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寄付:「遊び場に」土地を 飯沼さんに柏市が感謝状 /千葉
( 2月4日毎日新聞より)
柏市は3日、同市新富町1の農家、飯沼良一さん(70)から約6億4000万円相当の土地の寄付を受けたと発表した。飯沼さんの希望に沿って、市は子供たちが遊ぶ広場として整備し、災害時には一時避難場所として利用する方針。
市によると、飯沼さんの自宅に隣接するこの土地は、JR常磐線南柏駅の北約700メートルの住宅街にあり、現在はクリ畑。サッカーグラウンドより一回り小さい約5350平方メートルの広さがある。
飯沼さんは明治時代に入植した開拓農家の4代目で、89年ごろまでは酪農をしていた。後継者がいないことから、昨年3月の東日本大震災後に市に寄付を申し出た。飯沼さんは「周囲の土地は細分化して宅地化が進んだが、広く残したい。恒久的に市が所有して、子供たちが遊べる場所にしてほしい」と希望しているという。
公園として整備すると、市条例で火を使えず、バーベキューなどができないため、市は広場として整備する。長さ約100メートル、幅約6メートルの取り付け道路用地を飯沼さんから購入して、12年度中に暫定利用できるようにする。さらに、14年度から本格利用するための整備計画を検討する。子供たちがクリ拾いができるよう、クリの木を一部残す。
市は今年1月に寄付を受け、秋山浩保市長が飯沼さんに感謝状を贈った。
これ良いニュースのように見えるじゃないですか・・・。
でもこれ、こうでもしないとっていう情けないニュースですよ。
1) 相続相手の問題
2) 相続税の問題
3) 偏った開発(分譲・マンションばかり増える愚)
事業として成り立たない。後継者がいない。人が住むべき環境ではない。
私は新宿などの大きな街は『人の住まう町』とは感じません。
同時に住宅ばかりの街というのは これも人が住むべき町とは感じない。
街
は生き物でいろいろな環境・・・というより人とその生活全般が混ざり合ってできるものです。
それが同じように区分けられて、大型道路ではどこも似たような風景が続いて、駅前には大型の同じようなマンションができて、商業施設はこれまたどこまでも同じような・・・。
利便性・・・公共性・・・経済性・・・
地元にも小学校などで教材として利用させてもらった雑木林がありましたが、見事 相続のドサクサで集合住宅に変わりました。
その周辺で住宅が足りないとかそういうわけでもないんです。
相続税を払うために借り入れを起こすなんて一般のサラリーマンは考えもしません。
公務員も他人事でしょう。
結果利益が上がって借り入れが返済できるものばかりが残る。
この記事もあくまで『自治体への寄付』であって固定資産税は自治体が払うようになる。
『公共財』
という考え方がアッサリと抜けてしまっている。
誰かが所有しなければ存在し得ないという考え方はそれ自体が非常に貧しい考え方だということ。
『公共性』というのはそこに住まう人たちの共通認識が必要。 しかし、駅前開発などに見られる利権の問題は・・・。
誰かの『利』のためのものは『公共』ではない。
自治体の持ち物となれば『管理責任』を持ち出すやからは必ず出てくる。
そこに存在することで生活に起伏をもたらすものに 自分の責任を持って向き合うことをしないひとが目立つようになった。
栗を踏んで怪我をしただとかで文句を言うやつもいるだろう。
馬鹿馬鹿しい。
公共を殺したのはまさしく『公共』と『責任』を口にしてきた人たちということになる。
『公共』なのだから何をやっても良いのだろう(税金を払っているのだから?)。
『公共』なのだからそこが管理されていなければ自分は文句を言うことができる。
こんなことを繰り返すことで人間は馬鹿になる。住むべき環境を自分で失うことになる。
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