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2018年05月16日
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カテゴリ: 学習方法
​■算数の応用問題が出来るようになる方法​


 前回「算数の応用問題ができない!」
 …というお話をしました。


 そして、
 まず何から考えていけばいいのかを解説しました。


 今週は、基本の定着ということで、
​【定着】するとはどういう状態か?​​


 …を考えていきますね。


 定着するってどんな状態 ?



 塾から持って帰ってくる連絡帳の中に、
 面談していて先生の言葉の中に、


  よーく出てくる言葉ですね。



 そして、お母さんは耳が痛い言葉です。
 「○○が定着していません」



 まさと君はまだ、植木算が定着していません…とか、
 ゆりかちゃんは、まだ線分図が定着していません…とか。



 「どうやったら、定着できるんでしょうか?」という質問の前に、
​  ​『じゃあ、定着ってどんな状態ですか?』​ って、​
 質問されたら答えられるでしょうか?


 けっこう難しいですよね。



 では、
 ミスター・ツカムがお教えしましょう。


 それは、
​  ​●無意識レベルで出来る​ ことです。​


 無意識レベルでできるってどんなことでしょう?



 我々は日常生活で
 「無意識」でやっていることたくさんありますよ。



 たとえば毎朝、
 学校に行ったり会社に行ったりしますよね。
 道順を考えて、歩いていますか?



 あそこのコンビニを右に曲がって、
 そうそう、この自動販売機が見えたら、


 もうすこしで駅だ。…なんて考えてません。


 足が勝手に進んでくれています。
 違うことを考えていても駅まで行けます。




 定着…とはこのレベルです。





​​ ★算数でわかりやすく説明しますね。 ​​​


 分数の足し算の計算。


 はじめて習った時って、
 「通分」するのって、メチャメチャ意識したでしょ?


 ええっと、6と5の最小公倍数は、


 なんだっけ?
 あっ「30」だ。
 だから分母を、30に変えて…



 これって、
 意識している状態です。


 「通分の初心者」ですね。



 もう完璧にできる人は、
 こんなこと考えないでしょ。


 分母の6と5を、
 見た瞬間に「30」をノートに書いてますよ。


 この状態が「通分が定着した」状態ですね。


 「うちの子は線分図を書かないんです」


  教材の希望者のお子さんは、
 こんな子多いです。




 では、線分図が定着するとは、
 どんな状態でしょうか? 
 もうお分かりですよね。



文章問題を読んでいる最中から、
 手が自然に線を引き始めている。


 この「無意識レベル」まで行くには、
 子供も大人も、初めはメチャ「意識」する必要があります。




 繰り返しくりかえし、
 反復することによって「定着」していきます。



 自転車に一度「無意識」で乗れるようになったら、
 もう、一生乗れますよね?



 だから、定着していない分野があるなら、
 根気良く、練習を続けることですよ。


 線分図の定着なんて「自転車」より簡単! 
 ころんで怪我することもないしね。


 では、肝心なこと。
 「どうしたら定着できるか?」です。



​  ​●定着すること → 【無意識にできること】​ でしたね。​



 おさらいしておくと、例えば


 ・分数の通分をすること
 ・線分図を無意識に書いていること
 ・学校に歩いていくこと
 ・包丁で、千切り大根を作っている時 ←(これ重要です) 


 こういう状態を「定着」といいます。
 そうでしょ?



 お母さんなら、よく分るでしょうが、
 千切り大根を作っている時、意識して包丁を動かしますか?


 今、包丁がまな板に当たった。


 引き上げる時に、少し横にずらしながらっと…
 今、大根に包丁が当たった。同じ感覚で、包丁を下にさげて。
 こんなこと考えていたら、アタマ爆発しますね(笑)



 千切り大根作るのに、何年もかかってしまいます。



 じゃあ、お子さんが「線分図を書く」のを定着させるには?
 答えは、お母さん全員知ってますよね?



 「千切り大根・作成術」を定着した方法と
 同じことをすればいいんです。


最初は「意識」して繰り返す必要がありますね。​


 人が、あることを習慣化できるには、
 連続二十一日間、必要であるといわれています。 





 やりだしの最初のうちは、しんどいです。きゅうくつです。



 別の例で話します。
 あなたは、靴を履くとき、右からはきますか?左?
 それを逆にする習慣を作りましょう。



 最初のうちは、メチャメチャ意識が必要です。
 なんか「自分らしくない」なあ。…と、おおげさに考えます。



 意識して数日繰り返すと、だんだん慣れてきます。
 でも、ぼーっとしていると、いつもの癖がでます。


 玄関に「靴は右から!」と書く必要がありますね。



 だから、同じように机の上に「線分図を書く!」とか、
 書いて目に付くところに置いておく。
 これを二十一日間、試しに行ってみてください。



 きっと、素晴らしい習慣になり、定着しています。



 低学年のお子さんは、大変でも、
 親が付いて、見てあげる必要がありますね。
 そして、毎日出来たら「褒めて」あげてください。


 今週もお読みくださりありがとうございました。


​  ★公民ソング好評です。​
 「動画を端末で見れるので、
  ソファでリラックスして見てます」


 「公民は覚えにくい用語だらけで、
  お手上げ状態だったのですが、


  息子はすでに20回は繰り返し聞いて、
  鼻歌まじりにくちずさんでいます。


 (つられて4歳の弟までカタコトで
  唄いだしたときは、家族で大笑いしました)」



 「勉強し始めのタイミングで曲をかけることが多く、
  脳が学習モードに入るための
  ルーティーンの効果もありそうです!」
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 ★公民暗記ソング
​「​ 合格咲こうみんなの歌 ​」​






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最終更新日  2018年05月16日 15時17分06秒
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