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2日(土)リハビリウォーク第8弾は明王山と金毘羅山先々週、西山(両見山)から見た明王山と金毘羅山に登ったけれど、結論から言うと骨折の回復状況からは、ここを登るのは少し早すぎたようで、下りの斜面では痛いし、ビビリまくりでした。怪我をした時の泣きながらの下山に次いで痛くて登ったことを後悔した日でした。2月25日の診察で装具を外しても良いということでやっと山靴を履くことができたのです。今までは装具がかさばって、通常の靴よりワンサイズ大きな靴でさらに中敷きを外して履かないと足が入らないのでリハビリウォークはローカットのアウトドアシューズを履いていました。(幸いワンサイズおおきな靴を買ってたのです)装具を外したら、今までの山靴が普通に履けるんじゃないかと喜び勇んで履きましたが。猿啄城の登山口の駐車場に着いたのはかなり遅く、11時過ぎからの遅いスタートでしたが、幸い駐車場に停めることできてここから登りるのは5年ぶりです。明王山から金毘羅山には2年前、迫間不動から登っていますがここからは5年ぶりの駐車場の後ろの雑木が、伐採され明るく開けた感じがします。登り始めてすぐ、下の駐車場です。急斜面を大きくくの字に登って、硬質プラスチックの階段は以前のままですがその上の急斜面の両脇にはロープもつけられ帰りの下りには本当に助けられました。(写真は帰りに写したものです)ひたすら鉄塔まで登りが続きます。鉄塔が見えて来ました。良い天気で、暑くて冬用の手袋は外してしまい上着も脱ぎたくなるほど、久しぶりに大汗書いて登ります。鉄塔からは御嶽や乗鞍の雪山がぼんやりこれからは春霞や黄砂などで展望は期待できないでしょうね。谷の反対側は猿啄城(さるばみじょう)が見えています。次の白い鉄塔が見えて明るい雑木林は風も無く気持ちが良くこんな道なら良いのですが・・・四等三角点(点名 城山)に到着そこから目的地の明王山のアンテナが見えています。少し先へ行くと展望の良い岩場先ほどの三角点ピーク(左のピーク)と谷の右の尖がりのピークが猿啄城暖かい陽だまりでしばし休憩と写真タイム登山道をさらに進むと明王山(左上のアンテナ)がもっと近づいて登山道から鉄塔管理用道路に出て明王山のピークには再び山を急登します。(アンテナが右上に見えています)階段が続く急斜面管理道路の修復の土嚢明王山山頂(380m)に到着かすかに御嶽山と乗鞍岳よく見たらまだ御嶽山は噴煙が上がっています。山頂は13時前なのでだいぶん空いていました。やっとランチタイム。当初は金毘羅山で食べる予定でしたが、お腹が空いたのでここでランチ。今日は土曜のせいか、次々とたくさんの人が登ってきます。南側の展望は木曽川の流れと犬山城と伊木山(右のキューピーさんの寝姿の山)昼ごはんの後、金毘羅山へ向かいます。いつも明王山とセットで登る山です。鉄塔管理道路と平行して山道を歩いて行きます。金毘羅山の名前の由来となった金毘羅神社山頂広場に二等三角点金毘羅山から先ほどの明王山を見てまだまだたくさんの人が居ます。この後同じルートで下山しましたが緩やかな稜線の登り下りは良かったのですが最後の急下りは足首が痛くて、途中で靴を脱いだりさすったり・・・平坦な道や登りは普通に歩けるほど回復したけれど下りは膝も悪いから踏ん張りが利かないので怖くて鉄塔から下の斜面はヨタヨタ、ヨチヨチ、オロオロ情けないほどの歩き方で、まだまだダメだな~~これじゃ山には行けないな~~と自信が無くなる今日のリハビリでした。帰ったらお風呂でしっかりマッサージして、即爆睡。膝が悪くても何とか歩けていたころに早く戻りたいと願うばかりです。
2019.03.03
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着々とリハビリは進んでいますが足が治ったら、忙しくてブログ更新が出来ません。今回行ったところは目新しい所じゃないので、まとめて一気に載せてしまいましょう。17日(日)は犬山の桃太郎神社の駐車場から樋ヶ洞コースで西山(両見山)へ。木曽川河川のキャンプサイト写真では3張ですがもっと左の方はいっぱいでした。昨日の土曜から来てここでキャンプしたのでしょうね~ぼつぼつ、片づけ始めている人もいます。河川敷の芝生を少し歩いて道路に出ます。集落の中の畑の横ソシンロウバイの花のその向うの山は坂祝町の猿啄城(さるばみじょう)右端のピークから明王山、金毘羅山の関南アルプスの山並みです。私が向かうのは写真の右端の山の間の林道。栗栖林道栗栖林道の突き当りまで歩いたら登山口。以前は右の沢に小さな木橋が架かっていましたがありません。樋ヶ洞ルートは沢を渡らずに正面の尾根に取り付きます。帰りにはこの斜面を下るのが怖くて・・・今日は青いラインで西山(両見山)へ向かいます。こういう道なら普通に歩けるまで回復しました。いい天気で暖かくリハビリにもってこいの日です。西山頂上とは反対の、第五展望のほうへ向かいます。岩のピークが第五展望台。第五展望台の岩の上で、坂祝町や美濃加茂の町を見下ろして今日は御嶽山は雲の中でぼんやり見えるだけ。一段下の風の来ないところでランチ第五展望台の一番端にもベンチが有り、風が無ければ展望しながらのランチもいいですね。向うにみえるのは猿啄城と明王山の山並み。ランチの後は西山(両見山339m)へ四等三角点が有ります。今日はここまでで同じ道を引き返します。朝、通った畑の中に鎌倉時代のお寺が有ったという場所に、五輪塔が発掘されています。大昔は木曽川のたびたびの氾濫でこのあたりの遺跡は地面の下の砂の中に埋まって居るそうです。ここは初めて立寄りました。この後、今まで通ったことの無い河川敷や竹藪の中を通って駐車場まで戻ってきました。リハビリウォーク第6弾の22日(金)は豊田市の天下峯です。平日なので豊田市内を通過するのは道路が空いていて楽チンです。王滝渓谷の駐車場に停めて出発。写真奥に歩いていくと妙昌寺です。今回はそのまま寺には立ち寄らず通過します。その後はこんな石段が続きます。段差はあまりないのですが、右下の谷までの落差が気になります。今までは、膝が悪いから踏ん張りが利かないだけだったのにさらに左足首の曲がりが元通りではないためにこんなところでも怖いのです。帰りは川の反対側の道路を歩いて帰ってきました。歩きにくい所、注意しないといけないところがいっぱい!!注意しなければいけないところが終わって簡易舗装の歩道赤い橋は渡らず直進します。梅林の花は5分咲き風が無いので本当はここで昼ご飯食べたいな~~古美山園地の駐車場とトイレ今日は平日だから車が一台しか停まっていませんが休日はボルダリングの人の車でいっぱいです。今日も帰りにはボルダリングの車がいっぱいでした。古美山園地から竹藪を越えて穏やかな集落に出て来ました。私の指す方向が天下峯です。山に入って山姥の足跡という石どこが足跡なの?弘法堂から登ります。山頂直下は巨岩が積み重なった岩の間に、八十八巡りの石仏がみんないいお顔しています。巨岩だらけ巨岩の積み重なった天下峯山頂(360m)今日は貸し切りで遅いランチタイム焙烙山(左)と六所山(右)山頂の岩の上でゆっくりランチタイム昼ごはんの後、三角点目指して登ります。トゲだらけの茨の藪漕ぎに近い斜面を登り稜線を直登すれば「砦跡」しかし木に囲まれて砦らしい展望はありません。以前初めて来たときは、ここから先で三角点がわからずここで引き返しましたがその後、いったん下って隣のピークにあるということが分かり三角点に到達したので今回は2回目。しかし、このあとから左足首が痛くなって来て三角点には相棒だけ行ってもらい、ここらで待つつもりが言い出せずズルズルと付いて行ってしまった。ところどころ赤テープがあるが竹林の中で朽ちた竹が道を塞ぎ、あっちいったり、こっちいったり・・・踏み跡はほとんどないのでひたすら高い所を目指して行く反射板が三角点ピークの目印3等三角点が有ります。反射板の周りのフェンスの反対側に行くとなだらかな猿投山や岩巣山がみえます。しかし、もう帰らないと日が暮れる。ということで、大急ぎで同じ道を帰路につきました。24日(日)はリハビリウォーク第7弾で東山一万歩コース東山動物園、植物園の裏山に一万歩コースがあり、地元の人に愛されています。何度か歩きましたが、今日は名古屋市と千種区の後援で開催されるということですごい人がやって来ました。カメラは持たず、時折スマホで撮りましたがスマホだと、カメラで撮るより大変で(不慣れなため)結局ほとんど写せませんでした、ので写真はUPなし。昨日25日に外来診察で左足につけていた装具を外す許可が下りたので、これからのリハビリウォークは山靴を履いて見ようかと思っています。着実に回復しているようですが、あらたな問題も出て来て悩ましいことです。そんなことはまた別の機会に。
2019.02.26
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10日(日)は小牧アルプスをリハビリウォークすることにしました。2015年の2月に初めて登って以来毎年のように2月に冬の散歩としてここを歩いていますが2018年の2月は行っていませんでした。足首の骨折のリハビリで、足に優しい所を探しては歩いていますが毎年この時期に歩いているようなところはリハビリにはちょうどいいようなところが多いので助かります。もし夏ならば、長時間歩くところや岩場だらけのところなどを歩きたくなるしそれを我慢して低山を歩くとなると、ニョロやヒルなどが多くてそのストレスや夏山に暑い低山を歩くのは、イライラしながらのリハビリになりそうです。この時期なら毎年のごとく低山徘徊なので岩場や鎖場のある所を止めて、足首に優しい歩きやすい所を考えて里山や公園、遊歩道を選べばリハビリになると思っています。今日は三連休の中日の日曜だからてっきり車がいっぱいだろうと思って児の森(ちごのもり)の駐車場にやってきたら拍子抜けで一台も停まっていません。突き当りの看板のあるところから白山社への登りです。まず白山社まで足慣らしをします。歩き出してすぐ、白山社の方から下りてくる人がたくさん居ます。御嶽神社の石碑後ろの木が伸びて御嶽の方が見えにくくなっています。木の間の空間から今日は御嶽が確認できません。遅ればせながら白山社で初詣。白山社のお社の右横下には八百万の神をお祀りしています。今まで何度か来ていましたが、初めて発見。始めましてとおまいりしました。鳥居の前はすごい展望小牧や春日井の町、右向うに名古屋駅前のビル群が見えます。今日は意外に展望が良いです。ズームで名古屋駅前のビル群相棒が白山社の三角点を目指して行ってくる間ベンチで待っているとたくさんの人が登って来て去って行きます。相棒が戻って来て、駐車場の車の横でランチタイム。今日はカップ麺とハムステーキと卵焼き。久しぶりにアウトドアでクッキング。こんなことが、またできるとは・・・《目の前の高い所が西山》ランチ後、西山を目指して林道を歩きます。未舗装なので足に優しくてうれしいリハビリです。わくわく小屋の前の看板赤ラインがランチ後に歩いたところです。帰りはこの看板にはないけれど、天川山まで行き西山の一番外の周囲を回って帰ってきました。昼過ぎから風が出て来てめちゃ寒くなり顔下半分を覆面しています。歩きやすい木漏れ日のウグイスの小径左下に「きのぼりの木」という看板が有り確かに登りたくなるような枝ぶりの木が有ります。こんな足で無ければ、登るのに・・・外周から離れて西山に向かう階段を登って行くと、途中で御嶽山と白山の展望できるところがあり尾張富士(左端)と入鹿池とその向うに各務原アルプスの山並み御嶽山と大日岳や白山は見えません。各務原アルプスの明王山と金毘羅山のズーム今日はきっと明王山(鉄塔のあるところ)はたくさんの登山者でいっぱいでしょね。ズームの入鹿池は、ワカサギ釣りのカラフルな小舟がいっぱい浮かんでいます。さらに続く沢山の木段を注意しながら登って行くと西山の山頂に続く道へ西山山頂(277m)むささび峠の五叉路を青空小屋に向かって行きます。青空小屋の前は木が無くて展望抜群名古屋駅前のビル群のズームです。そのまま前進すると、通路のようなところが本堂が峰(278m)です。さらに天川山へ向かうつもりで、進んだら県有林の針金フェンスを乗り越えるところを間違えてそのまま下って行くと、かすかな踏み跡が無くなってしまった。振り返ったら踏み跡が無く、メチャクチャ激下りこの足で良く来たものだと、我ながら驚きと後悔。結局、間違いを修正するために下った同じ道を戻らず、足首の痛みをこらえて斜めに急斜面を登りながらもとのルートに戻って来て、どこで間違えたのか検証すると最初に直角に90度左へ曲がるところで急斜面を下ったけれどそれが間違いで2番めの90度左へ曲がるところで県有林のフェンスをまたいで下って県有林のフェンスを右に見ながら登り返さないといけないのです。はじめは相棒だけ天川山を行く予定が、はからずもルート間違いの上、激下り激登りして天川山へ到着。天川山山頂(282m)はいつものように山頂の標識が3つ標高が違うのがいつも気になります。北側に回ったら雪の御嶽山が見え《天川山の足元の採石場と入鹿池と尾張富士》天川山から安手奈山へ向かわずに西山の周回ルートでわくわく小屋までもどり林道を歩いて駐車場まで戻ってきました。今日の小牧アルプスは西端の白山社から天川山まででしたがリハビリウォークのはずが、予想外の激下り激登りをやってしまって足首に負担がかかりすぎて、てっきり翌日は痛みが出るかとビクビクしていました。しかしあの道無き激下りを下り、激登りをしたのに意外に痛みが無くて、うれしくてうれしくて・・・この調子で頑張れば、春には花を見る山行きに出かけられそうです。
2019.02.11
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《 手乗りヤマガラ 》2月2日(土)は春日井市の弥勒山へ。色々なルートが有りますが、山頂手前までほとんど林道歩きで行けるルートで行けばリハビリになるし山頂まで行けたら、お楽しみが待っているということで春日井都市緑化植物園の駐車場へ。すでにいっぱいの駐車場で何とか一台分空いていたので停めて道樹山からの縦走では今の足では、距離と所要時間が長すぎるので弥勒山へ直接向かうルートで歩きます。県道を横切って都市緑化植物園の北側の森に入ります。木漏れ日の中、歩きやすいフカフカの道はリハビリウォークに丁度良く今日は久しぶりに山を歩けるとワクワクします。少し歩いたら林道に出て簡易舗装や未舗装の林道をグネグネ歩きますがこれもリハビリウォークにいい感じです。林道の途中で小屋があり、帰りはここで少し遊んで帰りました。その先の右側に登山口が有りますが、そこを登らず林道をもっと歩いて、その上の登山口から登りますがこれは少し失敗でした。今の足首では斜度がきつくて、帰りはとてもここを下る事はできません。登りもとても慎重に、足首が捻るような場所には左足は置けないので左足を置く場所を選びながらゆっくり登り、山頂稜線に到着。後は稜線を右に、山頂に向かって7~8分歩くと山頂。弥勒山山頂(437m)スタートを遅くしたため、たくさんの人が下山していたのでたぶん空いているだろうと予想していましたが、やはり人気の山なのでまだまだ人がいっぱいです。御嶽山が見える北東側を向いてお弁当を食べていたら娘さんとご両親の親子連れがクルミを手にして小鳥を呼んでいます。小鳥(ヤマガラやシジュウカラ)は木の枝に止まって様子をうかがっています。娘さんの手にヤマガラがとまってくれました!隣の男の子もクルミをもらって手を差し出します。手のひらのクルミをあっという間にとまって取って飛び立ちます。瞬きする間も無いほどの早業。子供たちは大喜びでキャーキャー言っています。今度はお母さんの手にとまってくれました!!私にもクルミをくださったので、やって見ました。しばらく待っていたら、私のてからクルミをたべてくれますがものすごく動きが早くてカメラのシャッターが間に合いません。左手にエサのクルミ、右手にカメラがとても難しいのですがやっととまってくれたのを写せました。ヤマガラ以外にシジュウカラもいますが、ヤマガラより警戒心の強いシジュウカラはほとんど手に乗ってくれません。山頂の北側には山の名の由来になった弥勒菩薩が祀られた祠がありその祠のお皿に、誰かが小鳥のエサを入れているようでとまって食べているようです。雪を被った御嶽山や中央アルプスは、かろうじて見えましたが写真では空とあまり区別が付かずしばらくヤマガラと遊んで下山します。下山は山頂稜線を戻り、先ほど登ってきたところより手前の朝、登るのを止めたところに下りるコースで下りて来たら林道にある小屋で、山頂でクルミを下さった親子がヤマガラと遊んでいます。《娘さんの手にとまったヤマガラ》山頂に居たヤマガラが下りて来たようでここでは人が少ないのでヤマガラが山頂より長く手にとどまってくれるような気がします。そこでもたっぷりヤマガラと遊んで、今日もリハビリウォークは大成功。歩くだけでなく小鳥とも遊べて、大人でも楽しんで山歩きが出来るので弥勒山は大人気です。1996年に初めて登って以来、今日で7回目ですが最近は特に小鳥と遊べる山としてTVでも放送されたりして年々人気で、平日でも大混みの山です。山頂でお昼ご飯も食べられないほどで今日も登山口まで下りて来てお昼ご飯を食べている人がたくさん居ました。(ただし、山頂はバーナー禁止なのでご注意くださいね。最近はそういう山がこの近くでは増えました)
2019.02.05
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1月27日(日)はリハビリウォークの第2弾で海上の森(かいしょのもり)の三角点と、里山サテライト(かたりべの家)まで行ってきました。海上の森センターの駐車場に車を停めて今回も相棒と別行動です。相棒は物見山まで行き、私は三角点までです。幼児森林体験フィールドの入り口から森に入り五輪塔を目指します。入ったところは平坦で私の足にはちょうど良かったのですが、一番奥まで行ったら急斜面で滑りやすいところを登らないといけません。ちょっとためらったけれど、一歩一歩ゆっくり確実にのぼればいいかな・・・今日はローカットのトレッキングシューズを、何とか履いてきました。病院で作った足首サポーターは分厚くて、そのままでは今までの靴は履けません。中敷きを外して、紐を緩めて靴の履口を広げて何とか履けました。トレッキングシューズのソールのグリップを信じて登ります。登ったらT字路の突き当りを左へ前方に五輪塔の広場が見えます。五輪塔西側が開けている広場はじめはここまで来れたら充分満足でしたが、欲が出て先に進むことにします。溝状の下りになったらとても怖くて、腰が引けます。滑りそうで、骨折した時を思い出してゆっくり確実に下ります。こういう時はダブルストックはやはり助かりますね。明るい雑木林、平坦な道になって気分はルンルンこんな道が続くならリハビリは楽しい。分岐で一瞬戸惑いましたが、看板の反対側を見たら相棒が三角点は屋戸川方面へ行くようにといっていたので(看板の反対側から見たら)右の方が屋戸側方面になっています。明るい雑木林は暖かくて歩きやすいシデコブシの群生地にやって来ました。春には可愛い薄ピンクの花が咲きますね、その頃にもう一度来ようかな・・・雑木林と青空貧栄養湿地この時期には何も咲いていません。登りになって三角点が近いです。三角点の広場正確には図根三角点ですね。ズームで西の方を写したら名古屋駅前のビル群休憩してお茶を飲みながら相棒に電話してみたら相棒は物見山の山頂の手前だそうで、このあと五叉路で待ち合わせることにします。次々と単独の男性がやって来ては、しばらく休んで景色を見て進んで行きます。私も少し休憩した後、五叉路まで下りようと腰を上げて下る途中で物見山の山頂(右のピーク)が見えました。物見山から下って来る相棒との距離の差があるので、ゆっくり時間を掛けて左足の感覚を確かめながら下ります。骨折したのは下りなので、滑りやすいザレの道は気を付けなければ・・・五叉路五叉路まで来て、しばらく看板を見たりして待っていたら相棒が到着。私がここまで来れたことに非常にびっくりして、すごい進歩だと感心しきり。私も三角点まで行けたことで十分でしたがさらに進んで五叉路まで来れたなんて・・・海上の森の全体図赤いところが行に歩いたところ、青は帰りに通った道足の状態が良いので、あまり起伏の無い里山サテライトの「かたりべの家」まで足を延ばそうと提案します。五叉路で記念写真帰路はここまで戻って赤い矢印で海上の森センターに戻りました。森を抜けたら里山サテライトが近い足が痛くなりかけたらすぐに引き返す約束でここまで来ました。イノシシ除けの柵を二つ通り抜けて行くかたりべの家軒下のベンチでお茶飲んで休憩して帰路につきます。先ほどの五叉路まで戻って来て海上の森センターまで戻ります。ここまで来たら足が少し痛くなってきました。だんだん相棒との距離の差が広がって、ゆっくり行きたいから先に行ってもらい足を引きずって車まで戻ってきました。たった3時間半しか歩いていませんが、今はこれが限界でしょう。先週のリハビリ第一弾から比べたら、今日はすごい距離を歩きました。確実に少しずつ距離と時間を延ばせているので、すごい進歩です。やはり土の上の感触は、舗装道路を歩くより足に優しくてリハビリだと思って街で買い物するよりも、山の方が足にも心にも優しく山や森に「帰って来たよ~」と言いながら歩きました。
2019.01.31
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昨年の10月に行ったモロッコで塀の壁に書かれた絵は、バンクシーの「風船と少女」をそうふつさせるものです。モロッコの首都ラバトの空港から青の町シャウエンに向かう途中でトイレ休憩で立ち寄った小さな町の壁に書かれていた絵はバンクシーの「風船と少女」にそっくりです。絵は古くて、さらにイスラム文字でいたずら書きも有りますがちょうどバンクシーの「風船と少女」の絵が落札直後シュレッダーで寸断されているのを見た後だったので、とても印象的でした。その後、世界各地でこの絵みたいなのが発見されているようなのでモロッコにもバンクシーが来たのかな???
2019.01.30
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12月20日に退院して昨日で一ケ月経ちました。正月明けの外来診察で、あまりにも私が松葉杖に頼りすぎているので先生が愛のムチで、今後再び山を歩くためには、松葉杖をその日から取られてしまいました。自力で歩くようにリハビリセンターで訓練をして帰ってからは家の中ではつえ無しで生活しています。退院後一か月経って、近場の公園を歩いてみようと思いましたがどうせ歩くなら緑の中を歩きたいと久しぶりに土の感触を味わいたくて瀬戸の海上の森センターへ行って見ました。海上の森センター本館です。愛知万博の開催地になった海上の森を保護するために記念に作られた建物で、瀬戸の海上の森の動植物をわかりやすく展示説明しています。本館の横の階段(写真では建物の左)を登って山に入って行きます。はじめはもっと平坦な所ばかり歩くつもりでしたが雨が上がって子供たちの団体が歩き出したので、付いて行くことにします。看板でコースを確かめて、無理しないで行けるところまで行って見よう。本館建物の横の階段を登ったら、山の縁をぐるりと水平に回っていったん下がって遊歩道に入ります。雨が上がったばかりなので、道が濡れていて特に木道の部分は滑りやすくて少し怖い。ダブルストックで恐る恐る下ります。骨折してから初めて土の上を歩くので、少し興奮しています。「神様 歩けます、歩けてます、ありがとうございます」と一歩一歩、土と落ち葉を踏みしめながら靴の裏に土の感触を感じながら歩きます。いよいよ山に入って行きます。また階段が現れ、こんなに階段が多かったのか・・・しまった、選択する場所を誤ったかな・・・ためらいながらも土の感触がうれしくて登って行きます。ゆっくり歩いて行けるところまで行こう陶芸の町 瀬戸の「窯の歴史館」の建物までやって来ました。少し縁石で休憩して、ここから石段を下ります。(建物の中は靴を脱がなくてはいけないので入りません。)この石段は濡れているから滑りやすいので要注意一歩一歩ダブルストックで支えながら下りて行き石積みの道を向う側へ回り込んでさらに山へおやおや また石段わりに表面がきれいに揃っているので、ゆっくり登ればいいかな登りきったら繭の形の建物がある繭玉広場に出ました。しかしこの広場は私のような者には少しキケンレンガのようなタイルのような敷石は雨で濡れて滑りやすいので縁の土の部分を大回りして歩きましょう。さらに山道を登ってゆくと前方に何やら・・・木の格子で作られた物見の丘の塔です。階段で上まで登れますが、今日は止めておきましょう。もう少し足首がしっかりしたら今度登りましょう。ここで終点なので引き返します。ルートが北ルートと南ルートが有りますが、南ルートのピストンで帰ります。同じ道を窯の資料館まで戻ってきました。あの階段をまた登らねばなりません。そして海上の森センター本館の建物の横まで戻ってきました。最後の階段ですが濡れた木製階段は要注意ゆっくりゆっくり・・・平坦なところを少し歩くつもりが、山道や石段・木段を歩いてしまいましたがなんと、歩けました!!入院中、また歩けるだろうかと心配していましたがヨチヨチでしたが歩けました。少しづつ焦らず、再び山に登れますよう一から出直しです。車いす生活からみたら、大きな進歩です。
2019.01.21
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11月11日は鈴鹿の山で左足首を骨折した日今日はその日から二ヶ月記念日先月20日に退院して今週の月曜に松葉づえがとれました。が、松葉づえ無しで歩くと痛いのです。順調に回復していると思っていましたがこれほど痛いのはやはりおかしいのかな~なんて不安が広がります。昨日はとても寒くて、こんな日は足の中に入っている金属プレートが冷えて余計に痛くなります。毎日マッサージして、足首を柔軟にする運動をしていますが人間は少し動かさないで居ただけで、骨も筋肉も固まってしまうということを痛感しています。では、いとしい私の骨の写真をお見せしましょう金属が入っているのでギョッとしますが。チタンプレートとチタンボルト4本で骨折した腓骨を止めています。太い脛骨と比べて、腓骨は細いので折れやすいのだそうです。このレントゲン写真では写ってませんが靭帯も損傷していて靭帯と繋がっている骨も部分剥離しているのですがそれは特に何もしていません、自然にくっつくのを待つ状態です。11月19日に腰椎麻酔で手術して一週間後にはリハビリ開始若い人や、男性で骨が丈夫な人は手術の翌日から軽いリハビリをする人もいるそうです。私の場合は骨がもろいので大事をとって一週間後からでした。手術の後からは足の指を動かしてくださいと言われベッドですることも無いので、足の指を動かしていましたが枕2個分の足枕の上に左足を載せたまま過ごすのは辛かった。寝返りを打つたびに、ギブスに巻かれた左足をよっこらしょと持ち上げて向きを変えなくてはならず(そうしないと布団に左足が絡んでイテテ・・・となるので)そのため夜中に何度も目が覚めるのです。その度になんだかトイレに行きたくなって、車いすで何度もトイレに行く羽目に・・・退院した今でも朝まで熟睡した日は無くて早く朝までしっかり寝たいなあ~~今週から松葉づえがとれて、本当はルンルンのはずが痛くて痛くて、不安だらけの毎日です。日にち薬だと思うのですが、松葉づえがとれたら普通に歩けると思っていたのに思惑が違うので少々ガッカリです。
2019.01.11
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《モロッコ サハラ砂漠のご来光》明けましておめでとうございます。ことしもよろしくお願いします。昨年11月11日 鈴鹿の宮指路岳(くしろだけ 946m)に登り下山中に滑って転んで左足首骨折して手術し35日間の入院生活から年末20日に退院していました。まだ松葉つえですが、そろそろ自力で歩けると思います。と言っても山はしばらく行けません。整備された道をソロリソロリと歩くだけでしょう。骨折の現場となった宮指路岳のブログを長い間更新できませんでした。その間、ブログを見ることも、コメント下さった皆様に報告も出来ずやっと気持ちがブログに戻ってきた次第です。それでは、骨折顛末記となったブログ更新しましょう。11月11日(日)奇しくもモロッコに出発した一ケ月後の同日鈴鹿の宮指路岳946mに登るため出発。登山口の横の広場に停めて登り始めます。はじめは周回しようと思っていましたが、カワラコバコースは登山道崩壊のため通行不可の看板が有ったためヤケギ谷コースのピストンで登ります。登山口はこの右の2m程の急斜面をよじ登ります。(たった2mでも、帰りは持っていたロープを使って下りて来ました)渡渉を3回ほど繰り返します。(帰りは骨折した足では、この渡渉が辛かった・・・)炭焼き釜跡(帰りはここまで来て少しホッとしたものです)このあたりは少し紅葉したモミジが有って暖かい谷でしばし休憩青空にモミジが映えるこの渡渉を最後に尾根に取り付く東海展望鈴鹿特有の花崗岩オブジェとしてはステキ!!しかし花崗岩のザレは要注意です現場はここでは無いですが、登る時に気を付けなくては・・・と思った所で滑ったのですから。仙ヶ岳をバックに天気も良いので、絵になるここで写真タイムまだ昼食には時間があるので、ここでのランチの予定を変更して宮指路岳山頂に向かいます。稜線上では御在所岳や鎌ヶ岳や入道岳の展望入道岳三体仏岩少し稜線上から下って、三体仏岩に登ってみよう最近は昔より慎重になってこれ以上は登りません。岩の向うは絶壁で落ちたら即死寄り道を終えて、少し下ったら宮指路岳山頂への登り宮指路岳山頂946m標高の読み方がそのまま名前になった山なんですね山頂の先には奇岩群が若者たちの声がします。そのまま奇岩群を通り過ぎて御在所岳(左)と鎌ヶ岳(右)の展望地入道ヶ岳はやはりたくさん登っています。このあと奇岩群の見える広場でランチタイム余裕をもって下山することにします。ところが登山口の30分ほど手前で、花崗岩のザレで右足が滑り左足首を捻って転倒・・・やってしまったと思ったまま、痛くてひっくり返ったまま立てません。今までにない痛さで気を失いそうになり、吐きそうになり・・・15分位はそのままひっくり返ったまま。相棒はかなり先まで行っていましたが、私があまりに遅いので少し戻って来たけれどまさか骨折しているとは思わず(私自身も捻挫だと思っていました)登山道の下の方で、早く下りて来いと呼んでいます。痛くて立てないけれど、ノロノロとストックを頼りに立ち上がるけれど激痛でギャーと叫びながら、ほぼ尻餅をついたまま相棒の傍まで下りて行きました。左足首が下に向くと激痛がし、ガタガタ震えが止まりません。涙が自然に流れてくる中で、左膝に巻いていたサポーターを外して足首に巻いてさらに靴の紐で足を固定して、ダブルストックにしがみついて30分で下山出来るところを、2時間半かかって日没直前ギリギリに下山しました。あまりの痛さに途中で何度も止まって、泣きながら下りて来ましたが途中でビバークも考えたほど、長い長い登山道でした。しかし転倒した所は、この登山道の中では比較的広いところで片足の巾しかない狭い山腹を巻く斜面で、右下はすごい絶壁のところなどで転んでいたら足首の骨折だけでは済まないでしょうね、3回の渡渉は岩を飛び越えて行かなくてはいけないけれど足を引きずって歩くのが精いっぱいで、岩の上をとび越えていくなんてとてもできません。川の中に入って濡れる覚悟で歩き、3回の渡渉は辛かった。もう二度とこの山には来ないとつぶやきながら歩きました。途中男性二人組が2組、追い越して行く時に大丈夫ですかと尋ねられましたが大丈夫です自力で下りますと答えたのはその時は骨折だとは思わず、ひどい捻挫だと思っていたからです。その翌日病院でレントゲンとCTスキャンで骨折と靭帯損傷だとわかり急に山道での痛さがよみがえって、震えが止まりません。ギプスを巻いて松葉づえで帰宅したものの何ヶ月も半月板損傷の右ひざで、全身を支えるのは耐えられずチタンプレートと4本のボルトで固定する手術をすることにしました。年末に退院して今は松葉づえ一本ですが、近くその松葉づえもとれるでしょう。春には平坦な所なら散歩できると思います。また再び山歩きが出来る様、リハビリ頑張ります。山のブログを更新できるまで近場の散歩になりますが今年もよろしくお願いします。コメント下さったヤマチャン、岐阜のたんぽぽさんパンプキンさんお返事できなくてごめんなさい。
2019.01.03
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10月30日(火)養老の変わったカタカナ名の山ボンテン(犬ノ尾)・タカンジョ・勢州峠に行ってきました。膝がまだ回復していないKIKIのために未舗装の林道歩きがほとんどで、登りがあまり無くそれでも三角点が三つもあって膝に優しいかと思って選んだところです。今回で二回目、初めて登ったのが2014年11月で4年ぶりです。上石津町 勝地林道の勝地峠以前には無かったアニメっぽい看板が、ちょっと不釣り合いかも・・・伊勢街道の難所 勝地峠島津軍が敗走したところです。番所跡でもあるこの後、分岐を間違えて右へ行ってしまい、しばらく走って戻って30分のロスタイム。やっと本当の登山口に到着車を停めてすぐにあるゲートの右(写真では左)を、気を付けながら回り込んで越えて、林道を歩きます。ここから長い林道歩きの始まり。養老の笙が岳が右に見えて、すこし逆光です。未舗装だから膝に優しい分岐を左へお天気が良くてひたすら歩きます。今日は林道歩きがほとんどだから、頑張って歩かないといけません。この後、最初の三角点、「勢州峠」を見逃して、そのまま進んで2つ目のゲートまで来て勢州峠を見逃したとわかりました。分岐から先に3つ目のゲートボンテンはあの鉄塔が目印鉄塔の下から烏帽子岳と、その左に藤原岳、右に御池岳さらに右奥には霊仙山の山頂が少しだけ見えています。鉄塔の向うの形の良い山は ソノドソノドがきれいな三角錐これから向かうタカンジョの奥は伊吹山が見えるはずですが残念ながら山頂は雲の中です。この頃になったら風が強くて寒くて、被っているサンバイザーも飛ばされたりして汗かいた体が急激に冷えて寒くて寒くて・・・ボンテン(犬ノ尾)の二等三角点(617.8m)は鉄塔の奥の西端ボンテンも犬ノ尾も面白い名前です。下土林道をさらに前進して、右の山に入ると以前にも有った、ぶらさがった缶を叩いてシカさんやイノシシさんに挨拶尾根を外さず前進したら、タカンジョの四等三角点(573.4m)がありました。前回はここでランチタイムでしたが、今日は寒いので写真のあとは下山です。林道の日当たりの良い、風の来ないところでランチの後さあ下山しましょう。勢州峠(525.4m)先ほどはここをスルーしてしまいましたが、帰りは注意して探します。四等三角点が有りました。三角点はあそこ と指さしています。帰りはちょうど笙が岳に夕日が当たってきれいです。汗で冷えた体に風が強くて、帰ったら寒くて寒くて結局、風邪を引いてしまいました。山では汗をかいたら風が強いと急に冷やされこのパターンで風邪を引きます。以前にも何度も経験したのに。ゾクッとする前にジャケットを着ないといけませんが、なかなか学習しませんね~~
2018.11.10
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10月24日(水)モロッコから帰って、旅行疲れもあるから軽い山歩きということで、鈴鹿の仙香山と仙香池に行ってきました。モロッコのブログの途中で切って、山のブログにするのも嫌だったのでモロッコのブログがやっと終わって、本来の山のブログに戻れました。八風キャンプ場の奥に駐車させて大きな石の車止めを越えて林道のような広い道を行きます。さらに途中で同じように、念の入った石の車止めを二か所越えて山に入って行きます。どんな人なのか知らないけど嘉助さんの碑八風神社の御旅所の碑川の堰堤にやって来て、今日の目標の稜線が見えています。少し紅葉しています。川の左岸を歩いたり川を横切ったり川の真ん中を歩いたりよくぞここまで積みました!!ここまで来たら、紅葉しています。中峠と八風峠の分岐ここでひと休みしていたら、八風峠まで行かれたイヌ連れの家族が下りてこられた。結局、今日はこの人たちだけしか会わなかった。分岐からすぐのところにお地蔵さま「坂中の地蔵」空が近くなったので峠がちかい鈴鹿特有の花崗岩のザレ八風峠八風大明神の赤い鳥居があざやかここから稜線を仙香山に向かって歩きます。後ろの白いザレのあるところの山が三池岳山頂。ズームで見て見ようそのまま稜線を南に歩いていくと中峠中峠からすぐのピークが仙香山仙香山(983m)山頂から気になっている段木尾根を眺めながらさっさとランチです。この頃ナップザックで登っているのでお弁当とお茶だけ持って登るだけ。御昼ごはんに時間を掛けていません。段木の頭のズームあそこに行って見たいな~~あそこでランチもいいな~~瓢箪型の仙香池秋の気配がいっぱいの静かな池南峠南峠を過ぎたら段木尾根が近くなってきたこのあたりからすごい強風崩壊地の近くを通ります。強風にあおられるかなとおもったけれどそうでもない・・・そろそろ段木尾根だろうと言う所を見当つけて下って行く段木尾根はすごい強風で何度も煽られて怖い木につかまりながら段木の頭(白いところ)を確認する尾根の端まで行って見ようと進むが風が強くて何度も煽られ飛ばされそうになって・・・この風の中を尾根の端まで行けるのか何とか木を掴みながら尾根の端まで来たら、そこからすっぽりと崖になっている段木の頭の見えるギリギリで頭を確認したら引き返します。この先は風の無い日にまた来よう~~歩いてきた稜線をみあげて、今日はここまでと自分に言い聞かせて戻ります。さっき見上げた稜線から段木尾根をみています。八風峠まで戻る途中で何度も振りかえり段木尾根と釈迦ヶ岳がきれいにみえています。八風峠に戻って来て下ると、さっきまでの稜線の強風はウソみたいに風がありません。仙香山と仙香池は今日で三回目段木尾根は今日初めて少しだけ行って見ました。この尾根はすごい急下りなので、下りに使うより登りの方が私には良いかな・・・今度は風の無い日にあの頭でランチしたいな~と思いました。膝が回復していないので、足慣らしにはちょうど良い山行きでした。
2018.11.06
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《シェイク・ザイード・グランドモスク・・・バスの中より》18日(木)最後の観光はUAEのアブダビとドバイです。早朝、モロッコのラバト空港から約8時間のフライトの後、アブダビ空港へ到着到着ロビーお迎えのバスに乗ってまずドバイへ途中のレトロなドライブインでトイレ休憩車窓からの景色は超近代ビルの連立立ち並ぶビルが超高層ビルおまけに凝りに凝ったデザインで、テーマパークのように見てるだけでも楽しい。まずドバイのバージュ・アル・アラブヨットの帆のような外観で、すべての部屋がスイートだそうで一泊20万円以上するそうです。だれが泊まるんでしょうね・・・きれいなペルシャ湾の海岸でしばらく写真タイムドバイモールと世界一高いビル、バージュ・カリファしかしもうすぐもっと高いビルができるそうです。ドバイモールの中高級ショッピングモール有名ブランドがいっぱい入っています。我らは見るだけ!!ショッピングモールの中には水族館が有ります。すべてにおいて、桁外れというか規模が違います。ショッピングモールを抜けて隣のバージュカリファの見える広場へ行って見ましょう。まだ10時過ぎで人が少ないので、写真撮るのにはラッキーです。人物を入れたら斜めにしないと入らないモールの中には人工滝もあって、滝に飛び込む人のモニュメントが・・・首長竜の本物の骨も展示されてまるでミュウジアムです。日本のダイソーも入っていました。しかし100均ではありません。でもこのショッピングモールの中ではお安い価格設定でしょうね。近くのホテルのレストランで、ランチです。味付けが普通で、パクチーも少なくて助かりました。デザートは豊富ですべては頂けません。車窓からビル群を眺めながら、再びバスでアブダビへ戻ります。砂漠の中の蜃気楼のようにビルが立ち並び植栽の根元には、貴重な水を散布するホースが埋め込まれています。ヘリテイジ・ビレッジ砂漠のオアシスの伝統的な生活を無料で見せてくれる施設です。土産物屋も並んでいます。意外に安くて、ストール大好きなKIKIはまた買ってしまいました。トイレの表示に日本語の漢字で「男」と書いてありますがヨコ向いています。「女」は普通だったので、「女」が無ければ横向きの漢字だとは思わなかったでしょうね。バスの窓出反射していますが、有名なビルです。クネクネに曲がったビルシェイク・ザイード・グランドモスクもう夕方なので逆光です。UAE建国の父、ザイード・ビン・スルタン・ナヒヤン(1918年~2004年没)が総工費550億円かけて造り始めたモスク完成前に亡くなって、隣の廟に埋葬されています。イスラム教のモスクは他宗教の人に開放されている所は少ないのですがこのモスクは数少ない解放されたモスクです。誰でもが入って見ることができるし、写真も撮れますがひとつだけ、ドレスコード(着ている服の制限)が厳しいのです。手首、足首を露出したり、体の線が出るような服を着ていたり透けて見えるような服もだめで、女性は髪の毛も見せてはダメなのでストールやスカーフを被らないといけません。入口でチェックされ、ダメな時は入れません。あらかじめ我らはバスの中で現地ガイドのチェックを受けました。私の来ているカーディガンが少し透けるということで私は女性の伝統衣装(アバヤ)を貸してもらいそれを着用。スマホのカメラよりアバヤを着て逆光なので色が出ていませんが、中庭の大理石の花の模様が素晴らしいのです。モスクの中の一番大きなシャンデリアすごい数のスワロフスキーが使われています。小さく見えますが、直径10m、重さ12トンもあるそうです。回廊の美しさアバヤを着てポーズはとってはいけないそうで、まじめに立っています。これは少し色がわかるでしょう。この後空港に戻り、北京経由でセントレアへ。飛行機の中で足掛け2日過ごして帰国しました。モロッコの伝統的な農業地帯とスークとカスバ、砂漠とラクダ体験、カサブランカやラバトの意外な近代都市を見てついでにアブダビ・ドバイの、石油に浮かぶお金持ち国家の近代都市を見てなかなかできない体験をした感が有ります。モロッコの旅からかえって来たら日本が寒くて、風邪を引いてしまいました。そして山には2度行きましたがそれはまた後ほど。
2018.11.04
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17日(水)朝食後マラケシュのホテルを出発してモロッコ最大の都市 カサブランカと第2の都市でモロッコの首都 ラバト市内観光に向かいます。今まではバスで走った道路の両側にポツポツと日干しレンガの家がありロバやラバの荷車で荷物を運んでいる風景を眺めていましたがカサブランカに近づいたら、街に車があふれビルが立ち並んでいる当たり前の大都市の景色です。きれいな近代都市です。メキシコシティに似ているような街です。ハッサン二世モスクより高い建物は建てられないので超高ビルはありません。ハッサン二世モスクエメラルドグリーンのタイルがとてもきれいです。ズームで見たら、なんとすごい細かい細工です。回廊の柱の根元のモザイクも、天井の細工も精緻で素晴らしい!!1993年ハッサン二世により建てられたモスク鉄の扉の表面も細工がほどこされミナレットの細工の細かさと色このモスクのすぐ横は大西洋で海岸の岩盤の上に建てられているため、高さ200mのミナレットなど、全体の3分の2が波に洗われるというモスク。「神の魂は水上に眠る」、「この世に生まれた生命は皆、水から出て来た」というイスラム教のコーランの詩を表しているようなモスクです。人を入れてミナレット全景を移すのはとても難しいレストランの昼ご飯スープはモロッコではおなじみになったカボチャのスープフレッシュオレンジジュース鶏肉のくし焼きデザートは二種類のアイスクリームランチの後はバスで首都ラバトに向かいます。バスターミナルとてもバスターミナルとは思えない形ムハマンド5世廟門の前の衛兵と馬は1時間ごとに交代するそうですが人はともかく、馬が同じところに1時間じっとしているなんてすごくお利口さんですね。我ら観光客が横に立っていても動じません。ハッサンの塔ムハマンド二世廟の敷地にあるこのミナレットは未完成で、12世紀に建設中に途中放棄されたもので、完成すれば88mになる予定でした。1973年に完成した元国王ムハンマド5世の霊廟中央にはムハンマド5世の石棺が置かれています。写真OKというのが不思議です。霊廟内の壁の装飾もすごく緻密な模様です。ハッサンの塔の前に有る360本の大理石の柱はモスクの柱の跡だそうです。このあとラバト空港に向かってラバト空港からアブダビに向けて8時間弱のフライトになるのです。次はアブダビとドバイです。
2018.10.31
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16日(火)ホテルを出発して、ワルザザード郊外にハリウッドの映画スタジオアトラスコーポレーションが有ります。「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」」「グラディエーター」「バベル」「アレキサンダー」「ナイルの宝石」などの有名なハリウッド映画が撮影された所です。そしてひたすらバスはカスバ街道を走り世界遺産「アイト・ベン・ハッドゥ」砂漠の要塞村日干しレンガ造りの要塞化された集落で現在は8家族だけが暮らしているようです。以前は無かった橋を渡って向かいます。モロッコのあちこちのオアシスに生育してるナツメヤシ鈴なりという表現がぴったりのナツメヤシの実(デーツ)熟した実は干し柿のように甘くておいしい。近づくにつれて大きな石がゴロゴロしている廃墟石積みの擁壁だけが残っているそろそろ店開きの準備赤い粘土質の土とワラをまぜて作った日干しレンガを積んで家を建てている迷路のような細い道足もとが悪くてとても歩きにくい村の中にも小さなモスクハリウッド映画「グラディエーター」や「ハムプトラ2」を撮影したところ路上で絵を描いて売っている。この人はこの絵では有名な人だそうです。砂糖を混ぜた絵の具で描いた絵をガスバーナーであぶったらあぶり出しのように少し焦げて浮き上がるとても味のある絵の出来上がり私も一枚一番小さな絵を購入。そろそろ一番高い所に到着モロッコらしい町今は8家族をのぞいて、丘を下りて川向こうの町に住んでいるという丘の一番高い所には、食料保存庫兼要塞がある攻め込まれた時はここでろう城するという。モロッコで一番美しい村と言われる「アイト・ベン・ハッドゥ」を後にして一路マラケシュへ向かいます。マラケシュ郊外では観光馬車が走っています。世界遺産「マラケシュ」のジャマ・エル・フナ広場フリータイムを一時間ほどもらったけれどとてもそれでは回りきれません。一日ウロウロして居たいところです。バブーシュとかお土産を値切って購入。広場の真ん中にはヘビ使いが座っています。近づいたらヘビが怖いし、写真を撮ったらお金を要求されるので離れたところから少しズームで。座っている人の前にコブラが居るのですが分かるかな・・・このあと少し渋滞に巻き込まれながら今夜のお宿のホテルへ。明日はカサブランカとモロッコの首都ラバトへ。
2018.10.29
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《サハラ砂漠をらくだで》時差ボケが抜けないまま帰国して6日になります。夕方無性に眠くなって困ったけれど昨日久しぶりに山に登って爆睡したら夕方の眠気が無くなりやっと時差ボケが解消されたかと・・・ 14日(日)朝食後、ホテルを出てアトラス山脈を越えて砂漠のオアシス エルフードへ。今日一日はバス8時間移動です。ほとんどバスの中で過ごすため、覚悟の日でもあります。途中モロッコのスイスと呼ばれる高級避暑地「イフラン」に立寄りカフェでお茶タイムした後バスはひたすらアトラス山脈へ向かいます。車窓から見える景色は、土色の大地で変わらない景色の中で、羊やヤギの放牧が目立ちます。バスはアトラス山脈を越えるため、グニャグニャ道をどんどん高度を上げてゆきます。少々荒っぽい運転で、後ろに座っているとすごく揺れます。砂漠のオアシスにはナツメヤシやオリーブの木が生え後は砂だらけの景色が続きます。季節はちょうどナツメヤシの実が熟れる頃で熟した実は「デーツ」という、干し柿のような甘くておいしい実です。お土産物屋や途中の道路肩で地元の村人が売りに来ます。夕方、やっとエルフードへ到着ここで4WDの車に分乗して、砂漠のホテルがあるメルズーカ村へ。砂の上の一本の道を砂煙をたてて4WDの車4台が疾走します。砂漠のホテルに到着後車から下りたら、ゾッとする出来事が・・・スーツケースから分けた、一日分の宿泊用の荷物を4WDに乗せるはずがKIKIはバスから下ろし忘れて、バスに残したまま貴重品と途中で買ったお土産だけ持って4WDに乗り移ってしまったのです。真っ青になったけれどもう後の祭り・・・今夜は着の身着のまま、化粧も落とせず寝るしかない明日も同じ服のままです・・・山小屋で寝ると思えばいいか、とあきらめました。そう言えば4WDに乗り込んだとき、ほかに人の荷物がやけに多く感じたのです。(自分が忘れていることに気が付かず、その時に気付けばまだバスに取に戻れたのですが)ホテルは砂漠の真ん中にポツンと・・・まわりは砂だらけ砂漠に日が沈みかけて、一面ピンク色中庭にはプールもあってなかなかおしゃれ夕食はバイキング形式ほとんど毎日同じような味、ほとんどすべてにパクチーが使われているようで日本でもパクチーブームですが、KIKIはパクチーが苦手でできるだけパクチーの入っていなさそうなものを選びますが無理です。食後は打楽器のモロッカンミュージック演奏を聴いて星空観賞に出かけます。KIKIのコンデジでは写せないので写真は有りませんが満天の星空に、時たま流れ星がピューと流れ夜空にこれほどたくさんの星が有ったんだと驚かされます。部屋に戻って明日はご来光観賞のため夜明け前集合なので早く寝ましょうと支度をしていたら同部屋のMさんがバタバタ慌てだした。彼女も化粧品を移し忘れてスーツケースに入れたままだったのです。お風呂に入る前に気が付いてよかったね!!今夜は二人とも顔も洗えず、大笑いしながら休んだのです。15日(月)さらにアクシデント!!白河夜船の夜中3時、突然部屋をノックする音で起こされびっくりして飛び起きたらまだ3時です。添乗員さんの勘違いで、2時間も早くたたき起こされもう一度ウトウト二度寝。ひたすら平謝りの添乗員さんにおはよう~~~まだ真っ暗な5時45分、らくだに乗る注意を受けてベルベル人のターバンを巻いてもらってしっかり鞍の持ち手を握ってらくだに乗ります。ヒトコブラクダの背に乗せられたクッションのような鞍に乗るとすごく高い!!真っ暗な中をユラリユラリらくだの揺れに体を合わせながら進んで行きます。暗い中を30分位進んで、少し明るくなりかけてラクダから下りて小高い丘の上でご来光を待ちます。ベルベル人にターバンを巻いてもらい、ベルベル人気分。ご来光前ですが、空は明るくなって来てベルベル人に私の名前を書いてもらって7時半過ぎ、やっとご来光です。日本の反対の西の端のモロッコは夜明けが遅いのです。その代り日没も遅いのです。砂漠の遊牧民のベルベル人とこれはお正月写真に使えそう・・・ラクダに乗らない人は歩いてホテルに戻ります。砂の上は踏ん張れないので大変です。KIKIは膝が悪いのでここで無理したら膝を壊してしまうしラクダにも乗りたいので日本円5000円なりを払って乗りました。ラクダの足はペタンとしているので、砂に埋もれないのだとか・・・4本の足の内動かすのは常に一本だけなので安定しているとか・・・でも下りの坂道の時はラクダも下を向くので、乗っている人はジェットコースターの下りのようにすごい斜度で下に向くことになる鞍に付いている取っ手を必死に握りしめて、前に落ちないように踏ん張らなければいけない。ラクダは楽だけど下り坂は大変でした。もうすぐ我らのホテルです。らくだのシルエットがロマンチック戻ったらテントで朝食ハエがブンブン飛んでいる中で、手でハエを払いながら頂きました。今の日本では考えられないことです。ホテルの中庭より私たちの部屋のベランダから砂漠のリゾートホテルです。砂漠に別れを告げ、再び4WDに分乗してエルフードの町へ戻ります。エルフードの町は化石が取れる町でアンモナイトなどがこれほどたくさん埋まっています。化石の工場兼ショップで説明を受け、お買い物をして凄くおおきなアンモナイトお昼ごはんは温サラダケフタ(ミートボールのタジン)タジンはすべておいしい砂漠のオアシスの町 ティネリールトドラ渓谷の入り口トドラ渓谷ティネリールの北西に位置する渓谷で、モロッコのグランドキャニオントドラ川の両側に300~400mの切り立った岩壁10年以上前に岩壁の岩が崩れて崩壊したホテル今でもそのまま放置されています。バスは同じような景色のカスバ街道をワルザザード目指して走り続けます。途中で薔薇水とアルガンオイルの店に立寄ったりしながら長い長いカスバ街道を走り続けます。今夜のお宿のワルザザードに着いたら日没前の7時明日は世界遺産「アイト・ベン・ハッドゥ」と「マラケシュ旧市街」です。
2018.10.25
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《青い町 シャウエン》11日から19日に掛けて北アフリカのモロッコに行ってきました。11日(木)夜、セントレアからエティハド航空EY889で、途中北京経由でアブダビまで12時間のフライトそしてアブダビでEY615に乗り継いで、モロッコのラバトまで8時間20分のフライトで飛行機に乗っているのがほぼ1日で、乗り継ぎのロスタイムなどを入れたらモロッコに到着するまで、足掛け2日の長い旅でした。2日間飛行機に乗りっぱなし、機内食を食べっぱなし、まるでブロイラーです。モロッコに到着した10月12日(金)夕方そこからバスで約4時間ゆられて、シャウエンのホテルへ。ホテルで遅い夕食後、就寝。13日(土)朝は青い町シャウエンのメディナ(旧市街)から観光が始まります。シャウエンの旧市街(メディナ)、青い町は山際にへばりついています。ホテルから山のきわを歩いてシャウエンの旧市街へ入ります。朝早い町はまだ人通りも少なくて、写真を撮るには良いのですが店はあまり開いていません。曲がりくねった狭い坂や階段で、まるで迷路のよう。一部の塗残しが御愛嬌ですが、目がくらくらするほど青い。ぼつぼつ店開きし始めています。シャウエンの町には驚くほどネコが多い彼らは素晴らしいモデルです。まわりが青すぎて、目がチカチカしてきます。そして写真の顔色がどす黒く映ります。だからモザイクは要らないかな・・・昼近くになれば、人だらけでこんな写真は撮れないそうです。壁は湿気防止と虫除けのために塗られたそうで、はじめは青では無かったそうです。今では街を走るタクシーも青色です。果物屋さんも店開きザクロと瓜などが並んでいます。旅行社から送られてくるシャウエンの紹介写真はこんな感じですね。乙女心をくすぐる、青い壁と道に植木鉢が並んでいる可愛さです。こんなところに立つと誰もがモデルになったように・・・お土産物屋さんも開店の準備狭くて絶対に車は入れません。メイン通りでも小さなトラック(たぶん軽トラックより小さい)が通れるのみ。シャウエンの旧市街メディナを通り抜けて新市街まで下りて来ました。そこはもうそれほど青い町じゃありません。それからバスで一路フェズへ4時間このツアーの特徴は、飛行機とバスとの乗っている時間が長いことです。途中のレストランでやっと遅い昼ご飯を頂きます。モロッコのサラダと、真ん中はモロッコのパン意外に柔かくておいしかったそうです(KIKIは食べてませんが・・・)モロッコ名物 タジン水の貴重なモロッコは、独特の形の陶器のタジン鍋で水を使わず野菜を蒸し焼きにします。魚団子のタジンです。野菜はとろけて形が有りません。これはとてもおいしかった!!最後はフルーツとクッキーとミントティーミントティーはモロッコの伝統的な飲み物で、中国の緑茶に生のミントの葉っぱをコップ一杯入れて砂糖を入れて甘くした飲み物です。ミントのさわやかさと、砂糖の甘さで何とも言えない味ですがこの旅行中何度も飲む機会が有って少しづつ慣れて来ました。世界遺産フェズのメディナ(旧市街)は城壁に囲まれています。城壁と、迷路のように入り組んで作られた町は外敵の侵入を防ぐためだそうです。フェズの旧市街は世界一複雑な迷路の町と言われます。現地ガイドさんは、くどいぐらい「私から離れないで迷子になったら帰れないよ」といいますからツアーの皆は街歩きを楽しむというより、必死でついて行きます。道幅が狭く、人が多く入り組んでいるので角を曲がったら、ガイディングレシーバーが途切れます。すると途端に不安になって、慌てて小走りになって追いつこうとしますが道が狭いし、人が多いし、ガタガタの石畳は、今回特に膝を痛めてる時に参加しているKIKIにはきつくて、つまづきそうで怖くて山より緊張して歩きました。そして時々、その狭い道をロバが荷物を運んで通るから大騒ぎになります。《タンネリ》ナメシ皮職人の地区で1000年以上の伝統がある産業です。狭い階段を上がって一番上から見下ろすと、皮をなめすツボや桶がいっぱい並んで素足や素手で作業しています。ところが、ここはとても臭くて入口で手渡されたミントの葉っぱを鼻につけて我ら観光客はミントの香りでごまかさないと気持ち悪くなるのです。慣れとはいえそこで素足や素手で働いているのです。ものすごいアンモニア臭は、鳩の糞をカメに入れて発酵させてそこに皮を何日も漬け込んで柔らかくするのだそうで、その臭いだそうです。その後、下の皮製品の店でモロッコのスリッパというか「バブーシュ」の買い物をしたのですが、思ったよりも高くて値段交渉もほとんど負けてくれなくて・・・KIKIはどこか後のスーク(市場)で安いものを探そうとあきらめました。モザイクのテーブルなど家具を作っている工場と店町を見下ろす丘からフェズの町かつてはイスラム王朝の首都でした。再び戻って「ブージュールド門」メディナの入り口にあるフェズ最大の門表は青、裏は緑のタイルで装飾されています。それはイスラム教に共通する繊細なタイル装飾の美しさです。その装飾がモロッコに来たいと思った一つです。「カラウィン・モスク」859年に建てられたフェズ最大のモスク今は教育機関として機能して世界最古の大学ともいわれています。アラビア数字はここからヨーロッパに伝えられたという。中には入れないので扉の外からパチリです。これは現地ガイドの説明の言葉が、聞き取れなくてあきらめちゃったからわからないけど装飾の細かさや彫刻の細かさがみごとでした。メディナの中を歩いて民家を訪問してミントティーを頂きましょう。民家のご主人がもてなしてくれます。モロッコではミントティーのサービスは主人の仕事だそうです。今夜のお宿のホテルに向かう時は太陽が沈む直前です。次はいよいよサハラ砂漠に向かいます。
2018.10.23
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《ハッサン2世モスク》11日から19日までモロッコに行ってきました。今は後かたづけに追われています、詳しくはまた後ほど。
2018.10.20
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久しぶりに晴天にワクワクしながら琵琶湖岸の比良山系のスキー場、びわ湖バレイの蓬莱山(三百名山)と打見山に登ってきました。今年の9月は週末が雨ばかりで遠出の予定が立ちません。やっと晴マークが出る8日(月)に滋賀県大津市の蓬莱山に登ってきました。登るに当たって調べたら、蓬莱山へはルートが数多くあるけれど、琵琶湖岸からの登山道は、去年の台風と今年の21号台風の影響で倒木や登山道崩壊などで通行止めになっていて滋賀県山岳連盟に問い合わせしたら、キタダカ道のみ通行可ということで琵琶湖大橋の道の駅で前泊して、琵琶湖湖畔の志賀駅から登ります。志賀駅は、あまり駅らしくなくて駅名が無ければわかりにくいかもしれません。ここからひたすら山に向かって45分以上歩き続けます。(びわ湖バレイのロープウェイの駐車場に停めて歩く方が楽で速いのですが土日祝日は駐車場代が2000円なのでKIKIは歩く方を選択。)やっと登山口に到着コンクリートの道は膝に衝撃がきつくて、すでに膝が文句を言い始めています。薄暗い植林の中の沢沿いをひたすら歩くと堰堤にぶつかり、青空がまぶしい。堰堤の上部から琵琶湖の景色が見えてテンションが上がります。もと関西人ですが、琵琶湖のこれほどの景色は見たことが無くて満足、満足・・・今日は天気が良いので山頂からの展望が期待できます。琵琶湖大橋をズームでこの後ロープウェイの駐車場からの道と合流したら駐車場に停めた人たちが、どんどん後ろからやって来て追い越して行かれます。台風の影響で倒れた木が現れ、この木は根の右横を通って行けます。ひたすら単調なジグザグで高度をあげますが、展望も無く登山道に浮石が多く気を使いながらの歩きは、思ったよりも疲れます。吹き出る汗をぬぐいながら目標の天狗杉が待ち遠しくてまだかまだか・・・やっと天狗杉ここで休憩している人達もいて、KIKIも一息ついて次の目標に向かって歩き出します。この先は風の通り道だったのでしょうすごい数の倒木です。琵琶湖から吹き上げる風をまともに受けて登山道だけでもこの倒木数で、それ以外で倒れているのも含めたらすごい被害です。こんな大きな木が・・・と思うほどの木がボキボキ折れています。木の間から琵琶湖数え切れないほどの倒木の下をくぐって登山道が自然林になって明るく、空がチラチラ見えて来ました。数少ない標識空が近くなって、稜線が近いとわかるクロトノハゲ花崗岩の露出した斜面琵琶湖を眺めていたら対岸の遠くに伊吹山が見えてズームで、土砂の採掘斜面が見えています。抜きつ抜かれつしながら登った、地元の三人組さんの内の女性と。打見山の山頂の施設が見えています。木より高い所から琵琶湖一番狭いところに琵琶湖大橋、あそこを通って来たのです。真心の塔崖に飛び出た岩に鳥居が有ります。その岩に座って下をのぞきこんだら、右下にロープウェイ!!そして志賀駅 (ズームで)そして蓬莱山が見えました。あそこまで行くのです。するとロープウェイが、横をあっという間に通り過ぎていきます。たくさんの人を載せて、打見山頂上まで7分で到着するそうで日本一の高速ロープウェイだそうです。往復2500円で、KIKIは乗れないので歩きます。ロープウェイの下をくぐってやって来るゴンドラを待っていますと、メチャ早く通り過ぎていきます。だから写真がなかなかうまく写せません。マユミの木の向うに蓬莱山打見山山頂駅下りのゴンドラが出発天命水打見山を経由せず蓬莱山へ直接行く左の道は、ロープで通行止め。打見山へ着きました。リフトで蓬莱山へ行く人が並んでいます。打見山山頂(1108m)は施設増設工事のため入れません。打見山で武奈ヶ岳を見ながらお昼ご飯を食べたら、次は蓬莱山へ向かいましょう。琵琶湖を眺めながら打見山の斜面を下ります。およそ山頂らしくないハンモックやジャングルジムなど、家族連れやカップルが喜びそうな施設がいっぱい!!ロープで斜面を一気に下って行く「マウンテンホーク」ちょうどやっている人が居なくて写真が撮れませんでした。一番低い鞍部を過ぎて、今度は蓬莱山への斜面を登ります。冬はスキーゲレンデになるそうで、このゲレンデで滑ったら、そのまま琵琶湖に飛び込みそうな錯覚に落ちそう。子供さんが楽しそうに斜面を走っています。下山は転がったら早いだろうな・・・KIKIは膝が痛いから転がって下りることを考えながら登っていると・・・鹿の糞だらけ!!打見山を振り返ったらロープウェイのゴンドラが高速で登ってきます。あと少しで蓬莱山山頂右横をリフトが登ってきます。1200円のフリー切符で乗り放題だそうです。このステキな斜面は鹿の糞だらけだから、転がって下りることも出来ないので下りだけこのロープウェイに乗ろ~!!蓬莱山山頂(1174m)一等三角点がありますが、登山客しか興味を持ちませんね~向うに見えるのが比良山系の主峰、武奈ヶ岳ズームで左の山が武奈ヶ岳さらにもっとズームで山頂に人がいっぱい居ます。やはり今日は天気が良いので、武奈ヶ岳にも登って来ている人がいっぱい。名前を忘れたけど鐘があるので撞きました。(ミーハーです)山座同定盤の向うは小女郎峠と、左奥の黒い山が比叡山リフトの横は良い展望地こちら斜面は誰も歩いていません。しかし琵琶湖テラスの方は普通の山の山頂と違って、人・人・人・・・子どもや犬たちがいっぱいいます。疲れた体に甘いご馳走するために売店で買ったジュースをテラスで飲むことにします。子どもが芝生の斜面を転がっています。リフトで下りるつもりが、歩いてしまいました。この写真の時だけ不思議にまわりに人が居ません。山頂を独り占めした気分です。ロープウェイ乗り場を目標に歩きます。登り返しです。山なら当たり前の景色の石仏、ですがその横にブランコそしてロープウェイ乗り場の横には大きなクレーンが・・・何とも不思議な山頂の景色ですが、少しも変では無く気分が良いのです。たぶんに天気がとても良いせいでもあるのでしょうね。さらに人工的な景色はフィールドアスレチック上から見ていますが、そこにいる人は琵琶湖が足元に見えるのですごい高度感なんでしょうね。車でやってきたら、一人でも駐車場とロープウェイとリフト代で5700円掛かりますが、こんな展望と一日中遊べるので家族連れやカップルには素晴らしい所でしょうね。KIKIは琵琶湖のほとり近くから歩いてきましたが打見山山頂から同じキタダカ道を下ります。蓬莱山の手前に古い錆びたロープウェイ施設が残っています。以前このスキー場がサンケイバレイと言われていた時のロープウェイでしょう。現在の高速ロープウェイ以前のその古い方のロープウェイに乗って打見山から蓬莱山、さらに小女郎ヶ池まで行ったことが有ります。小雨の降る中を、全く下界が見えなく山頂稜線は風がメチャクチャ強かった記憶だけが残っています。今日は、残念ながら小女郎ヶ池まで足をのばせませんでした。行っていたら、日没までに下山できなかったでしょうね。もう一度ロープウェイの写真を撮ってあとはひたすら黙々と下山です。膝をかばうので、左の大腿骨の付け根まで痛くなってきて誰も居ないことを幸いに山道では「痛い」「痛い」と言いながら下りて来ました。日没まで良い天気でガスもかからず、およそ山頂らしくない山頂風景も大道芸を見る観光客があふれている景色もすべてが良い天気の青空の下に、ここなら何でもOK!!っていうおおらかな気持ちにさせてくれる不思議な山頂の山でした。頑張って下から登ったご褒美は十分いただけた日でした。
2018.10.10
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このところの天候不順で予定している山にはなかなか行けません。待ってばかりで間隔が空くのも嫌なので唯一の晴マークのある28日(金)に我が原点の藤原岳がある、鈴鹿の御在所岳に登りました。平日なので駐車場は空きがあるだろうと予想していましたが、けっこう停まっています。やはりこの日一日だけの晴れは貴重で、誰もが待ちに待って登りに来ているようです。今日は中道から登って、裏道で下山する予定で出発。御在所岳は初めて登ったのが1994年10月10日藤原岳に次いで複数回登っていますが、中道は5年ぶりです。5年も経てば登山道もだいぶん変わっています。登山口にりっぱなアケビが実って、もう秋ですね~~鈴鹿特有の花崗岩の岩の道後ろに鎌ヶ岳ロープウェイの下今日はメチャクチャ天気がよく、すれ違う人ともいい天気ですね~とご挨拶花崗岩の岩々の道御在所岳に登るルートは幾つかありますが、この中道は花崗岩の露出した尾根を登って行くので写真映えする花崗岩のオブジェが連続するので飽きさせません。青空と岩ここを乗り越えたら 4合目 負れ岩(おばれいわ)792m5年前と違って新しい標識も作られています。おばれ岩の後のロープウェイが見える岩場でロープウェイを見ています。まだこの時間は誰も乗っていませんね。岩場を乗り越えていく途中で前方に目立つ岩が見えています。ズームで見たら・・・あれはもしかして、地蔵岩かな?山頂とロープウェイが見える展望地です。この岩場を登って行くとやはり、地蔵岩でした。すぐ横で見るより少し上の方が良い感じです。菰野町を下に見て、地蔵岩の不安定さがいつ見ても不思議です。どうやったらこんなふうに、サイコロのような四角い石が上に乗るんでしょうか・・・そして、どうして地蔵岩なの?といつも思います。その上はザレ場、斜面全体を写せませんが右側はすごい斜面で右の斜面から谷に滑り落ちたら命は保証できません。鎌ヶ岳とロープウェイ一番広い岩場です。まるで舞台のようになっています。ここは鎌ヶ岳とロープウェイが写せるベストポイントです。少し写真休憩していたら、単独のお兄さんがやって来てしばらく話をして、この岩場を下ります。単独のお兄さんが先に下ります。一番下の鞍部まですごい高度感です。下の方には、以前の鎖に加えて新しく鎖が付けられていました。下りてから上を写してみました。上の方からこちらを見ている人が居ます。足場の安定した鞍部から振り返って見たら、上から見下ろしたより高度感が有りません。人が写っていないと岩の大きさがわからないので、臨場感が無いのですね。次は7合目のカモシカ広場ここも岩場です。以前は木とロープで作られたハシゴでしたが金属の梯子に代わっています。まるでフィールドアスレチックのように岩が連続するので飽きません。この巨岩の右横をいったん下って巻くように岩壁を進みます。キケンなところを過ぎて手が離せるようになって振り返って写真を撮りました。巨岩の岩棚の上下の谷に藤内小屋が見えていますズームで釈迦ヶ岳とその後ろに藤原岳、そしてその左後ろに御池岳前方が明るく開けたところが、御在所岳 朝陽台です。朝陽台からロープウェイとその向うに鎌ヶ岳湯の山温泉街と菰野町ロープウェイ山頂駅の下は舗装された道で山靴では少し歩きにくいし、このあたりは観光客がいっぱいで登山者と観光客の、服装がまちまちの人が居るのでいつも変な感じの場所です。看板の右奥に国見岳が見えています。今日は御在所岳の山頂に行かずに、ランチの後は国見岳に向かいましょう。アレレ~?アゼリアが取り壊されて有りません。そう言えば新聞にそんなことが書いてあったような・・・レストラン「アゼリア」は御在所岳最後の観光施設でした。このあたりにはカモシカ園も有りましたが、それもとっくに無くなって「アゼリア」だけが残っていました。御在所岳に登ってお弁当を忘れてもアゼリアで食事が出来たのですが・・・取り壊し工事を見ながら芝生の斜面でランチタイムKIKIの後ろが御在所岳の山頂です。先ほど私を追い越して行く単独の女性が、山頂はどこかと尋ねたのでリフトの横を登って行くのよ、と教えてあげたら頑張って登って行きました。食事後、国見岳に向かうため、御在所岳から国見峠に下ります。国見峠で、朝岩場で出会った単独のお兄さんと合流この後、何となく国見岳から下山までご一緒することになりました。国見岳山頂手前の岩とザレ場先ほどまで居た御在所岳のビューポイントです。観測ドームの下が朝陽台です。石門誰がこのように岩を載せたの?といつも思うほど不思議国見岳山頂m(1175.2m)山頂の岩に乗ってハイポーズ!!後ろは釈迦ヶ岳と藤原岳と御池岳残念ながら伊吹方面は見えてません。さらにもっと奥に行くと絶壁に岩がせり出しています。ここは釈迦ヶ岳のビューポイントこの後、国見峠まで戻って裏道を下ります。藤内壁をロッククライミングしている人が居ます。ズームで藤内壁出合藤内小屋小屋から先は少しルートが変わっていました。堰堤の下をくぐって、山には入らずそのまま堰堤工事の時に出来た車道を下ります。以前の山道は、もう通行止めになっていました。(ナンバープレートの無い捨てられた車・・・こんなことはしないでほしいね。)最後に唯一の花 アケボノソウ単独のお兄さんや、途中で単独の女性(KIKIに山頂を尋ねた人)も一緒になって楽しく下りて来ました。久しぶりの御在所岳 中道はやはり楽しく登れて良い道だと思いました。しかし、岩だらけの裏道は膝にきつくて、今日もまだ痛みがとれていません。だんだん回復が遅くなっているようで、つくづく年は取りたくないものだと・・・
2018.09.30
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16日(日)岐阜県揖斐郡揖斐川町の冠山へ行ってきました。8月26日に御嶽山に登って以来です。9月になって雨が続いて、たまの天気の良い日に用事が有ったり山に行くつもりの日が雨で流れたり・・・これほど長く間隔が空いたのも珍しくて、ほんとに久しぶりに山に行けました。今回で3年ぶり5回目の冠山は、岐阜県と福井県の県境に聳える1257mの山で国道417号で徳山ダムまで、その先「塚」から林道になり登山口の冠山峠へ車で行けるので、手軽に登れる山になりましたがその道が無かったころは、下から取り付くしかなくて超難関の山だったそうです。峠に向かう途中で、徳山ダムへの案内看板に惹かれてダムに立寄ります。大きなロックフィルダムの徳山ダムは徳山村を湖底に沈めて作られた人造湖です。ダム建設中で水が貯まっていない頃に徳山村を訪れたことを思い出します。すでに無人の集落のはずれで、野良犬が私を見て人恋しさに駆け寄ってきたことや集会所の前のいちじくの大木に一個だけ実ったいちじくの実をちぎって食べたらメチャクチャ甘くておいしかったことなど冠山というと、徳山ダム、徳山村、いちじくの実・・・と繋がって連想ゲームのように思い出される風景です。きれいな水面のダム湖の向うに、何やら尖った山見えます。もしかしてあれは・・・ダム湖の向うに冠山の山頂部ダム湖から再び国道へ戻り、「塚」から林道を進みます。ダンプカーがひっきりなしに通って、完成すればほとんどトンネルで福井県まで繋がる工事が進められています。「塚」から先は今の細い林道を通らずトンネルで福井県まで行けるので冠山峠へ行く林道は冠山へ行くためだけに残るのでしょうか。林道はところどころ落石が道に散らばっているので注意しながら標高をあげて行くと展望が開けて右に冠山が見えています。冠山峠石碑の右には岐阜県の三つの銘板が、左には福井県の池田町の銘板が有ります。この地が徳山村から藤橋村へ、そして現在は揖斐川町へと変わったために三つの銘板があるのです。歩き出して振り返ったら峠の駐車場とその向うに金草岳が見えています。前々回の冠山は、登る前に先に金草山に登った時に、ダニとブヨに襲われて逃げるように下山して、峠で昼ご飯をやっと食べたことを思い出します。その後、冠山に向かったらすぐ横の崖を下りていくクマの後姿を見てこのまま前進するか戻るか、ためらった記憶がよみがえってきました。逆光ですが冠山が近づいて、左のおだやかな冠平も見えています。近づくにつれて少しづつ姿かたちを変えますが山頂は屹立して登頂意欲をそそられます。中途半端な時期なので花はあまり期待できませんがツルリンドウがいっぱい花をつけています。途中で3ヶ所ほど倒木が有り、二ヶ所は迂回することも無く行けますが最後のブナの大木は枝がいっぱいで、迂回することも出来ず跨いだりくぐったり少し苦労して越えなくてはなりません。よっこいしょ!!ナナカマドの実が目立ちます冠平の上に到着右の斜面を登れば山頂ですが、いったん少し下って冠平に行きましょう。シオガマギクオヤマリンドウたぶん冠平に咲いているだろうと思っていましたがきれいに開いています。これほどきれいに開いているのはあまり出会えません。たいていは開く前に、乾燥したような枯れたようになっているのが多くて。ミヤマアキノキリンソウ先ほどの冠平を見下ろした分岐に、個人ガイドを連れた三人組の女性たちが写真を撮って休憩しています。冠平でハイポーズ!!今日はあまり写真ネタが無いのでポーズでごまかしています。さて冠平で遊んだあとは山頂へ向かいます。冠平から急斜面になり、ほぼ山頂まで岩の露出した露岩帯が続くので緊張するところです。先ほどの個人ガイドさんに誘導されて三人組さんが登っています。あそこに2本のロープが有りますが、1本は切れそうなので頼らず登ります。カライトソウとイワショウブが目に入りましたがそこまで行くのは止めて少しズームで撮影。登って来た岩場を見下ろして・・・山頂(1257m)3等三角点があります。3人組さんとガイドさんが山頂でランチの用意をするので我らは遠慮して、反対側のいつもの場所に移動します。峠に向かう細い林道が見えるところでランチです。金草岳がでっかく聳えています。徳山ダム深い谷と、谷間の集落を水没させてできた人造湖だということが良くわかります。御昼ごはん後、下山してほぼ垂直の岩場を通過した後振り返って・・・峠まで下りて来て、再び林道を下る途中で冠山のとんがりがきれいにみえるところで眺めて藤橋城の駐車場で少し休憩して徳山ダムを見ながら下界に下ってきました。そう言えば、先日亡くなられた樹木希林さんも徳山村を舞台にした「ふるさと」に出演していらしたと、後で分かったことでした。ここに来るたびに、湖底に沈んだ徳山村を思い出すのです。
2018.09.21
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《 二の池 》真ん中奥が御嶽山の最高峰の剣ヶ峰26日(日)今年も御嶽山に登ってきました。2014年9月27日に噴火して以来4年になります。ここ数年は毎年のように登っていますが、噴火後は8合目と9合目の中間の森林限界の低木が枯れたようになっていましたが今年は芽吹いて来て葉っぱが出て来ました。自然の命のたくましさを感じて感無量です。黒沢口登山口の駐車場は、今日はさすがに日曜日なので思ったよりもたくさんの車が停まっています。支度してトイレの横から登り始めます。登山口からすぐのところに有った、閉館中の中の湯の建物が去年は有ったのに、取り壊されて無くなって更地になっています。昔はこのルートが御嶽講の参道で、もっと下から宿坊で泊まりながら御嶽詣りをしたけれど最近は車で6合目の駐車場まで一気に登ってこれるので、泊まりながら登る人が居なくなったのでしょうね。時代の流れとはいえ、建物が次々に取り壊されるのは淋しいものがあります。展望が無い樹林の中の丸太の階段状の登山道は湿った丸太が朽ちて滑りやすいので気を使います。ゴゼンタチバナの赤い実が、変化の無い登山道に目立ちます。シラタマノキにも目を止めてロープウェイ山頂駅との合流点にやって来ました。その先には行場山荘があります。ここ最近は、平日に登ることが多いので小屋がまだ閉まっていることが多いのですが今日はすでに開いていて、昨日宿泊した白装束の参拝者が下りて行かれます。その先ですごい荷物を背負った方に出会いました。剣ヶ峰の頂上小屋の再建に携わっている方で建築資材の窓枠のサッシ(重量20キロ)を背負っているそうです。小屋の再建のお話を聞きながら登りました。8合目女人堂の前のベンチで休憩頂上小屋は4割がた再建出来ているそうで、山頂の社務所も再建して来年には完成して、もしかしたら剣ヶ峰まで登れるかもしれません。青空に聳える御嶽山を見ればあの日、この静かな山が一瞬にして噴火したなんて想像もできないほど穏やかな表情をしています。途中の鳥居は壊れて、かろうじて片方の柱だけ残っています。去年はヒビが入っているだけでしたが、とうとう倒れたのですね。8合目と9合目の間の展望の良い広場にはたくさんの人が休憩しています。やはり今日は休日なので登山者が多い。湧いてきたガスで中央アルプスが少し隠れ初めました。田ノ原の登山口田ノ原の駐車場にもたくさんの車が停まっています。石室山荘を見上げながらここからが斜度が上がって、一番きつい所です。下が石室山荘、上は覚明堂休憩舎石室山荘は営業していますが、覚明堂は噴火の影響をもろに受けて休業中です。去年まであった覚明堂の前の献花台はありません。ハイマツやミヤマハンノキなどの低木も噴火直後は枯れたように、焦げたようになっていましたが葉っぱが出ています。覚明堂の前の鳥居をくぐったら二の池は近い。目の前の分岐にはロープが有って、剣ヶ峰方面の立ち入り禁止の看板があります。今日は日曜だから監視員も居て、立ち入りの監視をしていて行き先も尋ねられました。二の池(2905m)にやって来ました。日本で一番高い所にある池です。池は噴火の火山灰で埋まっていて、こちら側半分は水がありません。奥半分には水がありますが、以前は無かった右に小さな池が出来ています。池を見下ろすところに噴火活動を監視する、機械が設置されています。火山灰で埋まった二の池今年は暑いし、降雪が少なかったせいか正面の壁に万年雪がありません。池の縁にある鳥居は壊れかけています。二の池小屋は再建中で、とても大きな「二の池山荘」となり来年出来上がるそうです。二の池山荘の横から二の池新館の方へ向かう途中振り返って剣ヶ峰(右の岩峰)の方を見て見ましょう。摩利支天山を真正面に見る位置に、新館があります。摩利支天山と二の池ヒュッテ二の池新館は「二の池ヒュッテ」と改名してオープンしています。頂上小屋再建の関係者の方々は、この小屋で宿泊しながら工事しているそうです。我らはここで引き返してランチ場を探します。二の池まで戻ってここでランチです。食事しながら、目の前の剣ヶ峰をじっと見ていたら何やら鐘が見えるような・・・ズームで写してみたら、山頂にある鐘が見えます。懐かしいあの鐘は無事だったのね・・・手前半分はかろうじて水が残っていますが、向う半分は火山灰で池が埋まっているのがわかります。昼ごはんの後下山するため、二の池分岐まで戻ります。剣ヶ峰直下をズームで見たら、八合目過ぎまでご一緒した小屋の建築関係の方が資材を運んでいるのがわかります。左の長い稜線の摩利支天山と一番奥が継子岳、三の池も見えて今日は久しぶりに良い天気・良い展望です。二の池分岐から上を見上げたら剣ヶ峰の頂上小屋と、鳥居が見えました。ここで剣ヶ峰山頂とお別れをして下山します。石室山荘より下のあたりで歩いてきたルートや八合目の女人堂が見えます。イワギキョウナナカマドの実が赤くなっています。一番奥に継子岳の山頂がチラリと見えています。八合目まで下りて来ました。後はひたすら樹林の中を登山口まで下ります。毎回思うのですが、ここから先の単調な下りが一番つらい所です。中央アルプスとその左奥に甲斐駒ケ岳が見えています。今年も二の池までですが、御嶽山に登ることができました。早く剣ヶ峰の山頂まで登りたいと思いますが、その反面、まだ発見されていない人が眠っている山に楽しみながら登っていいのかという気持ちと被害に遭われたご家族も入山して探しに行きたいだろうし、慰霊もしたいから早く登山道の全ルート開通してほしいと思っているでしょうという気持ちもあり複雑です。生きている活火山なので、いつ再び噴火するかわからないから万が一のためにシェルターも作っているそうで御嶽山の山頂直下は以前とはかなり様子が変わるようです。
2018.08.30
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ラン科エビネ属絶滅危惧種Ⅱ類(VU)滋賀県の高島市の山の道「中央分水嶺 高島トレイル」の南端の山、三国岳(さんごくたけ)へ貴重なナツエビネを見に行ってきました。ナツエビネは山友のTさん夫妻の奥様がずっと気に掛けていた花でした。私も見たことが無いので気に掛けていたものの、夏のこの時期に行くには標高が低く、ニョロやヒルちゃんに出会いたくなかったのでなかなか踏ん切りがつかなかったけれどやっと今年その気になったのです。ルートはいくつかありますが高島市朽木村の古屋の登山口に駐車させて林道を40分歩いて、さらに谷を詰めて山に入って行くルートを選択。しかし標識が登山口にはあったものの、林道を40分ほど歩いてその後は標識は朽ちて落ちているし残っていても、それがどこを指しているのかわかりにくく、いくつかの谷に分かれている上に踏み跡が薄くおまけに沢ではいたる所に赤テープが有って惑わされます。何度か沢を渡ったり、沢沿いを歩いたりしながら進みます。つけて欲しい所では赤テープが無くてほとんど感覚で歩いて行きます。何度か迷いながらもこの標識を見つけて、選んだルートが正しかったとホッとしてそのまま進んで行けます。山に取り付いたら、急斜面をジグザグに登って行きます。逆Uの字の木杉かヒノキの大木の本体が枯れて残った部分が逆Uの字になっていますが、そこにブナとシャクナゲが寄生して大きく育っているのです。洞になっている部分に入ってみました。大人がすっぽり入れます、子供なら雨宿りできますね。登山道が溝状になって、両脇は大きなイワカガミの群生が続き花が咲いた春先は見事なことでしょうね。寛政に設置された石塔一石一字塔と彫られています。《岩谷峠》琵琶湖と若狭を繋いだという山道の峠ですが昔の生活の名残というか、人馬も通らない峠みちは今では想像もできないご苦労だったんだと、汗を拭きながら思いを巡らせながらしばし休憩。思ったよりも峠まで時間が掛かりましたがこれから先は高島トレイルの稜線歩きです。稜線を外さないように進みますが倒木だらけで回り込んだり跨いだり・・・植林の中を進んだり、自然林になったり突然稜線上に大岩がとうせんぼうをして回り込むかと思いきや岩の右をよじ登りなるべく稜線を外さないように進みたいのですが木が邪魔をしているのでやむを得ず回り込んだりしながら何とか進んでいく倒木の横に標識が有ってホッとしました。(しかし帰りにここで少しルートを見失うことになるのです。)後はひたすら高い所を目指して三国岳(さんごくたけ)山頂へ。二等三角点のある三国岳山頂(959m)今まで歩いてきた稜線からは、想像つかないほどすっきりした山頂広場です。ここが高島トレイルの南端です。写真を撮っていたら二人組さんが登ってこられました。ここまで誰も会わなかったので、誰も来ない静かな山だと思っていたのです。我らのルートからでは無く桑原から登ってこられたそうで昼ごはんを食べながら話をして盛り上がり、たっぷり休憩をとって下山は彼らは我らが登って来た方へ、我らは桑原へ下りる予定でしたが先ほどの山頂直下の標識のところでルートがわからなくなって桑原へ下りるのをやめて、同じ道をピストンすることにしました。途中までご一緒して、後はまたどこかでお会いしましょう~と別れました。肝心のナツエビネはうれしいことに見ることが出来たので写真だけアップします。シカの食害や、盗掘などで年々減ってきているというナツエビネ初めて出会いましたが、思ったよりも可愛くて小さくて森の妖精みたいでした。絶滅危惧種なのでどうかこれ以上減らないように・・・シカさんも食べないように・・・盗掘されないように祈るばかりです。三国岳は標高こそ低いですが、古屋からのルートはなかなかルートファインディングが難しく侮れない山でした。下山後、タオルマフラーにメチャクチャ大きなダニが一匹付いていたので桑原のトイレの近くで体中の点検をしましたが地元の人の話では、この地域ではヒルとダニそれも大きなダニ(地元では獅子ダニと言われている)が多くて気をつけなさいと言われましたが、登った後なのではじめから聞いていたらそれなりの対処も有ったのに・・・後の祭りでしたが、ダニが付いていたけれど被害が無くて幸いでした。
2018.08.21
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昨夜は、大きな沢の音も気にならないほど爆睡して明け方、早立ちする人の気配で目が覚めてそろそろと起き始めたら、ほかの人も次々と起きてきて追いかけられるように小屋を出発しました。実は昨夜の時点までは、翌日は膝の調子が良ければ雲ノ平まで足を伸ばそうかと思っていたのですが、夕食時に同じテーブルの人の話や、昼間にすれ違った高天原の小屋のスタッフの話では雲ノ平山荘の混み具合が半端無く、一枚の布団に2人寝どころか次々と遅れて小屋に到着する人も受け入れるので、二枚の布団に5人は寝かされる状態だと聞く上に小屋の夕食の石狩鍋は相棒が大嫌いなメニューだからだんだん雲ノ平まで行く気力がなくなってきたのです。その上、迷走台風が関東手前から方向を左に変えて、土日にやって来るという。雨の中の下山は嫌だということで結局、薬師沢で折り返して一泊で下山することにしたのです。出発したらすぐに、小屋の後ろはヤセ尾根の急登で、右も左も崖の緊張するところですがそこを登りきってホッとしたら、枕元に腕時計を忘れたことに気が付いて戻ることに。緊張する同じヤセ尾根を取りに戻って再出発。(朝から余分な歩きです。)その先は昨日と同じ道だからルンルンの木道歩きです。一時間半ほど進んで気持ちの良いところに到着したのでここで朝ご飯を食べることにします。岩の間からたくさん染み出る水でカップ麺の朝ご飯です。少々かさばりますが軽くて、水さえあれば簡単ですし朝の冷えた空気の中では体が温まって、山では意外に美味しいものです。今日はてんぷらうどんです。すこし写真が傾いていますが木道のところどころでこんなベンチが有って、休憩にもってこいです。青空で台風が来るのかと疑いたくなる天気です。木階段の途中で20名の団体さんをやり過ごすことになりました。朝露でキラキラしているチングルマの穂第一徒渉点に到着いよいよここから太郎兵衛平に向けて急登になります。昨日はどこまで下るのか・・・と思った所なので気合を入れて頑張りましょう。溝状の急登の登山道の両脇には花の無いイワナシがいっぱいよく見たら実を付けています。今までイワナシは花が咲いている時は注目するけれど花の無い葉っぱは一瞥するだけでしたが、実を付けるんですね~~それも意外に大きな実を。北ノ俣岳の稜線が見えて来ました。昨日は登って来る人すべてが、汗をポタポタたらしながらげんなりした顔で登っていました。今思うに、今日はまだ午前中だから天気が良くてもまだ気温が上がっていないからゆっくり登ればそれほど汗もかかないのですね。墨絵のような水晶岳から鷲羽、三俣蓮華方面徐々に高度を上げたら右端に黒部五郎岳も見えて来て、今日も贅沢な展望です。ニガナコバイケイソウの向うに薬師岳どこを向いても絵になる景色に気分も高揚してバンザイ太郎平小屋も見えて来ました。いったん、沢に下りて小さな橋を渡り登り返したら、チングルマのお花畑ガスが湧いて来て小屋を隠します。でもすぐにガスが消えたら、すごい青空分岐あたりで荷物をデポして、太郎山に登ります。北ノ俣岳から黒部五郎岳に続く道は、途中まで木道が続いて歩きやすい。北ノ俣岳の大きな山塊とその左に黒部五郎岳が見えています。そしてその左に三俣蓮華岳北ノ俣岳の山頂からは槍ヶ岳が見えていたけど、ここからは三俣蓮華岳の向うで重なって見えていません。木道の右に太郎山への標識太郎山山頂(2373m)は広場で三等三角点もあります。折立からずいぶん登って来ているので、少し登っただけで2373mです。北ノ俣岳と黒部五郎岳をバックに10日前は向うからこちらを眺めたのです。太郎山の山頂から小屋と薬師岳《小屋と太郎山》太郎平小屋まで下りて来て折立に向かって下山します。ガスがどんどん湧いて来てこのあとは薬師岳も完全にガスの中今日はたくさんの人が登って来て居ますが、このルートは日陰が無いので皆さん暑い暑いと汗だらけです。ご挨拶も暑いですね~~となります。三角点でお昼ごはんを食べていたら、5~6人のグループが登って来て台風が来るからどうしようかと迷っていました。どんなに頑張っても、自然のお天気には勝てませんね登山口に下山昼過ぎだから、誰も居ない静かな登山口です。途中で有峰湖展望台に立寄って神岡まで下って、日帰り温泉で汗を流して帰りました。超大型台風はその後、まるでUターンするみたいにさらに向きを変えたので富山の方は直撃しなかったようで雨の中を下山する覚悟の人にはラッキーだったようですね。軟弱者の我らは、計画を途中で変更したけれどこれからは無理をしないで好きな山を楽しもうというコンセプトから涼を求めて沢まで行くという、こんな山行きもありかな~~
2018.08.01
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《太郎山から太郎平小屋と薬師岳》7月14日に北ノ俣岳に登って以来、連日の猛暑が続いてバテバテでした。10日前に北ノ俣岳から見た、太郎平小屋と薬師岳の景色が素晴らしかったので今度はそちらから北ノ俣岳を見て見ようと、富山県の折立から登って太郎平へそして薬師沢で涼んできました。24日(火)北ノ俣岳登山口の飛越トンネルを通って、有峰湖の縁をグニャグニャ回り込んで富山県の折立キャンプ場へ到着したのは夕方です。平日のためところどころ空いている駐車場に停めて夕食のお弁当と味噌汁と食後の飲み物で、のんびりと夜を迎えます。キャンプ場には3張のテントで、静かなキャンプ場です。明日の用意を済ませ、満月に近い月を見ながら車中泊。早朝、いよいよ太郎平に向けて出発。「13重の塔」昭和38年(1963年)1月の 愛知大学山岳部13名の薬師岳遭難の碑慰霊と登山の無事をお祈りして歩き出します。前回、ここから薬師岳に登った時は、この遭難者の1人の関係者の方の希望で山頂近くの慰霊塔でお参りして、ここで献花したのでした。(2006年9月22日のブログをご覧ください)その時からもう12年も経つのですね。ミズチドリ? キソチドリ?ヒノキの巨木三角点ベンチ樹林帯を登りきったらやっと展望が開けて、ここで朝ご飯です。三等三角点があります。石畳の登山道は、12年前より荒れてこの先とても歩きにくく、結局路肩を歩いてしまうことになります。以前は登山道の両脇は植生保護のため立ち入らないようにしてあったのに今はグチャグチャになっています。何のためか、だんだらのポールキンコウカは最盛期有峰湖右前方に北ノ俣岳が見えて来ました。10日前はあの山頂からこちらを眺めたんですね~~五光岩ベンチ薬師岳を眺めて休憩イワショウブミヤマリンドウたくさん咲いています。白いタテヤマリンドウかな?ミヤマリンドウに負けないぐらいたくさん咲いています。薬師岳は逆光です。以前はこのあたりで向うの草原にクマがいました。コウゾリナ太郎平小屋に到着登山届を出して、400円のみかんジュースがご褒美です。日陰が無い炎天下で疲れた体に滲みこむ~~太郎兵衛平から薬師岳水晶岳からワリモ岳、祖父岳の向うに重なって隠れている鷲羽岳台地状の雲ノ平あまり人のいない静かな小屋前です。太郎平小屋とその向うに太郎山(2373m)北ノ俣岳とその左奥に黒部五郎岳薬師岳とさよならして、薬師沢に向かいます。はじめ雲が多かったけれど、天気がだんだん良くなって薬師岳を振り返り振り返り・・・右の木道は北ノ俣岳から黒部五郎岳へ左の木道は薬師沢から雲ノ平へ。北ノ俣岳がとても大きく聳えています。チングルマミヤマキンポウゲ太郎山の斜面は一面のすごいお花畑チングルマとハクサンイチゲがいっぱい!!ハクサンイチゲ木道を進んで行く振り返れば薬師岳と小屋が遠くなって・・・木道は徐々に薬師沢に下って行きます。登ったり下ったりしている途中で、左太ももの内側が攣って来て大急ぎで漢方芍薬甘草湯エキス顆粒を飲んで、完全に足がつってしまわないように薬が効くまでソロリソロリと歩くことにします。汗かいて水分と塩分が失われたためだと思われますが最近、左太もも内側がつりやすくて困ります。途中で何人もの登って来る人が、急登のあまりの暑さにげんなりしてあとどのくらい登るんですかと尋ねられ我らも、後どのくらい下るんですか?と聞き返してこの日一番の辛い場所でした。溝状の風の通らない急下りは暑くて、アルミ階段も現れそれも5か所ほど続いたら、沢の音が大きく聞こえて沢に近いと感じます。ヨツバシオガマハクサンフウロ第一徒渉点に到着渡って木陰で御昼ごはんです。お腹がグーグーなっていたのに、急下りでゆっくりお昼ご飯を食べるところが無かったので遅れてしまい、疲れすぎてあまり食欲がありません。クルマユリ大休止の後再び歩き出して木道の脇に エゾシオガマの群生オタカラコウの花畑第二徒渉点手すりこそありませんがしっかりした橋がかけられています。オトギリソウキヌガサソウ笹の中に木道が続いてとても快適に歩けます目の前に雲ノ平の溶岩台地がドンと居座っています。もっと、樹林帯の中を歩くのかと思っていたらお花畑が広がる木道を歩くので予想外に歩きやすい道です。第三徒渉点しかし後どのくらいかしらと言っていたら追い越して行く男性が、後2時間だと言うので少し焦れて来ました。モミジカラマツたまにこんなところもあって・・・カペッケが原カッパが遊ぶところという名前です。向うに見える雪渓のあるところが「赤木平」黒部五郎岳が大きく聳え、たしかに薬師沢はかなり下った感じがします。沢の音が大きくなって下にメチャクチャきれいな水の沢が見てて来ました。ここからヤセ尾根の急下りで小屋の赤い屋根が見えて来てうれしい~~お疲れ様~~のジュース400円です。小屋の受付を済ませてのんびり過ごします。薬師沢出合吊橋途中まで行って見ましょう。その先は雲ノ平直登のコースと、高天原温泉へ行く大東新道との分岐二階のテラスから下のテラスをみて。この小屋は釣りの人もたくさん利用されるそうです今日も1人釣りの人が居ました。今夜は二段式の下の段昨日はメチャ混みですが今日は定員に達していないということで布団一枚に一人です。入口ののみものを冷やすところは、無料のお水が出っぱなし・・・早く到着したから5時の夕食まで時間はたっぷりあるので、のんびり過ごします。夕ご飯(豚の角煮、野菜炒め、パスタのサラダ、野菜サラダ、枝豆、パイナップルの缶詰蕎麦の小鉢、高野豆腐と野菜の含め煮の小鉢、豆腐とナメコの味噌汁)色々あっておいしくて、山小屋の食事では良い方です。後は沢の音を聞きながら早々と寝てしまって、朝まで爆睡。こんなことは初めてです。続きはまた後ほど・・・
2018.07.29
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《左から双六岳、その右奥に槍ヶ岳、黒部五郎岳、一番右が北ノ俣岳》あと少しで山頂、北ノ俣岳の山頂稜線の北側にはまだ雪渓が残っていた。13日(金)に家を出て、途中で入浴を済ませ大規模林道を走っていると、左の山からツキノワグマが下りて来て目の前の道路を横断して右の崖へ下りて行った。慌てて車を停めたが、カメラが手元になくてただ見送るだけ・・・ザンネン登山口の飛越トンネルに着いたら夕方で、6台の車が停まっていました。前回は10月で、ここで車中泊をしていたら寒くて寒くて下山してきた人が、テント泊は死にそうだったというので寒がりの我らは、避難小屋泊は無理だと判断してそのまま天蓋山の駐車場まで下りたのでした。それから3年、なかなかリベンジの機会が無く今回やっと登れるかと思ったのに避難小屋が壊れて、小屋が使えないとなると、またまた機会を無くすのか・・・この山とはよほど相性が悪いのか・・・いや、それなら荷物を軽くして日帰りしよう、ということでやって来たのでした。駐車場で夕食のお弁当を食べて、寝る用意をしたら満天の星が輝いています。空にはあれほどたくさんの星があるのに街中から見たらほとんど見えていないのですね。夜中に数台の車が到着した気配がありますがそのまま夜明け前まで爆睡です。14日(土)夜明け前にヘッドランプをつけてスタートします。飛越トンネルの上を大きく回り込んで急登を登って行き途中で夜明けを迎え、目覚めた小鳥の声を聴きながら高度を上げ次々と現れる12本の倒木を跨ぎ、余分なアルバイトを強いられからみあった木の根やぬかるみを避けながら登って行く。イワイチョウキソチドリママコナ神岡新道との合流点に到着してやっと一息ついてそれから先が、北ノ俣岳名物の本格的なぬかるみが待っています。ほとんど平行移動で、緩やかに高度を上げるだけだからぬかるみが無かったらとても楽な道なのだけど。サルが花畑の中で朝ご飯を食べていますがしばらくにらめっこしていたら、木の上に逃げてしまいました。ぬかるみと、花畑が交互に繰り返され、楽しみながら歩けます。しかし花畑と花畑の間のぬかるみは丸太を置いてくれていますが、そこが沈没して赤テープで止めてあります。一見して通れそうに見えますが、沼で足首までズボッと入ってしまいます。オオミズバショウがいっぱいで、そこは確かに沼か湿地です。花畑を行くとてもロマンチックに見えますが足もとは泥んこワタスゲとニッコウキスゲ木道も気を付けなければいけません。なぜなら表面がヌルヌルして滑りやすいのもあります。(何度も滑ってバランスを崩しました)結局この日は6回転んだり、尻餅をついたり・・・コバイケイソウも真っ盛り鏡池直径1mちょっとの、とても小さな池ここで立ったまま朝のパンをかじって池の周りには、モウセンゴケがいっぱいエゾシオガマ寺地山(1996m)到着通過点のような山頂ですがよく見たら小さな広場もあって、かろうじて樹間から北ノ俣岳が見えています。ここから一旦北ノ俣岳避難小屋に向かって下って行きます。北ノ俣岳の斜面の向うに、黒部五郎岳と笠ヶ岳と乗鞍岳、一番右が御嶽山が見えて、あまりの展望の良さと青空にしばし休憩と写真タイム。ここで次々と大きなザックを担いだ男性たちに追い越されますが我らはマイペースでのんびりと・・・もうすぐ避難小屋との分岐です。避難小屋へは分岐から右の木道を下って行きます。はじめ避難小屋は登山道の通り道にあるものだと思っていました。こんなに下るのね~小さな傾いた小屋があります。キケンと書いてあり、横から見たらもっと傾いています。張られたロープの向うに扉が開いていてシュラフが有ったので昨夜泊まった人が居るんですね~(分岐あたりで大きな補虫網を持った若者が昨夜泊まったらしいのですが床が傾いて、いつ壊れるかと気が気では無かったと言っていました。)小屋の前の水場は、水があふれていて本当はここに泊まりたかったな~小屋が早く直ってほしいですね。この水を汲んで再スタートです。すごく傾いた分岐の表示バラバラになった木道は歩きにくい歩いてきた稜線がわかります。右の山が寺地山、そこから左の尾根をずっと登って来たのです。木道の両側には白いリンドウがいっぱい咲いている前方の大きな山が目的の北ノ俣岳です。この木道があそこまでずっと続くならうれしいけれど・・・大小の池塘餓鬼の田と言われるところでしょうか。木道が終わったらえぐれた登山道になりそれが嫌になるほど長くて・・・ミヤマリンドウやっと普通の登山道になったけど天気が良すぎて、すでに私はフラフラです。てっきり前方の山が山頂だと思っていましたら追い越して行く人に、山頂はもっと右だと教えられ ガーンドッと疲れが出て来て力が抜けました。ミヤマダイコンソウの群生もうしゃがみ込んで花の写真も撮れません。汗が噴き出て、立っているのもつらいほど、フラフラ ヨロヨロでもう限界が近づいて、どこでギブアップ宣言しようか・・・と考えながら歩いています。前方の山が山頂であります様に・・・でも違うのです。ハイマツの中にハクサンシャクナゲが咲いているのですがしゃがまずカメラだけ低くしてやっと写せた一枚左の斜面のむこうに薬師岳、その左奥に剱岳が見えてここまで来た甲斐が有った、と思えた瞬間です。振り返ったら有峰湖さらに高度を上げたら薬師岳の右に赤牛岳、薬師岳の左奥は剱岳黒部五郎岳と槍ヶ岳富山県の折立から太郎平小屋経由で続いてくる道と合流して北ノ俣岳の山頂稜線の木道が、緩やかに山頂に向かっています。山頂に近づいたらたくさんの人が山頂に居るのがわかります。雪渓の向うに黒部五郎岳、その左奥に槍ヶ岳さっきまでフラフラで、何度もギブアップ宣言をしていたのに目の前にこんな景色を見せられたら、足は前に進みます。北ノ俣岳山頂(2661.3m)富山県側では上ノ岳というそうです。左から薬師岳、赤牛岳、水晶岳ガスる前に写真を撮ってしまいましょう。鷲羽岳、一番奥に大天井岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳すごい展望、良い時に登って来たね!!皆さんボーッと眺めています。たくさんの大きなザックを担いだ人たちが黒部五郎岳や反対の薬師岳の方に進んで行かれ、確かにここは北アルプスなんだと実感します。三角点は無いのかと思っていたら、三等三角点が山頂広場の端に有ってバンザイ北アルプスと反対側には白山と別山が墨絵の世界みたいに、黒の濃淡の山また山の奥に存在感を示しています。最後に槍ヶ岳のズーム槍ヶ岳から大喰岳、中岳、南岳が見えています。下山に要する時間を考えたらゆっくりできません。大急ぎでお昼ご飯を食べて下山しましょう。ハクサンイチゲ目的を果たしたのであとはお花の写真を撮りながら下山します。チングルマ下の方ではもう穂になっていました。白花のミネズオウムシトリスミレあちこちに群生しています、笠新道で見て以来です。トウヤクリンドウ何度も何度も北ノ俣岳の山頂を振り返って木道脇にはキンコウカがいっぱいあそこが山頂だよ~~木道が終わって、長いえぐれた道になって寺地山への登りでまたまた振り返って寺地山山頂ここが北ノ俣岳の最後の見納めです。あとは泥んこのぬかるみ道と、根っこの絡んで歩きにくい道を無口になってひたすら下ります。やっと登山口のトンネルの上に下りて来て長い長い一日が終わります。KIKIの登山歴史の中でもハードな山行きでしたが、素晴らしい天気と展望に苦労が報われて余りある良い山でした。しかし避難小屋が使えないというアクシデントが有ったので予定を切り替えて、頑張って日帰りにしたけれど本当は小屋に泊まって、もっとゆっくりしたかったな~と思う気持ちもあります。小屋の改修が出来たなら、もう一回トライしてみたい素晴らしい山でした。
2018.07.18
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梅雨明け前は大雨が続いて西日本に大きな災害をもたらした後は連日の猛暑でまるでサウナみたいな日が続いています。夏山シーズンを迎え、待ちに待った日がやっと来たということで念願の北ノ俣岳へ日帰りで登ってきました。詳しいことはまた後ほど
2018.07.15
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7月1日(日)長野県の旧 上伊那郡長谷村と旧 下伊那郡大鹿村との境界にある「分杭峠」から登る入野谷山(いりのややま)へ登ってきました。山友のT氏ご夫妻がお気に入りの山のようでもう何度も登っている山ですが私はなかなか行けずにいたのです。登山口のある分杭峠は最近ブームのパワースポットの「気」があるところで以前、どこかの山の帰りに分杭峠だけ、行ったことがあります。山の中に階段状に作られたベンチに座って「気」を感じるのですが鈍感なのか、私は何も感じなかったのです。でも皆さんはゆったりと「気」を感じながら寛いでいましたよ。今回は山だけで「気場」には行きませんが今日はゼロ磁場の「気」を確認するため磁石持参の人が来ていました。登山口は林道を歩いて、すぐ左へ取り付きます。どうやらこの登山口のあたりが、「気」が集中するところらしくタブレットを持ったお兄さんが1人ウロウロと探していました。我らは山に入って行きます。すぐに獣除けのネットがあり、開けて入ります。ネットを抜けて振り返ったところです。登りきったら気持ちの良い自然林の広がる風の丘です。パワースポットの上なのかすがすがしくなるところです。シラカバ林が広がって気持ちの良い登山道再びネットが現れ開いて外に出ます。ということは、しばらくネットで囲われた中を歩いてきたということですね。何を保護しているのかな?・・・クリンソウの花の終わった後の葉っぱがいっぱいありましたが咲いていないので少し遅かったようです。と思ったら、かろうじてひとつだけ咲き残りがありました。「結の桂」カツラの大木が二本自然のいっぱい残った山なので、探せば他にもっとカツラの大木はあるのでしょうかなかなか立派なカツラの大木です。登山道の脇にはあちこちでサワギクがいっぱい咲いています。水場に到着沢に架けられた丸木を渡って斜面を回り込んで、山腹を歩きます。たくさんのオオタニワタリがいっぱい咲いています。ここはまだ春の花 フタリシズカ がいっぱい花をつけていますジグザグに登って尾根の稜線に取り付いたら分岐で左へ行けば「光のテラス」、右は山頂へひとまず光のテラスへ行って見ましょう。この尾根を外さず歩きますほとんど水平移動尾根のドン詰まりが「光のテラス」ですが名前負けでしょうね、樹林の中で展望が無く・・・ウ~ン微妙です。ということで写真を撮って引き返します。途中で、ベニバナイチヤクソウ?でしょうかコバノイチヤクソウ?たくさんありますがほとんどこんな状態なのでわかりません分岐から山頂に向かってそのまま前進尾根の右側はカラマツ林、左は自然林です。足もとは背の低い笹場前方が一番高い所のようです。ということは入野谷山の山頂です。入野谷山 山頂(1772m)いりのたにやま だとずっと思っていましたらいりのややま だとアルファベットで書いてありました。山頂標識の後ろに何やら・・・二等三角点てっきり三角点は無いとおもっていました。通路のような山頂は、樹林の中で展望も無いのでそのまま前進して「絶景が峰」を目指します。そこは名前どおりとても展望が良いところだそうでそこでのランチを楽しみに・・・背の低い笹の尾根をそのまま前進します。この山唯一の露岩地帯この山は岩はここだけで、他はずっとフカフカの道で膝にやさしい道でとても歩きやすいのです。山友のTさん夫妻が、この山を好きなのがわかってきました。気持のよい静かな笹の草原の中を行く青空とシラカバそして目的の「絶景ノ峰」今は「パノラマ尾根の頭」と表示されています。この景色は最高です。こういう笹場は大好きです。一番高い所(パノラマ尾根の頭)があそこです。真ん中の一本の木に結ばれた赤いテープがヒラヒラとはためいています。パノラマ尾根の頭 絶景ノ峰に到着残念ながら中央アルプスは雲の中で見えません。しかし、素晴らしいところです。ガスがなければ、草原は名前どおり絶景です。Tさん夫妻が好きなのが良くわかります。こちら側(北側)は雲が少なく、入野谷山の山頂部の左に伊那富士の戸倉山(1681m)が見えています。時折、鹿の無く声がするだけで静かな所です。この先はどうなっているかということで前進しますがだんだん下って樹林の中に入って行くだけです前方の樹林の間から二児山(2243m)が見えていますがガスが湧いてきてあっという間に隠れてしまいました。先ほどのパノラマ尾根の頭に戻って暑いので木下の陰でランチをして戻ることにします。来る時は左の南アルプスが木の間からチラチラ見えていましたが下山するころには、しっかりガスが掛かって見えていません。貸切だと思っていたら、パノラマ尾根下山するときに一組の男女が登ってきました。行きには気が付かなかった小さなハクサンフウロが笹の中で咲いていました。同じ道を下りましたが今回はもう一つ素晴らしいことがありました。シナノショウキランという、絶滅危惧種のショウキランの一種の咲残りがひとつだけ見ることが出来たことです。絶滅危惧種1Bので、今回1か所、一株だけだったので場所を載せられません。もう盛りをだいぶん過ぎて、虫さんに食べられてまるで豚さんの顔だね後ろに一つ終わった真黒な花があります。シナノショウキランは、以前はキバナノショウキランと同一だと考えられていましたが2001年にシナノショウキランという新種のショウキランだと認定されました。長野県伊那周辺のみに生育するそうです。T氏ご夫妻が、なぜ複数回登るのか・・・今回登って見てそれがわかったような気がします。今度また行くときは少し季節を変えてこの山の魅力を再発見、追体験して見ようと思いました。
2018.07.03
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18日(月)天気に恵まれた三百名山の浅草岳に登った翌日谷川連峰の西端、平標山から仙ノ倉山へ。平標山には2003年7月に登って今回で二回目ですがその時はツアー登山で、連れて行ってもらっただけのお任せ登山でした。そして、残念なことにずっとガスで展望も無くお目当ての花も思ったよりも少なくて、印象が全く無い状態でした。だから今回が初めてのようなものです。今回は月曜日ということでしょうか、花の時期にしては拍子抜けするほど登山者が少なく意外なほど静かな登山でした。しかし山頂の手前で地元の若者と話をしたら、昨日の日曜は天気も良くて、とても登山者が多かったそうです。下調べでは駐車場は花の時期は平日でも混むという事でしたが駐車場は車が3台くらいでガラガラ。朝ご飯を車の中で食べていたら、目の前の木に止まった鳥が木を突いています。コゲラ でしょうか3羽一生懸命、木を突いて朝ご飯を食べています。ゆっくり支度して登り始めます。登山口には「クマ注意」の看板が・・・さっそく木段があらわれました長い長い木段が続きます。展望の良い所にでたら、滝雲が流れています。向うの鉄塔が最初の目標です。鉄塔に到着お天気がスッキリしません、太陽もベールがかかっているみたい。苗場スキー場が下に見えます。以前、ツアー登山で来た時はゲレンデの下の白い大きな建物苗場プリンスで宿泊したことだけ覚えています。再び木段になり木段がtづくので、少々うんざりでも植林ではないので空気も緑です。アカモノ と マイヅルソウベニサラサドウダンベニドウダンナナカマドツマトリソウハクサンシャクナゲ松手山の手前で樹林帯から出て、もう高い木は無く素晴らしい展望が広がっています。太陽が出てたらどれほど素敵だったか!!曇りだから残念です。松手山山頂⁽ 1613.8m)岩だらけの山頂に三等三角点が有ります。後ろに平標山山頂は一番右端です。樹林帯から出たら風が強い森林限界を超えた登山道の脇には、ハクサンチドリがいっぱいウジャウジャ咲いています。白いのも有ってハクサンチドリは選り取り見取り状態です。この程度の階段ならいいですね上の方に追い越して行った方たちがゆっくりしています。歩いてきた稜線の向うに苗場山の独特な形ガレ場に木段が出て来ました。ヨツバシオガマがいっぱい久しぶりに見たような感じがします。そして本日のメインオノエランラン科 ハクサンチドリ属想像してたより小さくて可愛い思った以上にたくさん咲いていたのではじめはかなり下の方で探し回っていましたが一つ見つけたら周りにいっぱい咲いているではありませんか!!足が止まってしまって進めませ~ん風が増々強くなって帽子が飛ばされそうで、手で押さえながら歩きます。ハクサンイチゲのお花畑ハクサンイチゲは大好き稜線を振り返ったら、まだ苗場山が見えています。進む方向は雲が低く、風で雲がどんどん飛ばされています。強風で帽子が飛ばされるので、とうとうタオルマフラーで頭からすっぽり押さえてまるでドジョウ掬いを踊る人みたいです。平標山の山頂手前で谷川岳の方向が見えたのですが、山座同定できません。お、お~~平標の山頂です広い平標山頂(1983.8m)三等三角点があります。KIKIの髪の毛とタオルマフラーがすごい状態です。遠くかろうじて高妻山と白馬の山並みが見えています。こちらは「平標山の家」経由で下るルート仙ノ倉山まで行ってここまで戻ってきたらこのルートで下山の予定です。飛ばされているガスの中に小屋の赤い屋根がかすかに見えています。今から向かう仙ノ倉山の方向一番奥のピークです。長い木段を下りて、ここからがすごい花畑が広がっています。チングルマはほとんど終わって花は少ないコイワカガミ今が一番きれいなときです。一面ハクサンイチゲの花畑ハクサンコザクラもいっぱいハクサンイチゲ と ハクサンコザクラ と ミヤマキンバイの花畑 風が強くて花がじっとしてくれません。何度も写し直しますが、ブレブレ、ボケボケ写真に時間がかかったら仙ノ倉山に到着するのが遅れるので焦ります。どうやら天気が悪くなるのが早まって来たようで写真を我慢して歩こうということに・・・これを最後にひたすら歩きます。ガスがすごい勢いで飛ばされ5~6m先は見えません途中ですれ違う人に仙ノ倉山の山頂を尋ねますがまだまだ先、ピークを二つ越えて・・・と言われくじけそうになります。やっと仙ノ倉山(2026m)に到着二等三角点がある広い山頂広場ですが、ここではランチはできません。風が強くて風を凌ぐところが無いのです。早々に写真を撮ったら下山します。風を凌げる低木の横でかがんで、おにぎり一つ食べただけで再出発。誰も来なくてKIKI達が最後かと思ったら単独で登って来る人が居ます。せっかくのお花畑ですがほとんど写真も撮らずひたすら平標山に戻ります。先を急ぐ相棒に置いてけぼりを食らって・・・もう誰も居ない平標山今度は小屋に向かってどんどん下ります。木階段が果てしなく続く結局小屋まで続きます。傾斜が緩くなったので小屋が近い小屋到着ガスなのか雨なのかわからないけれど、ズボンも濡れて寒いのでさっさと下山嫌になるほど木階段が続きます。相棒が二度滑って転んで、笑ったら罰が当たって私もスッテンころり尻餅付いてズボンは裾もお尻もドロンコです。木階段が終わったら林道に出て、あとは林道歩き。ここで御昼ごはんの残りを食べてエネルギーチャージします。ゲートこの林道は一般の車は入れません。大きなカツラの木ここから左の谷に下りて、もうすぐだと思ったのに登山口までは意外に長く感じ駐車場には我らに車以外にもう一台残っているのみ・・・山頂で出会った人のですねと思ったらその人がもう下りてきました。予想外の天気の崩れでしたが大きな花畑が広がってさすが花の百名山の山でした。昨日の浅草岳は三百名山で、今日の平標山は花の百名山で仙ノ倉山は二百名山で、さすがに選定されるだけある良い山です。平標山から仙ノ倉山までの稜線は、花畑を見ながら天気の良い日にもう一度あるいてみたいところです。
2018.06.28
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17日(日)新潟県魚沼市と福島県南会津只見町にまたがる火山の山浅草岳へ登ってきました。中部地方ではササユリという可憐なユリが見ることができますが以前から気になっていた、ヒメサユリというピンク色の濃いユリを求めて浅草岳へそして翌日は谷川連峰の西端の平標山と仙ノ倉岳に登って山頂の花畑とオノエランを堪能してきました。浅草岳は新潟県側からは3ルート福島県側からは2ルートの登山ルートがありますが軟弱者のKIKI達は一番時間の短いルートを登るためネズモチ平に向かいます。林道工事で登山口の駐車場に向かう途中から、40分ほど歩く覚悟をしていましたが日曜で工事が休みだったのか、たまたま偶然だったのかゲートが空いていたのでそのまま前を進む車の後に続いて駐車場にはいれました。駐車場で朝ご飯を食べてゆっくり用意をして歩き出します。歩き出しは小雨なのか、樹林のしずくなのか頭が濡れるのでフードを被っています。天気予報は晴れなので期待しながら・・・川を渡り返し、濡れた登山道は歩きにくい。気持のよい歩きやすい道に見えるのですが、・・・泥濘です。そして虫が多く、蚊取り線香をぶら下げて虫除けネットも被っていたのにかえって来たら首に3つも刺されていました。ぬかるみと濡れた木段と・・・歩きにくい!!ツバメオモトに慰められブナの大木に英気をもらってユキザサぬかるみと濡れた石すごい格好で登ってますねここは登る以上に、下りは要注意下ばかり見ていて、顔をあげたらタニウツギにホッと一息でも、次々に濡れた岩があらわれて距離が短いということはきつい斜面だということを思い知らされる木の間から守門岳が姿を現して、息を整えるたびに守門岳を見て頑張ろうと・・・岩場を見上げたら、岩場の上になんだかピンク色の・・・ やっと出会えた ヒメサユリ興奮してピンボケ崖際なのでこれ以上近づけません右の尾根は鬼ヶ面山への尾根だと思う(しかし良く調べたら、帰りに使った桜曽根ルートの尾根のようです)樹林の中ばかりで、下ばかり見ていましたが天気予報通り晴れました。やっと樹林の中から出てホッとしていますこの時はまだ頭に虫除けネットを被っています。しかしこの後、また樹林の中に入って、枝に引っかかって落としたようです。イワカガミやっと稜線が見えてテンションが上がったのに虫除けネットが頭にありません。暑いので顔から外して頭に乗せていたのです。後からやってきたグループに尋ねたら200m程下に落ちてたので木の枝にくくりつけておいたと言われる・・・あきらめようかと思ったけれど、明日も山に登るから戻って取りに行くことに・・・200mどころか300m位下ってネットを回収。(無駄に体力を使ってしまった・・・(;´д`)トホホ)綺麗なイワカガミマイヅルソウこの山はまだ春なのですねウラジロヨウラクお久しぶり~~かわいい坪型の花が好きだんだん木が低くなって稜線が近いと感じます春の花のはずです、まだ雪渓がいっぱい谷筋に残っています。エンレイソウも葉っぱの大きいこと!!分岐に到着後ろのとんがりが浅草岳山頂です。分岐から少し右の帰路に使う道の方へ行ってみたら守門岳の全容が見えています。さあ、浅草岳の山頂に向かいましょう雪渓の右端をキックステップで登ります。持って来ていた軽アイゼンは使わずに登れそう。は雪渓の一番上に到着もうテンション、UP UPこの頃はどんどん皆さん上がって来て歓声を上げています。あとは木道の続く稜線歩きですウラジロヨウラクがいっぱい咲いています。振り返ったら、守門岳がずっと見えています山頂に近づいて気持のよいお花畑の木道ワタスゲ越後三山一番手前が鬼ヶ面山(おにがつらやま)ヒメサユリの蕾ササユリよりしっかりとした蕾です名前からはきゃしゃなイメージを持ちますが葉っぱも、蕾も厚みが有って意外にたくましい感じがします。ゴゼンタチバナベニドウダンこの山はベニドウダンとウラジロヨウラクが多くて人生一生分を堪能した感じです。ベニドウダンの向うに越後三山浅草岳山頂(1585m)一等三角点があります。祠もあります。遠く私の後ろのツーピークは尾瀬の燧ケ岳、右端が越後三山たぶんその中間には平が岳があるのでしょうね山頂は石が積み重なっているし、次々とたくさん登ってこられるので三角点の周りは写真用に空けておかなくてはいけないのでもう少し山頂より向うへ行って見ましょう思いがけずヒメサユリが咲いていてくれましたこのヒメサユリはもうおばさんですねヒメサユリと越後三山一番手前の稜線は鬼ヶ面山ヒメサユリを見ながらランチタイムたくさんの人が山頂を避けてこのあたりで休んでいます。さあそろそろ下山しましょう向うの人が居るところが山頂ですオオバキスミレアカモノ一番奥の山並み、燧ケ岳から越後三山までと一番手前の鬼ヶ面山(おにがつらやま)の絶壁を眺めて目に焼き付けて下山です。コバイケイソウももうすぐ咲きますツマトリソウは木道の縁にいっぱい!!前岳との稜線に戻ってきました。山頂に別れを告げて、この雪渓を下ります。分岐から桜曽根分岐まで周回して駐車場に戻ります。少し雪渓が残っています小さな雪渓を通過して登ったり下ったりを繰り返して木道を下る振り返って、鬼ヶ面山の反対側はなだらかですね嘉平与ボッチの手前は少し注意が必要足を置くところが斜めで滑りやすい無事通過して振り返ったら前岳が少し見えています。嘉平与ボッチに近づいたヒメサユリ発見慰められます~~嘉平与ボッチの山頂三等三角点が有ります。向うに前岳と浅草岳(右端奥)ウラジロヨウラクがまだまだいっぱい鐘が有ったら、ついつい鐘を鳴らしてみたくなります八海山大神の祠林道終点広場にでました追い越して行った地元の三人組さんが木の下で休憩しています。このまま舗装された林道を下ります。舗装された道路は膝が痛いので苦手ですがキクザキイチゲこのような花たちに出会えて頑張ります青いキクザキイチゲ新潟の春の花は色が綺麗ですねサンカヨウに出会えるなんて思ってもいなかったよシラネアオイも発見でも2m程崖の上なのでこれがせいいっぱいです。簡易舗装はどこまで続くんだろうか・・・そろそろ膝が痛いのですタムシバ青空とタムシバこの後、右の方に山に入る登山口が有ったので、そちらの方に入ってしまった。かなり登って、これはおかしいと思って戻って林道を素直にそのまま下ったら登山口。最後に変な間違いをしたけど天気が良くて、展望も良くて、お目当てのヒメサユリも有ったので満足な山行きでした。駐車場に戻って日帰り温泉に入って明日は越後湯沢から平標山へ登ります。続きはまた後ほど。
2018.06.24
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《高山植物展示園より》6月5日(火)2014年7月に利尻山に登り、山頂の花畑のすばらしさに1時間以上も居座って堪能して以来、時々写真を見ては思い出すのです。その時は山に登って翌日には帰宅したので、観光はしていませんでした。今度は利尻山を下から眺めて見たいと思っていました。姫沼に映る逆さ利尻の写真を撮るためにたった1泊ですがセントレアから新千歳新千歳から利尻空港へ飛行機を乗り継いで渡りました。前回は稚内からフェリーで渡ったけれど6月から夏の間だけ利尻空港が開かれ、飛行機で渡ることができるので今回は飛行機で行って見ました。北アルプス 乗鞍岳上空畳平や乗鞍スカイラインがはっきりわかります。新千歳空港から乗り継いでANAで利尻空港へ利尻島の海岸着陸直前です。利尻空港利尻山をバックに乗ってきたボーイング737機です。民宿で借りた自転車一泊で1人なのでレンタカーを借りるのをあきらめて自転車で回ります。しかし、日ごろあまり乗らないので少しの坂道の登りも大変!!宿からフェリーターミナルは下りですが、途中で少し登りが有って汗まみれです。自転車でフェリーターミナル近くからのぺシ岬フェリーターミナルでお土産の買い物をした後、ぺシ岬へ登ります。ぺシ岬展望台入口ここに自転車を止めて登り始めますが、この後大変な目に遭うのです。民家の裏から登り初め今回はローカットのトレッキングシューズを履いてきたのでこんな道でも安心です。なんだろう???会津藩士の墓です。北の守りを担っていた会津藩士の墓です。ロシアとの武力衝突は無かったのですが、病気や船の遭難で亡くなった藩士の墓が利尻島内で8基あるそうですがそのうち3基です。利尻礼文サロベツ国立公園 ぺシ岬展望台の先端まで登ります。マメ科ですが、なんでしょうか? ハマエンドウ? 鴛泊フェリーターミナルと利尻山利尻山の手前の低い山はポン山鴛泊灯台地元ではこのぺシ岬を灯台山と呼んでいます。ぺシ岬の先端には一等三角点があります。ここで休憩していたら、10人ぐらいのグループを引率していたガイドさんを見て幌尻岳登山の時に、団体を引率していた方だと思い出しました。先方は忘れていましたが、その方のアドバイスで午後から集中豪雨が来るから雨量次第でゲートが閉まるから、登山したその日に下山したのです。曇ってきましたが、まだ利尻山は見えています。山の神とぺシ岬この後、下におりて自転車に戻ったら大変なことになっていました。自転車の籠に入れていたお土産が無いのです!!誰かに取られた?と思ったけれど良く見渡したらレジ袋が落ちていて中身が散乱しています。猿が居るのか?と思ったけれど、その後フェリーターミナル近くの土産物屋に行ってその話をしたらカラスが犯人でした。そう言えば港にすごい数のカラスが居たのです。何でも突っつくし持って行くということで、自転車に置いていたのが災難でした。フェリー乗り場にもう一度買いに行くのが面倒だったのと高い買い物になるのでやめて、次の夕日ヶ丘展望台へ向かうことにします。舗装道路ですが登りは太ももが張って辛いこと!!日ごろ使わない筋肉を使ったようで、その夜、寝ていて足がつって大変でした。夕日ヶ丘展望台この道は歩きやすい、ぺシ岬で出会った二人組とすれ違って展望台の一番上は貸し切り向うに先ほどのぺシ岬が見えてます。ここは四等三角点があります。誰も居ないので、柵の支柱にカメラを置いて自撮り・・・風が強くてカメラが吹き飛ばされないかと心配しながら撮りました。利尻富士はまだ見えています。エゾカンゾウが咲き始めています。センダイハギ風が強くて花が揺れて、なかなかピントが合いません。エゾカンゾウと利尻富士この後、民宿に戻るために坂道を自転車を押していたらなんとびっくり!!リシリヒナゲシ民家の庭先に咲いています。利尻島内の民家の庭先に咲いていると、話には聞いていましたが本当に咲いています。花畑のように咲いています。うれしくて座り込んで写真を撮っていました。道路にも利尻富士です。下水のマンホールに利尻富士とリシリヒナゲシ、リシリオウギが描かれています。この後民宿に戻って夕飯を頂いておやすみ~~~明日の朝は早いのです。翌日、朝5時利尻花ガイドクラブのガイドさんがお迎えに来てくれて申し込んだ人をお迎えに各宿を回って一路 姫沼へ。今回の旅のメインです。途中でぺシ岬が見える姫沼の駐車場早朝なのでまだ誰も来ていません。しかしトイレは閉まっていて使えません。ガイドさんの胸にはクマよけスプレーが付けられています。この利尻島にはクマが居ないので必要が無いのですがヒグマ騒動で用意しているようです。姫沼は人造の沼だそうですが、水は湧き水です。だからとてもきれいです。休憩舎もあります。風が少ないから水面に山が映っています。これが見たくてやって来ました。帰りに飛行機の中で隣り合わせた観光ツアーの人が姫沼に行ったときは山にガスがかかり沼の水面は風で揺れていたそうで条件がなかなか厳しそうで私たちはラッキーでした。この日は寒いと思っていましたが暖かく快適ここ数日北海道は異常に暖かかったのです。ミヤマオダマキノビネチドリホウチャクソウシャクシャクの花ノビネチドリツリバナマユミの仲間姫沼の周りを一周して戻ってきましたさらに風が無く、青空でくっきり山が映っています。姫沼の周りのガイドだけなのでこの後宿に送ってもらって朝食を頂き歩いて高全植物展示園へ向かいます。高山植物展示園管理棟も無ければ、管理員もいません大丈夫かな?と心配になります。他に誰も居ないので貸切で花を見ることに。エゾゴゼンタチバナ本土より花も背丈も大きくて立派エゾツツジこの花は利尻山の山頂の花畑でいっぱい咲いていました。オノエマンテマチシマキンバイエゾウスユキソウミヤコグサヒメシャクナゲカラフトハナシノブボタンキンバイリシリヒナゲシと利尻富士チシマフウロイズイコケモモリシリゲンゲウコンウツギ高山植物展示園から民宿に戻って宿のお兄さんに空港まで送ってもらいます。利尻空港は意外に大きくて綺麗です入口にこんな張り紙が二階には喫茶食堂と展望テラスがあります。展望テラスには報道のカメラマンが次に飛んでくる飛行機でやって来るクマの専門家を待っています。到着した飛行機は整備してすぐに再び千歳に向けて飛び立ちます。私たちはタラップまで滑走路を歩いて行きます。さよなら利尻島利尻富士町と鴛泊港と利尻空港そしてさよなら利尻富士利尻に居た二日間は良い天気で、熊騒ぎが無ければポン山までは歩いたのに・・・でもずっと利尻富士は姿を現していてくれました。リシリヒナゲシも見られたし、とても満足な旅でした。ありがとう利尻富士、またいつか行けたらいいな~~
2018.06.13
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姫沼の湖面に映る利尻山の「逆さ利尻」です。5日から6日にかけて、これが見たくて再びやって来ました。今回は利尻島に本州北海道から海を渡ったヒグマ騒ぎで1人で山に入るのは止めて、観光のみです。詳細はまた後ほど。
2018.06.07
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《苔がきれいな、御池岳の日本庭園》29日(水)鈴鹿の御池岳に行ってきました。鞍掛トンネルは滋賀県側の道路がまた崩落して通行止めですが三重県側から鞍掛トンネルまでは行けるので、トンネル手前の駐車場に停めて出発。停まっている車は、平日なので私の車だけです。毎年のようにこの時期に登っていますが歩き出してすぐに沢を渡り、山腹にへつられた狭い登山道の急登を登り詰めて峠に着くまでは休まずひたすら歩きます。歩き始めからウグイスとホトトギスが鳴いてアオバトも鳴いて単調な植林の中を鳴き声を聞きながら歩きます。《ヤマタツナミソウ》今日は夜から天気は下り坂だから雨は降らないとは思うものの以前、この峠の手前でヒルに遭遇して峠でひと休みしていたら峠にもヒルがいっぱい居たのでそれからは峠を過ぎるまでは休まず緊張しっぱなしです。峠の手前の崩壊地は修復されていて歩きやすくなっています。以前掛けられていたアルミの梯子は崩落して長い間そのままでしたが、3本の丸木橋がつけられおまけに補助のロープもかけられて安心して歩けます。峠のお地蔵さまにおまいりして、ここはさっさと進みます。可愛いお地蔵さま峠の先の明るく開けたところでやっと休憩です。山頂方向を見上げたら、ガスが湧いて樹林の中ではそれがしずくになって落ちて来ます。樹林帯を抜けたら、ガスっていて風も強く吹き出る汗が今度は冷やされて寒い。(天気予報はここまで悪くないはずなんだけど・・・)登山道はロープで区切られたせいか登山道の両脇の植生が回復しているように見えます。下の方のヤマツツジはすでに終わっていましたがここらあたりはまだ満開です。強い風でガスが飛ばされて、鈴北岳の山頂が見えて来ました。去年は枯れ枯れの苔が今日は緑でみずみずしい。鈴北岳の山頂手前で振り返って鞍掛トンネルから滋賀県側の道路をズームで見て見たら工事車両がいっぱい停まっています。崩落現場の修復工事が着々とされているようです。鈴北岳山頂(1182m)山頂より北西側に鈴ヶ岳の頭がポコ゚ンとみえてその向うに琵琶湖がうっすら見えています。(写真ではだめですね)鈴ヶ岳(1130m)風が強くて寒いのでさっさと日本庭園の方へ進みます。御池岳の日本庭園はカレンフェルトの石灰岩が点在して、その間に青々とした苔が広がっている様が、まるで日本庭園のようなところから名づけられたそうです。初めてここに来た頃は本当にそうだと思ったのですがここ最近は苔が年々少なくて、特に去年は枯れ枯れだったのですが今年は少し蘇えったようです。みずみずしい苔のみどり向うに見える丸い山頂が、御池岳の山頂(丸山)です。元池分岐苔の絨毯が広がって寝転びたい衝動に駆られます。でも止めておきます、やめておいて良かった。後でそれはわかりました。真の池この池はいつも水がありますが、気のせいか今年は少ないような気がします。オオイタヤメイゲツの森「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれています。バイケイソウの茎がスルスルと伸びて、あと数日で咲くでしょうね。ヒメレンゲ咲き残りの ニリンソウ今年は長い期間、ニリンソウが見られました~~御池岳の山頂(1247m)風も強いし、なんといってもこの先はガスっているので樹林の中で食べることにしようと樹林の中でランチ場を探します。ランチの後、奥の平に行こうと進みますが、樹林帯を出たらすごい風とガスで景色が全く見えません。先ほど歩いて行った若者二人も、結局テーブルランドや奥の平へ行ったものの寒くて丸山山頂近くの樹林帯へ戻って来てランチの用意をしています。奥の平に行くつもりでしたが、ただだだっ広いだけの奥の平はこのガスと風では寒いだけでなにもみえないのでこのまま下山することにします。オオイタヤメイゲツの森とバイケイソウバイケイソウが一斉に咲いたらどんなでしょうか・・・でもその頃の御池岳にはあまり来たくないなあ~嫌なもの、長いものがいっぱい居そう・・・バイケイソウがいっぱい青空が出て来ました、でも丸山の方を振り返ったら黒い雲が居座っています。ハクサンハタザオ真の池まで戻ってきました。日本庭園で苔を堪能します。去年は枯れて茶色になっていましたが、今年は綺麗な苔の絨毯です。スギゴケ でしょうか苔はあまりわかりません。これは苔の花かな?フワフワの苔です。目の前の草むらに動くものが・・・ヘビです、なんだか嫌な柄があります。頭を見ていないのでわかりませんが・・・アレかな?寝そべりたくなりそうな草むらですが、寝なくてよかった・・・(-_-;)元池分岐から鈴北岳へ戻ります。こちら方面は時折青空が出てくれます。鈴北岳の斜面を下るとき目の前の三国岳と烏帽子岳が朝よりかろうじて見えています。しかし振り返って、二本の鉄塔の頭陀ヶ平をみたらガスの中です。すごいガスで見えたり隠れたり・・・ズームで見たけれど誰も居ません。どんどんこちらの方にもガスがやって来そうで焦りながら下山します。なんだかいつもここはそんなふうに下山しているようです。カッコーの鳴き声も聞こえて、今日は歩く人が少ないせいか鳥の声を聴きながら歩きました。登山口まで一気に下って、結局 最初に歩いて最後に下りて来ました。平日だから歩く人が少なく静かな山でしたがその代り、嫌いなニョロに二回も出会ってしまって今でも目に焼き付いています。(あのニョロは何でしょうね・・・)
2018.06.01
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20日(日)奈良県宇陀郡御杖村の三峰山(みうねやま)へシロヤシオの追っかけをしてきました。前回2012年5月下旬に行ったときは花が少なく裏年でしたのでほとんど咲いていなくてガッカリして下山したのですが今年の鈴鹿の竜ヶ岳のシロヤシオを見た限りでは期待できると6年ぶりで登って見ました。神末の「みつえ青少年旅行村」の駐車場に停めて歩き出します。この駐車場は広い上にありがたいことに無料なのです。そして下山して、びっくりすることがありました。植林の中、歩き出してすぐに分岐の橋を渡り手入れの行き届いた植林を登ります。フタリシズカですが、花が3本出てサンニンシズカです(笑)。45分ほど登ったら、きれいな小屋に到着小屋のすぐ上には、「みつえ森林組合の家 三畝山林展望台」と書かれている展望台があります。帰りに立ち寄ることにしてそのまま通り過ぎさらに植林の中を進みます。山頂稜線まで、ほとんど植林の中を歩いています。しかし、登山道は危険なところは全くなく、膝にやさしいフワフワの道で歩きやすい。途中で下界が見えるところから(左)俱留尊山、(右)大洞山と神末の集落が見えています。この山に一番近い所に私の車を停めた駐車場が見えています。ズームで見たらゲートの下で何かやっていますね。(下山して答えがわかりました)お地蔵さまがポツンと。この後、植林帯を抜けて自然林になり山小屋の手前の大木に英気をもらって山小屋を覗いてみます。中は結構広く、いざという時はかなりの人が入れますね。山頂に近づいたら、ほとんど平坦でシロヤシオのトンネルですが葉っぱが出ていて、あまり花が咲いていません。新道ルートとの合流点大日如来と彫られた石碑その先には八丁平との分岐があり、左の道から山頂へ向かいます。シロヤシオが目立ってきました。シロヤシオのトンネルです思ったよりも花が少なく、ちょっとがっかり低いところは咲いています。下にいっぱい花が落ちて真っ白になっています。(これはこれでとてもきれいですね)どうして?…原因は一昨日のすごい雨と風で花が落ちてしまったのです。シロヤシオのトンネルを抜けたら三峰山山頂(1235m)本当に山頂らしい山頂広場山頂は三重県との県境で、二等三角点があります。左は先ほど見た下界と同じ景色です。奈良県警察のヘリコプターが山頂をグルグル旋回して遭難事故が多発しているので登山届を出す様に拡声器で注意喚起を行っています。次に八丁平の方へ下る途中、森の中で雨と風から守られたシロヤシオが咲き誇っています。素晴らしい展望の八丁平前回は雨だったので、ここもただ通っただけでしたが晴れていればこんなに素敵なんですね。ただシロヤシオの木はこの写真の方向より右の方に多く一昨日の風に耐えた花が綺麗です。シロヤシオとヤマツツジ紅白ツツジの競演風が冷たいので、この木の横で本日のランチ三峰山の山頂の方を眺めながらゆっくりランチタイムです。どんどん登山者が登って来て、団体さんもたくさんやって来て私が下山する頃は、何組もすれ違うほど登ってきます。私の後ろのなだらかな森が山頂部です。八丁平で一番大きなシロヤシオの木でしょうか一昨日の風雨で地面が真っ白になるほどの落花ちょうど風の通り道だったのでしょう。大きな木の横の木は、かろうじて風を凌げて満開です。風を凌げた木は満開の花をつけその隣のヤマツツジも山の斜面に守られて、発狂したみたいに咲いています。地面は赤と白の落花コラボレーション下山途中で大洞山の後ろに見えた青山高原の風力発電の風車をズームで写して見ましょう。たくさんの風車が回っています。一昨日はすごい勢いで回ったのでしょうね。そしてなんと、初めて出会ったベニバナヤマシャクヤクの花たった一本、まだつぼみでしたが初めてなので大感激登山道のすぐ脇なので大切にされることを祈ります。そしてその後、ユキモチソウこの花も、以前この山の隣の高見山で初めて出会ったのですがその後見てなかったのです。これもたった一本だけ、うれしい出会いでした。そして駐車場に戻って来たら、なんと青少年旅行村のボランティアの方が入れたてのドリップコーヒーの無料サービスのおもてなし。道の駅併設の「姫石の湯」の割引券も配ってくれてすごいサービスです。昨今、駐車料や入山料を請求するところが増えているのにそれも無い上にコーヒーや、割引券まで配布されて驚きました。お世話をしてくださっている竹村さん(右はし)や、法被を着た若いボランティアの方々ありがとうございました。この地元の青少年旅行村のおもてなしはこの時期だけでなく樹氷の時期には甘酒のサービスなどされているようです。我ら、他府県から来た者には遠路から来てくれたと喜んでくれて山に登って、これほど感謝されて、おもてなしを受けたことなど無いのでびっくりです。(フログに掲載することの了承を受けてお顔を出しています)もし、これから三峰山に行かれたらブログ見たよとお声を掛けてくださいね。竹村さん、楽しいお話やコーヒーありがとうございました。シロヤシオを見に行って、シロヤシオのみならずベニバナヤマシャクヤクやユキモチソウにも出合え思いがけないおもてなしも受けて今年のシロヤシオの追っかけは大満足で終了しました。
2018.05.22
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15日(火)野暮用続きで、イライラしながらこの日を待っていました。竜ヶ岳の羊さんが放牧中という情報ですがこの日しか予定が空いて無く、やっと登ることができました。石槫峠の駐車場は平日なのに車でいっぱいで少し下の道路脇に停めて歩き出します。鈴鹿特有の花崗岩のザレ場急登を登りきったら、少し平坦なところで山頂稜線が見えますベニドウダンも満開もう一度花崗岩のザレ場を登って行きます。イワカガミの群生このあたりからシロヤシオが出て来ました。笹の斜面とシロヤシオ重ね岩釈迦が岳方面三池岳の奥は釈迦が岳、その右奥は御在所岳シロヤシオが透き通って輝いています。しっかり満開です。あのシロヤシオの群生を目指します。ヤマツツジも満開いよいよシロヤシオのトンネルの中に入ります。シロヤシオのトンネルを抜けたら山頂稜線こういう景色が好きです。登山道が崩落しているので大きく迂回するためにいったん下ります。(私の写真に写っている人はう回路を通らず、崩落した登山道をそのまま直進してきます。)狭いう回路の途中で、道を譲るため待ってていてくれる人が居ます。「ありがとう、お待たせしてすみません」とお声を掛けたら「kikiちゃん?」と聞いてくださる・・・あらら~~~熊さん御夫妻です。竜ヶ岳でクマに遭遇ですよ!!《下山して行く熊さんご夫妻》狭い道の脇で感動の再会で、涙ながら(?)の再会話で盛り上がりました。熊さんたちは前泊で早朝から歩いていたので、このまま下山します。ずいぶん離れてしまいましたが、熊さんたちを見送って我らは、竜ヶ岳山頂(1100m)到着二等三角点があります。今日は山頂はあまり風が無く、たくさんの人が斜面でくつろいでいます。御昼ごはんには早いので、モコモコの羊さんの放牧を見ながら治田峠分岐方向へ下ります。草原にシロヤシオの木が満開に花をつけてまるで羊の放牧です。これが見たかったのです。裏作と表作があるので、毎年こうなるとは限りません。今年は当たり年ですね~~帰りに出会った地元の人は、この時期たびたび登って来ているそうですがピークはまだ葉っぱが少ししか出ていない2~3日前だったということです。(13日に登った人は一番良い日だったようですね。)山頂から下って山頂を見上げてみます。宇賀渓から登って来る人達が感動の景色にボーッと見とれています。シロヤシオのトンネルの中から山頂暑いので日陰が欲しくて、草原の中の一本のシロヤシオの大木の下でランチです。真正面に竜ヶ岳の山頂を眺めながらランチ、とても贅沢な景色です。稜線を歩く人を眺めながらゆっくりとランチタイム。風雪に耐え、傾いたシロヤシオランチの後、金山尾根と遠足尾根の分岐まで行って戻りましょう。車の所まで戻らないといけないので同じ道をまた山頂目指して歩きます。山頂とシロヤシオ治田峠分岐を過ぎたら、銚子岳(左)、その奥は御池岳、右端は藤原岳6日(日)には藤原岳の天狗岩からここを眺めていました。下界は、いなべ市から桑名市にかけての景色です。モコモコの羊さんを見ながら再び山頂へ登り返します。しかし何度見ても見飽きることの無い素晴らしい羊の放牧の景色です。誰が名付けたんでしょうか羊の放牧なんて言い得てますね~もう一度山頂に立って、石槫峠まで下ります。今日はゆっくり山頂に滞在して、たっぷりモコモコの羊さんの放牧を見てしっかり満開のシロヤシオを目に焼き付けました。山からのご褒美を頂いたような気分でした。偶然、熊さんご夫妻にもお会いできたし、数年に一回の羊の放牧も見られたし今日は大満足な一日となりました。
2018.05.17
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久しぶりに羊さんの放牧です。今年の竜ヶ岳は久しぶりに放牧していましたよ。シロヤシオが山頂草原に白い花を満開につけて、白いモコモコの羊さんになっています。これが見たくて、毎年のように登っていますが、最近は今一つでした。しかし今年は羊さんになっていますね~山頂や山頂まであとひと登りの稜線上で、私も含めて登山者たちはワーすごい、と言ったキリ呆然と見続け言葉も無くひたすら写真を撮り続けます。こんなプレゼントがあるから山は止められないのですね。そして思いがけないこともありました。ひとまず写真二枚アップです。
2018.05.16
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12日(土)茶臼山は何度か来てはいますが、初めてシバザクラの時にやって来ました。シバザクラ祭りが今日から開催され、満開の頃はすごい人出でしょうが初日の今日は比較的空いています。 五分咲きだそうです。満開だときれいなハートになりますね。
2018.05.14
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二週間前、同じ木和田尾から頭陀ヶ平と冷川岳へ行ったけれど新緑がきれいだったので、今度は藤原岳の最高地点の天狗岩へ行って見ました。春の花は当然終わっているだろうとは思っていましたが予期せぬ花に出会って、びっくりしました。その花は・・・シロヤシオそれも満開のシロヤシオです。木和田尾にシロヤシオが咲くということは知りませんでしたが例年よりシロヤシオが鈴鹿で開花するよりも、一週間ほど早いような気がします。6日(日)前回と同じく山口の配水池近くに駐車させて植林の中を歩きはじめてすぐにフジが満開植林の中、沢を6回ほど渡渉して高度をあげます。植林の急登を登りきったら、新緑のトンネル白瀬峠への標識ここから先は再び尾根の急登りです。前方に燃えているような赤い木が・・・近づいたらヤマツツジです。いつも御池岳では、5月末から6月にかけて咲いていましたが驚くほど早く満開です。R201鉄塔に到着左向うに、県境尾根稜線上の鉄塔が見えています。今日は素晴らしい天気です。尾根を進んで行くと、何やら白い花をつけた木が・・・近づいてみたら、なんとシロヤシオではありませんか!!先ほどはヤマツツジが早くも咲いて驚かされシロヤシオが満開満開になったばかりでみんな綺麗な花ばかりシロヤシオは清楚です。シロヤシオのトンネル思いがけない満開のシロヤシオのトンネルの下を歩いてL203鉄塔の下にやって来ました。鉄塔の向うに鉄塔・・・むこうの鉄塔のあるところが県境尾根です。今回は前回と違って直登せずに、左の鉄塔(R鉄塔)の方へ向かいます。左側のR鉄塔の下に、広場があります。たぶん鉄塔建設時のヘリポートでしょうか。前回ランチの後、下を見ていたらコンクリートの広場があって単独の男性が休憩をしていました。興味が有ったので今回はそちらに行ってみました。そのまま藤原岳の方へ行かないで、ひとまず頭陀ヶ平三角点へ立ち寄り目標の天狗岩を眺めて 天狗岩に向かって進みましょう。下って、緩やかに登り返して御池岳の山頂 丸山に似た雰囲気の森を進みます。 バイケイソウの茂っているなかに、何かを見ています ニリンソウの群生今年はじめてこれほどのニリンソウの群生です。想像もしていなかった花に、またまた出会えました。もうとっくに春の花は終わってしまったと思っていました。薄いピンクがかった可憐なニリンソウコバイケイソウの群生の中にニリンソウやヒロハノアマナの葉っぱも混ざっています。 突然草原に出て 再びコバイケイソウとメイゲツイタヤカエデの森を進み木の間から、石灰岩の積み重なった天狗岩の山頂が見えて 天狗岩到着誰ももいません、貸切です。連休最後の日だから、お勤めの人は今日は休養かな・・・天狗岩(1171m)藤原岳最高点です。向うのとんがりは藤原岳の展望丘御池岳テーブルランドと、土倉岳、天狗堂からサンヤリの稜線向かいの竜ヶ岳山頂にたくさんの人が居ます。ズームして見たら、山頂の人がわかりますね。新緑の斜面が生き生きしています。藤原岳の展望丘にもたくさんの人が居ます。ズームで見て見たら…ホラね天狗岩の端っこまで行って、石灰岩の狭い重なりの中でランチです。石灰岩の岩の間からヒメクワガタでしょうか・・・とても小さなクワガタの花が咲いています。イチリンソウ今年はイチリンソウによく出会えますね。ランチしていたらたくさんの人がいっぺんにやって来てそれぞれが石の間でランチしていましたが、食べたらさっさと帰って行かれまたまた静かな貸切になってしまいました。再び同じ道を戻っているとおやおや、トウゴクサバノオ です。これも5~6mmの小さな花です。我ながら歩きながらよく見つけたもんだと、自分で自分を褒めちゃいます。頭陀ヶ平に戻って、鉄塔からシロヤシオの尾根を下って植林帯の急下りから登山口に戻って来た時は、雨がいつ降ってもおかしくないほど空が曇って来て、天気が下り坂なのがわかります。沢を渡渉するので雨が降って、ヒルが出てくるのが嫌で雨が降り出す前に帰宅できましたが今日は予想外のうれしい出会いがたくさんありました。燃えるようなヤマツツジ、清楚な淑女のような満開のシロヤシオそしてとっくに終わったはずの春の花ニリンソウやイチリンソウ、トウゴクサバノオなどさすが花の山 藤原岳ですね。石灰岩の山はヒルが多いですが、花も多くてやっぱり藤原岳はいいわ~~
2018.05.07
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《ヤマエンゴサクがいっぱい咲いていました》25日(金)珍しく平日に、伊吹北尾根を歩いてきました。平日だから誰も居ないだろうと思ったけれど、意外にたくさんの人に出会ってさすが花の山伊吹北尾根です。2015年4月に同じように、登ったのですが国見峠まで車は通れず、下のスキー場の駐車場に停めて歩き「鉈の岩屋」経由で国見岳から大禿山(おおはげやま)と御座峰に行ってたくさんの花たちに出会えたので、また同じ頃にやって来ました。今回は国見峠まで車は入れたのでとてもラッキーです。広い駐車場にはすでに車は二台停まっています。スタートが少し遅れたけれど、林道を峠まで通行できたので気持的にも体力的にも助かります。国見峠の碑とお地蔵さまこの左後ろから尾根を登ります。早速、イワウチワの群生が現れ写真を撮るので進みません。ヤマエンゴサクもいっぱい咲いています。ボタンネコノメ今日はやけにボタンネコノメが目につきます。ミヤマカタバミ あちこちに咲いています。でももっとすごいのは、ボタンネコノメの群生地味な花ですがこれほど群生したらきれいです。花に導かれて歩いていくうちにこのルートの一番の難所に差し掛かりました。急斜面の山腹は、石灰岩質の岩に苔が付いて滑りやすい上に、濡れた山土も非常に滑りやすくロープがつけられています。登りは何とかロープ無しで登りましたが下りは確実にこのロープは助かります。北側だから右斜面は、まだ雪渓が残っています。山腹を巻くように登って行きます左にも雪渓が残っています。ヤマネコノメも可愛いですね気のぬけない岩場の登りが続きますイブキハタザオヒトリシズカ名前と違って、にぎやかです。エンレイソウ登りきったら平らな広場に到着ここは以前大きなアンテナが有ったところです。今でもKDDI管理地という看板があります。昨今いろんな山で鉄塔やアンテナが建てられていますがそれが無くなるというのは珍しいですね。以前は、遠くからでもアンテナで国見岳は見つけることができましたがアンテナが無くなってわかりにくくなりました。ピンクのミヤマカタバミ水平な稜線を進みます。以前このあたりからキバナアマナがいっぱい咲いていたのに葉っぱはたくさんあるのに、今日は全く見られません。今日の一番の目的はキバナアマナを見るためでしたのに・・・その代りヤマエンゴサクの葉っぱが絨毯のようにぎっしりです。ヤマシャクヤクの蕾開花は一週間あとかな・・・国見岳山頂(1126m)ここには三角点がありません。左の崖際に行って見てこれから向かう大禿山と御座峰方面を眺めます。天気は曇り、昼から晴れるということですが伊吹山の上に雲がかかっています。石灰岩が苔むして、鈴鹿の御池岳や藤原岳のような景色の中を大禿山へ向かいます。タチツボスミレ と ルイヨウボタンルイヨウボタンはどこにでもある花ですが葉っぱの色と花の色がほとんど同じなので目立ちません。でもよく見たら可愛い花です。ウマノアシガタイチリンソウ白くて大きな花なので目立ちます。フタバアオイの花葉っぱは徳川の三葉葵の家紋のモデルイチリンソウヒメレンゲフッキソウの大群落イブキハタザオ花が多くて進みません。ただ、国見岳の山頂ではあまりゆっくり花探しをしたくないのです。それは以前、初めて国見岳に登った時、山頂でめちゃくちゃおおきなマムシが、とぐろを巻いていたからです。聞くところによると、国見岳の大マムシは有名なことらしいのです。(まだそのマムシちゃんが生存しているとは思えないのですが・・・)向うに見えるのが大禿山その右奥は伊吹山反対側は先ほどの国見岳もうあれほど離れてしまいました。薄いピンクのハクサンハタザオ大禿山(1083m)に到着お昼過ぎなのでここでランチタイムそう言えば前回もここでランチでした。看板の向うに見えるのが国見岳です。大禿山までかなり下って登り返してきました。昼ごはんの後、御座峰に向かって大下りします。ここで単独の男性二人と次々にすれ違います。同じように御座峰まで行って引き返すということです。一番低い鞍部まで下ったらカタクリが咲いています。そこから先は、ここもカタクリ街道です。先週に続いてカタクリを満喫です。私が好きな山頂稜線歩き天気予報通り、太陽が出て少し青空も見えています。御座峰に近づいて御座峰の登りはエンゴサク街道です。それも赤いエンゴサクが多くて、山が変わると花の植生も変わるのですね。赤いエンゴサクが固まっています。こちらは青いエンゴサクの団体さん御座峰へ最後の登り御座峰山頂(1070m)三等三角点があります。伊吹山が近くに見えます。山頂から西側の谷へ少し下りたらハシリドコロの群生地です。引き返すタイムリミットなので御座峰を下って大禿山へもどる途中オオカメノキの向うが大禿山、かなり登り返しが待っています。大汗かいて登ったり下ったり、帰りの苔むした石灰岩の急斜面の山腹は冷や汗かいて下りて来ました。目的のキバナアマナは一つも咲いていなかったのが不思議で花の表年、裏年があって、今年は裏年なのかしら・・・手軽に花探しの縦走路を楽しめる良い山でした。
2018.04.29
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《思いがけず、登山道はカタクリが咲き続いていました。》22日(日)は長年気になっていて、行かなかった「頭陀ヶ平(ずだがひら)」と久しぶりの「冷川岳(ひえかわだけ)」に、初めてのルート木和田尾から行ってきました。「頭陀ヶ平」は御池岳と藤原岳の間にあり、名前は標識でよく見ていました。冷川岳は過去に2度1999年4月、2005年5月にコグルミ谷から登っていますが、13年ぶりです。山友のヤマチャン夫妻が昨年、木和田尾の新緑が良かったとコメントをくださってそれならば我らも新緑の頃に行こうと、1年後に実現しました。藤原岳は私の原点の山で何度も登っていますが天狗岩より先の、頭陀ヶ平には足を進めていなかったので新緑の木和田尾から、未踏の頭陀ヶ平へ行って引き返して御池岳側の冷川岳に立寄ることにしたのです。藤原町の簡易パーキングから先、林道を進んで山口配水池の手前で駐車させて植林の登山道を進みます。植林の中をはじめは緩やかに歩いて行き、沢を渡り返すにつれ高度を上げ天気が良いので暖かく次第に汗が噴き出て、持ってきたお茶が無くなるのではないかと心配になるほど休んでは飲み、・・・タニギキョウサワハコベ植林を抜けたら、新緑のまぶしい登山道になり気持のよい新緑のトンネルの下を歩く植林の急登を抜けたら、緩やかに高度を上げてゆきます。こんな道ならどんどん歩いて行けそう膝にも歩きやすいので、どんどん歩いていきます「白瀬峠は左へ」の看板この先、思いがけずうれしい発見花の終わったカタクリを見つけたのです。もしかしたらまだ花をつけているのがあるはず・・・あるはずどころか、登山道の両脇にポツポツ咲いているではありませんか!!それもまだまだ咲いたばかりの、みずみずしいカタクリが!!今年はカタクリを見ていませんので感激です。ここから先は下ばかり見て歩きます。そして登山道には桜の花びらがいっぱい落ちているので今度は上を探したら、あちこちでヤマザクラが満開逆光であまりきれいに写せませんが、ヤマザクラの大木があちこちに・・・風が吹くと花吹雪です。寄り道をして桜の大木の写真を撮ったり、花吹雪を動画で撮ったり・・・今日は初めてのこのルートの行程を楽しみましょうと、ゆっくり時間を掛けて登ります。(早く歩けませんからいつもそうですが・・・)R201鉄塔の下目的地のむこうの稜線が見えて来ました。鉄塔から反対側の L鉄塔が見えています。その右は烏帽子岳、左は三国岳で、まん中の奥には霊仙が見えています。メチャクチャ良い天気なのに春霞で今日も遠望は残念です。しばらくまっすぐの緩やかな新緑の道このあたりの新緑はまだ芽生えたばかりです。鉄塔の足元のヤマザクラが目立ちます。白瀬峠(白船峠)への分岐到着ここから2つに分かれて、白船峠へは右へ行き我らはまっすぐこの尾根を登ります。帰りは冷川岳に行って帰るので、白船峠からここに下りて来ます。分岐にはカタクリがあちこちに咲いていて地面にへたり込んで写真タイム分岐の右側は白瀬峠(白船峠)からの道帰りはここから下りて来ます。L203鉄塔の下に到着さらに進んで、コバイケイソウの群生小屋跡何の小屋が有ったのかしら?唯一見つけた キクザキイチゲ花びらが少し傷んでいるのでもう終わり近くです。このまわりには葉っぱが少しあるだけで咲いていません。またまた鉄塔が見えて来ました。2つの鉄塔の中間に頭陀ヶ平があるものだと思い込んでいたのでほぼまっすぐ稜線に向かって登って行くと右側(御池岳に近い方の鉄塔)のほうへ登山道は進んでゆきます。見渡してもたったひとつだけ ヤマエンゴサク 発見今日は一つだけの花が多い鉄塔巡視路の硬質ゴム階段が現れ県境尾根稜線に登り着いて御池岳に近い方の鉄塔の足元に到着鉄塔の向うに御池岳ここにもカタクリの花がポツポツ咲いています。御池岳のテーブルランドの東端のズーム反対側の西端のボタンブチならたくさんの人が居るでしょうがこちら側には人影がありません。地図で確認もせず思い込みでてっきり頭陀ヶ平は2つの鉄塔の中間だと思っていたのですが藤原岳側の鉄塔の向うだとわかって県境尾根稜線を藤原岳方面へ進みます。あの鉄塔の向うに頭陀ヶ平があるはず・・・頭陀ヶ平(1143m)に到着立派な2等三角点があります。このまま進めば天狗岩から藤原岳へ行けるのですが今回はここで引き返し、白瀬峠まで行ってその先の冷川岳に行きます。ここでランチタイム天気が良すぎて暑いので木の陰を探しますがまだ稜線の木には新芽が芽吹いていません。ゆっくり1時間ランチタイムを摂って冷川岳に向けて再スタートです。下界の北東を見たら中里貯水池(鈴養湖)と、その向うに養老山地送電線の左は烏帽子岳これから進む方向の御池岳とその左下には土倉岳(はぜくらだけ)その奥に天狗堂が屹立しています。白瀬峠に向かってどんどん下って行く途中雪渓が少し残っています。下りきった鞍部は白瀬峠(白船峠 標高1010m)以前、冷川岳に登った時はコグルミ谷からここまでは来ていたのです。峠から藤原岳方面を見たところ白瀬峠から御池方面(冷川岳)へ向かって登ります。新緑が芽吹いていない明るい県境尾根稜線イワウチワやイワカガミが咲いたら楽しい稜線歩きでしょうね。左に御池岳のテーブルランドを眺めながら稜線を進んで行く冷川岳山頂(1054m)何もない山頂別名 荷ヶ岳(昭文社の地図)です。再び先ほどの白瀬峠(白船峠)に戻って来て今度は朝の分岐まで下ります。カタクリの花の群生この後分岐までずっとカタクリ街道です。ヤブレガサも可愛いひょっこり森の妖精が破れ傘の下から出て来そうです。《冷川谷源流》冷たいお水で手を洗って、飲みたかったけれどやめました。朝、頭陀ヶ平へ分岐からまっすぐに登ったルートは地図上は破線ですが危ないところが無く今は標識もあり、歩きやすかったのですがこの白瀬峠から分岐までは実線ですが、急斜面の足場の悪いところが有って気が抜けないコースです。朝の分岐に戻って来て、ミニ周回は終了。ここからは登山口まで同じ道をピストンで下りますがその前に、坂本谷がどうなっているのか坂本谷に向かいます。崩落して通行止めになったまま使われなくなった坂本谷はフクジュソウの自生地でもあったそうですがみごとにえぐれて、これでは廃道になるはずです。フクジュソウの時期を外しているせいか、また自生地が崩落で流されたのかフクジュソウの花の後すらありません。谷が見えるところまで行って、すぐに引き返して登山口まで戻ります。タチキランソウ今日は初めての木和田尾で新緑を楽しみ久しぶりの冷川岳に行き、思いがけないカタクリがうっかりすると踏んでしまいそうなほど登山道に咲いているのが見られたのでやっぱり山はいいね~と言いながら下山して、今日は大満足な山行きでした。
2018.04.24
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16日(月)は岐阜県恵那市岩村町の水晶山へ登ってきました。日本三大山城のひとつ、岩村城の城山から登る水晶山はそのまま縦走したら三森山へと周回できるのですが今回は水晶山山頂から少し先の展望地の先で引き返しました。三森山には今まで6回登り、2016年12月には一ケ月に二度行っていますので今回は、初めての水晶山だけ登ります。国道257号から新木の実トンネルを越えて岩村町の手前、岩村城の看板に誘導されて山道へ。岩村城の手前の登山口の駐車場に停めて歩き出します。右端の階段を登って尾根に取り付きます看板を確認して登ります。水晶山を越えて分岐まで行きましょう切込みが入っているので助かりますがこんな倒木が何か所かあります。植林と自然林の間を登って行きます。赤松が多く、小鳥の声もずっとさえずっていて膝にやさしい山道です。水晶山の手前のピークを登ります登りきったら息を整えられる緩やかな傾斜でずっと登りが続くのではなく、緩やかに登ったり下ったり・・・岩が出て来ました水晶山という名前から、もっと岩だらけの山かと思っていましたが意外に岩が少ないのです。ピークでもない上り坂の途中に四等三角点 (点名 水晶)がほとんど埋まっています。探しながら歩かないと、うっかり見過ごしてしまいそうです。かなり以前、相棒が1人で来ているので意識していましたがそうでなければ、ほとんど落ち葉の中で分かりにくく今回は写真のために掘り出したのです。植林の中にミツバツツジが八分咲きまだ枝の先には蕾がいっぱいついています。植林の中で日当たりがあまり良くないのですが頑張って咲いている姿が健気です。さらに進むとまたまた標石が埋まっています。かすかに読める、町村界の標石です。登山道にはずっと桜の花びらが落ちていましたが花の形のままのが落ちていました。右の谷にヤマザクラの木が数本あるのです。ほとんど植林の中なので展望はありません。通路のような水晶山山頂(958m)三角点は手前にあって、ここ山頂にはありません。そして不思議なことに、この先にもう一つあるのです。今回はここで引き返さず、先に進みます。岩村ダムへ下りる分岐急斜面で注意と書かれています。私たちはそちらへは行かず、三森山へ向かう縦走路を進みます。きちんと標識が整備され、安心して歩けます。これがもう一つの三角点かと思ったけれど珍しい「御料局三角点」です。こんなところになにげ無く埋まっています。見にくいのですが、御料局三角点と読めます。そう言えば登山口に、国有林の看板がありました。明るい植林の尾根四等三角点 (点名 水晶山)水晶山山頂には三角点が無いけれど、山頂の手前と過ぎたところに、二つもある珍しい山です。向うが明るくなってきました。歩いてきた方を写しています。千手観音の石仏がポツンとあります。ここから岩村ダムへ下りる道との分岐です。すごくきれいな舗装された林道に出ました。むこうの階段を上がります。二年前の12月に三森山から、ここまで来た時はここで先ほどの分岐を岩村ダムへ向かいました。鈴ヶ根尾根の展望地です。ここは明るくて暖かくて展望が良いのですが今日は天気が良いけれど春霞で展望はありません。ベンチがたくさんあり、岩村山の会が整備してくれています。三森山が見えています。あそこまで縦走するとここからは、まだ一時間はかかりますのでもっとスタートを早くしなければなりませんね。展望地でお昼ご飯を食べないでそのまま進みます。15分ほど歩いたら図根三角点に到着以前より綺麗な標識に代わっています。南東側の木が切り取られ、大船山と風力発電の風車13基が見えます。風も無く、月曜日で誰も来ないようなので通路でランチタイム暖かい陽だまりでゆっくりランチしてここで引き返しましょう。岩村ダムへの分岐を右に分けて登りに見ていたイワカガミが膨らんで開きかけています。車に戻って、岩村城へ向かいます。天守の下の「出丸」は今は駐車場になっています。以前30年ほど前、まだ登山をする前に一度観光で来たことがあります。その時はここからでは無く、岩村町の城下町から歩いてきました。山城なのでまるで登山のようだったと記憶しています。埋門(うずみもん)古城跡はなんだかわびしいですね。天守跡明治まで城はあったそうですが、明治時代に廃城になり取り壊されたとか。残っていたらどれほど素晴らしいかと思います。何しろ、日本全国の山城の中で一番標高の高い山城だそうです。城山の天守跡から水晶山と三森山が見えています。少しズームで、桜の向うに先ほど登った水晶山が見えています。昇竜の井戸覗いてみたけれど埋まっています。昔はこんこんと水が湧いたのでしょうね。天守跡に岩村城趾の説明板があります。今日は初めて水晶山に登り、何度も登った三森山と縦走路をつなぎました。三森山と水晶山は近年人気の山だそうで岩村城と組み合わせたら楽しい山歩きが出来ます。イワカガミも咲きはじめ、春の山歩きが楽しめました。
2018.04.18
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8日(日)は岐阜県美濃加茂市の林道奥から納古山へアカヤシオを見に行ってきました。去年の4月9日にも登っていますが、その時とほとんど同じくらいの日なのに去年はまだつぼみも出ていない状態で花を見ることが出来なかったのですが今年はすでに満開です。三和町の林道奥に車を停めて少し林道を歩いていると急に霰が降って来て、見る見るうちに頭が真っ白になるほどです。天気予報は晴なのに変な天気です。登山口に到着植林の中を歩きます。ミヤマシキミがいっぱい咲いています。沢を渡って緩やかに登っていきます。岩の上にやかんと茶碗が三つ誰のためでしょうか?林業作業の人用でしょうかここからは斜度が少し出て来て右の沢から離れます。沢の源頭には椿の木がたくさんあり桜の花びらとツバキの落花がきれいです。ここからは尾根に取り付いて斜度が増して行きます。岩の露出した尾根を登って行くとミツバツツジが群生しています。今日はまずミツバツツジと出会えました。歩き初めは寒く、霰まで降ってきましたがお日様出て来て暖かくなりジャケットを脱ぎミツバツツジ満開の気持のよい尾根を登って行きます。ミツバツツジ街道です。空気までピンクです。ヒカゲツツジが出て来ました。これでツツジが2種類が咲き揃いです。岩の尾根を進んで行くと展望の良いところでお昼ご飯を食べているグループや以前、北山でお会いしたグループの方がお声を掛けてくださいました。ずっとブログを見てくださっているとか・・・うれしいですね。大きな岩が露出して、ここでもランチが出来そうです。中級コースと合流して山頂直下から西尾根に向かいます。西尾根に下りる手前はアカヤシオ広場ツツジの仲間が3種類揃い咲きです。ぐるりとアカヤシオに囲まれてご満悦今年は良い時に登れました。山頂は360度の展望ですが残念ながら今日は雲が多く、御嶽山も見えません。たくさんの人がベンチでランチです。一応山頂で写真を撮って私の後ろは、低くて黒い雲が・・・空いているベンチでランチしていたらまたまた急に霰が降って来て見る見るうちにズボンが白くなります。しばらくしたら止みましたが、やはり今日は変な天気です。山頂直下東側の花はどうかな?ヒカゲツツジも満開ヒカゲツツジとその向うにアカヤシオアカヤシオが満開ここは日当たりが良いので早く咲いたのでしょうねもう終わりかけのもあります。ゆっくりご飯を食べてゆっくり花を見てさあゆっくり下りましょう~~ツバキと桜の花びらの絨毯今日はミツバツツジ、ヒカゲツツジ、アカヤシオ3種のツツジを堪能できたしツバキと桜の花びらの絨毯も見たし・・・満足満足春はこれだから山は楽しいのです。
2018.04.12
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4月1日(日)は岐阜県揖斐郡揖斐川町の小島山(おじまやま)からムネ山へ6年ぶりで行ってきました。初めて登ったのが、1998年3月で、2003年12月、2012年4月そして今回が4回目です。茶畑の横の急斜面の道を進んで、登山口を探しますが登山口が変わっていて、結局 中電鉄塔巡視路の標識から登ることにします。道路横の広くなったところに車を停めて支度をしていたら、地元のおばさんが電動のシニアカーで登ってきました。小島山の登山口を尋ねたら、巡視路を登れば良いと教えてくださってしばらく話をして登り始めます。どうやら山の急斜面が崩れて以前の登山口は変わってしまったようです。砂防堰堤の上まで急斜面をよじ登ります。登山口の横でタチツボスミレの群生堰堤の上に着いたら谷に下りて向う斜面に取り付きます。植林と竹藪の間に、鉄塔巡視路の階段が見えています。硬質ゴムの階段が続きますすごい斜面で汗が噴き出ます。登りには考えませんでしたが、落ち葉に埋もれた硬質ゴムの階段は登りは側面のゴムが黒く見えていますが下りには上の面が落ち葉に埋もれていて見えなくてたびたびルートを見失うことになり意外に苦労しました。やっと、西部幹線 L80鉄塔に到着シロモジの花が満開鉄塔の周りは切り開かれて明るく、下界が良く見えしばし休憩向うに見える山は池田山今日はたくさん登っているのではないでしょうか。この山は今のところ誰も登っていなくて静かです。春霞であまり展望が利きませんが池田山の足元の揖斐川沿いの桜が満開です。ズームで見たらモコモコと川沿いの桜のみごとなこと!!今日はお花見にたくさん出かけているのではないでしょうか。切り開かれた裸地の斜面にはシキミの木が元気よく生えて花を咲かせています。また植林の中の急登踏み跡が薄く、間違えそうな広い尾根は下りは気を付けなければなりません。硬質ゴムの巡視路の階段が出て来てL81の鉄塔が右に見えて来ましたが、そこには行かず左に折れてさらに直進して高い所を目指します。植林の中からでたら L82鉄塔さらにどんどん進んで L83鉄塔が見えて来ましたL83鉄塔からやっと小島山山頂が見えてホッとします。そこから約30分さらに登って小島山山頂(864m)植林と自然林の境界の通路のような山頂三等三角点があります。ここでランチタイム今回は先回より出発が一時間遅いのでいつもの食後のティータイムを止めて、早めに切り上げて先のムネ山を目指します。一旦下って、急斜面の植林の中にポツポツとミツバオウレンが4輪咲き残っていました。右下にコブシが満開林道に出てそのまま林道を進みます。今までほとんど急斜面を登ったり下ったりして、やっと平坦なところを歩けます。鉄塔の横から目的のムネ山が見えています。林道の横にはコブシが満開これは近いので写真が撮れます。北側に回り込んだら雪が残っています。ムネ山山頂は右端の山30分位歩いたらブナの木が生えている鞍部に到着ここから左に入って行き右の斜面を10分ほど登ってネット際の二等三角点があるムネ山山頂(906m)に到着我らが林道からムネ山に取り付く直前に男女三人組が下りて来て小島山へ向かう林道では無く、西の方へ登ってゆきました。どこからやってきたのだろうか?どこへ向かうのだろうか?他にもムネ山へのルートがあるようです。フェンスから西の方の展望貝月山のなだらかな山とその左奥には伊吹北尾根だと思われる稜線が見えています。ということはこの目の前の山は鎗ヶ先かな?ズームで伊吹北尾根一番左端が伊吹山少し休憩して同じ道を引き返します。帰りはやはり気を使うところが何か所かあり急斜面を膝でブレーキを掛けながら下りなければならないのがとてもつらくて、6年前より確実に体力が落ちているのを実感しながら下りました。登山口の手前で、向う斜面のヤマザクラがモコモコ満開今日は暖かく、桜やコブシ、シキミの木の花が満開で春の芽吹きの季節だと感じます。登っていても汗が噴き出て、これからはだんだんきつい、高い山に登ることになるでしょうね冬の散歩でなまった体には、今回は意外にきつい山行きでした。
2018.04.03
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25日(日)は鳩吹山の西、犬山市側から入山して可児市側の鳩吹山との境界の西山(339.9m)へ行ってきました。今年は寒くて名古屋から北側の山には途中にある尾張パークウェイが道路凍結で、しばしば通行止めになるからなかなか行けなかったのです。登山記録を見返したら、西山(両見山)には今回で9回目です。冬の散歩にはちょうど良い山です。木曽川沿いの栗栖の集落を通り抜けて登山口近くから対岸の山を見たら山頂に何やら・・・猿啄城跡(さるばみじょうあと)の展望台です。ズームで見たら人影も見えます。今日は天気が良いのでたくさんの人が登っているのでしょう。登山口左下の川を渡って、斜面に取り付いてジグザグの急登を登ります。ほとんど水平なところが無い尾根を登ってゆく途中に第一展望台と書かれた板がありさらに第二展望台からは、先ほどの猿啄城跡が正面に見えます。登りきったら尾根の稜線を進んで第三展望台と書かれた標識に従って左に行くと第三展望台は、尾根の端の開けた展望が良い所で下界が見えますが今日は春霞であまり展望は良くありません。ベンチが有ってなかなか良い所です。少し進むと、栗栖鉱山跡(マンガンの採掘坑道)という標識がありますが今回は立ち寄らず進みます。以前は行って見ましたが、崖際のすごい斜面を下りてゆかねばならずヒヤヒヤしながら行ったことを思い出しました。どうやって採掘した鉱石を運び出したのか不思議な所でした。天神山頂上先ほどの猿啄城の山が全景見えています。馬蹄形の山塊は右の鉄塔から、グルリと猿啄城まで縦走出来る楽しい縦走路です。下界を見て見ますが、遠望はダメですね。天神山の頂上広場は日当たりが良くて、もうヒカゲツツジが咲いています。次は第四展望台ここも展望が良い岩場ですが、今日の遠望は利きません。しかし横の一本のミツバツツジが満開次の第五展望台では狭い岩場に、たくさんの人たちがお昼ご飯を食べていたのでかすかに見えた御嶽山を確認できただけで写真無しです。西山(両見山)山頂 (339.9m)ここは木に囲まれて展望はありません。可愛い四等三角点山頂の樹林の中でゆっくりランチして再出発ここは名前が付いていないけれど展望の良い岩場です。向うに先ほどの西山(左)が見えています。西山休憩舎どんどん鳩吹山に向かって進みます。今日は暖かくて久しぶりに汗が出て、タオルマフラーで拭き拭き歩きます。分岐で北回りルートへ方向を変えて、いったん谷に下り一番低い谷に自生しているシデコブシを見に行きます。3分咲きのシデコブシはじめは全く咲いていないようで、ガッカリしましたが「一休さん」に向かう斜面を登りながら谷を見ていると谷の奥の日当たりの良いところに3本の木に花が咲いていました。以前は谷に入ることができましたが今日はロープで通行止めで入れません。谷の横の斜面を登りながら目を凝らして、やっと確認できました。遠いのでズームです。たとえ谷に入れても、木が大きくて樹高が高いので下から見上げるだけだから、横の斜面から見ても同じですね。結果的にはバックが暗くて花が綺麗に撮れたのかも。下から見上げて写したら、花のバックは空だから同化して花がきれいに撮れなかったかも・・・と思って納得できました。満開の頃は谷はシデコブシの花がいっぱい咲くのです。ちょっと焦って行ってしまいましたね。斜面は日当たりが良くてミツバツツジは満開です。すでに咲き終わっている木もあります。どんどん登って行くと、これから咲くミツバツツジ。以前は右端に石仏が載せられていた岩場もう何年も前に撤去されています。向うに見えるのが鳩吹山(313.5m)鳩吹山の左に木曽川の流れがきれいです。「一休さん」に近づいて「一休さん」の岩場どうして「いっきゅうさん」なのかわかりません。ひと休みできるところだから誰かが名づけたのか昔からそう呼ばれているのです。そこからはどんどん下って、急登を登り返し第五展望台の近くの分岐まで戻ってきました。西山山頂から周回してきたのです。また同じ川平ルートを下って車まで戻ってきました。暖かくなったので、シデコブシが咲いているかとやって来ましたが思ったよりも咲いている木が少なくて残念です。でも少しでも咲いていて、写真が写せたので良かった~~いよいよ春の花の時期です、鳩吹山の東斜面にはカタクリの群生地があるのでそろそろたくさんの人が行くでしょうね~
2018.03.27
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18日(日)は岐阜県恵那市上矢作の大船山(おおふなやま・おおぶなさん)に登って色々盛りだくさんの山歩きをしてきました。山自体は30分で登れる、めちゃ楽チンですが山頂から普通の山ではめったに見られない展望が広がっています。大船山は初めて登ったのが1999年で、今回で19年ぶり2回目ですが全く記憶がありません。豊田市の稲武町から国道257号で恵那市の上矢作町に入って暗井沢沿いの林道を進んでヘリポートだった広場に駐車して出発。広場に端っこにある看板今日の見どころはたくさんありそうです。道の反対側には大船神社が明治以前、神仏混淆の時代に大船寺だったことを思わせる石碑が7つまつられています。石碑の向うから山の尾根に取り付きます。車道をそのまま歩いても神社の鳥居に行きますが帰りに鳥居の方に下りて来ることにして尾根を登ります。林道の鳥居から登って来る道と合流して石段を登れば上の鳥居が見えて来ました。思ったよりも広い境内です。正面奥に拝殿とその奥に本殿があります。拝殿の左奥へ行くと弁慶杉が見えて来ました。しかし去年の秋の台風で上方が折れて見るも無残な姿に・・・キケンなのでロープが張られて近づけません。岐阜県の天然記念物で、樹高40m、幹回り10.6m樹齢2500年という立派な木なのに、半分くらいのところで折れてしまってとても残念です。帰宅して以前の写真を見たらだんだん思い出してきました。もっと木が若く元気に茂っていたので足もとがこれほど明るくなく昔の写真でははっきり写っていません。本殿は岐阜県重要文化財で、中の彫刻がすごいそうですが入れないのでこの写真だけであきらめて登ります。本殿の左奥から弁慶杉を左下に見ながら登って行くと大山祇神社(オオヤマヅミジンジャ)日本の山の神の操元総元締めと言われる神様をお祀りしています。これはこれは山歩きをしている私は、おまいりしなくてはいけませんね。植林の中を進んで行く左の笹薮がすべて枯れています。花の跡があるので、笹は何年かに一度花が咲くと枯れるという現象なんでしょうか。緩やかに登ってとても楽チン枯れた笹が終わったら、背の低い笹が出て来て山頂が近いような気がします。明るい広場が見えて来ました大船山山頂(1159m)の3等三角点点名 大舟山私が好きな大きさの広場です。季節がら木の葉が落葉しているし、北西方面の木が切られているせいか以前より明るく、山頂広場の笹も無くなっています。北西方面の木が切られ展望が良くなっています。大船山の風の森の風力発電の風車が13基が今日は雨の前で風が無く緩やかにクルクル回っています。でもいくら数えても12基しかありません。おかしいな~~それの答えは後で分かりました。一番高い所の風車の横に何やら展望台のような建物が見えます。ズームで見たらやはり展望台ですね、後であそこに行って見ましょう。なかなか山頂からこんな景色は見られませんね。この山は30分で登れるので、今日はお昼ご飯を持たず登ったので写真を撮ったら下山します。帰りには弁慶杉が木の間から見えて写真ではわかりませんが、上の折れた部分に修復したような被せ物がありました。何とか頑張って生きていてほしいですね。林道の鳥居に下りて来て、林道をヘリポートの広場まで歩いて戻ります。車の横でランチタイム今日もカップ麺のきつねうどんとウインナー炒めとオムレツとおにぎりです。食べたら車で山頂から見た「風の森展望台」の方へ向かいます。林道をそのまま進んで行くと看板があり遊歩道もあります。山靴のままなので散策して見ましょう。一番機の風車が谷に立っています。一番低いところに立っているので、これが見えなかったのです。ゆっくりですが、ブンブンと回って発電モーターのような音がしているのでなんだか怖いような落ち着かないような気がします。支柱の高さが65m、羽根の長さが40mもあるそうです。2007年6月にドイツ製の風車が建設され、一年間で13基で最大発電出力1800万kmh一般家庭4600件分の電力が作られるそうです。風力を利用するエコな発電は、さすが原子力発電をすっぱり止めたドイツ製なのですね。青空に風車、絵になります。展望台へ歩いていくと向うに大船山が見えて来ました。先ほどはあそこから見たんですね。展望台の上から大船山真ん中の一基の向うが長者ヶ峰、その左のピークが高嶺2016年6月に登った山です。一番右端の風車の向うに見えている黒い山は蛇峠山一番奥の大きな黒い山は恵那山形が違うようで看板が無ければ恵那山だとは気が付きませんでした。ズームで恵那山、もう雪がありません。屏風山や三森山方面2016年12月に三森山山頂からここを眺めました。ズームで茶臼山と萩太郎山萩太郎山の斜面は茶臼山高原スキー場です。もうほとんど雪がありませんね。ここは大船牧場なので広々としています。夏なら牛の放牧も見られるのでしょうか・・・一番端のトイレと管理棟の広場に来て見たら山の神と動物の慰霊碑がありました。次は大平地区の福寿草自生地へ立ち寄りましょう。自生地に到着したら時間が遅くて見学者が他に居ません。貸切でゆっくり見ることが出来ましたが、ほとんどの花は閉じかけています。田んぼの土手に自生しています。パンフレットを頂いて散策。昔はもっとたくさん、土手が金色に輝くぐらい咲いていたそうです。キクザキイチゲムラサキのキクザキイチゲ紫色は色としては好きではないけれど花の色は綺麗です。特にキクザキイチゲのムラサキ花は大好きです。今日は山歩きだけじゃなく、風力発電の風車の足元まで行って花も楽しんでとても満足な一日でした。里の春の花を見たら、山の中の春の花を探しに行ける日が近いと感じます。
2018.03.20
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最近は冬の散歩などと言ってあまり歩いた感じの無い山行きばかりでした。しかし、昨日の11日(日)は3回目の養老山では久しぶりで、歩いた~~登った~~という感じでした。前回、2013年3月3日以来3回目同じ時期に登っているのです。いつもの養老公園の駐車場に車を停めて用意をするのですが寒くて寒くて震えながら山靴を履き歩き始めます。土産物屋の並んでいる道を緩やかに登って行きますが日曜ですが、冬だからか開いている店は少なくさみしい感じがします。天気予報どうりの良い天気土手に春の花が咲きはじめています。ミヤマカタバミやっと春の花に出会えました養老の滝に到着しかしなんか感じが変ですねそう、柵が壊れています。どうしたのでしょうか?大きな落石があったのでしょうか。今日は水量が多いのか滝に迫力があります。まだ観光客もチラホラです。滝の上の駐車場を過ぎて道端にオオイヌノフグリが咲いています。この花を見ると春だな~~と感じます。笙ヶ岳へ向かう林道との分岐にこんなのがありました。去年の秋に笙ヶ岳に行ったときは無かったような気がします。川を渡るところが以前より川上になっています。今から左下の川へ下ります。以前にはなかったコンクリートの飛び石が出来ています。渡ったら山腹のジグザグ道が始まります。このジグザグ道は長くて、前回は急斜面の雪が凍っていて帰りにはビビりながら下ったことを思い出しましたが今回は一週間ほど遅いせいか、雪がありません。(よかった!!)ジグザグ道を登りきったら尾根を緩やかに登って行きます。お、お、雪が残っています。三方山との分岐に到着左に行けば三方山、小倉山は右へ。ひとまず三方山へ立ち寄って行きましょう。三方山山頂(730m)は濃尾平野が見渡せ、すごく展望がいいのですが今日は曇っていてあまり展望が良くありません。先ほどの分岐に戻って小倉山に向かいます。《笹原峠》登り初めの良い天気はどうしたのでしょうか笹原峠は曇っているし、風が強く寒い。ここからどこでお昼ごはんを食べるのか考えながら、探しながら歩きます。小倉山が見えて来ました。前回より雪が少なく、左斜面から登ります。この手前で笹原峠で出会った若いカップルが早々に戻ってきます。雪が残っているのでやめて帰りますとのこと。雪のたくさん残っている左から登ります。左の斜面を下りて来る人が居ます。泥んこの踏み跡を歩きます。小倉山山頂(841m)向うに見えるあずまやの方に行ったけど、メチャクチャ風が強くて寒くて寒くてあんなところでは食べられません。1人の若い男性が昼ご飯を食べていましたし、その向うでジグザグの斜面で出会った若者が震えながら「寒い~」と叫びながらスープパスタを作っていました。寒がりな我らは早々に逃げ出して風が凌げるところを探して進みます。小倉山山頂から見える笙ヶ岳(908m)北側には霊仙山がかろうじて見えていますどこか風が凌げるところを探しながら、養老山の方に向かって進みます。この先で山の斜面の陰で風が来ない通路で、ゆっくり昼ご飯を食べましたが養老山へ向かう人は誰も通りません。なんだか東の方に青空が出て来て明るくなってきました。風は相変わらず強いのですが明るくなって天気予報通りの良い天気です。養老山は右へ鋭角に曲がって登ります。りっぱな一等三角点がある養老山山頂(859m)広場前回はここは雪だらけで三角点は雪の下に埋まっていました。帰りの小倉山の上は青空です。真ん中の山、左半分が植林右半分が自然林の山が養老山ズームで左奥の山が養老山です。小倉山山頂(841m)もう誰も居ません。今日も私たちが最後になってしまいましたがこんな良い天気になって、風もやんでくれたのでうれしい。笹原峠に戻ってきました。太陽が出て明るく暖かく風も止んで北風と太陽の話を思い出しました。太陽は偉大だね~~おひさま大好き!!この後ジグザグの斜面は膝が痛くてヨロヨロになりながら川まで下りてきました。今日も最後の登山者です。最後まで開いていた土産物屋の店もそろそろ店じまいのようで目いっぱい遊んだ一日でした。
2018.03.13
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やっと最近になって暖かい日もあり、春を感じる日もあります。各務原市の各務野自然遺産の森から各務原アルプスの大岩見晴台経由で金山へ行ってきました。4日(日)名古屋から北の方は今年は雪が多くて、ノーマルタイヤでは敬遠していましたがやっと北側へ向かうことができるほど暖かくなりました。各務原市鵜沼の北側にある各務野自然遺産の森は広くてすでにたくさんの車が停まっています。看板にはありませんが、大岩見晴台から岩坂峠の手前の金山まで向かいます。移設された古民家がある管理棟です。トイレも管理人の事務所も古民家風です。管理棟横の長い階段を登って山に向かいます。(写真は途中で上から下を撮ったもの)ハイキングコースなので、歩き出しは柵もちゃんと整備されています。大きな展望舎が、清水寺の舞台のように斜面に突き出して建っています。今日は下り坂の天気であまり展望が良くありません。分岐に到着、左上に向かう道を選択アセビが咲き始めています。春ですね~~大岩見晴台に到着たくさんの人が、お昼ご飯を食べてくつろいでいます。展望もあまりないので、この写真の後は金山に向かって進みます。岩の露出したヤセ尾根金山の山頂が見えて来ました。反射板が目印です。ヤセ尾根を進むと正面に反射板が近づいてきました。金山山頂(347.7m)広場三等三角点以前より木が切られて展望は良くなっています。南向きの斜面には、木のベンチも幾つか作られ下界を眺めながら我らもここでご飯です。今日は、カップ麺とおにぎりと食後ののみものだけです。一時マイブームだった「山のスキ焼き」も今年は一度もやってません。下り坂なのに東の空に青空が出て来ました。静かな金山山頂でゆっくりして、先ほどの大岩見晴台まで下りて来たら先ほどの賑わいはどこ? もう誰もいません。大岩見晴台から見た南側寒洞池とその左に北山、右は御坊山 はるか向こうに各務原自衛隊の飛行場の滑走路が見えます。少し下れば、迫間不動の谷を挟んで、明王山(真ん中のアンテナのある山)右端の高い山は金毘羅山一番左端のピークは迫間山(迫間城趾)が見えます。左の展望舎には立ち寄らず、右の道を選んで帰ります。展望台が有りますが、あまり展望が良くありません。真正面には八木山(ツーピークの山)と愛宕山(右のとんがり)犬山の町と本宮山(右)と尾張富士(左)犬山遊園の観覧車も見えます。近場は何とか見えますが遠望はありません。管理棟まで下りて来たら、フクジュソウが植えられています。自然に咲いた花ではありませんが、今年初めて見たフクジュソウです。管理棟の紅梅の蕾が膨らんでちらほら咲いています。そろそろ近場の冬の散歩も終わりかしら・・・春の花の便りも聞かれ、次は花を求めて歩けるのでしょうか。
2018.03.07
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一時のことを思えばだいぶん寒さが緩んできましたがまだまだ冬の散歩は続いています。 25日(日)道路凍結の心配がないところで散歩ができるところということで瑞浪市の竜吟の滝と水晶山へ行ってきました。ここは前回2007年11月に来て以来約10年ぶりで二回目です。今回は国道19号線沿いの駐車場に停めて歩きます。駐車場には雌雄の竜が絡み合ったモニュメントがあります。昼すぎに行ったら駐車場は満車(写真は帰りに撮ったもの)地域の方に停めてもいいと言われて、何とかギリギリで止めさせてもらい出発。山の方へ向かう途中で「鉢伏古墳」という看板を見つけて行って見ることに・・・今まで車でサーッと通過して気が付きませんでした。30m歩いたら小高い民家のすぐ目の前にポツンと円墳の古墳があり看板が無ければ気が付かず、登ってしまいそうです。左下の川を見ながら歩きますが、堰堤工事が進められています。道路突き当りウォーキングマップを見てどのように歩こうかを検討します。結局前回と同じように歩くことにします。右の赤いラインで水晶山へ登り、竜吟湖へ立ち寄り滝を見ながら戻ってきます。陶器で作られた竜の玉が2個(瑞浪市は陶器の町でもあるのです。)ここを通過する時には人感装置が働いて音声で竜吟の滝の謂れが流れています。2個目の玉の中をのぞいてい見たら竜が居ますよ(以前は目が光って、ガオーと鳴いたような気がしますが今はなりません)最初の滝 一の滝竜吟七滝の始まりです。一の滝その右上に「瑞浪市自然ふれあい館」が見えて来ました。そこに立寄ってウォークマップを頂いて進みます。さらに登って行くと、二の滝のあずまやそのあずまやの下に下りたら、二の滝に近づけます。幅の広い滝と細い滝が二筋流れています。今は水量の少ない冬だからこんな感じですが、水量の多い時はもっと迫力があるのかしら?ここから滝巡りから離れて右の山へ取り付きます。こんな階段が山頂までずっと続きます。明るい斜面を登って行きます。春ならミツバツツジがきれいでしょうね。あずまやで一服向うに見えているのが水晶山山頂です。岩登り体験と看板が出ているので登山道から外れて左へ行って見ます。あちこちに大きな岩がゴロゴロ岩の足元にはボルダリングの道具が置いてあります。今日は日曜ですが誰もやってません。登山道に戻って進むと、右の山の頂上あたりに白い大きな家が見えてきました。ズームで見たら、生活感が有りますが普通の家では無いようです。帰宅して調べたら展望を売りにしたカフェでした。はじめ別荘だったけれど、木を切って下界がよく見えるようにしたそうです。登山をやらない人なら、車で行けて展望を楽しめるので興味が出そうですね。KIKI達は毎週比較的高い所へ行き、山頂で飲み物を飲んで、ある意味で贅沢なことしていますね。回り込むように山頂へ向かいます。山頂が見えて来ました。あずまやあずまやから南に下界が見えます。 静かな山頂のはずが、ブンブンと車のエンジン音が鳴り響いて探したら右の山の上にサーキットコースが有り、そこで車がグルグルと周回しているではありませんか。ただの登山者からしたら、その音は少し残念です。(色々な趣味があるので仕方がないことですが。)木が切られて展望は良くなっています。真正面にぼんやり恵那山が見えています。写真でははっきりしませんが。山頂から少し下におりて展望地へ行って見たら(下から写しています)展望地は切り開かれて以前より展望が良くなっています。右の崖際の見覚えのある岩以前の写真↑ではこの岩の上まで行ってました。今回はもう行きません、やはり若い時は冒険ができるものです。屏風山が屏風のように広がっています。やすらぎの小径からこもれびの小径へ進みます突然目の前に人工的な舗装道路が出て来てびっくり以前は有りませんでした。???そこを下って右の湿地帯への木道をぐるりと周ってまたコンクリート道に戻って、竜吟湖の標識に従って登ります。以前の写真ここも偶然同じところから写していました。竜吟湖の標識と向うの曲がった木が同じです。年月が経って同じところに行ったらこんなにも違うことがあるのですね。コンクリート道は、堰堤工事のための重機の搬入用に湖畔の道路から延長して作られたのだと思われます。整地された階段を登って行く途中、意外にも6人とすれ違ってここまで歩く人が居るんだね・・・右の堰堤に竜吟と文字が浮かんでます。竜吟ダムの堰堤です。水が無い「竜吟湖」防災用として作られた人造の竜吟湖ですが以前は満々と水が溜まっていました。以前の2007年の写真です。偶然ほぼ同じところから写していました。水の量が全然違います、最近までワカサギ漁も出来たそうです。ブンブンと山頂から聞こえていた音が大きく響いて先ほどのサーキット場が竜吟湖の隣だとわかります。なぜこれほど水が無いのか・・・湖に流れ込んでくる水が少ないだけで、また夏が来たら増えるのでしょうか。それにしても湖の縁はもう芝生になっているので、ここまで水が溜まる事は無いように思えます。もとのコンクリート道に戻ってさらに下ったら突然コンクリート道が無くなり山腹につけられた山道になって滝巡りの道に合流左の川の「梵天の滝」に下りて見ましょう梵天の滝さんらに下ると「昇竜の滝」「昇竜の滝」クネクネしているようすが昇竜なのですね。「あんま滝」は水量が少ないからなのか命名の意味が分からず???その横に「縁結びの樫」という樫の木がありますがこれは、今までこんな木は見たことが無い不思議な木です。二本の木が途中で繋がっていて、まるで手をつないでいるみたいです。「えびす滝」どこが恵比寿かわかりませんが、大黒様はどこかな?と思ってしまう。「三の滝」最後は二の滝の上の赤い橋橋もkikiの好きなもののひとつです。駐車場に戻ったらもう車は少なくて半日で周回して冬の散歩にはちょうど良い散歩です。久しぶりにお肉を頂きに立寄って飛騨牛のヒレ肉とロース肉を色々な薬味で頂きます。ローストビーフは柔らかくて、このほかにご飯とお味噌汁とお漬物が付いています。最後はデザートぺろりと頂いて満足満足、スタミナ付けてまた歩けるぞ!!近場で、気楽に低山徘徊をするところを探し求めてまだ冬の散歩は続きます。
2018.02.27
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2月4日(日)に瀬戸の海上の森に行ったとき駐車場に近い四ツ沢の分岐から三角点(図根三角点)へは行けたのですが物見山山頂には三角点はありませんでした。帰宅して調べたら、物見山山頂から西南の方向に西広見三角点があるということでそれを探そうともう一度行って見ました。19日(月)今回の登山口は前回と違って、豊田市広幡町の八幡宮から登ります。登山口の八幡宮近くの駐車場は村の管理の駐車場で丁度、イノシシ解体の作業をしていた方に許可を頂いて登ります。この山から出て来た大きなイノシシを解体していてイノシシが出るから気を付けてと言われました。神社の鳥居をくぐったら、すごい急斜面の長い石段が続いています。帰りに数えたら123段ありました。斜度も半端ないほどの斜度で、一段の石の幅が狭く足を斜めに置かないとだめです。昔の人は足が小さかったのかしら??と言いながら登ります。登りきったら予想外に広い境内が広がって、社殿も立派です。今日も参拝して出発山に取り付くところを探したら一番奥の小高い所に小さいけれど一つ一つ立派なお社が五つ並んでいます。その後ろに尾根が続いているのでそこを登ります。尾根はかすかな踏み跡が続いていて今日は暖かく風が無いので気持ちよく歩けます。緩やかに登って行き、さてどこに出るのやらと思っていたらたどり着いたところは、物見山への尾根の稜線分岐でたくさんの木の棒を立て掛けている所です。地図で確認したらこの稜線を西南へ少し歩いたところから南に延びる尾根上に三角点はあるはずです。一つ手前の尾根を下ってしまい、探し回ったけれど三角点は無く尾根違いだと分かってさらに稜線を進んで、次の尾根を南下します。途中少し迷ったけれど、やっと三角点のあるピークへ到達樹林に囲まれ展望が無いピークですがちょっとした広場に三等三角点(西広見236m)が有ります。静かなピークで周りには繋がるルートも無いのでここでランチをしようと思ったけれど、風が出て来て寒いので風を凌げるところを探し、山頂の東斜面の大きな石の横でランチです。ランチの後、その大きな石の上に登ったら猿投山がその稜線まで見えています。先ほどの物見山への稜線へ戻って次に物見山へ登ることにします。物見山からこの稜線がどのように繋がっているのか確かめてみるためです。始めて歩く道をたどりながら、見覚えのあるところにやって来ました。2月4日に物見山に登って、下りに使ったルートの途中に合流したのです。「ああ、ここに出たのね~~」ここから先はまだ記憶の残っている道です。物見山山頂付近は岩がたくさんあります。さらに山頂直下には前回も写真を撮った古墳です。物見山山頂広場平日だからでしょうか、誰も居ません。山頂から下界を見ても今日は展望がいまいちです。「西広見三角点」から約1時間で物見山山頂へ着きましたが八幡宮までの下りは40分位です。まだ日没まで時間があるので登りも下りにも、尾根から見えた隣の天神山が気になったので山靴を履いたまま天神山の登山口を探しに向かいます。車で猿投温泉まで続く林道を山に向かって進みましたが道路崩壊のため通行止めという看板が出て来たのでUターンしてあきらめて帰りかけたら、地元の男性に出会って挨拶がてら天神山の話をしたら、幸いに登山口を教えてもらえました。天神山は地図には載っていませんが、山頂に天神様が祀られていました。山頂手前の急こう配が大変で、登る人が次第に少なくなりお祀りすることも大変になり、天神様を下の村に下ろしてお祀りして今は山頂にはその跡だけが残っているという事も教えてもらって出発です。今はほとんど登られていないという踏み跡が無い斜面を登って行きます。山頂まで続く尾根に取り付いたところです。この先、尾根を進んでいくと、背丈よりも高い笹藪が少しあるけれど時間が無いので止まることなく、迷うことなくひたすら進みます。尾根を外さず登って行くと最後は急斜面になり道なき道をただひたすら一番高いところを目指して登ります。登り着いたら、丸くて西広見三角点より広い山頂広場に到着天神様が祀られていたお社は無くなって屋根瓦だけが1か所にまとめて積まれています。御神体が入っていた祠だけが取り残され、もう壊れそうです。展望も無いので写真を撮ったら、日没まで時間が無いので焦って下山します。地図も持たず、踏み跡も無かったので下山は注意しながら下ってきました。村の外れから振り返ったら天神山がポコ゚ッと盛り上がって見えています。今日も1日ウロウロと海上の森の外れの稜線を歩いてきました。この冬は寒くて、道路の凍結などでいつも登っていた犬山辺りの山には行けませんが瀬戸の海上の森で、低山徘徊してお茶を濁しています。いつまでこんな冬の散歩が続くのでしょうか・・・
2018.02.23
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翌日15日(木)昨夜は一晩中ヒューヒューと風の音がしていました。朝起きて、窓を開けたら外は真っ白で何も見えません。小屋の玄関から・・・真っ白で何も見えない朝ご飯昨年もそうだったけれど、どうして旅館やホテルだとお代わりするぐらい食べられるんでしょうか・・・朝食の後、どうせ外に出ても寒いだけで写真も撮れないということで部屋の炬燵でまったりとおしゃべりして過ごしていたら外を見ていたhimekyonが「晴れた!!」というので窓から外を見て見たら山本小屋の南に広がるダケカンバの林が樹氷で真っ白です。一晩中吹雪いていたおかげです。大急ぎで支度して林の近くまで行って見ましょう。山本小屋から東に300m程歩いて雪の壁を乗り越えて新雪フカフカの斜面を、踏み抜かないよう、斜面を滑り落ちないよう恐る恐る歩きます。晴れて太陽が出て来たら、はかない樹氷は消えてしまいます。雲が目まぐるしく動いて青空になったり曇ったり・・・太陽が出たり隠れたり・・・太陽が出てくれるのはうれしいけれど、樹氷が消えてしまう。歩いてきた斜面を振り返って・・・うしろは青空です。前はまるで墨絵の世界ですね(himekyonの写真より)KIKIが立ち止まって写真を撮っています。牛伏山の方は青空が出たから、himekyon も ハイポーズ!!たくさん色々ポーズをしてくれました。私もハイポーズ!!(himekyonの写真より)ダケカンバの向うに青空が広がり初めました。テンションが上がります。フカフカの新雪を二人が二人締めです。牛伏山の方から青空が広がってきました。私たちが泊まった小屋小屋の周囲を大きくぐるりと回って散歩は終了himekyonもポーズ!!部屋に戻って窓から見たらさっきまで居たダケカンバの林は、もう樹氷はほとんど融けてしまいました。あそこまで行けて良かったね~~ギリギリ間にあったね~と話しながら帰り支度して13時30分、下諏訪の駅まで送っていただき楽しかったスノートレッキングは終了。病みつきになりそうです。
2018.02.20
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14日(水)ブログ友のhimekyonと美ヶ原の雪原を歩いてきました。去年も同じころ、初めて美ヶ原に誘ってもらって行きましたが今年も行こうと計画して行ってきました。今年は寒いのでてっきり雪が多いと思ったけれど寒すぎて雪が無いそうです。今夜のお宿の山本小屋前から出発去年は王が頭と鹿伏山と山伏山に行って、茶臼山に行っていないので今回は茶臼山に行きましょう。歩き出してすぐ、あまりの寒さに震えながら何とかシャッターボタンを押し美しの塔と左奥に王ヶ頭向い風が強く顔が痛い、向かい風で歩きにくい・・・歩き出してすぐに挫けそう。あまりの寒さに『止めようか、茶臼までは無理だよ、手が痛いし顔が痛いよ~~』と、いつ言い出そうかとhimekyonをみたらどんどん先に歩いていきます。仕方がないから、ただトボトボ着いていく・・・八ヶ岳一番左が蓼科山、一番右端にうっすらと富士山が見えています今年に入って初めてみる富士山です。御嶽山も噴煙をまだあげています。お腹もすいているので一本の斜めの木のところで震えながら立ってランチ保温ボトルに入れたお湯で飲み物を作ってサンドイッチを食べてエネルギーチャージして再出発です。浅間山も噴煙をあげています。茶臼山は森の中山頂は一番高い所の木の無いうっすら白い所です。美しの塔から左にそれて茶臼山を目指したら柵があり、柵を越えたら下りです。目の前の八ヶ岳を見ながら下ります。予想外の雪が無い鉄平石の露出した斜面です。蓼科山と八ヶ岳が近くなりました。斜面を下り茶臼山本体を登りましょう。前を行く誰かのトレースが有ります。茶臼山に向かう最初の登り前を行く人のトレースの左に動物の足あと八ヶ岳と富士山茶臼山の斜面は見ため以上に急斜面です。吹き溜まりはフカフカの雪で深く膝まで沈むところもあり反対に風の吹きさらしのところは、雪が飛ばされ締まっていて割に固くて歩きやすい。急登を登りきって息を整えて、写真を撮ろうと一歩前に進んだらハマってしまったよ~~腰まで雪の中に埋まって、もがいても もがいても出られない追い越して行ったhimekyonが笑っている(その時に撮られた写真です)「たすけて~~」結局戻って来て助けてくれました。スノーシューを履いて沈んじゃったら雪の中で足が抜けません。1人だったらどうなってたことやら・・・私がもがいて広げた穴結局、足を雪の上になんとか投げ出して、雪の上でクルリと回転しながら出て来て引っ張って引き上げてもらいました。茶臼山はもうすぐです飛行機雲が一筋茶臼山山頂(2006m)誰もほかにいません貸切です。KIKIのカメラのセルフタイマーで記念写真山頂に一つだけ露出している大きな岩にhimekyonのカメラもセルフタイマーセットほぼ岩と同化しています。浅間山のズーム噴煙も見えています浅間山をバックに踊る人が居ます。美ヶ原高原美術館もズーム山頂から蓼科山から八ヶ岳、富士山まで南アルプス下ろうとしたら、遠く目の前に四阿山(右)と根子岳(左)が見えています。今度は山頂直下でhimekyonがはまりました。今度は私が写します。もう2人の付けたトレースが消えそうです。風が強いので雪を飛ばしてトレースをかき消すのです。鉄平石の露出した斜面を登ります。王ヶ頭が見える柵まで戻ってきました。王ヶ頭(2034m)と王ヶ鼻(2008m)分岐に来ましたランチした斜めの木向うの方の雲行きが悪くて、風も強くてひたすら下向いて歩きますこんな細い木の陰で震えながらランチしたのですずっと風が強いので下を向いて歩いています。綺麗なシューカブラ北側の雲行きが怪しい北の方からすごい風と雪が、横なぐりに吹き付けて来ました。ひたすら宿を目指して歩きます。吹雪はそこまでやって来て大急ぎで宿に入ります。去年は夕食ギリギリまで遊びましたが、今回は夕食まで部屋でまったり出来ました。夕食は信州牛のすきやきと色々他にお味噌汁もついて11品の献立下向けないほどお腹いっぱいになりましたゆっくりお風呂に入って就寝。風の音が一晩中しています。外は吹雪でしょう。明日はどうなるのかな~
2018.02.16
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