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ここのところ、イタリアの歴史に関するTV番組が多いような気がします。先週だったかな?「古代ローマの興亡」というドキュメント番組をやってたし、ついこないだは、やはりローマ帝国の剣闘士の物語、それとカエサルのガリア戦記をフィーチャーした番組をやってたわ。古代ローマ、カエサル...といえば気になるので、見ました。特に、カエサルが苦戦するもついに勝利するガリア遠征での戦いぶりを、二人の学者が登場して解説した「ガリア戦記」は、なかなかおもしろかった。こわいものなし・無敵のカエサルと思っていたけれど、大将(といっていいのか?)ウェルキンゲトリクス率いるガリア人軍団にさんざんやられてたのね、カエサルさん。世界史的にも、塩野七生的にも、あまりにカエサルの評価が高いものだから(軍人として政治家として人間として男として)、私もすっかりカエサルのファンになってしまいました。『ガリア戦記』も、是非読んでみたいと以前から思っている。でも、今年TV放送されたドラマ「ROME」でも、そしてこのドキュメント番組「ガリア戦記」でも、描かれているカエサルは、決して完璧な男にあらずで、やはりそこは人間。様々な欲望や思惑がうずまいているのであって、必ずしも完璧な男には描かれていないというか。でもそれがまたいいのでしょうね。そういえばシェークスピアの『ジュリアス・シーザー』は、カエサルというよりむしろブルータスやアントニウスたちが主役って感じですよね~。なんでかな。そうそう、カエサルについての高い評価は、あともうひとつ。文才もすごいんだって。その最たる成果が、『ガリア戦記』なわけね。やっぱ読まなくちゃ。【送料無料】〈新訳〉ガリア戦記価格:2,100円(税込、送料別) ガリア戦記 (まんがで読破) (まんが文庫) / ユリアス・カエサル/原作 バラエティ・アートワー...価格:580円(税込、送料別)まんがまであるとは!
2011年10月10日
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ファンタジーノヴェルの世界にまで登場してしまったマキャヴェッリですが、今度は正真正銘、ご本人の真実を以下に記してみます。もちろん、敬愛する塩野七生の著作からの引用です。1つ目:「...(中略)とくに彼(注:マキャヴェッリのこと)の文体は、生き生きと躍動しているものが多く、悲哀の感情を書いても、簡潔で品格が高い。ただ、自分の意図するところを文章であらわす能力に自信のある人の常で、しばしば、文法を無視した使い方をする。それでかえって文章が生きてくるのだが、まじめな翻訳者は、わざわざ正しい使い方になおして訳すことが多い。ために、日本語訳されると、愉快なマキアヴェッリが、退屈なマキアヴェッリと化してしまうのである。」 (『男の肖像』より)2つ目:「...(中略)十六世紀初頭の話である。フィレンツェ共和国の官僚だったマキアヴェッリが、交渉のためにフランス王ルイ十二世の許におもむき、王の宰相であったダンボアーズ枢機卿と話していた折りのことだ。宰相は、後の『君主論』の著者にこう言った。「イタリア人は戦いのしかたを知らぬ」マキアヴェッリは、若かったこともあって、間髪を入れずに反論した。「フランス人は、政治のしかたを知りません」 (『男の肖像』より)今手元にあるのがこれだけなので、『わが友マキャヴェッリ』から引用できないのが残念!
2011年10月07日
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そういえばこれはもしかしてシンクロニシティと言っていいのか...息子がこないだから読んでいる本に、マキャヴェッリの名前がついていました。全4巻からなる長編で、第1巻『錬金術師ニコラ・フラメル』、第2巻『魔術師ニコロ・マキャベリ』! ね。作者はマイケル・スコットというアイルランドの作家です。原題は、第1巻が、" THE ALCHEMYST : The Secrets of the Immortal Nicholas Flamel " 、 第2巻が、"THE MAGICIAN: The Secrets of the Immortal Nicholas Flamel" というのです。すっご~い。ちなみに第3巻は『呪術師ペレネル』で、第4巻は『死霊術師ジョン・ディー』というのです。なかなか興味をそそられる題名でしょ?ニコラ・フラメルという人は実在の人物だそうで。アルケミストつまり錬金術師だったという伝説が。この錬金術、中世欧州ではさかんに研究されてきた技術?一種の魔術?いや当事者たちにとっては科学/化学?でありましょうか。その秘法を会得した者は、まだこの世に存在しないゆえに、ミステリアスかつ胡散臭く、好奇心をそそるものとして今に語り伝えられているのでないかと。澁澤龍彦著『黒魔術の手帖』だったか『秘密結社の手帖』だったか...も、錬金術について書いてあったと記憶している。また、直接に錬金術と関わった内容ではなかったと記憶しているけれど、コリン・ウィルソン『賢者の石』なんてのもあった。人間の記憶能力や超能力の限界に挑戦する話じゃなかったっけ。ふつう、賢者の石といえば錬金術の最重要ワードなんだけど。手元に前述の本がないから、なにもくわしいことが言えないんですが。ずいぶん話がまわりくどくなってしまったけれど、つまり言いたいのは、マキャヴェッリが魔術師なわけないやん!ということで、この魅力的な題名のシリーズ本、古今東西様々な歴史上の人物が登場して、ちょっと波乱万丈・荒唐無稽(なのではないかと未読者である私は予測する)な展開を繰り広げるファンタジーノヴェルであるのだな、ということです。本の中にある、おもな登場人物の紹介欄で、ニコロ・マキャベリなる魔術師のことは、こう説明されています。「不死とひきかえにダークエルダーに仕えるようになった男。イタリア生まれ。今はフランス対外治安総局の長官」だって。イタリア生まれで、外交官っぽい任務についていることが本家本元のマキャヴェッリを思わせないでもないけどね。どうやら悪役らしい。それにしてもスコットさん、すごい発想ですね~。でももしかすると、『君主論』を書いたあのマキャヴェッリの姿に、魔術師をうかがわせるような...そんな一面があったとしたら...まさかね。【送料無料】錬金術師ニコラ・フラメル【送料無料】魔術師ニコロ・マキャベリ
2011年10月07日
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やっぱイタリア好きだな~とか遠い目をして思いにふけっていたら、またしても。フィレンツェに思いをはせるTV番組に出くわしました。「100分de名著」というNHK-Eテレの番組です。なんとマキャヴェッリの『君主論』を採りあげるシリーズが始まったのです!うれしいじゃありませんか。って別に、特にマキャヴェッリに深い思い入れがあるわけではないのだけど。塩野七生さんの大ファンなので、彼女の『わが友マキャヴェッリ』、『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』等の作品を読んだんです。そいで、マキャヴェッリがいかにすごい?興味深い?人物なのか、を初めて知ったというか。作者の書く文章に魅了されている者としては、その作者が熱意を込めて語る人物を、自分もまた、魅力的に感じざるを得ません。そう思わせる「魔力」?といっていいのか...が、塩野さんの文章にはあるのです。塩野七生礼讃が本題ではないのですが思わず書いてしまったのですが、そういうわけで、塩野七生の著作に語られるマキャヴェッリを、私はとても魅力的に感じたのです。まして、マキャヴェッリの肖像画を見た時には、それまで漠然と抱いていたイメージがすっかり変わったわ。かすかな笑みを浮かべたその顔に、陽気ないたずら好きの少年の面影が見えたから。思想家・怖い人・難しい顔をした人、といったイメージがあったんですが。それにしても『君主論』。確かに名著かもしれないけど、読むのは大変な気がする。私は読んでません。ゆえに、今回から全4回続くこの番組で、読んだ気になるのもいいかもね?次回は、私の好きなチェーザレ・ボルジアが登場するし、すっごく楽しみ!『わが友 マキャヴェッリ』、『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』どちらもとても面白いかつ『君主論』と違って読みやすいので、ぜひ読んでみてね~。わが友マキアヴェッリ 上 (新潮文庫) (文庫) / 塩野七生【期間限定!エントリーで10/8(土)9:59までポイント10倍以上】【中古】文庫 チェーザレ・ボ...
2011年10月06日
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