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布引観音 宮殿21(金)から日曜に掛けて2泊3日で地蔵峠から湯の丸山と烏帽子岳、翌日は車坂峠から黒斑山に登ってきました。コロナ禍で遠くまでなかなか行けなかったけど久しぶりに、ジプシーのごとく車中泊です。 久しぶりの遠出で、持ち物など忘れてないか緊張しながらゆっくり一般道で向かいました。今夜のお宿の道の駅の近くで、以前から気になる布引観音に立ち寄り岸壁のお堂を見ることに。ここから登ります。この看板によると、国宝とか県宝とか書いています。さてさてどんな伽藍なのか楽しみです。しかし、駐車場から見ることが出来ると安易に考えていましたがウロウロしてもどこからも見えません相棒はどんどん登っていくので、ついていくしか・・・少し登ればいいのかなと、サンダルのままストックも持たず・・・すぐにうっそうとした森の中急斜面の山道です。こんな靴じゃ登れないよ~~と叫んでも、相棒はどんどん登っていく。いまさら車に戻って靴を履き替えるわけにはゆかないあきらめて登ります。メチャクチャ大きな岩が、壁のようにそそり立っています。牛岩と看板があり、長野の善光寺の謂れ「牛に引かれて善光寺参り」の牛の姿が岩にあるというけど、どんなに見てもわかりません。不動滝水は枯れて流れていません。雨の後しか流れないのか、水の流れた跡は有ります。目標の観音堂かな~~とおもったら違ってたやっと上り着いたら、意外に広い境内と本堂本堂の対面に、向う側の岸壁にすごいところに観音堂が建っています。赤い柱がとても綺麗です、基礎の柱がすごく長く、高く支えています。鳥取の三徳寺投入堂を思い出します。ぐるっと回ってあちらに向かいましょう。下の写真はその投入堂の写真です。2016年9月に登りました。しかしその投入堂は不思議なことに、そこに行く道が無いことです。どうやって建てたのか・・・役行者様が、岩の穴に向かって小さくしたお堂を投げ入れたということで投入堂と言われますが、それは作り話としても、現在どうやってメンテナンスのためにそのに行くのかな・・・と思いました。途中の岩に、はめ込まれたようなお堂が・・・これもはめ込まれています。室町初期の建物だそうです。さっきの観音堂の宮殿(くうでん)に入って見ました。先ほどの本堂が対面に見えています。私は靴底がツルツルのサンダル履きでここまで来てしまいました。しかし、怖いのは帰りです。ストックも無く、山靴でもないツルツルのサンダルで山道を下りなくては・・・山全体が大きな岩山で、その岩にあいた穴を利用してお堂を作ったのでしょうがすごい発想ですね。そろりそろりと山道を慎重に下りて、道の駅に着いたらお風呂に入って明日に備えて、お や す み な さ い~~
2023.07.27
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16日(日)岐阜県中津川市 富士見台に行ってきました。初めて登ったのは2000年6月2006年6月、2008年8月 2016年7月に2回、2017年8月、2022年9月そして今回で8回目手軽に登れるので大好きな山です。今回は、富士見台に行く前に、平成になって発見された巨木神坂大桧(みさかおおひ)を見に行きます。富士見台には何度も来ていても神坂大桧は知りませんでした。KIKIは各地にある巨木が大好きです長い年月そこに居て、ずっと世の移り変わりを見続けてきたなんてロマンを感じますね~強清水以前はとうとうと水が流れていましたが今日はチョロチョロです。古代の東山道の山越えの旅人の、のどを潤した水も令和になって枯れてしまうのでしょうか・・・あずまやのうしろから風穴への道が自然の風穴というより、石積みで蚕の貯蔵庫として作られたと書いています。確かにひんやりした風が出て来ています。そしてその横に、登山道があります。冬はこの先は雪で車は登れないので、ここから歩くしかありません。私は夏しか来ないので、この道は通ったことがありません。大桧の駐車場から林道を歩きます。歩き出しは、曇りでガスっています。チダケサシホタルブクロ道の両脇にはヤマブキショウマがいっぱい崖の上の、ほとんど土が無いところにもヤマアジサイとヤマブキショウマが咲いています。トウバナゴマみたいに小さい花林道を約2キロ歩きます。途中で崖崩れの横を通り大きな枯れ木を見上げてだんだん大きな木が増えてきました。このあたりから原生林になるのでしょうか看板が出て来て道の突き当りの手前 右に神坂大桧が生えています。この道路を作るときに発見されたそうです。「森の巨人たち100選」という巨木100選に選ばれているのです。樹齢1000年樹高25m幹回り7.22m階段の上からも大きなヒノキが目に入ります。しかし、近づいたらこれは神坂大桧ではなく神坂大桧はもっと先にあるそうです。でもすごい大きさ!!ただ、幹はすでに枯れかかっていて、大きな穴が開いています。かろうじて左の枝が生きています。「神坂大桧」はもっと下へ下りてゆきます「神坂大桧」柵があり近づけませんが大きなヒノキが元気でまだまだ頑張っています。先ほどの最初のヒノキの横から見てみたら神坂大桧より幹回りは太いような気がします。私がスリムに見えます!!そして階段の上から写したので、短足に見えます林道でゆっくりお昼ご飯を食べて歩き出したらメチャクチャ良い天気になりました。枯れ木の向こうの山の間に、今から向かう富士見台の一部が見えています。富士見台の駐車場の脇にウツボグサ萬岳荘が青空に映えますねササユリは丁度満開、良い時にきました。 ヒヨドリグサまだ蕾です。ササユリと、富士見台の笹の海神坂山と萬岳荘恵那山は山頂部が雲の中神坂小屋が箱庭みたいです。神坂小屋と恵那山笹の中にササユリがポツポツ咲いています。向うの岩の積み重なった少し奥が山頂神坂山への笹の道私の好きな景色です。ササユリと山頂の手前の岩場ここにはササユリが群生しています遠くに真っ白なササユリササユリは薄ピンクですが、ついつい色の濃いのを探してしまいます。でも、真っ白なのもあるのですね。山頂手前の岩場ここからの広い笹の稜線は素敵です。誰もいない、富士見台山頂(1739m)神坂大桧に先に行ったので、ほとんどの人はもう下りてしまいました。後方に南木曾岳以前はここから、横川山や南沢山まで足を延ばしたものです。下には中津川の町が見えていますが天気の割にぼんやり神坂小屋にもどって、抹茶オレを飲みます。向うの山は恵那山恵那山に登るには、広河原ルート、黒井沢ルート、神坂ルート、宮前ルートとが有りますが、ここから神坂ルートは鳥越峠経由で大判山を越えて登ります。登ったり下ったり長いトレイルは、若かったから日帰りしたけれど、とても疲れた記憶があります。クモキリソウ(ラン科クモキリソウ属)丸黒山で見て以来です。今日はヒノキの巨木にも、クモキリソウにも会えたし富士見台の笹の海も太陽に光っていました。最近は楽ちん登山でお茶を濁していましたが久しぶりにワクワクした山行きでした。
2023.07.18
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2日(日)岐阜県恵那市の笠置山へ。初めて登ったのは1996年7月2回目は2002年8月3回目は2022年6月 20年ぶりに登りましたそして今回で4回目一番楽ちんコースで登ります。この山はペトログラフという、岩に刻まれた文様と天然記念物のヒカリゴケで有名ですが残念ながらヒカリゴケは悲しいくらい減っています。盗掘でなければ、気候的にヒカリゴケの生育に厳しくなっているのでしょうね。山の中腹にキャンプ場がありますが、日曜日なのに静かでひとけがありません。管理棟の右横から登ります。ここからはずっと階段が続くとは思ってもいなかった。お天気が良く、蒸し暑くて登りだしてすぐにバテバテ尾根の上にあずまや一番最初にこの山に登った時には出来たばかりの舗装道路と、あずまやがあまりにも立派すぎてそのために伐採された山肌が痛々しかったのに27年も経てば、緑深くその時の面影がありません。あずまやも年季を感じます。そして、キャンプ場の施設なのでしょうかおもしろい展望台が作られています。展望台の上に乗って後ろはキャンプ場の管理棟と駐車場こういうところには必ず登りたくなります。この後はずーっと階段が続き、暑くて暑くてバテバテで同じころに歩き出した、女性3人と男性一人のグループとぬきつ抜かれつしながら、暑いね暑いねと言いながら登りました。駐車場のあるあずまやに到着左下に物見岩があります。ここの駐車場までは車で来ることが出来ますが、4台くらいしか停められません。下のキャンプ場の駐車場の方が広くて停めやすい。物見岩この山は岩が多くて、この物見岩も大きな岩です。岩の上からは、中津川市内が見渡せ向うの山は恵那山ですが雲に隠れています。次の富士見岩へ笹の中を少し下り大きな岩が富士見岩大きな岩は2つに割れています岩にヤマツツジがまだ咲き残っています。物見岩とあまり展望が変わらないので物見岩のあるあずまやに戻ります。再び、物見岩からの恵那山は雲が少しとれてきました。さっきより恵那山ははっきり見えてきました。あずまやの横で、同じ頃に登り始めたグループが昼ご飯を食べていました。私たちにお漬物のおすそ分けをくださったのでその横でお昼ご飯を頂きます。我らはいつものごとく、ゆっくりランチタイムをすごし昼ご飯後は、ここから尾根道を歩きます。気持ちの良い尾根道笠置神社 奥社の参道になりました。あと少しで笠置山山頂二等三角点と笠置神社 奥社ここが山頂(1128m)です。以前は船伏山と呼ばれていましたが、花山法王が京の笠置山に似ているということで笠置山と名付けたそうですが確かに中津川の方から見たら、舟形に見えるのです。山頂神社の裏側に回り、ヒカリゴケを見に行きます。ヒカリゴケの岩の手前には くぐり岩相棒は狭い岩の間をくぐってみました。宇宙人みたいなシルエットです。さらに下ったら大きな百畳岩ヒカリゴケの洞窟にいくためには大きな岩を乗り越えていかなくては・・・この丸太の階段は滑ります。気を使いながら登り、登り切ったら岩を左へ下るのですが岩の表面も滑ります。ハラハラドキドキしながら、左の大きな岩のヒカリゴケの洞窟へ奥に光るヒカリゴケ驚くほど減っています。以前の二枚の写真を載せてみます(この写真と、下の写真)地面全体にヒカリゴケが光っています。この20数年で驚くほど減っているのであと数年で見ることが出来なくなるのでしょうか。ヒカリゴケの洞窟からみた景色山頂の神社に戻ります。ペトログラフの盃状穴誰が何のために削ったのでしょうか・・・看板はあるのですが説明が無いのでよくわかりません笠置神社奥社この神社の特徴は、保護のために大きな屋根があります。立派な檜皮作りの屋根を保護するためなのでしょうね。龍の彫刻ゾウの彫刻なかなか凝った作りです。次は展望台へ向かいますこれは以前の写真で、展望台は一段ですがヒノキが大きくなったので、現在の展望台は3段に増築されています。うっすらと一番奥に、南アルプスの塩見岳のようなシルエットが・・・中央アルプスの空木岳から南駒への稜線盃状穴のペトログラフの大岩へ向かいます。機械も無い昔に彫られた盃状穴ですがとてもきれいに彫られています。岩の割れ目を通過して笠置神社の参道に合流またまた物見岩に登って恵那山を確認雲が完全に取れて、恵那山はくっきり駐車場に戻ってきました。キャンプ場はひっそりとしたまま。暑くて暑くてバテバテの日でした、このくらいの山でヘロヘロなのでつくづく体力と気力がなくなったと実感します。この夏の山は、さてどうなるのでしょうか。
2023.07.14
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24日(土)三年ぶりで、岩伏山に登ってきました。この山も、まだ山をやり始めたばかりから登っています。初めて登ったのが 1996年12月それから3~4年毎に登って、今回で7回目です。登山口の津島神社の駐車場に車を停めて歩き出します。登山口の津島神社の鳥居の横には、参拝者と登山者用の駐車場や休憩舎も完備されていつも川口集落の皆さんの好意を感じます。今日は土曜だからきっとたくさんの車が停まっているかと思ったら一台も無く、意外でした。しかし別のところに停めて歩いている人もいるでしょうね。岩伏山の説明と地図神社の階段は段の奥行が狭くて急斜面です。男性の靴なら踵が乗りません。ということは藁草履の古い時代の石段ですね。まず、津島神社に参拝して登ります。神社の左から山に入っていくと、獣除けフェンスの扉がありその先の茶臼山高原道路を横切って登山口ですが、ここは帰路口になっています。私たちは最近はずっと、ここから反対周りで登っています。なぜなら、こちら側は急斜面なので、ひざを痛めている上に、左足首を骨折したKIKIには急斜面を下るより、登るほうが良いのです。しかし今日は、この反対周りが苦労することになりました。すぐに、炭焼き窯跡このあたりから倒木が多くそのためにルートが少し変わって、ルート探しのために大まわりして、余分な体力を使ってしまいました。かすかな踏み跡があるものの、途中で無くなってしまうので急斜面をよじ登ったけれど踏み跡が無くなるのです。かすかな踏み跡を探し回りますが見つからずもう一度わからなくなったところまで急斜面を戻って、冷静に考え直そうと戻り直しです。何とか登山ルートを見つけたのは45分ほど彷徨った後でした。このルートはちゃんと下りに使えば、下りのルートはわかりやすかったかも知れないのです。はなたれ岩ちょうど顔のような岩の鼻のあたりから水が垂れてくるので、付いた名前です。水の後はありますが、水は垂れてません。笠石別名「お〇ん〇ん岩」だそうです。そのいわれが看板にこっちから見たら笠ですね。この近くに碁盤石山があります。その山の上で天狗が碁をしたそうです。この先で、単独の男性に追い越されました。その方もルートが途中で無くなって、探し回ったということでした。指示通り、下りに使えば意外にすんなり下りられるようですが反対周りは、たくさんの倒木のせいで以前よりわかりにくくなっているのです。くまの爪痕のようなひっかき傷帰りにはクマに注意の看板もありました。やっと、歩きやすい道になりました。「信玄ののろし岩」が見えたら山頂です。岩伏山(983m)三等三角点があります。(四等三角点と表示がありますが、三角点の標柱には三等です)山頂らしい広さですが、残念ながら木が大きくなり、特にこの時期は木の葉っぱが茂って展望が良くありません。ネジキ木の間から見ようとしますが、かろうじて鹿島山と大鈴山だろうと見当つけるだけこのあたりには、信玄公の名の付いたものが多くあります。武田信玄公はこのあたりまで南下してきたのですね。この岩のあたりで狼煙を上げたのでしょう御嶽山や、恵那山が見えるはずですが・・・山頂でゆっくり一時間ランチタイムでした。その間誰も登ってきません。山頂手前で追い越していった単独の男性も、急ぐようでお昼も食べずに、反対周りの下山ルートで下りて行かれたし今日は予想外に貸切でした。登りのルートを下ります。作業小屋は崩れて、見る影もありません。ミズバショウの群生地長命の滝谷の岩の上に石仏山姥洞窟へよりみち山姥洞窟までの道が荒れてて、とても危険洞穴の近くにはいきません。本当に岩が多い山です。今から五百数十年くらい前の文正年間に一ヶ月位続いた長雨のせいで、山頂の岩が崩れ、土石流となって下まで押し流されてきてすそのの川が氾濫して集落が流されたそうです。それは山の形が変わるほどだったそうです。このあたりの岩の点在が、その昔のすさまじさを物語っているそうです。ピンボケの写真ですが、お峰さんの絵だそうです。その頃は写真は無かったそうですが、写真みたいにリアルです。お峰岩どこから登ったのでしょうか、足を置くでっぱりすらありません。岩の上の観音様獣除けネットまで下りてきました。久しぶりによじ登り、急下りをしたので疲れてその夜は爆睡でした。そんなことが無ければ、ほどほどに登れる山なのに道探しは気を遣うし、疲れます。下りてきて登山口の原田さんとしばらくお話をして帰ってきました。これからは梅雨の雨で山に行けないこともありそうです。ヒルのいる山は避けなければなりません。山選びに苦労しそうです。
2023.06.30
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去年11月から始まった、六甲を歩くシリーズも、今回のパート4で完結です。季節は桜の咲く時期から、ミツバツツジに移り今回は山全体がヤマツツジと藤の花に彩られ六甲山がこんなに花が多くきれいだとは思いませんでした。今回は六甲ケーブルで稜線手前まで登り山上バスで六甲ガーデンテラスまで行って、そこから歩きます。前回は六甲ガーデンテラスの先の六甲有馬ロープウェイから、有馬温泉まで下ったのです。その続きで、そこから六甲山頂に登って、魚屋道を有馬温泉へ下ります。初めて魚屋道を下った時は、秋なので日が短く途中で薄暗くなり、へッデンを点けて歩いたので周りの景色はわからず下山口に着いたときは真っ暗でした。ポツンとある外灯を頼りに温泉街に下りて金の湯に入った時、ホッとして急に空腹を覚えたものです。そのために、もう一度明るいうちに魚屋道を歩いて景色を見てみたいと思ったのです。三宮から六甲ケーブル行きのバスに乗って、ケーブルで六甲山上へ。黒部のトロッコ電車のように窓の開口部が広く、ほとんどオープンの状態です。下っているように見えますが、後ろ向き(下向き)に登っていきます。ケーブルが駅に着いたら、山上バスが待機していました。バスに乗って六甲ガーデンテラスに向かいます。山上とは思えないほどの六甲ガーデンテラスの施設向うに六甲枝垂れが見えています。しかし今日は休館日なのでほとんど人が居ません。テラスから下界を見たら、ガスガスでもやってます。前回ここから、左の六甲有馬ロープウェイ乗り場に行って有馬温泉までロープウェイで下りたのです。今日は、右へ六甲山頂目指して歩きます。若葉がムンムンしています。下界が見える所で ハイポーズ山上のドライブウェイを少し歩いて六甲全山縦走路はこういうところも歩かなくてはいけません。先ほどよりガスが消えて、展望が良くなりました。こういう景色は六甲山独特ですね。ヤマツツジが満開ヤマツツジロードです。山道と舗装道路を繰り返して舗装道路から山道に入る分岐で、藤の花が満開電波塔と藤の花満開のヤマツツジが気分を上げてくれます。塩見のお兄さんの足取りも軽く六甲山頂へ最後の登りになります。ベニドウダンの木が満開の花をつけています。ベニドウダン六甲山頂にはたくさんの人たちがお昼ご飯を食べて休憩しています。前回は夕方前だったので誰もいなくて貸切を楽しむより、日没前に有馬温泉へ下山するのに不安がいっぱいでした。ミヤマキンポウゲ六甲山頂(931m)ここでお昼ご飯を頂いて、有馬温泉へ下山します。魚屋道に下りる手前に、きれいなトイレ水洗トイレでウォシュレットでした。前回と違ってここでもたくさんの人が休憩してます。今日は安心して魚屋道を楽しんで歩けます。ここから魚屋道で有馬温泉へ下山します。初めは少し道が荒れていますでもすぐに広くて歩きやすい道になります。しかし、途中で登山道が崩壊して迂回せざるを得ない所は足場が悪く注意するところもあります。右へ下りたら筆屋道ですが、まっすぐ魚屋道を行きます。今度は左へ下りたら、炭屋道を経て有馬温泉へしかしここでも、まっすぐ魚屋道を行きます。有馬温泉の登山口(下山口)へ到着前回は真っ暗で何もわかりませんでした。虫地獄地図で見て、「虫地獄、鳥地獄」とは何だろうと思っていました。炭酸地獄「とりちこく たんさん水」と石柱に書いています。鳥地獄このあたりで、有馬温泉の源泉の炭酸温泉の炭酸ガスが岩の割れ目から噴き出て、虫や鳥がたくさん死んでいるので虫地獄や鳥地獄とつけられたそうですがそれがのちに炭酸温泉の源泉だとわかり有名な日本の三古泉の一つの有馬温泉だそうです。炭酸源泉広場です。池の赤い水がぶくぶく湧いています。前回は真っ暗でこんなところもわかりませんでした。有馬温泉は太閤秀吉も愛した温泉だそうです。日帰り温泉の「金の湯」には2回入ったので、今回は「銀の湯」に入ります。汗を流して気持ちよく電車で帰りました。ずっと付き合ってくれた「塩見のお兄さん」ありがとうございました。剱岳日帰りもする健脚の「塩見のお兄さん」ですが私ののんびりゆっくりの歩きにずっと付き合ってくれました。お互いのふるさと神戸の山、六甲山再発見でき、実際に歩いてみて、思った以上に自然が残っていて色々なルートから色々な登り方で楽しめるということがわかりました。時間と体力に合わせて、ケーブルやロープウェイを利用すれば色々な登り方で楽しめると・・・もっと早く登ればよかったと、でも遅くはありません、時々お墓参りを兼ねて神戸を訪れる楽しみが出来ました。
2023.06.25
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六甲を歩く パート3はこの間の続きで、まやケーブル、ロープウェイで掬星台まで行きわからなかった摩耶山山頂を探して六甲山を目指します。10時の始発のケーブルで登ります。たくさんの人が乗り込みました。ケーブル下駅前回下りで乗った時にも思ったことですがこのケーブルはすごい傾斜を登ってゆきます。ここを歩いて直登するのは大変なことでしょう。摩耶観光ホテルの廃墟1930年に開業して、1990年に閉鎖されました。今は「廃墟の女王」といわれ、摩耶再生の会の努力で産業遺産として「国の登録有形の文化財」の登録に廃墟としては一番最初に登録されたの建物だそうです。今は月に一回、このホテルとその周辺の遺跡を見学する廃墟ツアーがあるそうですよ。名前は摩耶遺跡(マヤ遺跡)だそうです。うまく付けましたね!!ロープウェイを乗り継いで星の駅に到着掬星台から摩耶山山頂を目指します。摩耶山頂(702m) 三等三角点なかなか立派な山頂が森の中に。しかし、摩耶山頂へは初めての人には、とても分かりにくい。さあ、ここから今日はスタートです。ここも廃業した オテル・ド・摩耶まだまだ綺麗だから、廃業は最近でしょうか。時が止まった感じがします。前回はアゴニー坂ではなく舗装道路を歩いたので今回はアゴニー坂を歩きます。要所要所に標識があり、わかりやすい。(その割に摩耶山はどこにも書かれていなかったわ・・・)六甲全山縦走路を歩きます。杣谷峠前回は布引の滝から穂高湖に来ましたそしてここから摩耶山頂を目指しました。シェール槍が見えています。岩々しているのがわかります。ところどころで、舗装道路を歩かなくてはいけません。六甲山を今まで歩かなかった理由の一つは若い時に車のドライブで来ることばかりで、山頂稜線は舗装道だから山に登るという感覚がありませんでした。写真のように大型の派手な定期バス通っているのです。神戸っ子にしたら、六甲は車で登るという感覚だったのです。しかし、舗装路からすぐに山道に入ってゆけるので足も心もホッとします。目の前にあずまやが見えてきたのでそこでランチタイム、おむすびを頂きます。ツツジが満開、山肌がピンクユキモチソウこんなところで見ることが出来てびっくり!!記念碑台のビジターセンターここでトイレ休憩六甲全山縦走路は山道や、舗装路など色々な道を歩きます。記念碑台 全景まるで公園です。神戸の市街が一望六甲山の開祖、イギリス人のアーサー・ヘスケス・グルームさんの記念碑グラバー商会のグルームさんが友人たちと私費を投じて六甲山上に4ホールのゴルフ場を作り、規模を徐々に広げて日本最古のゴルフ場の神戸ゴルフ俱楽部を作りました。 グルームさんは、日本、神戸が大好きで奥様も日本人で大変仲が良く、その間に15人もの子供がいたそうです。六甲山が好きで、六甲を切り開いて別荘を作り仲間と過ごすうちにゴルフ場を作ろうということになり道路も無く、重機もない当時は手作りで山を開墾し4ホールのゴルフ場を作り、植林や砂防も行って現在の六甲山の元を作った人で、その顕彰としてここ記念碑台に記念碑が置かれたそうです。ゴルフ場の中の、保護ネットのトンネルを通ります。ところどころでゴルフ場の芝生が見えます。ゴルフの趣味は有りませんが、ゴルフをやる人にとって日本最古のゴルフ場でプレーすることは憧れかもしれません。たしかに山の上で、眼下に街が見える所でクラブを振るのは快適でしょうね。アケビの花ミツバツツジの最盛期の良い時に登れました。大阪方面が開けています。みよし観音(美代子観音)1964年2月18日、59年前大阪空港から徳島へ向かった日東航空機が、尼崎の畑の中に墜落した事故でスチワーデスの麻畠美代子さんは7人を救助し、最後の一人を助ける時に飛行機の爆発で亡くなりました。尼崎の事故現場でなく、ここに慰霊碑が建立されたのはここから徳島に向かう航路が見渡されるからだそうです。六甲枝垂れ(ろっこうしだれ)六甲ガーデンテラスの中にある有料の施設です。夜はライトアップして、これ自体が光りますがこの中から見る下界の1000万ドルの夜景が素晴らしいそうです。昔の六甲ロープウェイの鉄塔とロープ何年も使われていませんが、撤去されず残されたままです。右はガーデンテラスの施設テラスから大阪方面の展望六甲アイランド方面この先で、六甲山頂から有馬温泉へ下りるか、ロープウェイ乗り場へ行って、乗って有馬温泉へ下りるか・・・思案しましたが前回同様、有馬温泉の登山口に付いたら、また真っ暗になりそうなので今回は初めて「六甲有馬ロープウェイ」に乗って下ることにします。神戸っ子ですが、初めてこのロープウェイに乗ります。前回、魚屋道(ととやみち)を下った時は秋でしたので紅葉がきれいでしたが今日は新緑がきれいです。有馬温泉駅に到着日帰り温泉「金の湯」に入って帰ります。ハーバーランドのモザイクの夜景とライトアップされた観覧車右にポートタワーが見えるはずですが、今は工事中でカバーされています今回で3回目の六甲でした。色々な歩き方で楽しんでいます。次の4回目が最後、六甲山頂から新緑の魚屋道を歩いて、有馬温泉の「銀の湯」に入ります。
2023.06.23
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六甲を歩くパート2は新幹線 新神戸駅の裏から登って布引の滝経由で川を何度も渡渉するトエンティクロスを通り北アルプスの、大正池と河童橋のミニ版シェール道から穂高湖とシェール槍に登ってア―ゴニー坂から掬星台そこから摩耶山山頂へ行くつもりが山頂がわからず、ケーブルカーで下山しました。ところが、下山して帰宅したら、カメラの写真をパソコンに取り込む前にすべてを消してしまうという大ドジをやらかして真っ青!!幸い一緒に歩いてくれた塩見のお兄さんの、スマホの写真があったのでそれを送っていただいてようやくブログにアップできました。新幹線の新神戸駅から歩いてすぐ布引の滝都会のすぐ裏山に、こんな立派な滝があるとはだれが想像できるでしょうか岩をうがつ水のしぶきが、汗かいた肌に気持ちよくここでサンドイッチの遅い朝食を頂いて休憩。まだ両親が生きていた時この奥のハーブ園にロープウェイで登って歩いてこの滝に下りてきたことを思い出しました。日ごろ山歩きをしていた父でしたがこの山を下るときに足元がふらついてその時に初めて、父の年齢を実際に感じたことを思い出します。私にとって、布引の滝は父との最後の山歩きの思い出です。見晴らし台から神戸の街猿のかずら橋もう巻き付いていたカズラがほとんど無くなってますトエンティクロスの案内が出てきました新緑がまぶしい五本松の堰堤堰堤の横の急斜面を汗かきながら登ります布引貯水池小学校の時の遠足は、ここだったと思いだしました。神戸の水がめこの水は神戸ウォーターと言われて、外国航路の船に詰め込まれても水が腐らないと評判だったとかでも今の神戸の水は、いろいろなところからの水が混ぜられているそうです。桜茶屋から紅葉茶屋と続きます。平日なので茶屋はやっていないのでしょうね。天気が良くてめちゃくちゃ暑い小川のせせらぎとちいさな木橋笑っているのはこのあたりまで。この後、黒岩尾根登り口で、通行止め看板があり登山道崩壊のために大回りしなければならないのですがネットで調べたら通過できるようなので、自己責任でそのまま進みました。しかし、途中で崩壊地手前で、道が間違っていてそのまま進めずあきらめて戻り振り返って見たら、しっかりした踏み跡を発見無事、崩壊地を抜けてホッとします。目標の一つ河童橋北アルプスの河童橋の名前を付けていますミニ河童橋神戸にもあるのですね河童橋ミニ大正池確かに立ち枯れが・・・ここで昼ご飯も考えたのですが、時間切れを考えて先に進みます。大正池と河童橋実際の北アルプスは、大正池に河童橋は掛かってませんね。綺麗な六甲の水が流れています。ミツバツツジが満開このあたりで食べようか・・・ヤマブキが満開このあたりでもいいね結局何でもない道端に座っておむすびを頂いて。立派な石積みの川を渡って徳川道へ看板はあるけれど、その説明の石積みは崩れているようです。もうすぐ穂高湖です穂高湖この名前も北アルプスにちなんでますね誰がつけたのでしょうか、憧れの北アルプスなのでしょうか向うに見えるとんがりはシェール槍実家の檀家寺の能福寺の住職さんから聞いていたシェール槍です。いつか行けたら…と思ってました。湖畔の桜とツツジ今からあそこに登るよ~~貸切の穂高湖穂高湖の周りツツジの最盛期岩登り開始このあたりから急斜面の岩場を登る私が登って来たあと少しがんばれ~~狭いピーク岩の一番端まで行って見よう結構な崖の上ですさっき居た、穂高湖あの桟橋に居ましたよバス通りの杣谷峠お釈迦様のお母さまを祀っている、摩耶山天上寺アゴニー坂をやめて、舗装道路を歩きます。六甲山はツツジが多いのね摩耶山頂がわからず、掬星台に行ってしまった。掬星台(690m)の広場から神戸の街はすごい展望摩耶山の山頂ではなく掬星台の山頂表示夜景のすごさは想像するだけでもすごい!!真ん中の半円の変わった建物は、メリケンパーク オリエンタルホテルです。摩耶ロープウェー「星の駅」時間切れなので、「まやビューライン」で下山します。ロープウェイの後は、少し歩いて「虹の駅」からケーブルカーに乗ります。「まやケーブル下」から神戸市バスに乗って三宮へ。今日のパート2は摩耶山頂へ行けなかったので次の六甲パート3 は摩耶山頂から六甲山頂目指し有馬温泉へ。
2023.06.21
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遅ればせながら昨年11月半 芦屋川から六甲山へ歩いた記録です。六甲山はふるさと神戸の山なのに、車でしか登ったことが無く登山という概念が無かったのです。しかし、登山し始めて29年、百名山も終わって改めてふるさとの山を登ってみようということで計画しました。今回一緒に付き合って登ってくれたのは、南アルプスの塩見岳で出会って、それ以来交友を温めてきた、塩見のお兄さんです。塩見のお兄さんも神戸出身ですが、幼いころ六甲山に登ったのですが記憶が無く、登ったことが無いのと同じだということでともにふるさとの神戸の山再発見ということで付き合ってくれたのです。阪急芦屋川駅から高座の滝に向かって住宅の中の川沿いの坂道を歩きます。芦屋の高級住宅街が並んでいて目の保養をしながら坂道を登ります。高座の滝住宅街を抜けたら急に山道に入って今までとまったく景色が違う山の中をしばらく歩いたら滝が突然現れて、先ほどの住宅街とは違って幽谷の世界です。滝の左から急斜面を登りますここが、芦屋ロックガーデン大正13年ころから近代登山の発祥の地と言われます。新田次郎の「孤高の人」で有名な加藤文太郎も歩いたのですね岩登りを楽しみます。急斜面どんどん登ります六甲特有の花崗岩が露出しています ちなみに墓石に使われる御影石というのは花崗岩のことで、東灘区の御影という地名からつけられたということです。展望の良い岩場神戸の街が一望、夜景はきれいでしょうねたくさんの人が休んでいます。標識がしっかりあるので、助かります。風吹岩途中で芦屋カントリークラブの敷地の道を横切ります。六甲はゴルフ場が多いのです。日本で最古のゴルフ場が出来たのも神戸六甲なのです。神戸ゴルフ倶楽部という最古のゴルフ場は英国人のアーサー・ヘルケス・グルームさんが作った1901年に4ホールのゴルフ場がスタートです。このような看板もたくさんあって、現在地もわかりやすいしかし歩いている人が居なくなり心細くなります。一軒茶屋六甲山の山頂直下の縦走路にある茶屋ですが休みなのか、やっていないのか・・・私の後ろが六甲山頂です。六甲山上の舗装道路を横切って山頂に向かいます。六甲山頂(931m)ほぼ300度ぐらいの展望ですが、誰もいません。15時半すぎて太陽が西に傾いて焦ります。魚屋道を有馬温泉へ下ります。黄葉が西日に照らされてきれいですが、ほとんど止まらずひたすら歩き続けます。隣の山肌が赤くきれいですが、写真はここまであとはひたすら歩きます。なぜなら、日没が近づいていて、途中でへッデンを出しました。有馬温泉側の登山口の下山したときは、すでに真っ暗です。ポツポツある外灯を頼りに有馬温泉街に下ります。日帰り温泉の「金の湯」に入って汗を流して本日の予定は終了。次は改めて別のルートを歩いた記録をUPするつもりです。
2023.06.20
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6月4日(日)ほぼ一ヶ月ぶりに更新です。相棒は人生二回目の帯状疱疹のあと、白内障の手術をしました。帯状疱疹は予想外の発病でしたが目に症状が出たものの、前回のように角膜に影響が無くて幸いでした。白内障手術のために眼科にかかっていたので早く対応処置が出来たようです。それにしても長く待たされました。 久しぶりなので楽な山歩きにしようということで愛知県設楽町の寧比曽岳に登ってきました。最近は段戸湖の方から長いルートで登っていましたが今回は大多賀峠から楽ちんコースで登ります。寧比曽岳は今回で9回目初めて登ったのが1995年12月その後、1996年2月2014年1月、2020年5月、6月2回2021年6月、2022年5月2020年はコロナ禍で県外の山に行けない時に3回も登りました。その時に改めてこの山の良さを感じたのです。大多賀峠からは手軽に登れて、時間と体力のある時は段戸湖からとルートを変えて登るのも楽しいものです。登山口の横にある駐車場は10台ほどしか停められずすでに満車で、路肩に停めて歩き出したら早くも下りてきた人の車が出て、空いたのでそこに入れなおして改めて出発。登山口の横にフタリシズカが咲いています。この鉄階段を登ってゆきます。手入れの行き届いて比較的明るい植林の中を進んでゆくと「亀の甲石」が露出しています。緩やかに進んでゆくと休憩のテーブルが二か所ありますこのルートは東海自然歩道なので整備されています。自然林が出てきて完全に登山道は自然林の中以前冬に登った時は、この自然林が霧氷でとても綺麗でした。今回もその時の話をしながら歩きます。風で、霧氷の氷が飛ばされて、キラキラしてまるでおとぎ話のようでした。とても綺麗なテンナンショウマムシグサという別名がありますが、これはそんなにマムシの柄のようで無く綺麗です。自然林の緑のトンネルの向こうに山頂寧比曽岳山頂(1121m) 三等三角点ベニドウダンの木が集まっています。ベニドウダンは盛りを過ぎていますがまだきれいなのもあります。あずまやでランチタイム南アルプスが見えています。三角錐のきれいな山が愛知県で一番高い茶臼山その後ろに同じように三角錐の山が聖岳茶臼山の右手前に風力発電の風車がある、井山井山の右後ろは萩太郎山茶臼山と聖岳 同じように三角錐です。井山南アルプス左側(北側)堂々とした塩見岳塩見岳のズーム左から荒川三山、小赤石岳、赤石岳、兎岳、聖岳、光岳聖岳の手前の三角錐は茶臼山今日はたくさんの登山者でいっぱいでしたが皆さんが下山してほとんど人が居なくなって盛りの過ぎたヤマツツジ今年は花の時期には山には行けませんでした。下山してから豊田市松嶺町の「ササユリの里」に立ち寄ります。県道33号が途中でこの間の大雨で土砂崩れのため遠回りして公民館に着いたらほとんど見学者は帰った後です。新聞に掲載された記事を見て尋ねてきた人が多く昨日と今日はすごい人出だったそうです。協賛金200円払って地図を貰って歩きます。個人の地主さんが長い年月コツコツと保護して増やしたササユリ自然に山にポツポツと咲いています。ここのヤマユリは大きくて色が濃いのが多いとても大きい群生地の手前に看板もあります。この時期は一般車は入れません。ウツボグサすごい敷地の地主さんのお宅地主さんと出会ったので、しばらくお話をして群生地へ個人の敷地内です。御嵩町のみたけの森のように、斜面いっぱいに咲いているわけではありません。個人が保護するには限界がありますが綺麗に整地して保護されています。色が濃くて大きい以前はイノシシが、最近はカモシカがササユリの球根を食べに来るそうでフェンスを設置しています。ササユリもカサブランカみたいに大きい帰りに、目治し地蔵様に立ち寄ってこの間、白内障手術した相棒のためにしっかりお参りしましょう大きな立派なお地蔵様でした。久しぶりに歩いて、気持ちよく汗かいてやはり歩くことはいい運動だと思いました。汗かいて代謝して30年近くやってきたことは程よい運動と、新陳代謝をおぎなすのにとても良いことで無理しない程度にこれからも続けて行きたいことです。相棒も久しぶりに歩けて、明日は筋肉痛だな~といいながらも嬉しそうでした。
2023.06.05
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3日(水)ゴールデンウィーク最後の山行きはこの間の国見岳から4日しかたっていないので今日はお花探しの散歩程度にしようということで、米田白山とみたけの森です。米田白山は今回で6回目、みたけの森は10回目です。両方とも最近は毎年のように歩いています。だんだん体力に自信が無くなってでも山を歩きたいときに、展望が良く簡単に登れる山ということで、最近は良く登るようになった山なのです。東回りで周回します。向うに見えるのはトイレと休憩舎一の坂、二の坂を登り登山道に岩が露出してきたら稜線は近い右に少し植林、左に自然林の三の坂馬の背岩馬の背のように長く大きな一枚岩この岩の上からは天気が良ければ一番右端の納古山の右に御嶽山が見えるのですが・・・きょうは天気が良いのにダメですね。岩稜の続く尾根を歩きます。次はタイタニック岩一番端まで行けばいいのですが下の谷が目に入って怖くて無理です木が邪魔していますがここまでが限界でも手前の岩に乗ったらイイ感じです。モチツツジが咲いています。八畳岩大きな一枚岩 白山槍一番高い岩の上には乗りません岩の上が斜めなので、そんな危険は冒しません。飛騨川の流れと下界の景色が良い米田白山 山頂(274m)二等三角点がある広場は、いつ登っても誰かが石を並べて山名と年月日を表示してくれています。毎日日課のように登って、並べ替えてくれる人が居るのですよね。 木陰のベンチがありますが、少ないし、狭い山頂なので次々登ってくる人の邪魔になるので、お昼ご飯は次の展望台で。尾根に突き出した展望台のあずまやで、たくさんの人が休憩しています。広いテラスはカンカン照りで暑いので先に食べた人が譲ってくれたベンチで、ランチタイム向うに見える山並みは飛騨川の向こうに鬼飛山や大谷山、八坂山その向こうにみのかも健康の森の高木山や山之上富士山右端に納古山が見えています。御嶽山がうっすら見えていますがカメラでは写りません。展望台から下山中に見つけたこれはなあに?林床にいっぱい蕾がついています。帰宅して調べたら、なんとシライトソウの蕾もっと深山にあると思っていました。たくさん蕾があったので、咲くときれいでしょうね。岐阜県の絶滅危惧種のミノシライトソウかな?とも思ったのですが、ミノシライトソウはもう少し花被片が短くまばらのようなので、これは普通のシライトソウかな?いずれにしても、これだけ30年近くの山を歩き回っていましたがシライトソウの蕾を見たのは初めてです。次に訪ねたのは、みたけの森歩き出してキンランを探して、山の斜面をキョロキョロ見ていたら5mほど上の斜面に薄紫の何かが・・・望遠カメラで見たらタツナミソウでした。南山ため池の横を通って6月にはササユリの咲く斜面を目指しますウツギも満開斜面にキンラン見っけ!!ホタルカズラ日あたりの良いところはホタルカズラがいっぱい群生しています。ホタルカズラキンランキンラン三兄弟光に輝いています、これぞ本当の金色です。今日の一番大きなキンランの株今まではキンランは蕾の状態しか見たことが無くこのみたけの森で初めて花弁が開いているのを見たのです。全開ではなくこのくらいの開き方がいいですね。キンランを探してどんどん登ってきました笹の斜面の中に見つけたキンラン朝日の塔に登ってみましょうみたけの森の全景と御嵩町ツクバネウツギ天気が良かったのに白山や御嶽山が見えなかったけれど今日は目的のキンランが見られたし、シライトソウも見られ楽しい里山歩きが出来ました。帰りの渋滞を懸念していましたが、不思議に渋滞も無く帰宅できました。今年のゴールデンウィークも遠出は出来ませんでしたがほどほどのところでお茶を濁して終わろうとしています。
2023.05.07
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4月29日(土)ゴールデンウィークで遠出の人もいると思いますが我らは、相棒の帯状疱疹が治ったばかりで近場でお茶を濁しています。今回は、伊吹北尾根の隠れた花の山 国見岳に登ってきました。この山は今回で6回目、前回は2021年5月3日偶然同じ日となりましたが同じように花があるでしょうかそして同じようにアナグマと出会えるでしょうかと期待しながら登りました。国見峠ここまで車が入れるか心配しながらやってきましたがやってきたら、車が一台もありません。ゴールデンウィークだから、てっきりたくさんの車があると思ってきたのですが。天気は曇りで、雨がいまにも降りそうです。夕方までは何とか持つだろうということで登り始めます。キランソウタムシバ少し遠いのでズームで写せました。鉈ヶ岩屋への分岐左へ行けば、石田三成に追われた本願寺の教如上人が春日村まて逃げてきて、村人にかくまわれて隠れ住んだという岩屋があります。この写真と下の写真は、2015年4月29日下の国見岳スキー場から先の林道が通行できずそこから林道を歩いて鉈ヶ岩屋に登って、国見岳を目指した時の写真。8年前は元気でした。昔の岩屋は中が広くて、教如上人が匿われて住めるほどの広さがあったと思われますが今は奥の岩が崩れてしまっています。この写真は、当時のお堂ですがこのお堂が壊れたので、今はアルミのお堂に変わっているそうです。またいつか実際に見てみたいです。タチツボスミレこの先から、苔の付いた石灰岩が露出した斜面を登ります。そこは岩に苔がびっしりついて、滑りやすくとても気を遣うところですが、その反面 花が多くわくわくするところでもあります。ヤマエンゴサクヤマエンゴサクボタンネコノメ一番多かったのが、このボタンネコノメヤマネコノメ黒いのは種になっています。ヒトリシズカ苔の付いた岩とベストマッチミヤマカタバミの葉っぱがありますが、当然花は終わっていました。やっと、山頂稜線に取り付いて元KDDIの電波施設があった台地に到着今は広く何もないただの広場ですが以前は大きな電波塔があり、遠くからでもその電波塔を頼りに国見岳が山座同定できたのですが撤去された今はその目印が無くなって同定しにくくなりました。アナグマ(2021年5月の写真)そしてその広場の住人はアナグマですが今回も遭えるかと期待して登りましたが、遭えませんでした。まだ元気で生きているのでしょうか、今回はお出かけ中かな・・・ヌタバ今回は水が溜まってまるで池のようです前回はこの半分くらいしか水が無かったのですが。霧がかかって幻想的です。国見岳へ最後の登り石灰岩についた苔が、まるで御池岳のようです。国見岳山頂(1126m)ガスガスで何も見えません。国見岳の山頂のこのあたりは昔は大きなマムシが住んでいたのであまり岩の間でじっとゆっくりしていたくないのです。相棒は始めて登った1998年に、その大マムシと出会っているのですから・・・イチリンソウ太陽が出てないので花弁が開きません。ハクサンハタザオヒメクワガタまだ蕾です。タチツボスミレですが色がとても濃くて綺麗で、花も大きいのでオオタチツボスミレでしょうか。石灰岩の山は花が多くて楽しめるので花探しで足が進みません。国見岳とその隣の大禿山の中間向うに見える山が大禿山フッキソウの大群落フッキソウの花ミヤマキンポウゲ ?早くも夏の花なのですか・・・イチリンソウ帰りには開いているかな・・・大きなカタツムリの殻空き家になっています。石灰岩の山はカタツムリも多くてそしてニョロも、ヒルも多いのです。あと一登りで大禿山です。ルイヨウボタン若い芽はシカに食べられていますが食べられずに済んだのは、葉っぱが大きくなって蕾がついています。ルイヨウボタンの花葉っぱと同じ地味な色ですが、かわいいですね。ルイヨウボタンの群生シカに食べられた若木を見たときはショックでしたが食べられずに済んだのは花が咲いています。カタクリもう遅いので、この花一つしか見つけられませんでした。大禿山山頂(1083m)山頂にガスがかかった国見岳が見えています。ここでランチをと考えましたが風が吹いてくるので風の来ない西側の斜面でランチタイム一向に天気が晴れないので、雨の前に戻ります。途中でガスの消えた国見岳がみえてくれました。ヒメレンゲ国見岳をバックにニリンソウが開いていました風が強くてこの稜線歩きは飛ばされそうです。イチリンソウはまだ開いてくれません苔の付いた石灰岩の斜面を下ります。途中でやはり雨が降ってきて、でもここは慎重に下ります。国見峠の車に乗ったら、かなりの雨でした。大禿山で引き返したのは、良い判断でした。峠に大型のマイクロバス(中型バスというのでしょうか)が笹叉から縦走してくると思われる団体を待っています。この雨の中であの斜面を下るのは大変でしょうね。2021年5月に登った時の、開いていたイチリンソウ。この時は天気が良くて、御座峰まで行きました。帰ってきて、服を脱いだら脇腹にダニが食いついていました。まだ深くかみついていなかったようですぐに取れましたが、元気な奴で動き回ります。写真を撮った後、天国に行ってもらいましたが花の写真を撮るときには、膝が悪いのでしゃがめないから地面に座り込むので、ダニの餌食になるのでしょうね。もうダニやヒルやニョロの出てくるシーズンですね。山は楽しいし、花探しはうれしいけど、同時に嫌な奴の時期でもあります。
2023.05.05
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23日(日)相棒は帯状疱疹で1ヶ月以上山と離れていました。その間、私は可児市のカタクリ群生地と鳩吹山に一人で登りましたが久しぶりにそろって山に向かいました。岐阜県の瓢ヶ岳と高賀山のダブルヘッダーです。と言っても、中美濃林道の登山口からですので楽ちん登山です。年齢から体力も減退して、百名山も達成して気力も減退して、楽に登れるなら、楽ちん登山でも良し楽しんで登れるならそれも良し。そんなこんなで楽ちん登山開始。久しぶりなので相棒は歩き出しは少しふらついていましたが、すぐにいつものペースで歩きます。春の花の次期に、相棒は病気で鬱々としていたので今日のアカヤシオはとても楽しみにしています。芽吹き始めた新緑の道を歩くのは気持ちのいいものです。ウグイスもしきりに鳴いて、1ヶ月のブランクの間に山はすっかり春になっています。ジグザグに登って、前方のヒノキの間にチラチラとピンク色が見えてきて花付きは少ないものの、咲いていますアカヤシオさらに登って山頂稜線に取り付くところでアカヤシオがお出迎えこの木は一段と色が濃くて、花付きも良いシロモジの花も地味ですが負けずに満開ズームで写すのにとても苦労してやっと1枚ここで、しっかりアカヤシオを堪能して次はカタクリを探して歩きましょうオオカメノキ白い花も青空にくっきりそしてカタクリがありました相棒が帯状疱疹で苦しんでいるときに私は一人でカタクリの群生地でカタクリはみたもののそれは保護された柵の中の花でした。やはり、ひっそりと山道で咲いている自然の中のカタクリは数こそ少ないけれど、出会えた喜びは大きいものです。低い位置での撮影は膝が悪いからしゃがめなくて、登山道にどっしりと座り込んでの撮影です。こんな道ならいくらでも歩けそうヤマガラがズーッと私たちの前で何かを探してくわえています。春は恋の季節です、たぶん巣作りの材料集めですね。じっとしていないので、遠くからコンデジのズームで写すのでとても大変これが精いっぱいです。下って登り返しを2回繰り返したら奥瓢ヶ岳(1160m)新しい山頂標識が出来てます。3度目の下って登り返しをする途中でカタクリのカップルを発見カタクリ三兄弟山頂分岐ではアカヤシオやはり今年は花付きが良くないですね去年はもう少し花が多かったような気がします。白山瓢ヶ岳山頂には二組がランチしていました。私たちも御嶽山と白山の写真を撮ってお昼ご飯です。御嶽山と乗鞍岳(左 うっすらで見にくいです)御嶽山のズーム雪がだいぶん少なくなっています。瓢ヶ岳山頂(1163m)お昼ご飯のあと、貸し切りになったので山頂写真です。再び、同じ道をカタクリを見ながら戻ります。やはり、一番のアカヤシオの前でハイポーズ次は、高賀山へ向かいます。相棒は病み上がりだから、やめたほうが良いのではないかと思ったけれど本人は登る気満々なので、しぶしぶついてゆきます。神坂峠熊除けの筒をたたいて 熊さ~ん、通りますよ~~ハンマーは壊れているので、ストックでたたきました。高賀山のカタクリは少し大きいような気がしますが色は瓢ヶ岳の方が濃くて綺麗です。途中で、瓢ヶ岳がきれいに見える所で眺めながらしばし休憩山頂手前のここは好きなところどうやら貸し切りですね。高賀山山頂(1224m)山頂は山頂らしい広さで、伊吹山や能郷白山、真正面は白山左に御嶽山が見え、ほとんど360度の展望です。蕪山とその右奥に滝波山左一番奥は平家岳神坂峠まで下りてきて、今日のダブルヘッダーは終了瓢ヶ岳は今回で9回目初めて登ったのが、1996年5月今と違って、若くて元気だったから、色々なルートから登っています。高賀山は5回目。初めて登ったのが、1996年8月この山も初めは若くて元気だったから、高賀の森公園から登っていました。最近は楽ちんなルートがあればそのルートで楽しんで登るほうを選んでいます。それでも、山道を歩いていると靴の裏から伝わってくる土や、岩の感触や小鳥のさえずり、目の中に飛び込んでくる新緑太陽のまぶしさ、頬を撫でる風・・・五感で感じる感触が何んとも心地良くて山をやっていてよかったなあ~~とつくづく思うのです。
2023.04.24
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27日(月)各地で桜の開花情報が次々届けられている最中に相棒は二回目の帯状疱疹になっています。はじめての時は右側にでて、今回は左側に出ています。私も過去に罹って右側にでましたが、二回も罹るとは・・・子供のころに罹った水ぼうそうのウィルスで発症するらしいのですが体の中に潜んでいるウィルスが加齢と過労で発症するそうです。ということで、せっかくの花の時期なのに・・・仕方が無いので、一人で岐阜県可児市のカタクリ群生地と鳩吹山へ行ってきました。温暖化のせいで、年々開花が早くなっています数日遅くて、日当たりの良いところではすでに枯れた花が。今年はロープ近くでは絨毯のような開花は見られません。丁度良い開花に出会わすと、絨毯のようにびっしり密集して咲いてくれるのですが。ロープ柵の向こうに獣除けの電流柵も出来ています。手前はまばらで密集していませんコンパクトデジカメなので近くの花しか写せません。大きな望遠カメラを持った人もたくさん来ていました。そういうカメラなら、奥の山際の密集しているカタクリの花を写せますね。この後、家を出るのが遅かったので、鳩吹山に登るかどうか悩みましたがやっぱりせっかく来たので登りましょう。小天神の展望地目指して登ります。ヒカゲツツジが満開このクリーム色が好きです。途中で木曽川の流れが真下に見えます。結構な斜面に岩が露出しています。小天神の展望台このあずまやで、遅いお昼ご飯のオムスビをいただきます。ぼんやり見える御嶽山小天神のあずまやの横の桜も八分咲き時間が遅いので、誰もいません。貸切で素晴らしい展望を楽しみながらオムスビを頂いて次の大天神に向かいます。すごい岩の露出した登山道スミレが岩のあちこちに咲いています。スミレは花の種類が多くて特定できません。どなたか教えてください。大天神ここのあずまやは大きいけど、やはり誰もいません。山頂広場鳩吹山山頂(313m)木曽川の蛇行と御嶽山が絵になりますが今日の御嶽はぼんやりです。山頂のヒカゲツツジが大きくなっています。去年は登っていませんが、この山は今回で12回目です。一昨年の同じ頃来た時はまだ小さな木でした。山頂でもう一つのオムスビを頂きながら暖かい午後のひだまりと展望を楽しんで大脇コースから下山します。大脇コースの登山口の桜が満開です。土田城趾近くの、可児川河川敷のニリンソウの群生地まで足を延ばします。アオキの雄花まるで作り物みたいに十字のえんじ色の花弁と黄色の雄しべが可愛いウラシマソウこの花も地味ですがなかなか面白い釣り竿持っています。藤原岳で初めて見たのですが、こんな平地で見られるとは・・・キクザキイチゲお久しぶりの花です。藤原岳で淡いムラサキの花をよく見たものですが平地で群生しているのはうれしいことです。キクザキイチゲの群生ニリンソウニリンソウの群生サンリンソウはとても少なくてニリンソウに負けています。イチリンソウ もとても少なくて探しました。イチリンソウはニリンソウより花が大きく一つの花しか咲きません。しかし開くと、ごく淡いピンクがかった花弁と花芯が大きくて華やかです。もう一度ニリンソウ駐車場近くには、信長の母の土田御前の「出世の碑」膝の上に居るのは幼少時の信長桜の木の向こうに、さっき登った鳩吹山河津桜だそうです。今日は一人で花めぐりの一日でした。せっかくの花のシーズンなのに、相棒は病院めぐりです。早く治って花を見に行こうね~~
2023.03.30
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御嶽山と乗鞍岳(左)19日(日)関市の迫間不動から、金比羅山、明王山、迫間山(迫間城趾)へ周回してきました。今年の冬は日曜日に登ることが多くたまたま雨の前の風が無い暖かな日が多く、寒がりの相棒には幸いでしたが、反対に遠望が利かず御嶽山がきれいに見える日が無かったのです。しかし、今日はその分を取り返してなおおつりがくるほどのすごい展望で、大大大満足でした。天気、展望は、最高です!!迫間不動の長い階段を登り詰めたら、護摩堂の手前右の山へ取りつきます。山道を登っていくと、いったん簡易舗装の道を横切って再び山道を登っていきます。今年初めてのショウジョウバカマ開いたばかりでとても綺麗稜線の手前で日当たりが良いので、ミツバツツジも咲き始めています。伊吹山が良く見えて手前右に金華山もはっきり、お城まで見えています。中央アルプスも木曽駒ケ岳から空木、南駒まで見えています。正面には高賀三山御嶽山今日は噴煙が上がっていませんね~~もう治まったのかしら・・・と思って、ズームで見たら残念、少しまだ上がっています。上になるほど日当たりが良く暖かく、ミツバツツジはたくさん咲いています。金比羅山へ山道をさらに登って金比羅宮の向こうが、金比羅山の山頂(383m)金比羅山は今回で10回目久しぶりなので山頂からの展望が木の伐採でよくなっています。伊吹山と池田山、手前に金華山次に向かう、明王山のアンテナ御嶽と乗鞍、アンテナの右に中央アルプスの山並み木が伐採されてすごい展望です。最高です!!(2回目)御嶽山と乗鞍岳何度もシャッターを切りました。本当に久しぶりの展望です。槍ヶ岳とその左奥に、たぶん鷲羽岳、水晶岳のような気がします。(帰宅して地図とにらめっこでした)遠すぎてコンパクトデジカメではピントが合いません。しかし、見ることが出来たので最高です!!(3回目)中央プルぷスの山並みも、笠置山まで見えています。能郷白山また御嶽と乗鞍乗鞍岳のズーム明王山の山頂(380m)では、関商工の平和の鐘が設置されていてちょっと音階がくるっている所もありましたが木槌があったので叩かせてもらいました。(笑)小牧山の向こうに名古屋の駅前のビル群一番遠く、猿投山(右)と岩巣山(左)今年は年始から岩巣山を歩き回りましたね~~ミツバツツジが彩を添えて八方不動明王へここで、いつもお掃除してきれいにしてくれている妙真さんとお話をして不動明王様にお参りをして関の街迫間山山頂関の街と御嶽山と乗鞍岳ずっと見えてて、最高です!!(4回目)迫間山(迫間城趾 309m)桜の蕾も膨らんで、明日は咲きますね小岳の辻から迫間不動へ下りてきて護摩堂奥の院今年はまともに初詣をしていないのできちんとお参りしましょう洞窟の中の奥の院は真っ暗たくさんのろうそくの火が揺らめいています。無事登って下りてこれました、すごい展望も楽しめました。今日は本当に最高でした。(WBCの誰かさんの真似をしてみました)本当に久しぶりの大展望を堪能して今年楽しめなかった御嶽山を充分楽しめて最高です!! 5回目(笑)
2023.03.21
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山楠公園のエドヒガンピンクのつぼみがもう膨らんで、数輪花が開いています。彼岸に咲くからエドヒガンといわれ、開花標本木のソメイヨシノよりは早く咲くようです。ソメイヨシノより色のピンクが濃くて、たくさんの蕾が一斉に開花したら見事でしょうね。12日(日)岐阜県川辺町には、先週登った遠見山以外に今売り出しの山がほかにもあります。大谷山と八坂山、鬼飛山です。今日はこの三つの山の散歩です。この山も来るたびに少しずつ変わってゆきます。大谷山は四国八十八ヶ所模写霊場が作られて山道には113体の石仏・石像があります。ここから登り、大谷山山頂の秋葉神社から、谷を隔てた八坂山に向かいます。岩の露出した山道には石仏がところどころまつられています。岩の上に阿弥陀如来像右の孟宗竹を切った札に書かれた、標語と絵が味があります。阿弥陀如来様の後ろにあずまやが見えてきました。石仏になったKIKIです。悪病除弘法大師像展望の良い先ほどのあずまやを振り返って。それぞれ良いお顔をしています。阿弥陀如来像薬師如来像が多かった秋葉神社のある大谷山山頂(215m)が見えてきました。前方にあとで向かう鬼飛山が見えています。木の中にある秋葉神社今日は暖かいというより、暑くて汗かいて木陰でお茶を飲んでホッとしています。谷を挟んで八坂山へ向かいます。山頂には、室町時代にお城があった名残の石積み井戸も水が溜まっています。八坂山(225m)山頂飛騨川の流れを見て八坂山の山頂は、お城のなごりで石積みが残っています。少し下がって「出丸」には御嶽神社がまつられています。展望がとてもよく、今日もここでランチです。ランチ後車に戻って、次の鬼飛山へ向かうために山楠公園へ山楠公園の駐車場うしろの鬼飛山を見て杉の木の花が咲いて、すごいことになっています今年は例年より花が多くて花粉が多いそうです。この写真を見るだけで鼻がムズムズしてくしゃみが出そうですね。このすぐ後に雨が降ってきて、すぐにやむだろうと雨宿りしていましたが雨足がひどくなってあきらめかけました。スマホで雨雲レーダーを見たら、この近辺だけの頭上に雨雲があるだけですぐにやむとなっていたので信じて20分ほど雨宿り。ほとんど小降りになったので出発ちびっこ展望台は左少しよりみちして行こう以前より置物が増えて焼き物の鬼がお出迎え今年の干支のうさぎ鬼の後ろの木にはフクロウ鬼のいる岩穴登りだしたら雨がやんで桃太郎の一刀岩スパッと切れています第一見晴らし台展望の岩場鬼瓦が鎮座しています第二見晴台今日は天気が悪いのでダメですが、天気が良ければ素晴らしい展望です。二匹の鬼とヤマンバ正面の米田富士立派な鬼瓦以前には無かったけれどどんどん鬼尽くしになっています。先ほどの八坂山の出丸ズームであのあずまやでランチしました。山頂へ向かいます。この山に残された桃太郎伝説で桃太郎に退治された鬼が、飛ぶように逃げた山だそうです。コブラがぶら下がっています。三等三角点のある山頂(291m)山頂近くの稜線はイワカガミの群生地があり花の時期には楽しみが増えますね。この後はピストンで戻ります。夕方からまた雨が降るとの予報なので。予報通り車に戻る途中で雨が再び降ってきました。今日は風も無く夏日のような暖かさで、このまま春になるのでしょうか。そろそろ散歩ではなく冬眠から覚めて山登りの時期でもあります。なまった体で登れるのか心配ですが楽しみな花の時期がやってきますね。
2023.03.13
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5日(日)岐阜県川辺町の遠見山はここ数年、どこかのテレビでよく紹介されています。町おこしの一つでしょうか、おかげで行くたびにどこかが変わっているのです。初めて登ったのが2019年11月BS放送を見て興味を持ち次には2022年3月で、今回は3回目です。今回は登山口が変わっていて、たぶん民家の前を通らないように配慮したと思われます。公民館の駐車場はわれらの車が最後の一台分でいっぱいです。他にもたくさん駐車場が出来ていますが相変わらずスタートの遅い今日は、すでにいっぱいでしょうね。前回の登山口より少し南から山の方へ入っていくでもJR高山線の下をくぐる小さなトンネルは同じ集落の裏からはすぐに山に取り付くので、すごい斜面です。斜面にジグザグに登山道が整備され来るたびに整って、人も増えています。来るたびに山道は整備されていきます。稜線が見えてきましたあと少しです。右は秋葉神社のある山頂で左に行けば見晴らし岩です。稜線を左へ行きましょう見晴らし岩の上足元に飛騨川が流れています。飛騨川がぐるりと取り巻いているこれが今人気の、グランドキャニオンのホースシューベンドに似ているといわれいる景色です。次に行く秋葉神社のある山頂人が居ます先ほどの稜線の分岐に到着看板は南天の滝へ下りるルートを教えています。前回はここを下りました。山頂手前の鞍部です。下からは想像もできない池があります。枯れたことが無いといわれていますが、今回はとても水が少なくこれではモリアオガエルが卵を産みつけられませんね。この池を見ながらお昼ご飯を食べてしばし休憩。遠見岩この岩の向うも絶壁です。遠見山山頂(272m)秋葉神社です。下山は緑の展望台経由で南天の滝へ下ります。緑の展望台とは何かしら?鉄塔の下にベンチがあり、納古山へのルートもあります。谷に向かってどんどん下ってゆきます。林道に下りてきました。林道から見たらこんな景色です。林道を下っていくと岩をくり抜いたトンネルがあります。前回下りてきた道を左に見て南天の滝の入口に不動明王の祠南天の滝水が少なく滝の正面に回り込んだら滝つぼに流れ落ちる大きな滝は水が流れていない小さな流れが右にあるだけです。大雨の後や梅雨などの後しか、大きな滝にならないのかしら・・前回もこのようでした。夏に来たら立派な滝かもしれませんね看板の滝は水が流れています仕方が無いので看板の写真です。さらに林道を下ってゆく途中森の中に立派な祠が・・・山の神様でしょうかさらに、ベンチと旗の棒がある開けたところで下界を見てみよう下界の集落とその対面に権現山その後林道の入口あたりで、ワンちゃんの散歩の地元の方としばし歓談最近人気が出てきてたくさん登るようになった山でこの間山で転んで足を骨折した人が居たそうで登山者が増えたら、事故も増えますね低山ですが急斜面の山なので気を付けなくてはね。民家の横を歩きながらホトケノザハコベもう春ですね~~タネツケバナ民家の立派な梅の木は白梅が満開です下の道路から見上げたら右の↓の岩は見晴らし岩左の↓(少し左にずれてますが)の岩は遠見岩下から見上げたら確かに岩が確認できます。テレビ放送でたくさんの登山者が増えたそうで川辺町の町おこしの成果が出ています。町の方に迷惑を掛けずに、利益が町にもたらされたらいいですね。
2023.03.07
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23日(祝)今度の土日は用事があるので前倒しで23日に岐阜県富加村の加治田城趾と梨割山へ。スタートが遅くて(冬はいつもこうです)登山口の白華山 清水寺の駐車場に着いたらお昼でした。登山口近くのお寺の山門の手前にある、沢の上に掛かったあずまやで歩く前にお昼ご飯です。京都の嵐山の川床のように、川の上にあるあずまやなのでとても風通しが良くて、寒い!!半面、夏は涼しいでしょうね。今日はおでんパックです。おでんを温めて食べている間にうどん玉を入れて少し味付けをし直してうどんのおつゆにしてうどんを煮て最後に卵でとじて刻みネギを入れて出来上がり。体が温まります~~食べたら出発清水寺の山門、二天門と言います。怖い顔した増長天と持国天が両脇に立っているので二天門というのです。岐阜県の重要文化財だそうで、とても古くて凝った作りで、風格があります。何回見ても素晴らしい門だと思います。そこからは階段を登っていきますが左の石積みはまるでお城の石垣のようです。こじんまりとした本堂無住の寺だそうですが、いつ来てもきれいに掃除されています。桓武天皇の時代に、京都の清水寺と同じ時期に創建されたお寺です。扉が少し開いていたのでカメラを入れて撮影させていただきました。ご本尊の国の重要文化財の木造の十一面観音座像は思ったよりも小さくてカメラがブレてきれいに写せません。写真が飾っていたのでそれをズームで写しました。座像の観音様はとても珍しいそうです。確かに観音様は立っている御姿を見ることが多いですね。御手水場の右の階段を登って山に入ってゆきます。林道に合流して長い階段を登ってゆくこの後、ゴールデンレトリバーのトキ君を連れた3人の山ガールと出会いました。少しお話をしたら、梨割山だけ登って戻るところです。期待した展望は無かったといわれるので、加治田城趾をお勧めして私たちと一緒に再び歩きました。右手に「ろうそく岩」と表示が出来て、木が切られてにょきっと立ち上がった岩が見えます。今までは木が隠していたのですね。分岐を左へ加治田城址の手前の稜線で名古屋の駅前のビル群がぼんやり見えて犬山のモンキーパークの観覧車も見えています。今日は展望はあまりよくないですね。城址は広く、城郭があっただろうと想像できます。木が切り取られて北側も良く見えるようになっています。東の堂洞城趾今はゴルフ場が取り巻いている堂洞城趾坂祝市(さかほぎし)の猿喰城の方向名古屋の駅前の方向ゴールデンレトリバーのトキ君は今日が初めての山デビューです。とてもうれしそうに歩いていました。野生の血が騒ぐのでしょうね~~山ガールたちが下山していった後、私たちは食後の飲み物でいっぷくして梨割山へ向かいます。手軽に登れるので単独の男性たちが次々登ってきます。この時、新しいルートが出来たことを教えてもらいました。南東方向梨割山木々の向こうに、この後向かう梨割山が見えています。梨割山との分岐に到着要所要所の分岐でこのような看板があり助かります。急坂を登っていきます。階段もありますが、階段が山土で埋まってしまって結局、急坂となっているので下りは少し気を使います。梨割山山頂梨割山頂(278m) 二等三角点のある広場戻る途中で、行きにわからず通り過ぎた山の神様にお参りして(大きな岩の下の木の足もとに山の神様の石)この石に気が付かず通り過ぎてしまいました。山の神と彫られています。登るときは背後の大きな岩を見上げて通り過ぎてしまいました。清水寺の駐車場に下りてきたら、地元のおばさんが車が一台残っているので、心配して見に来てくれて少しお話をして、このお寺を地域の人々が整備して守っていてくれてこんなに綺麗なお寺なのだと感心しました。
2023.03.02
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18日(土)19日日曜は天気が悪いので、その前日に予定していた山ですが用事が出来て昼過ぎからしか登れないということで春日井市の弥勒山へ。その前に以前BS放送で見た、岐阜県川辺町のパン屋に行って見ました。大きな看板もありませんが青い手作りっぽい建物が目立ちます。コロナ対策では無く、狭いので一組ずつしか入れません。若いご夫婦でやっています。テレビ放映の影響で、翌週はすごい売れ行きだったとおっしゃってました。ボールのようなまん丸のパンです。お目当てのおかずパンは、今日は有りませんでしたがアンパン、りんごケーキ、クリームパン、青唐辛子入りのとりハンバーグの4種類5個買って中身の写真は撮るのを忘れました(笑)その後、春日井市の都市緑化植物園の駐車場に停めて買ったそのパンを車の中で食べてから、大急ぎで出発雨がポツポツ降ったりやんだり・・・夕方からの予報より早いっちゅうねん林道を歩いて途中の休憩舎でしばし休憩すると、ヤマガラがやってきました。待っててくれたのね~~ごめんね、今日は慌てて、おやつが無いのよ無料でモデルになってもらいました今度おやつ持ってくるね~~登山口大急ぎで登ります、反対にたくさんの人が下りてきます。弥勒山山頂(437m)1996年3月に登って以来、今回で11回目ほとんど冬の散歩に登っています。一段下の弥勒菩薩の石仏の祠ソウシチョウが居ます。二羽のヤマガラお水を飲んでいます。今度はおやつ持って、ゆっくりしますね下山したら雨が降ってきて、車に滑り込みセーフ!!ちょっと慌ただしい冬の散歩でした。
2023.02.19
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12日(日)本当は春日井の弥勒山に登るつもりでした。しかし天気が悪くて、展望が無いならやめようということで岩巣山へ。今年になって岩巣山は3度目前回、新しいルートで登り、岩屋堂へ下りてきましたがその時に持って登った地図に池がありました。しかし登るときに注意していても池が下に見えません。下山途中で検討を付けたところから、今日は道なき道を進んでみましょう。ところが駐車場で支度をしていて気が付きました。カメラをポーチごと忘れたのです。今まで28年も登山をしていてこんなことは初めてです。登山をやり始めて2~3年のころに一度登山靴に履き替えず、普通の靴で登ったことがありました。登山靴は車に積んでいたのに、どういうわけか慌てて歩き始めて30分くらい経って普通の靴で登ってしまったと気が付いたが、そのまま山頂まで登ったことはありました。その時は相棒もそろって靴を履き替えるのを忘れたのです。忘れもしません滋賀県の七々頭ヶ岳のことです。今回はカメラです、仕方が無いのでスマホで写すことにしました。最近の若い人はほとんどカメラではなくスマホのようですが私はダブルストックなので、片手操作が出来ないスマホではとても面倒なのです。しかし、忘れてしまったので仕方がありません。岩屋堂でお参りをして、岩の積み重なった道を登ります。落石防止工事はだいぶん進んで、そろそろ終わりのようです。鎖のついたこの大岩をぐるりと回り込んで展望台今日はたくさんの人が登っています。とても暖かくて、ここまで登るのに大汗かいてしまいました。今日は雨の前で風も無く曇りなのでとても暖かいのです。この先は快適な稜線歩きです。途中で木の幹に新しい爪の跡を発見クマのようです。ここから池を探しにルートから外れます。小さな沢沿いの道なき道を笹を掻き分け進みます。かすかな獣道を辿ります。10分ほど歩いたらやはり地図通りに池がありました。堰堤もあるので、大雨の時の鉄砲水を食い止めるためでしょうね。山の二か所から水が流れ込んでいます。動物が水を飲みに来るのでしょう足跡があります。ここは人が来ないので、動物の楽園でしょう。誰も通らない道、かすかな獣道山から流れ込むきれいな水この時期ならではの景色です。夏なら木が茂って池が見にくいし、こういう湿地はちょっと嫌かも・・・植林の木の根元の乾いたところでランチです。ランチ後、堰堤の方まで歩いてみました写真には写っていませんがランチ場所は左端です。池のギリギリまで進んで、あと一歩で水の中です。じゅるじゅるの中まで入ってハイポーズ!!思ったよりも大きくて、静かな静かな池でした。道なき道を戻ります。行きと同じところを歩くつもりですが、全然違って同じところを歩けません。ピンボケですが、至る所に動物のフンがいっぱい登山ルートに戻ってきて、元岩巣の最後の登りです。元岩巣のピーク(499m)名古屋駅前ビル群も もやもや、もやってます岩巣山の見えるザレの場所より岩巣山山頂(481m)岩場から元岩巣のピークを眺めて下山します。あの鉄塔の脚元を通って下ります。先回登った新しいルートを、今日は下りに使います。今年になって3回も岩巣山に来てしまいました。気になっていた池も発見したし周回するルートも覚えたので、冬の散歩には手ごろな山です。カメラを忘れたのでスマホで撮りましたが、慣れないし両手を使わないといけないので、ダブルストックではストックから手を離さないとスマホ操作が出来ないので格段に枚数が減りました。今年3回目の山なのでそれほど枚数を撮らなくていいから良かったですが初めての山で忘れたら大変なことになるとつくづく思いました。
2023.02.14
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29日(日)豊田市の王滝渓谷から天下峯に歩いてきました。初めて登った2001年から次の2回目まで16年経っていました。その後はほぼ毎年のよう冬の散歩に出かけています。そして今回で9回目です。駐車場から渓谷沿いを歩きます。橋の上は雪が残っており、気を付けて歩きます。簡易舗装の道を緩やかに登ってゆく巨岩がゴロゴロしている渓谷を右に見ながら中ノ瀬大橋朱赤の橋がきれいですが、橋を渡ってその先には行ったことがありません。梅園から釣り橋を見下ろしてこの橋を渡ったこともありません。紅梅が咲き始めています。次の赤い橋古美山園地を通り過ぎて、道路を渡って王滝渓谷から離れて笹藪の中の道を入ってゆくカサコソと落ち葉を踏んで進んでゆくルートの真ん中の枯れ木に雪が残っています。伐採地が広がっています。いったい何を作ろうとしているのでしょうか。このあたり一面の竹藪と植林が、切り開かれて丸裸です。おかげで広々と展望が良くなったけど何を作るのか疑問が出てきました。明るい農村に出ていつもこの景色が好きだと相棒が言います。右の元ぶどう園への道を登り山に入っていきます。竹藪の道を歩いてゆくと、左の道との分岐がありその左を登ったら松平隼人助親正の墓があります。このあたりは徳川の始祖の松平の領地でNHKで始まった大河ドラマのおかげで、参拝者が増えるのかな?豊田市の教育委員会が観光誘致のために史跡を整備するのでしょうか。以前より花筒が増えたように思いますが気のせいかな。山姥の足跡いつもどれが足跡なのか、わからないまま通り過ぎます。もうすぐ、山頂直下の林道に合流します。ここは風の通り道で寒い急に雪が増えて寒いと思ったら、この道は「とこさぶ道」だそうです。赤印の通り左上の坂道を登ります。このルートの中で、ここが一番つらい道です。山頂まであと少しこの上の岩場はロッククライミングで、たくさんの人が来ていました。天下峯の岩場は狭いし、水平なところが少ないので先にこのベンチでランチをします。ゆっくりいつも通り一時間休憩して、再び歩き出します。岩だらけの山頂直下です。まず、三角点のある山頂へ向かい、そのあと岩場に下りることにします。狼煙場跡です右奥の樹間に山頂が見えています。尾根をいったん下がって、竹藪を登り返します。以前は無かったので、すごく緊張して登ったけれど赤い印があるのでそれを頼りに登れます。間違った印がある場合がありますが、ここは何度も登っているのでその印が確かなのがわかります。朽ちた竹が、邪魔でとても歩きにくく何度も足を取られます。この大きな岩が出てきたら山頂は近いしかしこの岩の右を巻いて登るのが一番の核心です。相棒が、岩が崩れたら大変だと、大急ぎで通過します。登り切ったらフェンスに囲まれた反射板反射板の右横に三等三角点があります。天下峯山頂(419m)三等三角点(点名 仁王)フェンスの向こうにいつも行くのですが足場が悪く、イバラがいっぱいなので岩の上に乗るだけで精一杯です。ここは何度来ても変わりません。もう少し展望が良いといいのですが、猿投山くらいしか確認できません。その後、展望の良い岩場に来て写真を撮って下山します。ほとんどの人はここを山頂として、ここに来て下ります。左奥の焙烙山と右の六所山焙烙山のズームもうずいぶん長いこと行ってませんね。豊田市の向こうに名古屋方面八十八体地蔵の方へ下って弘法堂まで下りてきました。弘法堂へ行って見ましょうこの山は弘法山とも言われるのは、このお堂からつけられているのですね。すき間からデジカメだから写せました。(目で見たらこんなに明るくありません)お参りをして下山します。伐採地に戻ってきて、沈みかけの夕日が明るく照らしています。この先は大急ぎで渓谷を下ります。谷はもう暗くて焦りますが、簡易舗装なので大丈夫。車に戻って帰路に着いたらもう薄暗く今日も一日、良く歩き良く遊びました。冬の散歩はこんなところを毎年歩いています。
2023.02.03
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22日(日)9日に登った岩巣山へもう一度行きました。前回の岩巣山の山頂から下るときに出会った地元の単独の男性が岩巣山を中心に毎週のごとく歩いているそうでその人から岩巣山の別ルートを教えてもらったのです。そのルートのことは知ってはいたのですが、迷いやすいということで、一度も踏み込んだことはなかったのです。帰ってから調べたらたくさんの人が周回しているのでたしかな踏み跡もあるようなので記憶の確かな時にもう一度行って見ようということで再び登ります。駐車場の奥から赤テープを頼りにはっきりした踏み跡が続きますすぐに鉄塔巡視路の硬質ゴムの階段かなりの傾斜を登ります。急斜面の巡視路は、ジグザグの硬質ゴム階段で汗が噴き出ます。第一目標の鉄塔が見えてきました鉄塔の後ろの尾根を登っていきます。最初のピークに到着ここから下って登り返します。岩巣山の名の通り、岩が出てきました。岩の点在する二番目のピーク何の跡だかわからないけど、石積みの跡です。砦の跡かしら・・・三番目のピーク登ったり下ったりしながらすすむとここにも石積みのあと私の嫌いな花崗岩のザレこういうところで滑って、足首を骨折したのです。こんなところは、下りは気を使いますね岩のゴロゴロの斜面目の前の樹間の奥に、次の目標の鉄塔が見えています。(写真ではわかりませんね)その右に岩巣山の山頂尾根の分岐の赤テープ←岩屋堂 と書いています。下りはこれを見逃さないように。鉄塔に近づいて、はっきりわかります。二番目の目標の鉄塔コンクリートの基礎に登ったら、名古屋の駅前のビルが見えズームで白山だと思われる山雲を被っています岩巣山山頂(481m)二等三角点と温度計いつもの岩場でお昼ご飯です。アンテナがいっぱいの三国山少しズームこの間見つけた一段下の岩は、元岩巣がはっきり見えます。元岩巣に向かう途中で名古屋駅前が見えています。途中で、よりみちここも教えてもらったところです。東京大学の演習林に向かうので、立ち入り禁止の看板があります。しかし、左の看板には「歩道以外は入らないでください」とあるので歩道は良いのだと解釈して進みます。ほどんど水平で、歩きやすい道です。なんか感じの良いところにきました急に森から抜けでたら、下にソーラー発電のパネルと牛舎があります。すごいソーラーパネルです向うの山並みの奥はもう三国山です。帰りに大きな株分かれした樫の木みたいな大木元岩巣のピーク周回で下りることにします。展望台から名古屋方面もうすぐ日没です岩屋堂今日は思った以上にたくさん歩きました。同じ山でも違うルートで歩くとまた違う印象がします。今日のように歩くのも、また反対周りで歩くのも面白いでしょうね。地図にあるけど、登山道からはわからない池があるようなので次はそこに行って見ようと、いろいろ楽しめる山でした。
2023.01.27
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15日(日)犬山市の八曽自然休養林の亀割駐車場に車を停めて黒平山へこの山は1997年1月に初めて登ってしばらく登っていませんでした。2回目は2021年1月3回目は2021年2月4回目は2021年12月というように2021年になって3回も登っています。というのも、1997年に初めて登った時は山が大きく切り開かれヘリポートやパノラマ展望台という名のあずまやが建てられたばかりで木がほとんど伐採されて林道が作られたばかりで、人工的に殺伐とした、山というよりグランドのような広場が広がって山を歩いている気がしなかったのです。それ以来敬遠していましたが山友のTさん夫妻が良く歩いていたので久しぶりに2021年に登ってみたら、殺伐としていた山の林道の脇の木も、大きく成長して裸になっていたところも森に戻っていたのです。26年の間に痛々しく開発されていたところも徐々に戻って年月を感じさせられます。とても良い天気の中、亀割駐車場から歩きます。ヘリポートへの外周道路ここは少し開発の名残が残っています。山の神への分岐です。立派な山の神山を愛する我らは感謝の参拝をしましょう山の神から林道を離れて山に入ります番号①②③④⑤⑥の順に歩いて黒平山へ向かいます。④はシデコブシの群生地で春にはシデコブシやハルリンドウを求めてやってきます。⑤の分岐⑥の分岐で黒平山へ向かいます不思議な石積みがたくさんある山頂直下お社の後ろには山頂山頂のお社はもうボロボロ何を祀っているのかもわかりませんが、何とかしてあげたい見るたびに崩れて行きます。お社の後ろに三角点(見えてません)私とお社の間の後方に三角点(これも見えてない)木の間から入鹿池(少しわかりにくい)と尾張富士(右)と本宮山(左)カメラの望遠でパノラマ展望台を見たら5人くらいの人があずまやに居ます。吹き流しが垂れています、今日は風も無く暖かいのでしょうね。あずまやの一段下にはヘリポートがあります。お社の横でお昼ご飯今日はカップ麺とおにぎりと食後の飲み物この頃ハマっているカップ麺黒平山山頂(327m)二等三角点下りに、竜王様をお参りして龍王様の一段下には小さな池分岐から八曽滝の方へ下ります途中から八曽滝へは行かず、五条川沿いの東海自然歩道へ下ります。八曾自然休養林の中の一番谷底にあたるところを歩きます。分岐にはちゃんと看板があるので安心八曾キャンプ場があったところですもうキャンプ場の跡形もなく、地図を見ない限りキャンプ場の面影もありません。名古屋大学 地震観測所前方にゲートとモミの木キャンプ場の建物が見えてきました。ゲートを越えてモミの木キャンプ場の管理棟の建物おトイレを借りに行きます。ここから巌頭洞(がんどうがま)経由でアウトドアベース犬山キャンプ場へ五段滝乙女滝深山の風情がある、川沿いしかしこの川の水は、上流にキャンプ場があるのであまりきれいではありません。いくつかの橋を渡り返します。ほとんど起伏が無く緩やかに登っていくアウトドアベース犬山キャンプ場に到着最近は「冬キャン」と言って冬でもキャンプをする人が増えているようです。虫が居ないし、暖房器具を持ち込めば防寒できるのでキャンプは夏だけの遊びじゃないそうです。ここからは亀割の駐車場は10分もかかりません。八曾自然休養林はいろいろなルートで歩けるので楽しい冬の散歩にもってこいです。
2023.01.24
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9日(日)今年最初の三連休の最後の日瀬戸の岩屋堂から東海自然歩道を岩巣山へ歩きました。今回で7回目、初めて登った1997年1月はまだほとんど人が歩いていない頃で、少し山頂を探してウロウロしました。しかし最近は登山者も増え、観光で岩屋堂に来て東海自然歩道をそのまま勢いで岩巣山へ、という人も増えて本当にたくさんの人とで出会います。しかし登山口の岩屋堂は、昔に比べてとても静か、寂しい感じもします。看板に今日あるいたところを、黄色い〇で囲んだけどわかりにくいね。まっすぐ行くと瀬戸大滝へ左へ行くと岩屋堂から岩巣山へ今日は風も無く暖かいこの頃は青空も有り、展望も期待していました。岩屋堂行基上人が庵を組んだところだとか、耳と目の霊験あらたかだそうです。稲荷神社落石防止工事のためこの先は平日は通行止めの看板が。今日はたまたま祝日のため、通行できました。稜線に出るまで、結構な斜度をジグザグに登ります。左足の骨折後は、この斜面が怖くてビビりながら登りました。今日はだいぶんビビりが少なく、ようやく骨がくっついたのかと思います。落石防止のネットが登山道脇の大きな岩に掛けられ確かにこんな巨岩が落ちてきたら…と思うとゾッとしますがこんなネットで食い止められるのかとも思います。地震後の大雨で地盤が緩んだら怖いですね。あと少しで展望台です。巨岩を回り込んで鎖があるし、足元に安定した岩があるので怖くないです。もうすぐ展望台展望台直下はたくさんの岩を止めているワイヤーロープです。展望台から、名古屋の方はガスって見えません。ここから稜線歩きです。気持ちの良い稜線歩き暖かいひだまりのベンチところどころ笹が出てきて一番低い谷底まで下りて2つの木橋を渡ればウへ~~となるほど長い階段が待っています。しかし歩きやすく、足には優しい花崗岩の溝状の階段を登れば目の前は元岩巣のピークです。三角点は無いけど、元岩巣のピーク南斜面の風の来ない所でのんびりゆっくりランチ今日はカップ麺のきつねうどんと、鮭ハラミのおにぎりと食後の飲み物相変らず1時間掛けていただきました。その間、周りでお昼ご飯食べていた人はみんな下りてやっぱり私たちが最後のようです。岩巣山の方に向けて出発向うの一番高いところが岩巣山岩巣山山頂の温度計、11度今日は暖かいはずですね。岩巣山山頂(481m) 三等三角点で証拠写真南斜面の岩の方に少し下りていつもの岩で ハイ ポーズ三国山のアンテナ群が見えています。さらに下の大きな岩まで行って、元岩巣のピークが見えています。元岩巣のピークからこの岩が見えていましたのでこの岩に立てばしっかり元岩巣が写せるの思ったのです。(写真右奥のとんがってザレがあるところが元岩巣のピーク)この後、この山をいつも走り回っている地元の男性と出会って少し話をして同じ道を戻ります。展望台に着いたらもう陽が西に傾き山で一日遊んだら時間は早く過ぎるね~とコロナ禍でも健康的に良い過ごし方だね~~と話しながら誰もいなくなった山道を下りてきました。まだまだ、冬の散歩は続きます。
2023.01.10
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あけましておめでとうごさいます。今年もよろしくお願い申し上げます。コロナ禍もまだまだ続いていますが、最近は経済優先で遠出をしないようにとか、県外に行かないようになど言われなくなりました。しかし、引きこもりをしているうちに遠出がおっくうになって来たのも本音です。今年の初登りも、愛知県の瀬戸市の山星山になり初詣はまだしていません。山星山は今回で7回目、ひざを痛めてダブルストックにしてストックの練習に歩いたところでもあります。東海自然歩道は先に進めば高根山から定光寺です。今回もゆっくりスタートしたので山星山で引き返しました。4日(水)瀬戸市の東海自然歩道の山星山を初登りにして下半田川の稚児橋から登ります。この駐車場はとても寒くてささくさと用意をして出発この看板はとても分かりにくい地図の中に現在地が表示されていないし、歩くルートはたぶん緑色のラインでしょうが次の目印の宮刈峠は、この看板には書いてないのでとても不親切な看板です。トイレの場所も書いてなく、とても大雑把な看板です。いつも一応写真は撮りますが、あまり参考にはなりませんね。すぐに急斜面をジグザグに登って、登り切ったら稜線歩きです。ほとんど起伏のない歩きやすい稜線歩きです。あまり展望がありませんが自然林の中で明るく気分よく歩けます。落ち葉の道をサクサク歩きます。今日は誰にもすれ違ったりしません。お正月明けで、てっきりたくさんの人が散歩しているのかと思っていました。東海自然歩道はところどころ、こんなベンチとテーブルがあります。宮刈峠が下に見えます。宮刈峠ここは五差路になっています。ここにはきれいになったトイレとベンチがあります。たいていここで、誰かに出会うのですが、今日は行きも帰りにも会いません。登ったり下ったりの稜線歩きになってこのあたりで初めて5~6人のグループとすれ違いました。山星山(328m)三等三角点が道の横の茂みの中にあります。周りの草が無くなり以前より三角点がわかりやすくなりました。山星山(328m)に到着テーブルとベンチが二つ、今日は誰もいません。雲が多くて晴れたり曇ったりの日で、防寒対策してランチタイムです。ご飯の後は、いつもの飲み物と、お餅を焼いておぜんざいです。食事の後は少し歩いて、次のテーブルまで行きましょう。次のテーブルは、左の木の間から猿投山が見えます。このルートで展望が開けている唯一の場所です。山頂のベンチが混んでたら、ここまで来てランチすることもあります。ここでしばらく、休憩して写真がうまく撮れる所を探しましたが通路状の狭い場所なのでベンチと景色がうまく撮れません。今日はここまでで、引き返します。宮苅峠まで戻ってきて宮苅池まで行って池のほとりのお地蔵様を写真撮って帰ります。太陽が西日になり、この頃から少し青空が出てきて青空が出るのが、遅いっちゅうねん今年どれだけの山に登れるのかわかりませんがマイペースで楽しく登りましょう。ブログも珍しいネタが無くなって、同じようなところをウロウロしていますがよろしくお願い申し上げます。
2023.01.07
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25日(日)今年最後の山で、小牧アルプスを歩いてきました。焼却場の横の駐車場から歩き、尾張白山社のピークから天川山へ向かう途中で時間切れ。本当はアンテナ山まで行くつもりでしたが、スタートが遅くて車まで戻る時間も考慮して、3時に引き返しました。小牧アルプスは、もう何度も冬の散歩に来ています。ここも色々な歩き方ができるので、時間が無い時や手軽に歩きたいときなどその状況に応じて歩けます。案内図の中の右下の駐車場から歩きだします。歩いたルートを黄色でマーキングしましたが、よくわかりませんね。サザンカの落ちた花弁でピンクの絨毯です。名古屋は前日、8年ぶりの大雪で、ホワイトクリスマスでした。登るにつれて日陰はまだ雪が残っています。下界の小牧市の町の北側はまだまだ雪が残って、町の屋根や空き地が白いです。お昼ご飯にちょうど良いあずまやがあったのでここで今年最後の山でのランチです。今年最後の山のランチ、おでんとそのおつゆにうどんを入れて、玉子とじうどんです。ところが、写真撮る暇もなく食べ始めてしまい、写真はありません風も無く暖かいひだまりでゆっくりいただけました。食べ終わり、歩き出したらすぐに次のあずまやに到着このルートはとても整備されています。今までこのルートから歩いていませんでした。南斜面なのでほとんど雪は解けています。児の森(ちごのもり)の駐車場から白山社へ向かう途中の御嶽神社尾張白山社この後は、児の森(ちごのもり)の駐車場まで下りて天川山へ向かいます。山の北側の斜面はやはりすごい雪が残っています。後ろの山は西山、鉄塔が建てられています。西山の周りをぐるりと回り込んで天川山へ向かいます。雪の上にモミジしかし、今日はゆっくり家を出たので、ここで時間切れです。3時には引き返そうということで、ここから引き返します。ここをまっすぐ登ると天川山ですが、この柵から先には登れなくなりました。引き返す途中で、本堂ヶ峰のピークです。以前はもっとはっきり山頂に表示がありました。青空小屋南側が開けた小屋前からは名古屋駅前や、東山のスカイタワーが真正面に見えます。新しくできたベンチで少し休憩風も無く暖かくてのんびりしたいのですが、もう3時半すぎて太陽が西に傾いています。駐車場に戻るためそんなにのんびりしていられません。わくわく小屋この小屋の前はまだ雪が解けていません。同じ道を駐車場に戻りました。たくさんの車はすでになく、われらの車だけが残っています。今年最後の散歩は終わりです。コロナと、年齢のせいでガンガン山に登らなくなって最近は近場の散歩みたいなことばかりです。しかし、いろいろなスポーツがある中で、自分の体力と気力に合わせてやれる登山はのんびり、マイペースでできるのでこれからも焦らず、誰とも比較せず、のんびり続けて行きたいとおもいます。今年も、ブログを見てくださってありがとうございました。またコメントをくださった方にも感謝申し上げます。まだコロナ禍が続きますが、良い新年をお迎えくださいませ。
2022.12.28
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篠田池18日(日)瀬戸の海上の森と物見山の散歩に行ってきました。今週になってすごい寒波で、天気も不安定なので遠出をしないでお昼過ぎから近場の散歩で済ませました。今回で物見山は8回目です。海上の森は、万国博覧会会場になるところを、絶滅危惧種のオオタカの巣があるということで自然の生態系を残そうと地元の人々や保護団体が立ち上がって開発されるところを、危うく逃れて残った森と山と池が、冬の散歩にちょうど良く、2018年秋に足首骨折後のリハビリにものんびりと歩くことが出来たところです。満車の愛知海上の森センターの駐車場に、ギリギリ最後の1スペースに車を停めて歩き出します。吉田川沿いを歩いて、赤池の手前の36番から五差路に向かって歩きます。34番の五差路ところどころに番号と地図があるので、わかりやすいです。海上の森センターで、地図ももらえるので、その地図と番号を合わせれば迷わず色々なルートで歩けるのです。歩いたところを赤線で辿ってみました。五差路から物見山に登ります。尾根道突き当りの20番落ち葉のじゅうたんを踏んで物見山への登山道並行して林道がありますがグニャグニャの林道より、この登山道の方が直登です。岩の露出した急斜面山道はあまり風を感じませんがすごい風音で、今日は寒くて風が強く高い山では大変でしょうね。マフラーで作ったフードを被って、完全に冬装備でしたが止まると寒くて、ほとんど休憩なしで歩いています。山頂直下の遺跡の大石この大きな石は古墳だそうです。???物見山山頂(327m)には、私たちの前に歩いた人が居るだけで誰もいません。それもそのはず、西向きに開けた山頂はメチャクチャ強い風をまともに受けて寒くて寒くて、写真を撮ったら早々に下山したくなります。山頂からの展望今日は風が強いから遠くまで見られます。名古屋の駅前のビル群物見山山頂から、林道へ下りて篠田池へ向かいます。小さな静かな池しかし今日は、ウォークラリーの人が多くてたくさんの人とすれ違います。この池もこの後いっぱい人が来ました。里山サテライトの移築古民家にやってきました。ここから物見山の山頂が見えます。日没前に戻りたいので、ほとんど休憩せず出発ここで以前よく確認をせず道を間違えて、すごく遠回りしてしまいました。今日は慎重に地図で確認しながら道を選びます。この分岐を左へ右に行けば谷に下りてシデコブシの群生地です。36番 尾根道登り口吉田川沿いの林道に下りてきましたあとはこの道を海上の森センターへ戻ります。午後1時頃から4時半迄、3時間半しっかり歩いて今日は18000歩です。風が強くてメチャクチャ寒く、これからはしっかり防寒対策して歩かないといけません。寒がりの相棒は、タケノコのようにたくさん着込んで対策済みでした。今年も12月半ばを過ぎてもう残すところ半月もありません。来週で登り納めかしら・・・
2022.12.19
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11日(日)各務原市の自然遺産の森から、大岩展望台経由で金山三角点3年ぶりで行ってきました。初めて登ったのが2014年2月 関市の迫不動から次は2018年3月今回と同じように自然遺産の森から3回目は2019年12月今回は4回目です。いつも冬の散歩にやってきます。古民家を移築した管理棟です。管理棟の後ろのピークに向かって登ります。たくさんの車が停まっていて、私たちはすでに出遅れ気味です。まだまだ紅葉しているモミジがとても綺麗です。この時期にまだ紅葉が見れれるなんて…今年は紅葉がきれいに出ましたね。紅葉というより枯れたようになる年もありますから。落ち葉をサクサク踏みながら今日はいつもと違って、右の方からぐるりと展望台経由で登ります。この頃はまだ、青空で風も無く良い登山日和でした。この岩から御嶽山が目の前に見えるはずですが・・・今日は北の方は雲が多く、残念ながら見えません。山頂稜線は気分よく歩けます。大岩展望台が近づいてきました。カラフルな手作り看板だんだん看板の数が増えています。思ったよりも休憩している人が少なく拍子抜けです。私たちはここで休憩せず、写真を撮ったら先に進みます。金山反射板というところに、三等三角点があります。目の前のピークは、ここと三角点の間にあるピークです。いったん下って、岩の露出したヤセ尾根を歩きます。岩の右側を気を付けながら・・・次の岩の横は左側を歩きます。岩にはびっしり、ヒトツバが生えています。先ほどのピークに到着目標の三角点のある金山の反射板が見えています。雲が広がってきて、青空が無くなりました。さらに岩のヤセ尾根をどんどん下ります。反射板のある金山にやってきました。金山山頂(347m)、三等三角点の横で証拠写真ベンチで名古屋方面を見ながらお昼ご飯です。ランチはいつもと同じ、ウインナー炒めと玉子焼きとおにぎりです。食後の飲み物をいただいて、ゆっくり一時間休憩その間にたくさんの人がやってきては下りていきました。真正面奥に、名古屋駅前のビル群がぼんやり見えてます。ズームで戻る途中で大岩展望台を通過ほとんどの人がすでに下りて、一組だけが座っています。高賀山の方から黒い雨雲がやってきます。この後、急に雨が降ってきて、大慌てでレインウェアの上着を着用。展望台までやってきました。もっと寒い真冬だと、この雨はみぞれから雪になるのでしょうね。向うの谷の右側は明王山や金毘羅山左側は迫間山が見えています。管理棟まで下りてきました。しっかり降っている雨の中を名古屋に向けて帰ってきました。これからは雨は雪になり、寒がりの相棒はたくさん着込んで寒い寒いといいながら歩くのです。しかし、冬の散歩はそれなりに楽しみもあります。ランチの時は暖かいうどんなど麺類や山頂ですき焼き、お餅を焼いておぜんざいなど歩くだけではない楽しみもあります。
2022.12.13
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4日(日)岐阜県瑞浪市の竜吟の滝と水晶山へ行ってきました。この山は初めて登ったのが2007年11月2度目は2018年2月今回で3度目です。全国に水晶と名の付く山はたくさんあります。その代表的なのは北アルプスの水晶岳(黒岳2986m)ですがその山は別格として、鈴鹿にも水晶岳(954m)があり稲武にも水晶山(786m)岩村町にも水晶山(956m)があります。このあたりの水晶山は登っていますが、全国にはもっとあるでしょう。全国の水晶山ヤ~イと声かけでもしてみたいですね。国道19号線沿いの駐車場に車を停めて上の駐車場まで歩いてきました。初めて来たときはここまで車で乗り入れしましたが2度目は護岸工事のために車が通れなくて下の駐車場から川沿いを歩いたのです。もうとっくに工事が終わっていましたが、今日も川沿いをブラブラ歩いてきました。昔からある簡単な地図です。水晶山の名前が載っていません。新しい地図には、水晶山の名前が載っており、山コースと滝コースという表現で記載されています。山コースで登って、竜吟湖へ行って滝コースで下りましょう。上の駐車場から登り始めたら、最初の龍の卵の横を通過振り返っての写真です。2つ目の龍の卵この卵は、小さな窓があって中を覗くと中に居る龍の子供が目を光らせてガオ~と鳴くのですが、今日はのぞいていないのでわかりませんがもう泣かないのかしら・・・名残のモミジの紅葉です。とっくにモミジの紅葉は終わったかと思っていましたがここのモミジはきれいです。下の沢の流れとモミジ沢の上流に滝が見えます。一の滝です。なんだかいい雰囲気です。一の滝この竜吟の滝の謂れ右上に自然ふれあい館があります。今日は木工教室が開かれているようです。二ノ滝二ノ滝が一番素敵です。この先で山コースと滝コースの分岐があり右の山コースへ向かいます。整備されているので、散歩にちょうどいいのです。途中で水晶山が見えてきました。あずまやで休憩お茶を飲みながら向かう水晶山を眺めています。分岐があり、右の尾根コースを歩きます。左のコースは少し距離が短いのですが、急坂だそうです。今日はゆっくりたくさん歩きたいので尾根コースです。岩登り体験の看板このあたりは巨岩がゴロゴロなのでこの岩などを登るのでしょうね。山頂はこの真上なのですが登山道は山を巻くように奥に進みます。山腹を巻いて進みます。道は途中でUターンするように向きを変えて、山頂の方へ向かいます。山頂のあずまやの近くでは、4人グループがお昼ご飯を作っています。山頂からは竜吟湖とその左の森の中からすごい車の爆音がします。前回もその音がして、カメラのズームで見てみたらコースを車がすごいスピードで走っていました。しかし木が伸びてそのコースが見えません。山頂からしたに80m下ったら、展望岩今日はそこでランチです。下界の釜戸の集落を見ながらお昼ご飯を頂きましょう。先ほどの岩登り体験の岩はこの下の方にあるのでしょうね。岩登りの岩のあたりから急登りでここまで登れそうです。水晶山山頂(459m)で記念の写真。次々とたくさんの人が登ってきました。竜吟湖に向かって下ります。いい雰囲気のあずまやここから竜吟湖に向かいます少し登れば山の上に小さな湖です。以前この瑞浪市を車で通っていると、「竜吟湖が泣いています」という看板がありどういうことかと興味を持ち、ここまでやって来たのがきっかけでした。初め来た時より水が少なく、写真の右のコンクリートは本来は水の中にあるものでした。土のところも本来は水の中です。今は水が減って、中に入って魚釣りもしています。雲が多く、天気がいまいちなので写真ではきれいに見えません。せっかくなので、ブンブン爆音のするほうへ行って見ましょう。湖の周囲の舗装道路を音のするほうへ歩いていきました。15分くらい歩いたら、なんとゴーカートのサーキット場です。今日はジュニアの大会があり、全国ナンバーの車が駐車場に停まっています。次のさらに小さな子のレースが始まります。我らは再び竜吟湖まで戻ってきて、次は滝コースで下ります。梵天の滝昇竜の滝あんま滝縁結びの木枝の途中で繋がっています。非常に珍しく、どうやったらそんな風に手をつないだ形になるのでしょうか。えびす滝なぜえびすなのか?三角の岩がえびす様の帽子なのかな?三の滝の手前に赤い橋この橋を渡って三の滝を眺めます。三の滝登る前に2つ、下りで5つの滝、全部で7つの滝を見ることが出来ました。無理やり、流れに名前を付けているような滝もありますが日本人は七滝という響きが好きですから。下の駐車場の龍です。このあたりの産業の陶磁器で作られた龍と卵です。下の駐車場に戻ってきて帰路につきましたが、冬の散歩にちょうど良い山と滝巡りでした。
2022.12.06
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27日(日)岐阜県海津市南濃町の石津御嶽山へ。この山は初めて登ったのが1999年1月10日2回目は2001年1月28日3回目は2008年2月23日4回目は2014年2月24日5回目は2014年3月3日6回目は2021年3月14日今回は7回目です。今回以外はすべて冬に登っています。初めて登った時はすごい雪で、ラッセルしながら登ったものです。しかしその後は雪はあまり降らなくてそれほどの雪が懐かしく思います。今日は登山口の駐車場の近くに人がたくさんいて何事かと思いながら近づいたら海津町の西濃俱楽部主催の「石津御嶽登山競争」が行われるのです。我らが用意をしていると、どんどん出発して行き私たちは皆さんがすべて走った後を、のんびり登り始めます。登山口の石津御嶽神社の鳥居登り切ったら林道に出ます。西濃倶楽部の関係者が、下りてくる人を待ち構えています。ゴールは5合目だそうで、そのあと次々と下りてくる人に出会います。2合目の石柱我らは走らず歩きます。3合目の石柱この後はほとんどの人が下りてきて登る人は我らだけになりました。4合目は展望台5合目のゴールで受付をしていた関係者の人たちが後始末して下りてきましたので、お願いして写真を撮らせてもらいました。展望が開けた5合目に近づいて今日はもやっているので、ぼんやりです。濃尾平野が広がり下に流れる川は木曽川、長良川、揖斐川の三川です。日あたりの良い5合目向うの奥の山が石津御嶽山です。般若谷を挟んで、隣の尾根は紅葉しています。7合目八海山のお社へ急な石段小さなお社9合目の覚明霊神の像本家本元の御嶽山にも、覚明霊神像がありますね。四等三角点社務所の横の大きなモミジの木この山の登山道で唯一の紅葉した木でした。石津御嶽神社(629m)この社の裏が山頂です。お昼ご飯はパラグライダーの発射場にしましょう多度山方面へ向かいます。三笠山社山頂稜線に似合わない舗装された林道をしばらく歩くとパラグライダーの発射場ここから飛び立つと、素晴らしい景色でしょうね。朝よりもやが取れてはっきり見える名古屋駅前斜面で下界を見ながらランチです。多度山の方からやってきた人もランチしています。以前は石津御嶽神社の裏でランチしていましたがここを見つけて、ここはすばらしい展望レストランです。帰りに五合目から御嶽山や、乗鞍岳がうっすらもっと冬になったらもっといい天気でしょう。帰りに、祖父江町のイチョウ祭りを見てみようと祖父江町のイチョウ祭りの会場の近くまで行きましたが交通規制で近づけず、何とか適当に走って車の中からイチョウ林を見ることが出来ました。目の中がすべて黄金色のイチョウの林です。いままで石津御嶽山は冬に登っていましたが、今回は秋に登りました。また違った景色を見ることが出来ました。この頃は、楽ちん登山でお茶を濁しています。
2022.11.30
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12日(土)岐阜県南濃町の庭田山頂公園から東海自然歩道で志津山へ。初めて登った2014年から、2019年まで毎年のようにこの時期に志津山へ登っていましたが、3年ぶりに登ります。何度か、川原越えから登ったりしましたが、最近は庭田山頂公園まで車で登って、そこから歩くことが多く今回もそのルートで歩きます。二日前の木曜の午後5時半に、コロナワクチン5回目を打ったばかりで昨日は微熱がありましたが、今日は平熱になり何とか歩けるでしょうと出かけてきたものの、しばらく歩いたら体がやはり少しだるくて心配。豚コレラ防止の石灰を踏んで登山道に入ります。標柱には養老山頂登山道と書いてあります。養老の山々を結ぶ稜線歩きですが、登ったり下ったり今回は年のせいでもあり、ワクチンのせいでもあるのか起伏が多くて、稜線歩きの楽々登山では無いなと感じました。少し歩いたら、崩れた林道の補修をやっていました。ありがたいことです。お礼を言って後にします。グネグネと林道を下って、本当の登山口です。後ろの階段を登ります。先ほどの庭田公園まで2000Kmと表示されていますがこれはどうもいい加減です。としじんさんのご指摘で、Kmではなくmでした階段を登り切ったところの表示で2.8Kmとなっていますがこちらのほうが正しいと思います。最初の鉄塔帰りに思ったのですが、向うに見えるピークが庭田山かしら。その向こうが庭田公園の駐車場なのです。次の鉄塔自然林の明るい稜線こんな道がずーっと続くならいいのですが。少し黄葉道をふさぐ倒木とシロモジの黄葉このルートは階段の登り下りが多くて今回は体のけだるさもあり少々閉口気味階段の下にベンチ東海自然歩道は所々ベンチがあります。ベンチの左下に新しく延びてきた林道が光っています。どうして光っているのか・・・日当たりの良い斜面林道は舗装されたばかりで、白く光っています。太陽が当たるとハレーションを起こすほどです。先ほど光っていたのは、舗装されていたからですね。立派な林道が3年間の間に延び進んでいました。途中に「祖古谷 四等三角点」この長い丸太の階段を登り切って、先を歩く相棒にお腹がすいた~~と叫んだらこの辺で食べようと言ってくれて、道端でランチタイム。食後の飲み物を飲んでいたら、登山口で用意をしていたら出発していった単独の女性が下りてきました。食後 志津山山頂(733m)へ三等三角点があるだけで展望はありません。先ほどの林道はこの山頂の裏側まで続いています。今日は志津山までピストンです。このころから、体のけだるさが少なくなり山の中で、ワクチンの副反応がひどくなったらという不安から解放されホッとしました。相棒は副反応が無いので、その不安がないから山に登りたいばかりが先立って、イケイケどんどんだからついてゆくのが大変・・・二の瀬越えの車道まで戻ってきました。ワクチンの副反応の心配をしながらの登山は終了。(やっぱりちょっと無謀だと思います。)庭田山が気になって、今度は庭田山を探そうと話しながら帰宅しました。
2022.11.13
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6日(日)先週の蕪山は予想外にフラフラのヘタレでしたから今日はゆる山の楽ちん登山で気分を上げようということで岐阜県八百津町福地の見行山です。この山は今回で3回目初めて登ったのが、Tさん夫妻に教えてもらって2020年10月にその翌年2021年12月にもそして今回で3回目です。楽ちんで、山頂からの展望も良くそして今回はシロモジの黄葉も綺麗で三拍子そろっています。ここから彩り村(いろどりむら)の方へ下ります。彩り村の施設は来るたびに増設されて行きます。後ろの水車小屋の横を通り、沢を渡って山へ入ってゆきます。KIKIの足もとにはホウの木の葉っぱがいっぱい落ちています。山からいったん林道を横切ってここが本当の登山口です。植林の中にツルリンドウのツルが立ち上がり赤い実をつけています。植林から抜けて松と雑木の混成林を歩きます。ここから気分よく歩けるので好きです。ところどころ、こんな看板があります。登山口からすぐのところに666mの看板でした。802mの展望地展望がいいので、ここでいつも小休憩です。再び登り始めたら、シロモジの大群生シロモジは、モミジの紅葉よりは地味ですがブナやシロモジの黄葉も、それなりに良いものです。再び松の中を歩きます。八百津町は松が多いので、マツタケの産地でもありこの時期は松茸料理を目的にくる人も多いのではないでしょうか。KIKIはここ数年、マツタケをいただいたことが無いけど・・・年々マツタケが遠ざかっています。山頂直下見行山山頂(905m)御嶽山が真正面に見えています。今日は雲一つないいい天気です。東側には、笠置山の後ろに恵那山。木に重なって見にくかった西の奥には、白山と別山(左)がつながっているように見えています。御嶽山地獄谷のズームです。まだ噴煙が出ていますね。剣ヶ峰(右)の稜線の下の方にシェルターのような建物が見えています。八丁だるみにシェルターが出来たら王滝ルートから剣ヶ峰に登れるようになりますね。写真の中央の上の方に新旅足橋(しんたびぞこはし)が見えています。今日もその橋の真ん中でバンジージャンプが行われていました。山頂の広場西南方向の一番遠くに伊吹山たくさんのグループが下山して行き、一瞬だけ人が少なくなりシャッターチャンス今日は良い天気なので、たくさんの人が登ってきていました。下山してまだ時間があったので、次に近くの「めい想の森」に向かいます。自然の山のまま残している公園なので、お弁当持ってのんびり歩くのもいいですね。メタセコイヤの森メタセコイヤの森を抜けて芝生広場から振り返ってメタセコイヤの黄葉とモミジの紅葉八百津町の町です。木曽川の流れが光っています。モミジの森の、紅葉と黄葉今日は一日良い天気で、黄葉と展望を楽しめました。ガツガツ登らなくても、無理しないでも自然を楽しむことも良いリフレッシュだと、この頃はつくづく思うのです。この年で、4年前のように骨折などしたらその時から寝たきりになりそうです。だから、のんびり、ゆっくり、マイペースで出来るだけ長く自分の脚で歩きたいと思っています。
2022.11.08
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30日(日)岐阜県の板取の21世紀の森から登る蕪山この山に初めて登ったのが1996年6月2002年12月2008年11月2016年10月と4回登り今回で5回目です。初めて登った6月23日は梅雨まっさかりで、ヒルの集中攻撃の時期ですがこのころはまだ奥美濃のこの山にはヒルがいなかったのだろうかのんびり株杉を見ながら、株杉のあたりで写真を撮っていました。しかし最近は株杉のあたりはジメジメしていていかにもヒルが居そうな環境です。他の人のブログでもヒルが居ると書かれていて5月半ばからは要注意でしょうね。前々回の岩古谷山でヒルに大量献血してしまったのでこれからはヒルの時期には登る山を考えないといけません。蕪山の登山口は株杉の自生地で、それはそれは見事です。一見の価値があります。今まで多くの山に登ってきましたが、このような杉は見たことがありません。すっとまっすぐに伸びた屋久杉と違いますが太さはKIKIがとてもスマートに見えるほどです。蕪山登山口から、株杉の森を歩いてゆきます。まるでモンスターのようです。日没前は怖いと思います。この森には70株以上あるという株杉これほどの群生はここしか見られないという登山をやる前にこの「21世紀の森」に来てこの森のすばらしさに感動したのです。株杉の群生が終わったら、植林の中のガレ枯れの道をどんどん高度を上げて登ってゆきます。足首をねん挫しそうでとても歩きにくい。炭焼き窯の跡セキヤノアキチョウジかなり高いところまで、石積みの階段状の道が続きます。小さな滝この滝のあと、谷を二回渡って山腹を回り込んで尾根に取り付きます。山腹を回り込むルートに記憶が無く、帰宅して以前の写真を眺めていたらどうやらこのあたりで新しいルートに変わっているようです。尾根の急登を喘ぎながら登っていくと植林が終わってブナやシロモジの黄葉が見事です。木の根の道はまっすぐに歩けません帰りにも木の根に乗って滑らないように気を使いました。やっと少し平たんに・・・左前方に蕪山が見えて、しかしその遠さに気落ちしてしまう。カラ元気出して、写真を撮りますが、今日はヘロヘロブナと、シロモジの森なので、紅葉ではなく黄葉その中にマルバノキの紅葉がきれいです。山頂がだいぶん近づいてきましたこのころは、もう限界相棒に先に行ってもらって、ふらふらヘロヘロで這うようにして登ります。情けないなあ~~赤い紅葉が励ましてくれるのに顔を上げて見上げて、眺める余裕すらありません。蕪山山頂(1069m)広場二等三角点があります。以前と山頂の広場の景色が変わっています。2016年10月23日の蕪山山頂広場雑草や低木は刈られすっきり広い広場でした。今はススキが生い茂り、狭くなりました。一本だけのヒノキは太く立派になっています。隣の滝波山の右奥に、白山が見えています。ズームで別山の後ろに白山鷲ヶ岳今日はあまりゆっくりできませんが、いつも通りウインナー炒めと玉子焼きを作って食後の飲み物も頂いて、何とか元気を取り戻して下山します。植林の中は暗いので秋のつるべ落としで、日没前に下りたいから帰りはほとんど写真を撮らず木の根と石車に気を付けながらおりてきました。分岐を鋭角に右へ奥牧林道の方へ下ります。植林の中の長い単調なジグザグ道でしたが、ガレが少なくねん挫の心配が少なくて助かりました。奥牧林道に下りてきて株杉の森の登山口を見ながらゴールです。この蕪山で、自分の体力の限界を感じ夢と現実のギャップに悩むこの頃です。
2022.10.31
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23日(日)岐阜県恵那郡上矢作町の大船山と、稲武の川手城址に行きました。上矢作の町から細い林道をグニャグニャかなり高度を上げて大船神社の手前の広場(工事中の今はヘリポートにするらしい)に車を停めて登山道の看板を頼りに急斜面を登ります。大船山は初めて登ったのが1999年6月2度目は2018年3月今回で3回目です。大船神社に続く林道の左横に登山道の看板舗装の林道のすぐ横から山に入っていきますが初めからその道が急斜面の上、えぐれて歩きにくい歩きにくい道を登っていくと神社の下の鳥居からの道と合流して上の鳥居をくぐれば、神社の拝殿の前ところがびっくり軽トラがいっぱい停まっています。下山してきて聞いたら、今日は神社の祭事があり関係者が集まっているとのこと。神社の森には、年代の経った杉など巨木がいっぱい特に弁慶杉は一見の価値があります。樹齢750年以上ということで、長い年月この森で神社を守って来たのですね。しかし、台風で損傷してただいま治療中ということで近くまで行けません。初めて登った時は近くまで行けましたが、逆に近すぎて見上げるだけで全体が見られなくて、このくらいの距離の方が写真も写せます。右の枝は損傷して失っていますが、左の枝はまだ元気なようで頑張ってほしいですね。神社のお社の左横から山に入っていくと奥宮があり、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)と書かれています。大山祇神社は山の神様ですので、私たち登山を楽しむ者にとって敬うべき神様ですね。登らせて頂く感謝を、おまいりをして登ります。奥宮から尾根の斜度は増して、ジグザグに登り笹の茂る緩やかな道になったら山頂は近い広場になった大船山山頂(1159m)は、以前より笹が少なくなり広く感じます。杉の植林は山頂だけ無くなり自然林です。三等三角点の向こうの明るいところから大船山の風力発電の風車が見えるはずですが写真では写せません。以前は笹の中に隠れていた御料局三角点がありこんなところに御料局三角点があるなんて…と感激赤テープの結ばれた木の枝があったのでわかりました。笹藪が後退して出てきたのですね。山頂の端まで行くと、以前は牧場だったところに13基の風車が回っています。今日は風が強くてクルクル回っています。何度数えても12基しか見えませんがこの山の裾の谷に1基あるので確かに13基あります。下山中に面白い木を見つけました。よくこんな形で成長したものです。下の鳥居の方に下りてきて、次は先ほどの風力発電の風車の方に行ってランチしましょう。監視舎の広場の駐車場でランチして、一番高いところにある展望台へ向かいます。ここにも山の神が祀られています。上の写真の右下にある建物が、監視舎です。元牧場の柵の横を登っていくとアケボノソウ展望台展望台の上から、茶臼山と萩太郎山(右)高峰(左)と長者ヶ峰(右)恵那山右の奥のピークは 大川入山かなりのズームで写していますが三森山先ほどの大船山この元牧場あとは風の森と名付けられ確かに風当たりが強く風力発電にはもってこいです。お昼御飯中も寒くて寒くて・・・風車は写真ではそれほど大きく見えませんがプロペラを入れた高さが87mということは、ほぼ100m弱です。以前、横たわったプロペラを間近に見たことがありますがプロペラの羽一枚でもとても長かったことを覚えています。風車の近くではブーンと小さな音がしていてこの音は私の耳にはざわついて、落ち着かなくなる音で小さな音なのにとても耳障りでした。風車の風の森から次に、稲武の川手城址に向かいます。ヤマハッカ県道大野瀬小渡線の路肩の広いところに車を停めて川手城址のある山に入ってゆきます。道沿いにツリフネソウこの坂道を登って山に入ってゆくアキチョウジ川手城址の看板を頼りに登っていく途中でここも、結構ワイルドな斜面もあったりしてなかなかこのあたりの城址は侮れません。そしてこの城址も、ここで失敗!!この表示の←の指している方向が、山の方なのでそのまま疑いもせず、山にどんどん登っていくことにどん詰まりまで来てそのまま登っていくと稜線の左の広場に祠が一つこの祠があることで、われらは何も疑いもせずそのまま反対の右の尾根を登ってしまう。標示が全くなって変だなと思いながらも一つしかない尾根だからそのまま登っていくのだろうと・・・しかし、登山口から20分と書いていたがもう40分近く歩いていました。尾根の最高部に何か建物が・・・県道沿いにあった、小さな発電所に水を落とす施設でした。しかしその施設の横から、東側の開けたところからの展望!!この奥のフェンスから先週の押山と、押山城趾が見えています。一番高い山頂のポコンと盛り上った木のある押山山頂が見えズームで山頂と、テラスのような展望地が見えています。押山城址(左のピーク)そして、水を落とす導水管がすごいこう配で下まで続いています。こんな近くで見たことはありません。ここで、はっきり、川手城址はもっと下で通り過ぎてしまったことに気が付きました。もと来た道を下りながら、本丸跡を探します。結局最後の川手城趾の看板の方向が変わっていて左を指していることに気が付いて左の鉄塔のある広場に着目その向こうの高台を目指します。本丸跡本丸跡の広場にちゃんと説明板があります。下に赤い橋(出会大橋)送電線鉄塔のある、二の丸跡三の丸跡には民家と畑がありますが、今は廃屋になっているようです。木にぶら下がっている標示は、風や結び方で向きが変わると全く違う方向を指すことになります。途中で全く標示が無くなったことに気が付いたものの山の高いところを目指して行けばいいのだと思い込んでどんどん登ってしまった。里山でそれほど高くないから良いものの今頃こんな初歩的な失敗するなんて里山を侮ってはいけませんね。大いに反省して帰ってきました。
2022.10.25
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15日(土)道の駅「どんぐりの里いなぶ」の近くの矢作川沿いに押山(峯山狼煙場跡)と押山城趾に行ってきました。矢作川を挟んで、美濃と三河の国境にあり道の駅「どんぐりの里いなぶ」のすぐ横にある武節城に国境の情勢を知らせるため重要な役目をはたしていたのです。今日は少し楽ちん登山の予定でまず、押山城址にむかいました。当初は山城跡なので、道も広くはっきりしていて登りやすいかと思っていましたがここ最近に無く緊張して、楽ちんどころかロープを持ってこなかったことを後悔しました。稲武押山老人憩いの家の駐車場に車を停めさせて頂いて民家の横から山に入っていきます。すぐにグングン登っていきます。集落を見下ろすところにお墓があり案内看板に従って山に入っていく踏み跡程度の登山道になりますが、看板があるので安心急斜面をへつった道植林の中を進みます右に行けば「矢倉平」 美濃方面が一望できるそうですがそれを知らずに行きませんでした。案内看板通り左へ途中で分かりにくいところにはちゃんと案内看板があるので迷わず行けます。ヤセ尾根の途中に、不自然にこんもりとした盛り上がりがありそこを通過するしかありません富士塚大明神この土台の土の盛り上がりは人工的に作られ刀・鎧兜・人骨などが埋められ掘り出そうとすると祟られるそうです。植林の中の尾根を外さず進むと急な坂が始まりますここから先は踏み跡が無くて、ただひたすら尾根を登ります。途中で直登は無理なので、尾根の右側に回り込んで斜めにに登って山頂へ帰りにはロープが欲しいと思いました。山頂は通称「城ケ峰」といわれ、押山城址で祠が一つあるだけ祠には天狗の面が入っていますこの後、下りには案内看板は尾根を直っすぐ下るようになっていますが登るのでさえやめたほど急なのに、そんなところを下るのはとても無理です。途中で踏み跡が無くなったのは、誰もが登りやすいところを探していろんなところから登っているからでしょうね。お墓のところから、次に登る押山(峯山の狼煙場跡)が見えています。この押山城の尾根続きの後ろにある山ですが、先ほどの山頂からのルートは無く、国道153号から市道稲武峯山線から登ります。市道稲武峯山線は所々に分かれ道があり、初めは左の押山の看板に誘導されて途中で地道になり、我々は不安になり戻ってしまいましたが、そのまま行けば山頂近くまで行けるのです。右の案内看板は歩いて登る人用で、私たちはこの案内看板で登ります。掘割状の押山古道を登ります。この道は昔は山頂直下に10数件あった集落の子供たちが通学に使った道だそうです。可愛い案内看板谷の突き当りこの壁を登るのかと一瞬たじろいだけど左へジグザグに回り込んで登ります道の左に石仏の地蔵様起伏が緩やかになりセンブリ左下に、私たちが先ほどUターンしたところですあのまま進んでいたら、山頂にとても近かったのですね。山から林道歩きになり林道の道幅は少し広くなり、こう配も無く平坦な道になって私有地ですが、車はどこにでも止めていいよ、というような看板がありとても親切ですね。ここから再び山に入ります。突き当りの階段を登ると山頂右へ行きますあと96mで押山山頂あと少し階段を登ったら広くて展望が良い山頂右には御嶽神社今日は雲が多くて御嶽山は見えませんが左の奥には駒山、右奥にうっすら見えるのは猿投山テラスのように尾根の先端はすごい展望地です。条件が良ければ白山が見えるそうです。先ほどの押山城址が下に見えます。押山山頂(773.3m)の三等三角点戦国時代はこのすごい展望地のため、他の城に情報を伝える中継地として明治以降は御嶽信仰の地として栄えたそうです。現代は、10月から12月にかけての早朝に雲海が見られるというということで、人気があるそうです。下山中に、ヤマラッキョウヤマハッカ?押山古道で登る押山(峯山狼煙場跡)は快適で、展望も良かったけれどその前の押山城趾は、標高の割に急斜面の城址直下で緊張して下りましたが、標高が低いからと言って侮れません。稲武にはたくさんの砦や城址があるので楽しい里山歩きが出来ました。
2022.10.22
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8日(土)設楽町の和市から登る岩古谷山に行ってきました。初めて登ったのが27年前の1995年12月23日その後翌年の12月22日、2003年1月、2008年1月、2017年2月と3月に登り、今回で7回目です。すべて冬に登っていました。2020年5月に、隣にある平山明神に登ろうと歩き出して20分ほどでヒルの猛攻にあって、途中で逃げ帰ってしまうというアクシデントで、この近辺の山はヒルが多いとわかっていましたがもうこの時期になると居ないだろう、急にこのところ寒くなったし・・・そう思って雨の翌日でしたが登りに来ました。登山口登山口の駐車場には車は3台停まっていて私たちの前に歩く女性二人組と、ぬきつ抜かれつで歩いていきます。左へ行けば鹿島山、大鈴山へ植林の中を進みます十三曲がりの始まりこのあと、五曲がりの手前で、私の相棒のほっぺにペタッと何かと落ちてきて・・・手をやるとヌルッと小さなヒルが二匹!!ヒヤッーと大騒ぎ、そこからは足元の点検が始まって点検以外は出来るだけ長く立ち止まらず堤石峠目指してガンガン歩きます。堤石峠のベンチで点検しかし、私のズボンや相棒のズボンにヒルがついています。一応ズボンをまくって靴下を見ましたが大丈夫でしたここでもゆっくりしていられません、大急ぎで峠を後にして出発尾根をどんどん進みますゆっくり歩いていられませんたぶんこのあたりまで登ったらヒルはいないと思うけれど強迫観念にとらわれて立ち止まれませんメチャクチャ大下りの丸太の階段滑りそうで怖いので慎重に・・・下りきったら今度は登り返し・・・岩にびっしりとイワヒバが繁殖今度は岩の横を巻くようにつけられた棧敷梯子明神山を眺めてやっと休憩大鈴山(左)岩に付けられた梯子大岩にジグザグに付けられています梯子は終わったら、滑りやすいヤセ尾根を両手も使って登るここは足の間隔に刻みがあって助かります。本当に一つの大岩から出来上がっているような岩古谷山和市の集落と明神山鍵掛岩の上でもう一度ヒルの点検ヒルがいっぱいズボンの中にも外にもついていて相棒は靴を脱いでまで点検しています。KIKIはズボンをめくって点検しますが、山頂でゆっくり点検すればいいと思って靴まで脱がずに進みました。それが大間違い!!岩古谷山東曲輪ヤセ尾根を進みますあと一登り大きな岩の上で一休み鞍掛山(右)と宇連山(左)真正面に三ツ瀬明神山その左手前に尾籠岩山(おろいわやま)その左に白岩山平瀬明神山トイレなのか物置なのか調べていませんが小屋の向こうに岩古谷城址岩古谷城址岩古谷山はその名の通り岩だらけの山です一番先端が山頂左へ下りる梯子は鞍掛峠への縦走路岩古谷山の山頂(799m)初めてここに登った時、山頂で仲間とワイワイ騒いでいたら下の集落の田圃で仕事をしていたお爺さんが下山後に、山頂で大笑いしていたのはお前さんたちかい?と聞くので私たちですが…山頂の声が聞こえるのですか?と尋ねたら下に居たら山頂の声が聞こえるよ、と言われたことを思い出します。いまでは懐かしい話です。山頂の岩の上から岩古谷山から鞍掛山への縦走路と、鞍掛山左端は宇連山と鳳来寺山方面この後、お昼ご飯の前にゆっくり点検するために靴下を脱いでみたら靴下にもいっぱいヒルがくっついて大騒ぎ靴下は血まみれです靴を脱いだら、靴のアキレス腱の当たるところに血がついているし中敷きを取ったら、黄色い靴底にヒルが二匹ピクピクしているし左足に8か所、右足に2か所嚙まれていました。下山は同じ道ではなく、堤石トンネルの方に下りようと急斜面を大急ぎで下山しはじめたらマムシ注意の看板の手前で、マムシをまたいでしまってギャーッと逃げようとしますが、何しろ急斜面のヤセ尾根で危なくて、怖くて・・・もう、ほんとに心蔵バクバク・・・岩の突端にあずまやでもここでゆっくりする人がいるかしら・・・和市の集落こちら側の階段はコンクリート製しかし急斜面です。岩の積み重なった間を通過左の う回路の方がよほど危険です。ここは素直に岩の中をくぐりましょう。男滝(左)と女滝(右)しかし水量がほとんどなく、滝らしくありません。雨の翌日でもこんなに水量が少ないので滝というのは無理がありそう・・・トンネルの上の登山口に下りてきました。ピンボケですが、ヒルに注意の看板旧堤石トンネル新しいトンネルが下の方に付けられています。駐車場に戻ってきて靴を履き替える時に、最終点検をしたらさらに靴下は血まみれで、結局左足9か所右足3か所合計12か所噛まれていて血が止まらずどんどん噴き出てきます。相棒の運転してもらっている間中、ずっと血をふき取り傷口を絞ってやっと家に着いた頃血が止まりましたが翌日からずっと痒くて痒くて・・・傷跡はさらに赤く腫れてひどい状態に・・・登山をやり始めたころ、無謀にも雨の日に登った谷汲の妙法ヶ岳で初めてヒルの被害に遭って、それ以来注意していましたがその後20年以上も被害無く来たのに今回は判断が甘く、たいへんな被害に遭ってしまいました。30年近く登山をやってきて、これほどの被害は初めてでまるで昨日今日やり始めた初心者のようです。地球温暖化のせいかヒルの生息が以前より長く、また広範囲に広がり色々なことの総合的判断が甘くてトホホの状態です。ここしばらく、山はいやだな~~~
2022.10.13
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山頂からの展望2日(日)天蓋山の翌日は高山郊外の十二ヶ岳に登りました。山仲間のTさん夫妻が好きでよく登る山です。KIKIの自宅からは高山まではなかなか根性が要ります。天蓋山とセットでやっと来ることが出来ました。大規模林道の折敷地の十二ヶ岳登山口大規模林道に入ってすぐの登山口は見送って二番目の登山口です。林道が登山道です。轍があるので車が通れるのですね。この間の白尾山の林道もこれくらいなら走れますね。アケボノソウ大規模林道に入ってすぐの、一番目の登山口からの道と合流全く展望が無い山の中の林道で、ほとんど同じような景色です。ケヤキが少し色づいて、秋ですね~~最初の熊除けの鐘ガンガン鳴らします、クマがうるさいと怒ってくるほど鳴らしました。この後、いくつもの熊除けの鐘があるので、そのたびにガンガン登山道にはここも山栗がいっぱい落ちています。二個目の熊除けの鐘3個目の熊除けの鐘単調な道だから、熊除けの鐘は良い退屈しのぎになります。大きくカーブした道KIKIはこういうのも好きです。手を挙げているのがわかるでしょうかまた鐘が・・・この後、3人組の女性たちに追い抜かれ山栗写真では大きく見えますが、人差し指の先ほどの大きさで、市販されている栗の4~5分の一です。瓜田からの登山道との合流点丁度家族連れが登ってきました。しばらく話をして前後して山頂を目指します。これで最後だと思った熊除けの鐘の向こうに鳥居山頂の笹山神社の鳥居です。鳥居をくぐると、大木の根元に「大山神神」という石たぶん大山神神社の「社」が消えているのかと・・・山頂のお社へはこの階段を登ります。これが結構急なんです。登り切ったら十二ヶ岳山頂(1327m)の展望台が見えます。左が乗鞍岳、右が御嶽山かろうじてわかります。御嶽山噴煙がかすかにわかります。日時計の向こうに展望台と笹山神社と休憩舎休憩舎の中から笹山神社展望台の上から山座同定してみましょう今日は天気が良くて、昨日見れなかった山々が見られます。左から、笠ヶ岳、錫杖岳のギザギザ、槍ヶ岳と大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂、涸沢岳、奥穂かなりのズームで槍ヶ岳、大喰岳、中岳展望台に設置されている双眼鏡で見てみたら北穂、涸沢岳、鞍部に穂高岳山荘も見えます、奥穂高岳、西穂、前穂と続き西穂高の山小屋やロープウェイ山頂駅も見えます。すごい展望にみんなで大盛り上がり十二ヶ岳の看板名前のいわれが書かれています。山頂から少し進むと展望地があり乗鞍が真正面にデ~~ンと見えます。たくさんの山々が展望できます。乗鞍とグライダーセスナに引っ張られて丹生川の飛行場からやってきたグライダーがグルグル回っています。グライダーが十二ヶ岳山頂の周りをグルグル回っています。手を振ったら振り返してくれました。展望地で先ほどの3人組の女性たちと山談義地元の人たちだから、この山にこれからも来れるからいいですね。素敵な山頂でゆっくりして、名残惜しいけど下山します。穂高の山並みを目に焼き付けて瓜田の分岐この後林道を軽自動車がやってきて、そのあとを若者たちがどんどんやってきました。今日は日没までいい天気が続くようで、地元の方なら今頃から登ってもいいですね。昨日の天蓋山は天気の割に雲が多くて展望は無かったけれど今日の十二ヶ岳はすごい展望でした。遠路はるばるやってきたけど、素晴らしい御褒美でした。秋はどんどん深まって、衣替えもしないと…と焦っています。ブログも更新しないと溜まってゆくので焦ります。次は8日に登った岩古谷山のブログです。大変な目に遭って、ネタがたっぷりです、ご期待ください
2022.10.10
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10月1日(土)岐阜県飛騨市神岡町の天蓋山に登ってきました。初めて登ったのが2015年10月5日今回は2回目です。前回は北ノ俣岳に登るために、飛越トンネル手前の登山口で車中泊しようとしていたら夜7時頃へッデン点けて下山してきた人が言うには山頂はメチャ寒くて、寒がりの相棒はその話だけでくじけて寒い早朝を天蓋山の登山口まで下ってきて翌日、天蓋山に初めて登ったのです。天蓋山のことは、以前から知っていて焼岳に登った時高山市在住の人から好きな山として聞いていました。その時にたまたま北ノ俣岳の代わりに登ったのに素晴らしい展望で、もう一度登りたいと思っていました。そして7年はあっという間に過ぎてしまいました。下記は参考のために前回の天蓋山の日記です。2015年10月 天蓋山登り始めて振り返ってみたら大規模林道 高山大山線の道を隔てて「高原の駅 夕顔の駅」のレストランと土産物屋キャンプ場の奥の登山口キャンプ場の水場の向こうに登山届のボックス植林と沢の横を登っていく沢の横を少しずつ高度を上げて山栗(柴栗)がいっぱい落ちてます。栗のイガで遊んでる何度か沢を渡り、最後は沢の左岸から右岸に渡って沢から離れます。サラシナショウマ木の根の露出した急坂はうんざりしますが看板が励ましてくれます。あそこが急坂の終わりかな・・・看板があった!!フーッと空を見上げたらすごい青空ブナが少し色づいてます土塁あと昔はここまで牧場だったそうです。すずめ平少し平な広場にになっています向うに見えるピークは山頂ではなく、その手前のピークです。これでもかー、というくらいたくさんの看板シラカバの素敵な道急坂を登ったご褒美ですねそれもつかの間、また急坂でも、シラカバの素敵な森が慰めてくれますユキザサの実あと少しの看板少し下って、途中で山頂が見えてきました。この看板が見えたらあと少し天蓋山山頂(1527m)登頂おめでとう!!ありがとう!!田部井淳子さんの直筆の標柱です。達筆ですね。二等三角点です。残念ながら天気がいいけど、御嶽山の方向は雲がいっぱい北アルプスの方も、薬師岳や北ノ俣岳の方向には雲が低く垂れています。しかし、よく見たら大規模林道の横の集落が見えています。(かなりのズーム)そしてついに見つけました!!飛越トンネルの入り口の駐車場北ノ俣岳の登山口です。車が3~4台停まっているのが見えます。長い間ゆっくり山頂に居て、結局最後の最後まで居座って山頂の展望を楽しんで下山します。ブナの立派な木足元にはヤマハハコはもう終わりかけしっかり山は秋でした。この頃ブログ更新が遅れがちで、これをUPする頃には紅葉や黄葉が進んでいるでしょう。翌日は高山市の郊外の十二ヶ岳に登りました。
2022.10.09
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9月25日(日)岐阜県白鳥町の白尾山へしらおスキー場の上の山ですが、しらおスキー場はすでに閉鎖していてスキー場の跡形もありません。初めて登ったのが2008年11月しらおスキー場のゲレンデ横から登りました。2度目は2016年10月スキー場の横の林道から、その時は下山で少しルートを間違えてヒヤッとして、苦労して下りてきました。その後、ブログ仲間の森の白鳥さんの旦那様からメールをいただいて2017年10月に、森の白鳥さんの旦那様の案内で新しい林道で上の登山口まで先導していただいて、とても楽に登れたのです。それから、また登ろうと思いながら5年も経ってしまいました。何とか5年前の記憶をたどりながら、林道を探して登山口に向かおうとしましたがその林道のすごいこと、5年前は未舗装でもきれいに圧設されて登山口に行けたのに、今回は道は荒れてえぐれて大小の石がゴロゴロ、陥没しているところがいっぱいで、そこを避けて進むので蛇行を余儀なくされ脇の笹や灌木の枝が車のボディを擦るので、車高の低い乗用車は大変です。新しい車なら泣きです。2倍ほどの時間をかけてやっと林道終点の登山口にたどり着いたら一台のUSV車が停まっていました。車高の高いアウトドアのUSVなら平気でたどり着いたのでしょうね。この登山口手前でやっと道路が普通に走れるようになりました。(以前は全部これくらいの未舗装だったのです)石段は草ぼうぼうしかし尾根に取り付いたら、快適なブナ林の広い道このあたりで、先客のカップルが下山してきました。登山道ではこの道が一番好き!!何回来てもこの道は好きです。気持ちの良い道です。わからないけどキノコ2種カワズ洞国有林の看板同じような景色なので唯一の目印です。ブナ林はつづく車が通れそうな広い道フカフカで膝にやさしい1か所だけ少し植林山頂の手前は少し急坂シラカバが増えてツルキキョウツルキキョウの実山頂が見えてきたいよいよ山頂デ~ン 山頂広場です。白尾山山頂(1613m)山頂の標柱の重なっている山は、鷲ヶ岳下界の方も、白鳥の町でしょうね三等三角点あの荒れた林道では、もう二度と来れないからゆっくり山頂で過ごして、じっくり白尾山を堪能しましょう。貸し切りの山頂でゆっくりランチタイム。白山連邦の山頂付近は厚い雲がかかっていましたが、三方崩山方面が少し見えてきて白鳥の町奥白尾山は、太陽が当たっている山の左のピーク一番左端は鷲ヶ岳ズームで真ん中の山が奥白尾でしょうね御嶽山、乗鞍岳方面はずっと雲がかかって見えません。長い間山頂で雲が晴れるのを待ちましたがどうやら今日は展望はダメです。しかし、この素敵な山頂はしっかり記憶にとどめました。下山途中で、大日岳方面が開けたところで、ダイナランドスキー場が見えて大日岳が見えました。普通車ではあの荒れた林道は、タイヤのパンクが怖くてなかなか通りにくく、もっと荒れたらもうあの林道は通れません。帰りには車の前をKIKIが歩いて、石をどけながら車がノロノロついてくる状態で一時間以上かかって下りてきました。KIKIたちの体力では元スキー場の横の下の登山口からではもう登れないので、今回で最後かな、と思うと寂しくて・・・林道修理してほしいな~~と願わずにはいられません。
2022.10.03
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黒の田の大栂(岐阜県瑞浪市の天然記念物)17日(土)岐阜県瑞浪市の屏風山山系の月山(796m)と黒の田湿地へまたまた行ってきました。今年になって3回目です。6月22日に屏風山と黒の田湿地7月9日に屏風山系の田代山と黒の田湿地そして今回17日です。今回は伐採作業のため駐車場に停められず、公民館の駐車場に停めさせてもらって歩きます。途中で、庭先でたくさんの冬瓜を洗っているおばさんと話をして沢に転がり落ちた冬瓜を、沢に入って拾ってあげたらお礼に冬瓜2個貰って、山を歩く前にひと仕事しました。登山口まで村の舗装道路を歩いていると予想外の良い天気で、ギラギラ太陽の日が痛いほど刺して早く樹林の中に入りたいと思うほどです。田んぼの畔のツリガネニンジンやっと登山口に到着、ホッとして植林の中を進みます。ヤマジノホトトギスやはり山はもう秋です。かえる岩確かにカエルの横顔石仏が集落の方向を見ています。月山と笹神山と屏風山の分岐まっすぐ行くと屏風山、左折すると笹神山、月山へは右へ月山へも確かな踏み跡が続いています。ひとまず、左折して植林の中を笹神山へ笹神山(697m)展望もない植林の中の山頂ですが、少し下ると黒の田の大栂幹の周りは、大人が2人以上で手をつながないと届かないほど太く大きな栂の木です。森の中でもひときわ目立ちます。KIKIが細く見えます~~先ほどの分岐に戻って、月山へ向かいます。植林と自然林の間の踏み跡を進みます。白いマイタケのような、食べられそうなキノコ発見調べたら食用のハナビラタケのようです。緩やかに登って、途中で山頂かと思った紛らわしいところを通過して月山山頂(794m)御嶽神社が横にあり、参拝して黒の田湿地へ下ります。山頂を通り過ぎて、黒の田湿地へ向かって下っていくと、黒の田湿地への道と合流振り返って月山から下った道を見てみたら・・・ほぼ一本道シラタマホシクサ湿地の広場でランチのあと、湿地でお花探し開始サワシロギクイワショウブキセルアザミミヤコウメモドキの木ミヤコウメモドキの実サワギキョウ白くなっている所は、シラタマホシクサの群生金平糖がいっぱい!!シラタマホシクサの群生の中にサワギキョウサワヒヨドリミカワシオガマこの花一つしか見つけられませんでした。サワシロギク花の終わりかけはうすピンクになるようです。タムラソウワレモコウワレモコウこれがバラ科なんて・・・今日も一日、山と湿地で遊んできました。台風の影響の大雨が続いたあと、急に朝夕涼しくなって秋の気配です。夏山も終わってこれからは紅葉の秋山ですね。なんだか今年も、高い山は北ノ俣岳だけで、不完全燃焼の山行きでした。
2022.09.24
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岩のヤセ尾根の大蛇嵓の端に立つKIKI11日(日)大台ケ原の日出ヶ岳(1695m)に19年ぶりで行ってきました。初めて登ったのが1995年8月16日二度目が2003年8月23日です。それから19年も経ったのですね。いずれも昔のフィルムカメラなので、あまり写真が残っていません。そして記憶も薄れて、初めてのような気分で歩きました。ビジターセンターもきれいになっています。ビジターセンターの横から日出ヶ岳に向かいます。ミヤコザサが茂り、トウヒやモミの林の中を進みます。駐車場に着いた朝は寒くて、レインウェアの上を着て歩きましたがだんだん暑くなってきてこの後脱ぎました。歩きやすい道は、あまりにも整備されすぎて山に向かって歩いている感じがしません。ほとんど石畳の階段です。まるで公園の中のようです。このあたりから少し登りになって、やっと山に登っている感じがします。山頂からの帰りには、ここから正木ヶ原に向かいます。これほど整備された山も珍しいガスが山頂全体を取りまいて山頂手前で少し青空も見えてきました。トリカブト日出ヶ岳山頂(1695m)一等三角点かろうじてこのあたりで、記憶がよみがえってきました。以前の展望台ではありません今日はガスガスなので、3回目でも懐かしさは無く、展望台に登っても何も見えません。木階段を下りて正木ヶ原に向かいます。少しだけ枝先が紅葉しているドウダンツツジ正木峠を下りてガスが薄れたら、ビジターセンターが見えてよくぞここまで、整備したと感心するくらい続く木階段正木ヶ原の手前でやっと地道になりしかし、記憶に残っている正木ヶ原の木が少なくなってガッカリこのあたりには以前シカがたくさん居ました。今日は全く見えません。昔は木々が生い茂り、足元には苔が生えていましたがミヤコザサが増えすぎて、それを食べる鹿も増えすぎたため森がすっかり変わってしまったそうです。また20年近く過ぎたらまた変わっているのでしょうね。牛石ヶ原の神武天皇の像ここも整備され石畳ですたくさんの人がここでお昼ご飯を食べています。私たちもここで食べればよかったのですがもう少し先でと、先延ばししたらゆっくりランチが出来る所が無くで失敗。登山道がヤセ尾根になって大蛇嵓が近いと感じます。対面の垂直な崖がすごいと思ったらいよいよ大蛇嵓です。この橋を渡って岩の右横から突き出た岩の、大蛇嵓たくさんの人が帰って行って、ちょうど誰もいない状態になって岩の端っこまで、行ってきま~す。ちょっとへっぴり腰ですねツルツル岩が怖いので、鎖の柱の近くを歩きます。怖いけれど、端まで歩きたい矛盾していますが、たいていの人はそうなのでは・・・しかし相棒は絶対端まで行きません3回来て、一度も端まで行きませんでした。端っこまで来ました、相棒のカメラに向かって手を挙げて本当はゆっくりこの岩の下を眺めていたかったのですが私の後をわざわざ歩かずに止まっていてくれた人達に交代しなければ・・・この後、何とかランチするところを探して少し遅いお昼ご飯を頂いて、シオカラ谷に向かってどんどん下ります。シオカラ谷のつり橋このつり橋までかなり下ったのです。つり橋を渡れば今度はどんどん登ります。こんな石段が急斜面に付けられここが一番つらくて、何度立ち止まったか・・・登り切ったらビジターセンターに向かってほとんど水平移動駐車場に戻ってきましたら、朝と違ってすごくいい天気青空が見えます。目の前の森の向こうが日出ヶ岳の方向でしょうか。初めて登ってから27年、2回目からは19年も経って3回目にやってきたけれど、とても整備されて昔の面影が無く歩きやすいけれど、自然の山と違って少し味気ない感じがしたのです。しかし、山入門の人にはいいでしょうね。
2022.09.18
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4日(日)岐阜県中津川市から長野県阿智村との境界の富士見台と神坂山に行ってきました。今年の夏はコロナ禍でも、県外移動を制限されていないので本当は遠くの山に行けるはずですが、お天気とこちらの都合が合わなくてなかなか思うような山行きが出来ていません。北ノ俣岳で痛めた足も、何とかおとなしくしていたら回復して高い山、遠い山、夏にしか登れない山などに行けるはずなのに低山をウロウロしています。富士見台は中央道の恵那山トンネルが真下に通っている山で簡単に登れるから、避暑がてら行ってきました。中津川から林道をくねくね10キロほど登って神坂峠に到着驚くほどのたくさんの車が路肩や駐車場に停まっています。スタートが遅いのでもうだめかと思ったら、萬岳荘近くの路肩に何とか停めることが出来ました。富士見台は7回目、2017年以来で久しぶりです。タチフウロミヤマアキノキリンソウミヤマホツツジヒヨドリソウ5年ぶりに登る道はだいぶん改修されて萬岳荘の横から、簡易舗装された道を登っていきこの簡易舗装がいつまで続くのかと思っていたら山の土の道になって、神坂峠からの道と合流少し歩くと神坂小屋の看板が出てきてそちらに向かいます。思ったよりも天気は良くなくて、ガスガスで展望なし小屋は塗装されてきれいです。中もきれい以前友人たちと、ここで休憩したことを思いだします。ガスガスの中を右向こうの富士見台山頂目指して振り返ったら笹の稜線の向こうに神坂山(左のピーク)あと少しで富士見台山頂しかし、すごい黒い雲が山頂の上に広がっています。富士見台山頂(1739m)、たくさんの人が休憩しています向うの雲の切れ間に、南木曽岳が見えています。今から横川山の方に向かう人もいますが私たちはここから引き返して、神坂山に向かいます。黒い雲が垂れているかと思えば、青空が出て太陽が照らすという目まぐるしく変わる天気です。今から気持ちの良い笹の稜線を、向うの神坂山に向かいます。ヤマハハコここで神坂山を見ながら、お昼ご飯を頂くことにします。この笹の稜線は雷が鳴ったら、逃げ場がないですねだから遭難碑がありました。そういえば登山道脇のあちこちのピークに避雷針があります。さあ、神坂山へ、いったん下って登り返して・・・ミヤマホツツジの向こうに神坂山だいぶん近づいたよ~笹の道のトレースを行くところが山頂の手前は首までの高さの笹の海足元が見えないので、手探りではなく足探りで進みます。前方で相棒がギャーと叫んでる!!何があったのか、クマがまた出たのかと思ったけれど進んで行ったらわかりました。笹の足もとはすごいぬかるみで、田んぼ状態見る見るうちにズボンの太ももまで泥んこになって田んぼの中で、のたうちまわった状態です。写真の右奥の岩があるところが山頂(1684.7m)三等三角点がある広場だけがササがありませんKIKIは三角の岩の途中に足をかけています。その三角の岩には、岩田石と彫られています。何の意味が分かりませんが。写真だけ撮ったらさっさと下山します。というのは、先ほど昼ご飯を食べ終わるころから、雷が鳴っているからです。笹の海をかき分け、さらに泥んこになりながら萬岳荘の方への分岐どおり下って、車に着いたらポツポツ雨が降ってきて林道を下るころにはすごい雨です。今回もKIKI一発でした。
2022.09.09
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《 オオキツネノカミソリの群生する大栗山 》21日(日)北ノ俣岳で痛めた膝も、何とか痛みも無くなり普通に歩けるようになって恐る恐る大栗山の大キツネノカミソリを見に行きました。そして痛みが出ないので夏焼城ヶ山へと足を延ばしました。愛知県豊田市稲武の大栗山は大キツネノカミソリの大群生でここ最近大賑わいです。去年も8月17日に見に来ていますが今年は出遅れて、少し花の盛りは過ぎていました。札場峠に車を停めて、ここから歩きます。たくさんの人が、大栗山から夏焼城ヶ山に向かって歩いていきました。県道80号沿いの駐車場から、大栗山の斜面に群生するオオキツネノカミソリをみて、城ヶ山に向かって歩いていくのが多いようですが私たちは、札場峠に車を停めて大栗山に登り大栗山の斜面を下ってオオキツネノカミソリの群生を見て峠に戻ります。標識がちゃんとあって助かります。ほとんど一本道大栗山の山頂ここから急斜面を下って、オオキツネノカミソリの群生を見に行きます。ここのところ雨が多くて、山道は滑りやすくこの間のすってんころりんを思い出して腰が引けます。滑りやすい急斜面を下りたら斜面は大キツネノカミソリの大群生クサアジサイ終わりかけで、花の色が薄く枯れた花もたくさんで見頃は終わっていました。見頃の時なら山が燃えているように見事でしょうね。ヒガンバナと似ているので、有毒の花です。有毒なので動物の食害は無いと思うのですが、ネットフェンスで保護しているのは人間から守っているのでしょうか・・・オオキツネノカミソリは、草が生えている所には咲いてなくて、その奥の草が無いところに群生しています。ヤマジノホトトギスクサアジサイクサアジサイ峠の看板この札場峠から、サンガ坂峠に移動してサンガ坂峠から城ヶ山に登ります。サンガ坂峠で、お昼ご飯を食べて再出発早速、「ツチアケビ」発見登山口から一気に稜線まで登ります。カエンタケ(猛毒) ???てっきり 「カエンタケ」 だと思っていましたが帰宅して調べたら、そっくりな 「ベニナギナタタケ」のようです。ベニナギナタタケは食用ですが、カエンタケにそっくりなので食べないほうがいいですね最近、各地の公園でカエンタケが異常発生しているそうで見つけたら絶対に触らないように。触るだけでやけどのようになるそうです。火の炎のような外観で、触ればやけど状態になるということから火炎茸(カエンタケ)という名だそうです。稜線を登ったり下ったりしながら進みます。すれ違う人が無く、あれほどたくさんの人が登っていったはずですが・・・植林と自然林の間を歩きます。ブナの木峠探しましたがブナの木はありません。しかし、その数m先の自然林の中にブナの木があるのできっと以前はブナの木がたくさんあったのでしょうね植林のために切ってしまって、名前だけが残ったというところでしょう。あと200m歩きやすい道で、痛めた膝にも優しいしかし最後の急登りは気合を入れて登り切ったら山頂広場てっきりたくさんの人がいると思っていたら貸し切りです。夏焼城ヶ山889m山頂には立派な展望台があります。写真右奥に掘立小屋がありますが、以前この展望台が無い頃冬にこの山に登ったら、吹き曝しで寒くてこの掘立小屋で、ありがたくお昼ご飯を食べました。展望台の一階の壁に貼られた写真この山頂は戦争中、アメリカ軍の飛行機を見張る監視哨があったのです。草の中に建物の基礎が残っています。展望台の二階に登ったら、稲武の町が下に見えます。稲武の町のシンボルの山なので、毎年正月登山で元旦に登ってくる町の人たちの集合写真も飾られていました。三等三角点山頂でしばらく山座同定していましたが今日は雲が多くて、御嶽も恵那山も大川入山も見えません。しかし、戻るときに面の木の井山の風力発電の風車が、木の間から見えました。帰りにもあちこちで、色が華やかなこのきのこが目について何もない稜線で唯一の被写体でした。最後は峠の手前の急下りを、気を付けながら下りてきたらすごい雨がザーッと降ってきて、KIKI一発でした。今年の夏は雨が多くて、思う山に行けていません。久しぶりにコロナの制限も解除されているというのに膝も痛めて思うように歩けていません。あと少し短い夏をどのように過ごすのか焦る気持ちも、雨と膝痛には勝てませんね。
2022.08.22
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7日(日)御嶽山に行ってきました。いつもなら駐車場に向かうとちゅうから御嶽山の雄姿が見られます。今回も青空を背に御嶽の姿が見られましたが駐車場に着いたときはガスガスで何にも見られません。用意をして歩き出して、しばらくしたら40分後にギブアップでした。この間の北ノ俣岳の帰りに、ぬかるみの飛越新道を下るときあと1時間位で駐車場のところで、木の根と階段の連続している濡れた階段で滑って、頭から脇の茂みに突撃してその時に左の足首をひねり、右ひざを階段に打ち付けてしばらく動けませんでした。恐る恐る足を引きずり歩きましたが、痛くて怖くて怖くて・・・左足骨折を思い出し、右膝は半月板損傷を悪化させたかと思ってこれ以上悪くすればもう歩けない・・・その痛みが続いていたので御嶽山を田ノ原天然公園からあるき出してすぐ痛みが強くなり登ることは登れても、下りはもっと大変で、痛みはもっと強くなるだろうそうしたらこの夏だけでなく、今後も山をやれなくなるかも今回は痛みがおさまるまで、おとなしくしていようと相棒に一人で登ってもらいました。御嶽山は今回で12回目、継子岳や摩利支天山を入れたら14回目です。御嶽山は主峰の剣ヶ峰以外に、継子岳、摩利支天山、王滝頂上、飛騨頂上などのピークがあります。登山口は田ノ原天然公園から歩く王滝口から王滝頂上へ開田高原口からは三ノ池へ日和田口から継子岳へ濁河温泉口から五の池小屋と飛騨頂上へ黒沢口の御嶽ロープウェイからと旧中の湯から などたくさんありますが今はほとんど、王滝口と、黒沢口、濁河温泉口のようです。黒沢口の場合、御嶽ロープウェイを利用すれば、7合目の手前までショートカットできます。中の湯の駐車場からだと、樹林の中を歩き行場小屋手前でロープウェイからの道と合流します。初めは田ノ原天然公園から登り、途中から中の湯から登ることが多くなりました。しかし去年からはまた田ノ原天然公園から登っています。今年からは、中の湯からだと剣ヶ峰頂上まで行けますがまだ田ノ原からは、剣ヶ峰の手前の八丁だるみにシェルターが無いのでシェルターが出来るまでは通行できないそうです。確かに噴火したとき、多くの方が八丁だるみで噴石の被害を受けたようで噴火の前に八丁弛みを通るたびに、近くの地獄谷からの硫黄の匂いが怖くてここはたしかに火山だと認識させられます。歩き出してすぐ右ひざの痛みから、駐車場に引き返し相棒一人でカメラをもって登ってもらいました。登山道口濃いガスが周りを隠して、御嶽の姿も見えませんいつもならこの道まっすぐ奥に御嶽山の姿が見えるのですが。右へ行けば遥拝場このゲートから先は登山道です。このころはまだ、膝が痛くても登るつもりでした。しかしこの先で激しい痛みでまともに歩けず相棒に一人で登ってもらうことにして、昼ご飯やコッヘルやバーナー類全部下ろしてお昼ご飯は菓子パン一個持っただけで相棒は登ってゆきました。下りてからカップ麺のお昼は食べることにして。あとは、相棒が写した写真です。大江権現あかっぱげ樹林を抜けたら、田ノ原とは大違いで青空八合目石室富士見石下はガスガスなので写真はこれから向かう頂上ばかりイワギキョウイワツメクサ王滝頂上に近づいてきましたまず、御嶽神社参拝その後ろに剣ヶ峰山頂ガスがわいてきました石積みに囲われた神社の向こうに剣ヶ峰八丁だるみ全景左端は地獄谷で、いったん噴火すれば八丁だるみは噴石から避難する所がありません。いつも硫黄の匂いがして、草の一本も生えていません。監視員のお兄さんいったん登ってきたら2~3日この山頂で過ごし、監視するそうです。ここから剣ヶ峰にはシェルターがまだできていないのでまだ行けないのですが、やはりロープを越えて剣が峰に行く人がいるそうで監視しているそうです。自己責任とはいえ、やはり無理やりロープを越えていくことはやめてほしいですね。どうしてもなら、黒沢口からなら許可されているのでそちらから登ればいいことです。どうしてもブログで伝えてほしいと頼まれたそうで写真の掲載もOKだそうです。去年あった鉄骨のシェルターは無くなってその一段下にきれいな小屋ができています。屋根は見かけより頑丈だそうです。去年の9月に登った時にあったシェルター上の写真のブルーシートのあるところにあったのです。この後は同じ道を下山して、遅い昼ご飯を車のところで食べました。あとの写真は、御嶽スキー場ゲレンデに咲いていた花たちです。ウツボグサクガイソウヤマハッカフシグロセンノウ御嶽の花というと、私はフシグロセンノウを思います。御嶽山の登山口までの道路わきにたくさん咲いているのです。これほどたくさんフシグロセンノウが咲く山は御嶽以外に見たことがありません。今回ははからずも、途中でギブアップしてしまいましたが相棒が登ってくれたのでブログアップできました。せっかくの夏山なのに膝痛で登れないのは残念です。半月板損傷は治りませんが、早く痛みが取れて山に登れますように。
2022.08.08
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30日(土)昨夜の夜中にも雨が降ってやはり連日の雨です、飛越新道はただでさえぬかるみの道なのにここ連日の雨で、帰りにもぬかるみを歩かなければなりません。夜明け前、へッデンの代わりの懐中電灯とカンテラで照らしながら避難小屋を出発して北ノ俣岳山頂を目指します。途中で富山の街の灯りと、雲海の右の山の中にポツンとオレンジの灯りがあるのが、たぶん折立のキャンプ場の灯りかと思います。東の方向の空が明るくなってきました。ぬかるみを慎重に歩き、次は木道です。ところが雨に濡れた木道は滑りやすく、さらに崩れた木道は斜めの滑り台状態です。登りよりも下りの方が怖いだろうと思いながら登ります。木道が終われば、えぐれた溝状の登山道です。以前日帰りで登った時より、えぐれが酷くなっています。溝状の中には大きな石がゴロゴロで歩きにくく必然的に溝の縁の上を歩くことになりますが片足分の幅の踏み跡を、懐中電灯で照らしながら歩くので脇の笹の中の状態がわからずストックを突いたら、そこが小さな溝になっていて、刺さる土が無くて顔からすってんころりん、溝に顔と上体が挟まって起き上がれません。こんなことが、2度あってよく怪我をしなかったと思うくらい上手に転んでやっと溝状の登山道を抜けてホッと休憩するころには夜が明けてきて、やっと何とか写真を撮れるほどの明るさになりました。ちょうど、私たちの後から一人のアメリカ人がすごい速さで近づいてきて少し話をしたら、想像を絶する健脚の人でした。彼は夜明け前2時に飛越トンネルを出発して、夜明け直前に北ノ俣岳の中腹に取り付いています。今日は、北ノ俣岳から黒部五郎岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、高天原、雲の平までいって雲ノ平で泊まるそうですがまるで空を飛んでいるようです。仙人か鉄人を見送って、私たちはこれから写真を撮りながらのんびり登ります。白々と明けてゆく雲海の向こうに御嶽山と乗鞍岳ミヤマダイコンソウ見上げると、北ノ俣岳の山頂(真ん中のピーク)に三人の登山者の姿薬師岳の左肩向こうに、剱岳ピンボケのトウヤクリンドウ雲海がとても素敵このころから、溝状の荒れた登山道は終わり次は濡れたハイマツの中を泳ぐように進みます。おかげで体はびしょびしょに濡れて冷たい右から御嶽山、乗鞍岳、北ノ俣岳の稜線の近くの三角錐の山は笠ヶ岳雲海の向こうに白山やっと、稜線に乗りましたハイマツの稜線の向うに 北ノ俣岳(右)その左に黒部五郎岳、槍ヶ岳、水晶岳もうテンションアゲアゲです。疲れが吹っ飛びます。前回の日帰りの時は、ハイマツ帯の手前で、ヘロヘロになってもうあかん と音を上げたけど相棒にうまく誘導されてここまで来て、この景色を見たら急に元気になったことを思い出します。薬師岳の全容と、左奥に剱岳三角点ではないけど、何かの標柱の前で太郎平からの道との合流その木道を歩いてあと少しで北ノ俣岳山頂です。山また山の向こうに白山山頂から有峰湖右端は黒部五郎岳、左のとんがりは槍ヶ岳右から笠ヶ岳、黒部五郎岳、槍ヶ岳槍ヶ岳から水晶岳たぶん真ん中は雲ノ平の祖母岳と祖父岳でしょうか北ノ俣岳からの縦走路次々と黒部五郎に向かって歩いていく人がいます私たちはこの景色を見ながら朝ごはんのパンをかじります。薬師岳をバックに三等三角点で最後の写真を撮って下山します。帰りにはハイマツのしずくを受けないようにレインウェアを着て。ハクサンイチゲもう終わりのハクサンシャクナゲミヤマアキノキリンソウミヤマオトギリミヤマリンドウイワショウブ花の終わったチングルマの穂歩きにくい溝状の登山道です。登りには脇の笹の中に埋もれた溝に、二度はまって転びました。木道まで下りてきました。KIKIの後ろの山は寺地山寺地山の左に続く稜線、飛越新道を歩いてきたのです。キンコウカが群生する池塘その向こうが寺地山と飛越新道振り返って北ノ俣岳の方を見上げて朝より乾いた木道ですが、滑り台状態の斜めになっている板ですってんころりんまたまた、顔から転んで今日三回目です。池塘の縁にワタスゲが咲いています見るときれいな庭のような北ノ俣岳の斜面ですがメチャクチャきつい!!三角錐のピーク目指して、その右が山頂荒れた木道この後避難小屋で早いお昼ご飯を頂いて帰り支度をして分岐で振り返って、北ノ俣岳よ さようなら避難小屋よ ありがとうまた、ぬかるみの続く飛越新道を歩かなくてはいけません。登山道が大ミズバショウの湿地です。もうすぐ寺地山最後に北ノ俣岳を見て、名残惜しみます。もう山頂に雲がかかっています。寺地山(1996m)ここで休憩途中で薬師岳の見える所がありましたが、もうだいぶん雲が出ています。山の天気はすぐ変わります。長い長いぬかるみの道晴が続いてもぬかるんでる飛越新道ですが、昨夜も雨が降って、余計ぬかるんで泥んこの中にある木の根も滑りやすく足を置くところに気を使い右へ行ったり左へ行ったり、ウロウロするので2倍ほど歩くことになるのです。登山口まであと1時間のところで、またまた滑って頭からひっくり返りました、今日4回目です。幸い、岩も木も無くて不思議に頭部にけがをしませんでしたが膝と足首をひねったようで、足を引きずりながらおりてきました。おまけに雨が降ってきてレインウェアを着て、ザックカバーをつけてさらにぬかるみが増えて、追い打ちをかけるように歩きにくい道を黙々と進みます。登るときには真っ暗で見れなかった鉄塔ここまで来たらあと30分です。しかし、この30分は足を引きずり辛かった。この先はジグザグの急下りを慎重に下ります。うしろから追いついてきた男性が私の後ろで、すってんころりんその滑った音にビビりながら下に登山口の駐車場が見えてバンザイ 下りてきたよ~前回、日帰りしたとき、今度は避難小屋で泊まってみたいなと書きました。コロナ禍のせいで、混む小屋に泊まりたくなくて、再びの北ノ俣岳でしたが、途中で雨に降られましたが山頂では幸いに天気に恵まれすごい展望でした。久しぶりに北アルプスを歩けて山に魅力にどっぷりとつかることが出来ました。私のブログでその魅力が紹介できたでしょうか・・・参考までに前回の日帰りのブログを貼り付けました。2018年7月 日帰りの北ノ俣岳
2022.08.05
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北ノ俣岳山頂から左前方に黒部五郎岳7月28日(木)久しぶりに北アルプスへコロナ禍で、ここ数年遠い山、高い山に行けなくて体が鈍ってしまうし、体力も気力もなくなるし、もう高い山には行けないなあ~と思っていました。今年の梅雨は変で梅雨明け宣言が出された後にまるで梅雨のような長雨が続き(私はそれが本当の梅雨だと思っていました)いつも通り7月の末に晴れが続いたので重い腰を上げて、今年こそは北アルプスに行こうと計画していましたがコロナの第7波が来て、狭い山小屋で雑魚寝を強いられるのが怖くて結局、マイナーな山の避難小屋なら混まないだろう、ということで行き先を北アルプス展望の山、北ノ俣岳(2661m)へ。北ノ俣岳は、2018年7月14日日帰りで登りました。今回はもう日帰りで登る体力はないだろうということで避難小屋泊かテント泊で登ります。高山経由で神岡から飛越トンネルの手前の駐車場へそこで夕食の弁当を食べて車中泊翌29日(金)早朝、ヘッドランプで出発。ところが久しぶりなので、ヘッドランプを忘れて仕方が無いので、懐中電灯を右手に持ち避難小屋泊用のカンテラを左腰にぶら下げて歩き出します。トンネルからすぐの登りは、鉄塔まで急斜面をジグザグに登ってゆきます。真っ暗なので足元に気を付けながら、昨日の昼過ぎの大雨で濡れた道を登ってゆきます。やっと明るくなって写真が写せます。飛越トンネルの南口から登るこの飛越新道はほとんどがぬかるみの道で夜が明けてすぐに虫(たぶんブヨ)がまとわりついたのでネットを被ったけれど、手遅れで顔三か所刺されました。最後までずっとネットをかぶって歩きます。このルート一番の大木以前より倒木が多く、くぐったり、跨いだり、回り込んだり・・・ルートが湿地なので、イワイチョウがルート上に咲いてます。ママコナ飛越新道と神岡新道の分岐しかし、神岡新道にはロープが張られ、笹が密集してもう道ではなくなって久しいようです。最初の花畑ですが、もうニッコウキスゲは終わっています。前回はここからニッコウキスゲの花畑をルンルン歩きました。《2018年7月14日 日帰りの時》その時は日帰りなのでザックは軽いので身軽でした。今回は避難小屋泊か、それが出来ないならテント泊ということで荷物が多いのです。久しぶりの思いザックは担いだらふらついて、歩けるだろうか・・・と心配になるくらいでした。キンコウカニッコウキスゲエゾシオガマ次の花畑は、ニッコウキスゲが少し残っています。このあたりで朝ご飯のパンを、座るところが無いので立って食べました。イワイチョウがちょうど満開ママコナの群生鏡池緩やかに高度を上げていくと、ニッコウキスゲがたくさん咲いています。寺地山(1996m)寺地山の端っこに立てば、北ノ俣岳が目の前にドーン晴れているけど雲が多く、山頂に雲がかかっています。ミヤマリンドウか、タテヤマリンドウか?ニッコウキスゲがとてもキレイ白花のミヤマリンドウ寺地山からいったん下って登り返したら分岐右に行けば避難小屋左の木道を行くと北ノ俣岳山頂へ避難小屋は修理されていました。しかし少し左奥に傾いていますが、何とか使えそうです。以前日帰りの時はもっと壊れていたので、今回はさらにひどい状態だろうと思ってテントも持ってきていましたが、これなら使えそうです。《2018年の避難小屋 傾きが酷い》ロープで立ち入れないようになっている小屋の奥はかなり斜めになっている小屋の前には水場冷たい水がとうとうと流れています。水場が近くにあるのは助かりますね。天気がいいので、泥んこになった靴を脱いで干して昼ごはんを食べて、明日のお茶を作っています。無理をすれば今から山頂を目指しても、日が長いので少しくらい遅くなっても小屋に戻れると思うのですが山頂に掛かる雲で、たぶん展望が無いだろうということで山頂は明日に賭けることにしました。夕食前にくつろいでいます。単独の男性が避難小屋前で昼ご飯を食べた後、北ノ俣岳山頂から黒部五郎岳を目指して出発をしたのですが夕方戻ってきました。途中でテントを張ったら、クマが近くまで来たので慌てて撤収して避難小屋まで戻ってきたということです。さすがに単独でクマに遭うのは怖いですね。この後小屋の軒下で夕食を食べてのんびりしていたら、突然大雨が降ってきて一時間くらいは降っていたので、もし山頂に向かっていたら山頂から小屋に向かって下山中に、この雨に降られていたでしょう。昼前にここに到着して、長い半日をここでのんびり過ごしましたが汗で濡れた物を乾かせたり、初めてのんびり避難小屋で過ごせました。8時前には雨が止んで、貸し切りの避難小屋に夜が更けていつしか眠りについたのです。明日は山頂にアタック続きはまた後ほど・・・
2022.08.04
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26日(日)先週は白山連邦の銚子ヶ峰に登って、少々お疲れなので今週は少し楽なところということで岐阜県恵那市の笠置山へ。笠置山は恵那市と中津川の県境にそびえる山でその形は恵那山と共に目立ちます。山頂の台形状の形から花山法王が京の笠置山に似ているということで、笠置山と言われるようになったとか。登山口この石段から登りますプラスチックの擬木の土留めの階段しかしこのあたりは、土砂が流され擬木だけが残っています残された擬木を跨ぎながら登るので、かえって疲れます。さらに植林の森の中は風が無く、蒸し暑くて汗だくで登ります。丸い石に、笠置神社の文字と指さす手の印が珍しくこのあたりは歩きにくい石がゴロゴロの道苔むしている石は嫌いです。天然記念物のヒトツバタゴ大正八年に本州でで最初に見つかったヒトツバタゴの自生地です。それまでは、このヒトツバタゴの自生地は対馬にあることしか知られていなかったということで本州では、ヒトツバタゴがここにあるなんて!!そう思って眺めてみたら、なんと立派な大きなヒトツバタゴでしょうか!!ヒトツバタゴは別名、ナンジャモンジャともいわれて今ではそこらへんに生育しています。沢に掛かった小さな橋こんな何でもない沢に小さいけど立派な橋・・・と思って看板をみたらこの沢は「あんこ沢」といわれあんこ(鮟鱇)と言われる小さなサンショウウオの一種が住んでいるといわれる「あんこ沢」きれいな水が流れています。植林の中はコアジサイが咲き始め単調な植林の中で、あちこちにコアジサイの白い花が唯一の色どり二つ目の案内の石やっと林道に出ました。横切って再び山に入ってゆきますがこのあたりで大休憩下山する男性たちと山談義に花を咲かせます。三つ目の案内石このあたりからササユリが咲いています。右の沢の向こうにも3輪、遠すぎて写真は撮れません杉の植林の下草が笹に変わり大きな岩がたくさん出てきました。白雲寺の跡です。本当に岩の多い山です。ずっと階段が続き、ほとほと嫌になります。おみたらし(御神水)山頂の神社から湧き出ているので、御神水と言われるのですねこの山は水が豊富手を洗って一休み斜度がきつくなって山頂が近くなりました登り切ったら奥に鳥居が見え雨乞いの笠置神社の境内が山頂、二等三角点があるだけ檜皮葺の笠置神社保護のために大きな波板で覆っていますがそれが風情を損なっていますね。しかし、今はなかなか檜皮が手に入らないし、葺き替える職人も少ないでしょう。檜皮葺を葺き替えるには費用と人手が要るから屋根で覆うほうが簡便なのでしょうね。神社の前のベンチでお昼ご飯を頂いて天然記念物のヒカリゴケを見に行きましょう。神社の裏から少し下れば、苔むした巨岩がゴロゴロ20年前に来たけれど、全く記憶がありません山の花は山でしか育ちませんね写真だけ撮って帰りましょう山頂からかなり下まで急斜面を下って巨岩の積み重なったところではしごを登り岩と岩の隙間の奥にヒカリゴケは金緑色に光っていますまるで蛍光塗料を散らしたように光っています苔が光るなんてとても珍しいこのころになって、たくさんの人がやってきて写真では写っていませんが、狭い岩場は大混雑です。再び急斜面を登って神社に戻ります笠置神社のある山頂(1128m)で記念の証拠写真ヤマタツナミソウポツンと一つだけ咲いていましたピンクのきれいなササユリ山頂から奥に行くと展望台残念ながら、ガスっていて展望がありません次はペトログラフ(古代岩刻文字)を見に行きましょう岩に文字や絵を刻んでいるという岩に刻まれた盃状の穴だそうです縄文時代に古代シュメール人、ケルト人、ミクロネシア人やってきて岩に刻んだということですがそんなことがどうしてわかるのか・・・凡人のKIKIにはわかりません。これが盃状の穴ですってここを通り抜けるには体重制限がありそうです。擬木の階段に苦労しながら、その後同じ道を下って戻ってきました。先週の疲れから、今週は簡単な登山にしておこうと思っていましたが図らずもひたすら階段歩きで疲れましたが20年前と違うルートで登れました。なかなか見どころのある山で、今度は違うところから歩きたいですね。
2022.06.28
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《石徹白大杉》岐阜県で一番大きく、日本でも5位の大きさの杉19日(日)9年ぶりに銚子ヶ峰に行ってきました。岐阜県郡上市白鳥町石徹白から、銚子ヶ峰(1810m)に初めて登ったのが1998年9月、二回目が2005年6月、三回目は2013年6月今回は4回目ですが、コロナ禍でしばらく遠出をしていないし高い山も久しぶりで、少し心配しながら登りました。登山口の石徹白大杉の下の駐車場に車を停めて歩き出します。私たちの少し前に出発した単独の男性は、別山まで行きたいといっていました。私たちは銚子ヶ峰で十分です。参考までに2013年6月の銚子ヶ峰登山口の看板と、あずまやと向こうの小屋はトイレです。現在地から、石徹白大杉を見て尾根を登ると銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、別山そして白山に行けるのです。登山道は白山信仰の美濃禅定道でもあります。ノリウツギミヤマキンポウゲヤマボウシ登山口から420段の石段を登れば石徹白大杉です。樹齢1800年幹回り約14m、樹高25m白山国立公園にあります。いつ見ても、何回見ても素晴らしく大きな杉です。はるか昔から、白山信仰の信者さんが、この道を登って白山にたどり着くのを見守り続けた大木です。この広場は今清水社という神社の跡地だそうです。クマノミズキの花が満開ブナ林の気持ちの良い登山道です。このルートは植林が無いので、ブナの新緑の中を登るのです。ツクバネソウ鳥獣保護区なので、野生動物の天国です。色々な小鳥の鳴き声を聞きながら登ります。ウグイスや、カッコー、ツツドリ、ホトトギスなど托卵三兄弟もしきりに鳴いています。登山口より1キロ地点ギンリョウソウユキザサマイヅルソウツクバネソウツクバネソウだらけでした。ミツバオーレンミツバオーレンは山頂直下まで群生が続きます。急登を登り切ったら、しばらく緩やかに登りこういう繰り返しは、息を整えられるので助かります。高度を上げるにつれ、アカモノも色が鮮やかになります。おたけり坂どうして「おたけり」なの?と毎回思いながら登るのですが確かに急登で、どこまで続くのかと・・・雨宿りの岩屋山頂方面が見える稜線にたどり着いて雪渓の上が山頂手前で、ここからは山頂は見えていません。ズームで、母御石を確認イワカガミタチツボスミレ高度を上げたらだんだんイワカガミの色がきれいになりますゴゼンタチバナ最近は足の骨折や、コロナ禍で、高い山に行けなくなってこの花も久しぶりです。地味な花ですが、久しぶりだと懐かしくてうれしいツマトリソウこの花も久しぶりです。高い山だと、当たり前のように咲いています。避難小屋はまだか、まだかとおたけり坂を過ぎて登山道が広くなったあたりから避難小屋を求めていました。神鳩避難小屋前回から9年も経っていますが、頑丈なつくりでほとんど変わっていません。以前は小屋前にテーブルもありました。中はきれいに整えられ、安心して使えますね。小屋の近くで大きな エンレイソウ神鳩ノ宮 でしょうか小さな祠が登山道脇にあります。避難小屋は神鳩ノ宮避難小屋ともいわれるのでこのあたりには神鳩ノ宮があったそうです。イワカガミここから笹の稜線歩きですしかし、花の多い山は虫が多くここでワンワンと虫の集中攻撃に遭い、帰宅したら耳の中、顔中刺されまくりでした。ネットを被る暇のないほどの集中攻撃でした。クモマニガナミツバオウレンオオバノキスミレツバメオモト後にも先にもこれだけしか見つけられませんでした。オオバノキスミレの群生歩いてきた登山道は、ぐるりと回り込んで避難小屋のある稜線を見てズームで赤い屋根を確認見上げたら、母御石ツマトリソウミヤマキンポウゲ銚子が峰の山の右肩向こうに、雪のある別山が少し見えています。ここからはミヤマキンポウゲの群生が広がって母御石ついつい登ってバンザイ下から見えた雪渓ツマトリソウとマイヅルソウ銚子ヶ峰の山頂の右に、別山お天気はだんだん良くなって、雲がゆっくり動いています別山の上にある雲が無くなりますようにと願いながら笹の稜線歩きは大好きです。トレースもわかりますねミヤマキンポウゲの群生があまりにもきれいだったのでイワナシあきらめていたけど、イワナシ も咲いててくれました。イワカガミも色が濃くなって、ミツバオウレンとのコラボ濃いピンクのイワカガミ花の写真を撮りながら、気が付いたら山頂銚子ヶ峰山頂(1810m)三等三角点と山座同定盤のある山頂広場向こうに別山が見えます。山頂には誰もいません私たちを追い越していった単独の男性たちは、この先に歩を進めたのでしょう。避難小屋あたりで追い越していった男性とそのあと母御石のあたりで追い越していった女性がこの先の雲石ももすり岩で休憩しています。雪渓のあるピークに雲石ももすり岩があります。写真ではわかりにくいのですが、人がいますその向こうが白山への稜線です。三ノ峰の山頂と別山は雲の中ももすり岩の近くには サラサドウダンコケモモももすり岩に乗って、バンザイ(高いところに登ったらいつもバンザイ)野伏岳や薙刀山、願教寺山の稜線ももすり岩のあたりでお昼ご飯を頂いて雲が動いて、三ノ峰や別山の雲が切れるのを待ちました三ノ峰(黒い山)と別山が姿を現して粘った甲斐があります。健脚の人はこの景色を見たら、別山を目指すのですね。山頂の後ろからもう一度別山までの稜線を眺めて名残惜しいのですが下山します。母御石から稜線を下ります帰りにももう一度、母御石にのってムラサキヤシオツツジかろうじて咲き残りがありました。今日は目的の花のほとんどが見られましたがハクサンチドリだけ見ることが出来ませんでした。前回と同じ頃に来たのですが、会えませんでした。自然の物ですから仕方がないですが頑張って登ったものだけが見ることのできるご褒美です。またいつかこの山に来たら会いたいです。ももすり岩で、ずっと話していたご夫婦と結局一緒に話しながら下りてきて素晴らしい一日でした。石徹白の大杉は太陽に照らされて神々しく輝いています。真ん中の本体は枯れているようですが、樹皮が元気なので周りの枝が伸びてまだまだ頑張ってくれそうです。人びとがこの登山道を登っていくのをまだまだここで見守ってくれます。
2022.06.22
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12日(日)岐阜県瑞浪市の屏風山は高速道路中央道 屏風山パーキングの名前の由来となった山で屏風山パーキングエリアの東南に位置し、屏風のようにそそり立っています。初めて登ったのが2000年10月それから5回登って、今回で7回目。この山に登ると、必ず会話に出る子猫の話があります。初めて登った時、登山口で靴を履いていたらどこからともなく子猫がやってきて体をすり寄せてきました。ニャーニャーと鳴いて離れてくれません。結局そのまま、山頂まで長い道のりをついてきてしまったのです。今と違って誰も登ってこない貸し切りの山で山頂で私たちの昼ご飯をむさぼるように食べて私たちが下山するときに、そのまま山頂に残しておけず帰るよ~と声をかけて一緒に下りてきました。途中で何度も子猫は疲れて座り込んでしまうのでとうとう、私のザックの中身を相棒に託して空っぽのザックの口を開けてやると、ザックに入ってきて私のザックの中から首だけを出して下りてきました。そしてそのまま、結局相棒の家の猫になり、可愛がられて天寿を全うしました。屏風山はその後、何度登っても子猫と出会ったときの話で盛り上がります。山に捨てられてまだ日が浅く、雨が降っていなかったので汚れていませんでしたが拾って帰る途中で雨が降って来たのであのまま山で秋の雨に降られていたら・・・と人助けならぬ猫助けしてよかったねと毎回のように話しながら登るのです。さて7回目の今回の話です。笹平登山口にむかう途中で、工事中の看板がありどこまでいけるのだろうかと心配しながら、結局登山口の駐車場までやってきました。登山口には6月末までの、通行止めの看板があります。平日は工事していますが、日曜の今日は工事していませんので通れます。だから平日は駐車場も使えません。かえる岩確かにカエルの横顔ですね。左上に石仏ポツンと一つだけ石仏登り切ったらどんどん下って、沢沿いを歩きます。黒の田東湿地今日は天気が良く、めちゃくちゃ暑いお茶飲んでしばし休憩湿地に花を探します。この時期ならカキラン、トキソウ、サワランなど咲いているはず・・・ところが咲いているのは、ノカンゾウが少しだけしかし、湿原は鳥の鳴き声でにぎやかです。ウグイスや、ホトトギス 恋の季節ですね。望遠で写しました。次は屏風山に向かいます。谷からどんどん登って稜線にたどり着いたら馬の背山(767m)永王権現展望地の方へ行って見ましょう展望地から、瑞浪市、土岐市が見えています。そして遠く、蜃気楼のようにぼんやり浮かび上がっているのは名古屋のビル群八百山(800m)標高800mだからついたのでしょうね赤松の大木が目印の 屏風山山頂広場(794m)(この写真は誰もいなくなった下山時に写したもの)山頂に到着したときはたくさんに人でにぎわっています。一等三角点があり、初めて来た時より山頂は雑草も無くきれいに広がっています。屏風山はたくさんの登山口があるので、皆さんいろいろなところから登ってきています。山頂は北西方面と南東方面が開けています。しかし南東方面の恵那山は見えません。北西を向いてランチして食後の飲み物をいただいています。今日は登りでしっかり汗かいて、ご飯を食べているときは山頂を吹き抜ける風が、心地よいというより寒くてウインドブレイカーのお世話になるくらいでした。白山と別山がかろうじて見えています。山頂からの展望黒の田山下山は尾根伝いに、並んでいる山を縦走しながら下ります。今回は黒の田湿原の花を期待してやってきましたが少し早かったのか花が無くがっかりでしたが、思わぬ花を見つけました。珍しい花なので場所を特定しませんが写真だけ。ヒトツボクロ(ラン科 ヒトツボクロ属)初めて見たので大興奮でした。葉っぱは一枚だけで、イチヨウランかと思いましたがイチヨウランは花が一つで、こんなに小さな花がたくさん付きません。茎の背丈は20cmくらいで、花は5mmくらいの非常に小さく黄緑の地味な色で地面に同化していてなかなか写せません。図鑑とにらめっこして何とかヒトツボクロだと思います。30分くらい粘ってたくさんシャッターを切りましたがコンデジではこれがやっとです。これで、屏風山はまた思い出の山になりました。
2022.06.13
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5日(日)愛知県設楽町下津具の白鳥神社から登る、白鳥山へ。昨年も5月末に登りましたが、その時は意外に思うほどたくさん登っていました。今回は、神社の上の林道突き当りの広場には車が無くどうやら貸し切りかな~と言いながら登りました。写真は少し左に傾いていますが、本当は水平です。神社の石段は古いもので、幅が狭くて歩きにくい。本殿ヤマトタケルノミコトをお祀りしているそうです。右にご神木のヒノキ樹齢700年樹高 31.2m設楽町指定天然記念物です。無事に登山をさせていただきますと、お祈りして出発登山口すぐに分岐写真は下山口です。登りはこの先へまっすぐ進むように教えています。しかし私は、ここから登って逆コースで登ります。私たちの脚には、下り緩やか、登りの急登の方がいいのです。何の木がわかりませんが、立派な大木大きな岩が出てきました。この山は岩が多くて、山頂近くになると○岩という名前の大岩が露出しています。ますます岩が多くなって稜線近くになれば、仏岩仏岩しかしどれが仏岩なのかわかりません。目の前は大峠右奥に平山明神や岩古谷山などが見えます。このあたりにある、チチブドウダンはすでに終わっていて咲き残りはありません。山頂稜線に取り付いたら広くなったところにヌタバ(写真右に看板)があります。ヌタバは獣が多くやってくるのでダニが多くて、さっさと通過しかし、ここで初めて富士見岩の看板を見つけました。今まで4回も登って、今回は5回目ですが、富士見岩は行ったことがありません。これは行かなければ・・・ヌタバの左横から奥に歩いていくと大岩が崖に突き出しています。岩の端まで行って見ます。展望が良いのですが、山座同定でききる山がわかりません。しかし、コアブラツツジがいっぱい次は帝岩(みかどいわ)下津具の集落が下に見えています。目の前の山は大峠右向こうに平山明神や岩古谷山仏岩から見る展望と同じで南側が開けています。コアブラツツジつぼ型の可愛い花が好きです。白鳥山山頂968m北側の展望が開けています。茶臼山と萩太郎山アンテナのあるほうが萩太郎山その左奥が、愛知県で一番高い茶臼山(1415m)です。しばざくら祭りを今日までやっているようです。天気が今一つですが、たくさんの人が来ているでしょうね。お昼ご飯は先ほどの富士見岩まで戻っていただきましょうと岩の横で食べていたら・・・上を見上げて、チチブドウダンの咲き残りを発見会えてよかった~~チチブドウダンには遅かったけれど、コアブラツツジは今が満開下山は反対周りで、水晶岩の方へ下ります。夫婦岩本当に岩の多い山です。この山は昔、水晶を産出した山でそうです。水晶のできる洞を広げた穴がたくさんあります。しかし今は採掘禁止。採掘しているブログがありますが、それを見て絶対に採らないように。里見平植林される以前は里が見たのでしょうね今は見えません。今までひと山貸し切りでしたが、この後家族連れが一組と、若者一組が登って来たのでやはり最近はこのマイナーな山でも登山者がいるのだと思いました。コロナ禍で、遊びを繁華街よりアウトドアに転向する人が多いようで鈴鹿も以前はほとんど誰にも会わない山が、今はにぎわっているらしい。白鳥神社に戻ってきました。やはり神社には静寂が似合います。伊吹山で病に倒れたヤマトタケルノミコトは、三重県まで来て亡くなったそうです。そこで大きな白鳥に姿を変えたミコトの魂が大阪府の堺市まできて舞い降りて、そこで大鳥神社としてまつられたそうです。各地の白鳥神社というのはヤマトタケルの化身の白鳥を祀っているそうでこの神社もヤマトタケルノミコトを祀っているそうです。津具やこの近辺には、正月の2日に「花まつり」といって白鳥神社の下の舞庭(まえど)で五穀豊穣・家内安全・繁栄を祈願して鬼の姿で一晩踊りあかすそうです。別名「悪態祭り」と言われ、酒飲んで悪態をついても許されるという面白い郷土芸能神事です。しかしコロナの影響でここ数年開かれていません。
2022.06.07
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29日(日)郡上市と美濃市の県境の山 瓢ヶ岳とその帰りに高賀三山の主峰 高賀山に登ってきました。瓢ヶ岳は今年の4月30日アカヤシオの咲く頃、小雨の降る中を登りました。1ケ月後の今回は、素晴らしい天気の中で、伸びた新緑の木陰の下を、気持ちの良いグリーンシャワーを浴びながら歩けました。 中美濃林道登山口若い頃はふくべの森登山口や、星の宮神社から登りましたが最近は楽ちん登山ばかりです。登山口はすっかり緑のトンネルです。木の葉っぱが茂って、樹間からの展望が無くなってひたすら歩いたら思ったより早く、アカヤシオの群生地の稜線に取り付きました。このりっぱな枯れ木が目印ここから稜線歩きです。稜線を下って登り返したら前方が開けたところ奥瓢(おくふくべ)山頂さらに下って、登りかえしたら分岐。ふくべの森からのルートとの分岐です。分岐のあたりには、サラサドウダンやシロヤシオの木が。アカヤシオの群生地でもありますので、このあたりはツツジ科の木がいっぱいシロヤシオはもう終わって、咲き残りが枝にポツポツベニドウダン木の背丈が高いので、上の方をよく見ないと見逃がします。瓢ヶ岳山頂(1163m)すでに2組4人が休憩していますが、あまりにも暑いので木陰に居ます。御嶽山と乗鞍岳はかすんではっきりしません。白山はしっかり見えています。私たちも初めは木陰でランチを考えていましたが木陰は虫がいっぱい飛んできて、煩わしいのであえて日向でランチタイム。岐阜市内から登ってこられたご夫婦と山談義に花が咲いてゆっくり休憩。ドウダンツツジを探しながら下山します。次に向かったのは御坂峠高賀山に登ります。帰りに体力が残っていたら、峰稚児神社に立ち寄りましょうと山頂に向かいます。高賀山は今回で5回目前回は2017年11月すべて高賀の森公園の駐車場から登っています。今日は二つとも楽ちん登山です。だんだん、楽ちんなルートを探して登っています。自然林の稜線歩き途中で瓢ヶ岳が真正面に見えます。山頂手前若いカップルがちょうど下山するところでした。カマツカの花一等三角点のある高賀山の山頂(1224m)山頂らしい広場で、270度の展望です。御嶽山方面はぼんやりですが、白山はよく見えています。伊吹山も恵那山もうっすらしか見えてません。2008年12月に登った時は、山頂手前から樹氷のトンネルでさむかったけれど感動したものでした。忘年会登山は樹氷の高賀山御嶽山はかろうじてこの程度御坂峠まで下りてきて、峰稚児神社に向かいます。今まで何度も登っていますが、この神社には行ったことがありません。登りだしたらすごい急登四つん這いになって、木の根を掴みながら登ります。下りは気を付けないといけないなあ~と思いながら登る登り切ったら意外に平坦な道があり神々しい広場に大きな岩その上にお社が祀られています。なんだか、雰囲気の良い森の中の大岩の上自然石で階段が作られていますが、さすがに正面まで行くのはためらわれここで手を合わせて参拝急斜面を気を付けながら下りてきましたが行って見てよかったと思う神社でした。中美濃林道は、両脇に花盛りのタニウツギ街道です。楽ちん登山でしたが、天気も良く、初めての峯稚児神社にも行けたし相棒の膝の調子も良くて、徐々に夏山に向かって体慣らしをして行けたらいいなと思っています。
2022.05.30
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