早春に花芽をたくさん抱いて芽を出し、すくっと細い茎を伸ばしながら、濃い紅紫色の花を咲かせるイカリソウの夕映は二十数年前から植えっぱなしで、今年も夏まで青々と葉が茂っていました。
キバナイカリソウ(黄花錨草)は、春に淡いクリーム色の4枚の花びらが距(ゆるく曲がりながら四方に伸びているツノのような部分)を突き出し、和船で用いられた四本鉤の錨のような形をした花を咲かせます。
昨秋の通販のイカリソウで、2株のうち1株が芽を出した頃、もう1株はつぼみが開きかけていました。
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以前に、夕映の近くに植えたキバナイカリソウが消えてしまったのは、花期がかなりずれていて、キバナイカリソウが芽を出す頃に、夕映が葉を茂らせ覆いかぶさったのが原因のようです。
大株の夕映は早春から次々咲くので、少し遅れて咲く桃花のイカリソウと一緒に花が見られます。
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キバナイカリソウは鉢で2~3年、大きく育ててから、地に離すつもりでしたが、花期が違うので、夕映と桃花のイカリソウの間には、花期が同じような別の花色や花形のイカリソウを探すことにしました。
キバナイカリソウ(黄花錨草)の鉢植えの育て方メギ科イカリソウ属、日本原産の耐寒性多年草
●置き場所:開花期までは日当たりのよい場所に。真夏は半日陰に。
●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。
●用土:市販の山野草の土か、水はけのよい土に。赤玉土、軽石(小粒のもの)、鹿沼土を等量の混合土に。
●肥料:春~秋に2回、緩効性肥料を置き肥します。
●植え替え: 鉢から根が出たら。2年に1回、花後に植え替えます。
イカリソウの花言葉:君を離さない、人生の出発
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