株の松並木が続いていたそうです。一本はまだ何とか残っていました。すると突然、目の前に今までなかった景色が。新しい林道が作られているのです。その手前にポツンと石仏が残っています。ネットのところが階段でそこから登ってきました。林道を横切って再び山に入っていきます。三森神社の2番目の鳥居です。手前を右へ行けば奥の院・帝釈梵天です。私たちは三森神社へ三森神社の簡素な社殿しかしこの神社は、天照大神のお産の時にへそのを切った時に使われた鎌がご神体であるという、由緒のある神社です。左は休憩舎、岩村山の会の写真などが置いてあります。社殿の前を通って高いところに登ったらベンチがあり、岩村の町が良く見えます。ツリガネニンジンミヤマアキノキリンソウアキノタムラソウ花は無いものと思っていましたが、咲いていてくれました。ベンチに座って、目の前の水晶山と岩村の町を眺めます。一番右の奥に笠置山岩村の町のズーム次は奥の院へ向かいます。植林と自然林の境界の尾根を登ってゆきます。根が網目状にすごいことになっています。尾根の突き当たりに奥の院の小さな祠三森山は、三森神社の森、奥の院の森、帝釈梵天の森の3つの森のピークを持つ山ということで三森山というそうです。今回は帝釈梵天は行かず、このまま山頂に向かいます。今までほとんど冬に来ているので、これほどイワカガミの群生があることは知りませんでした。登山道の両脇はずーっとイワカガミの群生です。今度は、その花のころに来たいですね。ほとんど起伏のない膝にやさしい稜線歩きです。途中で、左に上矢作の大船山の風力発電の風車が見える所が開けていて大船山が一望できます。ヒメコマツとナラの木の合体木見事に合体しています。三森山山頂(1100m)3等三角点があります。天気が良いはずなのに、雲が多くてあまり遠望がはっきりしません。しかし風が当たらないので、山頂を少し水晶山の方に行ったところに登山道の横が広くなっているので、そこで早めの昼ご飯をいただきましょう。しっかり、一時間休憩して、水晶山方面に向けて再び歩き出します。山頂過ぎたら痩せ尾根の激下りが続きます。反対に登ってくる人がいましたが、登るのも上を向いたら嫌になりそうですし下りも気が抜けません写真では高さが出ないので斜度が感じられません木をつかむことができるので助かります(下りてから写真撮ったものです。)下り切ったら今度は登ります。痩せ尾根を登ったり下ったり5回くらい繰り返します。木の根も、痩せ尾根にしがみ付かなければいけないので太くしっかりしています。図根三角点やっと、笹の気持ちの良い稜線歩きになりました。緩やかに下ってトイレの表示ここに来たらゴールは近いこのトイレは面白いです。斜面の中に三方囲われて作れていますがここで落ち着いてできるでしょうか・・・スコップもありますが、どう使うのでしょう?この山ではこのトイレが一番印象的なんです。鈴ヶ根尾根の展望所KIKIの後ろに三森山が見えています。左から帝釈梵天のピーク、真ん中は三森神社と奥の院のピーク、右は山頂のピーク遠く、猿投山(山並みの右端)今日は鈴ヶ根尾根を最後に、岩村ダムまで下ります。林道を横切って谷に続く尾根道を下ります。水晶山と岩村ダムへの分岐をダムへ。笹の尾根道をくだってゆく広い道は、将来の植林の伐採用に広いのだろうか・・・鈴ヶ根の付け根に下りてきました。あとは林道をダムまで歩くだけしかし道に亀裂がはいっています。林道が崩壊しています。大雨が続いて、山からの水が林道の下をえぐってしまったのです。山の崖際を歩くことはできず、かといって沢に下りることもできません。仕方がないので、えぐられた林道の沢のように水が流れているところを歩きます。振り返ってみました何とか通過もう1か所崩壊しています。橋を回り込むように渡って対岸に行きますもう一つ橋を渡って谷を2つ越えます荒れた谷に、イノシシ罠もあります。岩村ダムに下りてきて、周回できました。タカサゴユリ台湾原産でテッポウユリに似ていますが、テッポウユリより大型で花に赤紫色のスジがあるのが特徴です。テッポウユリとの交雑種も多くみられます。三森山は手ごろに楽しめるので、私たちは今回で7回も登っています。神社や奥の院、今日は行きませんでしたが帝釈梵天など見どころがあるので変化にとんだ山行きができるのです。今日も意外にたくさんの人が、岩村城から水晶山経由で登ってこられました。KIKIはおいしいところだけのミニ周回を楽しみましたが岩村町から周回すれば結構歩き甲斐のある山歩きとなります。イワカガミの花の咲くころにまた来年やってきたいものです。
2021.10.11
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3日(日)滋賀県と岐阜県の県境の山で滋賀県では伊吹山に次いで二番目に高い山の、金糞岳に登ってきました。去年秋からやっと3度目にして登れたのですが、帰路に登山口近くでクマと思われる動物の気配にビビりまくりいつもポーチに入れている笛をピーピー鳴らしながら下りてきました。金糞岳は、初めて登ったのが1997年6月2回目は2003年10月、3回目は2016年6月で今回で4回目です。昨年9月に登るつもりで近江高山キャンプ場まで行ったのにキャンプ場からの鳥越林道が、工事中のために通行止めで急遽 小谷山に変更し、1年後の今年、同じように近江高山のキャンプ場まで来たらまたまた林道通行止めの看板にがっくりして、すごすごと別の山(南宮山と菩提寺山)に変更したのです。2度来ても登れず、よほど金糞岳に嫌われているのだね、と言いながら別の山に向かいましたが、これほど縁の無い山は珍しい。滋賀県側の鳥越林道は前回通行止めで通れなかったので岐阜県側から鳥越林道に入るために、揖斐川町から国道303号を走ります。浅又川沿いの鳥越林道に入って、鳥越峠目指して高度を上げていくと鳥越峠手前の岐阜県側にある登山口、大朝口の広場に止めて出発します。今までは、鳥越峠より滋賀県側に下った連杖口から登っていますが今回初めて鳥越峠の岐阜県側の方へ少し下った大朝口から登ります。金糞岳への最短ルートなので、最近の軟弱KIKIにはちょうどいいのです。登山口の前の広場には一台だけ車が停まっていて日曜なのに、意外に少なく拍子抜けします。ここから急斜面を10分ほど登るとキャンプ場から尾根を登って来た登山道に合流します。すぐにブナの自然林です。左へ行けば「小朝の頭 1081m」、山頂へは右へ溝状の登山道です。風が抜けないので蒸し暑いという記憶だけがあります。今日も良い天気なので蒸し暑く、汗が噴き出てきます。溝状の登山道から、やっと気持ちの良いブナの中の尾根歩きです。木々の向こうに山頂が見えてきました。この辺りで、単独の男性が早々と下りてきました。広場に停めている車の人でした。しばらく山談義で盛り上がり、再び歩き出します。あのピークまで行けば山頂は近いのです。伊吹山(真ん中一番奥)が逆光でシルエットになっています。この辺りからは展望を楽しみながら、止まっては写真を撮ったり撮られたり・・・山座同定をしながらで、なかなか進みません隣の大きな山塊は貝月山スキー場が特徴です。山頂広場(1317m)石柱は三角点ではありません。三角点は無いものと思っていましたが、どうやら北の方へ尾根を行くと四等三角点があるらしいのです。北東には蕎麦粒山(そむぎやま)一本の高い木に赤い看板は以前からあります。木が成長したのか、以前より高い所にあるような気がします。山頂でのお昼ごはんには早いので、白倉岳に向かいます。少し藪をかき分けて・・・徐々に下って緩やかに下ったら白倉岳の稜線が見えてきました。白倉岳の山頂は左端の方です。伊吹方面をずっと眺めながら稜線歩きです。登って来た尾根は写真の真ん中の尾根で、とんがりのピークは「小朝の頭(1081m)」です。琵琶湖は、もやってはっきりしません。白倉岳にグンと近づいてきました。白く輝く岩を目指します。このまま白倉岳に取り付くかと思ったら、もっと下ってツルリンドウの実ミヤマアキノキリンソウナナカマドの赤い実がきれいです。振り返って、高い金糞岳を見てこんなに下ったんだ~~しかし稜線歩きは気持ちいいね~~このままずーっと歩いていたいさあ いよいよ白倉岳への登りです。あの白い岩を目指して!!岩の間を通ります・・・通れるかな・・・ロープが付いた岩場を通ります。しかし使わなくても大丈夫、岩を掴んで登れます。この岩を抜けたら終わりドウダンツツジの紅葉と金糞岳ドウダンツツジと蕎麦粒山金糞岳と貝月山さらに右へ眼を移したら伊吹山登ってきた長い尾根も見えます。オヤマリンドウ右端は金糞岳、KIKIの後ろのピークは、白倉岳の山頂稜線上のピーク。白倉岳の山頂はずーっと先です。しかし稜線歩きは早い!!金糞岳をバックに、白倉岳でハイポーズ!!山頂(1271m)には二等三角点があります。ここでお昼ごはんを頂こうと思いますが何しろ天気が良すぎて暑い!!山頂広場の端っこに、かろうじて数本の低木があるので枝に傘をくくりつけて小さな日陰を作ってランチタイム。いつもと同じようにゆっくり一時間休憩して下山します。この間誰も登ってきません、貸切の山でした。下りかけたら、金糞岳と白倉岳の間の稜線上に人が登ってきます。写真ではわかりませんか?蕎麦粒山(そむぎやま)をみおさめして丁度、岩場で単独の男性とすれ違います。高山キャンプ場から登ってきた人で、白倉岳からそのまま下山して周回するという強者でした。とてもKIKIにはまねできません。林道へ下る合流点の手前で、突然 グルグルとのどを鳴らす獣の唸り声が・・・先を歩いていた相棒の近くで、ガサゴソと笹と雑木の間を動き回る音も聞こえてとっさに、北海道のトムラウシ山を思い出しました。クマだ!!きっとクマだよ!!百名山最後の山で登山口の手前でヒグマに遭遇したのです。その時、目の前まで迫ってきたヒグマに向かって、笛を吹いたらぴたりと止まって、谷に下りてくれました。ヒグマの姿が見えなくなっても、笛を吹き続けて下りてきたことを思い出します。そうだ、あの笛がポーチに入っている!!今回も林道まで下りる間、ずーっとピーピー吹きながら下りてきました。林道分岐の合流点を振り返って・・・素敵な所ですが、さっさと立ち止まらず下ります。やっと3度目にして登れた金糞岳です。久し振りの金糞岳は天気が良く、稜線歩きも快適で、貸切の山でしたがそういう時は野生動物の天国でもあるのでしょう、クマも今日の山は静かだなと、冬眠前の腹ごしらえに出てきたのでしょう。ほんとうに金糞岳は色々と思い出の残る山となりました。
2021.10.06
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27日(月)岐阜県 揖斐郡 揖斐川町 小津(旧久瀬村)の権現山を登ってきました。雷倉(1168m)、花房山(1189m)、小津権現山(1157.7m)の三山を小津三山と総称されています。初めて登ったのが1998年10月、二回目は2014年6月今回は3回目です。初めて登った時は集落の近くの白山神社から登り、二回目からは林道を通って上の駐車場から登っています。白山神社からは結構な急登を登ることになるので若かったからできたことです。二回目の2014年は、駐車場にたくさんの毛虫がいて気持ちが悪かった記憶だけがあり、あとは全く記憶がありません。今回が初めて登るような気がします。登山口の木彫りのクマさんは、前回はありませんでした。ここから山頂まで3.6Km自然林の中を登り始めて、斜面を見下ろしてわれらの車が一台あるのみです。根上がりの木どんぐりの木がいっぱい苔のついた岩が出てきました。この辺りは、まるで鈴鹿の御池岳のようです。広い尾根を登ります大きなヒノキの横で山頂まで 2.6キロの表示があります。急登になると、新道と旧道の分岐右への新道を歩きます。ヤマボウシの実2014年6月に登った時はヤマボウシの花がいっぱい咲いていたと相棒は記憶していました。(KIKIは全く記憶がありません)赤くてきれいなキノコまるできくらげのようです。広い尾根はどこを歩いてよいやら・・・ひたすら高いところを目指します。しかし、こういうところは帰路に迷いやすい。良かった!!こういう表示があると助かります。またまた根上がりの倒木前方が明るく広い感じ高屋山山頂(956m)木が伐採されて広く明るくなっています。三等三角点ここで大休憩山頂が木の間から、前衛峰と重なって見えています。山頂をズームで見たら、白く光るポールが見えます。黒っぽい前衛峰の向こうに山頂途中のブナの木にクマの爪痕このあたりの木にいっぱい爪痕がついています。あと1.4Kmで山頂の表示左の方へぐっと回り込んで前衛峰へ向かいます。あそこだよ~~と、指をさして揖斐川町の町が山と山の間からこの先、急登をあえぐように登って前衛峰へ前衛峰から急に大下り濡れてる木の根は危なくて、足を乗せるところに気を使います。そして、黒い山土も粘土のように滑りやすい。ロープがついていますが、どうしてもロープから離れるところがありそこは濡れた木の根が絡んでいて、足を置く場がありません。念のため、いつも持っているロープを張って、帰りにも使いましょう。痩せ尾根写真では迫力に欠けますね帰りには、この痩せ尾根上で足がつって・・・山頂がやっと目の前に現れました。しかし急登は続きます。根上がりの木がまたあって、強い風がこの山を通り抜けたのですね。山頂直下はロープが張られています。写真ではわかりにくいのですが、ロープは積雪の時の下りは助かりますね。山頂(1157.7m)広場到着下から見えた白いポールもあります。大汗かいたので寒くてレインウェアを羽織って花房山をバックに白山大権現の祠二等三角点もあります小津・揖斐川町方面登って来た前衛峰と高屋山月曜日ということもあって、貸し切りの山頂です。登りも下りも誰にも会わない静かな山頂です。ゆっくりお昼ご飯を頂いて、温かい飲み物を飲んで一時間過ごして下山は痩せ尾根や、広い尾根は主稜線を外さないよう注意しながら下りましょう。しかし大汗かいてミネラルが汗と共に出てしまい筋肉に乳酸がたまって痩せ尾根の途中で、両足の太ももの内側がつって大急ぎで、「芍薬甘草湯」を飲んで対処します。すぐに効いてこないので、足を引きずりながら小さく歩くしかありません。苦労して前衛峰の登りを通過、高屋山への登り、下りなど足を引きずりながらピークの上り下りは大変でした。教訓、「大汗をかいたときは、下山前にあらかじめ芍薬甘草湯を飲んでおくべき」久しぶりに登った小津権現山でしたが、全く記憶がなく、初めてのようでしたが自然林の良い山で、季節を変えても楽しめる山でした。
2021.09.30
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19日(日)三連休の中日、朝金糞岳へ登るつもりで登山口の近江高山キャンプ場までやってきたらなんと、また林道通行止め前回の去年9月も通行止めで、しかたなく小谷山に登りましたがまさかまさか、また通行止めとは思いもよらず今回は良いだろうとネットで調べず来たのがあだになりあああ~~~~また小谷山に登るのも能が無いので、大垣市の南宮山と菩提山に登ってきました。山友のヤマチャン夫妻のおひざ元の南宮山は2013年1月以来8年ぶりです。初めて登ったのが、1998年12月、2回目は2004年12月いつも冬に登っています。こんな残暑厳しい日に登るのは初めてだし、スタートから予定外のことに動揺をしているので、先が思いやられます。目的の山に行けず、良い天気が恨めしくなる中南宮大社にお参りをして進みます。南宮大社美濃の国の一宮で、金属の神の総本社です。さざれ石君が代にも詠まれた、さざれ石正直言ってセメントで固められた石の屑みたいです。さざれ石の説明岐阜県揖斐郡春日村のさざれ石公園にも同じようなさざれ石があります。南宮大社の社殿の左奥から山に入っていきます。社殿に使われていた瓦で作られた塚長い間社殿を守ってくれたので、捨てずにお祀りしています。南宮稲荷大明神の赤い鳥居帰りに数えたら91本ありました。山の際にコース案内の看板ここは、毛利家の家臣 安国寺恵瓊の陣の跡獣除けのネットフェンスの扉を開けて・・・これも以前にはありませんでした。8年の歳月はいろいろ変わっています。丸太の土留めの階段一合目の表示が粋ですね~~お銚子徳利で一合目です。二合目写真には写っていませんが、今日はたくさんの人が登っています。五合目は西回りのコースとの分岐帰りには西回りを通りましょう。奥の院、宝珠院跡の石積みヒノキの巨木高山神社、子安神社(向こうの社)少し斜度が緩くなって展望台が近いようです。九合目展望台広場たくさんの人が休憩しています。ここは山頂ではなく、山頂はこの先の別のピークです。雲が多く遠くがもやってます。ここには関ヶ原の戦いで、西軍の毛利秀元の陣があったところ相棒一人が山頂に向かうことにしましたが見つからなかったといって帰ってきました。仕方がないので、私も行くことにして一時間近くウロウロ探し回りましたが見つかりません。すごすご展望台に戻ってきましたが8年の歳月は踏み跡が以前よりしっかりついているものの記憶の山頂はもっと近くにあるものと思っていました。しかし帰宅してから、以前のブログを見たら展望地からグッと下って2ピーク超えたと書いてあり私たちが探し回ったところよりもっと先にあるようです。記憶ではもっと近くだと思っていました。結局山頂にはゆけず、お昼ご飯を持たなかったので下山することにします。五合目の分岐に来て、西廻りルートで下りますがこの判断はあまりよくありません。このルートは登山道が荒れていて、ガレがゴロゴロしていて歩きにくく帰ってから以前のブログを見たら、同じことを書いていました。あまり歩かれていないはずです。「眠神」寝る子は育つKIKIはまだ育っていますね~~西廻りのルートの終点も獣除けフェンスの扉があります。駐車場に戻ってきて、近くの竹林の木陰でランチをして次は菩提山へ向かいます。この山も8年ぶりです。初めて登ったのが1998年12月 南宮山とセットで登り2005年3月、2013年2月今回は8年ぶり4回目です。菩提コースは白山神社から登ります。コンクリートの石段を登って山に入っていく白山神社の鳥居ここは京都ですか?というほど良い雰囲気です。松尾芭蕉の句碑「この山の 悲しさ告げよ ところ堀り」 松尾芭蕉静かな白山神社の境内白山神社左横から山へ菩提山山頂へあと900mですが、めちゃくちゃ蒸し暑くてバテバテです。大手道との分岐以前は大手門の方へ下りました。今日はピストンです。いい加減疲れてきて・・・やっと城内です。竪堀の急斜面を見ています。城攻めの時は竪堀が有効ですね。こんな急斜面はよじ登れません。山頂が見えて来ました。城跡の説明菩提山山頂(401m)以前より木を切られて明るく広々としています。垂井町の町と、遠く大垣の町ズームで南宮大社の赤い鳥居美濃最大級の広い菩提山城の跡でした。垂井町の素敵な町を見下ろして、南宮山を向かいに見て近くにこんな素敵な山がある垂井町っていいな~~と思いました。今日は意気揚々と金糞岳に登ろうと出かけたのにまたまた林道通行止めで、急遽別の山に登ることになってしまい金糞岳とはよほど縁がないようです。しかしこのままあきらめられません三度目の正直で次は絶対に登りたいものです。
2021.09.22
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田ノ原天然公園の駐車場より12日(日)2014年9月27日に噴火した御嶽山へ登ってきました。死者58名、行方不明者5名を出した大噴火を起こしたとは思えないほど穏やかな表情をした現在の御嶽山です。今回は田ノ原から登る王滝口登山道を登りました。初めて御嶽山に登ったのが1994年7月で、今回で11回目剣ヶ峰以外の摩利支天山や継子岳を入れたら13回登っています。噴火の前は毎年のように登っていました。たまたま噴火の年は、中の湯の黒沢口から9月3日に登っていました。久しぶりに田ノ原から登ることにします。おんたけスキー場のゲレンデにはマツムシソウが群生この花を見るともう秋だなあと感じます。田ノ原駐車場に来たら、いつも止める広い駐車場の手前にゲートがあり、入れません。広い駐車場は石造り風のビジターセンター建設中でした。鳥居から御嶽山を眺めてまっすぐの登山道を進みます。この緩やかな道がちょうどいい助走になります。すぐ右に新しい木道があったので立ち寄ります。木道を突き当りまで行くとあずまやがあり中央アルプス方面が開けています。田ノ原湿原から眺める御嶽山今日は天気が良いようです。オヤマリンドウ咲き切らずに枯れかけています。右に行けば御嶽遥拝場です、そこから先にゲートがあり看板にはここからは剣ヶ峰にはゆけないと書いてあります。7月10日から10月12日までの特例期間を除いてはこのルートからは普段は9合目避難小屋までしか行けないのです。王滝頂上まで行けるようになったら、このルートで登ろうと思っていたので今日念願がかないました。シラタマノキ登山道整備をしてくださっている地元の王滝の方ありがたいことにこうした方たちのおかげで私たちは楽しく安全に登山できるのですね。「大江権現」明治9年くらいまでここから先は女人禁制でした。この先から山に入っていく感じです。木段「あかっぱげ」上から見たらここだけ木が無くて、赤土が見えているからでしょうか。松本から来た「山登りの会」の子供と保護者の団体さん40名ほどが先を歩いています。子供さんはげんきです。KIKIは体重が7キロ増えて、すでに膝がヒーヒー言ってます。田ノ原上を見上げたら「金剛童子像」と「摩利支天像」初めて登った時この景色に感動して今回も休憩しながら眺め眺め・・・火山性ガスで真っ黒になっておどろおどろしい金剛童子像の横で。コケモモの実?ガスが湧きますが、田ノ原はいつも見えています。イワギキョウ八合目石室名古屋大学の設置した、地磁気・地震計測器噴火後、わずかな微動でも噴火予知のために設置したのでしょうね。ナナカマドの実ハイマツの実ホシガラスがしきりに飛んでいましたから、彼らの食べ散らかしですね。富士見石確かにこの上から富士山が見えました。噴火口から1キロ圏内です。ここから先は、噴火したらどうしよう、どこに逃げよう、そんなことを考えながら歩きました。火山岩の散らばった登山道は歩きにくい中央アルプス中央アルプスの左奥に甲斐駒ケ岳と鋸岳9合目「一口水」岩の間から美味しい水がチョロチョロ流れています。田ノ原ブルーの屋根は建築中のビジターセンターです。中央アルプスの右奥に富士山少しズームで富士山の左は中アの三ノ沢岳富士山の右は南アの塩見岳のようです。九合目避難小屋が見えてきました天水でしょうが、水も有ります。上の小屋はソーラーパネルも。王滝頂上まであと300m溶岩の崖この看板では、このルートは一番左のルートで今回噴火した、地獄谷(黒く塗られている)に一番近いのです。他のルートより一番噴火口に近いので、他のところから剣ヶ峰に登れるように規制が緩和されてもこのルートは一番最後まで規制が残るのは無理がありません。下で出会った方も、剣ヶ峰等に造られているシェルターなどの避難施設が完成されないと、王滝口ルートでは剣ヶ峰まで行けないでしょうと。見上げたら、御嶽神社の懐かしい石積みが・・・もうすぐ王滝頂上です。あと少しだよ、がんばれ~~シェルターもできています。神社の横から剣ヶ峰が見えます。御嶽神社 王滝頂上社(2937m)この時はまだ体が暖かかったのですがこの後風が強く、めちゃくちゃ寒くて震えました。ロープで止められていますが、神社の後ろから剣ヶ峰へ行く降り口です。ここを少し下りて、だだっ広い八丁ダルミから剣ヶ峰に取り付きます。隠れるところの無い八丁ダルミは一番危険な所で以前ここを通過するときは、硫黄の臭いがする中を速足で通過したものです。今回の噴火時もこの辺りで亡くなった方も多かったでしょう。剣ヶ峰(3067m)鳥居も社務所も階段の下の鳥居も見えます。山頂直下の小屋が無くなって、避難小屋に生まれ変わっているようです。八丁ダルミで、シェルターの設置工事をしているのが見えます。王滝頂上のトイレ地獄谷の噴煙左の溶岩のところの下側に奥の院がありました。以前、その奥の院まで行きましたが、今は立ち入り禁止です。奥の院の右横は地獄谷で、恐々這い蹲って覗いた記憶があります。団体さんが下山してシェルターの中で風をよけながらお昼ご飯を頂いたけど二枚重ねてジャケットを着たけれど寒くて寒くて、体の芯から凍えました。手は震え、歯はガチガチ成るし食べたら早々に下山します。ここしばらくは3000m級の高い山に来ていないので上は寒いことを忘れていました。 青空が無くなって雲が空を覆ってもまだまだ富士山と塩見岳は見えています。カラ元気出して下山しましょう。オンタデ中央アルプスと甲斐駒も最後まで見えています。ゴールの田ノ原天然公園は木道がきれいに整備されこれから、規制がなくなってたくさんの人を迎える準備をしているようです。そしてこういうところは、噴火で亡くなった方の遺族の方々が何時ここに来ても御嶽山が眺められる良い場所でもあるのですね。右のピークが剣ヶ峰その左の黒い岩の左に、王滝頂上があります。何度登っても素晴らしい山はそう幾つもありませんが御嶽山は百名山の中で一番最初に登った山で、中部のランドマークの山でもあり、霊峰と言われる神々しい山です。あとどのくらい登れるかわかりませんが何度登っても良い山で、我ら中部に住む者にとって親しみを込めて「おんたけ」といって愛している山です。早く噴火が収まって、避難小屋もできて安心して登れるようになれることを祈っています。
2021.09.14
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5日(日)このごろずっと天気が不安定で、晴れが安定してくれないと、高い山に行くのはためらってしまいます。以前槍ヶ岳の山頂で、雷が鳴り始め慌てて下りる時、鉄梯子を掴んだら雷の磁気でビリビリ感電しながら下りたのが忘れられません。だから今日も、遠い山、高い山は諦めて、傘を差しても歩ける山にしました。滋賀県長浜市木之本町坂口集落から登る、呉枯ノ峰と寒山時です。呉枯ノ峰(くれこのみね)は標高531.8mの低山ですが琵琶湖横の国道365号線から急にせり出しているので斜面をジグザグに急登し、山頂には一等三角点があります。 大箕山 菅山寺は764年初代照壇上人が孝謙天皇の勅命を受けて建立したお寺で湖北27名刹 一番札所になっています。菅原道真公が幼少時に居たとされ、山門には菅公お手植えのケヤキの巨木が対になって生えています。今回は15年ぶり3回目です。天気が良くないから選んだ場所なのに、予想以上の良い天気です。晴れはうれしいけれど、こんな天気ならもう少し高い山にすればよかったかと少し複雑な気分で歩き出します。登山口はいくつもありますが、今回も含めて全て坂口集落から登っています。集落手前の国道365号線沿いの賤ヶ岳サービスエリアに車を停めて国道から斜めに集落に入る狭い道を進むと、赤い鳥居が見えてきます。天満宮跡の石柱の横側には菅山寺という字もあり以前は赤い鳥居の扁額には「大箕山」と書かれていました。15年も経てば落ちたのか、外されたのかもうありません。鳥居をくぐって案内看板を見て、坂道を登っていくと弘善館(菅山寺の資料館のようです)行きも帰りも閉まっていました。弘善館を過ぎて振り返って見たら、下の赤い鳥居が見えます。集落を抜けて山の際にある、北陸自動車道の下をくぐるガードを通って「←菅山寺」の看板を山に入ってゆきます。急斜面をジグザグの九十九折れに登っていく途中には菅山寺の参道なので、ところどころ石仏が配されています。歩きやすい山道です石仏は落石が当たって首が折れたのかと思いますが、半数以上に首がありません。写真で見るより、急坂なので時々写真タイムで休憩お天気のよさがわかりますね「坂中地蔵」この名前は鈴鹿の三池岳の登山道にもありましたね。囲いの石板があるけれど、首がない石仏台座が残っているけれど、石仏はどうやら崖下に落ちてしまったようです。探しだしてあげたいですね。杉の大きな木分岐に到着このまま前進すれば、呉枯ノ峰へKIKIの立っている後ろへ下ると菅山寺へKIKIが見ているのは琵琶湖です。以前は展望がなかったのですが、昨年伐採されて展望が良くなったとのこと。帰りにここで出会った方に教えていただきました。ベンチに座って琵琶湖を眺めます。一番右の近い山は「賤ケ岳の戦い」で有名な賤ケ岳です。大きな木がたくさん残っているはずですね、国有林でした。菅山寺はここをグングン下ります。ひとまず呉枯ノ峰へ向かいましょう。記憶では、ほとんど平行移動だと思っていたのに緩やかですが上ったり下ったり3~4回繰り返して大きなキノコがいっぱいです。すべて食べられたら大収穫ですが、たぶんみんな毒キノコでしょうね。分岐から1.5キロほど歩いたら植林の中を少し、迷うような踏み跡を行くと前方に少し広いところがあり自然林と植林の境界の広場が山頂(531.8m)一等三角点(点名 呉枯ノ峰)があります。木に囲まれて展望もないので写真を撮ったら下山します。この後、山頂手前で出会った単独の男性が追い付いて、結局菅山寺まで一緒に行くことになりました。先ほどの分岐から、帰りが嫌になるほどグングン下って菅山寺の境内の中の朱雀池山の中の静かな池です。意外に大きく大きな鯉がたくさん泳いでいます。近江天満宮は白い布で覆われて屋根は崩れ落ちそうで近づけません。2006年の近江天満宮鉄柱で屋根が崩れないように支えていますが、まだ参拝もでき絵馬の奉納もされています。2006年の写真と比べて建物のこうした朽かたが、あらためて年月を感じさせます。池の周りには古いお寺の施設がたくさんあります。山門に向かいます。ここも大きな木がいっぱいです。苔むした石段を登り本堂の前には大きな木スキンシップして鋭気を貰います。本堂も崩れそうなほど傷んで、ロープがしてあり立ち入り禁止の看板もあります。前回来た時から15年も経つと、全く同じ建物とは思ないほど傷んでいます。2001年の写真菅山寺の赤い提灯がぶら下がっています。参拝するために階段も上がれました。菅山寺の現存する建物は、賤ケ岳の戦いや地震などで大破した後江戸時代に再建されたものだそうです、鎌倉時代の全盛期には3院49坊の寺院があったそうで、そのころ、ここはすごく広範囲にわたりたくさんの建物があったのでしょうね。鐘楼も立ち入り禁止になっています。以前来たときは釣り鐘もあり、KIKIは突かせてもらいました。2001年の写真鐘をついています。山門の前に菅原道真公がお手植えした樹齢1300年の大ケヤキ二本のケヤキが対になっていましたが右のケヤキが折れてしまいました。毎回、対のケヤキの真ん中で2001年の写真私もケヤキも若い!!20年も前になります。2006年の元気なケヤキの巨木いろいろな山で巨木に出会いましたが、ケヤキのこれほどの巨木は初めてです。宝物蔵壁の一部が崩れています。もしかして大ケヤキが折れたとき、折れた木が当たったのかもしれません。ケヤキの破片が入り口に集められています。反対側から見上げています。このあたりでお昼ご飯ご一緒した男性はお昼ご飯を持っていなくて、ここでお別れです。ランチの後折れたケヤキを観察すぐ横に崩れるように二つに折れています。私がとてもスリムに見えるほど、太く大きなケヤキの木です。15年の歳月をいやというほど実感しました。奥に行くと庫裡と護摩堂があり、その前にも巨木のイチョウの木があります。無住の寺なのに、雑草が無くきれいに手入れされているのは管理する人がいるのだと感心させられます。歴代の住職さんのお墓がある横を通って分岐まで戻ります。急登を途中何度も休憩しながら、分岐まで戻って琵琶湖を見ていたら、すぐ後ろを男性が登ってきていろいろ教えていただきました。その男性は、定年退職後第二の人生で好きな山の保存活動をするために長浜市の外郭団体で菅山寺の保存に協力しているそうです。こういう方々のご苦労で、私たちは楽しく山を歩いて観光したりできるのですね。赤い鳥居まで下りてきたら、朝は気が付かなかった牛の石像があり頭をなでなでして、ここは天満宮の跡地でもあったと改めて思いなおしました。菅山寺が山の中なのに雑草も蔓延らずきれいに手入れされているのはふもとの坂口集落の方々が菅山寺を保存されているようで呉枯ノ峰(くれこのみね)は、その菅山寺と共に楽しめる素晴らしい山です。15年ぶりでやってきましたが、急坂は今までの倍ほどの時間がかかりました。しかし静かな山歩きと、静かな山の中のお寺と両方が楽しめる隠れた名山かと思います。近くに賤ケ岳の戦いの舞台となった賤ケ岳もあり余呉湖の周回と合わせて楽しめます。次にここに来るときは、果たして登れるかな、ケヤキに会いに来れるかな・・・
2021.09.06
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29日(日)長い梅雨みたいな雨が続いていましたが やっと少し遠い山に出かけました。岐阜県上宝村福地温泉から登る 福地山へ登ってきました。昨年9月22日に初めて登り、ほぼ1年ぶりで二回目です。その時もめちゃくちゃ天気が良く、展望もよくそれ以来大好きな山の一つとなりました。駐車場で朝食をいただいたので、前回より一時間ほど遅れて出発登山者駐車場の入り口右横には水車小屋、今回はガタンゴトンと水車が回っています。前回は出発が早かったのか、朝市は閉まっていましたが今日は朝市が開かれるようで準備しています。早々と旅館の浴衣姿のお客さんがやってきます。懐かしいブリキの看板が貼られています。石原裕次郎、浪花千恵子、松田聖子の写真もあります。登山口の案内看板化石の里の石碑この福地は化石が出たところです。しかし化石博物館はもうかなり前から閉館しています。登山道入り口右からでも左からでも上で一緒になっています。ここから森に入っていきます。膝にやさしいフワフワの道です。道幅も狭からず広からず・・・ジグザグに高度を稼ぎます。初めは植林の中ですがすぐに自然林になります。焼岳展望小屋登山道より一段高いところにあるので前回は登りでは、左の焼岳ばかりに気を取られて気が付かず帰りに意識していて見つけた小屋です。今回は登りから意識していたのでわかりました。逆光できれいに移せません。焼岳のほうが開けているので焼岳展望小屋という名の通り、焼岳が良く見えますが逆光なので白ぬけしています。獣出没注意の標柱ここより24カーブで分岐と書かれています。だからジグザグを数えながら歩いてしまいます。真正面の木に、尾根コースと谷川コースの分岐まで登り12カーブと書かれています。キンミズヒキ赤のミズヒキもいっぱい咲いています。尾根コースと谷川コースの分岐に到着われらは右の尾根コースを歩き、憮然平で両コースは合流します。谷川コースは避難小屋経由です。新緑の中、空気まできれいな緑色しているようです。コロナウィルスも葉緑素とフィトンチッドで浄化されるような気がします。町ではマスク必携ですが、山ではだれもしていません。ほとんど誰にも会わず、あってもすれ違う一瞬だけですから。オオカメノキの実も赤く結実しています。木の間から、槍ヶ岳から西穂高岳まで見えています。もうここから展望が開けて足が止まってしまい槍・穂の大展望奥穂高岳(一番高い)と西穂高岳(奥穂の前に重なっている)、前穂高岳(右端)右端の木の間から焼岳焼岳のズーム山頂にまだ人はいません。憮然平に到着篠原憮然さんとツーショットその先に、尾根コースと谷川コースの分岐があり今回も尾根コースを選択します。この木の根の第一段が、高くてヨッコラショここから先は、急斜面を登り痩せ尾根の上に取り付いたら、ネズコの大木が並んでいる尾根を歩きます。痩せ尾根に残されたネズコの木絡んだ木の根を踏み台にして登りましょう。7本くらいに枝分かれしたネズコの木この木は尾根上では一番大きいネズコはヒノキ科の木で、別名クロベともいわれます。笠ヶ岳と槍の展望地に到着第二展望台の少し下で、真正面に大木場ノ辻の後ろに笠ヶ岳の山頂部が顔を出しています。笠ヶ岳の右に槍・穂が並んでいます。槍ヶ岳から大喰岳、中岳、南岳、大キレットまでの展望が目の前に見えています。なんと贅沢な景色でしょうか!!この展望だから足が止まってしまって前になかなか進めません。大木場ノ辻の後ろから笠ヶ岳の山頂部贅沢な展望を楽しみながら歩けるのです。第二展望台ここでしばらく、山座同定しながら大休憩涸沢岳から奥穂高岳、その前に重なって西穂高岳からの山並み西穂の右に前穂高岳、明神岳と続いています。西穂山荘のズーム丸山への道もよくわかります。梓川の清流と上高地の山小屋槍ヶ岳からの山々ソバナ第4展望台から、焼岳が真正面乗鞍展望台乗鞍方面は木が大きくなって、あまりよく見えないので背伸びしてやっと写せた1枚ズームで乗鞍岳の剣が峰(右)の山頂の乗鞍神社たくさんの人が登っています。すぐに山頂到着(1671m)一番左から笠ヶ岳、西鎌尾根から槍、大喰岳、中岳、南岳、大キレット、涸沢岳北穂高岳は涸沢岳と重なっているようです。涸沢岳、奥穂高岳、重なって西穂、前穂高岳、明神岳一番右は焼岳雲一つない大展望の山頂です。奥穂高岳の一番高いピークはジャンダルム右に重なっている、少し緑色の西穂高岳カメラ最大のズームで写したら、ジャンダルムの手前のピーク(間ノ岳かも)たくさんの人がいます。西穂高岳のとんがりに、二人立っています。ジャンダルムにもたくさんの人がいますね!!涸沢岳と奥穂高岳の間のコルに穂高岳山荘が見えています。ズームではっきりと次々に登ってくる人で山頂はいっぱいになりました。去年は貸し切りだったけど・・・槍ヶ岳の槍ヶ岳山荘と、山頂に人がいっぱいいます。新穂高ロープウェイの山頂駅右端の焼岳に目を移すとうわ~~山頂に人がいっぱい!!大木場ノ辻の後ろの笠ヶ岳を見てみましょう山頂の社と二人の人が見えます。お昼ご飯を頂きながら、素晴らしい展望を堪能し一時間半ほど山頂で過ごしました。三等三角点は山頂広場の後ろにあります。ずっと見ていても飽きないほどの大展望ここで暮らしたいわと言わしめるほどの大パノラマです。次々と登ってくる人で山頂は大賑わいわれらはそろそろ下山しましょう。下山は第四展望台過ぎてから谷川コースを下ります。山頂まで20分地点避難小屋といっても、あずまやみたいな小屋焼岳展望小屋まで下りてきました。太陽の傾きが朝より良くて、きれいに見えます。登山口まで下りてきました。朝市は終わって静かな温泉街です。福地山は何度登っても楽しめる最高の山です。コロナ禍なのでこのまま温泉にも入らず、ただひたすら家まで車で帰ってきました。早くマスク生活も終わり、日帰り温泉にも気楽に入れて気兼ねしないで遠出ができる日が来るのを待っています。
2021.09.01
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8日(日)せっかくの三連休だから夏山を、と思っていたのに天気予報があまり芳しくなく結局、長野県阿智村治部坂峠から蛇峠山へそして午後は平谷村の高嶺に登ってきました。予想より天気が崩れなくてメチャ良い天気でしたのでこんな天気なら、もっと高い山に行けたかな・・・治部坂高原の別荘地から馬の背の駐車場までショートカットできて楽ちん登山の始まり~~駐車場の後ろの高台に登って、大川入山を眺めて改めて登山口から登山開始オニユリがちょうど盛り登山口は少しずつ荒れて、この日の一番緊張する所です(笑)自然林の中で、すぐに空気が変わりました。下界は暑かったのに、樹林の中は爽やかです。しかし、しばらくすると舗装道路に出ます。でもすぐに山に入る道があります。初めてここを登った時は、山道に入らずここからずっと舗装道路を歩いたのでした。だから登山という印象は持っていなかったのです。この山道に入ったら少しは涼しいのですがやはり蒸し暑く汗びっしょり夏は樹林の下がいいね!!しかしここからは簡易舗装を歩かないといけません。マツムシソウが咲いています。山はもう秋の花が咲き始めました。ヨツバヒヨドリ茶臼山・萩太郎山の左に、平瀬明神山が見えています。オニユリもあちこちで咲いています。この道はアンテナ群の管理道路です。ヤマハハコ北西の方に大船山の風力発電のプロペラが見えています。チダケサシさすらい人さんに教えてもらったノリウツギ今頃の時期は山にはこの花がいっぱい咲いています。もう覚えましたよ~~ウツボグサはほとんどとうが立ってしまっています。かろうじてましなのを写しました。レーダー雨量計の立派な白い建物中部地方はこのレーダー雨量計と御在所山頂にある雨量計の二つでカバーしているそうです。その先には展望地ですが、ヘリポートもあります。写真には写っていませんが、たくさんの人が左の木陰でランチしていました。南アルプスの展望の看板がありますが北アルプスも中央アルプスも見えるはずですが隣の大川入山と右奥の恵那山の山頂部だけが見えるだけ中央アルプスは雲の中南アルプスはしっかり雲の中のろし台の岩に乗って山頂は向こうのアンテナの右ノギランマツムシソウのろし台の後ろは蛇峠山の山頂(アンテナの右あたり)展望台があるのですが、木が伸びて見えていません。初めてここに来たときは、ここが山頂だと思って引き返しました。だから舗装道路を歩いて、ここに来ただけで印象の薄い山でした。あとで山頂がもっと先だとわかって、その次からはちゃんと山頂に行きましたが昔は表示も無く、ネットも今ほど利用されて無く山のことを調べるにも本だけが頼りでした。今は皆さんが登ったらすぐ情報をupしてくれるので調べるのも簡単になりました。(長生きするものです 笑 )のろし台では、駐車場からほぼ一緒だったカップルとしばらく話をして山頂へ行きましょう。展望台が見えてきました。蛇峠山山頂(1664m)木に囲まれ展望はありません。立派な二等三角点です。展望台の上に登っても、周りの木が伸びて木の葉以外何も見えません。アブがいっぱい飛んでいてネットかぶっていますがゆっくりしていられませんから下山します。レーダー雨量計目指して帰ります。キアゲハがオニユリの蜜を吸っています。次に行く長者ヶ峰と高嶺(右の一番高いところ)気分よく下っていきます。このころにも登ってくる人がたくさんいて、この山にしてはこれほどたくさんの人がいたことはありません。ヤマホタルブクロ駐車場に下りてきて、丁度お昼になったので林道を少し下ったところで、石碑があり木陰になっている広場があり大川入山を真正面に見ながらゆっくりランチして次の山を目指します。林道を15分ほど登ったら長者ヶ峰の展望台長者ヶ峰山頂は1573.6m茶臼山と右奥に平瀬明神山高嶺に向かう途中に、パラグライダー基地があります。林道をKIKIの向こうの高嶺に向かって歩きます。高嶺の最後の急登見た目より斜度があって胸突き八丁だ~~と言いながら登ります。この急登は一気に登れず、途中何度か休憩してやっと高嶺山頂(1599m)パラグライダーに手を振っています。だんだん近づいてきました。気持ちがいいだろうね~~少し先に大川入山と恵那山の展望が良いことろがあります。恵那山(左奥)、大川入山(右奥)登って来たのと反対側に下ります。花崗岩がボロボロ崩れてせっかくの丸木の階段は壊れています。上の写真は前回2019年の写真今は当時よりもっと丸木が崩れています。大船山の風力発電のプロペラ平谷の町林道沿いにフシグロセンノウがいっぱい咲いていました。帰りの国道153から振り返ってみた長者ヶ峰(右)と高嶺(左)夏でも高い山遠い山になかなか行けず不完全燃焼の夏になりそう短い夏山を謳歌するためには残り少ない日々です。焦りますがお天気には勝てません。
2021.08.10
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30日(土)岐阜県揖斐川町の冠山に登りました。初めて登ったのが1998年8月その後、2003年、2008年、2015年、2018年そして今回で6回目です。徳山ダムの14K上流地点の宮ヶ原地区から先は国道417号とは名ばかりで、細い林道みたいなグニャグニャ道を登っていくと一番高いところが冠峠です。岐阜県と福井県池田町との県境です。宮ヶ原地区のトイレのある広場の奥に冠山峠道路の建築現場があり、完成すると長いトンネルを通り抜けたら福井県池田町側に繋がるそうです。ただし、冠山に登るために峠に行くには完成後でも工事現場の左横の従来のガードレールもない細い山道を、グニャグニャ通らなければならないそうです。以前、冠山に最初に登った時は、集落もありまだ徳山ダム工事の最中でダンプカーが行き交う埃まみれの川沿いの道の途中で通行証明書を貰って、峠まで行ったものでした。23年も経てば、景色はすっかり変わってその時通った道は、今は湖水の中に沈んでいるのです。冠山峠午前中は逆光で、いつもこんな状態しかうつせません。徳山村から藤橋村に変わり、今は揖斐川町となっています。それぞれの銘板の裏側に当時の町長・村長の名で町名が変わったいきさつが書かれています。逆光でシルエット状態です。雨でえぐれている道稜線に出るまで結構な登りです。シモツケソウピンボケの イワオトギリ段々晴れてきてとても蒸し暑いKIKIの後ろの一番奥は、金草岳少しズームで、ガスの間から金草岳(1127m)が姿を現した。2008年に金草岳と冠山に登った時、ダニと蛇の多さに閉口して昼ご飯も食べずに、山頂から逃げるように戻って来たことを思い出します。その時は駐車場の車の横で昼ご飯食べて、冠山に登ったのですが若かったので出来たこと、もう今では一つの山しか登れません。稜線に出て、あとは登ったり下ったりを繰り返しながら冠山に向かいます。シルエット状態の冠山を見ながら歩けます。今頃の山に多く咲く。この木の花はなに?2~3ヶ所のぬかるみを超えてここで最後の冠山この後は下って冠山の山復に取り付くので、山頂のかんむり(烏帽子)は見えなくなります。ブナの気持ちの良い樹林前回はこの辺りで倒木があり、一番大きな倒木を超えるのに苦労しました。その木は切られて左脇に置かれています。前方が開けてきたので、冠平が近いシモツケソウの向こうに冠平が広がっています。この景色はいつ見ても好きです。冠平に立寄らず、山頂を目指します。すぐに垂直の岩壁が現れ、ここからは岩登りが始まります。ロープが二本あり、登りは何とか使わずに登れますが下りは使った方がいいですね。赤い↓のところまで岩場が続きます。途中で休めるところがあるので冠平を眺めて休憩岩場を過ぎて、山頂まで10mほど低木の中を進むと山頂稜線いつもこの先の一番奥でランチタイムですが今日は人が少なそうなので山頂で食べられそうです。写真奥の山の腹に通っているのが、国道417号で、私たちが通ってきた道です。コメツツジほとんど岩の山頂には、コメツツジやミヤマホツツジ、ナナカマド、ハクサンシャクナゲなどの木があります。冠山山頂(1257m)山名の名盤が無くなっていましたが、ちゃんと付けられています。狭い山頂には我ら以外に男性二人組が居るだけです。お昼ご飯にはまだまだ早いので、下山して冠平で食べましょう。ミヤマホツツジが満開荷物を置いて一番北の端に来てみました。望遠で、冠山峠の駐車場が見えます。冠平へ行きましょう冠平の真ん中の広場望遠で山頂直下の岩場を見てみましょう。単独の男性と、若者三人組が登っています。ここで、次々と登っていく人を眺めながらランチです。しかし日影が無くて暑いののなんのって・・・傘をさしてかろうじて日影を作ってしのぎます。ここは夏は日影が無くて暑いし、冬は風が強いと隠れる場所も無く昭和30年11月の遭難碑があるように、気持ちがよさそうな所ですがひとたび条件が悪いと大変な所です。お昼ご飯も食べて、同じ道を、時々冠山を振り返りながら戻りましょう。朝は雲が多く、冠山しか見えませんでしたが午後からは、能郷白山(一番奥)も見えてこの方向から山頂直下の岩場が良く見えます。ズームで、人がいるのが分かります。冠山峠に到着朝よりきれいに冠山が見えています。帰りに、気になっていた徳山会館に立寄りましょう。徳山会館徳山会館から徳山ダム湖を見て徳山ダムの全景を模した庭は沈んだ集落の場所にベンチを配しています。村の人々の生活した家や道や田んぼ等が、湖底に沈んでいます。満々と水を湛えた、きれいな湖面は直接関係のない私でも、なんだか胸がキュンとする景色です。2008年6月の懐かしい冠山と金草岳のW登山の記録は↓ダニに噛まれ、クマに出会ったWパンチの山行き
2021.08.03
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24日(土)岐阜県下呂市の白草山へ登りました。この山は初めて登ったのが1997年10月乗政温泉上の黒谷林道登山口2回目は2004年11月、3回目は2013年6月御厩野登山口から4回目は2016年7月黒谷林道登山口今回は5年ぶりの5回目です。山頂は笹の広がりと御嶽山展望の大人気の山です。ここ最近はいつも駐車場に困るほどですが今日は拍子抜けするほどで1台しか停まっていません。駐車場でゆっくり朝食を食べて、登る支度をしていてもその間、誰も登ってこないので不思議に思いながらスタートします。いつもここで、登山口スタートの写真すぐにゲートがあり、右側から回り込みます。ヤマアジサイが見ごろ林道は砂利なので、コンクリートと違って歩きやすいウマノアシガタヨツバヒヨドリアサギマダラが大好きな花です。谷の向こうの山の斜面こちらの方向は雲が無くなり青空になりました。黒谷林道の突き当りの登山口昔はできたばかりで新しかった木の橋が、もうボロボロです。コロナ禍の自粛で7キロも太ったので、古くなった橋は踏み抜きそうでこれは体重制限がありそうだと、恐る恐る通ります。沢沿いの道を登ってゆく沢から離れてどんどん高度を上げて行くこのあたりから、苔のついた岩がゴロゴロしていて歩きにくい傾斜も出てきました。山頂まであと2Kの表示アリドオシ昨日はすごい夕立だったので、登山道は濡れています。山頂まで1.6KM前方が明るくなって展望が良いところに出そう。笹の向こうに、乗政の集落ガスが目まぐるしく動いています。ズームで下界は暑そう・・・少し上から集落がもっと広く見えます。しかし昨日夕方の雨が水蒸気になって、ガスがどんどん上に登ります.オカトラノオ見上げたら、鐘がぶら下がっていますが相棒はそれに気が付かず、どんどん先に進んでいきます。前方に目印の枯れた木ここまで来たらあと少しで三つ岩右前方に目的の白草山がガスの中に顔を出しました。ヤマブキショウマ先客のカップルが下りてきました。御嶽が見えましたかと尋ねたら、まったく見えませんとのこと。残念・・・山頂まであと1KMしかしガスで全く周りは見えません。せっかくこのあたりから白草山を見ながら歩けるのに・・・尾根道をどんどん高度を上げてポッと木の間に出たら、「三ツ岩」足元の笹が密集して、周りの木が大きくなったので以前より埋もれた感じでわかりにくい。岩のすぐ横ではなく、岩を振り返る方が岩が分かりますが、そうなると下ばかり見ていて、うっかり行き過ぎてしまう。少しズームで岩から20mほど先に、尾根に登る踏み跡があったので登ってみることにします。尾根の一番高い所から、岩の方へ戻るように踏み跡があり進むと大きな岩が点在しています。さらに進むと、ちょうど三つ岩の後ろの上に来ました。この写真で見える手前の大きい岩は、三つ岩では無く、三つ岩は木の向こうに小さく見えるのがそうです。ここからは、白草山全体がはっきりと見え、しばらくガスが晴れるのを待ちましたがなかなかガスが晴れません。これが一番よく見えた写真後ろの箱岩山の方もガスが動いていますが、くっきりとしません。箱岩山との分岐左へ行けば箱岩山へ。我らは右の白草山へこの辺りで本当は御嶽山がバーンと見えるのですが・・・もう終わったかと思ったササユリがいっぱい咲いています。笹の中を緩やかに登ると山頂こうなると、もうササユリの写真ばかり撮って進みません。気持ちの良い笹の海乗政の集落と、登ってきた尾根(右)以前はここから三つ岩がはっきりと見えたのですが、木の中に埋もれてわかりにくい太陽が顔を出すも、ガスが隠すので、曇ったり晴れたり・・・ササユリ街道です。とうとう座り込んで写真を撮ります。分岐から15分くらいなのに、写真を撮ったり、眺めたり・・・で30分以上かけて登ります。白草山山頂(1641m)誰もいない山頂、貸切です。私の立っている後ろに、本当は御嶽山がバーンと見えるのに・・・山頂(1641m)全景誰もいないなんて、嘘みたいな景色です。しかしこの後、お昼ご飯を頂いていたら石川県から15人のグループと、男性5人がやってきて大にぎわい。やっぱり人気の山です。御嶽山と小秀山のガスが取れて、お姿が見えるのを待ちましたがとうとう最後までガスの中でした。その代わり白草山の山頂からの御嶽山の素晴らしい展望は、下のURLをクリック2013年6月13日のブログ👇白草山…絶景独り占め諦めて下山します。分岐の大水芭蕉の湿地まで来ました。石川県のグループは箱岩山まで行くというのでお別れ。ゲートまで戻ってきました。5年ぶりの白草山はガスの中で御嶽山が見えずしかし、ササユリが咲いていてくれたので良しとしましょう。昨年はコロナで夏山登山は自粛したので、夏の思い出がありません。最近は関東近辺はどんどんコロナ罹患者が増えています。そんな中で何とかオリンピックを開催しましたがこの先も増え続けていますが、どうなるのでしょうか。人混みに行かずアウトドアだし、自家用車移動なので今年はもう少し登った感のある山に行きたいなあ~~~と思っているのですが・・・
2021.07.26
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