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Mar 4, 2007
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テーマ: ニュース(96560)
 昨日はどうしたわけか「いじめ」や「政治とカネ」「赤ちゃんポスト」といった番組に関する討論が数多く取り上げられていました。

 私は主にみのもんた氏の番組に目を通していましたが、内容は極薄い(政治家が上っ面の議論や相手の批判・非難に集中してるんだから!!)ものであったものの気になった発言が二つ。

(赤ちゃんポストについてのコメント)
鈴木宗男議員「柳沢発言ではないが、赤ちゃんを物扱いすることに問題がある。政治の乱れがこうした社会状態を招いているのは数字で出ている。他の方法での救済を検討すべき」

(民主党議員の反論)
「そんなことを言っていたら、何時やるんですか。今親のことは関係ないんですよ。子供のために今必要なんですよ。」


以上2点。
概ね各サイトや団体でされている議論を要約した内容です。

 私のスタンスは 「ポストのような無人の形ではなく、『相談』から入れる形の救済」 です。
 おいていった場合、現実的に取りに戻ることは難しいと思われる点、日本の孤児に対する支援体制・差別意識の問題がある点等々、生きていく上で端から大きなハンデがあり、必ずしも「生きること(生かされること)=幸せ」では無いと感じるためです。誰だって死なせたいなんて思っていないと思います。それでも「その後を想定しておく必要」「その後に備えておく必要」はあると思うのです。


 本日のニュースで下記のようなニュースがありました。


アンジェリーナ・ジョリーさんがベトナムの子供を養子に

 ハリウッドスターのカップル、アンジェリーナ・ジョリーさんとブラッド・ピットさんがベトナム人の子供を養子に取る申請を行ったことが2日、明らかになった。

 当局者は、2人は結婚はしていないので、申請書はジョリーさん1人の名前で出されたと話し、決定を下すまでには数カ月かかる、スターだからといって特別な扱いはしないなどと語った。
 ジョリーさんとピットさんの間には、昨年5月に女児が誕生した。そのほか、既に、5歳になるカンボジア人と2歳のエチオピア人の2人の養子がいる。2人が昨年11月に訪れた孤児施設の所長は、申請が認められれば2人をベトナムに呼び、いろいろと話し合いたいと話している。
(時事通信より)


 色々サイトを巡ると

「先に結婚すれば」
「私が(セレブの)養子になりたい」
「金持ちだから出来る」
云々・・・・

 様々な反応はありますが、 養子を比較的容易に受け入れる社会的な土壌、養子をとったことをOPENに出来る社会的な土壌に、現在の日本とは大きな違い を感じます。また、お二人に限ったことではないようですが、 特に社会的不安が大きい地域の子供 たちを「自分たちが出来る範囲で」支えている姿勢は賞賛に値します。

「差」 では無く 「違い」 なのは、どちらが良くてどちらが遅れているというものではないと思うためです。確かに記事のように富裕層が養子を多く取る分には「子供の経済的不安」「子供の差別に対する不安」は無く、逆に社会的に強い立場になり得ます。
 しかし、これまで「親が子を育てること」を家父長制や儒教の影響で守ってきたことは、日本において社会不安を遠ざけたり(犯罪の抑止・低下)、「能力だけでない人間性の評価」が出来る「総中流意識」を事実として支えてきたのです。そして、現実的問題として、「いじめ」等の問題によって教育機関で「人間性・社会性」の部分での教育は困難なことが立証され、「家庭の役割」が重要になっています。これは教育委員会などでも多く取り上げられているので目にした方も多いのではないでしょうか。こうしたことからも、養子をとることは難しい日本の風土にもメリットがあったことが分かります。

 もっと深く家庭について言えば「父性」「母性」の存在・役割が重要なことをあげることが出来ます。参考資料に「日本の親子の調査」記事を貼りましたが、従来の日本家庭での各々の役割が果たされなくなり、過程の不安定さが個人の不安定につながっている実情があらわれています。つまり、「社会不安の解決策」として「家庭の重要性」がは増しており、かつての 「よき時代の日本」での「生み、育てる文化」「父、母の役割」 は日本の社会の安定の上で重要なファクターであると思われるのです。社会の流れが「家庭の再生」にある(政策や現首相の発言内容などはこの流れです)以上、「養子」をOPENにする土壌、養子をとることを推奨する社会への変貌は難しいのではないでしょうか。

 家庭のあり方についてドイツでも 「生む機械発言」 の論争があります。こちらは司教が「子を育てる上での母性」を重視した発言であり、女性の社会進出のためとはいえ「生んだ後は施設」的な流れが確立されることは「(母性を見るうえで)女性は生む機械にされてしまう」という危惧からの言葉です。それでも日本同様かなり批判は大きいようです・・・・。赤ちゃんポストでは先輩の国ですが、子育てに関しては国の支援策、また支援に対する国民感情に大きな温度差がある一例といえます。

 教育の面での実情、家庭の役割等を勘案するとやはり簡単に「親は関係ない。子供の命を守るためポストが必要」という意見は無謀に思えます。お隣韓国(経済弱国ではないでしょう)からアメリカへの養子が多いのも個人的には「養子縁組」が単純に「子供の欲しい人」と「子供を育てることの出来ない人(故人を含む)」という需給関係で語ることの出来ない宗教的・感情的な複雑さを示しているのではないでしょうか。この点からも各国の事情を多角的に検証する必要性を感じます。


 「子宝」を育んでいく為にも、日本にあった形での子育てに関する支援の手段を模索していくことが必要です。赤ちゃんポストはその入り口での一案です。現状でこれだけ注目されているものですから、一時救済の役割は当面果たせるのかもしれません。施行して問題点を修正していくのも手ではあります。しかし、私は病院の試みであれば良いですが、一部の人が「国策として導入」を訴えることにはどうしても納得できません。保護者が顔を出せば預けられる施設はあるのですから。現状でも「話を聞いてあげれば救う手段が無い」ということではないんです。知らなかったり、伝わっていないだけなんです。病院の婦長は言っていました。

「コウノトリのゆりかごは象徴でいい。」

「赤ちゃんポスト」の議論で多くの人が「子供を救う手立て」について考えたはずです。まさしく現状では子供を救う象徴なのです。死なせたくは無い親が知ることで子供が生きる選択肢は開かれたわけです。それさえ分かっていれば、「死なせない」事の次に「いかに自分の生を生きていくことが出来るか」が重要なこともわかるはずです。「死んだら元も子もない」といいますが「生きたくない状態で成長させる」ことはもっと残酷だと思います。マスコミも「格差社会」「負け組」と声を大にしていっているのに、たすけることで現状の支援体制ではどれだけハンデが発生するかは殆ど語りません。「たすけること」だけに集中した議論は無責任なのですよ。

「コウノトリの揺り篭」が一日も早く、本当に「象徴」になってしまう日を心から望みます。


参考資料  お隣韓国での国際養子
日本の最近の親子についての調査





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最終更新日  Mar 4, 2007 01:34:49 PM
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