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2003年02月06日
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今の朝の出勤タイムテーブルは、僕が、8:45、クミさんが、9:00、派遣のユキさんが、9:20、勤務時間は、9:30から18:00まで。つまり、クミさんと、以前のようにおしゃべりが出来るのは、9:00から9:20まで、大体15分くらいかな?今でも、クミさんが、お掃除(主に、デスクを拭いてくれる)をしてくれていて、これは、クミさんならではの、好意でしてくれている事だから、派遣の人の仕事には入っていない項目なので、来週イッパイでおしまい。
でも、その15分くらいの自由におしゃべりできる時間が、貴重で、仕事抜きの、リラックスタイム。ホンネで話が出来るし、自然なクミさんに会える時間(大袈裟かも知れないけど、飾らない一人の女性として)。
今日は、その時間が経過して間もなく、僕が会議だったので、そのままになってしまって、新しい組織のスタートが、17日の週からだから、引継ぎなどを確認する議題が多くて、5時半ぐらいまでかかった。その後、部長と少し話をしていたので、6時半前に、デスクに戻ったら、パーティションの向こうに、クミさんが、まだ残って仕事をしていた。「どうしたの?帰っちゃって良かったのに。」「お疲れ様でした。ううん、クミもメールを読んだりしていたから。でも、待っていました。一緒に帰りたかったもん。」「そう、ユキさん、どうだった?」「大分慣れましたね。」「先生が良いからだね。」「えへへ、生徒が優秀なんですよ。」
いくつかの事項を確認して、明日に備える。「じゃぁ、帰ろうか?」「いいんですか?」「うん、明日にする。」会社を出て、並んで駅まで歩く。「なんか、疲れた体に、ホンワカした温かいのが入ってきたみたいなのは、クミさんが待っていてくれたからかな?」「わかりますかぁ!そうなんです。なーんて!大ちゃんが、そう思ってくれるだけでも、クミ、うれしい!」「待ってたかいがあった?」「うん。」また、ポケットに片手を差し入れて、僕の腕にしがみつく。クミさんのバストの感じが、コート越しに伝わってくるのが判った。いつも「バイバイ」なんて言っていた改札口を二人で通って、同じ電車。まだ、なんだか、クミさんのところへ行くみたいな気持ち。駅を降りて歩き始めたら、クミさん、会社の帰り道よりも、もっと強くしがみついていた。少し見上げるようにして、可愛い笑顔を、僕に向けてくれたクミさん。植え込みの所で、少し激しいキスを、しちゃった。
「おやすみ。待っててくれてありがとう。」何も言わずに、手を振っていたクミ。
やっぱり、あまり、おしゃべりが出来ない日は、どこか淋しいね。しばらくしたら、そういう日の方が、がぜん多くなるんだ。自分のアパートまでの通リで、歩いている人は、僕だけ。クミひとりの帰り道、ちょっと、心配になった。





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最終更新日  2003年02月06日 20時31分27秒
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