[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2020.01.13
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カテゴリ: 宝塚
年末年始はずっと映画中心の生活になっていたが、【カフェブレイク】にARIが登場して、少しずつ気持ちが宝塚に戻りつつある。

パブロ・ガルシアという、いかにも男性的なキャラクターを演じた事で、ARIの男役度も一気に増したのだろうか。
収録中の表情や仕草が、これまで以上に堂々として来たように感じた。
動画を見て、マッチョな男性の動きを色々と研究したらしいし、それが普段の立ち居振る舞いにも表れているのかも知れない。



と、今回は改めて、ARIが演じたパブロについて語ってみたい。
ネタバレになると思い、観劇時には敢えて触れなかった話題だ。

感想の中で、僕はパブロの事を「愛のためなら性別も飛び越える男」と書いたが、恐らく彼自身に「自分はゲイ(バイ)」という意識は無いのだろうと思う。
つまり、「ゲイだからフェリックスを好きになった」訳ではなく、「好きになった人がたまたま男性だった」に過ぎないという事だ。

誰に対してもオープンな彼の性格を見るにつけ、パブロはそうした狭い尺度で人間を判断したり、自分を枠に嵌めるような男ではないように感じた。
パブロは、ただ自分の気持ちに素直なだけなのだ。
そして、それを恥じない男でもある。

だから、オペラ舞踏会の場面でも、パブロは自分がゲイである事をカミングアウトしたつもりは、全く無いだろう。
ただ、「フェリックスを大好きだ!!」という気持ちを、皆の前で素直に告白しただけだ。
(そして、それを周りに納得させるだけのスター性を、彼は兼ね備えている)

「LGBT」の受け止め方は人それぞれだろうが、パブロにしてみれば「誰が誰を好きになるか」でいちいち人間を色分けする「LGBT」という発想自体が、窮屈でナンセンスに感じるのではないか。
(僕個人としては、「LGBT」の問題はどっちもどっちだと思っている)
そして、そんなパブロの告白に誰も不快感や拒絶反応を示さない【IAFA】の世界観は、(法的な問題は別にして)「LGBT」の人々が普通に受け入れられている社会なのだという印象を受けた。

「誰かを、本気で好きになる」
その気持ちに、マジョリティかマイノリティかなんて区別が必要なのか?

そんなパブロの真っ直ぐさとスター性は、ARI自身が持つ魅力と上手く重なり、非常に好感度の高いキャラクターに仕上がっていた。
異色の役柄ではあったが、ARIにとっては良い経験になったのではないだろうか。
【カフェブレイク】で受け答えする彼女の姿を見ながら、そう感じた。

俺もARIが大好きだぁあああッ!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆


と、どさくさに紛れて愛を叫んだ所で(笑)、今回はここまで。
(恒例のキャプチャ画像も、そろそろ卒業かな…)
雪組公演までまだ2週間あるし、その間は気の向くままに書いていこうと思う。
何も更新しない可能性もある…(笑)。


ところで、前回の「こっちにおいでよ」に続き、今回も関東版で「パブロ・ガルイア」という間違いを発見した。
(関西版では、ちゃんと「パブロ・ガルシア」に訂正されていた)
もしかして、番組を使って、俺に間違い探し的な事を仕掛けてるとか…(笑)。





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Last updated  2020.01.14 15:25:50


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