ラスベガス ロサンゼルスの旅

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2020年08月26日
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加齢黄斑  眼球注射治療  抗VEGF剤硝子体眼球注射
加齢黄斑変性は、現状では完治することは不可能な病気です。

白内障の両眼の手術を受けてから半年ほどして右目に大きな黒点が現れて視界が悪くなり、目に映
る景色や物がゆがんで見える症状が出てきました。例えば、テレビに映る人の顔がゆがんでお化け
のような気持ち悪くて怖い顔に見えます。運転中センターラインがくねくねと曲がって見えるよう
になり、危険なので自己判断で運転はやめました。電信柱が「S」字のように曲がって見えるよう
になりました。




こんな症状が出たので「加齢黄斑変性」の可能性が高いので、迷わず病院(眼科)に行きました。
検査後、「加齢黄斑変性」との診断、直ぐに「抗VEGF剤硝子体、眼球注射治療を受けました。」

加齢黄斑変性は、現状では完治することは不可能な病気です。 早期発見や様々な治療の組み合わせ
で視力を改善・維持することが可能ですが、落ち着いた後も再発することがあり、定期的に硝子体
に薬剤を注射してCNVを弱らせていく方法(抗VEGF剤硝子体注射)が必要です。

外来治療で1回目の 抗VEGF剤硝子体眼球注射 を行いました。1か月後、眼球検査を行い、2回目の
抗VEGF剤硝子体眼球注射を行いました。2か月後、眼球検査を行い、3回目の抗VEGF剤硝子体眼
球注射を行いました。この頃から視力も改善し落ち着いてきたので、様子を見ながら抗VEGF剤硝
子体眼球注射を行うことになり、毎月1回 加齢黄斑変性・眼球検査を2年間続けました。私の場
合は再発の傾向がみられないで、医療センターでの治療は一旦終了しました。担当医師の説明で
は、「再発しないで現状維持(落ち着いている)できていることは非常に珍しい事ですが、完治し
たわけではなくで突然症状が出る場合があるので今後症状が出たら改めて治療を行いましょう。」
と言う事になり現在に至っています。現在の右目の症状は、縦の線は真っ直ぐ正常に見えますが、
横線はがほんの少しだけゆがみがあります。両目で見ている場合はほとんど影響はない状態です。

加齢黄斑 眼球注射(抗VEGF剤硝子体注射)外来治療

今回の治療は硝子体に薬剤を注射してCNVを弱らせていく方法(抗VEGF剤硝子体注射)をおこないました。

眼球注射(硝子体)に薬剤を注射します。
眼球麻酔が効いているので痛くはありません。








加齢黄斑変性は、年齢による変化や光障害、喫煙や食事、遺伝的素因などにより網膜の中心部の黄
斑といわれる部分が障害されて、見え方が悪くなる病気で日本における有病率は50歳以上の人口の
約1.3%(日本の全人口で約70万人)といわれています。

網膜は眼内に入ってきた光を電気信号に変換する役割を担っています。目という器官において最も
中核的な部位といえます。黄斑部は網膜の中心部分の半径3ミリ程度の狭い領域ですが、ただ中心
に位置しているというだけでなく、細かいものを見分けたり、色を識別したりといった目の機能の
うち最も大事な機能が黄斑部に存在しています。このことにより、黄斑部が障害されるとその他の
網膜(黄斑部より圧倒的に広範囲)が無事であっても視力がほとんど出なくなる恐ろしい病気です



加齢黄斑変性には前駆病変、萎縮型、滲出型があります。前駆病変では網膜に軽い異常を認め、ゆ
がみを自覚することがあります。萎縮型ではゆっくりと網膜が障害されていきます。効果的な治療
はありません。軽い視力低下に留まることが多いですが時に視力がかなり低下することもあります
滲出型は脈絡膜新生血管という異常血管を生じる状態で、ここから血液成分が漏れ出して網膜がむ
くみ、ゆがみなどの症状が出ます。活動性が高くなると出血がおこり、中心が暗く見えにくくなり
視力が低下します。

繰り返しになりますが、白内障の両眼手術が終了してから半年ほどして右目だけに全ての物がゆが
んで見える異常が出てきました。右目に大きな黒点が現れて見えにくくなり、テレ部画面がゆがん
で見えるので画面内の顔が恐ろしい顔に見えます。運転中センターラインがくねくねと曲がって見
えます、とても危険なので運転はできなくなりました。自己判断で運転はやめました。



加齢黄斑変性症、治療内容


加齢黄斑 眼球注射治療 抗VEGF剤硝子体眼球注射薬物療法は、導入期と維持期で違います。

導入期では、月1回 眼球注射治療をします。
眼や眼の周りを十分消毒し、麻酔薬を点眼後、角膜から3.5ミリメートルの部位から細い注射針で0.05ml.を
注入します。治療を受ける前3日間と受けた後3日間は、注射部位への感染予防のため抗菌点眼薬を点眼します。

その後の維持期は、病状の経過をみながら、徐々に延ばしてゆきます。 

副作用


稀に眼内の細菌感染や、眼圧上昇、視力低下、眼痛、網膜出血、
一過性視力低下。何か変わりがあったら来院することが大切です。

加齢黄斑変性の治療にかかる費用、健康保険が適用されます。
70歳以上は、上限があります。
3割負担の人:3回分で約135,000円、その後の追加は1回分で44,400円以下。
1割負担の人:3回分で約36,000円、その後の追加は1回分で12,000円です。

70歳未満3割自己負担の方は、1回およそ55,000円で3回で165,000円です。
所得状況によって、高額医療控除が受けられます。







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最終更新日  2021年01月20日 04時37分52秒
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