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火事になったことがある、旧家の登記をしたときのことです。
土地の売買だったのですが、権利書が見当たらないとのこと。
たぶん、火事の時に燃えてしまったと思われる。
しかし、燃え残った、和紙の塊があるので、念のため
見て欲しいと。
和紙は周りが焦げても、
中心部分まで燃えないことが多いようです。
その塊を注意深く1枚1枚めくっていくと、
中には、そのまま崩れてしまうページもありましたが、
なにやら赤い印鑑が押してあります。
よくよく見ると、法務局の受付印です。
日付と、受付番号も確認できます。
そのまま持ち出したのでは、崩れてしまいますので、
1枚1枚ファイルに入れ、取りあえず
法務局で確認してもらうことに。
「全部はそろっていないのですが、ここで
受付番号が確認できるので、
この部分だけで権利書として扱ってもらえますか?」
法務局の職員もしばし絶句・・・
結局、権利書として扱ってもらえることになりました。
現在では、権利書はなく登記識別情報通知書または
オンライン申請ではデータでくるわけですが、
記録媒体としての和紙の実力は、
たぶん他のいかなるもによりも勝っているはず。
通常の紙では1000年持つこともないでしょうし、
電子データではもっと心もとない。
磁気データは磁気が劣化するとだめになるし、
CDやDVDなどは色が変色するとダメになるそうだ。
ましてや、これほど新製品が開発されていると、
20年後には読み取り機械そのものが手に入らない
状況だって考えられます。
究極の登記識別情報の保存方法は・・・
和紙に毛筆で書いて、シールを貼りますか^^
関根司法書士事務所のHP http://www.lsoys.com/
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