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Dec 17, 2012
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テーマ: たわごと(26646)
 きれいごとですが、思ったことを・・・。




「1票の格差」違憲状態で衆院選無効…一斉提訴
( 12月17日読売新聞より)
 最高裁が「違憲状態」とした選挙区割りのまま行われた今回の衆院選は違憲だとして、二つの弁護士グループが17日、27選挙区の選挙無効(やり直し)を求めて全国の8高裁・6支部に一斉提訴した。
 前回衆院選を巡る訴訟では、高裁で「違憲」や「違憲状態」の判決が相次いでおり、早ければ来春にも出そろう各高裁の判断が注目される。
 「1票の格差」が最大2・30倍だった前回衆院選について、最高裁は昨年3月、小選挙区の定数を各都道府県にまず1議席ずつ配分して、残りを人口比で割り振る「1人別枠方式」が格差を生む原因だと指摘し、同方式の廃止を求めた。
 これを受け、同方式の廃止と格差を是正する「0増5減」を盛り込んだ選挙制度改革法が、衆院解散した11月16日に成立した。しかし、区割りを見直す時間はなく、衆院選は違憲状態のまま行われ、最大格差も2・43倍に拡大していた。
 提訴後に記者会見した代理人の升永英俊弁護士は「違憲状態の選挙で選ばれた議員が法律を作り、首相を選ぶのは許されない」と批判。選挙制度改革法の成立について、代理人の久保利英明弁護士は「今回の選挙には反映されておらず、評価に値しない。裁判所は(選挙までに)是正しなかった国会の責任を追及し、無効を言い渡すべきだ」と指摘した。
 今回の訴訟のポイントは、最高裁が違憲状態と指摘してから、国会が1年以上も格差を放置してきたことを、裁判所がどう評価するかだ。今回と同様に違憲状態のまま行われた83年選挙について、最高裁は「違憲」とした。ただ、この時は違憲状態とした判決の直後に衆院解散されたことなどを考慮し、選挙無効は回避した。



 法によって立つ立場の人たちが形式的に出しているものなのであ~だこ~だ言うべきではないのかもしれませんが・・・。
 選挙というものの存在、法というものの存在を根本的に考えれば『効果的な集団統治の手段・ツール』ということですよ。

 できるだけ多くの方法論、意思を集団の行動に反映する。
 また、その選択が集団を”その先の選択に窮さぬよう”多くの立場、知見によって研鑽できるようにするべきもの。
(そういう意味で”当選するべきでない候補”が今回も入り込んでいるようですが・・・)

要するに 『単純に数で割る民意』にそれが可能か?ということなんです。

 同じような立場、見方、見識、利得・・・。

 勝ち組に負け組。


 数が多ければ正しいのなら国会だって召集しなくてもいいですよ。
 言葉の誤解も関係なく、審議だってどうせ採決で決まるんだから ”聞く耳も頭も無い人たち”には必要ない。

 それが数の論理です。  


 ついでにこの記事。

橋下氏「独自候補ばかげている」 首相指名選挙は安倍氏に投票
 (12月16日産経新聞より)
 日本維新の会の橋下徹代表代行は16日夜、テレビ朝日の番組で、首相指名選挙では同党として自民党の安倍晋三総裁に投票する意向を示唆した。橋下氏は「これから党内で意思決定をやっていくが、自公でそれだけ(大量当選確実の流れが)きているのに、(維新が)独自の候補を出すのはばかげている。 日本は多数決の原理が根付いていない。多数決の教育をしてこなかった弊害。最大限尊重していかないと 」と述べた。


 この人の悪いところはこの『多数決の原理』
 それなら日本人より多い中国人やアメリカ人が言うことは世界的に正しいわな。

 野党も参院もこの人にとっては要らんのでしょう。
 民意が一度決まれば、どんな手段であろうが勝ちは勝ち。後は文句言うなってことですからね。

 人間の多様性を認めない、複数の価値観の存在が一個のコミュニティに存在することを認めない。

 これって”政治”が不要ってことなんですよ。

 数の論理で小泉政権は政治を狂わせた。その後の民主党を台頭させ今に至る。

 凡人=奴隷 とみなすなら数の論理は正しい。

 今政治家、官僚が尊敬されない理由はまさにここにある。
 自分の正しさというものに疑いも恐れも持たずにいる不遜。

 私は政治家がぶれる事を絶対いけないとは思わない。

 ただ、豹変する、朝令暮改というのに言葉が足りなければそれは”気まぐれ”と取れてしまう。
 ここが政治家の素養として必要だと感じます。
 それだけに舌禍やマスコミの挙げ足取りは問題なんですけどね。 


民主主義を日本が捨てるのなら、もう成熟を目指さないのなら数の論理は正しい。簡単。
 しかし、数の論理を正しいといっている人たちこそが民主主義や言論の自由などを標榜するのは如何にも矛盾している。





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最終更新日  Dec 18, 2012 12:18:52 AM
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