職人の技

職人の技

2007年07月02日
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カテゴリ: 着物
最後の棟梁と呼ばれた西岡 常一さんの本をいろいろ読んだ。それらの一冊に、



があった。二十年位前まで、確かに、江戸時代の家が、うちの近所にも残っていた。ちょうど、NHK「美の壺」で土壁を見たこともあり、この本の土壁についての聞き書きはおもしろかった。

著者紹介を見たら、着物についても聞き書きした本がある。



早速、注文して、週末を利用して読んだ。

つくる技、着る技と副題にあるが、仕事着、日常着としての着物についての聞き書きである。友禅、小紋なんて話は出てこない。鵜匠などの仕事着の話、日常着物を着ている方々の話、悉皆屋さん、蒲団(かいまき)の話。こんなものが着物と関係あるの?と思うかもしれない。
だが、日本には、洋服が入ってくる前は、着物しかなかった。そして、着物がいろいろな変化をしながら、仕事着になっていたことを伝えている。今見る、女性の訪問着だけが着物ではないことを知らせている。当たり前の話だが、訪問着(ここでは小紋なども含む)などの礼装のものばかりでは、着物離れがどんどん進んでしまうという警鐘でもある。
2001年初版のものなので、それ以降の浴衣ブーム、そして、古着屋さんのブームなどはまったく書かれてないし、また、インターネットによる着物の価格変化についても書かれてはいない。
昭和後期の生活、風俗を知り、また、着物と付き合うヒントを得るには良いと思う。

関西では悉皆屋さん、関東では染物屋さんと呼ぶのをこの本で初めて知った。





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最終更新日  2007年07月06日 20時20分14秒
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