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それは大きく包み込んでくれる静かに見守っているような優しく話しかけてくれているようなあたたかくさりげなさが心地いいトボトボ歩いていると励ましてくれているかのように後押ししてくれる時には、踏ん張れないくらいの激しい後押し抵抗せずに流れに乗ればいいんだろうな情熱と冷静をかね合わせているがとてもバランスがいいそこにいることが、あたり前と思っていた水中で存在がわからない時の不安いないことで知る大切さ水面であたたかく迎え入れられた時の安心感いることを目で確認できないものの大切さ目で見えるものだけをあるものと思い込んでいた見えざるものの存在の大切さつかみどころの無い存在人はわかりやすく「空気」と名付けた彼らにとって名前なんて必要ない呼ばれようと呼ばれまいと彼らは彼らを十分に発揮しているただいるだけで
2007年05月19日
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ある村に、気まぐれにやってきては、あばれまわるドラゴンがいました。村は、ドラゴンがやってくるたびに、めちゃくちゃになりました。村人達も、どうしたものかと、ドラゴンの被害は深刻でした。その村に住む少年は、ドラゴンを倒そうと剣をつくりはじめました。岩も切り裂くような強い剣を少年は作ろうと鉄を打つたびに、キーン・キーンという音が鳴り響くたびに、少年の心の中は、ドラゴンを倒すことしかありませんでした。少年が、剣を作っている最中もドラゴンは村へやってきては、あばれまわっていました。村人は、少年にドラゴンを倒す思いを託すようになりました。ついに少年は、岩も切り裂く強靭な剣を作ることに成功しました。そして山をいくつも越えた、ドラゴンが住むという山へ剣を持ち出かけました。山をいくつも越えるということは、少年にとっては、決して楽なことではありませんでした。晴れの日ばかりではなく、雨の日、風の強い日・・・・少年は、来る日も来る日も、歩き続けました。少年の心には、ドラゴンを倒すということしかなく、身体の疲れを感じることはありませんでした。少年は歩き続け、ドラゴンの住む山に辿り着きました。後は、ドラゴンとの対決ばかりとなりました。ドラゴンが少年の目の前に現れ、ドラゴンは、少年の何倍も何倍も大きく、大きな羽を広げるとさらに何倍も大きく見えました。少年は、たとえ大きく恐ろしく見えるドラゴンでも倒さなければなりません。ドラゴンを倒さない限り、少年に村に平和が訪れないからです。少年は、剣を大きく振り上げ、ドラゴンに立ち向かいました。ドラゴンは、剣を振り上げる少年に気づき、剣をかわしました。少年とドラゴンの対決は長く長く続きました。ドラゴンが一瞬何かに気をとられたときに、少年の剣が、ドラゴンの胸へと突き刺さり、ドラゴンが倒れていきました。少年が勝ったのです。少年は、ドラゴンに勝ち平和を勝ち取ったと知りその場に座り込みました。その時、倒れたドラゴンの後ろから少女が現れたのです。どうしてこのような場所に少女がいるのか不思議に思った少年は少女に話しかけました。少女は、最初は泣いているだけで少年の言葉には答えることができませんでした。少女は泣きながら、ドラゴンとのことを話し始めました。ドラゴンの卵を生むと、母ドラゴンは息絶え、ドラゴンを卵から出す手伝いをしたのが少女でした。ドラゴンはその時から、少女のことを母親と思い少女が、村に帰ると寂しくなり、少女のいる村へ遊びに行っていました。ドラゴンは、村につくと少女に会えることがうれしくていつも、はしゃいで村を駆け回りました。少女はいつもドラゴンが村ではしゃぐのを止めようとしたのですが、少女の身体は小さく、子どものドラゴンがはしゃぐのを止めることができませんでした、はしゃぎ疲れるとおとなしく少女と一緒にドラゴンの住む山へと帰っていきました。ドラゴンが、はしゃぐ姿は、村人たちから見るとあばれているようにしかみえませんでした。本当のことを知っているのは、少女だけでした。少年がこのことを知った時は、もうドラゴンは息絶えてどうすることもできませんでした。ただ無邪気に遊んでいたドラゴンを少年は殺したのだとショックを受けました。村へ帰る足取りは重く、目から涙が出てとまりません。村へ帰ると少年は、村人達に、「よくやった」と笑顔で迎え入れられました。しかし、少年の心は重く、家に閉じこもりました。少年は、何日も何日も家の中で過ごし、外へは出てきません。村人達は少年がドラゴンを倒したお祝いをしようとしましたが、少年はお祝いの席にも姿を現しませんでした。少年は、自分のとった行動を毎日考えました。そして、一方的な見方をしないと心に誓いました。次に、自分のできることを考えたのです。その日から少年の家の煙突から煙が出始めました。少年は、鉄を叩きはじめました。その音は、村中に響き渡りました。少年は、鍬をつくりだしたようです。鍬で何をするのか、誰にもわかりません。鉄を叩く音がある晩、突然鳴り止みました。少年は家から出ると、村から一里ほど離れた荒地を耕しはじめました。少年の作った鍬は、岩をも砕く頑丈な鍬でした。毎日毎日少年は、荒地を耕しました。村人達は、その姿をただ黙ってみていました。少年の鍬は、荒地を広い広い広場へと変えていきました。そこで、村の子ども達が、かけっこをしたり、おにごっこをしたり、元気よく遊ぶようになりました。少年は、子ども達の遊ぶ姿をただ見守っていました。少女が村に帰ってきたのは、その頃です。村人達は、少女からドラゴンと少年に起こったことを話して聞かせました。話しを聞いた村人達は、ドラゴンの銅像を作り、広場を見回せる所に置きました。その日から、少年に代わり、ドラゴンの銅像は遊ぶ子ども達を見守るように微笑んでいました。ドラゴンの銅像は、いつの日か村の守り神へとなりました。
2007年05月07日
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