サンチャゴ・デ・コンポステラ駅に着いたのは、考えていたよりぎりぎりの時間になっていました。何しろ、まずは切符を買わないといけない。
あわてて駅員に、VIGO行きは、あの列車か?
と聞くと、そうだ! 切符を持ってるか?
と聞かれ、持っていない と答えると、切符売り場を指さした。
ボクは乗り遅れたらおしまいだから、余分にとられても車内で買おうと思っていたのだが、「駅員が言うのなら、まだ時間は大丈夫なのだろうか?」 と半信半疑で、窓口へ。
幸い、並んでいない窓口があったので、すぐに買えた。
と、次は、何番線のがVIGO行きか?
1番線のところに、警察官が何人もいた。
1番線の列車を指して、 ”? a VIGO ?”
と聞くと、Si と答える。
おっと、印字機に通さねば! と、切符を印字機へ。
すると、「そんなコトしなくていい、車掌が廻ってくる」
と、遮る。ホント? ともう一人の駅員に確認すると、
「そうだ、すぐ乗れ!」
と来た。
ボクの今までの常識からすると、多少の目こぼしはあるにしても、ホントは、印字機の日付時刻が必要なはずだった。
車内に乗り込む。
ほぼ各駅停車なのだが、車内はインターシティのもののようにすばらしい。
スペイン国鉄RENFEは、広軌の線路の上にそれを生かした広い車体だ。
快適!快適!
実際乗ってみると、車掌はほぼ停車駅ごとによく廻ってきた。ここは、スペインの辺境(ごめん!)、常識が違うようだ。
時間間際だったので、列車の外観は写せなかった。
スペインでは、駅の中の撮影は法律違反だそうだ。
(お巡りさんがいないところで何度か写してはいるが)
サンチャゴ・デ・コンポステラ10:40発 ヴィーゴ12:33着。
約2時間の列車の旅は退屈しなかった。
最初は、カメラを仕舞っていたが、
途中で、複線の新線工事区間が交差しているのを見て、目が覚めた!
あわててカメラを取り出すが、あとの祭り。
その後は、そのような工事区間とは会えなかった。
あれは何だったのだろうか?
もしや、AVEの新線なのであろうか???
そのあとは、リアス式海岸の名前の由来と言われる、リアの海岸線を走る。
大きな湾で、これがリアス海岸だとは車窓からは感じられない。でも、海を見られる旅はボクにとって幸せだ。
VIGOが近づくと、牡蠣の養殖場がときどき見られ、橋、クレーン!
ひょっとして、ヴィーゴって、大きな町なのであろうか?
駅に着いたときは、ヴィーゴは大きな港町であることを確信した。
ヴィーゴ駅では、まず荷物をロッカーに預けた。
そして、次にしたことは、
ポルトガルへの国境越えのダイヤを手に入れること。駅のインフォメーションで印刷してくれた。
事前のトーマスクックとは、時刻は違うものの、
1日2本というのは同じだった。ここに泊まろうと決め、切符売り場へ行った。
「明日の朝のポルト行きの切符下さい。」
その答えは? 「明日のは明日買いなさい。」
なんと、各駅停車の切符なので、売ってくれないのだ。それまで、特急の切符でも買うかと思って優しくしてくれていたのが豹変(?)
駅前は、駐車場だった!
VIGO駅 (スペイン・ポルトガル国境の駅)
何とも拍子抜け。町は坂の下にあるようだ。
駅前のプレハブインフォメーションは不在だった。ホテルは目の前にいくつか見えたが、
この時点で、この町に泊まるか、検討中 に変更。
さてさて、
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