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2003年02月04日
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定時より30分遅れで、一緒に帰った。駅に降りた所で、「通販で買った洋服が届いたので、見に来て下さい。」って言われて寄っちゃいました。会社から駅まで、僕のコートのポケットに片手を入れていたクミさん、駅降りてからも、また手を入れていた。「大ちゃんのポケット大きくて温かいんだもの。」「いいよ、クミさんの手が喜んでくれるんだったら。ころばないようにね。二人とも、アウトだから。」「大丈夫ですよ。クミ、ちゃんと歩いているもん。」「おりこうさん。」「あーん、子供じゃないよーだ。」バカな会話だけど、楽しい帰り道。
中に入って、「ちょっと待っててね。」と言って、ベッドルームへ消えて、しばらくして、「ジャーン!どう、似合うかな?」見た目は白だけど、うすーいピンクのパンツと上着のスーツ。「おーっ!かっこいいじゃん!春の色だねぇ、いいよ、良く似合う。くるっと回るクミさん、少しヒップの辺りがパンパンかなぁ?でも、いい、足が長い。見ていたら、「ミニスカートも、おそろいなんですよ。ちょっと待ってて。」いなくなったと思ったら、再び、「ジャーン!ちょっと短いんですけど。」これは、さらに刺激的で、超・ミニだね。「大ちゃん、クミの、お行儀、心配なんでしょう?」「うん、良く判るね。」「顔に書いてあるもん。でも、クミこれを着ているときは、お行儀よくするよ。前よりも、今は、お行儀よくなったから。」「うん、確かにそうだけど。心配!」「大丈夫ですよ。もう、大ちゃんにしか、見せないもん!」(おいおい、誰かに見せていた事があるの?)でもさ、膝上15cmから20cm位のミニは、知らない人が着ていたら、大歓迎だけど、自分の好きな人だと、心配が先に立つなんて、不思議だね。ドキドキのカッコ良さだ。

「大ちゃん、ご飯一緒に食べてって。」「だって、ちょっと寄っただけだよ。」「遠慮しないで、ちょっと待ってて。」再び消えたクミさん、スウェットにジーンズ姿に着替えて、キッチンに立つ。僕はソファーに座って、クミさんとおしゃべり。「有り合わせですけど。どうぞ。」「おっ、おいしそうだね。いただきます。」「はい、どうぞ。」ご飯を食べながら、派遣の人の話。「慣れてもらうしかないんだけど、今週中に一通り終わらせて、来週は、そばで見ながら、やってもらいます。あっそうか、お休みが、一日ありますね。でも、大丈夫ですよ。月末のレポートは、その時にならないと出来ないから、それだけは、お手伝いに来ます。」
「佐藤さん、許してくれるかな?」「クミ、がんばるもん。」思いがけない夕ご飯に、体が温まりました。「おいしかった。ごちそうさま。」「おそまつさま。」
ワイシャツ姿で、後片つけを手伝う。「大ちゃんが、ワイシャツで、洗い物をしているのって、ステキですよ。」「また、おだてたって何も出ませんからね。」「あーん、そんなんじゃなくて、、、。」両手がふさがっているのを良いことに、クミさん、僕の背中に甘えて抱きつく。「コラコラ、泡が飛んじゃうよ。」「キスして?」クミさん、おねだりなんかして、タオルで手をふきながら、向き合って、くちびるを重ねる。フッと吐く息が気持ち良さそうだった。「二人だけじゃないから、会社では、今までみたいに、おしゃべり出来ないね。」「うん、でも、こうして、クミさんのそばに引っ越して、帰りがけに、ご飯をご馳走になったり出来るから、そして、ステキな洋服のファッションショーもあったし、甘いくちずけもね。」「大ちゃんに見てもらってよかった。気に入ってくれるかなと少ししんぱいだったんだもん。」「クミさんのセンスは、プロ並みだから、ノーコンプレイン。」「今日は、何回も、おだてられちゃうな。」「いえ、これは事実です。」
二人で顔を見合わせて笑ってしまった。昼間になかった、楽しいひととき。
帰り際に、もう一度、しっかり抱きしめて、キス。「大ちゃん、ちょっと待って。ちょっと、ここにクミの口紅がついてる。」そっと、ティッシュで、くちびるを拭ってくれた。「あぁ、そのままでいいのに。記念のマーキング。」「管理人の人と、はちあわせになったら、恥ずかしいよ。」「まだ、いるの?」「うん、随分遅くまで居る時があるよ。」「まだいるかな?」「どうですかね?」
「じゃ、おやすみ。ごちそうさま。おいしかった。キスもね。」「大ちゃーん!」
少し恐い顔をして、そして笑っていた。
外に出て、少し歩くと、もう自分の所。うれしくなってしまった。近いね。唇にまだ、クミさんとのくちずけの感触が残っていた。クミさんの体の匂いが、スウェットの丸首の所から、湧き上がるようにしていた。女の匂いだね。ムクムクしちゃうよ。土日が、引越しで、つぶれてしまったので、明日は、プール行きかな。
でも、立春なのに、寒い。春と言えば、もうすぐ、クミさんと仕事を始めて、一年だね。こんなにも僕の心に中に入り込んで、僕のエネルギーの泉になってくれるとは、正直、思いもしなかった。4月1日は、エイプリル・フールだからなんて言われる前に、記念日にしたいな。イタリアンのレストランで、着飾って。なんて、忙しくなって、ダメかな?

今日、クミが見せてくれた春らしい洋服は、生地が薄いから、クミの体のラインがそのまま出てしまって、やっぱり心配だよ。僕だけのクミだからね、他人には見せない、見せたくない、お行儀が良くても。ヤキモチなんか焼いてしまいそうだよ。





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最終更新日  2003年02月04日 21時29分50秒
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