三十路で徒然・・・

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Apr 16, 2010
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テーマ: たわごと(26646)
 ちょっとここのところの 大阪育児死亡事件の中でも異様な記事 だったので取り上げてみます。
『育児ストレスで壊れた』という社会的に考えなければ・・・というのとは根本的に違う。 
 ただ、事件を起こした親だけに起こりうる問題かというと・・・・。

泣き叫ぶ姿「面白い」 子供で遊ぶ「ペット虐待」親たち
(4月14日 産経新聞より)

【なぜわが子を傷つけるのか】(3)
 厚生労働省によると、年間4万件を超える児童虐待では平成16年以降、心中を除いても毎年50~60人の命が奪われている。中でも、2歳の次女の胸をエアガンで撃つなど、子供を使って遊んでいるとしか受け取れない、常軌を逸した行為が目立ってきた。
 東京都足立区で昨年4月、2歳の長女をベビーバスの熱湯に1分ほど入れ両足に重症のやけどを負わせたとして、19歳の母親と友人の少女が逮捕された。きっかけは、長女がシューマイが熱かったためはき出した様子を見て、テレビでお笑い芸人が熱湯に入る場面を思いだしたことだった。
 母親らは容疑を認め 「泣き叫ぶ長女の姿が面白かった」 と供述したという。
 虐待を引き起こす4つの要素として、子供時代に愛された体験がないこと、生活ストレス、孤立、親の意に沿わぬ子であることが指摘されていることを前回紹介した。だが、山梨県立大学の西沢哲教授(臨床心理学)は「4要素では説明がつかない、加虐性が強く了解不能な虐待がここ3~4年、無視できなくなってきた」と指摘する。
 西沢さんは埼玉県蕨市で 4歳の次男が「お水を下さい」と哀願しながら衰弱死した事件 をあげた。「食事を与えず、目の前でわが子が衰弱死していくのを受け入れる親の心理は了解不能なものだ。いったい何が起きているのか。むろん人類として全く例外的な存在なら理解する必要はないが、どうも例外ではないようなのです」

 ■「心の闇」解明必要
 精神科医の斎藤学さんは「『しつけをしただけ』と言い張る虐待と、まるでペットを残虐に扱うかのような虐待は異なるもので、一線を画すべきだ。『しつけ虐待』は家族の枠組みの中で起きる一方、家族の枠組みが崩壊したところで起きてしまうのが『ペット虐待』だ」とみる。
 一方、西沢さんは「正直に言って分からない。殴るけるのような発作的なものではなく、いわば慢性的な加虐性がどこから生まれてくるのか。それを理解するためには、われわれは親たちを断罪するのではなく、親たちと向き合わなければならないと思う」と話す。
 ごみ箱窒息死事件の法廷。理香被告への被告人質問では、女性検察官が「あなたは働いていませんでしたよね」と尋ねたところ「家で働いていますよ」と反論したり、「私は母親です」と反発する場面があった。対決姿勢に終始してしまい、「心の闇」の解明まではたどり着かなかった。
 西沢さんは「現在の司法システムはそうした心理を理解するには十分ではない。今、社会で起きている重大な変化を理解し、虐待に苦しむ子供と親を援助するために、司法は別種の社会的責任を果たす時期にきている」と訴える。


 何で『頭の良い人』は本人達が正直に話している内容の裏にあるものを探そうとするのでしょう。 

私がこの記事を観て親を『殺したい』とすら感じたのは『お水を下さい』という子供の姿が頭に浮かび、せせら笑っている親がはっきりとイメージできたから。理由はこの虐待が何に類するかということによります。
 『ブラックボックス』は 内部に極秘技術を埋め込んでおり、素人が見ても分かる物ではない。 ただ 、『空っぽ』な物をブラックボックスとはいわない。

 『心の闇』という言葉が本来の『子供を愛するあまり盲目的になる状態』と反対になっていると4月16日の産経新聞小コラムで紹介されていますが、 何にも無いことを『闇』というのもおかしな話です。
 何も無いところをさして『ここに何かあるはずなんだ!』と叫んでいても何もわかるはずも無い。

 記事の 『虐待を引き起こす4つの要素』(子供時代に愛された体験がないこと、生活ストレス、孤立、親の意に沿わぬ子であること) は別のところでも類似したことが紹介されています。 また、その『別のところ』でも『心の闇』というのは使われています。
  『いじめ問題』ですよ。

虐める側のメリット ってあまり語られませんが、『面白いから』とか『なんとなく』と 加害者側が頭の悪い答えばかりしているから誤解されているようですが、 要するに『自分の居場所の確保』です。

 『なんでそんな酷いことができるのか?』
欠落しているからですよ。 『闇』のイメージのように何か不確かなことが働いたのではなく、『本来働くべき子供を守る機能』が働かないから出来ちゃうだけ。 いじめでも原因として生活ストレスや孤立などがあったとして、『人を傷つけることが悪いことだ!』と分かっていれば抑止力は働きます。そこに『これくらいまではいいだろう』という『戯れ』が繰り返され、エスカレートすることで問題が大きくなる。
エスカレートする原因は『群集心理』に類するものです。  選挙のときの民主党支持者の馬鹿騒ぎとかオームの問題を見ていれば集団になって増長し、冷静さを無くす状況は『人が群れることで馬鹿に成る』証左です。 両親の虐待は『群集』では無いといわれるかもしれませんが、集団(2人以上の人の集まり)があって、行動を抑止するブレーキが壊れていれば充分に『馬鹿の群れ』は形成できます。 片方が『ちょっとやりすぎだようぅ・・・』と引いてしまえば、自分だけが悪者になるため、もう一方にも直ぐに行動がやむかは別として『抑止する考えが浮かぶ余地』が出来ます。 『あれ? 俺いけない事シテイル?』って。ところがどちらも熱狂していたら もう馬鹿の群れです。『意外に殴っても死ななかったから平気だと思った。』 『食事を与えなくても・・・』。  夫婦・カップルであれば抵抗相手に抵抗されれば面倒だから 『もっと弱いもの』に矛先が向く。 いじめでも『集まって威張っている奴を倒そう』とはならないでしょう?

 『ペット』と書くから誤解がでますが、記事の件は『玩具』ですよ。正しくいじめ問題そのもの。

 育児で思うように行かない。 この子がいなければ。 生活が苦しい・・・。 

 理由なんて無限に考えられます。 

 問題の根本は『個人主義』です。

 親になる時に子供とどう向き合うか『覚悟』が無い。  個人の幸せが主張されすぎて、子供で苦労することが『自分の幸せの侵害』 になると思っている。
加えて、自分が負担しているのだから『自分の所有物』という『権利主張』 があり、いうことを聞かせる、自分の『何か面白いこと無い?』という要求に応えさせる。

 歪んだ被害者意識と、我侭が『個人主義』に化けている現在の社会では当たり前に起きて当然でしょう。

 考えてみてくださいよ。 自分が悪いことをしたと思えば『自分に不利になるような証言』を淡々と裁判で話しますか?
 矛盾があっても誤魔化そうという心理が働きますよ。 それが無い。 

 これを深く追求しても何もでてきませんよ。 欠落しているだけ。

 じゃぁ、どうするか? そこでしょう?






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最終更新日  Apr 16, 2010 02:51:18 PM
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