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mkd5569 @ Re:24日の日記(12/24) 新着からきました。 だいじょうぶでしょ…
Nov 21, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近ギターを弾くのに黒のストラトを使ってたけれど久々に青いギターを出した。
自分のお小遣いをためて初めて手にした自分だけのギター。
楽器屋を見て回ってもなかなか気に入ったのが見つからなくて、ギターを長くやっていて詳しい友達にも相談にのってもらいながらあちこち、何回も見て回った。
それこそ何件も何件も回った。春日部、池袋、大宮、渋谷。
もともとグレッチみたいなダイヤルのとこがメタルノブで、黒いつやのあるギターがほしかったんだけどさすがに高すぎる;そこを何回も行ってみて池袋の楽器屋でやっとであったときそいつは入荷されたばっかしだった。
隅っこのほうにそいつはいた。最初見たときそれはあたしが求めてたような黒いつやを放っていた。
「あれ、見せてもらえますか」と店員さんに出してもらって、蛍光灯の下にさらされてみると、そいつはキラキラと不思議な深い青色をはなつギターだった。
探してた黒いギターではなかったけど、でも綺麗だった。
試奏させてもらってしっくりきて一発で気に入った。
店の人によると、メーカーが生産を中止して、もうストックがないから最後にドンと奮発しようってことらしい、元値は自分には手の届かないものだったけど安くなっていた。
でもあたしの財布にお金はなかった。
あきらめて店から出て駅に向かおうとしたところで、深い後悔に襲われて、決めた。
銀行が見つからないので日曜で高く跳ね上がった手数料を気にせずコンビニで預金を全額下ろした。
こうして今手元にあるギター。

それを今日ギターケースにしまい、チャックに南京錠をかけて封印した。
とても見ていて耐えられなかったから。
もうあまり弾かれなくなった綺麗なギターを、部屋においているのは耐えられなかったから。
9月にやったライヴ以来、練習もなく、ライブのめども立たず、部屋のギタースタンドでさびしく輝いていたギター。
弾いていて音も死んできているのがわかった。
「ほかの音と絡みあいたい。」そう声を震わせてるような気がした。
活動のフリーズが一ヵ月半を過ぎたころにそれをギターケースにしまった。
それ以来代わりに前に使っていた黒ストラトをつかうようになった。
連絡はどうにか取れども会えないすれ違いの日々。
だんだん苛立ってきた。

一年前。
先輩の音を求めて数々のライヴをめぐった日々。
ライヴに行く度、先輩のそのときの出せる限りの最高の音を出して、そしてその「最高」はライヴの数だけ更新される。
憧れていた。
たった一年違いに早く生まれた人があんなすばらしいものを作り出せるなんて、と初めて見たライヴで息を呑んだ。
当時打ち込めるものが何もなかったあたしに音楽の楽しさや底なしの深さを教えてくれた。
あたしもあんなふうになりたかった。
先輩とあたしの差はきっと一年ばかり早く生まれてきた時間の差ではなく意識の差、努力の差なんだろうと感じた。
人間としてこのまま劣ったままではいたくなかった。
二年生に入ったころに、にわかに組んだり、壊れたりしてメンバー集めなどにも苦労してバンドを組んだ。
自分も先輩みたいにギターうまくなるぞ!と意気込んでいた。
結成は5月だったが、学校がそれぞれちがくて練習の予定が合わなかったりして顔合わせはなんと6月。初スタジオも下旬ごろで合える頻度は少なかった。
でも夏休みには絶対ライブをしよう!と決めていたが、いろいろ予定を考えてる矢先ボーカル脱退。
ギタリストからギターボーカルに転身をした。
おかげで9月にまで初ライヴは伸びてしまった。

・・・それから三ヶ月。もう三ヶ月。
連絡の取り合いをしてスタジオや次回のライヴを決めようとしてもなかなか決まらない。
もともと部活もやってなくて、先輩も引退してライヴをやらなくなってしまって、打ち込むものがないあたしはどんどんどんどんあせっていった。
会う約束が何度も流れる。
練習やライヴを控えないとギターはもうたまにしか弾かなくなっていた。
そういえばもうすぐクリスマス。
去年は先輩がワンマンライヴをやっていた。
二年の夏休みにはツアーをして関東を回り、月に一、二回はライブをやっていた先輩たちと比べるとあたしのこのざまはなんだろう。
一人一人個性もあって、アーティストの好みも違えど、先輩たちの音楽の熱意と結束力が強かったからできてたんことだと実感した。
それにしても、もう先輩は届かないところまで遠くに行ってしまった。
でもどうにかまだあがきたかった。
先輩の立ったあの舞台に、あたしも立ちたい。
バンドのメンバーにクリスマスライブの出演を提案した。
いろいろ彼女と過ごすとか、友達と騒ぐとか、いろいろ少なからず思い浮かべていただろうけど、「いいんじゃない」って言ってくれてうれしかった。
あと承諾は一人だけだったけど、なかなかメールが帰らない。
不安になってもう一度おくったら「クリスマスはたぶんみんな来ないよ。客のあてがないから無理。」と、不承諾。
ほかに活動のメドがないままできるライヴを放棄するなんて。
情けなかった。
それこそ客があたし一人だけでも最高のプレイを見せてくれた先輩達。
フロアに五人くらいしかいなくても決して音に妥協はしてなかった。
それを思うととても情けなかった。
「ライヴやらないならあたしやめたい」
はっぱをかけてやる気を出してもらいたくてリーダーに言った言葉。
その後に改めてきたメール。
「ごめん。やっぱりできないわ。」
「やめる」にたいして返事は来ない。
おくってから二週間。最初、仲間に気合を入れたくて言った言葉だけれども、だんだん本心になってきた。
やる気がないならば、いくら誘ってももう無駄だ。
いつになるのかもわからない活動再開に期待してこのまま3ヶ月、4ヶ月、と自然消滅を迎えるならばいっそのことこの手で終わらしてしまったほうがいい・・・。
その一方二週間の空白の期間で死にたいとすら思うようになってきた。
その間、何もものが食べられなくなった。
がんばって食べても全てもどしてしまった。
ミルクと飴と風邪薬で生きた。
姉が悩みを聞いてくれて説得してちょっとずつ食べれるようになった。
もうあまりバンドのことは考えずにほかのことに気をそらすことに決めた。
少し楽になったけど、やっぱりどこか切なくて、胸に風穴が開いているようだった。

だけど今日、久々に暇な時間ができたので黒ストラトを弾いていた。
ふと、思い立ってあの、青いギターを出した。
活き活きとした輝きを放っていた青いボディはくすんでいた。
このギターを見るとライブ前で毎日仲間と会っていた日々が写るよう。
それはとても輝かしい、一番楽しい時期だったけど、もう戻ることのないかもしれない過去の日々だけに悲しさがこみ上げた。
ピックでそっと弦をはじく。
9月のライヴの前。毎日のように必死になって練習した曲を、弾きだした。
しかし出だしは弾けても、弾き進めているうちに手が止まった。
弾けない。
もう一回やり直した。
でも、弾けない。
過酷な現実を自分の手によってみせつけられて、ピックをその場に落としてギターを抱きかかえて泣き崩れた。
「ごめん・・・ごめんね・・・」と青いボディを抱きしめた。

もう、あの時間は戻らないのかな。

そうしてあたしは青いギターを封印した。
このまま弾くことがないのなら、弾かない。
フリーズしたままなら、終わらせる。
だって、もう、苦しくて、あたし壊れちゃうよ・・・。





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Last updated  Nov 22, 2004 12:01:37 AM
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