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パパが学会出張で何日も留守なので、明日香を連れてDVDを借りに行った。 最近アンパンマンを卒業しつつある明日香が、ディズニーの『リトル・マーメイド』のDVDを見たいと言うので、明日香用に借りてきた。 人魚のアリエルが人間の王子様に恋をし、美声と引き替えに悪女アースラから人間の足を手に入れる。声を失ったアリエルを見て、明日香は 「アリエル、声が出なくなってかわいそう…」 と、涙をポロリ。あらあら、かわいいわね~ アリエルが父親のトリトンやお姉さんたち、海の友達に別れを告げ、王子様と結婚して幸せになります…という感動的な最後のシーンを見て… 私 : 「アリエル、王子様と結婚できてよかったね~」 明日香 : 「……」 私 : 「明日香ちゃんも大きくなったら、明日香ちゃんの王子様に出会って、結婚するよね~」 明日香 : 「うあああああああ~~~~~~~~~~~」 とものすごい大号泣。 な、な、なんだ? 明日香は 「だって、アリエルはお父さんやお姉さんやお友達とバイバイしないといけないから悲しい~~~」 「あーさんは、まだパパと結婚してないから、早くパパと結婚する~~~ だって、そうしたらパパとずっと一緒に暮らせるんでしょおおおお~~~」 と、大きな声で泣きながら、言っていた。 私が 「ママもパパっていう王子様と結婚したから、おじいちゃんおばあちゃんとは一緒に暮らしてないけど、電話でよくお話ししてるし、おじいちゃんおばあちゃんちにも遊びに行くでしょ? だから、アリエルもお父さんに電話したりおうちに遊びに行ったりしてるから大丈夫だよ~」と説明したら、なんとか泣きやんだ それにしても、パパのことを「ママの王子様」とか言っている自分がさむかった…イエ、決してパパに愛情が無くなったとかいうことではないんですけどね、もう結婚7年目ですからね。まあ、パパも同じこと思ってるんでしょうけどね。あーさん、早くパパと結婚してあげてね
2008.04.20
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明日香は一年半ほど前に胆管と胆のうを取る手術を受けたが、病気の特性上胆石やガンが出来やすいので、今後一生定期的に病院に通って検査を受けなければならない。 この日も検査をしてもらうために病院に明日香を連れて行った。 いつもは腹部の超音波検査と血液検査をしてもらうのだけれど、主治医の先生が「血液検査の数値上は問題ないけれど、超音波検査で疑問に思う点があるので、念のためにMRI検査をしましょう」 と言うので、数時間後にMRI検査を受けることになった。 主治医の先生が 「明日香ちゃんはこれだけおとなしいから、もう鎮静剤なしでいけるでしょ!」 と言うので、そのような検査票を持ってMRI検査室に行くと、そこの先生(技師さん?)に 「4歳ですよね? 本当に大丈夫ですか???」 と何度も聞かれ、ついには上の先生まで出てきて 「まあ、無理そうならすぐにやめますから、改めて予約取り直してね!」 (↑ 絶対無理でしょ~、思っているらしいのがもろばれの態度) と言われた。 予約を取り直して、車で40~50分かけてこの病院まで来るなんてめんどくさっ! と思った私は、明日香に 「この検査はトンネルみたいな所にねんねして~、ママは近くにいるし~、おなかの写真を撮るからガシャンガシャンとけっこう大きな音がするけど~、全然痛くないんだよ~」 と説明しておいた。明日香は 「痛くないの? じゃあ、あーさんはもう年中さんだから、泣かないよ」 と宣言。そして、宣言したとおり、あっさりクリア。 終わったとき、MRI検査室の先生に 「いや~、4歳児に鎮静剤なしでMRIなんて、絶対無理だと思ってました。みんなで『すごいな~』って言ってたんですよ」 とお褒めの言葉を頂戴した。 レントゲンを撮るために、ベッドに縛られたりCT検査のために、睡眠薬飲まされたり採血のために、バスタオルでぐるぐる巻きにされた挙げ句に看護婦さんに馬乗りされたり そんな日々が懐かしい… 成長してるわ~ でもMRI検査中、先生に 「ハイ、息を吸って~、吐いて~、止めて~」 と指示されているのに、明日香の胸は 動いていた。 まあ、そこは4歳児ってことで。
2008.04.14
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明日香は一年間幼稚園の年少クラスに通い、無事(?)年中に進級した。幼稚園に入園する前は保育所に通っていたので、入園当初から、初めてママと離れる他の園児たちに比べて、かなり落ち着いた貫禄があった 入園してすぐの4月に早速懇談があり、そのときは 「あ~、うちの子手がかからないから、先生たちろくに明日香のこと見てないな~…」 という印象であった。その後7月と2月に懇談があった。2月の懇談では 先生 : 「明日香ちゃんは先生のお話もちゃんと聞けるし、お片付けもできるし、お友達とも仲良くできるし、こちらからこうして下さい、と申し上げるようなことは何一つありません! 明日香ちゃんなら小学校に入ってもちゃんとやっていけると、今の様子からもうわかっちゃうんですよね~」 私 : 「そうなんですか…そううかがって嬉しいです。自分の子供しか実際知らないので、自分の子供がどんな子なのかよくわからないので…」 先生 : 「ええ~っ! もったいない!」 私 : 「主人は、明日香が消極的でおとなしいことを心配してるんですが…」 先生 : 「ええ? そんなことないですよ~。 例えば工作でも、私たち先生の説明が終わる前から『それやりたい! やるやる!』と言う子たちがいて、明日香ちゃんはそういうタイプとは違いますけど、私たちの話をしっかり聞いて理解してから取り組むし、一つできあがったら『もっとやりたい』と言って、積極的な面がちゃんとありますよ」 というような会話だった。先生曰く、明日香は 空気の読める子 で、先生が求めていることを先生の様子から察しているんだそうで… 懇談って、先生はイイコトしか言わないだろうけど、なんだか 意外に優等生 な明日香に、驚いてしまった…
2008.04.01
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今まで使っていたパソコンが壊れたり、私の体調が悪かったりということが続き、しばらく放置していたこのブログ。幼稚園でもいろいろ楽しいことやおもしろいことがあったけれど、これから少し思い出して書いていこうかな。今書いておかないと忘れちゃいそうからなあ~1月5日で明日香は無事4歳になり、成長したなあと思うことも最近多い。特に言葉はもう大人と対等に…というか、明日香の言いたい内容はこちらが理解できる程度にまで進化を遂た。でも、まだどうしても言えない言葉がある…「テッコボコル!」これは、ペットボトルのこと。 …そんなに難しいか それから、ある日お風呂に入っているときに明日香が 「あーさんね、今日ご機嫌無かったでしょう? 幼稚園でね、○○ちゃんと□□くんに鉄砲バンバンされてイヤだったの…」 と言っていた。元気がないってことか… お風呂から上がってパジャマを着るとき、自分で着れるくせに甘えてくることがある。その時に言う言葉は 「パジャマ、やらせてくださ~い」 (←やってください、と言いたいらしい) じゃあ、自分で着なさいな
2008.03.01
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明日香が先天性胆道拡張症の手術を受けて、一年経った。明日香は、胆管と胆のうを取って小腸を肝臓に直接繋ぐ手術を受け、元気になった。パパの友達の消化器内科の先生から、「胆のうや胆管を取っても、半年から一年で体が慣れてくる」と聞いていたのだが、明日香も術後半年はよく腹痛を起こして「お腹が痛い~!」と言って、よく横になっていた。 ところが、術後半年たって、こっち(名古屋)に引っ越してきた頃から、腹痛をあまり訴えなくなり、体調によって時に下痢をするものの、日常生活で心配することはなくなってきた。きっちり半年で慣れてきたんだな~。やっぱり若いな~。 術後半年は、一生懸命すぎて余裕もなかったけれど、この夏に私がストレス病の突発性難聴で体調を崩した頃から、「私も頑張ってんだなあ。ストレスをためてたんだなあ」と思う余裕が私にも出てきた。 明日香が先天性の病気を持って生まれてきたことは、特別私のせいだとは思っていない。ほとんどの病気が、いまだに原因不明なのだから。同じ病棟に入院していた難病の子供達にたくさん会ったが、あの子達だって親のせいで病気になったわけではない。私が自分を責めることは、難病と闘う子供達とそのお父さんお母さんたちにとっても失礼なことなので、私は自分のせいで明日香が病気になったのだとは、絶対に思わない。 でも最近になって、明日香の寝顔を眺めていると、涙がでてくることがある。 私が「何かおかしい」と感じていたのに、小児科の先生にもっとこの母親の勘を上手に訴えることができていたら、もう少し早く病気がわかって、あんなに苦しまなくてもすんだのではないか、とか。 明日香が2度目の急性膵炎(正確には3度目)を起こしてしまったのは、私の食事管理が徹底していなかったからだ、とか。 自分を責める余裕が出てきた。(と言うと変な言い方だけど、当時はそんな余裕も本当になかった。) 明日香は急性膵炎の治療と手術後と合わせて、合計2週間くらい絶食期間があった。明日香は当時まだ2歳、絶食はきつかったのだと思う。お見舞いに来たおばあちゃん(私の母)に、「おばあちゃん、おにぎり買ってきてぇ…」とこっそり頼み、おばあちゃんは買い与えることもできずつらい思いをしたらしい。当時の私は、この話を聞いても「2歳なのに絶食させられてかわいそう」とは思わなかった。だって、食べてしまったほうが、急性膵炎を起こしてかわいそうなことになるから。でも今の私は、当時の明日香を不憫に思うことができる。 急性膵炎がどれくらい苦しいのか、私には経験がないからわからないけど、大人でもかなり痛いのだという。明日香は現在でもまだ3歳。この夏、2週間マンションを空けて実家に帰っていただけで、 「あれ? あーさん、何階に住んでたんだっけ? 久しぶりだから忘れちゃった~♪」 と言うくらい、記憶力の短い生き物なのに(←明日香の頭が弱いのか)、一年も前の膵炎の苦しみのことはいまだに覚えていて、 「あのとき、あーさん、お腹と背中がすごく痛くなって、ゲボ(嘔吐)して、つらかった…」 と、よくつぶやいている。ものすごく、つらかったのだと思う。 絶食中は明日香もつらかったと思うが、私も一日一食しか食べれずちょっとつらかった。明日香が絶食していると、近くで何かを食べたり飲んだりすることができないので、ウイダーインゼリーのようなものを洗面所に置いておき、手を洗ったりトイレに行ったりするふりをして、チュチュッと食べていた。一日一回はパパかおばあちゃんが交代してくれて、売店のお弁当や食堂の食事にありつけることができたが、ある日丸一日ウイダーインゼリーさえも食べられない日があり、深夜明日香が寝た後に「ファイバー入りビスケット」のようなものを食べたら、空っぽの胃腸にファイバーがきつかったらしく、下痢をしてしまった。トイレで 「ああ、貴重な栄養がもったいない…」 と思ったのは、32年間の人生の中で初めてだったと思う(笑) 私は元来ゼリー系のものが大好きで、普段からよく食べているのだが、ウイダーインゼリーはまだ当分食べたくないな、と思う。当時の空腹との戦いやつらかった気持ちを思い出しそうだから。 あ、ウイダーインゼリーと言っているのは、ちょっとした私の見栄です。ウイダーインゼリーはけっこう高いので(1個148円くらい?)、実際はもっぱらトップバリュのゼリー飲料(一個98円くらい)でした それから、私は一つの揺るぎない事実に気がついたのだ。それは あんなにつらい思いをして空腹に耐えたのに、2キロしか痩せなかったということ。 あれ以来、 「ダイエット? 何ソレ? どーでもええわい!」 という気分が続いている。多分今後も一生続く(笑)
2007.10.11
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この日は幼稚園の運動会。明日香も私もパパも、運動会をとても楽しみにしていた。(ちなみに、パパは土曜日は出勤日(半ドン)なのだが、運動会のためにサボっていた)明日香が通う幼稚園は、「保護者の負担は少なく」がモットー?らしく、運動会もお昼で終わり。お弁当を作らなくていいので、私は嬉しい。他のお母さんがたにも好評らしい。とはいえ、運動会当日は人手が足りないらしく、運動会を手伝ってくれる保護者を募っていたので、私はそれに参加することにしていた。(実は私はボランティアがちょっとだけ好き。きっかけは、大学4年の時に、新入生オリエンテーション合宿の手伝いをしたこと。時間も手間もかかったけど、友達が増えて先生方とも仲良くなれたし、本当に楽しかった。それ以来、障がい児キャンプや国際交流などのボランティアに、結婚するまでちょくちょく参加していた)運動会が始まり、私は本部席の近くに待機して、必要な器具を出したり片付けたり、竹箒で白線を消したり、いろいろ忙しく過ごしていた。お手伝いの合間には、園児席に座っている明日香を眺めていたが、なんとまあ、お友達はのびのびと過ごしていることか手をぶんぶん振り回していたり、お友達の上に乗っかってみたり、とことこ歩いてみたり…明日香はそわそわしつつも、ちゃんとお行儀良く定位置におさまっていた。年少児のお遊戯では、ドラえもんの歌にあわせて、先生方手作りのかわいいコスチュームを着て、みんなかわいく踊っていた。年少児の親子競技では、パパが明日香と一緒に出ていたが、残念ながら、親と園児がごちゃごちゃ多すぎてパパの頭しか見えなかった年中さん、年長さんになると、お遊戯もリレーもかなり迫力のあるものになっていて、「おお~」と感心することしきり。運動会が無事終わった後、明日香とパパには先に自転車で帰ってもらい、私は他のボランティアのお母さん達と片付けを手伝った。片付けが終わると、お礼として幼稚園から「もち吉」のおせんべい詰め合わせと缶ジュース2本をもらったそして、その日一緒にお手伝いをしていた別のお母さんと家が近いことがわかり、途中まで一緒に歩いて帰って、お友達ができたそして、後からパパに聞いたところによると、明日香は「ママ、先生のお手伝いしてえらいね~。ママにご褒美のシールあげるの!」と言っていたらしい。夜になって、明日香は「まま うんどうかいのおてつだいたのしかったですか あーさんはうんどうかいたのしかったです あーさんはままがだいすきです」というお手紙(パパ代筆)を渡してくれ、その手紙には、シールが3つ貼ってあったほらね、ボランティアには必ずちょっと嬉しいことや楽しいことが必ず付いてくるんですよ ただ、この手紙のはしっこには、明日香が描けと命令したのであろうパパ作のビミョ~なシナモンロールの絵が描いてあり、なんとも笑いを誘うのだが。
2007.10.06
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明日香が幼稚園から「おかあさんといっしょ ぐーチョコランタンファミリーコンサート」のチラシを持って帰ってきたので、ぜひ連れて行ってやろうと、チケットを予約し、その日を楽しみにしていた。 ファミリーコンサート当日、明日香と私とパパは最寄りの地下鉄駅まで歩き、コンサート会場近くの駅まで片道290円の切符を買って地下鉄に乗り込んだ。 ところが、地下鉄がなかなか出発しない。放送によると、約10分前に、この○○線のどこかの駅で人身事故があり、事故処理のために○○線は全てストップしているらしい。 人身事故…どの程度の事故かわからないけれど、少なくとも30分はかかるだろうな。時間に余裕を持って出てきたけれど、30分以上遅れることになれば、ぐーチョコランタンのファミリーコンサートには間に合わない。私はパパに 「どうする? コンサートに間に合わなくなるからタクシーに乗る? 2,000円×3人で計6,000円も払ってチケットを買ったんだから、余分にタクシー代を払ってもいいからコンサートに間に合うように着きたい」 と、タクシーを使うよう提案。パパは、一瞬無言になったが、財布を取り出してタクシー券が入っているのを見付けたので、じゃあそうする? ということで切符を払い戻してもらい、私たちはタクシーに乗り込んだ。 (パパは仕事で時々タクシー券を交通費代わりにもらうことがある。たいていそのタクシー券は日付が入っていないので、ケチな倹約家のパパは公共の交通機関を使って仕事先に行き、そのタクシー券を財布にため込んでいるのである) 私はタクシーの運転手さんにファミリーコンサートのある愛知県体育館までお願いします、と告げ、ウキウキとしながら周りの景色を楽しんでいた。 30分くらい乗っていただろうか… タクシーを降りるとき、料金メーターは 8,000円になっていた。 た、高い!!! 私は卒倒しそうになりながら、よろよろとタクシーを降りた。 「パパ…タクシー代がこんなに高いって知ってたの? それで私がタクシーで行こうと提案したときに、一瞬無言になったの?」 と聞いた。パパは、以前この近くにタクシーを使って仕事に来たことがあるので、だいたいどれくらいかかるのかは予想がついていたという。 それで、私が 「6,000円払ってチケットを買ったのだから、タクシーを使ってでも行きたい」 と言ったときに、心の中で 「いや、行くのを中止してチケット代6,000円を捨てた方が賢明だろう…」 と思っていたらしい。 私は地下鉄の切符290円という値段から、きっとタクシー代は3,000~4,000円くらいなのではないかと予想していたのだが、 この日私は 土地勘のない人間(私)が名古屋でタクシーを使うのは危険だ ということを学んだ。きっとセレブにははした金でしょうけど、我が家にとってはかなり高額ですから!!! あ、ぐーチョコランタンは楽しかった。明日香も大喜びでした。
2007.08.05
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私は7月に突発性難聴になり、入院治療して一応回復した。 一応、というのは、今も耳鳴りやめまい、耳の違和感が取れず、今までのような元気がもう無くなってしまったから。(それとも年齢?) 突発性難聴とよく似た病気でメニエル病というのがあり、主治医の先生からは 「突発性難聴は基本的に再発しません。もし再発したら、おそらくメニエル病です」 というようなことを説明され、今もイマイチ体調が良くない私は、メニエル病なのではないか?と戦々恐々としている。 メニエル病とは、めまい、耳鳴り、難聴、めまい、頭痛などの症状があり、生命を脅かす病気ではないけれど、重症の人は入退院を繰り返して日常生活も大変らしい。 私が入院している間、私の母と妹が手伝いに来てくれており、私はこの二人にメニエル病がどんなものなのかを一生懸命説明した。私は 「メニエル病って、はっきりとした原因は不明らしいんだけど、じゃあどんな人がなるのかというと、 真面目で几帳面な人、民族で見ると日本人に多い、統計的には痩せ形の人に多い らしいよ」 と言うと、母と妹は、二人して 「ぷっ」 と笑っていた。し、失礼な!!!! (反論はできませんが)
2007.08.01
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ステロイドってすごい。 強いステロイドの点滴を続けていると、まだ耳鳴りはするものの、私の左耳は聴力を取り戻した。 そして、無事退院 主治医の先生が 「多分突発性難聴だけど、脳腫瘍の疑いも否定できないので、念のため頭部MRIを撮りましょう」 と言うので、脳腫瘍だったらこれは大変! と、退院2日後にMRIを撮りに行った。 MRIは、14年前に卵巣膿腫の手術を受けたときに撮った経験があるけれど、当時は1時間くらいかかってしんどかったのを覚えている。 ところが、技術の進歩はすごいな~ 今回は20分くらいで終わった。早っ! 一週間後に、外来でMRIの検査結果を聞くよう診察予約をとって、帰ってきた。 ところがその日、パパがうちに帰ってきて 「脳腫瘍じゃなかったよ~」 と言った。パパはこの病院で働いているので、私のMRI画像も見ることができたらしい。でも、 脳腫瘍じゃなくて良かった~~~ と喜んでいる私に、パパは言った。 「でもさあ、鼻のこのあたり(私の鼻の横を指しながら)に水の袋ができてたよ。MRIにうつってた」(↑水の袋とは、別にどうってことのないしろもので、大きくなると注射で水を抜き取るらしい…) … … … 余計なものは、見なくていい!!!!!
2007.07.12
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私が朝 「病院で点滴してくるね~幼稚園バスのお迎えはおばあちゃんで、ママは点滴が終わったら帰ってくるからね~」 と言って、家を出てきたのに、そのまま入院になってしまった。 夕方になって、おばあちゃんが私の入院荷物を持って、明日香と一緒にタクシーに乗って病院に来てくれた。 めまいが治まって少し元気になった私と、明日香は少し話をして、おばあちゃんと一緒に 「ばいば~い!」 と手を振りながら帰って行った。 でも、後になっておばあちゃんから聞いた話によると、 明日香はその日の晩、早く帰ってきてきてくれたパパに向かって 「ママがいい~~~~~パパ、あっち行って~~~~~!パンツはかない~~~!パジャマも着ない~~~~~! ぎゃああああああ~~~~~~!!!!!」 と、泣きながら大声でわめき散らしていたらしい。 おお、普段あんなにパパっ子なのに、やっぱり私のことが好きなのね そこへ、おばあちゃんが 「里彩ちゃんが、明日香ちゃんさみしいからって遊びに来てくれるって! だからもう泣くのやめて、パンツとパジャマ着ようね」 と言うと、 「え、里彩ちゃん?! 来るの?」 と反応し、ささっとパンツとパジャマを着たらしい。 そして、その2日後、私の妹と里彩ちゃんが名古屋に到着すると、有頂天になった明日香は 「ママがいい~~~!」 とも言わず、おばあちゃんとパパもあまり見えなくなり、毎日、毎日、 「里彩ちゃん! 里彩ちゃん! 里彩ちゃん! 里彩ちゃん! 里彩ちゃん!」 と里彩ちゃんを追いかけ、ついに里彩ちゃんから里彩ママ(私の妹)を奪い、 寝ているときも 「里彩ちゃああああ~~~~ん!!!」 と寝言を言い、 その姿はまるでストーカーのようだったという(パパ談)。 明日香のエネルギーは全て里彩ちゃんに注がれ、おばあちゃんもパパも楽になった…らしい。 我が娘ながら、超前向きですね… 里彩ちゃん、どうもありがとう
2007.07.09
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私が入院する直前くらいに、おばあちゃん(私の母)は、家事と育児でクタクタに疲れてしまったらしく、福岡にいる次女(私の妹)に助けを求めた。 私の妹は、仕事を休み、姪(名を里彩ちゃんという)の幼稚園を休ませ、旦那様を置いたまま、里彩ちゃんと一緒に飛行機に乗って名古屋に来てくれた。 妹にも里彩ちゃんにもいろいろ助けられたが、私の入院中、母と妹は 「○○ちゃん(私)の運転が下手なのは、耳が悪くて平衡感覚が鈍かったからなのではないか」 という話になっていたらしい。 ど・う・い・う・意・味・だーーーーーー!!!!!
2007.07.08
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まだ入院する前、通っている耳鼻科で「突発性難聴」と診断された次の日、結婚式の引き出物カタログで頼んでおいた山形牛・すき焼き肉が届いた。 普段我が家では100gあたり150円以下の肉しか買わないので、100gあたり2000円(推定)のこの日のすき焼きは大ご馳走だ。 普段焼き肉に行くと、私とパパとでいつも肉をめぐって壮絶な戦いが始まる。 この日も私は戦闘意欲満々ですき焼きに臨んでいたが、パパは 「ママがまさか病気とはねえ…」 とつぶやきながら、遠慮がちに肉を食べるどころか、最後の方は私に肉を寄せてくれていた。 私はいつもより肉を食すことができ、大満足であったが、パパのあの遠慮がちな態度から 私の病気は、そこまで想定外のことかー?! と、ちょっと複雑。 賞味期限切れの食品を平気で食す姿からは、そりゃ想像できないだろうけど。 でも、山形牛はおいしかった
2007.07.07
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私に付いた病名は「突発性難聴、メニエル病と聴神経腫瘍の疑い有り」 突発性難聴は原因不明の病気だけれど、転勤とか転職とか何かしらストレスを抱えていると思われる人に多く発症するので、ストレスと関係があるのではないかと言われているらしい。 パパの仕事のために、私は仕事を辞めて専業主婦になり、時間に余裕が出てきて、明日香のこともイライラせずに見られるようになって、おまけに名古屋は都会で楽しいな~と、私的にはプラスに考えていたのに めまいでゆらゆらとする世界の中、病院のベッドの上で、考えてみた。 この病気がストレスに由来しているのなら、環境が急激に変わりすぎたからかもしれない。それから、私の自己評価が低すぎたために、私の体が悲鳴を上げたからかもしれない。 考えてみれば、産後3ヶ月で仕事に復帰したときも、パパの仕事が忙しすぎて家にいなかったときも、去年明日香が病気(先天性胆道拡張症)の手術を受けたときも、引っ越してきてからアトピーがひどくなって不正出血が続いたときも、 このくらいのことでは、弱音を吐くには値しない。私の根性が足りないからだ。 と思っていた。でも、人の能力はひとそれぞれ。能力の高い人が難なくクリアできる問題でも、私にその問題がクリアできるとは限らないのだ。これからは 「○○ちゃんも■■ちゃんも、あんなにがんばってるのに。こんなことで弱音を吐きたくなるなんて、私には努力が足りないんだ」 と思うのではなくて、 「こんなに能力の低い私が、これだけやれば十分じゃん! 私ってがんばってる!」 と思うことにしよう 今年後半の目標は、「自分に甘く」だ。
2007.07.06
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久しぶりにこのブログの管理ページを開いてみたら、最後の更新から2ヶ月もたっていた 6月の後半は、明日香の熱が出たり下がったりが2週間続き、幼稚園に全然行けなかった。 いつになったら直るんだろう...と思っていた矢先、私の左耳が突然聞こえにくくなり、耳鳴りがし始めた。別に痛くはないので、明日香の耳鼻科の日(中耳炎)まで放っておいた。 3日くらいたった頃、耳鼻科に明日香を連れて行った。明日香の滲出性中耳炎は良くなっていたけど、私は「突発性難聴」と診断され、大学病院への紹介状を持たされてしまった。 大学病院で聴力検査をして、頭部レントゲンを撮り、診察室でめまいの検査などを行い、突発性難聴(メニエル病、聴神経腫瘍の疑いあり)と診断された。 診察してくれた先生からは 「めまいを起こしてるから、入院して一日2回ステロイドの点滴をする?」 と言われたけれど、とりあえず 「子供がいるので、できるだけ外来でお願いします」 ということで毎日点滴に通うことになった。 子供(明日香)がいるから入院はしないとはいえ、毎日点滴に通うのは大変なので、おばあちゃん(岡山の私の母)をすぐ呼び、家事と風邪の明日香の面倒を見てもらうことにした。 (おばあちゃん、かわいそうに、同窓会をキャンセルせざるを得なくなった、ごめん) ステロイドが入って4~5日たっても回復の兆しは見えず、困ったな~と思いながら病院に行ったら、そこでめまいが強くなって歩けなくなり、パパを呼んで(この病院で働いている)支えてもらいながら診察してもらい、結局そのまま入院してしまった。
2007.07.05
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子供はキャラクターものの商品が大好きなものである。世の中には、キャラクターものの商品を買う親もいれば、できれば買いたくないという親もいる。キャラクターといってもいろいろあり、どのあたりまでがOKかというのは人によるだろうけれど、私の基準は おもちゃ … 何でもOK 服と靴 … ディズニーやサンリオはOK それ以外(アンパンマンやプリキュアなど)はNG なのである。こればかりは、私の好みなので、これ以上説明のしようがない。 先日、明日香の靴と給食用ナフキン(お弁当を包むような大判のハンカチ)を買ってやるために、家族(明日香+パパ+私)で買い物に行った。 まず靴売り場に行くと、そこにはやはりプリキュアの靴がいっぱい… イヤな予感…案の定、プリキュアの靴を欲しがる明日香。 オイオイ、勘弁してよ! 私: 「明日香ちゃん、シナモンの靴はどう?」 明日香: 「イヤ! プリキュアがいい!」 私: 「じゃあ、キティちゃんは? かわいいよ~星がこんなにたくさん付いてるよ!」 明日香: 「プリキュアがいい~」 私: 「じゃあ、マリーちゃんは? キラキラがいっぱい付いててかわいいな~。ママだったらこれにしちゃうな~」 明日香: 「プ・リ・キュ・ア!」 私: 「… ちょっと、パパも説得してよ!」 パパ: 「え、いや、別に自分はこだわりはないから…」 ちっ、パパは味方じゃないのかよ 私は一瞬でいろいろ考えた。明日香を説得する方法を… 「明日香ちゃん、プリキュア5がまた次のプリキュアに変わったら、新しいのが欲しくなるでしょう?」 「ママは、プリキュアのシャンプーやハンカチは買ってあげてるでしょ。 ハンカチとかは安いから、次のプリキュアに変わっても新しいのを買ってあげられるけど、靴とか服は高いから、新しいの買ってあげられないよ」 「服や靴は高いから、キティちゃんとかシナモンみたいに、終わらないもののほうがいいよ!」 「その代わり、ナフキン(給食用)をプリキュアにしようよ。ナフキンは安いから、新しいプリキュアになっても買えるよ!」 「プリキュア5が次のプリキュアに代わる頃には、足のサイズも変わっているだろ!」 という突っ込みもなく、明日香は素直にあっさりと 「シナモンの靴にする!」 と、無事に心変わりした。 そしてシナモンの靴と、プリキュアのナフキン(←ラッキーなことに3割引だった)を買って、無事に家に帰りましたとさ、ちゃんちゃん♪ え、鬼母? まあ、いいじゃん~♪ でもある意味、3年4ヶ月の育児の中で、一番大変な日だったかもしれない(苦笑)。 明日香は、シナモンの靴も、プリキュアのナフキンも、喜んで使っている。 明日香は、プリキュアのナフキンを毎日(ハンカチと日替わりで)ベッドに持ち込み、一緒に寝ている。 そして、次の日、ベッドから持ち出したナフキンやハンカチを、幼稚園に持って行く。 (決して、きれいとは言えないであろうに…) 一度、ナフキンもハンカチも洗濯中の時があった。その時は… 寝る前に、プリキュアの絵を描けと要求された。私はがんばってプリキュアを描き(←もちろん似ていない)、明日香はそれをベッドに持ち込んでいた いいんです、プリキュアの服や靴を買わされるよりは
2007.05.27
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明日香は最近、「Yes! プリキュア5」が大好き。 ストーリーはあんまり理解していないのではないかと思われるけれど、明日香は日曜日の朝8時半が待ち遠しくてたまらないらしい。 5人の登場人物を指して 「これは誰? これは?」 といちいち聞いてくるので、調べましたよ、インターネットで全員の名前を… 「これがキュア・アクアで、これがキュア・ミントで…」 と教えてやると、あっという間に覚えてしまった。そしてどうやら、一番のお気に入りはキュア・レモネード(黄色い人ね)らしい。 ある日曜の朝、明日香が 「ママ、今日はキュア・レモネードの髪の毛やって!」 と頼まれたのだけれど 「ママあんな難しいのできないよ~。そのかわり、キュア・ドリームなら出来るかも!」 と、頑張ってみました。私の努力の結晶が上の画像でございます。私はベストを尽くしたつもりなんですけど… パパは明日香の髪型を見て 「なんかさあ、昔こういう宇宙人がCM出てなかったけ。むじんくんだったかな…」 ら・ら・ら・むじんくん♪ 明日香はなんとなく 「この髪型はイケてないのではないか」 ということを察したらしく、私の 「じゃあ明日香ちゃん、うららちゃん(うららちゃんが変身すると、キュア・レモネードになる)の髪の毛はどう?」 という提案に承諾した。しかしその妥協案は… いつものあーさんですね!!!!(↑二つに分けてくくった髪が巻き毛である) しかし、明日香は 「うららちゃん」 と、なぜか大満足でした。 (いつもと同じじゃん、とか思わないのかな~…?)
2007.05.06
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何ヶ月か前、テレビに出ている稲垣吾郎を指して 「このお兄ちゃんとパパ、どっちがかっこいい?」 と、明日香に聞いてみたことがあった。 明日香の答えは、 「お兄ちゃん(稲垣吾郎)」 であったが、その後もCMに出てくるいろいろな芸能人を指して 「パパとどっちがかっこいい?」 とおもしろがって聞いていた時期があった。 明日香にとって、明日香のパパは 木村拓哉よりも 福山雅治よりも ブラッド・ピットよりも 妻夫木聡よりも かっこいいんですってよ!!!!! (ぷ) でも、明日香がいきなり 「ママ、このお兄ちゃん、かっこいい!!!」 と言って指さした先にいたのは… 品川庄司の、庄司。 ……… ええ、いや、別に、格好悪いとか思わないっす。おしゃれだし。 でも、私はノーマークだった人なので、 「ビミョ~なご趣味ですね…」 と思ってしまった。 きっと、これまでの私の質問の方が、明日香にとってはピント外れだったに違いない。 ちなみに、明日香にとっては、今輝いている女優・長澤まさみも別にかわいくないらしいので、 ローソンのCMに出演していた石田ゆり子を指して 「このおばちゃん(お姉ちゃんでしょうか…失礼)とママ、どっちがかわいい?」 と聞いてみて、答えが 「ママ!」 だったからといって、本気で喜んではいけない。 子供の審美眼は、愛で出来ているのに違いない。
2007.04.23
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以前住んでいた岡山市では、3歳児健診は3歳半で受けるらしく、明日香はまだ受けていなかった。(引っ越したとき、明日香は3歳2ヶ月) 名古屋に来て名古屋広報を見ていると、名古屋市は3歳児健診を3歳で受けているらしい。無料の健診はぜひ受けさせねば、と思い、保健所に電話して、この日に健診に行ってきた。 歯科検診では、虫歯無し 身長は普通、体重も普通(ただし、もう少しで痩せすぎゾーン)。 保健師さんとの話(成長について)は、特に問題なし。 内科健診は、問題なし。 尿検査は、採尿カップにびびって、おしっこが出ない明日香に、私はついイライラ。(他にもイライラのお母さん多し笑) 結局おしっこは出ず 最後に、管理栄養士さんと話をする場が設けられており、管理栄養士さんは、明日香の身長・体重を見て 「ギリギリ普通ゾーンだけど、痩せてるね」 と言われたので、 (あ、これは栄養指導が入るか?) と思った私は 「先生、この子は、病気で胆のうを取っているので、多分太れないんです~。別に普通に食べているんですけど、油ものをとると下痢をしやすくて…」 と言った。だって、好き嫌いも少なく、量も普通に(むしろ多い)食べてるのに、栄養指導をされても、無意味ですから…(多分。) すると、管理栄養士の先生は 「ま、まあ~、そうなの~…。じゃあ、いろいろ食べ物に気を遣って大変よね。おやつは、リンゴくらいなら食べられるのかしら?」 と、かなり気を遣ったコメントをくれた。子供なのに胆のうがないなんて、先生には予想外の話だったらしい…。 リンゴどころか、フライドポテトや唐揚げまで食べてますから、この人(明日香)は!!!! (↑でも、時に腹痛を起こして下痢をする) 結局 「普通に食べてるのなら、大丈夫よね」 と、終了した。(そりゃ、なんとも指導のしようがないでしょうね) そして最後に、明日香は手作りの「大豆入りソフトケーキ」を一切れ、おやつにもらって食べていた。(おいしかったらしい。親も欲しかったな~~~。名古屋市保健所の方、お願いしますよ~)
2007.04.19
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明日香は毎朝、8時のスクールバスに乗って幼稚園に行く。 名古屋に来て、まだ一人も友達がいない私…。 スクールバスの停留所で、名古屋初のママ友を作るぞ~!!! と意気込んでいたのに、最寄りのバス停から乗る園児は 明日香一人であった。 がーーーーーーーーーーん。 まあ気楽でいいけど、でもママ友も出来ないし、他に園児がいないと、スクールバスがまだ来てないのか通過してしまったのかがわからないので、毎朝必死だ。しかもバス停は遠い。 明日香のバスコースの中で、明日香が乗る停留所が幼稚園から一番近いので、朝のバスに一番に乗って、帰るときも一番に降りてくる。 まだ入園して間もないので、8時のバスに乗って9時に幼稚園に着き、おやつを食べて11時に帰ってくる。(早っ!!) 私がバス停にお迎えで立っていると、スクールバスが近づいてきて、一番前の席で頭がひょこっと出てくるのが見える。(←明日香が私を確認しようとバスの前方を見ているらしい) そして、バスが停まると、先生に支えられて降りてくる。 先生と「さようなら!」とご挨拶をして、バスが去っていくと 明日香は、 おやつを顔にいっぱいつけたまま(たいていビスケットやせんべいを食べるらしい)、笑顔爆発で 「ようちえん、楽しかった~~~~~」 と報告してくれる。 これだけ。えっ、かわいくない? (はい、親バカです)
2007.04.13
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明日香は今まで小さい保育所に通っていたけれど、引越を機に私が仕事を辞めたので、幼稚園に通わせることにした。 幼稚園は、インターネットの口コミサイトと、不動産屋さんに評判がいいと聞いた幼稚園を合わせて、一番いいなと思うところに電話したところ、たまたま空きがあって、あっさり入園が決まった。園庭が広く、遊具もたくさん、自然を観察するところまであるのびのび系幼稚園である。 名古屋に引っ越してきてから約1ヶ月、私と24時間べったり過ごしていた明日香は、最初 「ようちえん、イヤだ~~~~~! ○○○(前の保育所)がいい~~~!!!」 と言っていたので、少し不安だった。 入園式の日、幼稚園に行ってみると、お父さん参加率の高さにびっくり! 多分90%のお父さんが来てたと思う! (我が家は残り10%でした) 入園式が始まると、明日香は私と離れてきちんと椅子に座り、園長先生の 「今日の朝、自分で起きた人~?」 「今日の朝、お父様お母様に、幼稚園に行きますよって、起こしてもらった人~?」 という質問に、なぜかしっかり2回とも手を挙げ(どっちだ!)、お行儀よくしていた。 生まれて初めてお母さんと離れる子も多いらしく、 「おがあさんん~~~~~ 」 と号泣する子あり、 うろうろ歩き回る子あり、 ちゃっかりお母さん同伴で園児の席に座っている子あり… 明日香は、ちゃんと、お利口にしていました 入園式が終わると、「電車ごっこをしながら教室に入りますよ~」 という先生方の指導も意味無く、みんなあっちへウロウロ、こっちへウロウロ… お母さん方も心配なのか、会場から出てきた我が子を抱き上げる… 当然、電車ごっこの列はもうめちゃくちゃ~★ そんな中、明日香が真面目に電車の列をキープしようと、一生懸命手を伸ばして歩いている姿が見えた。 どのお父さんお母さんも我が子しか見ていないから、うちの子を見ている子はいなかったでしょうけど、 うちの明日香が、一番お行儀よくがんばっていました!(親バカ全開)
2007.04.09
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岡山と比べて、愛知は寒い。 岡山が特別気候が温暖なんだとは思うけれど。 (なんてったって、キャッチフレーズは『晴れの国岡山』) 名古屋に引っ越してきて、洗濯物を干そうとベランダに出る。 ↓ 風が強く、「ああ、今日は洗濯物がベランダに干せない」と思う。 ↓ ふと、ベランダから身を乗り出して上を見てみる(我が家はマンションの2階)。 ↓ ほぼ全戸のベランダで、洗濯物が風でバタバタバタバタバタッ!!! となっている。 ↓ ああ、ここではこんな強風が普通なんだ、とわかる。 愛知は、日本海から風が抜ける通り道になっているらしい。 寒い、寒い、と思っていたら、明日香がしょっちゅう 「名古屋って、寒いよね~(うんうん、といういかにもわかった風にうなづきながら)」 と言うようになってしまった。 私、そんなに「名古屋って寒いよね~」って言ってるかな? だって、ホントに寒いし!
2007.03.05
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約2ヶ月の別居生活を終え(別に仲が悪かったわけではないよ)、私と明日香はパパが待つ名古屋のマンションに引っ越してきました! 名古屋というのは、不動産物件の相場が岡山に比べて高いので、どこを借りるか迷ったけれど、 「専業主婦になるのだから、おうちが快適じゃないと楽しくない!」 という私のワガママを聞き入れてもらい、 やっと住めるぜ、分譲賃貸! これまでの道のりは長かった… 結婚して丸5年、パパの仕事の関係で引越が多く、これで5回目の引越である。 最初に住んだのは、広島市内の医師官舎。噂では、もともと原爆の遺族か被害者のために建てられたビルらしく(←かなり古い)、公営住宅か何かの一部が官舎になっていた。 網戸はなく (←なぜ?) ベランダもなく (←なぜ? その代わり小さいサンルームのような物があったが、エアコンの室外機が置けない) シャワーもなく (←前の住人が自腹を切って取り付けていれば、ラッキーにも使えるらしいが、残念ながら我が家は付いていなかった) お風呂の床はコンクリートで (なぜ? 昔はこれが普通だったの?) バスタブは、風呂場に直置き。 (←昔はマイ・バスタブを持って引っ越していたらしいですね) 洗濯機を使う度に排水ホースと給水ホースをセットし (←洗濯機が普及する以前に建てられたからか…? ちなみに排水は風呂場に流し、給水ホースは洗面所に取り付けるため、洗濯中は洗面所も風呂場も使えない) 部屋の中には左右上下に水道管が走り (←水が流れる音が聞こえる) トイレはかろうじて洋式水洗ではあったが。 (←でも一昔前の規格らしく、なんだか小さい) そのトイレに換気扇はなく、天上に小さな穴が空いているだけ。 (←臭気が外に出るのは何分後なのか?) しかし、なぜかトイレのドアに窓が付いていた。 (←すりガラスではあったが、座っている姿が見える。あんなに大きな窓ガラスを付けている意図がよく分からない…) 洗濯機の排水ホースが水の勢いで跳ね返り、部屋中水浸しにしてしまった挙げ句に、階下に水漏れしてしまい、そこの住人(パパの同級生ドクターであった)のDVDプレイヤーを濡らしてしまったことも、今となってはいい思い出である。(いや、彼にとってはイヤな思い出だろう) 社宅とかに住んだことがある人には珍しくない話かもしれないが、住んだことのない私には驚きであった… それ以降は無難なコーポやマンション、官舎に住んでいたが、 ようやく初めて分譲賃貸に住めることになったのだ。 ああ嬉しい、オートロック、カメラ付きインターホン、広いベランダ、広いお風呂、シャワー付き洗面台、マンション住人用ゴミ捨て場! 不満なことは、一階の駐車場。マンションの柱が邪魔で、後部座席のドアが開かないことだ。 仕方がないので、車に乗るときは、運転席から明日香を乗せ、私が車を少し動かしてから外に回り、明日香をチャイルドシートに乗せる。 帰ってきたときは、車を停めてからチャイルドシートのベルトを外し、明日香を運転席のドアから出す。 かなり、かなり、ものすご~く、めんどくさい。もう一人子供が出来たら、どうやって乗り降りさせたらいいのだろうか… そして、やはりブレーカーはよく落ちる。(電気使いすぎ?)
2007.03.01
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現在パパは単身赴任中。もうすぐ明日香と私も愛知に引っ越す予定である。 明日香は 「あーさん、パパに会いたくなっちゃった…」 と突然つぶやいたり、夜中に突然起きて、 「パパ~! パパ~!」 とパパを呼びながら泣いたりしている。 やっぱりパパが恋しいのかな。早くパパと一緒に遊びたいよね。 と言いつつ、単身赴任の気楽さを堪能している私であった(笑)
2007.02.08
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私は出かける前に玄関で 「あっ、電気消すの忘れた」 とか、車に乗ってから 「あっ、腕時計忘れた」 とか、よくやっている。 先日も、お風呂にはいるときにパジャマを置いておくのを忘れて、お風呂から出て裸のままウロウロしていた。すると明日香が私を見て 「も~、ママったら、いっつもいっつも忘れ物する~~~! いっつも、いっつも! 引き出しもいっつも開けっ放しだしぃ~、 食いしん坊だしぃ~、 もう、ママったらねえ~~~~」 と言われた。 下の二つは今関係ないだろー! でも、3歳児のクセに、よく見てます。
2007.02.06
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明日香と一緒に、お風呂でシャボン玉をして遊んでいた。 同じシャボン玉液を使っているのに、なぜか私は上手くシャボン玉を作れず、明日香はぽわぽわぽわっと上手にたくさんシャボン玉を作ることが出来た。 「明日香ちゃん、すご~い! シャボン玉作るの上手だね~!」 と褒めると、明日香はちょっと得意そうに 「ママも、痩せたらできるよ~! あーさんは痩せたからシャボン玉上手なの!」 と言った。 そんな訳ないじゃん!
2007.02.05
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明日香が赤ちゃんで後追いをしていたとき、トイレのドアは開けっ放しにしたまま、私は用を足していた。 今はもう後追いしないけれど、トイレに行っている間に何かあってもすぐにわかるように、今でもドアを開けっ放しのままトイレに行っている。(パパが居るときはさすがにやらないけど) 先日も、トイレのドアを開けたまま用を足していたら、明日香が近づいてきて 「ママ、トイレのドア閉めとくよ!」 と言われてしまった。 「え? ドア閉めてもいいの? でも…」 と思わずうろたえていると、 「大丈夫よ! ママ、トイレの中、明るいでしょ! 怖くないからね!」 と言って、ドアをバタン! と閉められてしまった。 トイレのドアを閉めてしまってもいいなんて、大きくなったなあ…としみじみしていたのだが… なんだか、トイレのドアが閉まっていると落ち着かない。この閉塞感は何だー! と思わず感じてしまった私は、もうダメでしょうか…
2007.02.01
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ふと気付いたのだが、明日香はよく「ま、いっか!」と言っている。 おもちゃの部品が足りなかった時も、 探し物をしていて見つからなかったときも(物によるけど)、 お絵かきが上手に出来なかったときも、 「ま、いっか! ね、ママ!」 と言う。 そう、それは私の口癖なのだ。私は、日々テキトーに暮らしているお気楽人間なのだ。 先日、偶然にも二人の人から立て続けに 「職場にものすごく神経質な人がいて、明日香ママちゃんと足して二で割ったらちょうどいい位なのよ~!」 とか 「本当におおらかで、明日香ママさん見てると気持ちがゆったりしてきちゃう~」 とかいうようなことを言われた。(あくまでもお褒めの言葉風であった) いや、私って、子供の時は結構神経質だったぞ? 小学校の休み時間にはお道具箱の整理や教科書の並び替えをして過ごしていた記憶がある… ちょうど妹が実家に帰ってきていたので、家族の前で 「私って、実は神経質だよね?!」 と聞いてみたら、妹はう~ん、と考えて 「洗顔料の泡を丁寧にたててるよね」 とだけコメントされた。それだけか… ま、いっか。
2007.01.29
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明日香が通っている保育所の先生は、関西弁を話す人がたまたま多かった。 今一番頑張ってくれている保育士の先生も、関西弁を話す男の先生である。 だから、必然的に明日香も関西弁風の言葉を話すようになってしまった。(しかも男言葉っぽい) 何か気に入らないときは 「いやや~! いやや~!」 何か自信満々で話すときには 「~~なんやで!」 道を横断するときには 「右見て~、左見て~、車、来とるか~?」 誰かに命令をするときには 「~~しときや!」 家族が誰も話さない言葉を、明日香は話している…なんだか不思議な気分である。 そして当然、保育所のお友達も、みんな関西弁風の言葉を話している。 岡山の中で、きっとあの保育所だけが異文化空間なのではないだろうか…?
2007.01.12
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1月5日、明日香は3歳になった。今がもし病院に誰もが行けない時代だったなら、明日香はきっとこの誕生日を迎えることが出来なかっただろうから、1歳になったときよりも、2歳になったときよりも、感慨深い… でも、この日私は仕事始めの日、パパも愛知に単身赴任をしているので、今年も誕生パーティーはしてやれなかった。 (明日香にはかわいそうだが、クリスマス、お正月、仕事始めと続くとなんとなくめんどくさい…) でもおじいちゃん(私の父)がプレゼントを買ってくれるというので、おじいちゃんと明日香と私とで次の日にトイザらスに行って来た。 明日香はそろそろ自転車に乗りたいのではないかと思い、色々見ていたのだが、どうも明日香の体の大きさと自転車の大きさが合わず、春になってから改めて買ってもらうことにした。(それに、この寒い季節、自転車のりに付き合うのもイヤ…) そこで、明日香が「誕生日プレゼントを買ってもらった」という満足感だけは得られるように、安いおもちゃをとりあえず買ってもらうことにした。 「明日香ちゃん、何買ってもらう?」 と聞いてみると 「パワーショベルカー!!!」 という答えが返ってきたので、おじいちゃんがパワーショベルカー(700円くらい)を選んで持ってきた。 おじいちゃんがもう一つ何か買ってくれるというので、リカちゃん人形(999円)も買ってもらった。 明日香はパワーショベルカーとリカちゃん人形を大変喜び、家に持って帰って早速遊んでいるようだった。 私がふと明日香を見てみると、明日香の手元では 裸のリカちゃんがパワーショベルカーの上に乗り、男らしく仕事をこなしていた。 いやいやいや、遊び方は自由だ、リカちゃんがパワーショベルカーを運転していたっていいじゃないか! でも何なんだ、この違和感… そしてしばらくしてまた明日香の方を見ると、明日香の手元では パワーショベルカーのショベルの下に裸のリカちゃんが横たわっており、明日香は 「リカちゃんね、検査してるの!」 と嬉しそうに言っていた。 (おそらくリカちゃんは病室で移動式レントゲンによる撮影を受けていると思われる) いやいやいや、遊び方は自由だ、自由だ、自由だ… でも何なんだ、この違和感…
2007.01.05
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明日香はかなりハッキリと寝言を言うタイプである。 保育園でも、お昼寝の時間に 「あーさん、お姫さま~ うふ」 と、かなり大きな声で寝言を言い、先生方にとてもうけていたらしい。 家でも、 「自分で(する)~~~!!!」 (←着替える夢でも見ているのか?) 「もうっ! やーめーてー!」 (←誰かとケンカしているのか?) 「ママ、これ、おもしろいね~♪」 (←何がおもしろいのか、不明) 「お風呂、いや~~!!!」 (←夢でも風呂に入らされているのか…) 等々、かなりハッキリと大きな寝言を言う。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 先日、近所のカマキリ先生の医院に行き、私と明日香はインフルエンザの予防接種を受けた。 他の子の例に漏れず、注射が大嫌いな明日香だけれど、私が先に注射してもらったのを見て、泣き叫びながらも 「ママも注射するなら、仕方ないか」 という心境になったらしかった。終わった後は 「あーさん、注射がんばった~。ママも、注射、がんばったね~」 と、笑顔で私のことを褒めてくれる余裕があった。 予防接種は、大人の私は一回でOKだけれど、子供は2回接種するので、3週間後に来てください、と言われ、3週間後に再びカマキリ医院に出向いた。 明日香は 「ママも注射する?」 と聞いてきたので 「ママは今日は注射しないよ。今日は明日香ちゃんだけだよ」 と言い、泣き叫ぶ明日香を押さえつけて接種してもらった。 その日の夜、明日香は寝言で 「ママも注射して~~!!!」 と叫んでいた。よっぽど納得いかなかったらしい…。
2006.12.27
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この日の夜、明日香とお風呂から上がってテレビを付けると、『ブスの瞳に恋してる・恋の軌跡愛の未来SP』という番組が放送されていたので、明日香の髪にドライヤーをかけながら、なんとなく見ていた。 テレビの中では、村上知子がクリスマスの夜に帰ってこない夫・稲垣吾郎が浮気をしているのではないかと心配してどたばたしていた。 ふと、私は明日香に 「このお兄ちゃん(稲垣吾郎)、かっこいいと思う?」 と聞いてみた。稲垣吾郎って、すごくかっこいいけど、私の好みではない。(あ、どうでもいいか。) 明日香は、 「…うん。」 と答えた。そして私の心にふと次の好奇心がわき(?) 「このお兄ちゃんと明日香ちゃんのパパ、どっちがかっこいい?」 と聞いてみた。明日香は 「…えっとぉ、このお兄ちゃん。」 と、遠慮がちに答えていた。
2006.12.26
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明日香の保育園では、今ハーモニカが流行っているらしく、明日香は 「サンタさんに、ハーモニカ、ください、ってお願いする~」 と言うので、私がサンタさんに電話しておいた(笑)。 パパサンタはトイザらスまで自転車で行き、キティちゃんのハーモニカとプーさんのタンバリン・カスタネット・ホイッスルのセットを買ってきていた。 私だったら、ハーモニカしか買わないが。 クリスマスの朝、サンタさんからのプレゼントを見付けた明日香は、包みを開けて 「キティちゃんのハーモニカだ~~~~♪」 と大喜び! そして、我が家は ハーモニカの ふぁ~ふぁ~ふぁ~♪ カスタネットの タンタカタン♪ ホイッスルの ピ~~~~~ッ♪ タンバリンの バンバン! シャンシャン! という大変 うるさい にぎやかな音が響き渡っている…
2006.12.24
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私は現在歯の治療中で、週に1~2回デンタルクリニックに通っている。そのデンタルクリニックは、毎年クリスマスの季節になると歯科医師や歯科衛生士、受付の人までサンタの格好をしている。先日もサンタの格好をした先生に歯の治療をしてもらった。先生は 「いや~、すんません、こんな格好で」 と恥ずかしがっていたけど、なかなか楽しい企画ではないですか!!! こういうの好き! このひ歯の治療が終わった後、歯科衛生士の人が 「クリスマス記念撮影を行いますので、よろしかったらどうぞ♪」 と言ってくださったので、私はサンタの扮装をした先生と一緒に写真撮影をし、そのポロライド写真をもらってきた。 明日香は保育園から帰ってきて、その写真を見付け 「ママ、この人(サンタ先生)、誰?」 と聞いてきたので、 「誰だと思う?」 と聞いたら 「サンタさん!」 と答えた。しめしめ、と思った私は 「ママはぁ、サンタさんとお友達なの~。だから一緒に写真撮ったのよ~。いいでしょ~~。明日香ちゃんがクリスマスに欲しいもの、サンタさんに電話してお願いしておいてあげるよ~。だって、ママはサンタさんと仲良しだから~」 と、適当なことを言ってみた。明日香の目は、とても輝いていた。 …ま、いっか。
2006.12.22
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私は軽度の金属アレルギーなので、普段結婚指輪をしていない。パパは全然平気らしく、結婚して以来、ず~っとはめっぱなしである。 ある日、明日香はキティちゃんのバッグに入ったおしゃれセットをパパに買ってもらって喜んでいた。バッグの中には、おもちゃのネックレス、指輪、ブレスレット、櫛、手鏡が入っており、保育園生活で 「おもちゃはお友達と仲良く使う」 ということをきちんと学んでいる明日香は、パパに向かって 「パパにも、指輪、貸してあげる!!!」 と言った。 指輪はパパがするものだと思っているらしい。
2006.12.06
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私は生まれも育ちも岡山県で、新婚の時の半年を広島市で過ごした(←といっても、仕事をしていたので、週に三日は実家に帰っていた)以外は、岡山県内で過ごしてきた。 その私が、春から愛知県民になることになった。 実はパパの上司が愛知県に行くことになり、パパも一緒に来てくれないか、と誘ってもらったのは今年の春頃。パパからこの話を聞いたとき、私は正直、イヤだな。と思ったのだけれど、でも上司に認めてもらえるなんて光栄なことだと思い、とりあえず賛成した。パパは博士号取得のための研究をしていたので、研究が一段落つく10月頃から単身赴任する予定だった。 でも、ちょうど秋頃に明日香の手術が決まったので、その上司の先生の心遣いで、着任を遅らせてもらっていたのだった。パパは一月から約二ヶ月、単身赴任する予定である。 私は今の仕事にとてもこだわりを持っていて、絶対にやめたくなかった。非常勤で産休・育休を取る権利がないので、明日香を産んだときも、補講でどうにか授業時間をやりくりし(一番迷惑したのは学生でしょうね)、産後3ヶ月で学校に戻った。 実は、「週一日勤務だから、愛知から通えるかも…」と心の中で思っていたのだ。新幹線代も出るらしいし、せっかく今までがんばってきたんだもの。辞めるのはもったいない! でも、問題はたくさんある。 通えるとは言っても、住む予定の場所から名古屋駅まで出るのに、徒歩と地下鉄で一時間くらいかかってしまう。新幹線が片道100分、授業をして、また同じ時間をかけて家まで帰る…出来ないことはないけど、もし台風なんかで新幹線が一時間でもストップしたら、明日香を保育園に迎えに行けない 仕事を続けるよう応援してくれる人の中には、「明日香ちゃんを岡山まで連れてきて、実家に預けたら?」とアドバイスしてくれる人もいた。でも、こんな小さい子供を連れて新幹線に乗るだけでも大変なのに、それを毎週日帰りでするなんて、現実的に考えて無理。いくら子供とはいえ、幼稚園や保育園で遊んだり学んだりすることがたくさんあるのに、親の都合で子供の時間を取ってしまうことにも抵抗がある。 「子供に手がかかるのは小学校に入るまでだから、明日香ちゃんが小学校に入るまで、どうにかしてがんばれ」と励まされたりもしたけど、う~ん、今の時代、小学校に入ったからと言って、ほったらかせるものでもないし。小学生が犠牲になる犯罪、多いしな~。同じ子供でも、男の子より女の子の方が犯罪に巻き込まれる可能性も高くなる。しかも、母親が決まった曜日に県外に出かけているという生活パターンを知られたら、明日香が怪しい人に狙われやすくなるんじゃないだろうか…。と考えると、明日香が小学生になったところで、何も問題は解決しない。 週一日の勤務で、しかも年間30回だけなので、私の仕事の日だけ、パパが助けてくれないだろうか(保育園の送り迎えをしてもらう)と甘い考えを抱いてみたこともあるけれど、パパの返事は「応援してあげたいけど、まだ働いていない職場だから、そんなことができる環境かどうかわからない。だから約束できない」というものだった。ちっ! (仕方ないけど) こんなにも続けられない理由があるのに、それでもまだ、辞める決断ができないでいた私。だって、今まで本当に頑張ってきたんだもん!!! でも、明日香が病気だとわかってから、もう決心した。明日香は元気になったけど、また入院したり手術したりする可能性がゼロではないし、もう近くに家族もいないから、誰も手伝ってくれないし。あんなに悩んだのに、もう決めた。 なんだか、 パパのために仕事を辞めるのは悔しいけど子供のために仕事を辞めるのは悔しくない という現実に、我ながら驚いたのであった…(パパ、ごめんね)
2006.12.05
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明日香は先天性胆道拡張症という病気が見つかって手術を受け、順調に回復して今はすっかり普通の生活を送っている。 このブログを見てくれている人や私の友達が心配してくれて、とても嬉しかった。 入院生活はトータルで一ヶ月に及んだけれど、入院中に知り合った子供達やそのお母さん達、笑顔を忘れずに忙しく世話をしてくれる先生や看護師さんからは、たくさんいろんなことを学んだ。病気は大変だけれど、必ずしも悪いことばかりではない! 明日香は、ひと言で言うと「胆汁の流れが悪くなって、逆流する病気」なのだけれど、胆管(胆のう含む)を取り、肝臓と小腸を直接つなぐ手術をしたので、胆汁が逆流する心配はなくなった。 でも、やはり手術をして内臓をいじっているので、気を付けなければならない病気として ★腸閉塞 (腸を取り出して切ったり繋いだりした後、腹に戻しているので、どうしても腸がねじれやすい) ★胆管炎 (肝臓と小腸を直接繋いでいるので、便秘などをすると腸内細菌が肝臓まで上がってきて腹痛と発熱が起こる) ★肝臓癌・膵臓癌 (胆汁が逆流したところは癌化しやすいので、予防的に胆管や胆のうを取っている。しかし肝臓内の胆管などはどうしても取れないので、定期的に病院で検査が必要) ★胆石 (これは、なるとしたらずっと先らしい) の四つを主治医の先生に説明してもらった。 これから、一生病院と関わっていかなくてはならないが、この病気はきちんと病院で検査を受けておけば寿命がまっとうできるらしいので、私はあまり心配はしていない。むしろ、若いうちから健康に気を付ける習慣がつくので、良かったのではないかと思っている。 術後の検査では何も異常なしだったけど、一度ぐったりして食欲が無くなり、レモン色の下痢をしたので、慌てて病院に連れて行き、採血とレントゲンをしてもらった。 そしたら、どこも悪くなく、「ただの風邪でしょう」と診断され、その後すぐに元気になった。あー、よかった。明日香の病気は、【嘔吐・白色便/下痢・発熱】 に注意しなければならないので、普通の風邪(嘔吐下痢)と区別がつかない…。風邪をひくたびに、心配しなくちゃいけないんだなあ。 食べ物の制限はないけれど、明日香は胆のうが無いので油ものを消化しにくい。先日もドーナツ一個食べた後、消化できずに腹痛を起こし、昨日もプリンとヨーグルトを続けて食べた後、腹痛を起こしていた。(これは15分くらいで治まる一過性のもの) でも、保育園に持たせるお弁当に唐揚げ一つくらいなら、入れても大丈夫なようである。焼き肉に行ったとき、普段肉を食べない明日香が、ホルモンを見て「お魚食べたい~♪」と言ったので、二切れ食べさせてみたが、平気だった。何が消化できないかは個人差があるので、一通り食べさせてみなければわからない。 心配事は無くなりはしないけれど、日常生活が送れるようになるまでに回復し、明日香の体力と、現代の医学と、病院のスタッフの人たちに感謝しています
2006.12.01
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術後一日目から「ごはん!」と泣いていた明日香なので、万が一の場合に備えて準備してあった酸素吸入器(?)やらの機械は、「必要なし」ということで早々と片付けられてしまった。 子供だから、泣きまくって暴れるだろうな~という私の予想は裏切られ(?)、腹部を帯のようなものでベッドに縛り付けられていても、時折「ごはん~」「起きる~」と泣くものの、明日香はあまり動くこともなく、ベッドに横になっていた。 術後の明日香の体には、管やら線やらがいっぱいついていた。1. おしっこの管 (おしっこの量をはかるため、尿道に管を挿入されてた)2. 脈拍、呼吸数、血圧をはかる線 (胸にシールで線をぺたぺた貼り付け、モニターにつながれていた)3. 酸素をはかる線 (指先に付けて、酸素がどの程度行き渡っているかはかる)4. 点滴 (水分、糖分、塩分、アミノ酸などを補給し、諸々の薬もここから入れる)5. ドレーン (術部の横に管を入れ、体液や血液を直接排出する)7. 鼻に入っている管 (胃に胆汁、胃液、血液などがたまるので、胃に管を入れ、鼻を通して外に排出する) 私が一番感心したのは、「6.ドレーン」であった。管を通って、腹の中から直接体液や血液が出てくるなんて、この方法を考えた人はすごいなー! 初めて試してみた人もすごいなー! と本気で思った。 私が一番動揺したのは、「7.鼻に入った管」であった。術後すぐは胆汁が出てきていたが、これが緑色だったのにびっくり。(え、常識?!) そして、手術の時の古い血液も出てくるらしいのだが、なんだか真っ黒でびっくり。(血液は時間がたつと黒くなりますよね) で、胃の中に血液がたまってくると吐き気をもよおすので、患者が吐き気を訴えると、看護師さんが管の先から注射器のようなものでキューッと引いてくれる。 明日香もどうやら吐き気があったらしく、夜中に大声で泣き出したので、ナースコールして胃の中のものを引きあげてもらった。引いてもらうとすっきりするのかスーッと寝てしまうのだが、何回かそれを繰り返したので、看護師さんが主治医の先生に連絡をしてくれたらしい。 夜中の12時半頃、主治医の先生が部屋にやって来たので 「先生、今日は当直ですか?」 と聞いてみると、 「いや、そうじゃないんだけど…」 という答え。(後から看護師さんに聞くと、重症の子供がNICUにいたので、何人もの先生が残っていたんだとか。小児科医って大変ですね~) 先生は 「胃に新しい出血(赤い)があるようなので、胃が荒れているみたいですね。術後のストレスでしょう。胃薬を点滴から入れましょう」 とおっしゃっていた。 次の日、もう一人の主治医の先生が部屋にやってきて、 「ストレスがあるようには見えなかったんだけどな~~」 と、つぶやいていた。 ええ、私にも明日香のストレスがたまっているようには見えませんでした… 二歳なのに、ストレスで胃から血が出ているなんて、かわいそうだなあと思ったのであった。
2006.10.14
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手術を受けた経験がある人ならわかると思うのだけれど、手術の麻酔が切れた後は、傷が猛烈に痛いものである。 私も卵巣を取る手術を受けたことがあり、術後はほんっっっっっとうに痛くてつらかったのを覚えている。だから今回の明日香の手術も、明日香の術後の痛みのことをかなり心配していた。 病院からは「術後に痛みを訴えるようなら、痛み止めを使って苦痛を和らげましょう」と言われていたので、私は明日香がひと言「痛い」と言おうものなら、すぐにナースコールをしようと構えていたのだが、 「明日香ちゃん、おなか痛い?」 と何度聞いても、明日香はうつろな目で 「ううん…」 と弱々しく答えるか、首を横にわずかに振るだけ。 初めての麻酔だったから、効き過ぎているんだろうか…? 結局明日香は、手術終了から25時間ほどたっても、痛み止めを使わないまま、うつろな状態で過ごしていた。 この日の夜、仕事を終えて売店の弁当を病室に持参したパパが、部屋の隅っこでその弁当を食べていた。 明日香は突然、さめざめと弱々しく泣き始め、私はいよいよ痛み止めか?! と明日香をのぞき込み 「明日香ちゃん、お腹痛いの? 痛かったら痛いって言っていいんよ!」 と言った。すると、明日香の答えは… 「ごはん~~~~~~ごはん~~~~~~…」 という言葉であった…(しんどいらしく、声は小さい) えええええええ!!! マジで??!! (おそらくパパの弁当のにおいに反応したと思われる…) 「ごはん~~ごはん~~」と泣いているところに主治医の先生がちょうど様子見に病室に来てくれ、 「明日香ちゃん、スゲェなあ~~! なかなか言えんで、そんなこと」 と、本気で驚いていた。 ♪武勇伝、武勇伝、武勇デン・デン・デ・デン・デン~♪
2006.10.12
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手術前夜、飲食は19時までに定量の半分程度まで、飲水は21時まで、そして21時に浣腸、という流れだった。 子供だから当たり前だけど、浣腸後に「もうお茶もジュースも飲めなくなるから、今のうちに飲んどき!」と言っても、明日香は浣腸が不愉快でぐずっているのであまり水分を取ることが出来ず、案の定夜中に「お茶~!」と号泣する羽目になってしまった。 ******************** いよいよ手術当日、朝食も抜きで、麻酔を効きやすくする粉薬を飲ませられ、無理矢理手術着に着替えさせられて、明日香は朝から号泣。 朝9時に手術室に入室なので、8時50分にこの日担当してくれる看護婦さんが迎えに来た。明日香は泣いて移動ベッド(手術室と病室間の移動に使う)に入りそうもないので、私が明日香を抱っこし、パパと看護婦さんと一緒に手術室の前まで歩いていった。手術室の前で、私は看護婦さんの腕に明日香を託した。看護婦さんと明日香は金属の扉の向こうへ消えていった。 私は、初めて涙が出た。 泣いている私を見て、パパは「大丈夫だから。任せておけばいいから」と私に言ったが、私は手術が不安で涙が出たのではない。ここの小児科・小児外科は、全国でもトップクラスといわれる病院だし、医師も看護師も質が高い。 あの金属的な手術室で、マスクで顔もわからないスタッフに取り囲まれ、たった一人で不安と戦っている明日香の気持ちを思い、涙が出たのだ。 後で戻ってきた看護婦さんに「手術室に入ってからも、明日香は泣いていましたか?」と聞くと、 「いいえ、明日香ちゃんはお母さんと離れるときに少し泣いていたけど、手術室に入ってからは、『ここは頑張らないといけない』とわかったらしく、本当にお利口にしてましたよ」 という答えが返ってきた。また涙が出そうになった。 ******************** 手術時間は麻酔する時間も含めて5~6時間の予定。胆管を切除して小腸を切ったり縫ったりするので、方法は単純ながらも時間がかかり、大きな手術に分類されるのだそうだ。 手術中、私たちは病室で待機するよう言われていたので、病室に戻って椅子に座ると、パパはおもむろにその日の日経新聞を取り出し、普通に読み始めた。 「よくそんなに普通に行動できるね」 と私はパパにイヤミを言ってみたりしたが、30分もたつと、私の方もだんだんと心が落ち着いてきたので、新聞やファッション雑誌を読むことにした。 そして正午になると、私は「明日香が戻ってくる前にお昼ご飯を食べておかなくては」と思い、「お腹はすいていない」と言うパパを引きずりながら食堂に向かい、担々麺を平らげてしまった。ちなみにパパは、カツ丼を食べていた。 さて、私とパパ、どっちの神経が図太いんでしょうか? あはは! ******************** 予定通り5時間後の午後2時、明日香の手術は終了し、私とパパは一緒に手術室の前まで迎えに行った。 小さな移動用ベッドに寝かされた明日香の鼻には管が通され、パジャマの隙間からは腹部の大きなガーゼが見えていた。無事に手術が終了したと聞かされると、私は本当に安心した。涙はもう出なかった。 手術の麻酔から覚めた子供は、しばしば錯乱状態に陥り、時にやむを得ず縛り付けることもあると聞いていたのだが、明日香は全然暴れたりしなかった。麻酔が切れているはずの時間になっても、時々目を開けて私はパパを確認し、また目を閉じて眠るということを繰り返していた。よかった。
2006.10.11
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実は、明日香は割とおとなしい子である(と思う)。 今まで何度も血液検査のための採血をしたけれど、「注射、イヤだ~~~~~!!!!!!」と号泣しながら、針が刺さっている腕は決して動かさない明日香…我が子ながら、おりこうだな~と思っていた。 食いしん坊だし、たくましいけど、性格は慎重。例えるなら…「石橋を100回たたいた挙げ句に、渡らない」タイプ? で、新しいことには抵抗を感じるけれど、聞き分けはいいので、前もって説明してやれば、納得して頑張れる子なんだ… と思っていた。 手術前にCTを撮らなければならなかったのだが、血液検査も超音波検査も先生や看護師さん達を手こずらせることがなかったので、先生は 「明日香ちゃんはじっと出来る子だから、眠り薬なしでCT撮れると思いますよ。暴れる子には眠り薬を使うんだけど、眠り薬のせいでムニャムニャと酔っ払いのように動いてしまうことがあるので、じっと出来る子ならむしろ使わない方がきれいに撮れるんです」 とおっしゃった。確かに、明日香は前もって説明しておけば理解できる子。「大きなCTの機械を怖がるようなら、お母さんもプロテクターを着けて(CTは被爆するから)、側についてもらってもいいですよ」と言われたので、私も 「全然余裕~♪」 とゆったり構えていた。主治医の先生は二人いて、もう一人の先生は「薬使わなくて大丈夫?」と聞いてきたが、「大丈夫です!」と私は自信満々で答えた。 ところが、点滴の針を押さえている粘着テープを貼り替えられたり、採血されたり、採尿パックをアソコに貼られたり、私に押さえつけられて粉薬を飲まされたり、と連日号泣しまくっていた明日香は、こちらの思惑通りにおとなしくはしてくれなかった… 「お腹の写真を、大きいカメラで撮ってもらおうね~、ハイ、チーズ、カシャッ! ってな感じで♪ かわいく撮ってくれるといいね~♪」 などと前日から明日香を洗脳(?)していたにもかかわらず、明日香はCTの機械に入るどころか、私にすごい力でしがみついて、はがしても、はがしても、はがせなかった。 「やっぱり無理」ということで、CT撮影の順番を後回しにされ、薬を飲ませるために病棟に返されてしまった…。 大号泣して疲れた明日香は、薬が処方されて病棟に上がってくるまでの間に病室で寝てしまいそうになり、「ここで中途半端に寝られてたまるか!」と腹で考えている鬼母(私)に「ねえねえ、明日香ちゃん!」と用もないのに話しかけられ、明日香は大変不愉快そうな顔をしていた(意地の悪い私は、ちょっとおもしろかった)。 さて、薬は念には念を押して、という感じで座薬とシロップと二種類出されていた。座薬の方は押さえつけて看護師さんが入れ、シロップの方は私がスポイドで口に流し込んだ(半分くらいはこぼれてしまったが)。 もうヘロヘロ~に疲れていた明日香は、あっという間に眠ってしまい、CT撮影はあっけなく終了した。 しかし、夕方の変な時間に薬を使って爆睡してしまったため、明日香は夜眠れなくなり、 「ぎゃーーーーーーーーー!」 と大声で叫びはじめ、私は本気でキレてしまった 同室には赤ちゃんと妊婦ママがいるので、プレイルームまで激怒しながら連れだし、こっぴどく明日香を叱っていたら、看護師さんが心配して出てきてしまった。(恥) 明日香は、怒っている私を怖がってよけいに泣くので、そりゃもう大泣きである… 私は学んだ。 人生経験を積んで心がすさんでしまった我が子を、みくびってはならないと。
2006.10.10
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明日香の再入院が急だったので、我が家はメチャメチャであった…バタバタと入院してきたままの状態だったので、我が家には泥棒が入っていたとしても気付かないような有様… 手術前に、家でやっておかなければならないことは山ほどあるのに、やる気がおきない明日香には脂肪分の少ない食事を与えなければならないのだけれど、まったく何をする気も起こらず 一日目の夕食…回転寿司(明日香はうどんとだし巻き卵)二日目の朝食…食パン 昼食…はなまるうどん(明日香はうどんとおにぎりとおでんの大根) 夕食…冷蔵庫の片付け鍋(入院中冷蔵庫の中で放ったらかされていたヘナヘナ野菜は、おいしくなかった)三日目の朝食…食パン 昼食…はなまるうどん(明日香はうどんとおにぎりとおでんの大根) …というやる気のない食事だった。いや、だってね、手術したら2~3週間家に帰れませんから! 新しい食材を買えないんです! (んんん~私を知っている人なら、これは言い訳だとわかりますね) 手術前なので外食するとき以外はずっと家にいたけれど(←風邪とかひいたら困るから)、家族でゆっくりできた(というより、ひたすら明日香の遊び相手をしていた)楽しい三連休でした
2006.10.08
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膵炎の治療は約一週間で終わり、主治医の先生に「どうする? もう病院にいてもすることないから…」と言われた。私は「もう退院したくありません! また膵炎を起こすのはイヤです!!」と主張し、次の週に手術をすることにしてもらった。 (↑ウチのパパも不思議がっているんだけど、なんで手術を延ばそうとするんでしょう? 一度目の入院と二度目の入院の間に外来で検査をしたことがあるのだけど、その時の血液検査の結果が落ち着いていたので、主治医の先生は「この調子なら、もう少し手術を先に延ばしても良さそうですね。まあ手術しなければならないことに代わりはないんだけど」とおっしゃっていた。いつか手術しなければならないなら、早くしてよー! と私は思うのだけど…? 明日香の手術は大きい手術に分類されるので、早めに予定に入れておきたいんですかねえ??) ということで、退院したくないけど、膵炎は落ち着いていて病院にいてもすることがないので、三連休で外泊することにした。 外泊先は、♪イエーイ♪ 我が家で~す
2006.10.07
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明日香は二度目の膵炎を起こし、再入院して膵炎の治療をすることになった。膵炎の治療は、前回と同じで点滴と絶食。 明日香は入院した時点ですでに脱水状態になっており、ぐったりしていた。一日点滴をしているとだいぶ元気になってきたけれど、前回と違い 「おなかすいた~おにぎり食べたいよう」 とは、言わなかった…もう二回目になると余裕じゃん!
2006.09.28
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明日香の膵炎が落ち着いたので、「いったん退院し、外来で検査をしながら手術日を決めましょう~」ということになり、明日香は退院した。 明日香は保育園に通い(←体調が良ければ普通に生活して良い)、私は油分の少ない食事(膵臓に負担をかけないように)を準備し、順調に生活していた。 …はずなのに! この日(9月27日)の朝、ゴキゲンで食パンを食べていた明日香が、突然苦しみだしてしまった。それはもう、抱っこもできないくらいにのたうちまわって痛がり、吐き続ける…。前回退院したときにもらっていた痛み止めの座薬を入れるも、いっこうにおさまらない。もうこれはダメだ、と病院に連れて行くことにした。 まあ二度目だったので、私もそれほどあわてずに行動することができた。まず病院に電話して主治医の先生と話し、私の身支度をし、入院の準備もし、パパに入院依頼の手紙も書いてもらい、そしておばあちゃんの車で病院に行った。 この日主治医の先生は手術があったので、診てくれたのは知らない先生だった。エコーの機械の画面を見ながら、むむむ、と先生は言った。 先生: 「むむむ、やっぱりそうじゃなあ~」私: 「また悪くなっていますか?」先生: 「ん~、ほら、ここ、(画面を指して)拡張しとるし(←明日香の病気は胆道が拡張する)、血液検査の数値を見ても、前回と同じくらい悪いな~」私: 「…」先生: 「お母さん、どうする? どうしても帰りたいって言うなら、仕方ないけど…」私: 「え? でも家に帰っても、(膵炎なので、痛くて)食事が出来ませんよね?」先生: 「そうじゃなあ、がんばれ~、がんばれ~、って言うしかないなあ」私: 「私、そんな根性ありませんから、入院させてください!」先生: 「ん~、そうじゃなあ、それがいいと思うわ」 じゃあ、なぜそんなこと聞くんだーーーー!!!???? ともかく、準備万端で病院にやってきた私たちは、そのまま入院生活に入ることになった。 夕方、病室に来てくれた主治医の先生は、 「手術までもたなかったか~…」 と言っていた。
2006.09.27
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明日香は膵炎を落ち着かせるために入院し、絶食+点滴で、あっというまに元気を取り戻した。 3日ほど絶食した後、血液検査の結果が落ち着いたので、膵臓食(油分をおさえた食事)が食べられるようになった。 久しぶりの食事にありついた明日香… 普段なら絶対に箸を付けないほうれん草のおひたしまで完食 そして次の日には、退院していった相部屋の女の子の昼食(←食べずに帰った)のご飯まで平らげてしまった… おいおいおいおいおいおい! そんなに食って大丈夫か?! そして担当医の先生や看護婦さんにも 「いっぱい食べるね~もう大丈夫だね」 とお褒めの言葉? を頂戴し、とりあえず1週間で退院することが出来た。 そして、来月は明日香の手術が控えている… (↑胆道を切除し、小腸で胆道の代替品?を作るらしい) 明日香がとりあえず退院できて嬉しいのだけれど、明日香のために低脂肪の食事を準備しなければならず、料理下手の私は頭を抱えている…
2006.09.11
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明日香の病名は「先天性胆道拡張症」。 言葉で説明するのは難しいのだけど、胆汁が通る胆管と、膵液が通る膵管に先天的な異常があるために、胆汁や膵液の流れが滞り、胆汁や膵液が消化酵素であるが故に、胆管や膵管を痛め、そして肝臓や膵臓にも炎症が起こってしまう…という病気(らしい。微妙に違ってるかも?)。 典型的な症状としては、発熱・腹痛・嘔吐・白色便・黄疸など。 紹介された病院の小児科医と、内科医のパパとで、「今のところ元気なので、家で様子を見る」という結論に至ったものの、次の日にはもう飲み物も受け付けなくなり、白色便まで出てしまったので、もう入院させることにした。 膵炎をおこしているので、膵臓を休ませるために、絶食。そしてもろもろの薬や糖分などを点滴で注入。 何がつらいって、明日香の 「お腹空いた~~~おにぎり食べたいよう~~…」 という泣き声なのだ… そして、まったく健康である私も、明日香の前で食事をとるわけにはいかず…空腹との戦いが始まるのであった…
2006.09.10
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カマキリ先生の診断は、「先天性胆道拡張症」。小児外科のある大きい病院に紹介状を書いてくれ、そしてすぐに受診したいという私の願いを聞いてくれ、そこの小児外科に救急の電話をしてくれた。(この時点でもう4時、多分受診する頃には5時を過ぎるから) すぐにパパに電話すると、パパは実験を中止して病院についてきてくれた。 救急の小児科医の先生は、 「う~ん、カマキリ先生の診断通り、先天性胆道拡張症だと思いますね」 と言った。うちはパパが内科医なので、専門的な話が私抜きで行われ、二人で 「検査の数値を見ると、入院してもいいんですけど…微妙ですね」 という結論に至った。 何故入院が微妙かというと、この日明日香はめちゃめちゃ元気だったから。 そして、この日二度目の超音波検査では余裕をかまし、鼻くそまでほじっていたのだ…じゃあ、次回の外来で詳しい検査をすることにしましょう、ということで、この日は帰宅した。
2006.09.09
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先天性の病気を、実は明日香が持っていた…ということが、この夏に発覚。 8月下旬に妹のいる福岡に遊びに行ったけど、明日香の体調が悪く(腹痛と嘔吐)、全然遊べなかった。岡山に戻ってからも吐き続けるので、かかりつけ小児科医のカマキリ先生(←顔がカマキリに似ている)に診せに行った。カマキリ先生は 「まあ、たいしたことないと思うけど、一週間も吐き続けるなら、一応簡単な検査をしとこうか」 と言った。そこで泣き叫ぶ明日香から血液と尿をとって検査に出してもらったが、次の日に、「検査結果が良くないので、今日来てください」という電話がカマキリ先生から直接家にかかってきた。 指定された時間に出向くと、カマキリ先生から「肝機能が落ちている」と説明を受け、超音波の機械でなにやら明日香のお腹を調べようとした。 当然の事ながら、泣き叫ぶ明日香… 私は、いつものまったりとした小児科医院の雰囲気とは違うことを感じ、びくびくしていたものの、私は見逃さなかった… 全く愛想がなく、子供好きでもなさそうなのに、何故に小児科医?と思わせるカマキリ先生が、超音波の機械にジェルを塗りながら、「ははは~大丈夫だよ~」と言って、微笑んでいたのを…!いつもと違う先生、なんだか、怖いんですけど!!!
2006.09.08
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明日香はヘルパンギーナとかいう夏風邪にかかり、口の中にブツブツができて痛いらしい。 気に入らないことがあると 「お口が痛い~~~!!!」 と駄々をこねている… あんまりにもうるさいので 「ハイハイ、痛いのね、わかったよー、あーもう、うるさいなー」 と言うと、ママが怒ったー! と大泣きしていた。 「お口が痛い~」の合間には、ゴキゲンでしょうくん(*前日記参照)と遊んでいるらしい。 明日香が自分のおもちゃを床に置き、こちらに走り寄って 「おもちゃ、しょうくんのところに置いてあげた~♪」 と言うので、 「しょうくんは今どこにいるの?」 と聞いてみると、 「あのね、上にいるの~♪」 と、天井を指さしていた もう勘弁してください~~~~
2006.08.05
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いや、それほどでもないんだけど… 少し前から、明日香はよく「しょうくん」という名前を口にしていた。 「しょうくんとね、遊んだの~」 「しょうくんがね、○*△%#…」 とか。保育所のお友達にそんな名前の子はいないので、先生に 「最近一時預かりの子でしょうくんという子がきてましたか?」 と聞いたことがあった。でも、先生の答えは、 「いいえ~。 この前来た子は女の子でさくらちゃんだったし、その前は…」 という感じで、保育所にはいないらしい。もちろん同じアパートの子でもない。誰なんだろ~? と不思議に思っていた。 昨日、明日香がまた「しょうくん、しょうくん」と言い出した。 私:「ねえ、明日香ちゃん、しょうくんって、だあれ?」明日香:「おともだち~♪」私:「どこのお友達?」明日香:「んん~~ (←答えるのが難しい、という表情)」私:「しょうくんと、どこで遊んだの?」明日香:「んん~~ (←また答えるのが難しい、という表情)。あのね、しょうくんと、ふうちゃんと遊んだの~」 私:「ふうちゃん? ふうちゃんて、誰?」明日香:「しょうくんのおともだち~♪ 一緒に遊んだの」私:「しょうくんとふうちゃんは、どこにいるの?」明日香:「あのね、ベッドでねんねしてるの♪」 うちのベッドか!!!? 明日香:「しょうくんとふうちゃんのお母さんもね、ここと、ここ(←ベッドの足元)にいるの~♪」 私の見えない誰かが、我が家にいるのか???!!! 明日香にいろいろ聞いてみるものの、しょせんは2歳児、いまいちよくわからない…なんとなくわかったことは、しょうくんとふうちゃんは兄妹とかではないそうで、ふうちゃんはしょうくんのお友達で、それぞれお母さんがいるらしい…ということ。 怖いんですけど! パパは、呑気に 「座敷童子だ~縁起がいい~♪」とか言ってるけど。 私にもパパにも霊感とかそういうものはないけど、そう言えば、私が中学2年~3年にかけて、胸が苦しくて夜中起きてみると、小さい子供やおばさん(知らない人)が一生懸命私に話しかけてきたことがあった。多分3回くらい。 なんだか怖くて、それ以来夜中に胸が苦しくなって目が覚めても 「私にはあなたのことを助けられませんから、向こうに行ってください」 とブツブツ言い、絶対に目は開かなかった。 (幽霊は、助けを求めて、助けてくれそうな人のところへやって来るらしい、と聞いたことがあるから) あんな経験は、思春期の約一年だけのことだったんだけど… 昨晩は、久しぶりに、胸が苦しくなって目が覚め、「あっちに行ってください」と一生懸命唱えている、という夢を見てしまった…
2006.07.24
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