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Mar 18, 2007
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テーマ: ニュース(96568)

「注射1人で出来ない」看護師学校の過半数で8割超す

新人看護師の看護技術低下が深刻化している。


 新人看護師による医療事故も少なくない。事態を重く見た厚生労働省の検討会は来週、病院実習を大幅に増やすなど、看護教育カリキュラムの10年ぶりの見直しを議論する。
 「点滴を付けた患者の寝間着やシーツを1人で替えられない」「患者の搬送時、ストレッチャーを真っすぐ押せない」。毎年4月になると、東大付属病院の榮木実枝看護部長のもとに新人看護師を巡るトラブル報告が相次ぐ。「ここ5、6年、シーツ交換など『これだけはできてほしい』ということができない人が増えた」と言う。
 (読売新聞より)


 この記事を見て、「うわぁ、怖くて簡単に入院も出来無い。」とか「命に関わることなんだから学校で出来るようになるまで卒業させるな」などという声が各サイトで上がっていました。

まぁ、当然の反応です。

 では、何故こんなにも医療事故の原因となりうる技術の低下が起きてしまっているのか?
看護学校のレベルの低下なのか、それとも生徒の方に問題があるのか。はたまた、資格取得後の病院でのフォロー体制に問題があり、これまではフォローされていたものが表に出てきてしまったのか・・・。

 看護士に対する知識が足りないので、参考に看護学校受験・看護士資格取得・就職を目的としたサイトのQ&Aをのぞいてきました。

 まず、教育カリキュラムなどは医療法制度下で変化するでしょうから、現状での最短の資格取得方法に対する回答。 

3年課程の看護専門学校か看護短大に入学するのが最短コースです。看護学校を卒業しても、看護婦(士)国家試験の受験資格を得られるだけです。国家試験に合格して、初めて看護婦(士)になれます。国家試験は年1回ですから、看護学校卒業と同時に合格するよう3年間しっかり勉強しなければ意味がありません。


 次に、働きながらでも資格取得できるレベルにあるものなのか。その回答。

「仕事を続けながら看護婦の資格が取れないか」ということですが、現状ではだんだん難しくなっているようです。以前は夜間の定時制もあって、病院の職員として働きながら、学校を卒業するということも一つのコースでした。しかし、厚生省の指導(看護学の知識と技術をしっかりマスターするためには働きながらの通学は望ましくない。働きながら通学する場合でも、仕事は週20時間以内とする。)により、病院職員として仕事をしながら看護学校に進むということは無理になっています。「アルバイトしながら」というのは可能のようです。



 厚生省になっているあたり、サイトの更新が滞っているような気はしますが、どうにも制度的には「技術向上」を志向しているように思います。

 では、看護学校が基準に達していないものを卒業させ受験資格を与えてしまっていることが問題なのでしょうか? それとも、基準に満たない能力のものが受かってしまう国家試験が問題なのでしょうか?


 「官」の考えた制度では、良かれと思って整えたものが逆に制度自体を腐敗させる傾向があります。ゆとり教育をはじめとした教育制度、今回の司法改革、選挙での小選挙区化した結果の現在の政治不信(これは選挙を変更しなくても別のかたちで現れたとは思います)等々。

 看護について学ぶ枠を絞り、「学ぶことに集中するよう」制度を整えたのだと思います。しかし、これによって、看護士自体が安定する数に常に足りないようになり、技術の満たないものでも送り出さざるを得ない状況が起きているのではないでしょうか? これまでは看護学校で「期待するレベル」まで鍛えられていたものが、「現場でこの程度は直ぐに教えられる」と思っていたら、技術よりも知識教育が優先されるため、


『介護技術の経験が現場に期待されるものになる』


ということは充分予想できます。実際働きながら学んでいた人たちは、医療現場で半ば実習しながら資格取得していったのですから、経験地の違いは当然発生します。

 これに対して病院側はどうでしょうか? こう考えているのではないでしょうか。

『基礎から教え込む余裕は無いんだから、最低限の技能ぐらいつけてきて欲しい』



 医療の現場において人手不足が叫ばれているのは今に始まったことではないですが、OJTに当たることの出来る先輩看護士がどの程度確保できているのでしょうか。素人意見ですが、看護士の求人やその待遇は事務求職している人間からは、信じられないものがあります。非常に良い。私の従兄弟にも看護士がいますが、転職は本当に簡単にします(頭にきますけどね・・・)。婦長になるのがイヤで転職するケースも多いと聞きます。


看護士及びその予備軍の中に勘違いしているものがいる ことが、現場の財務状況や、人的な補充に影響しているような気がします。

 病院=看護士ではないですし、看護士といえども1人の人間ですから、労働条件を選択したりする権利はあります。しかし、これはやはり今回の記事のような実態を起こした原因の一つです。志高い看護学校志望者はサイトを見ただけでもずいぶんといるものです。こうした人たちをがっかりさせるような行動は慎むべきでしょう。


 「官」の制度改革から歯車が狂い、現場の自分達の「存在意義・価値」を変えてしまったのはやはり失敗だと思います。誰の責任というのは特定できないところまで来ています。ハッキリしているのは 「現場がこれでは患者が不安である」 という事実。病院現場での教育できるレベル、国家試験の内容、看護学校のカリキュラム・・・。こうしたことは「患者を不安にさせないレベル」から逆算していけば適正なものに修正していけるものだと思います。


最後に判断するのは、病院でも看護士でもないです。患者がどうなるかだけですよ!!





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最終更新日  Mar 18, 2007 08:38:45 AM
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