日本へ行くと、友達や親戚に「さすが帰国子女。すっかりアメリカンだね~。」と言われ、アメリカにいると、「You are Japanese」の私。私にとって一番困る質問は「どこの出身ですか?」という質問である。今年で、アメリカに来て7年が経ち、カナダでの滞在期間も合わせると、人生の丁度半分を日本と海外で暮らした事になった。その中でも一番長く住んでいるのが今住んでいるオハイオである。しかし、私はオハイオ出身ではない。その前に住んでいた宇都宮だってたかが5年で「故郷」とは呼べない。
「Where are you from?」の質問に、私は「Everywhere!」と答えるようにしている。日本人なのかアメリカンなのか、そんな事にはこだわらず、インターナショナルという事にしておこう。