トヨタアクア ひとすじ
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夏の風物詩でもありますが、その一方では「蝉の鳴き声が煩くて・・・」という声も聞こえ始めました。会社の建物の周りには木々が多く、仕事をしていても聞こえてくるほどの鳴き声です。そして蝉の抜け殻もよく目にするようになりました。最近の子供は、抜け殻を見にすることはあっても、動いている蝉の幼虫を見ることはないのではないでしょうか。今回は、蝉の幼虫の見つけ方について図解したいと思います。1)木の下に蝉の幼虫の抜け出た穴のある場所に照準を当てます。2)午前中が良いと思いますが、上の図のように、地面の表面に堆積した土や砂を手で払って除けます。3)直径2~3ミリの小さな穴があれば、その穴に"つまようじ"ぐらいの細い棒を突っ込んで穴を大きくします。徐々に穴の直径が大きくなるようであれば、その下のほうに幼虫がいると思います。ポイントは、この小さな穴を見つけられるかどうかです。しかしながら、生き物への愛護の点から言えばあまり良くないかもしれません。このようにして捉えた幼虫を虫かごに入れて持ち帰っても、成虫となって生きて飛べる確率は非常に小さいのです。幼虫を手で触れないことが大原則のようですが、それでも強制的に穴から取り出した幼虫が生きて飛べる確率は低いですね。やはり、幼虫自体が巣穴から出る用意を終えてから抜け出す行動を取った幼虫にしか成虫になるチャンスがないのかもしれませんね。自然の摂理ってやつでしょうか。子供や孫に生きている蝉の幼虫を見せたいからといって、たくさんの幼虫を捕獲することはあまりお奨めいたしません。幼虫が成虫になれなければ可哀そうなので・・・。自分の若き日を反省して。(笑)
2018.07.23
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