PR
Keyword Search
Freepage List
ブログで注目の 「南の海の音がする」 さんから質問をいただきました。
答えられる範囲で(これは、秘密があるということではなくて、私の能力的に、ということ)、書いてみます。
順序通りではないのですが(笑)。
まず、「前提条件」から。私のところでは、中学生の場合、ほぼ10校前後の学校から来ています。学校では3年前まで(今の中3)は「全県一斉」で東京書籍の教科書を使用していました。
今の中2からは、地理と歴史に関して、東京書籍と帝国書院の二本立てになっています。
そうすると、同じ教室で2種類の教科書を使っている子たちがいますから、今までのやり方ではスムーズに行きません。
今までのやり方は、 こういうもの を作って「問題集」として渡していました。初版の発行が1982年ですから、かなりの年月になります。一時は書店販売も行っていました。(今は教科書図版の著作権が気になって(笑)、販売していません。)
というのも、「ずーっと」全県一斉の教科書だったからです。
ところが、2種類になりました。そうすると、2種類の「短答式問題集」を作成するのか、別の方法にするのかということになります。
短答式が威力を発揮することは分かっているのですが(勿論真面目にやれば、ですが、それは何でも同じですね(笑))、高校生になって(高校生の6~8割は「持ち上がり」です)、社会関係の学習をどうするかを考えた時、やってみる価値はありそうです。
そこで、今の中2から このようなもの にしてみた訳です。もちろんすべて「自作」です。
【これで(3)と(5)はOKですね(笑)】
次に全体のシステムですが、基本的な予定は、 このようなもの を作っています。
基本的に、「この範囲をまず自分で学習する⇒質問を受ける⇒テストをする⇒答案を交換して、教科書を開けて解説しながら採点する⇒答案回収」という手順で行います。教科書を(こちらは)2冊見るのは大変ですが。
次に、この小テストやカリキュラムに見られる「実力テスト」は2月に全県一斉で行われる「学習の診断テスト」(一種の「校長会テスト」)に向けたものです。
学習の診断テストは中1・中2は年に1回、中3では年間5回行われ・・・ほぼそれが学校での「進路指導」の基準になっています。(内申よりむしろこの点数かもしれません。配点は入試と同じ。)
ですから、「定期テスト」とはちょっと違います。定期テストは2学期制と3学期制の混在、テスト時期はばらばら、教科書も違う、と一斉に行うことはまず不可能です。
しかも、ワーク類そっくりの学校から、教科書関係なしの学校まで様々です。もっとも、基本的に定期テストは自力で、というのが建前ですけど(笑)。
学校配布の問題集(「社会の分析」という名前のものや学校によっては別の基本的な問題集を与えています)がそれなりによくできているので、「Key work」は任意で購入してもらっています。それらをしっかりやれば、できる(はず)です。
ちなみに、社会の分析は、高松地区(最も人口が多い)で採択されている帝国書院にぴったり合っています。逆に言えば、坂出地区の子にはちょっと可哀相な「学校ワーク」です(笑)。
さて結果(成果)ですが、少なくとも去年の場合、社会の教科平均点に大きな変動は見られません。総合成績では中学校のトップ3名、塾生の約3分の1が1桁です。
塾作成の「実力テスト」答案を見た限りでは、もう少しきっちり「範囲指定」をして、学校進度にかかわらず(これが重要ですね)やれば、できるという感触は持っています。
とりあえず、こんなところで。今日から入塾申込受付で~す!
内部連絡、辞書について。 2009.03.22
それは無理でしょ 2008.12.10
センター試験終了と受付初日。 2008.01.20
Calendar
Comments