理系一筋夕子のブログ

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2009.09.04
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カテゴリ: 企画会議
ガー公夏バテ

夕子「あーあ、これはガー公がバテたっていうより、あなたがバテたのね」
村松「おっしゃいますがね、これでも・・・ああ、これはお世話になっているかたへ画像をお送りしたあとで、次の骨組み作りのためのテスト撮影したものだから、ちょっとタイミングもズレたこともあって、あえて追加画像をお送りするほどでもないと思ったから、こんな形で掲載しちゃったけど、これを起き上がらせると、プテラノドンの着地姿勢になるんだよ」

夕子「でも折があったらお詫びしておくのね。いい ! 今回は手ブレ覚悟の三脚無しでの撮影だけど、いの一番にお送りするのよ。 ん ? ・・・何ひるんでるのよ、見えないけど、何となく。・・じゃ、本題に入るよ。プテラノドンの翼がダランと垂れてしまうのは、骨組みの作り方からして当然よね」

翼取り付け直前

村松「うん。それはわかるけど、とにかくこのあと、どうやって補強したらいいのか・・・」
夕子「うまい例えは浮かばないけど、今の状態では、レザー製の翼は、たるんで当然。物干し竿に洗濯物のタオルをかけたようなものだから」

翼斜め前

村松「じゃあ、物干し竿をもう一本平行に渡して、そこにタオルをかければ・・・っていうようなことか」
夕子「そう。あ、思い出した。昔模型飛行機作ったでしょ、ゴム動力の」
村松「実は俺はぶきっちょだから作らなかった。兄貴は盛んに作って飛ばせてたけどね」

夕子「あれは、先に骨組み作るよね。だからプテラノドンも初めから骨組みを作ればほとんど問題なかったのよ」
村松「だけど、俺の技術じゃ・・・」
夕子「わかってるわよ。型紙に合わせて作ろうとしていたけど、同時に、型紙との誤差に悩みながら作ったから、結果的に『チョロQ』みたいなデフォルメのプテラノドンに終わってしまうのを警戒していたんでしょ。でもね、あなたの考えも理想が高いわよ」

村松「理想が高い ? 」
夕子「ハズレてたらごめん。ここはインファント島の小美人じゃないけど、あなたの心を読んでみたの。あなた、もしかして、例えば、手でプテラノドンの胴体のあたりを持った時に、広げた翼が垂れ下がらないで、真っ直ぐになるってとこ、想像していない ? 」

翼斜め後ろ

村松「そう言われてみれば、そんな完成図を想像してたかも知れない」
夕子「それを実現するには、後足の側からも骨組みを新しく作らなきゃなんないでしょ。でも、それやると、翼の可動部分もまた作らなければダメでしょ。仮に今から作るとした場合、確かに可能よ。でも、この物語に使う目的から考えるとその作業は余り意味ないわよ」
村松「だけどさ、実際にプテラノドンに飛行姿勢とらせる場面も必要だよ」

翼側面

夕子「だからそれは翼の各部を補強すれば済むことでしょ。ダランとたるむところは針金で補強すれば、その翼の部分はピンと張るはずよ」
村松「でも、針金が可動部分をまたいだら、針金は曲げに弱いから何回か翼を動かしてるうちに折れて・・」

夕子「もう一度よおく可動部を見て。ネジ止めしたのは翼の左右それぞれ二ヶ所だけでしょ。まず肩のところ。この肩の可動部のところに、胴体に平行に針金を取り付けるのよ。それからもう一ヶ所は前足より少し内側だけど、このネジ止めのところから、斜めに針金を入れて、肩からの針金とぶつけるようにするのよ。もちろん、あなたの描く理想の完成像には出来ないわよ。でも、少なくともこれで翼を曲げても、針金を曲げないで済むでしょ。要は可動部をまたがないように針金を取り付けること」

村松「ふうむ・・・。なるほど、理屈はわかる気がするけど・・」
夕子「意欲が出ないんでしょ。それと何となく疑問がぬぐえないんでしょ」
村松「いや、そんなつもりで言ったんじゃないけど・・」
夕子「いいのよ。それに、どうしても後足側の補強がしたかったら、思い切ってやってみてもいいと思うよ。あなた、針金の強度実験をペンチを使ってやったって言ったことあるでしょ。あれ、何回くらいで折れたの ? 」

村松「反対方向に180度曲げることを繰り返したら、・・・こういうの往復って言葉つかっていいのかな」
夕子「意味わかるわよ。一回曲げて次に正反対方向に曲げてワンクールみたいなことでしょ」
村松「そうそう。それでね、ごく細いのは抜かして、太めのとそれより少し細いのばかり試したけど、どれもだいたい10往復前後でポッキリ折れたね」

夕子「うん。それでね、実際はガー公に着地姿勢とらせる時でも、せいぜい90度くらいでしょ。反対方向に180度ずつなんて極端なことしないんだから、まず大丈夫よ。それから、あなた、模型作る時、必ず針金の骨組みに包帯を巻くでしょ。手足なんかを太くするのが目的でしょうけど、補強の効果もあるはずよ。でね、万一折れても、ほかの補強部分がカバーするし、飛行姿勢の時は、必ずテグス糸で吊るんだから、問題ないわよ。それにしても、あなたが102cmの予定で作るつもりが、間違って送った資料の通り、翼長120cmになっちゃったわね。これ、背景困らない ? 」

村松「うん。だからもうこれからはベニヤ板は無理で、手芸店の布を継ぎ足して背景にしようかと思うよ。でも、合成ばっかってのは味気ないなぁ」
夕子「あたしの考えてる場面の一つはね、ガー公が田所たちの野営のところへやって来て、愛嬌をふりまくっての。こういうシーンは、何んとかすれば、合成なしで出来るかなって・・」

村松「そうだね。背景に影が出来ないように照明あてれば大丈夫だろうし」
夕子「東宝映画のように、どうしても合成が不可欠ってシーンだけになるべく絞って、あなた本来の趣味のミニチュア特撮やるべきだと思うよ」
村松「おお力強い励ましの言葉。『三大怪獣・地球最大の決戦』なんかは、ラスト近くの闘いのシーンは、すべてミニチュア特撮だからね」

夕子「今度、東宝特撮談義もやりたいわね」
村松「おお、これまた心強い言葉。楽しみにしてるよ。ところでさ」
夕子「何 ? 」
村松「ガー公の股間のとがったの、だいぶでかく作り過ぎた。もう液体ゴム乾いちゃって、細くするの困難だよ」

夕子「あーあ、また恐れていたラスト近くの下(しも)ネタかぁ」
村松「これは決してふざけているのではなく、両足の間にさらに皮膜のようなものを貼って、なるべく目立たないようにするよ」
夕子「うん。それならわかったわ」

村松「何しろこのままじゃ、余りに立派過ぎるからなぁ。男の股間の水鉄砲と間違われちゃあ困るしな」
夕子「そこまで言うなっていうの ! バカ ! 」





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最終更新日  2009.09.04 17:43:05
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